JP2017205242A - ヘアスタイリング剤塗布装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明は、新規なヘアスタイリング方法及び毛髪用塗布剤塗布装置に関する。
また、本発明によれば、新規なヘアスタイリング方法を行うことができる。
また、本発明によれば、より均一に毛髪用塗布剤を吹き付けることができる。
先ず、図1から図15を用いて第1の実施形態を説明する。
図1から図5のいずれかに示すように、本実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100は、髪が巻き付けられる巻付部13を有するカーラー部10と、ヘアスタイリング剤を貯留する貯留部20と、貯留部20から吐出されるヘアスタイリング剤を巻付部13に巻き付けられている髪に向けて吹き出すノズル部30と、を備えている。そして、ノズル部30及びカーラー部10が貯留部20と一体に設けられている。
なお、以下の説明では、カーラー部10及びノズル部30について、貯留部20に近い側(図3(a)、(b)において下側)を基端側、貯留部20から遠い側(図3(a)、(b)において上側)を先端側と称する。また、基端側から先端側に向かう方向、及び、先端側から基端側に向かう方向を、軸方向と称する。つまり、後述する軸受け部35側(貯留本体21側)から押圧部34側に向かう方向が軸方向であり、押圧部34側から軸受け部35側(貯留本体21側)に向かう方向も軸方向である。
スタイリング剤は、泡状となって貯留部20から吐出されるものであっても良いし、非泡状の液状で貯留部20から吐出されるものであっても良い。
本実施形態では、貯留本体21は缶であり、貯留本体21の内部には、圧縮ガスとともにスタイリング剤が充填されている。吐出部23は、管状のノズルであり、貯留本体21の一端から突出している。
吐出部23を貯留本体21の内部側に押し込むことにより、吐出部23の基端側に設けられている図示しない吐出弁が開状態となり、スタイリング剤が吐出部23を介してエアロゾルとして吐出される。すなわち、貯留部20はヘアスプレー容器(ヘアスプレー缶)である。吐出部23に対する押し込み操作が解除されると、吐出部23が元の位置に復帰(先端側に突出)するとともに、吐出弁が閉状態に戻り、スタイリング剤の吐出が終了する。
貯留本体21の一端の外周部には、リング状の固定部22が設けられている。本実施形態の場合、固定部22は、貯留本体の胴部を構成する金属材に対して、貯留本体21の一端面を構成する金属部材を周回状に巻き締め固定することによって形成された巻き締め部である。
また、貯留本体21には、貯留本体21から吸引したスタイリング剤を押し込み操作によって泡状又はミスト状などの形態で吐出する機械ポンプ式の吐出ヘッドが設けられていてもよい。
更には、貯留部20は、スクイズボトルであっても良い。この場合、貯留本体21に対して圧搾操作を加えることにより、吐出部23からスタイリング剤が泡状又はミスト状などの形態で吐出される。
より詳細には、貯留部20の固定部22に対してリング状の部材である固定リング70(図2)が固定され、この固定リング70に対してカーラー部10の基端部の装着部11が着脱可能に装着されるようになっている。
図2に示すように、固定リング70は、リング本体71の外周面に形成されたネジ山73と、リング本体71の外周面においてネジ山73よりも先端側の部分に形成されている係合凹部74とを備えている。
更に、装着部11の内面(後述する台状部11aにおける基端側の面)には、ネジ山12とネジ山73とが螺合した際に係合凹部74に対して係合する係合凸部19(図6(d)、(b))が形成されている。係合凹部74と係合凸部19とが係合することによって、装着部11を固定リング70から外す方向に回す際の抵抗力が増大するため、固定リング70に対して装着されたカーラー部10の脱落が抑制されるようになっている。
装着部11は、軸方向に短尺な円筒形状に形成されており、装着部11の内周面には上記のようにネジ山12が形成されている。これにより、装着部11は雌ネジを構成している。
装着部11の軸方向における一端部は、径方向内側に張り出した環状の板状に形成された台状部11a(図1、図2)となっており、この台状部11aによって巻付部13が支持されている。
巻付部13は、巻付部13の軸方向に対して平行に(したがって装着部11の軸方向に対して平行に)延在する棒状の櫛歯支持部16を複数備えている。各櫛歯支持部16は、台状部11aから先端側に向けて延出している。
これら櫛歯支持部16は、巻付部13の軸周りに間欠的に配置されている。本実施形態の場合、6つの櫛歯支持部16が、巻付部13の軸心の周囲に等角度間隔で配置されている。各櫛歯支持部16は、巻付部13の軸心から等距離に配置されている。
各櫛歯支持部16には、例えば、複数の櫛歯15が一列に等間隔に並んで設けられている。櫛歯15は先端が丸め形状に形成された先細の棒状の部分であり、櫛歯支持部16から巻付部13の径方向外方に突出している。
巻付部13は、更に、櫛歯支持部16の先端部に設けられた1つ又は複数の連結環17を有している。連結環17は、巻付部13の軸心と同軸の円環状に形成されており、隣り合う櫛歯支持部16どうしを連結している。
本実施形態の場合、巻付部13は2つの連結環17を有し、これら連結環17は、巻付部13の軸方向において相互に離間して配置されている。
