JP2017204124A - 情報表示機器監視システム - Google Patents

情報表示機器監視システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017204124A
JP2017204124A JP2016095209A JP2016095209A JP2017204124A JP 2017204124 A JP2017204124 A JP 2017204124A JP 2016095209 A JP2016095209 A JP 2016095209A JP 2016095209 A JP2016095209 A JP 2016095209A JP 2017204124 A JP2017204124 A JP 2017204124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
display device
operation state
unit
normal operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016095209A
Other languages
English (en)
Inventor
惠助 山下
Keisuke Yamashita
惠助 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cross Media Networks Corp
Original Assignee
Cross Media Networks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cross Media Networks Corp filed Critical Cross Media Networks Corp
Priority to JP2016095209A priority Critical patent/JP2017204124A/ja
Publication of JP2017204124A publication Critical patent/JP2017204124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】情報表示機器の監視作業の負担を軽減できる情報表示機器監視システムを提供する。【解決手段】デジタルサイネージ監視システム1は、デジタルサイネージ2と、デジタルサイネージ2に取付けられた監視器3と、デジタルサイネージ2および監視器3と通信可能なサーバ4を備える。監視器3は、デジタルサイネージ2の正常作動状態情報を記録可能な正常作動状態情報データベース5と、デジタルサイネージ2の作動状態を検知可能な検知部6と、検知部6がデジタルサイネージ2の作動状態を検知して得られた検知結果情報と、正常作動状態情報データベース5が記録した正常作動状態情報とを対比して、検知結果情報が正常作動状態情報と異なるか否かを判定可能な判定部7と、判定部7が、検知結果情報は正常作動状態情報と異なると判定した場合、検知結果情報が正常作動状態情報と異なることを示す異常情報を検知結果情報と共に通知可能な通知部8を有する。【選択図】図1

Description

本発明は情報表示機器監視システムに関する。詳しくは、例えばデジタルサイネージの監視を行なうための、情報表示機器監視システムに係るものである。
建物の壁面や駅などに設置され、ネットワークに接続したディスプレイで映像などを表示するデジタルサイネージは、広告やニュースなどをリアルタイムで更新し、最新の情報を表示することができるため、急速に普及している。
そして、このようなデジタルサイネージを利用して広告効果を高めようとする技術が幾つか提案されている。
例えば特許文献1には、管理サーバが、ユーザが所持する携帯端末のユーザIDごとにスタンプラリーシートを作成する表示システムが記載されている。
すなわち、特許文献1に記載の表示システムは、スタンプラリーシートが割り当てられた携帯端末のユーザが、複数の指定場所に設置されたデジタルサイネージを巡るスタンプラリーに参加することが可能になり、指定場所にてデジタルサイネージと携帯端末とを通信させるユーザに対し、デジタルサイネージに表示される広告情報を高頻度で閲覧させることができる。
その結果、特許文献1に記載の表示システムは、広告効果を高めることができる。
特開2014‐191608号公報
ところで、特許文献1に記載の表示システムは、高い広告効果を発揮できる発明ではあるが、表示システムを構成するデジタルサイネージなどの表示装置を保守管理する発明ではない。
