JP2017205716A - ホットメルト接着剤の塗布装置におけるヒーティングホース - Google Patents

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Abstract

【課題】本体チューブに対し交換・脱着自在としたインナーチューブを装備したことにより、ホットメルト接着剤の変質劣化して炭化物が発生してホースの壁面に付着した場合には、該インナーチューブを交換することにより、炭化物が塗布ノズルユニットへ移動することによるノズル詰まりの発生を阻止できるホットメルト塗布装置を提供する。【解決手段】本体チューブ内1に挿入したインナーチューブ11を挿入する。インナーチューブ11の入力側端部に拡大形状部11aを形状し、インナーチューブ11は出口側端部は、縦断面視で直線形状であり、ホース出口側の取付け金具の中心部空間に挿入できる長さであるところの出口側延長部11bを形成して、インナーチューブ11を本体チューブ1に対し交換・脱着自在を容易としたホットメルト塗布装置。【選択図】図1

Description

本発明は、ホットメルト接着剤の塗布装置におけるヒーティングホースに関するものである。
公知のホットメルト接着剤の供給用のヒーティングホースにおいては、本体チューブをテフロンチューブで構成し、該テフロンチューブの外周を加熱してチューブ内のホットメルト接着剤を溶融して液体(流動体)とした状態でチューブ内を通過させて、目的の供給箇所に供給することを可能にしている。
公開特許公報特開2001―246307号た。
公知技術においては、図7および図8を参照して、本体チューブ(テフロンチューブ)1の外周に、網目状の耐熱ブレード2で耐熱処理がなされるとともに、外部温度を遮断あるいは保温の目的で断熱材4で被膜などの施工がなされている。
電気加熱ヒーター3が、網目状の耐熱ブレード2の更に外側に沿って一定のピッチで施工されている。
テフロンチューブ内で加熱されたホットメルト接着剤は、液体(流動体)となって入口側から出口側に流れる過程で、ホースの壁面との接触部分の流速が遅くなり、熱による劣化が生じている。
ホースが長ければ長いほど熱履歴は加算されることとなり、ホットメルト接地剤は変質しグル化が進み炭化物(炭状)がホース内に発生する。更には、長時間加熱すると炭化物の発生はホースの壁面に密着増長する。
この劣化現象によりホットメルト接着剤は変質劣化し、やがては炭化物がホースの壁面から離脱して出口方向に流されて、塗布装置のノズルに達してノズル詰まりを起こす原因となっている。
ノズル詰まりは突発的に発生するので、塗布装置の性能を妨げるものであり、生産効率の低下に直接関係する問題である。ホース内でのホットメルト接着剤の劣化、または炭化したホットメルト接着剤は容易に取除くことはできないので、塗布装置から取外して洗浄したのち再使用することとなる。もしくは新品のホース全体との交換となり代替えホースを必要とする。ことことで、多大な工数と高価なメンテナンスを必要とする問題点がある
本願発明は、ホットメルト接着剤の供給源より塗布ユニットに、ホットメルト接着剤を加熱溶融して液体(流動体)で供給するための、ホットメルト接着剤塗布装置のヒーティングホースにおいて、
本体チューブ内に挿入したインナーチューブを挿入するとともに、前記インナーチューブの入力側端部に拡大係合部を形状し、インナーチューブは出口側端部には、ホース出口側の取付け金具の中心部空間に挿入できる長さであるところの出口側延長部を形成して、インナーチューブを本体チューブに対し交換・脱着自在を容易としたことを特徴とする。
本願発明は、ホットメルト接着剤の塗布装置のヒーティングホースにおいて、本体チューブに対し交換・脱着自在としたインナーチューブを装備したことにより、ホットメルト接着剤の変質劣化して炭化物が発生してホースの壁面に付着した場合には、該インナーチューブを交換することにより、炭化物が塗布ノズルユニットへ移動することによるノズル詰まりの発生を阻止することができるので、ホットメルト塗布装置のメンテナンスコストを低減できる効果を有する。
