JP2017206989A - コモンレールの圧力脈動抑制装置 - Google Patents

コモンレールの圧力脈動抑制装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017206989A
JP2017206989A JP2016099191A JP2016099191A JP2017206989A JP 2017206989 A JP2017206989 A JP 2017206989A JP 2016099191 A JP2016099191 A JP 2016099191A JP 2016099191 A JP2016099191 A JP 2016099191A JP 2017206989 A JP2017206989 A JP 2017206989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
pressure
common rail
pressure pulsation
injector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016099191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6772541B2 (ja
Inventor
崇 原
Takashi Hara
崇 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2016099191A priority Critical patent/JP6772541B2/ja
Publication of JP2017206989A publication Critical patent/JP2017206989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6772541B2 publication Critical patent/JP6772541B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】コモンレールからインジェクタへの燃料供給量の低下を抑制しつつインジェクタからの安定した燃料噴射を図ることができるコモンレールの圧力脈動抑制装置を提供する。【解決手段】コモンレールの圧力脈動抑制装置70は、コモンレール40の燃料蓄圧部41の燃料を取り込むとともに、取り込まれた燃料の圧力脈動を減衰させて燃料蓄圧部41に戻すことで、燃料蓄圧部41の燃料の圧力脈動を低減させる圧力脈動低減機構71を備え、圧力脈動低減機構71には内燃機関1のインジェクタ60a〜60dは接続しておらず、インジェクタ60a〜60dはコモンレール40の燃料出口43a〜43dにインジェクタ接続管50a〜50dを介して接続していることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明はコモンレールの圧力脈動抑制装置に関する。
従来、ポンプ等の燃料圧送装置と内燃機関のインジェクタとの間の燃料通路に配置されて、燃料圧送装置から圧送された燃料を蓄圧するコモンレールが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなコモンレールは、その内部に、コモンレールの燃料入口から導入された燃料を蓄圧する燃料蓄圧部(特許文献1ではレール孔と称されている)を有している。このようなコモンレールにおいて、燃料蓄圧部に燃料の圧力脈動が発生することがある。この場合、この圧力脈動の影響を受けて、インジェクタからの安定した燃料噴射が困難になる可能性がある。
これに関して、特許文献2には、コモンレールの燃料出口とインジェクタとを接続するインジェクタ接続管に、互いに並列接続された第1の区分及び第2の区分からなる高圧管路部分を設け、この高圧管路部分においてコモンレールから排出された燃料の圧力脈動を低減させる技術が開示されている。この技術によれば、この高圧管路部分によって、コモンレールの燃料蓄圧部における燃料の圧力脈動がインジェクタに直接伝達することを抑制して、インジェクタからの安定した燃料噴射を図れると考えられる。
特開2003−120465号公報 特表2006−514201号公報
また、インジェクタからの安定した燃料噴射を図る他の手法として、例えば、コモンレールの燃料入口及び燃料出口にオリフィスを設けることで、燃料蓄圧部の燃料に圧力脈動が発生することを抑制して、インジェクタからの安定した燃料噴射を図ることも考えられる。
しかしながら、インジェクタ接続管に特許文献2のような第1の区分及び第2の区分からなる高圧管路部分を設けたり、あるいは燃料出口にオリフィスを設けたりした場合、コモンレールの燃料出口から排出された燃料が上記高圧管路部分やオリフィスによって絞られてしまう。この結果、コモンレールからインジェクタに供給される燃料供給量が低下する可能性がある。
