JP2017207387A - 進行方向案内システム及び進行方向案内プログラム - Google Patents

進行方向案内システム及び進行方向案内プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】斜め方向に位置する目的地を指示したり、経路案内時に斜め方向に経路案内したりすることを可能とする。【解決手段】方向案内装置10は、スマートフォンから姿勢情報が要求された場合は、リストバンド11の現在の姿勢を示す姿勢情報を送信し、スマートフォンは、姿勢情報に基づいて目的地の方向に配列した所定の振動子a〜dを目的地の方向に向かって駆動する振動情報を作成して送信し、方向案内装置10は、振動情報を受信した場合は、振動情報が示す振動子を駆動対象として目的地の方向に向かって順に駆動する。これにより、使用者に対して右方向や左方向に加えて斜め方向にも進行方向を指示することが可能となり、使用勝手を向上することができる。【選択図】図7

Description

本発明は進行方向案内システム及び進行方向案内プログラムに関する。
例えば携帯型ナビゲーション装置として、内蔵した振動子の内、目的地に近い方の振動子を振動させることで進行方向を指示するものが提案されている(特許文献1,2参照)。
特開2012−7946号公報 特開2013−147245号公報
ところで、特許文献1,2のものを例えば自転車に乗車しながら使用しようとすると、これらは携帯型ナビゲーション装置であることから、使用するには自転車から一々降車する必要があり、使い勝手が悪い。
そこで、リストバンドに複数の振動子を内蔵し、使用者の手首にリストバンドが装着された状態で目的地に近い側の振動子を振動させることにより、自転車に乗車しながら目的地の方向を指示することが可能となる。
しかしながら、目的地の方向に近い側の振動子を振動させるように構成した場合、目的地の方向が右方向か左方向かしか指示できない。このため、例えば目的地が右斜め方向で、さらに右斜め方向の道がある場合に右方向を指示した場合は、目的地まで遠回りとなってしまう虞がある。
同様に、例えばスマートフォンとの連携により経路案内可能な構成とした場合に交差点で経路案内する進行方向を指示するときに、例えば経路案内する進行方向が右斜め方向で、さらに右斜め方向の道がある場合に右方向を指示した場合は、目的地まで遠回りとなってしまう虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、斜め方向に位置する目的地を指示したり、経路案内時に斜め方向に経路案内したりすることが可能となる進行方向案内システム及び進行方向案内プログラムを提供することにある。
請求項1の発明によれば、方向案内装置(10)の本体(11)に設けられた第1刺激部群(A)を構成する刺激部(a,b)と第2刺激部群(B)を構成する刺激部(c,d)とは本体(11)の円周方向に沿って配列され、刺激部群(A)の一の刺激部(a,b)と刺激部群(B)の一の刺激部(c,d)とは斜め方向に配列されているので、使用者が本体(11)を手首に装着した状態で自転車のハンドルを把持すると、刺激部(a〜d)は自転車の進行方向に対して直交する方向に配列すると同時に斜め方向に配列することになる。
携帯通信端末(20)の刺激情報作成部(22b)が目的地の方向の最も近似した方向となる刺激部と刺激順を示す刺激情報を生成すると、通信部(22c)は、刺激情報を送信する。すると、方向案内装置(10)の制御部(12)は、刺激情報に基づいて刺激部を目的地の方向に向かって順に駆動する。これにより、目的地が右方向に位置している場合は、右方向に配列している刺激部が右方向に向かって順に駆動されるので、使用者は、目的地の方向が右方向であることを認識することができる。また、目的地が例えば右斜め方向の位置している場合は、右斜め方向に沿って配列している刺激部が右斜め方向に向かって順に駆動されるので、使用者は、目的地が右斜め方向に位置していることを認識することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様な動作を経路案内時に交差点で実行することにより、使用者は、交差点での経路案内による進行方向が例えば右方向や右斜め方向であることを認識することができる。