すなわち、デジタルサイネージ装置の長期間の使用によってデジタルサイネージ装置が熱を帯びると、デジタルサイネージ装置の液晶ディスプレイなどが劣化し、安定して高精度の表示を行なうことができなくなる。
このような事態を避けるため、デジタルサイネージの管理者は、デジタルサイネージが設置された場所に来て目視する必要があり、管理者の監視作業の負担は大きかった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、情報表示機器の監視作業の負担を軽減できる情報表示機器監視システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の情報表示機器監視システムは、建物の窓枠に取付けられる、かつ、平板形状であり、かつ、情報を表示可能な表示部を有する情報表示機器と、該情報表示機器の正常な作動状態に関する情報である正常作動状態情報を記録可能な正常作動状態情報記録部と、前記情報表示機器の作動状態を検知可能な検知部と、該検知部が前記情報表示機器の作動状態を検知して得られた検知結果情報と、前記正常作動状態情報記録部が記録した正常作動状態情報とを対比して、同検知結果情報が同正常作動状態情報と異なるか否かを判定可能な判定部と、該判定部が、前記検知結果情報は前記正常作動状態情報と異なると判定した場合、同検知結果情報が同正常作動状態情報と異なることを示す異常情報を、同検知結果情報と共に通信回線を介して通知可能な通知部とを有する監視器と、前記通知部が通知した前記異常情報および前記検知結果情報を受信可能な受信部と、該受信部が受信した前記異常情報および前記検知結果情報を記録可能な情報表示機器情報記録部とを有するサーバとを備える。
ここで、情報表示機器の作動状態を検知可能な検知部によって、作動中の情報表示機器の実際の情報を得ることができる。
また、検知部が情報表示機器の作動状態を検知して得られた検知結果情報と、正常作動状態情報記録部が記録した正常作動状態情報とを対比して、検知結果情報が正常作動状態情報と異なるか否かを判定可能な判定部および、判定部が、検知結果情報は正常作動状態情報と異なると判定した場合、検知結果情報が正常作動状態情報と異なることを示す異常情報を、検知結果情報と共に通信回線を介して通知可能な通知部によって、情報表示機器の管理者は、情報表示機器から離れた位置に居ながら作動中の情報表示機器が正常か異常かを知ることができる。
また、本発明の情報表示機器監視システムにおいて、サーバは、広告情報を記録可能な広告情報記録部と、広告情報記録部が記録した広告情報を、通信回線を介して情報表示機器へ送信可能な広告情報送信部と、広告情報送信部が広告情報を送信した日時から受信部が異常情報および検知結果情報を受信した日時までの時間を計測可能な広告実績計測部とを有するものとすることができる。
この場合、広告主に対して、実際に広告が表示された回数などを報告することができる。
さらに、本発明の情報表示機器監視システムにおいて、情報表示機器は、ソースコードの変更が可能なオペレーティングシステムを有するものとすることができる。
この場合、情報表示を行なうために必要な最小限の機能に抑えて基盤を軽量化できる。
また、ソースコードの変更が可能なので独自のオペレーティングシステムを構築でき、バージョンアップを容易に行なうことができる。
また、情報表示機器の生産が容易であり、故障が発生しても早急に部品の交換保障を行なうことができる。
また、本発明の情報表示機器監視システムにおいて、情報表示機器は、表示部の周辺の照度を検知可能な照度検知部を有し、情報表示機器の表示部は、光度が700〜2500カンデラであり、かつ、照度検知部が検知した照度に基づいて光度を変更可能な液晶パネルであるものとすることができる。
この場合、情報表示機器が西日や朝日に照らされても色あせることなく、最適な状態で情報を表示できる。
また、本発明の情報表示機器監視システムにおいて、情報表示機器および監視器は、SIMカードのSIM情報を利用して通信可能であるものとすることができる。
この場合、インターネットの回線契約および工事が不要であり、簡単にインターネット通信を行なうことができる。
また、本発明の情報表示機器監視システムにおいて、検知結果情報は検知された温度に関する情報であり、監視器は、判定部が、検知された温度に関する情報は正常作動状態情報と異なると判定した場合、情報表示機器の電源を切る制御が可能な電源制御部を有するものとすることができる。
この場合、情報表示機器の管理者が操作しなくても情報表示機器の温度を低下させることができ、情報表示機器の故障を抑制し易い。
