JP2017205814A - ワッシャー落下防止具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 板に貫通孔を設け、貫通孔と板の外周とを連通する開口部を設けて、貫通孔の面に弾性を有する挟持部を設ける、弾性を有する挟持部に開口部の端から貫通孔の奥まで切込み、又は奥までの該分切込みに対して、直角、又は斜めに交差するように切込みを設ける、さらに板の面に永久磁石を設けた構造である。
よって、吊りボルトに取付対象物を取付作業で、ワッシャーの落下を防ぎナット締め作業を容易にするため、該開口部よりボルトのネジ溝等を奥まで差し込むと、弾性を有する薄板の挟持部の復元力によってネジ溝等を挟持する、または磁石部分でボルトのネジ溝等に吸着してワッシャーの脱落を防ぎナット締めを容易にして取付作業の効率を高めるワッシャー落下防止具である
【選択図】図1
Description
また、取付対象物を押え、ナットをボルトに接触するまでにワッシャーが脱落することがあり作業に困難を生じる問題がある。
図1は本発明の第一実施例において、板に貫通孔と外周とを連通する開口部を設けた平面図である。
図2は本発明の第一実施例図1の貫通孔に弾性を有する薄板の挟持部を設けて、開口部の挿入口より奥まで切込み設けた平面図である。
図3は第一実施例の形態の斜視図である。
図4は第一実施例の形態の側面図である。
図5は第一実施例において円形の板を用いたワッシャー落下防止具の平面図である。
図6はワッシャー落下防止具をボルトのネジ溝に差し込む状態の要部斜視図である。
図7はワッシャー落下防止具をネジ溝に差し込み、挟持した状態の要部斜視図である。
角形板2または円形板21に設けられた貫通孔3と連接した開口部5の全面に弾性を有する薄板の挟持部4を設ける、弾性を有する薄板の挟持部4を設けるにあたり角形板2又は円形板21に張った状態で貼り付け固定する。
また、図2に示すように、貫通孔3と開口部5に設けた弾性を有する薄板の挟持部4に開口部5を設けて、挿入口7より貫通孔3の奥端まで分切込み6を設けることで弾性を有する薄板の挟持部4は左右に分離し状態となった薄板の挟持部4である、また貫通孔3と連通する開口部5は外周に向かい拡開する形状にすることでボルト9のネジ溝10又は胴部11の挿入が容易となる。
よって、ボルト9等の棒状の物は挿入すると分切込み6の間に挟まると弾性を有する薄板の挟持部4の復元力により挟持状態となる。
また、ワッシャー落下防止具1の着脱を容易にするためグリップ14を設ける、なおボルト9、ネジ溝10、胴部は11、ワッシャー12及びナット13である。
図9は図8の側面図である。
図10は薄板の挟持部を二枚の角形板で挟んで形成した平面図である。
図11は図10の側面図である。
また、図10、図11に示す構造で、二枚の角形板2または円形板21の同形状の板の間に挟み固定をする構造にすることで薄板の挟持部4を強固に固定をすることができる。
図12は本発明の第二実施例で薄板の挟持部の分切込に交差するように、直角に切込を形成した平面図である。
図13は第二実施例で薄板の挟持部の分切込に交差するように、斜めに切込を形成した平面図である。
図14は第二実施例で薄板の挟持部の分切込に交差するように、直角に複数の切込を形成した平面図である。
図15第は二実施例で薄板の挟持部の分切込に交差するように、斜めに複数の切込を形成した平面図である。
よって、弾性を有する薄板の挟持部4は復元力によりネジ溝10又は胴部11に挟持してワッシャー落下防止具1が挿入した位置に留まることで上部のワッシャー12の落下を防ぐことができる。
また、薄い金属板を用いることで自然状況によって熱せられた状態のボルト9の作業においても薄い挟持部4の変形をすることなく効率的な作業ができるものである。
図16は第四実施例のワッシャー落下防止のグリップに磁石を設けた平面図である。
図17は第四実施例のワッシャー落下防止の板の面に磁石を設けた平面図である。
図18は第四実施例の磁石を設けたワッシャー落下防止具を用いて、ネジ溝に磁石を吸着してワッシャー落下防止具を装着した要部斜視図である。
または、板の端に設けたグリップ14に1個又は複数個設けたワッシャー落下防止具1bを設けて、角形板21、円形板2に設けた貫通孔3、及び開口部に設けられた弾性を有する薄板の挟持部4の分切込み6に対して直角に切込み交差するように横切込み81、又は分切込み6に対して斜め状に交差する斜め切込み82を設けたワッシャー落下防止具1bである。