第1実施形態における進行方向案内システムを示す機能ブロック図 方向案内装置における振動子の位置を示す側面図 手首に装着された状態で示す方向案内装置の平面図(その1) 手首に装着された状態で示す方向案内装置の平面図(その2) ドロップハンドルのフラット部31を把持した状態で示す方向案内装置の平面図(その1) ドロップハンドルのドロップ部を把持した状態で示す方向案内装置の平面図(その1) ドロップハンドルのフラット部を把持した状態で示す方向案内装置の平面図(その2) ドロップハンドルのドロップ部を把持した状態で示す方向案内装置の平面図(その2) 方向案内装置による姿勢特定処理を示すフローチャート 方向案内装置による振動子駆動処理を示すフローチャート スマートフォンの案内アプリの動作を示すフローチャート 第2実施形態におけるスマートフォンの案内アプリの動作を示すフローチャート
(第1実施形態)
以下、本発明を自転車用の進行方向案内システムに適用した第1実施形態について図1から図11を参照して説明する。
図1に示すように、進行方向案内システム1は、方向案内装置10と、この方向案内装置10との間で近距離通信であるBluetooth(登録商標)でデータ通信する携帯通信端末としてのスマートフォン20とから構成されている。
方向案内装置10は、図2に示すように、環状のリストバンド11を本体として構成されている。このリストバンド11は、伸縮性を有した環状の防水性部材で腕部の一部である手首に装着される。尚、リストバンド11としては、柔軟性を有した帯状部材の両端同士をワンタッチテープで係止可能に構成したり、腕時計バンドのように手首に巻回する構成を採用したりすることができる。
リストバンド11には、図1に示すように、刺激部としての第1振動子a、第2振動子b、第3振動子c、第4振動子dと、これらの振動子a〜dを駆動するCPUを主体とする制御部12と、重力センサ13と、Bluetoothモジュール14と、電源供給用のバッテリ15とが防水された状態で内蔵されている。
リストバンド11における各振動子a〜dの配置位置について説明する。
各振動子a〜dは、図2に示すように、リストバンド11の円周方向に対して均等間隔、つまり90°間隔に配列している。
第1振動子a及び第2振動子bは第1振動子群A(第1刺激群)を構成し、第3振動子c及び第4振動子dは第2振動子群B(第2刺激群)を構成しており、第1振動子群Aと第2振動子群Bとは、リストバンド11の中心軸の軸方向に対して所定距離離間している。
第1振動子群Aを構成する第1振動子aと第2振動子bとは、リストバンド11の中心軸を中心として対向する位置に設けられている。同様に、第2振動子群Bを構成する第3振動子cと第4振動子dとは、リストバンド11の中心軸を中心として対向する位置に設けられている。
以上のように各振動子a〜dがリストバンド11に配列されている結果、第1振動子群Aを構成する第1振動子a及び第2振動子b、並びに第2振動子群Bを構成する第3振動子c及び第4振動子dはリストバンド11の円周方向に配列され、第1振動子群Aを構成する一の振動子a,bと第2振動子群Bを構成する一の振動子c,dとは斜め方向に配列している。
方向案内装置10を手首に装着する場合は、各振動子a〜dが規定位置となるように装着する必要がある。つまり、図3及び図4に示すように、第1振動子群Aが前方、第2振動子群Bが後方となると共に、第1振動子群Aを構成する第1振動子aが手首の左側、第2振動子bが手首の右側、第2振動子群Bを構成する第3振動子cが手首の上側、第4振動子dが手首の下側に位置するように装着する。この場合、各振動子a〜dの位置を識別可能とするためにリストバンド11の表面に各振動子a〜dの位置を示すマークを表示したり、装着方向及び装着位置を示すマークを表示したりしても良い。尚、このように各振動子a〜dの位置を規定しているのは、各振動子a〜dが手首に対して上記規定位置に位置することを前提として駆動されるからである。
尚、各振動子a〜dの配置が分り易いように、図3では第1振動子aと第2振動子bとを接近して示し、図4では第3振動子cと第4振動子dとを接近して示しているが、第1振動子aと第2振動子bとは手首を中心として対向し、第3振動子aと第4振動子bとは手首を中心として対向している。
図1に戻って、重力センサ13は、リストバンド11に3次元的に作用する重力方向を示す重力情報を作成して制御部12に送信する。
制御部12は、重力センサ13から取得した重力情報をBluetoothで送信可能な信号に変換してBluetoothモジュール14から送信すると共に、Bluetoothモジュール14から受信した振動情報に基づいて所定の振動子a〜dを駆動する。
バッテリ15は上記各回路に給電するもので、図示しない端子に接続された電源装置から給電されることで充電される。バッテリ15としては、着脱可能なボタン電池を使用したり、外部からの高周波磁気を利用した発電装置を内蔵したりするようにしても良い。