本発明に係る情報表示機器監視システムは、情報表示機器の監視作業の負担を軽減できる。
本発明を適用したデジタルサイネージ監視システムの構成の一例を示す概略図である。 本発明を適用したデジタルサイネージ監視システムで監視されるデジタルサイネージがコンビニエンスストアの窓枠に取付けられた様子の一例を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用したデジタルサイネージ監視システムの構成の一例を示す概略図である。
図1に示す本発明のデジタルサイネージ監視システム1は、監視対象であるデジタルサイネージ2と、デジタルサイネージ2に取付けられた監視器3と、デジタルサイネージ2および監視器3とインターネット24を介して通信可能なサーバ4とを備える。
ここで、デジタルサイネージは情報表示機器の一例であり、また、インターネットは通信回線の一例である。
また、デジタルサイネージ2は、建物の窓枠に取付けられたものである。すなわち、デジタルサイネージ2は窓ガラスの内側に配置された状態で、窓枠に取付けられている。
なお、デジタルサイネージ2を、窓ガラスの代わりに窓枠に取付けることもできる。
また、デジタルサイネージ2は、平板形状であり、情報を表示可能な液晶パネル16を有する。
ここで、液晶パネルは表示部の一例である。
また、デジタルサイネージ2は、低電圧で作動可能であり安定性に優れたアンドロイド(登録商標)基盤を有する。
また、デジタルサイネージ2は、アンドロイド(登録商標)基盤に搭載された、ソースコードの変更が可能なオペレーティングシステムを有する。
ここで、ソースコードの変更が可能なオペレーティングシステムとしては例えばLinux(登録商標)およびアンドロイド(登録商標)が挙げられる。
ソースコードの変更が可能なオペレーティングシステムを使用することで、デジタルサイネージ専用のオペレーティングシステムを組み上げることができ、このようなオペレーティングシステムが組み込まれた基盤をデジタルサイネージ専用基盤すなわちミニPCとして、最高の音声および映像パフォーマンスとコストパフォーマンスを実現できる。
また、デジタルサイネージ2は、液晶パネル16の周辺の照度を検知可能な照度センサー26を有する。
ここで、照度センサーは照度検知部の一例である。
また、デジタルサイネージ2の液晶パネル16は、光度が700〜2500カンデラであり、かつ、照度センサー26が検知した照度に基づいて自動的に光度を変更可能である。
ここで、光度は具体的には例えば、700カンデラ、1500カンデラおよび2500カンデラである。
また、監視器3は、デジタルサイネージ2の液晶パネル16の背面、すなわち建物の内部に向いた、画像などが表示されない面に、液晶パネル16と電気的に接続された状態で取付けられている。
また、監視器3は、デジタルサイネージ2の正常な作動状態に関する情報である正常作動状態情報を記録可能な正常作動状態情報データベース5を有する。
ここで、正常作動状態情報データベースは正常作動状態情報記録部の一例である。
また、監視器3は、デジタルサイネージ2の作動状態を検知可能な検知部6を有する。
ここで、検知部6としては、具体的には例えば、温度を検知可能な温度センサー、輝度を検知可能な輝度センサー、照度を検知可能な照度センサー、電圧を検知可能な電圧センサー、電流を検知可能な電流センサー、湿度を検知可能な湿度センサー、静止画や動画を撮像可能な画像センサーカメラが挙げられる。
また、検知部6は、自動販売機などの機器の、インターネットなどの通信回線への接続状況も検知することができる。
また、監視器3は、判定部7を有する。
ここで、判定部7は、検知部6がデジタルサイネージ2の作動状態を検知して得られた検知結果情報と、正常作動状態情報データベース5が記録した正常作動状態情報とを対比して、検知結果情報が正常作動状態情報と異なるか否かを判定可能である。
また、監視器3は、通知部8を有する。
ここで、通知部8は、判定部7が、検知結果情報は正常作動状態情報と異なると判定した場合、検知結果情報が正常作動状態情報と異なることを示す異常情報を、検知結果情報と共にインターネット24を介して通知可能である。
また、具体的な通知方法としては、例えば電子メールや、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用した通知方法が挙げられる。
また、検知結果情報としては、具体的には例えば、検知部が温度センサーであれば温度情報であり、画像センサーカメラであれば撮像された画像情報である。