ここで、巻付部13は、隣り合う櫛歯支持部16の対向間隔であって、且つ、2つの連結環17のうち装着部11の近くに配置されている方の連結環17と装着部11との対向間隔により構成された、複数の(例えば6つの)開口14を有している。これら開口14は、巻付部13の内部空間(収容空間)と巻付部13の外部空間とを相互に連通させている。
吹出口31は、ノズル部30の内部に形成された流路37(図4、図5(a))を介して、吐出部23と連通している。吐出部23から吐出されたスタイリング剤は、流路37を通って吹出口31に到達し、吹出口31から吹き出される。
また、ノズル部30は、貯留部20の吐出部23が嵌入する軸受部35を当該ノズル部30の基端部に備えている。
すなわち、ノズル部30は、貯留部20から吐出されるヘアスタイリング剤を吹き出す吹出口31と、巻付部13から突出している突出部32と、を有し、突出部32は、吹出口31の位置を示す指標部33を有している。
より詳細には、巻付部13は筒状に形成されているとともに、巻付部13の軸方向における一端部(基端部)が貯留部20に装着されており、ノズル部30の突出部32は、巻付部13の軸方向における他端部(先端部)から突出している。
各列に含まれる吹出口31の数は特に限定されないが、2以上5以下であることが好ましい。
本実施形態では、各列に含まれる吹出口31の数が4である例を示している。
また、吹出口31は、必ずしも列を構成していなくても良い。
使用者は、触覚により、突出部32における指標部33の位置、ひいては吹出口31の位置を判別することができる。よって、巻付部13に髪を巻き付けた際に、吹出口31から所望の方向にスタイリング剤が吹き出されるように、吹出口31の位置を容易に調節することができる。
なお、指標部33は、使用者が触覚で感知できる形状であればよく、突起に限らず凹みであってもよいし、突起と凹みとを含んで構成されていてもよい。
図8(a)〜(f)のいずれかの図に示されるように、ノズルカバー40は、中空形状のカバー本体41と、一対のカバー側リブ42と、を備えている。
カバー本体41の軸心に対して直交する断面において、カバー本体41の内周面及び外周面は円形であり、カバー本体41の内周面及び外周面は、先端側に向けて拡径している。カバー本体41の基端部の内周面及び外周面はすり鉢状に形成されており、カバー本体41の他部(基端部を除く部位)の内周面及び外周面は先端側に向けてテーパー状に拡径している。カバー本体41の先端は開口している。
より詳細には、一対のカバー側リブ42は、カバー本体41の軸心を通る共通の仮想平面上に位置している。
カバー側リブ42の延在方向における全域に亘り、カバー本体41の外面からのカバー側リブ42の起立方向先端縁までの距離が一定となるように、カバー本体41の外面からのカバー本体41の起立高さは、ノズルカバー40の基端側から先端側に向けて徐々に縮小している。
カバー本体41には、カバー本体41の内外を貫通する複数の吹出口31が2列に形成されている。このうち一つ目の列の複数の吹出口31と、二つ目の列の複数の吹出口31とは、カバー本体41の軸心を通る共通の仮想平面上に位置している。
カバー本体41の内面には、流路37を構成する一対の流路構成溝43が形成されている。各流路構成溝43の基端は連通孔36に連続している。一方の流路構成溝43は、一つ目の列の複数の吹出口31の各々に連続しており、他方の流路構成溝43は、二つ目の列の複数の吹出口31の各々に連続している。
一対の流路構成溝43は、一つ目及び二つ目の列の複数の吹出口31が配置されている上記仮想平面上に位置している。
ただし、一対のカバー側リブ42が存在する仮想平面と、一対の流路構成溝43(及び吹出口31)が存在する仮想平面とは、互いに交差(例えば直交)している。
カバー本体41の内面において、各流路構成溝43の両脇の部分には、各流路構成溝43に沿って延在する突条44がそれぞれ形成されている。
カバー本体41の先端側内面には、カバー本体41の先端側を向く環状の段差面45が形成されている
ノズルコア50がノズルカバー40の内部に挿入されることによって、ノズルカバー40とノズルコア50との間隙に流路37(図7(b))が形成されている。
図9(a)〜(e)のいずれかの図に示されるように、ノズルコア50は、ノズルカバー40のカバー本体41とほぼ相似形のコア本体51を有している。コア本体51の先端は開口している。
コア本体51の先端部の外面には、ノズルコア50の基端側を向く環状の段差面55が形成されている。
コア本体51において、段差面55よりも下側の部分は、カバー本体41と相似形に形成されており、カバー本体41内に嵌入されている。このコア本体51がカバー本体41に嵌入された状態で、段差面55が段差面45に突き当たっている(図7(b)、(c))。
コア本体51の外面には、ノズルカバー40の各突条44とそれぞれ嵌合する嵌合溝54が形成されている。カバー本体41に対するコア本体51の嵌入は、各嵌合溝54を各突条44に対して位置合わせして行う。これにより、各突条44と各嵌合溝54とが嵌合し、ノズルコア50がカバー本体41に対して相対的に軸周りに回転することが規制されるとともに、流路の密閉性が確保される。
コア本体51における段差面55よりも先端側の部分は、カバー本体41内に嵌入されずにカバー本体41から先端側に突出する(図7(b)、(c))。