スマートフォン20は、片手で把持可能な本体(図示せず)にタッチパネルを有した液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示部21を備えると共に、本体内にCPUを主体として構成されて全体を制御する制御部22、無線LANや携帯基地局を介してインターネット上のサーバとの通信を行うWi−Fi/ブロードバンド通信部23、GPS衛星からのGPS信号を受信するGPS受信部24、各種プログラム(アプリケーションプログラム)やデータを記憶する記憶部25、Bluetooth機能を有した機器との通信を制御するBluetoothモジュール26等を備えている。本実施形態では、制御部22が実行するアプリケーションプログラムとして、方向案内装置10と連携するための進行方向案内プログラム(以下、案内アプリ)が予めインストールされている。
制御部22は、案内アプリを実行することにより、GPS受信部24の受信信号に基づいて現在位置を検出する現在位置取得部22a、後述する振動情報を生成する振動情報生成部22b(刺激情報生成部に相当)、振動情報を送信する通信部22cなどの機能を実現する。
Wi−Fi/ブロードバンド通信部23は、自宅や公共場所でのWi−Fi接続や、携帯基地局と高速通信するブロードバンド接続により、インターネット上のクラウドサーバ上の地図検索エンジンから地図情報を取得する。
さて、使用者が自転車に乗って目的地に向かう場合は、方向案内装置10を手首に装着する。
方向案内装置10の制御部12は、図9に示すように姿勢特定処理を実行しており、重力センサ13から信号を入力し(S101)、その信号によりリストバンド11の姿勢を3次元的に演算することを繰り返して実行している(S102)。
一方、制御部12は、図10に示すように振動子駆動処理を実行しており、接続要求が有るかを判定している(S201:NO)。
使用者がスマートフォン20にインストールされている案内アプリを起動すると、案内アプリは、図11に示すように方向案内装置10に対してBluetooth接続を要求する(S301)。
方向案内装置10は、Bluetooth接続が要求された場合は(S201:YES)、要求したスマートフォン20がペアリング済みかを確認し(S202)、ペアリング済みの場合は(S202:YES)、接続承認を送信する(S203)。
案内アプリは、方向案内装置10により接続承認された場合は(S302:YES)、目的地を入力するための目的地入力画面を表示部21に表示する(S303)。使用者が目的地を入力した場合は(S304:YES)、GPS受信部24により現在位置を取得し(S305)、目的地でないことを確認してから(S306:NO)、目的地と現在位置とに基づいて目的地の方向を探索する(S307)。この目的地の方向の探索は、クラウドサーバ上の地図検索エンジンに目的地と現在位置を送信することより行われるが、スマートフォン20に地図情報をダウンロードしてスマートフォン20側で探索するようにしても良い。
次に、目的地の方向から外れているかを判定する(S308)。この場合、目的地入力時は自転車の進行方向が不明であるから、目的地を探索することはできないが、自転車が進行して現在位置が変化すると、進行方向を特定できるので、目的地の方向から外れているかを判定可能となる。目的地の方向から外れている場合とは、目的地の方向が自転車の進行方向から所定角度以上変位している場合である。所定角度としては例えば30°である。このように目的地の方向が所定角度以上変位している場合は(S308:YES)、方向案内装置10に対して姿勢情報を要求する(S309)。
方向案内装置10の制御部12は、姿勢情報の要求が有った場合は(S204:YES)、重力センサ13による3次元的な計測からリストバンド11の現在の姿勢を示す姿勢情報を作成し(S205)、その姿勢情報を送信する(S206)。
案内アプリは、方向案内装置10から姿勢情報を受信すると(S310:YES)、姿勢情報に基づいて使用者がハンドルを把持しているかを判定し(S311)、把持していると判定した場合は(S311:YES)、振動情報を作成する(S312)。この振動情報は、駆動対象となる振動子と駆動順を示すものである。
ここで、使用者が使用する自転車のハンドルが図5に示すようにドロップハンドル30である場合に、例えば右方向を指示する際の駆動対象となる振動子と駆動順について説明する。この場合、使用者がドロップハンドル30のフラット部31かドロップ部32かのいずれを把持するかにより駆動対象となる振動子と駆動順が異なる。
(ドロップハンドル30のフラット部31を把持している場合)
