JP2017204194A - レシピスコア提示装置、レシピスコア提示方法及びレシピスコア提示プログラム - Google Patents

レシピスコア提示装置、レシピスコア提示方法及びレシピスコア提示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】同一のレシピについて、地域及び時期に応じて動的に変化する満足度のスコアを適切に提示できるレシピスコア提示装置、レシピスコア提示方法及びレシピスコア提示プログラムを提供すること。【解決手段】レシピスコア提示装置1は、レシピ情報を取得するレシピ取得部10と、レシピ情報に含まれる食材の組み合わせを抽出する食材抽出部20と、地域及び時期の情報を含む提示要求を受け付ける要求受付部11と、提示要求に含まれる地域及び時期の情報に基づいて、1又は複数の指標毎に食材の固有情報を取得する旬情報取得部21、販売情報取得部23及び栄養価取得部25と、固有情報に基づいて、食材の組み合わせに対する指標毎の満足度を示すスコアを算出する旬度計算部22、輸送コスト計算部24及び栄養度計算部26と、指標毎にスコアを出力するレシピ情報提示部50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、レシピ情報を評価したスコアを提示する装置、方法及びプログラムに関する。
近年、食や健康への関心の高まりにつれて、料理レシピに関するサービスの開発が盛んになっている。例えば、放送事業者が放送で紹介したレシピをインターネットで公開し、料理レシピを専門に扱うサービスプロバイダも増えているため、公開される料理レシピの数が膨大になってきている。
膨大なレシピを扱うレシピサイトにおいてレシピを検索する場合、食材名又はレシピ名で検索する方法が主流になっている。また、例えば特許文献1では、利用者が調理環境又は光熱費などを指定してレシピ情報を検索できる手法が提案されている。
特開2002−342332号公報
しかしながら、従来の方法では、例えば輸入作物の輸送に伴う環境汚染の懸念から、より近い産地の野菜を選びたい、又は旬な野菜を旬な時期に摂る事で栄養吸収の効果を高めるために、より旬な野菜で構成されたレシピを探したいといった、地域及び時期に依存した検索ニーズに応えることは難しかった。
本発明は、同一のレシピについて、地域及び時期に応じて動的に変化する満足度のスコアを適切に提示できるレシピスコア提示装置、レシピスコア提示方法及びレシピスコア提示プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るレシピスコア提示装置は、レシピ情報を取得するレシピ取得部と、前記レシピ情報に含まれる食材の組み合わせを抽出する食材抽出部と、地域及び時期の情報を含む提示要求を受け付ける要求受付部と、前記提示要求に含まれる前記地域及び時期の情報に基づいて、1又は複数の指標毎に前記食材の固有情報を取得する食材情報取得部と、前記固有情報に基づいて、前記食材の組み合わせに対する前記指標毎の満足度を示すスコアを算出する第1スコア算出部と、前記指標毎に前記スコアを出力するスコア出力部と、を備える。
前記指標は、旬、栄養又はフードマイレージのいずれかを含んでもよい。
前記レシピスコア提示装置は、前記レシピ情報に含まれる調理動作を抽出する調理動作抽出部と、前記調理動作毎の手軽度を指標としたスコアを算出する第2スコア算出部と、を備えてもよい。
前記スコア出力部は、前記指標毎に重み付けをし、複数のスコアを統合して出力してもよい。
本発明に係るレシピスコア提示方法は、レシピ情報を取得するレシピ取得ステップと、前記レシピ情報に含まれる食材の組み合わせを抽出する食材抽出ステップと、地域及び時期の情報を含む提示要求を受け付ける要求受付ステップと、前記提示要求に含まれる前記地域及び時期の情報に基づいて、1又は複数の指標毎に前記食材の固有情報を取得する食材情報取得ステップと、前記固有情報に基づいて、前記食材の組み合わせに対する前記指標毎の満足度を示すスコアを算出するスコア算出ステップと、前記指標毎に前記スコアを出力するスコア出力ステップと、をコンピュータが実行する。