本発明は上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、コモンレールからインジェクタへの燃料供給量の低下を抑制しつつインジェクタからの安定した燃料噴射を図ることができるコモンレールの圧力脈動抑制装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係るコモンレールの圧力脈動抑制装置は、コモンレールの燃料蓄圧部の燃料を取り込むとともに、取り込まれた燃料の圧力脈動を減衰させて前記燃料蓄圧部に戻すことで、前記燃料蓄圧部の燃料の圧力脈動を低減させる圧力脈動低減機構を備え、前記圧力脈動低減機構には内燃機関のインジェクタは接続しておらず、前記インジェクタは前記コモンレールの燃料出口にインジェクタ接続管を介して接続してい
ることを特徴とする。
本発明によれば、圧力脈動低減機構によって、コモンレールの燃料蓄圧部における燃料の圧力脈動を低減させることができる。また、内燃機関のインジェクタは、圧力脈動低減機構には接続せずに、コモンレールの燃料出口にインジェクタ接続管を介して接続しているので、コモンレールの燃料出口から排出されてインジェクタへ向けて供給される燃料が圧力脈動低減機構によって絞られない構造となっている。これにより、コモンレールからインジェクタに供給される燃料供給量が低下することを抑制できる。
以上のように、本発明によれば、コモンレールからインジェクタへの燃料供給量の低下を抑制しつつ、コモンレールの燃料蓄圧部における燃料の圧力脈動を低減させて、インジェクタからの安定した燃料噴射を図ることができる。
実施形態に係る内燃機関の燃料供給システムの模式的構成図である。 実施形態に係るコモンレールの内部構造を示す模式的断面図である。 実施形態に係るコモンレールの圧力脈動抑制装置の近傍の模式的拡大断面図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るコモンレールの圧力脈動抑制装置70について、図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係る圧力脈動抑制装置70が適用された内燃機関1の燃料供給システム10の模式的構成図である。この燃料供給システム10は、内燃機関1に燃料を供給するシステムであり、本実施形態では、燃料圧送装置20、燃料タンク21、燃料吸込管22、燃料圧送管30、コモンレール40、インジェクタ接続管50a〜50d、インジェクタ60a〜60d、及び圧力脈動抑制装置70を備えている。
なお、内燃機関1の種類は、コモンレール40を使用するものであれば特に限定されるものではないが、本実施形態では一例として、ディーゼル機関を用いる。また、本実施形態に係る内燃機関1は、複数個の気筒(図示せず)を備えている。この気筒の個数は特に限定されるものではないが、本実施形態では一例として4個である。
燃料圧送装置20は、内燃機関1の燃料タンク21に貯留された燃料を、燃料吸込管22を介して吸い込んで、燃料圧送管30を介してコモンレール40に向けて圧送する。本実施形態では、燃料圧送装置20の一例として、燃料ポンプを用いている。なお、燃料圧送管30は、燃料圧送装置20の燃料出口とコモンレール40の燃料入口42(後述する図2に図示されている)とを連通している。
インジェクタ接続管50a〜50dは、コモンレール40の燃料出口43a〜43d(後述する図2に図示されている)とインジェクタ60a〜60dとをそれぞれ連通する配管部材である。すなわち、本実施形態に係るインジェクタ60a〜60dは、圧力脈動抑制装置70の後述する圧力脈動低減機構71には接続しておらず、コモンレール40の燃料出口43a〜43dに、インジェクタ接続管50a〜50dを介して接続している。換言すると、本実施形態に係る圧力脈動抑制装置70はインジェクタ接続管50a〜50dとは独立してコモンレール40に設けられている。
なお、本実施形態において、インジェクタ接続管50a〜50dの長さは互いに等しい値に設定されている。これにより、コモンレール40の燃料出口43a〜43dからインジェクタ60a〜60dまでの燃料通路の長さはインジェクタ間で等しい値になっている
各々のインジェクタ60a〜60dは、内燃機関1の例えばシリンダヘッドに配置されており、内燃機関1の各々の気筒に向けて燃料を噴射する。このインジェクタ60a〜60dの動作は、内燃機関1の制御装置(図示せず)によって制御されている。
図2は、コモンレール40の内部構造を示す模式的断面図である。なお、図2に図示されているX−Y直交座標のうち、X方向及び−X方向はコモンレール40の軸方向に相当し、Y方向及び−Y方向はコモンレール40の径方向に相当する。コモンレール40は、その内部に、燃料蓄圧部41を備えている。またコモンレール40は、その内部に、燃料を燃料蓄圧部41に導入するための内部流路である燃料入口42と、燃料蓄圧部41の燃料をインジェクタ60a〜60dの側へ導出するための内部流路である燃料出口43a〜43dとを有している。