使用者が、図5に示すようにドロップハンドル30のフラット部31を把持している場合は、第1振動子aと第2振動子bとが右方向に配列することから、第1振動子aと第2振動子bとが駆動対象となり、その駆動順は第1振動子aから第2振動子bの順となる。
方向案内装置10は、振動情報を受信した場合は(S207:YES)、振動情報に基づいて振動子を駆動する(S208)。つまり、第1振動子aを例えば0.5秒駆動してから第2振動子bを0.5秒駆動することを例えば3回繰返す。これにより、使用者は、振動が右方向に向かって移動することを感じるようになるので、右方向を指示されたことを認識することができる。尚、振動子の駆動時間は0.5秒に限定されるものではなく1秒でも良いし、2秒でも良い。また、繰返し回数は3回に限定されることなく1回や2回でも良いし、4回以上でも良い。
(ドロップハンドル30のドロップ部32を把持している場合)
使用者が、図6に示すようにドロップハンドル30のドロップ部32を把持している場合は、第3振動子cと第4振動子dとが右方向に配列することから、第3振動子cと第4振動子dとが駆動対象となり、その駆動順は第4振動子dから第3振動子cの順となる。
方向案内装置10は、振動情報を受信した場合は、振動情報に基づいて第4振動子dを0.5秒駆動してから第3振動子cを0.5秒駆動することを3回繰返す。これにより、使用者は、振動が右方向に向かって移動することを感じるようになるので、右方向を指示されたことを認識することができる。
上述のように姿勢情報に基づいて使用者がドロップハンドル30を把持していると判定した場合は、ドロップハンドル30を把持する部位がフラット部31かドロップ部32かに応じて駆動対象とする振動子を変更するが、使用者がドロップハンドル30を把持していないと判定した場合は(S311:NO)、振動情報を作成することはない。
さて、目的地の方向が右方向や左方向の場合は、上述したように右方向や左方向に配列している所定の振動子a〜dを順に駆動することにより使用者に対して右方向や左方向を指示することが可能となるが、目的地の方向が右斜め方向で右斜め方向の道が存在する場合であっても、右方向を指示した場合には、目的地まで遠回りとなってしまうことが想定される。
そこで、右斜め方向を指示する際の駆動対象となる振動子と駆動順について説明する。
(ドロップハンドル30のフラット部31を把持している場合)
使用者が、図7に示すようにドロップハンドル30のフラット部31を把持している場合は、第2振動子bと第3振動子cとが右斜め方向に配列することから、第2振動子bと第3振動子cとが駆動対象となり、その駆動順は第3振動子cから第2振動子bの順となる。
方向案内装置10は、振動情報を受信した場合は、振動情報に基づいて第3振動子cを0.5秒駆動してから第2振動子bを0.5秒駆動することを3回繰返す。これにより、使用者は、振動が右斜め方向に向かって移動することを感じるので、右斜め方向に進行することを認識することができる。
(ドロップハンドル30のドロップ部32を把持している場合)
使用者が、図8に示すようにドロップハンドル30のドロップ部32を把持している場合は、第1振動子aと第4振動子dとが右斜め方向に配列することから、第1振動子aと第4振動子dとが駆動対象となり、その駆動順は第4振動子dから第1振動子cの順となる。
方向案内装置10は、振動情報に基づいて第4振動子dを0.5秒駆動してから第1振動子aを0.5秒駆動することを3回繰返す。これにより、使用者は、振動が右斜め方向に向かって移動することを感じるので、右斜め方向に向かって進行することを指示されたことを認識することができる。
そして、案内アプリは、目的地に到着した場合は(S306:YES)、動作を終了する。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
方向案内装置10は、スマートフォン20から姿勢情報が要求された場合は、リストバンド11の現在の姿勢を示す姿勢情報を送信し、スマートフォン20は、姿勢情報に基づいて目的地の方向に配列した所定の振動子a〜dを目的地の方向に向かって駆動する振動情報を作成して送信し、方向案内装置10は、振動情報を受信した場合は、振動情報が示す振動子a〜dを駆動対象として目的地の方向に向かって順に駆動するので、使用者に対して右方向や左方向に加えて斜め方向にも進行方向を指示することが可能となり、使用勝手を向上することができる。
目的地の方向をスマートフォン20側で探索するようにしたので、方向案内装置10に目的地の方向を探索する機能を設ける構成に比較して、方向案内装置10の構成の簡単化を図ることができ、方向案内装置10の小型化や軽量化に貢献することできる。