本発明に係るレシピスコア提示プログラムは、レシピ情報を取得するレシピ取得ステップと、前記レシピ情報に含まれる食材の組み合わせを抽出する食材抽出ステップと、地域及び時期の情報を含む提示要求を受け付ける要求受付ステップと、前記提示要求に含まれる前記地域及び時期の情報に基づいて、1又は複数の指標毎に前記食材の固有情報を取得する食材情報取得ステップと、前記固有情報に基づいて、前記食材の組み合わせに対する前記指標毎の満足度を示すスコアを算出するスコア算出ステップと、前記指標毎に前記スコアを出力するスコア出力ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、同一のレシピについて、地域及び時期に応じて動的に変化する満足度のスコアを適切に提示できる。
実施形態に係るレシピスコア提示装置の機能構成を示すブロック図である。 実施形態に係る各スコアの算出例を示す図である。 実施形態に係るレシピスコア提示装置の第1の利用形態を示す図である。 実施形態に係るレシピスコア提示装置の第2の利用形態を示す図である。 実施形態に係るレシピスコア提示装置の第3の利用形態を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例について説明する。
図1は、本実施形態に係るレシピスコア提示装置1の機能構成を示すブロック図である。
なお、レシピスコア提示装置1は、サーバ又はPC(Personal Computer)などの情報処理装置(コンピュータ)であり、CPUなどの制御部及び記憶部の他、入出力デバイス及び通信制御部などのインタフェースを備える。レシピスコア提示装置1は、記憶部に格納された所定のソフトウェア(レシピスコア提示プログラム)を制御部が実行することにより、本実施形態の各種機能を実現する。
レシピスコア提示装置1の制御部は、レシピ取得部10と、要求受付部11と、食材抽出部20と、食材情報取得部としての旬情報取得部21、販売情報取得部23及び栄養価取得部25と、第1スコア算出部としての旬度計算部22、輸送コスト計算部24及び栄養度計算部26と、調理動作抽出部30と、第2スコア算出部としての手軽度計算部31と、レシピ情報蓄積部40と、スコア出力部としてのレシピ情報提示部50とを備える。
レシピスコア提示装置1は、これらの機能部が協働することにより、レシピ内の食材情報に基づく旬度、輸送コスト及び栄養度と、調理手順に基づく手軽度とを、ユーザの満足度を示すスコアとしてそれぞれ算出し出力する。
レシピ取得部10は、要求受付部11により受け付けたレシピの提示要求に応じて、予め指定されたコンテンツプロバイダ群のレシピ情報を取得する。
要求受付部11は、レシピを利用する地域及び時期の情報を含む提示要求を受け付ける。
食材抽出部20は、取得したレシピ情報に含まれる食材の組み合わせを抽出する。
旬情報取得部21は、提示要求に含まれる地域及び時期の情報に基づいて、レシピスコア提示装置1の内部又は外部のデータベースから、複数の指標の1つである食材の旬に関する固有情報を取得する。この固有情報は、食材毎の旬な時期を示すデータを含む。
旬度計算部22は、取得した固有情報に基づいて、レシピ情報に含まれる食材の組み合わせに対して、旬に関する満足度を示すスコアとして旬度を算出する。旬度は、例えば、レシピ情報に含まれる旬な食材の割合で表現される。
販売情報取得部23は、提示要求に含まれる地域及び時期の情報に基づいて、レシピスコア提示装置1の内部又は外部のデータベースから、複数の指標の1つであるフードマイレージに関する固有情報を取得する。この固有情報は、食材毎の産地、輸送量及び経路などの販売情報を含む。
輸送コスト計算部24は、取得した固有情報に基づいて、レシピ情報に含まれる食材の組み合わせに対して、フードマイレージに関する満足度を示すスコアとして輸送コストを算出する。輸送コストは、例えば、食材毎の産地から販売地までの距離レベルの合計で表現される。