コア本体51における段差面55よりも先端側の部分の外面には、ノズルコア50の軸心に対して平行に延在する一対の嵌合リブ52が形成されている。
コア本体51がカバー本体41に嵌入されることによってノズルコア50がノズルカバー40に対して組み付けられた状態において、各嵌合リブ52は、ノズルカバー40の各カバー側リブ42の延長上に位置するようになっている。
図10(a)〜(c)のいずれかの図に示されるように、ノズルボタン60は、先端側が閉塞し、基端側が開口している中空のボタン本体61を有している。ボタン本体61はノズルカバー40及びノズルコア50と同軸に配置されている。
ボタン本体61の外面には、一列に並ぶ複数の突起を含む突起群により構成された指標部33が設けられている。
ノズルボタン60の閉塞している先端部は、使用者による押圧操作を受ける押圧部34を構成している。押圧部34が押圧操作されることにより、ノズル部30がカーラー部10に対して相対的に基端側に摺動し、ノズル部30が吐出部23を貯留本体21に対して押し込む。これにより、貯留部20からスタイリング剤が吐出されるようになっている。
ボタン本体61の基端部の外面には、ボタン本体61の軸方向に延在する一対のボタン側リブ62が形成されている。
各ボタン本体61の内面において、各ボタン側リブ62と対応する位置には、ボタン本体61の軸方向に延在する嵌合溝64が形成されている。つまり、ボタン本体61の内面には一対の嵌合溝64が形成されている。
ボタン本体61の基端部の内面には、ボタン本体61の基端側を向く環状の段差面65が形成されている。
このような組み立てにより、図7(a)〜(c)に示すノズル部30が得られる。
ノズル部30において、コア本体51の外周面は、カバー本体41の内周面に対して密着しているが(図4参照)、カバー本体41の内面には流路構成溝43が形成されているため、コア本体51とカバー本体41との間に流路37が形成されている。
軸受部35の内部空間は、連通孔36を介して2つの流路37の各々に対して連通している。各流路37に対応して、それぞれ複数の吹出口31が設けられている。
すなわち、ノズル部30は、貯留部20から吐出されるヘアスタイリング剤を吹き出す吹出口31と、貯留部20から吐出されるヘアスタイリング剤を吹出口31に供給する流路37と、を備え、一の流路37に対して、複数の吹出口31が設けられている。
この状態では、カーラー部10に対して相対的にノズル部30が先端側に移動してノズル部30がカーラー部10から脱落することは、カーラー部10によって規制される。つまり、カーラー部10の嵌合スライド溝18の先端縁に位置するストッパ部18a(図6(a)、(b)、(d)、図5(b))によって、ノズル部30の嵌合リブ38の先端38a(図7(a)、図5(b))が先端側に移動することが規制される。また、カーラー部10に対して相対的にノズル部30が基端側に移動してノズル部30がカーラー部10から脱落することは、吐出部23によって規制される。
図3(a)、(b)、図5(a)、(b)には、ノズル部30が押し込まれていない通常時の状態が示されている一方で、図11(a)及び(b)には、ノズル部30が押し込まれた状態が示されている。
上述のように、ノズル部30を構成するノズルカバー40は、基端側から先端側に向けて徐々に拡径しているため、ノズル部30の基端から遠い位置に配置されている吹出口31ほど、ノズル部30の軸心から遠くに位置していることになる。これにより、吐出部23から遠い吹出口31の方が、巻付部13に巻き付けられた髪の近くに配置される構成が実現されている。
すなわち、ノズル部30は、貯留部20から吐出されるヘアスタイリング剤を吹き出す複数の吹出口31を有し、複数の吹出口31には、第1吹出口と、第1吹出口よりも貯留部20から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、第2吹出口と巻付部13に巻き付けられた髪との距離が、第1吹出口と巻付部に巻き付けられた髪との距離よりも短い。
例えば、吹出口31aを第1吹出口とした場合、吹出口31b、吹出口31c又は吹出口31dが第2吹出口となる。
また、図13(a)〜(d)には、図12のA−A線、B−B線、C−C線及びD−D線に沿った断面がそれぞれ示され、且つ、巻付部13の各櫛歯支持部16を包絡する仮想の包絡円筒面13aが示されている。巻付部13に巻き付けられた髪と吹出口31との距離は、この包絡円筒面13aと各吹出口31との距離と考えることができる。
すなわち、図13(a)に示すように、巻付部13に巻き付けられた髪と吹出口31aとの距離は距離D1と考えることができ、図13(b)に示すように、巻付部13に巻き付けられた髪と吹出口31bとの距離は距離D2と考えることができ、図13(c)に示すように、巻付部13に巻き付けられた髪と吹出口31cとの距離は距離D3と考えることができ、図13(d)に示すように、巻付部13に巻き付けられた髪と吹出口31dとの距離は距離D4と考えることができる。
ここで、D1>D2>D3>D4である。このため、各吹出口31a〜31dから髪に対するスタイリング剤の吹き付け強さを均一化すること(吹き付け強さの差を低減すること)ができる。