更に、前記インナーチューブの入力側端部を、入口側に拡大係合部を形成し、出口側端部は、縦断面視で直線形状の、出口側延長部を形成したことで、インナーチューブの交換作業に際してのインナーチューブを本体チューブ内へ脱着するに当たり、ホース入口側のみから脱着操作できて、インナーチューブの交換作業が簡単容易である効果を有する。
本願発明の実施例を示すヒーティングホースの縦断面図で、インナーチューブの装着状態を示す。 同じく入口側の部分拡大断面図。 同じく出口側の部分拡大断面図。 本願発明のインナーチューブの装着過程を示し、入口側よりの、インナーチューブの挿入開治時のヒーティングホースの入口側の部分拡大断面図。 同じくインナーチューブの装着過程を示し、入口側の、インナーチューブの挿入終了時のヒーティングホースの入口側の部分拡大断面図。 同じくインナーチューブの装着過程を示し、出口側の、インナーチューブの挿入終了時のヒーティングホースの出口側の部分拡大断面図。 ヒーティングホースの縦断面図で、本体チューブの装着状態を示す。 同じく出口側の部分拡大断面図。
図1ないし図3を参照して、本願発明は、ホットメルト接着剤塗布装置のヒーティングホースにおいて、本体チューブ内に挿入自在としたインナーチューブを装備する。
前記インナーチューブの入力側端部は、ラッパ形状、またはL状に外側に広がった形状として、入口側に拡大係合部を形成する。インナーチューブは出口側端部は、--縦断面視で直線形状であり、ホース出口側の取付け金具の中心部空間に挿入できる長さであるところの出口延長部を形成する。
[実施例]
図7および図8を参照して、インナーチューブ11を装備していないところの、ホットメルト接着剤の供給用のヒーティングホースA‘を説明する。
ヒーティングホースA‘は、本体チューブ1をテフロンチューブで構成し、本体チューブ( テフロンチューブ)1の外周に、網目状の耐熱ブレード2を装備して耐熱処理している。
電気加熱ヒーター3が、網目状の耐熱ブレード2の更に外側に沿って一定のピッチで巻回施工されている。
外部温度を遮断あるいは保温の目的で断熱材4および外装材5が被膜施工されている。
図面は、平面視長手方向の縦断面図であり、平面視横断方向の縦断面図を省略しているが、各部材は同心配置の断面形状で、外装部材5の両側部は金属性製品で断面円形、筒状形状の固定形状、取付け金具6、7の中心部空間は断面円形の筒状形状である。よって、ホース両端部は筒状の固定形状を維持して、被取付側への装着を確実にする。外装部材5の中間部は軟質部材で形成して、ヒーティングホースの屈曲配置を可能としている。
本体チューブ1の両端部には、固定部材10が固定されている。該固定部材10の外端部には、拡大部10aが形成されている。該拡大部10aの存在により、固定部材10を介して本体チューブ1は、締付け具8,9の締付け操作により、取付け金具6,7に固定自在である。
本願発明のヒーターチューブAは、図1ないし図3を参照して。上記のヒーティングホースA‘における本体チューブ1内にインナーチューブ11を装備する。
前記インナーチューブ11について、インナーチューブの入力側端部には、ラッパ形状、またはL状に外側に広がった形状として、拡大形状部11aを形成する。
インナーチューブは出口側端部を、同一断面の出口側延長部11bとして形成され、縦断面視で直線形状であり、インナーチューブの出口側端部には、ホース出口側の取付け金具7の中心部空間内に挿入できる長さとする出口側延長部11bを形成する。
前記インナーチューブの装着状態において、インナーチューブ11の入口側の拡大係合部11aは、図2を参照して、本体チューブ1の固定部材10の外端拡大部10aと、取付け金具7の内端7aとの間で、挟持されている。
インナーチューブ11の出口側延長部11bは、図3を参照して、取付け金具8の中心部空間内に位置して、取付け金具8の内周面と接触している。本体チューブ1の固定部材10の外端拡大部10aと、取付け金具8の内端8aとの間に、Oニング12が介装されている。