2は角形板
21は円形板
3は貫通孔
4は弾性を有する薄板の挟持部
5は開口部
6は分切込み
7は挿入口
81は横切込み
82は斜め切込み
9、91はボルト
10はネジ溝
11は胴部
12はワッシャー
13はナット
14はグリップ
15は磁石
16は取付け孔
Dは取付対象物
また、取付対象物を押え、ナットをボルトに接触するまでにワッシャーが脱落することがあり作業に困難を生じる問題がある。
木板、金属、プラスチックのいずれかを用いて板と弾力を有する合成樹脂系の薄板とを備え、
前記板に開口部と連接する貫通孔を設け、前記貫通孔と前記開口部の表面側と裏面側の両面に前記合成樹脂系の薄板を形成し、表面側と裏面側に形成した前記合成樹脂系の薄板に前記開口部の端から前記貫通孔の奥端まで挿入口を形成し、分切込んだ挟持部を設けて、前記挟持部の先端よりボルトのネジ溝を前記貫通孔で差し込むと、前記合成樹脂系の薄板の前記挟持部によってネジ溝を挟持することを特徴。
図1は本発明の第一実施例において、板に貫通孔と外周とを連通する開口部を設けた平面図である。
図2は本発明の第一実施例図1の貫通孔に弾性を有する薄板の挟持部を設けて、開口部の挿入口より奥まで切込み設けた平面図である。
図3は第一実施例の形態の斜視図である。
図4は第一実施例の形態の側面図である。
図5は第一実施例において円形の板を用いたワッシャー落下防止具の平面図である。
図6はワッシャー落下防止具をボルトのネジ溝に差し込む状態の要部斜視図である。
図7はワッシャー落下防止具をネジ溝に差し込み、挟持した状態の要部斜視図である。
図8は第一実施例ワッシャー落下防止具の板の表面と裏面に挟持部を設けて、分切込を形成した斜視図である。
図9は図8の側面図である。
角形板2または円形板21に設けられた貫通孔3と連接した開口部5の表面側と裏面側の両面に弾力を有する合成樹脂の薄板の挟持部4を設ける、弾性を有する合成樹脂の薄板の挟持部4を設けるにあたり角形板2又は円形板21に張った状態で貼り付け固定する。
また、図8、図9に示すように、貫通孔3と開口部5に設けた弾性を有する合成樹脂の薄板の挟持部4に開口部5を設けて、挿入口7より貫通孔3の奥端まで分切込み6を設けることで弾性を有する合成樹脂の薄板の挟持部4は左右に分離し状態となった合成樹脂の薄板の挟持部4である、また貫通孔3と連通する開口部5は外周に向かい拡開する形状にすることでボルト9のネジ溝10又は胴部11の挿入が容易となる。
よって、ボルト9等の棒状の物は挿入すると分切込み6の間に挟まると弾性を有する合成樹脂の薄板の挟持部4の復元力により挟持状態となる。
また、ワッシャー落下防止具1の着脱を容易にするためグリップ14を設ける、なおボルト9、ネジ溝10、胴部は11、ワッシャー12及びナット13である。
角形板2または円形板21に設けられた貫通孔3と連接した開口部5の一方の面の全面に弾性を有する合成樹脂の薄板の挟持部4を設ける、弾性を有する合成樹脂の薄板の挟持部4を設けるにあたり角形板2又は円形板21に張った状態で貼り付け固定する。
図11は図10の側面図である。
図10、図11に示す構造で、二枚の角形板2または円形板21の同形状の板の間に挟み固定をする構造にすることで合成樹脂の薄板の挟持部4を強固に固定にすることができる。
図12は本発明の第二実施例で合成樹脂の薄板の挟持部の分切込に交差するように、直角に切込を形成した平面図である。
図13は第二実施例で合成樹脂の薄板の挟持部の分切込に交差するように、斜めに切込を形成した平面図である。
図14は第二実施例で合成樹脂の薄板の挟持部の分切込に交差するように、直角に複数の切込を形成した平面図である。
図15第は二実施例で合成樹脂の薄板の挟持部の分切込に交差するように、斜めに複数の切込を形成した平面図である。
よって、弾性を有する合成樹脂の薄板の挟持部4は復元力によりネジ溝10又は胴部11に挟持してワッシャー落下防止具1が挿入した位置に留まることで上部のワッシャー12の落下を防ぐことができる。
また、薄い金属板を用いることで自然状況によって熱せられた状態のボルト9の作業においても薄い挟持部4の変形をすることなく効率的な作業ができるものである。
図16は第四実施例のワッシャー落下防止のグリップに磁石を設けた平面図である。
図17は第四実施例のワッシャー落下防止の板の面に磁石を設けた平面図である。