栄養価取得部25は、提示要求に含まれる地域及び時期の情報に基づいて、レシピスコア提示装置1の内部又は外部のデータベースから、複数の指標の1つである栄養に関する固有情報を取得する。この固有情報は、食材毎の栄養価情報を含む。
栄養度計算部26は、取得した固有情報に基づいて、レシピ情報に含まれる食材の組み合わせに対して、栄養に関する満足度を示すスコアとして栄養度を算出する。栄養度は、例えば、タンパク質、炭水化物などの栄養成分量で表現される。
調理動作抽出部30は、レシピ情報に対して構文解析及び形態素解析などを行い、レシピに含まれる調理動作を抽出する。
手軽度計算部31は、抽出した調理動作毎の手軽さを指標としたレシピ全体のスコアとして、手軽度を算出する。手軽度は、例えば、長さ又は分量などの指示を伴う動作(例えば、「4cmに切る」)とその他の動作(例えば、「縦半分に切る」)とを区分したポイント、又は外部辞書に登録された難易度などを統合したレベルで表現される。
レシピ情報蓄積部40は、指標毎に各種のスコア計算部(旬度計算部22、輸送コスト計算部24、栄養度計算部26、手軽度計算部31)が出力する結果を、レシピ情報並びに要求された地域及び時期の情報と対応付けて蓄積する。
レシピ情報提示部50は、レシピ情報並びに要求された地域及び時期の情報に対して、指標毎のスコア(旬度、輸送コスト、栄養度、手軽度)を出力する。
なお、レシピ情報提示部50は、指標毎に重み付けをし、複数のスコアを統合して出力してもよい。
図2は、本実施形態に係る各スコアの算出例を示す図である。
レシピ取得部10は、スコアを付与する対象であるレシピを含むコンテンツを指定し、レシピ情報を取得する。取得方法として、コンテンツプロバイダのレシピサイトからスクレイピングにより、若しくは公開されているAPIによりhttpプロトコルを通じて取得する方法、又はCSVなどのテキスト形式で取得する方法などが採用される。また、レシピ情報のデータの構造は、スキーマを事前にやり取りしてもよいが、具体的なデータ構造の共有及び解析方法は限定されない。一度採用された取得方法及びデータ構造の解析方法などは、内部のストレージに蓄積され、次回から再利用されてもよい。
この例では、あるレシピサイトから「アスパラ牛鍋」に関するレシピデータが取得されている。レシピ取得部10は、取得したレシピデータを、後段の食材抽出部20、調理動作抽出部30及びレシピ情報蓄積部40に提供する。
食材抽出部20は、取得したレシピデータから食材データを抽出する。この例では、「牛肉」、「アスパラガス」、「たけのこ」などが抽出されている。
なお、レシピデータには、例えば「しいたけ」が「ナマしいたけ」のように状態に関する単語を付けて表記されている場合など、レシピの提供者によって表記方法が統一されていない場合がある。このため、食材抽出部20は、レシピスコア提示装置1の内部又は外部に設けられた言い換え表現辞書を参照してもよい。
食材抽出部20は、抽出した各食材データを旬情報取得部21、販売情報取得部23及び栄養価取得部25へ提供する。
旬情報取得部21は、食材それぞれの地域毎の旬となる時期を取得し食材データに付与する。旬情報取得部21は、旬情報を公開している外部サイトから取得しても、レシピスコア提示装置1の内部に辞書として保持したデータベースに問い合わせて旬情報を取得してもよい。
この例では、「アスパラガス」の旬な時期として、「3月」、「4月」、「5月」、「6月」、「7月」が付与されている。
旬度計算部22は、旬情報取得部21により旬情報が付与された食材データを取得し、現在又は指定された日付に基づいてレシピとしての旬度を計算する。
この例では、現在3月と想定し、旬情報を持つ食材のうち、3月に旬である食材数の割合が旬度として定義されている。ここでは、旬情報を持つ「アスパラガス」及び「たけのこ」のうち、3月が旬であるのは「アスパラガス」1つなので、この割合0.5が旬度として算出されている。
輸送コストは、スーパーマーケットなどの販売所が取り扱う食材の産地に依存するため、販売情報取得部23は、レシピスコア提示装置1の内部又は外部の販売データを、販売日などを指定して取得し、食材の産地情報を食材データに付与する。