すなわち、ノズル部30は、貯留部20から吐出されるヘアスタイリング剤を吹き出す複数の吹出口31を有し、複数の吹出口31には、第1吹出口と、第1吹出口よりも貯留部20から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、第2吹出口の開口面積が、第1吹出口の開口面積よりも大きい。
例えば、吹出口31aを第1吹出口とした場合、吹出口31b、吹出口31c又は吹出口31dが第2吹出口となる。
本実施形態の場合、例えば、吹出口31aの内径よりも吹出口31bの内径が大きく、吹出口31cの内径が吹出口31bの内径と同じであり、吹出口31dの内径が吹出口31b及び31cの内径よりも大きい。
このため、吹出口31a及び吹出口31bから髪に対するスタイリング剤の吹き付け強さを均一化すること(吹き付け強さの差を低減すること)ができる。同様に、吹出口31a及び吹出口31cから髪に対するスタイリング剤の吹き付け強さを均一化することができる。同様に、吹出口31b及び吹出口31dから髪に対するスタイリング剤の吹き付け強さを均一化することができる。同様に、吹出口31c及び吹出口31dから髪に対するスタイリング剤の吹き付け強さを均一化することができる。
また、第1吹出口の内径と第2吹出口との内径の差は、特に限定されないが、例えば、1mm以下とすることができる。また、第1吹出口の内径と第2吹出口との内径の差の下限値は、特に限定されないが、種々の計測方法により計測可能な大きさで、且つ、製造誤差よりも大きければよく、例えば、0.05mm以上とすることができる。
なお、吹出口31は、流路37側からノズル部30の外部側に向けてテーパー状に拡径する形状であっても良く、この場合、吹出口31の内径は、吹出口31における流路37側の端部の内径とすることができる。
すなわち、ヘアスタイリング剤塗布用アタッチメント80は、ヘアスタイリング剤を貯留する貯留装置(貯留部20)に装着して用いられるヘアスタイリング剤塗布用アタッチメント80であって、髪が巻き付けられる巻付部を有するカーラー部10と、貯留装置から吐出されるヘアスタイリング剤を巻付部13に巻き付けられている髪に向けて吹き出すノズル部30と、を備える。
また、ヘアスタイリング剤塗布用アタッチメント80は、貯留装置(貯留部20)に装着される装着部(固定リング70)を更に備え、カーラー部10が装着部と一体に組み付けられ、且つ、カーラー部10によって貯留装置からのノズル部30の脱落が規制される。
本実施形態に係るヘアスタイリング方法は、カーラー(カーラー部10)の周囲に髪を巻き付ける工程と、カーラーに巻き付けられている髪に向けて、カーラーの内側からヘアスタイリング剤を吹き出す工程と、を含む。
このヘアスタイリング方法を行うための器具は特に限定されないが、例えば、上述のヘアスタイリング剤塗布装置100を好適に用いることができる。
次に、髪を巻付部13に巻き付けた状態で押圧部34を押すことにより、貯留部20からスタイリング剤を吐出させる。スタイリング剤は、ノズル部30の連通孔36を介して流路37に流入し、複数の吹出口31に分配され、各吹出口31から吹き出される。
図15に示すように、吹出口31から吹き出されたスタイリング剤は、カーラー部10の開口14を介して、巻付部13の外側に吹き付けられる。
すなわち、巻付部13の内側から開口14を介して髪にスタイリング剤を吹き付けることができる。これにより、極めて手軽に、髪にウェーブなどのスタイリングを施すことができる。
よって、極めて手軽にヘアスタイリングを行うことができる。
なお、特許文献1の技術とは異なり、髪に熱を加えなくても、容易にスタイリングを行うことができる。
次に、図16を用いて、第2の実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100を説明する。
図16は、本実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100の要部を示す断面図であり、図5(a)に相当する断面位置において、装着部11、固定リング70及びその周辺を示している。
本実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100は、装着部11及び固定リング70の構造が上記の第1の実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100と相違しており、その他の点では、上記の第1の実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100と同様に構成されている。
より詳細には、固定リング70の外周面にはネジ山73が形成されておらず、その代わりに、係止溝75が周回状に形成されている。
また、カーラー部10の装着部11にはネジ山12及び係合凸部19が形成されておらず、その代わりに、装着部11は、固定リング70の係止溝75に対して係止される係止爪部81が形成されている。係止爪部81は、周回状に連続的に形成されていても良いし、間欠的に複数の係止爪部81が形成されていても良い。
装着部11ひいてはカーラー部10は、係止爪部81が係止溝75に対して係止された状態で、貯留部20に対して相対的に、軸周りに回転可能となっている。
よって、例えば、貯留部20を片手で保持した状態で、カーラー部10を貯留部20に対して回転させることにより、カーラー部10に髪を巻き付けることができる。