図18は第四実施例の磁石を設けたワッシャー落下防止具を用いて、ネジ溝に磁石を吸着してワッシャー落下防止具を装着した要部斜視図である。
または、板の端に設けたグリップ14に1個又は複数個設けたワッシャー落下防止具1bを設けて、角形板21、円形板2に設けた貫通孔3、及び開口部に設けられた弾性を有する薄板の挟持部4の分切込み6に対して直角に切込み交差するように横切込み81、又は分切込み6に対して斜め状に交差する斜め切込み82を設けたワッシャー落下防止具1bである。
2は角形板
21は円形板
3は貫通孔
4は弾性を有する薄板の挟持部
5は開口部
6は分切込み
7は挿入口
81は横切込み
82は斜め切込み
9、91はボルト
10はネジ溝
11は胴部
12はワッシャー
13はナット
14はグリップ
15は磁石
16は取付け孔
Dは取付対象物
Claims (4)
- 板に貫通孔を設け、前記貫通孔と前記板の外周とを連通する開口部を設けて、前記貫通孔の面に弾性を有する薄板を設ける、弾性を有する前記薄板に前記開口部の端から前記貫通孔に切込んだ挟持部を設けて、前記挟持部の先端よりボルト等のネジ部、又は胴部を前記貫通孔まで差し込むと、弾性を有する前記薄板の前記挟持部によってネジ部、又は胴部等を挟持することを特徴とするワッシャー落下防止具。
- 弾性を有する薄板の前記挟持部に設けた前記開口部端より奥までの切込みに、直角、又は斜めに一か所又は複数か所の交差する切込みを設けたことを特徴とする請求項1記載のワッシャー落下防止具。
- 弾性を有する前記薄板の挟持部にゴム系、合成樹脂系、金属系を用いたことを特徴とする請求項1、請求項2記載のワッシャー落下防止具。
- 前記板の面又はグリップに永久磁石を1個又は複数個設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3記載のワッシャー落下防止具。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113415718A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-09-21 | 中铁十六局集团第三工程有限公司 | 整孔预制箱梁起吊吊具安装工具及使用方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0621045U (ja) * | 1992-06-16 | 1994-03-18 | 株式会社コパル | つり下げ装置 |
JP2010025302A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 落下防止具 |
JP2011226590A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Kansai Electric Power Co Inc:The | ボルト保持具 |
JP3171756U (ja) * | 2011-08-19 | 2011-11-17 | 株式会社旭工業 | 落下防止具 |
-
2016
- 2016-05-16 JP JP2016098039A patent/JP6268337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0621045U (ja) * | 1992-06-16 | 1994-03-18 | 株式会社コパル | つり下げ装置 |
JP2010025302A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 落下防止具 |
JP2011226590A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Kansai Electric Power Co Inc:The | ボルト保持具 |
JP3171756U (ja) * | 2011-08-19 | 2011-11-17 | 株式会社旭工業 | 落下防止具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113415718A (zh) * | 2021-05-21 | 2021-09-21 | 中铁十六局集团第三工程有限公司 | 整孔预制箱梁起吊吊具安装工具及使用方法 |
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