この例では、「アメリカ産」の「牛肉」、「新潟県産」の「アスパラガス」及び「栃木県産」の「たけのこ」がある特定のスーパーマーケットで販売されている。これらの産地情報は、スーパーマーケットなどの販売所により特定されてもよいし、ユーザ毎に定義されてもよい。また、産地情報は、輸送コストが算出される都度指定されてもよい。
輸送コスト計算部24は、販売情報取得部23により付与された食材の産地情報に基づいて、スーパーマーケットの所在地との距離を計算しスコア化する。地点間距離の計算には、例えば既存のWebライブラリが利用できる。また、スコアの単位は、緯度経度の差から求めた距離(km)としてもよいし、例えば、0〜10kmの場合は「1」、11〜50kmの場合は「2」というように、距離に基づき段階的にスコア化されてもよい。この例では、輸送コストは、全ての食材のコストを合算し「25」と定義されている。
栄養価取得部25は、食材抽出部20から食材データを取得し、レシピスコア提示装置1の内部又は外部のデータベースから栄養素情報を取得し、各食材に付与する。この例では、「牛肉」、「アスパラガス」及び「たけのこ」の栄養素情報が付与され、栄養度計算部26で合算されて栄養度として算出されている。
レシピの手軽度は、レシピに含まれる手順数よりも詳細に、レシピ内の調理動作の数、及び細かい分量指定の有無に基づいて算出される。調理動作抽出部30は、レシピ取得部10が取得したレシピデータを、形態素解析及び構文解析することにより調理動作と対象食材とを抽出する。
その後、手軽度計算部31は、抽出された調理動作それぞれに対して、例えば、単純な動作のみの場合は「1」、分量を指定している場合は「2」などの動作スコアを付与し、レシピ内の全動作スコアの合算値に基づいて手軽度を算出する。なお、手軽度の計算根拠として、調理動作に限らず、手順数又は食材数が使用されてもよい。
レシピ情報蓄積部40は、レシピ取得部10が取得したレシピデータと共に、旬度計算部22、輸送コスト計算部24、栄養度計算部26及び手軽度計算部31が出力するスコアデータを統合して蓄積する。また、レシピ情報提示部50が蓄積されたスコアデータをレシピと共に適宜加工して提示する。
図3は、本実施形態に係るレシピスコア提示装置1の第1の利用形態を示す図である。
第1の利用形態は、自社が保有するレシピの情報を充実させたいレシピサイト運営者が各種スコアを付加したレシピを提供する例である。この例では、「トマト牛丼」というレシピに対して、「旬度」、「手軽度」及び「栄養度」の各スコアが付与されている。
まず、レシピサイト運営者は、自社のWebサイトで公開しているレシピをレシピスコア提示装置1に登録する。このとき、レシピに付与したいスコアの種類が指定される。この例では、「旬度」、「手軽度」及び「栄養度」が指定されている。
なお、レシピサイトのデータスキーマは、レシピ取得部10と予め共有されているものとする。
食材抽出部20及び調理動作抽出部30がスキーマに則りレシピデータを処理し、「トマト」などの食材、及び「湯むき」などの調理動作を抽出する。その後、指定されたスコアを計算するための旬情報取得部21及び旬度計算部22と、栄養価取得部25及び栄養度計算部26と、手軽度計算部31とが動作する。このとき、販売情報取得部23及び輸送コスト計算部24は、「輸送コスト」が算出対象のスコアとして指定されていないので動作しない。
この結果、「旬度」、「手軽度」及び「栄養度」が計算され、レシピ情報提示部50からレシピサイト運営者に各種スコアが通知される。レシピサイト運営者は、取得したスコアを、例えば5段階表示に変換するなどしてより分かりやすく表示してもよい。このとき、旬情報などの食材それぞれのデータが併せて表示されてもよい。
また、蓄積されたスコアと比較したランキング表示なども可能である。さらに、例えば、栄養度については、閲覧者の性別又は年齢などの情報に基づく推奨値と比較したレベル表示などであってもよい。
図4は、本実施形態に係るレシピスコア提示装置1の第2の利用形態を示す図である。