燃料蓄圧部41は、軸方向に延在した管状の部分によって構成されている。燃料圧送装置20によって圧送された燃料は、燃料圧送管30を通過して燃料入口42から流入して燃料蓄圧部41に導入され、この燃料蓄圧部41に蓄圧される。燃料蓄圧部41に蓄圧された燃料は、燃料蓄圧部41の軸方向に延在した側面部に連通した各々の燃料出口43a〜43dから排出される。燃料出口43a〜43dからそれぞれ排出された燃料は、インジェクタ接続管50a〜50dを通過してインジェクタ60a〜60dへ供給される。
続いて圧力脈動抑制装置70について説明する。図3は、コモンレール40の圧力脈動抑制装置70の近傍を拡大して模式的に示す断面図である。圧力脈動抑制装置70は、圧力脈動低減機構71を備えている。この圧力脈動低減機構71は、燃料蓄圧部41に連通して設けられて燃料蓄圧部41の燃料を取り込むとともに、取り込まれた燃料の圧力脈動を減衰させて燃料蓄圧部41に戻すことで、燃料蓄圧部41の燃料の圧力脈動を低減させる機構である。
具体的には、本実施形態に係る圧力脈動低減機構71は、燃料増圧部72、燃料配管部75、第1逆止弁78、及び第2逆止弁79を備えている。
燃料増圧部72は、燃料蓄圧部41の燃料の圧力を燃料蓄圧部41の燃料増圧部72以外の部位よりも増加させる機能を有する部位である。具体的には、燃料蓄圧部41の軸方向(図3ではX方向)の端部には、軸方向の端側(X方向側)に向かうほど内径が縮径するテーパ構造部分が設けられており、本実施形態に係る燃料増圧部72は、この燃料蓄圧部41のテーパ構造部分によって構成されている。
なお、燃料増圧部72及び後述する第1逆止弁78は、燃料増圧部72によって増圧された燃料の圧力によって第1逆止弁78が開弁できるように設定されている。具体的には、燃料増圧部72のテーパ構造部分の形状等を調整したり、第1逆止弁78のバネ定数等を調整して第1逆止弁78の開弁時の圧力を調整したりすることによって、燃料増圧部72によって増圧された燃料の圧力によって第1逆止弁78が開弁できるように設定されている。
燃料配管部75は、燃料増圧部72によって増圧された燃料を取り込んで燃料蓄圧部41に戻す配管部材である。具体的には、本実施形態に係る燃料配管部75は、その一端部(上流側端部)に設けられた燃料取込口74が燃料増圧部72に連通し、その他端部(下流側端部)に設けられた燃料戻し口76が燃料蓄圧部41に連通している。
より具体的には、コモンレール40の軸方向の端部における燃料増圧部72と燃料取込
口74との間の部分には第1連通流路73が形成されており、燃料配管部75の燃料取込口74は、この第1連通流路73を介して、燃料増圧部72に接続している。また、燃料蓄圧部41の燃料増圧部72よりも−X方向側の側面部には第2連通流路77が形成されており、燃料配管部75の燃料戻し口76は、この第2連通流路77を介して燃料蓄圧部41に接続している。
燃料蓄圧部41の燃料は、燃料増圧部72で増圧された後に、燃料配管部75に取り込まれ、燃料配管部75を流通する間に、燃料の圧力脈動が減衰する。
なお、燃料配管部75の具体的形状は特に限定されるものではないが、本実施形態では、一例として、燃料取込口74の側からX方向に延在した後に、−Y方向に延在し、その後、−X方向に延在してからY方向に延在する形状を呈している。また、本実施形態に係る燃料配管部75の内径は燃料蓄圧部41の内径よりも小さくなっている。
また、燃料配管部75の長さ(全長)は特に限定されるものではないが、この長さが長い程、取り込んだ燃料の圧力脈動をより減衰させることができると考えられる。この点を考慮して、燃料配管部75の長さとして適切な値を設定すればよい。燃料配管部75の材質は、燃料配管部75を流通する燃料の圧力に耐え得るものであればよく、例えばステンレス等の金属材料のような公知の配管材料を用いることができる。
第1逆止弁78は、第1連通流路73に配置されており、燃料増圧部72の側から燃料取込口74の側への燃料流入は許容し、燃料取込口74の側から燃料増圧部72の側への燃料流入は抑制する弁である。第2逆止弁79は、第2連通流路77に配置されており、燃料戻し口76の側から燃料蓄圧部41の側への燃料流入は許容し、燃料蓄圧部41の側から燃料戻し口76の側への燃料流入は抑制する弁である。
続いて、圧力脈動抑制装置70の作用効果について説明する。圧力脈動抑制装置70によれば、圧力脈動低減機構71が上述した燃料増圧部72、燃料配管部75、第1逆止弁78、及び第2逆止弁79を備えているので、燃料蓄圧部41の燃料に圧力脈動が生じた場合であっても、燃料増圧部72によって燃料蓄圧部41の軸方向の端部の燃料を増圧させ、この増圧した燃料によって第1逆止弁78を開弁させて、燃料を燃料配管部75に取り込ませることができる。そして、燃料蓄圧部41の燃料の圧力脈動は燃料配管部75を流通する間に減衰し、この圧力脈動が減衰した燃料が燃料蓄圧部41に戻される。なお、第2逆止弁79によって、燃料蓄圧部41の燃料が燃料配管部75の燃料戻し口76から燃料配管部75に流入することは抑制されている。