次に、図4ないし図6を参照して、本願発明のインナーチューブの装着過程を説明する。
図4を参照して、ヒーターチューブAの入口側よりの、インナーチューブ11の出口側延長部11bより本体チューブ1内へインナーチューブの挿入する。
インナーチューブ11の入口側および入口側拡大部11aは、取付け金具8より露出している。
インナーチューブ11を出口側へ押込み、装着位置に達した状態を、図5および図6は示している。
入口側では、図5を参照して、インナーチューブ11の入口側拡大部11aは、本体チューブ1と一体の固定部材10の拡大部10aと接当している。
取付け金具6を取付け、締付け具8,の締付操作により、インナーチューブ11の入口側拡大部11aは、本体チューブ1の拡大部と固定されて、図2に示す装着状態となる。
出口側では、インナーチューブ11の出口側延長部11bは、本体チューブ1と一体の固定部材10の拡大部10aより露出している。
Oリング12を装着することで、図6の状態となる。
取付け金具7を取付け、締付け具9の締付操作により、Oリング12は、本体チューブ1の拡大部と固定されて、図3に示す装着状態となる。
図3の装着状態では、インナーチューブ11の出口側延長部11bは、本体チューブ1の固定部材10aとは固定されていない。--追加--
更に、出口側の取付け金具7とも固定されていない。すなわち、インナーチューブ11の出口側は本体チューブおよび取付け金具7に対しフリーの状態にある。
したがって、図2に示す入口側におけるところの、取付け金具6と締付け具8による固定状態の解除、すなわち取付け金具6と締付け具8との締付解除の操作のみで、インナーチューブ11を本体チューブ1より離脱することができる。
よって、本願発明は、インナーチューブ11を本体チューブ1に対して脱着にあたり、入力側のみで可能とする効果を有する。
ヒーティングホースには、本体ホース1の外側に網目状の耐熱ブレードが巻回されていることで、劣化ホットメルトの壁面付着等の故障原因の有無を外部よりレントゲン透視確認は不可能である。上記の入力側のみで着脱可能であることは、簡単にインナーチューブ11を本体チューブ1より取出して、チューブ内面を点検できることで、ホットメルト塗布装置のヒーティングホースに対するメンテナンスコストに、きわめて大なる効果である。
本願発明は、ホットメルト接着剤の塗布装置のヒーティングホースのメンテナンスを容易としヒーティングホースの保守費用を低減することにより、塗布ホットメルト接着剤の塗布装置の利用促進を図るものであり、塗布装置産業の発展に寄与するものである。
1 本体チューブ
2 網目状の耐熱ブレード
3 電気加熱ヒーター
4 断熱材
5 外装材
6 取付け金具
7 取付け金具
8 締付け具
9 締付け具
10 固定部材
10a 拡大部、
11 インナーチューブ
11a 拡大形状部
11b 出口側延長部


Claims (1)

  1. ホットメルト接着剤の供給源より塗布ユニットに、ホットメルト接着剤を加熱溶融して液体(流動体)で供給するための、ホットメルト接着剤塗布装置のヒーティングホースにおいて、
    本体チューブ内にインナーチューブを挿入するとともに、
    前記インナーチューブの入力側端部に拡大係合部を形状し、インナーチューブは出口側端部には、ホース出口側の取付け金具の中心部空間に挿入できる長さであるところの出口側延長部を形成して、
    インナーチューブを本体チューブの入口側からの交換・脱着自在を容易としたことを特徴とするホットメルト接着剤塗布装置のヒーティングホース。






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JPWO2021187627A1 (ja) * 2020-03-20 2021-09-23
CN113560133A (zh) * 2021-07-09 2021-10-29 惠州市伟泰高分子材料有限公司 一种便于拔出清洁导热件的热熔胶机

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