第2の利用形態は、Eコマースサイトの運営者がレシピデータと合わせて、食材をWebサイトで展開し、Eコマースとして販売する例である。
Eコマースサイトのオーナーは環境や地産地消に配慮した食材ビジネスを展開しているため、レシピに必要な食材を表示するだけでなく、環境配慮度を強調した表示をしたいと考えている。
そこで、レシピスコア提示装置1には、「旬度」、及び環境配慮度に関する「輸送コスト」がスコアとして指定される。そして、出力された各スコアがレシピと対応付けて表示されると共に、食材の販売情報が表示される。これにより、Eコマースサイトのオーナーが売り出している食材でレシピの料理を作れることが明示されるだけでなく、環境配慮度も可視化される。
図5は、本実施形態に係るレシピスコア提示装置1の第3の利用形態を示す図である。
第3の利用形態は、放送事業者が放送を予定している料理番組に対して、放送時点での旬度や、手順の煩雑さをメタデータとして付与する例である。
レシピ取得部10は、料理番組の放送予定日、及びデータの構造が規定された字幕データを取り込む。また、「旬度」及び「手軽度」がスコアとして指定される。
レシピスコア提示装置1は、この料理番組で扱う食材に基づく旬度と、調理動作の動作数及び分量指定数に基づく手軽度とを、メタデータとして番組に付与する。
この例では、レシピ情報蓄積部40に蓄積された各種スコアから算出される平均値との比較により、分量指定数及び調理動作数が平均値からどの程度離れているかで、レシピの手軽度が計算されている。
レシピ情報提示部50から放送事業者に料理番組の旬度及び手軽度が数値として提示された際、放送事業者は、これらの数値を独自に解釈し、文字列(「今が旬」、「煩雑」など)に変換してメタデータとして付与してよい。あるいは、レシピスコア提示装置1からこれらの文字列が提供されてもよい。これにより、放送事業者は、放送する料理番組がどの程度旬の食材を扱った番組なのか、及びどの程度煩雑なのかを視聴者に提示できる。
本実施形態によれば、レシピスコア提示装置1は、食材の地域及び時期に応じた指標として、旬、栄養及びフードマイレージを採用し、レシピに含まれる食材毎の固有情報(旬情報、栄養価、販売情報)を用いて、食材の組み合わせに対する指標毎の満足度を示すスコア(旬度、栄養度、輸送コスト)を算出する。
したがって、レシピスコア提示装置1は、レシピに記述された食材情報に基づいて、どの程度旬な食材を使っているか、近所の店舗で取り扱っている食材の産地が遠いかどうか、栄養価が高いかどうかといった、レシピを参照する地域及び時期に応じて変化する各種スコアを動的に提示できる。
このレシピスコア提示装置1を利用することにより、例えば、レシピサイトを運営するコンテンツプロバイダは、レシピに複数のスコア情報を付与して利用者に提示することができる。レシピの利用者は、検索の幅を広げ複数の視点でレシピを探すことができる。また、料理番組を放送する放送事業者においては、放送する時期で変わるレシピの旬度など、放送日に合わせて変わるメタデータを番組に動的に付与できる。
この結果、レシピスコア提示装置1は、レシピコンテンツをユーザのニーズに合わせて提供し、コンテンツと生活とをより密接に連携できるので、コンテンツ展開を促進することができる。
また、レシピスコア提示装置1は、レシピに記述された調理手順に基づいて、調理動作毎の手軽さを指標としたスコア(手軽度)を算出する。したがって、レシピスコア提示装置1は、調理動作が多く分量指定が詳細かどうかといった手軽さの満足度を示す詳細なスコアを、さらにレシピに付加できる。
さらに、レシピスコア提示装置1は、指標毎に重み付けをし、複数のスコアを統合して出力することにより、レシピの順位付けを容易にし、利用者の利便性を向上できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態における各機能部は、適宜、複数の情報処理装置に分離されたシステムとして構成されてよい。