以上のように、本実施形態の圧力脈動抑制装置70によれば、燃料増圧部72、燃料配管部75、第1逆止弁78、及び第2逆止弁79を備えるという簡素な構造によって、燃料蓄圧部41の燃料の圧力脈動を効果的に低減させることができる。
また、圧力脈動抑制装置70によれば、図1で説明したように、インジェクタ60a〜60dが圧力脈動低減機構71には接続せずにコモンレール40の燃料出口43a〜43dにインジェクタ接続管50a〜50dを介して接続しているので、燃料出口43a〜43dから排出されてインジェクタ60a〜60dへ向けて供給される燃料が圧力脈動低減機構71によって絞られない構造になっている。これにより、コモンレール40からインジェクタ60a〜60dに供給される燃料供給量が圧力脈動低減機構71によって低下することを抑制できる。
以上のように、圧力脈動抑制装置70によれば、コモンレール40からインジェクタ60a〜60dへの燃料供給量の低下を抑制しつつ、コモンレール40の燃料蓄圧部41における燃料の圧力脈動を低減させて、インジェクタ60a〜60dからの安定した燃料噴射を図ることができる。
ここで、燃料蓄圧部41に生じた燃料の圧力脈動は、燃料蓄圧部41の軸方向に移動して燃料蓄圧部41の軸方向の端部で反射して反対方向に変位することを繰り返す傾向がある。これに関して、本実施形態によれば、図3で説明したように、燃料蓄圧部41の軸方向の端部には、軸方向の端側に向かうほど内径が縮径するテーパ構造部分が設けられており、燃料増圧部72は燃料蓄圧部41のテーパ構造部分によって構成されている。これにより、本実施形態によれば、燃料蓄圧部41の軸方向の端部(すなわち、圧力脈動が反射する箇所)から燃料を効果的に燃料配管部75に取り込むことができる。この結果、燃料蓄圧部41の燃料の圧力脈動を効果的に低減させることができる。
また、前述した特許文献2の技術のように、インジェクタ接続管に、互いに並列接続された第1の区分及び第2の区分からなる高圧管路部分を設ける技術の場合、この高圧管路部分の長さを含んだインジェクタ接続管の長さがコモンレールの燃料出口からインジェクタまでの燃料通路の長さになる。しかしながら、このような第1の区分及び第2の区分からなる高圧管路部分をインジェクタ接続管に設ける構造の場合、この高圧管路部分の長さを自由に調整することは容易ではないので、コモンレールの燃料出口からインジェクタまでの燃料通路の長さを複数のインジェクタ間で等しくすることは容易とはいえない。
仮にコモンレールの燃料出口からインジェクタまでの燃料通路の長さが複数のインジェクタ間で異なる場合、コモンレールの燃料出口からインジェクタに供給される燃料圧力にインジェクタ間でばらつきが生じる可能性があり、この結果、インジェクタからの燃料の噴射特性にインジェクタ間でばらつきが生じる可能性がある。
これに対して、本実施形態によれば、インジェクタ60a〜60dは、圧力脈動低減機構71には接続しておらず、インジェクタ接続管50a〜50dを介してコモンレール40の燃料出口43a〜43dに接続しているので、インジェクタ接続管50a〜50dの長さを等しくすることが容易にできる。すなわち、本実施形態によれば、コモンレール40の燃料出口43a〜43dからインジェクタ60a〜60dまでの燃料通路の長さを等しくすることが容易にできる。これにより、インジェクタ60a〜60dから噴射される燃料の噴射特性に、インジェクタ間でばらつきが生じることを容易に抑制することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 内燃機関
10 燃料供給システム
40 コモンレール
41 燃料蓄圧部
42 燃料入口
43a〜43d 燃料出口
50a〜50d インジェクタ接続管
60a〜60d インジェクタ
70 コモンレールの圧力脈動抑制装置
71 圧力脈動低減機構
72 燃料増圧部
74 燃料取込口
75 燃料配管部
76 燃料戻し口
78 第1逆止弁
79 第2逆止弁

Claims (3)

  1. コモンレールの燃料蓄圧部の燃料を取り込むとともに、取り込まれた燃料の圧力脈動を減衰させて前記燃料蓄圧部に戻すことで、前記燃料蓄圧部の燃料の圧力脈動を低減させる圧力脈動低減機構を備え、
    前記圧力脈動低減機構には内燃機関のインジェクタは接続しておらず、前記インジェクタは前記コモンレールの燃料出口にインジェクタ接続管を介して接続していることを特徴とするコモンレールの圧力脈動抑制装置。
  2. 前記圧力脈動低減機構は、
    前記燃料蓄圧部の燃料の圧力を増加させる燃料増圧部と、
    前記燃料増圧部に連通した燃料取込口及び前記燃料蓄圧部に連通した燃料戻し口を有する燃料配管部と、
    前記燃料増圧部の側から前記燃料取込口の側への燃料流入は許容し、前記燃料取込口の側から前記燃料増圧部の側への燃料流入は抑制する第1逆止弁と、
    前記燃料戻し口の側から前記燃料蓄圧部の側への燃料流入は許容し、前記燃料蓄圧部の側から前記燃料戻し口の側への燃料流入は抑制する第2逆止弁と、を備える請求項1記載のコモンレールの圧力脈動抑制装置。