このため、貯留部20を保持する手の手首を不自然な角度に曲げることなく、容易にカーラー部10に髪を巻き付けることができる。
特に、髪の付け根近傍までをカーラー部10に巻き付ける作業が容易となり、髪の付け根まで思い通りにスタイリングを行うことができる。
また、貯留部20及びカーラー部10を一定位置に安定して保持しながら、カーラー部10のみを回転させて髪を巻き付けることができるため、カーラー部10の回転によって吹出口31の向きを調整でき、より髪の根元部にヘアスタイリング剤を噴霧することが可能である。
次に、図17を用いて、第3の実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100を説明する。図17は、図5(b)に相当する断面位置を示している。
本実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100は、カーラー部10の構造が上記の第1の実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100と相違しており、その他の点では、上記の第1の実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100と同様に構成されている。
図17に示すように、本実施形態の場合、ヘアスタイリング剤塗布装置100は、カーラー部10が嵌合スライド溝18を有していないとともに、ノズル部30が嵌合リブ38を有していない。すなわち、ヘアスタイリング剤塗布装置100は、嵌合スライド溝18と嵌合リブ38とにより構成される嵌合構造を備えていない。
ここで、ノズル部30の軸受部35は、貯留部20の吐出部23を軸受けしているため、貯留部20に対して軸周りに回転可能である。
また、カーラー部10は、ノズル部30を軸受けする軸受部85を有している。これにより、ノズル部30は、カーラー部10に対して軸周りに回転可能となっている。より詳細には、軸受部85は、カーラー部10の巻付部13の先端部に設けられており、軸受部85は、ノズル部30の突出部32に対して基端側に隣接している部分を軸受けしている。
なお、軸受部85によって、カーラー部10に対して相対的にノズル部30が先端側に脱落することが規制されている(抜け止めされている)。ただし、ノズル部30を貯留部20側に押し込むことは許容されている。
よって、カーラー部10に髪を巻き付けた状態を維持しつつ、ノズル部30をカーラー部10に対して回転させることにより、吹出口31の向きを調節することができる。つまり、カーラー部10に対して髪を巻き付ける作業の開始時に、カーラー部10に対する髪の巻き付けが完了した時点での吹出口31の向きを先読みする必要が無く、カーラー部10に髪を巻き付けた後で、吹出口31の向きを所望の向きに調節することができる。
特に、ヘアスタイリング剤塗布装置100が上記の指標部33を備えていることにより、吹出口31の向きを容易に判別できるため、カーラー部10に髪を巻き付けた後での吹出口31の向きの調節が容易となる。
次に、図18及び図19を用いて第4の実施形態を説明する。
本実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100は、以下に説明する点で、上記の第1の実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100と相違しており、その他の点では、上記の第1の実施形態に係るヘアスタイリング剤塗布装置100と同様に構成されている。
本体部39aの基端部に軸受部35が設けられている。
各分枝部39bは弧状に延在する管状に形成されている。各分枝部39bは、本体部39aの先端から更に先端側に向かった後、折り返して基端側に向かう形状(例えばJ字形状)となっている。
流路37は、本体部39aの内部から各分枝部39bの内部に亘って連続的に形成されている。流路37において、各分枝部39bの内部の部分は、分枝流路37aと称することとする。
分枝部39bの数は特に限定されないが、図18及び図19の例では、6つとなっている。複数の分枝部39bは、本体部39aの周囲に放射状に配置されている。
また、各分枝部39bには、複数の吹出口31が形成されている。各吹出口31は、本体部39aの方に向けて(つまりノズル部30の内向きに)開口している。
次に、図20(a)〜(c)を用いて、ノズル部30の吹出口31の形状のバリエーションを説明する。
図20(a)に示すように、吹出口31は、流路37側からノズル部30の外部側に亘って内径が一定のストレート形状であっても良い。
また、図20(b)に示すように、吹出口31は、流路37側からノズル部30の外部側に向けて内径がテーパー状に拡径する形状であっても良い。図20(b)の場合、吹出口31から吹き出されるスタイリング剤が広がる範囲が、図20(a)の場合と比べて広くなる。
また、図20(c)に示すように、吹出口31は、流路37側からノズル部30の外部側に向けて内径が徐々に拡大するラッパ型であっても良い。すなわち、吹出口31の内径が拡大する割合が、流路37側からノズル部30の外部側に向けて徐々に大きくなっていても良い。この場合、吹出口31から吹き出されるスタイリング剤が広がる範囲は、主として、吹出口31における流路37側の端部の形状に依存する。図20(c)の例では、スタイリング剤が広がる範囲の広さは、図20(a)図20(b)との中間の広さとなる。