また、各種スコアの元となる食材毎の固有情報は、外部データを取り込むことで随時更新が可能であり、各種スコアの計算方法も変更可能である。このため、レシピを提供するコンテンツプロバイダは、運用負担を軽減して新たなデータをレシピに付与できるだけでなく、利用者のより多様化している検索ニーズに応えることができる。
レシピスコア提示装置1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器などのハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROMなどの可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクなどの記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネットなどのネットワークや電話回線などの通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1 レシピスコア提示装置
10 レシピ取得部
11 要求受付部
20 食材抽出部
21 旬情報取得部(食材情報取得部)
22 旬度計算部(第1スコア算出部)
23 販売情報取得部(食材情報取得部)
24 輸送コスト計算部(第1スコア算出部)
25 栄養価取得部(食材情報取得部)
26 栄養度計算部(第1スコア算出部)
30 調理動作抽出部
31 手軽度計算部(第2スコア算出部)
40 レシピ情報蓄積部
50 レシピ情報提示部(スコア出力部)

Claims (6)

  1. レシピ情報を取得するレシピ取得部と、
    前記レシピ情報に含まれる食材の組み合わせを抽出する食材抽出部と、
    地域及び時期の情報を含む提示要求を受け付ける要求受付部と、
    前記提示要求に含まれる前記地域及び時期の情報に基づいて、1又は複数の指標毎に前記食材の固有情報を取得する食材情報取得部と、
    前記固有情報に基づいて、前記食材の組み合わせに対する前記指標毎の満足度を示すスコアを算出する第1スコア算出部と、
    前記指標毎に前記スコアを出力するスコア出力部と、を備えるレシピスコア提示装置。
  2. 前記指標は、旬、栄養又はフードマイレージのいずれかを含む請求項1に記載のレシピスコア提示装置。
  3. 前記レシピ情報に含まれる調理動作を抽出する調理動作抽出部と、
    前記調理動作毎の手軽度を指標としたスコアを算出する第2スコア算出部と、を備える請求項1又は請求項2に記載のレシピスコア提示装置。
  4. 前記スコア出力部は、前記指標毎に重み付けをし、複数のスコアを統合して出力する請求項1から請求項3のいずれかに記載のレシピスコア提示装置。
  5. レシピ情報を取得するレシピ取得ステップと、
    前記レシピ情報に含まれる食材の組み合わせを抽出する食材抽出ステップと、
    地域及び時期の情報を含む提示要求を受け付ける要求受付ステップと、
    前記提示要求に含まれる前記地域及び時期の情報に基づいて、1又は複数の指標毎に前記食材の固有情報を取得する食材情報取得ステップと、
    前記固有情報に基づいて、前記食材の組み合わせに対する前記指標毎の満足度を示すスコアを算出するスコア算出ステップと、
    前記指標毎に前記スコアを出力するスコア出力ステップと、をコンピュータが実行するレシピスコア提示方法。
  6. レシピ情報を取得するレシピ取得ステップと、
    前記レシピ情報に含まれる食材の組み合わせを抽出する食材抽出ステップと、
    地域及び時期の情報を含む提示要求を受け付ける要求受付ステップと、
    前記提示要求に含まれる前記地域及び時期の情報に基づいて、1又は複数の指標毎に前記食材の固有情報を取得する食材情報取得ステップと、
    前記固有情報に基づいて、前記食材の組み合わせに対する前記指標毎の満足度を示すスコアを算出するスコア算出ステップと、
    前記指標毎に前記スコアを出力するスコア出力ステップと、をコンピュータに実行させるためのレシピスコア提示プログラム。
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