使用者がドロップハンドル30を把持する部位に応じて駆動対象とする振動子a〜dと駆動順を設定するようにしたので、ドロップハンドル30の把持位置に拘らず進行方向を正しく指示することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について図12を参照して説明するに、図11と同一ステップには同一ステップ番号を付して説明を省略する。第1実施形態では、自転車の進行方向が目的地の方向から外れている場合に目的地の方向を指示するようにしたが、この第2実施形態は、経路案内時に交差点で経路案内する進行方向を指示することを特徴とする。
即ち、案内アプリは、目的地までの案内経路を探索し、その案内経路に沿って経路案内するようになっており、交差点で経路案内する進行方向を変更する場合は、変更する進行方向に向かって配列された振動子a〜dを駆動する。この場合、交差点が十字路の場合に経路案内する進行方向を変更する場合は、右方向や左方向を指示することになるが、交差点としては十字路以外に右斜め方向や左斜め方向の道路が接続されている場合があり、そちらの方向に経路案内する場合も想定される。
そこで、案内アプリは、図12に示すように、現在位置を取得し(S305)、目的地でないことを確認した場合は(S306:NO)、現在位置と目的地に基づいて案内経路を探索し(S401)、交差点かを判定している(S402:NO)。交差点に到達した際に経路案内する進行方向を変更する場合は(S403:YES)、姿勢情報に基づいてハンドルを把持していることを確認してから(S309〜311)、方向案内装置10から受信した姿勢情報に基づいて、経路案内する進行方向に近似する方向に沿って配列している振動子a〜dとその振動方向を示す振動情報を作成し(S312)、方向案内装置10に送信する(S313)。
方向案内装置10は、第1実施形態と同様に、スマートフォン20から振動情報を受信した場合は(S207:YES)、振動情報に基づいて所定の振動子a〜dを経路案内する進行方向に向かって順に振動する。
具体的には、右方向を指示する場合は、右方向に配列している振動子a〜dを順に駆動することを繰り返す。また、右斜め方向を指示する場合は、右斜め方向に配列している振動子a〜dを順に駆動することを繰り返す。従って、使用者は、交差点に到達した際に振動子a〜dが振動した場合は、その振動する方向に進行方向を変更する。
このような実施形態によれば、スマートフォン20による経路案内時に交差点で経路案内する進行方向を変更する場合は、当該進行方向に沿って配列している振動子a〜dを経路案内する進行方向に向かって順に駆動するので、右方向や左方向に加えて斜め方向にも進行方向を指示することが可能となり、使用勝手を向上することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組み合せたり、各変形例を組み合わせるようにしても良い。
第1実施形態において、振動子a〜dを駆動するタイミングとしては、目的地の方向が外れた場合に限定されることなく、振動子a〜dを目的地の方向に向かって常に振動させるようにしても良いし、定期的に振動させるようにしても良い。
振動子a〜dに代えて、使用者が視認可能なLEDを設けるようにしても良い。
携帯通信端末はスマートフォンに限定されることなく、インターネットに接続可能な携帯電話機やモバイル機器を用いるようにしても良い。
各振動子群A,Bを構成する振動子の数は2個に限定されることなく3個以上としても良いし、振動子群の数を3個以上としても良い。また、駆動対象とする振動子の数も2個に限定されることなく、目的地の方向や経路案内時における交差点で経路案内する進行方向に沿って配列している3個以上の振動子を変更方向に向かって順に駆動するようにしても良い。
リストバンド11の姿勢を検出する手段としてジャイロセンサを採用するようにしても良い。
進行方向が前進方向の場合、第1振動群Aの振動子a,bと第2振動群Bの振動子c,dとを交互に振動させるようにしても良いし、全部の振動子a〜dを同時に振動させるようにしても良い。
案内アプリとして、自転車用に代えて歩行者用として構成しても良い。つまり、使用者が手首を体の前方に水平方向に差し出した場合、そのことを検出して目的地の方向や、経路案内時における交差点で案内する進行方向を指示するようにしても良い。この場合、使用者が手首を水平方向に差し出したことを重力センサ13により検出すれば良い。
図面中、10は方向案内装置、11はリストバンド(本体)、12は制御部、20はスマートフォン(携帯通信端末)、22aは現在位置取得部、22bは振動情報生成部(刺激情報生成部)、22cは通信部、a〜dは振動子(刺激部)、Aは第1振動子群、Bは第2振動子群である。