図20(b)及び(c)において、吹出口31の広がり角度は、適宜に設定することができる。
吹出口31の各種の形状は、スタイリング剤の性状やスタイリングの目的などに応じて適宜に設定される。
例えば、上記の第1の実施形態では、巻付部13に巻き付けられた髪と吹出口31との距離と、吹出口31の開口面積とが調節されていることによって、各吹出口31から髪に対するスタイリング剤の吹き付け強さが均等化されている例を説明したが、吹出口31どうしの間隔が調節されていることによって、複数の吹出口31から髪に対するスタイリング剤の吹き付け量(単位面積あたりの吹きつけ量)が均等化されていても良い。
また、第1から第3の実施形態では、流路37が直線状である例を説明したが、流路37は螺旋状の形状に形成されていても良い。この場合、一の流路37に対して、ノズル部30の周方向における複数箇所の各々に吹出口31を設けることができる。
また、第1から第4の実施形態では、一の流路37に対して複数の吹出口31が設けられている例を説明したが、個々の吹出口31に対応して個別の流路37が設けられていてもよい。
すなわち、本発明は、毛髪用塗布剤を貯留する貯留部と、貯留部から吐出される毛髪用塗布剤を吹き出すノズル部と、毛髪用塗布剤の塗布対象となる毛髪に対するノズル部の位置合わせを行うためのガイド部と、を備え、ノズル部は、貯留部から吐出される毛髪用塗布剤を吹き出す複数の吹出口を有し、複数の吹出口には、第1吹出口と、第1吹出口よりも貯留部から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、第2吹出口とガイド部との距離が、第1吹出口とガイド部との距離よりも短い毛髪用塗布剤塗布装置を提供する。
ここで、毛髪用塗布剤は、スタイリング剤の他、染毛剤などであっても良い。
ガイド部は、上述の巻付部13のようなものであっても良いし、毛髪または体表(頭皮など)にあてがわれる棒状のものなどであっても良い。
吐出口(第1吐出口、第2吐出口)とガイド部との距離は、ガイド部が巻付部13のようなものである場合は、図13に示す包絡円筒面13aと吹出口31との距離D1〜D4とすることができる。
すなわち、本発明は、毛髪用塗布剤を貯留する貯留部と、貯留部から吐出される毛髪用塗布剤を吹き出すノズル部と、を備え、ノズル部は、貯留部から吐出される毛髪用塗布剤を吹き出す複数の吹出口を有し、複数の吹出口には、第1吹出口と、第1吹出口よりも貯留部から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、第2吹出口の開口面積が、第1吹出口の開口面積よりも大きい毛髪用塗布剤塗布装置を提供する。
この場合も、毛髪用塗布剤は、スタイリング剤の他、染毛剤などであっても良い。
すなわち、本発明は、髪が巻き付けられる巻付部13を有するカーラー部10と、ヘアスタイリング剤を貯留する貯留部20と、貯留部20から吐出されるヘアスタイリング剤を、巻付部13に巻き付けられている髪に向けて吹き出すノズル部30と、を備え、ノズル部30は、巻付部13の内側に配置され、巻付部13の外側に前記ヘアスタイリング剤を吹き出すヘアスタイリング剤塗布装置を提供する。
<1>髪が巻き付けられる巻付部を有するカーラー部と、ヘアスタイリング剤を貯留する貯留部と、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を、前記巻付部に巻き付けられている髪に向けて吹き出すノズル部と、を備え、前記ノズル部及び前記カーラー部が前記貯留部と一体に設けられているヘアスタイリング剤塗布装置。
<2>前記ノズル部は、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を吹き出す複数の吹出口を有し、前記複数の吹出口には、第1吹出口と、前記第1吹出口よりも前記貯留部から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、前記第2吹出口と前記巻付部に巻き付けられた髪との距離が、前記第1吹出口と前記巻付部に巻き付けられた髪との距離よりも短い<1>に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
<3>前記ノズル部は、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を吹き出す複数の吹出口を有し、前記複数の吹出口には、第1吹出口と、前記第1吹出口よりも前記貯留部から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、前記第2吹出口の開口面積が、前記第1吹出口の開口面積よりも大きい<1>又は<2>に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
<4>前記ノズル部は、前記巻付部の内側に配置され、前記巻付部の外側に前記ヘアスタイリング剤を吹き出す<1>から<3>のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
<5>前記ノズル部は、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を吹き出す吹出口と、前記巻付部から突出している突出部と、を有し、前記突出部は、前記吹出口の位置を示す指標部を有している<4>に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