  3. 前記燃料蓄圧部の軸方向の端部には、該軸方向の端側に向かうほど内径が縮径するテーパ構造部分が設けられており、
    前記燃料増圧部は、前記燃料蓄圧部の前記テーパ構造部分によって構成されている請求項2記載のコモンレールの圧力脈動抑制装置。
JP2016099191A 2016-05-18 2016-05-18 コモンレールの圧力脈動抑制装置 Active JP6772541B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016099191A JP6772541B2 (ja) 2016-05-18 2016-05-18 コモンレールの圧力脈動抑制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016099191A JP6772541B2 (ja) 2016-05-18 2016-05-18 コモンレールの圧力脈動抑制装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017206989A true JP2017206989A (ja) 2017-11-24
JP6772541B2 JP6772541B2 (ja) 2020-10-21

Family

ID=60416953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016099191A Active JP6772541B2 (ja) 2016-05-18 2016-05-18 コモンレールの圧力脈動抑制装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6772541B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6772541B2 (ja) 2020-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5120655B2 (ja) 内燃機関用の蓄圧式噴射システム
US7509943B2 (en) Injection system for an internal-combustion engine
US9562503B2 (en) Fuel injection nozzle
US7278399B2 (en) Injection system for an internal-combustion engine
US20020062817A1 (en) Accumulator fuel injection system designed to avoid failure of relief valve caused by pressure pulsation
US8622046B2 (en) Fuel system having accumulators and flow limiters
JP6387812B2 (ja) 高圧ポンプ、及び、それを用いる燃料供給システム
CN108138735A (zh) 用于喷射器的流量限制器
CN113795665A (zh) 具有用于限制喷射器串扰的固定几何形状流量调节阀的燃料系统
JP4437092B2 (ja) 圧力増幅装置と搬送量を減じられた低圧回路とを備えた燃料噴射装置
EP2383460B1 (en) Device for controlling variation in pressure upstream of common rail
JP2016014374A (ja) 燃料供給装置
US20190003432A1 (en) Fuel Injection System
JP2017206989A (ja) コモンレールの圧力脈動抑制装置
JP2006017059A (ja) エンジンの燃料供給装置
JP6968773B2 (ja) 弁機構
JP3355699B2 (ja) 蓄圧容器
JP2020143585A (ja) 圧力調整装置
EP2857672A1 (en) Fuel injection equipment
US11421637B2 (en) High pressure diesel fuel pump pumping element
JP2015197095A (ja) 燃料供給システム
US11339771B2 (en) Fuel injection pump
JP2007046617A (ja) 圧力調整弁およびそれを用いたコモンレール式燃料噴射装置
JPWO2016121446A1 (ja) 弁機構及びこれを備えた高圧燃料供給ポンプ
JP6203115B2 (ja) 燃料噴射ノズル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6772541

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150