Claims (6)

  1. 使用者の腕部に装着される方向案内装置(10)と、この方向案内装置と近距離通信する携帯通信端末(20)とを備えた進行方向案内システムであって、
    前記方向案内装置は、
    使用者の腕部に装着される環状の本体(11)と、
    前記本体の円周方向に沿って配列し、駆動状態で使用者に対して刺激を付与する複数の刺激部(a〜d)からなる刺激部群(A,B)と、
    前記刺激部群を駆動する制御部(12)と、を備え、
    前記刺激部群は、前記本体の軸方向に対して所定距離離間した位置に設けられた第1刺激部群(A)と第2刺激部群(B)とから構成され、
    前記第1刺激部群を構成する一の刺激部と当該刺激部に最も接近した前記第2刺激部群の一の刺激部とは、前記本体の軸方向に対して傾斜した方向となるように配列され、
    前記制御部は、前記携帯通信端末から受信した刺激部情報に基づいて前記刺激部を目的地の方向に向かって順に駆動し、
    前記携帯通信端末は、
    現在位置を取得する現在位置取得部(22a)と、
    現在位置から予め設定された目的地の方向に最も近似した方向に沿って配列している前記刺激部と刺激順を示す刺激情報を生成する刺激情報生成部(22b)と、
    前記刺激情報を前記方向案内装置に送信する通信部(22c)と、を備えた進行方向案内システム。
  2. 使用者の腕部に装着される方向案内装置(10)と、この方向案内装置と近距離通信する携帯通信端末(20)とを備えた進行方向案内システムであって、
    前記方向案内装置は、
    使用者の腕部に装着される環状の本体(11)と、
    前記本体の円周方向に沿って配列し、駆動状態で使用者に対して刺激を付与する複数の刺激部(a〜d)からなる刺激部群(A,B)と、
    前記刺激部群を駆動する制御部(12)と、を備え、
    前記刺激部群は、前記本体の軸方向に対して所定距離離間した位置に設けられた第1刺激部群(A)と第2刺激部群(B)とから構成され、
    前記第1刺激部群を構成する一の刺激部と当該刺激部に最も接近した前記第2刺激部群の一の刺激部とは、前記本体の軸方向に対して傾斜した方向となるように配列され、
    前記制御部は、前記携帯通信端末から受信した刺激部情報に基づいて前記刺激部を変更方向に向かって順に駆動し、
    前記携帯通信端末は、
    現在位置を取得する現在位置取得部(22a)と、
    経路案内時に交差点で案内する進行方向を変更する場合は、当該進行方向に最も近似した方向に沿って配列している前記刺激部と刺激順を示す刺激情報を生成する刺激情報生成部(22b)と、
    前記刺激情報を前記方向案内装置に送信する通信部(22c)と、を備えた進行方向案内システム。
  3. 前記本体の初期姿勢からの姿勢変位を検出する姿勢センサを備え、
    前記制御部は、前記姿勢センサにより検出された前記本体の姿勢変位に基づいて駆動対象となる前記刺激部を決定する請求項1または2に記載の進行方向案内システム。
  4. 前記刺激部は、使用者の腕部に振動を付与する振動子である請求項1から3の何れか一項に記載の進行方向案内システム。
  5. 前記刺激部は、使用者が視認可能な発光部である請求項1から3の何れか一項に記載の進行方向案内システム。
  6. 使用者の腕部に装着される環状の本体(11)と、前記本体の円周方向に沿って配列し、駆動状態で使用者に対して刺激を付与する複数の刺激部(a〜d)からなる刺激部群(A,B)と、前記刺激部群を駆動する制御部(12)と、を備え、前記刺激部群は、前記本体が使用者の腕部に装着された状態で当該腕部の方向に対して所定距離離間した位置に設けられた第1刺激部群と第2刺激部群とから構成され、前記第1刺激部群と前記第2刺激部群とをそれぞれ構成する前記刺激部は、前記本体の円周方向に沿ってジグザグ状に配列され、前記制御部は、受信した刺激部情報に基づいて前記刺激部を目的地の方向に向かって順に駆動する方向案内装置(10)と近距離通信する携帯通信端末(20)が実行する進行方向案内プログラムであって、
    現在位置を取得する手順と、
    現在位置から予め設定された目的地の方向に最も近似した方向に沿って配列している前記刺激部と刺激順を示す刺激情報を生成する手順と、
    前記刺激情報を前記方向案内装置に送信する手順と、
    を実行する進行方向案内プログラム。
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