<6>前記カーラー部は、前記貯留部に対して回転可能である<1>1から<5>のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
<7>前記ノズル部は、前記カーラー部に対して回転可能である<1>から<6>のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
<8>前記ノズル部は、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を吹き出す吹出口と、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を前記吹出口に供給する流路と、を備え、一の前記流路に対して、複数の前記吹出口が設けられている<1>から<7>のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
<9>前記貯留部は、前記ヘアスタイリング剤を貯留する貯留本体と、前記貯留本体から前記ヘアスタイリング剤を吐出する吐出部と、を有し、前記吐出部が前記貯留本体に対して押し込まれることによって前記吐出部から前記ヘアスタイリング剤が吐出されるように構成されており、前記ノズル部は、一端部が前記吐出部に接続されており、前記ノズル部が押し込まれることにより、前記ノズル部が前記カーラー部に対して摺動するとともに、前記ノズル部が前記吐出部を前記貯留本体に対して押し込む<1>から<8>のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
<10>ヘアスタイリング剤を貯留する貯留装置に装着して用いられるヘアスタイリング剤塗布用アタッチメントであって、髪が巻き付けられる巻付部を有するカーラー部と、前記貯留装置から吐出される前記ヘアスタイリング剤を、前記巻付部に巻き付けられている髪に向けて吹き出すノズル部と、を備えるヘアスタイリング剤塗布用アタッチメント。
<11>前記貯留装置に装着される装着部を更に備え、前記カーラー部が前記装着部と一体に組み付けられ、且つ、前記カーラー部によって前記貯留装置からの前記ノズル部の脱落が規制される<10>に記載のヘアスタイリング剤塗布用アタッチメント。
<12>カーラーの周囲に髪を巻き付ける工程と、前記カーラーに巻き付けられている髪に向けて、前記カーラーの内側からヘアスタイリング剤を吹き出す工程と、を含むヘアスタイリング方法。
<13>毛髪用塗布剤を貯留する貯留部と、前記貯留部から吐出される前記毛髪用塗布剤を吹き出すノズル部と、前記毛髪用塗布剤の塗布対象となる毛髪に対する前記ノズル部の位置合わせを行うためのガイド部と、を備え、前記ノズル部は、前記貯留部から吐出される前記毛髪用塗布剤を吹き出す複数の吹出口を有し、前記複数の吹出口には、第1吹出口と、前記第1吹出口よりも前記貯留部から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、前記第2吹出口と前記ガイド部との距離が、前記第1吹出口と前記ガイド部との距離よりも短い毛髪用塗布剤塗布装置。
<14>毛髪用塗布剤を貯留する貯留部と、前記貯留部から吐出される前記毛髪用塗布剤を吹き出すノズル部と、を備え、前記ノズル部は、前記貯留部から吐出される前記毛髪用塗布剤を吹き出す複数の吹出口を有し、前記複数の吹出口には、第1吹出口と、前記第1吹出口よりも前記貯留部から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、前記第2吹出口の開口面積が、前記第1吹出口の開口面積よりも大きい毛髪用塗布剤塗布装置。
<15>髪が巻き付けられる巻付部を有するカーラー部と、ヘアスタイリング剤を貯留する貯留部と、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を、前記巻付部に巻き付けられている髪に向けて吹き出すノズル部と、を備え、前記ノズル部は、前記巻付部の内側に配置され、前記巻付部の外側に前記ヘアスタイリング剤を吹き出すヘアスタイリング剤塗布装置。
11 装着部
12 ネジ山
13 巻付部
13a 仮想の包絡円筒面
14 開口
15 櫛歯
16 櫛歯支持部
17 連結環
18 嵌合スライド溝
18a ストッパ部
19 係合凸部
20 貯留部(貯留装置)
21 貯留本体
22 固定部
23 吐出部
30 ノズル部
31、31a、31b、31c、31d 吹出口
32 突出部
33 指標部
34 押圧部
35 軸受部
36 連通孔
37 流路
37a 分枝流路
38 嵌合リブ
38a 先端
39a 本体部
39b 分枝部
40 ノズルカバー
41 カバー本体
42 カバー側リブ
43 流路構成溝
44 突条
45 段差面
50 ノズルコア
51 コア本体
52 嵌合リブ
54 嵌合溝
55 段差面
60 ノズルボタン
61 ボタン本体
62 ボタン側リブ
64 嵌合溝
65 段差面
70 固定リング(装着部)
71 リング本体
72 嵌合溝
73 ネジ山
74 係合凹部
75 係止溝
81 係止爪部
85 軸受部
80 ヘアスタイリング剤塗布用アタッチメント
100 ヘアスタイリング剤塗布装置
Claims (13)
- 髪が巻き付けられる巻付部を有するカーラー部と、
ヘアスタイリング剤を貯留する貯留部と、
前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を、前記巻付部に巻き付けられている髪に向けて吹き出すノズル部と、
を備え、
前記ノズル部及び前記カーラー部が前記貯留部と一体に設けられているヘアスタイリング剤塗布装置。 - 前記ノズル部は、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を吹き出す複数の吹出口を有し、
前記複数の吹出口には、第1吹出口と、前記第1吹出口よりも前記貯留部から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、
前記第2吹出口と前記巻付部に巻き付けられた髪との距離が、前記第1吹出口と前記巻付部に巻き付けられた髪との距離よりも短い請求項1に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。 - 前記ノズル部は、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を吹き出す複数の吹出口を有し、
前記複数の吹出口には、第1吹出口と、前記第1吹出口よりも前記貯留部から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、
前記第2吹出口の開口面積が、前記第1吹出口の開口面積よりも大きい請求項1又は2に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。 - 前記ノズル部は、前記巻付部の内側に配置され、前記巻付部の外側に前記ヘアスタイリング剤を吹き出す請求項1から3のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
- 前記ノズル部は、前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を吹き出す吹出口と、前記巻付部から突出している突出部と、を有し、
前記突出部は、前記吹出口の位置を示す指標部を有している請求項4に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。 - 前記カーラー部は、前記貯留部に対して回転可能である請求項1から5のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
- 前記ノズル部は、前記カーラー部に対して回転可能である請求項1から6のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。
- 前記ノズル部は、
前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を吹き出す吹出口と、
前記貯留部から吐出される前記ヘアスタイリング剤を前記吹出口に供給する流路と、
を備え、
一の前記流路に対して、複数の前記吹出口が設けられている請求項1から7のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。 - 前記貯留部は、前記ヘアスタイリング剤を貯留する貯留本体と、前記貯留本体から前記ヘアスタイリング剤を吐出する吐出部と、を有し、前記吐出部が前記貯留本体に対して押し込まれることによって前記吐出部から前記ヘアスタイリング剤が吐出されるように構成されており、
前記ノズル部は、一端部が前記吐出部に接続されており、
前記ノズル部が押し込まれることにより、前記ノズル部が前記カーラー部に対して摺動するとともに、前記ノズル部が前記吐出部を前記貯留本体に対して押し込む請求項1から8のいずれか一項に記載のヘアスタイリング剤塗布装置。 - ヘアスタイリング剤を貯留する貯留装置に装着して用いられるヘアスタイリング剤塗布用アタッチメントであって、
髪が巻き付けられる巻付部を有するカーラー部と、
前記貯留装置から吐出される前記ヘアスタイリング剤を、前記巻付部に巻き付けられている髪に向けて吹き出すノズル部と、
を備えるヘアスタイリング剤塗布用アタッチメント。 - 前記貯留装置に装着される装着部を更に備え、
前記カーラー部が前記装着部と一体に組み付けられ、且つ、前記カーラー部によって前記貯留装置からの前記ノズル部の脱落が規制される請求項10に記載のヘアスタイリング剤塗布用アタッチメント。 - カーラーの周囲に髪を巻き付ける工程と、
前記カーラーに巻き付けられている髪に向けて、前記カーラーの内側からヘアスタイリング剤を吹き出す工程と、
を含むヘアスタイリング方法。 - 毛髪用塗布剤を貯留する貯留部と、
前記貯留部から吐出される前記毛髪用塗布剤を吹き出すノズル部と、
前記毛髪用塗布剤の塗布対象となる毛髪に対する前記ノズル部の位置合わせを行うためのガイド部と、
を備え、
前記ノズル部は、貯留部から吐出される毛髪用塗布剤を吹き出す複数の吹出口を有し、
前記複数の吹出口には、第1吹出口と、前記第1吹出口よりも前記貯留部から遠い位置に配置されている第2吹出口と、が含まれ、
前記第2吹出口と前記ガイド部との距離が、前記第1吹出口と前記ガイド部との距離よりも短い毛髪用塗布剤塗布装置。
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