また、本発明で言う「検知結果情報が正常作動状態情報と異なる」とは、例えば検知結果情報が温度情報であって温度情報が80℃であり、温度情報に対応する正常作動状態情報が40〜50℃であるというように、検知結果情報と正常作動状態情報との間に一致点がないことを意味する。
また、例えば検知結果情報がデジタルサイネージ2の液晶パネル16の輝度情報であり、輝度情報に対応する正常作動状態情報との間に一致点がない場合、液晶パネル16の画面全体が明るくなる、いわゆる「ホワイトアウト」現象が生じていたり、液晶パネル16の画面全体が暗くなる、いわゆる「ブラックアウト」現象が生じていたりする可能性が高い。
また、サーバ4は、通知部8が通知した異常情報および検知結果情報を受信可能な受信部9を有する。
また、サーバ4は、受信部9が受信した異常情報および検知結果情報を記録可能なデジタルサイネージ情報データベース10を有する。
ここで、デジタルサイネージ情報データベースは情報表示機器情報記録部の一例である。
また、監視器3は、電源制御部11を有する。
ここで、電源制御部11は、判定部7が、検知された温度に関する情報は正常作動状態情報と異なると判定した場合、デジタルサイネージ2の電源を切る制御が可能である。
また、デジタルサイネージ2および監視器3は、SIM(Subscriber Identity Module=加入者識別モジュール)カードのSIM情報を利用して通信可能である。
例えば、デジタルサイネージ2および監視器3は、Mobile(モバイル)SIMを利用して通信を行なうことができる。
また、サーバ4は、デジタルサイネージ2を操作するための信号である操作信号をデジタルサイネージ2へ、インターネット24を介して送信可能な操作信号送信部12を有する。
また、デジタルサイネージ2は、サーバ4の操作信号送信部12から送信された操作信号に基づいてデジタルサイネージ2を操作する制御が可能な操作制御部13を有する。
具体的には例えば、デジタルサイネージ2の電源を切る操作、デジタルサイネージ2の電源を入れる操作、デジタルサイネージ2の液晶パネル16の輝度や照度を調節する操作が挙げられる。
また、サーバ4は、広告情報を記録可能な広告情報データベース18を有する。
ここで、広告情報データベースは広告情報記録部の一例である。
また、広告情報には、デジタルサイネージ2が広告画像を表示するときの日程(スケジュール)も含まれる。
また、サーバ4は、広告情報データベース18が記録した広告情報を、インターネット24を介してデジタルサイネージ2へ送信可能な広告情報送信部19を有する。
また、サーバ4は、広告情報送信部19が広告情報を送信した日時から受信部9が異常情報および検知結果情報を受信した日時までの時間を計測可能な広告実績計測部25を有する。
ここで、広告情報には、デジタルサイネージ2が広告画像を表示するときの日程(スケジュール)も含まれるので、広告情報送信部19が広告情報を送信した日時すなわちデジタルサイネージ2が広告情報を受信した日時から、受信部9が異常情報および検知結果情報を受信した日時すなわちデジタルサイネージ2の液晶パネル16に、「ホワイトアウト」現象もしくは「ブラックアウト」現象が生じて広告画像が充分に表示されなくなった日時までの時間を計測できれば、計測された時間内に広告画像が表示された回数は自ずと判明する。
また、サーバ4は、いわゆる「コンテンツマネジメントシステム(CMS)」により、広告情報データベース18が記録した広告情報の月額や広告主からの入金状況などを一元管理することができる。
また、デジタルサイネージ2の管理者は、サーバ4に接続された表示装置の管理画面で、デジタルサイネージ2の液晶パネル16が広告画像をどのように表示するかを確認することができる。
また、広告実績計測部25により広告回数が判明するので、サーバ4は、広告主へ広告回数を電子メールなどで通知することができる。
本発明において、サーバは必ずしも広告実績計測部を有していなくてもよい。
しかし、サーバが広告実績計測部を有していれば、広告主に対して、実際に広告が表示された回数などを報告することができるので好ましい。
また、デジタルサイネージすなわち情報表示機器は、必ずしもソースコードの変更が可能なオペレーティングシステムを有していなくてもよい。
しかし、情報表示機器がソースコードの変更が可能なオペレーティングシステムを有していれば、情報表示を行なうために必要な最小限の機能に抑えて基盤を軽量化できるので好ましい。
また、ソースコードの変更が可能なので独自のオペレーティングシステムを構築でき、バージョンアップを容易に行なうことができ、好ましい。
さらに、情報表示機器の生産が容易であり、故障が発生しても早急に部品の交換保障を行なうことができるので好ましい。
また、デジタルサイネージすなわち情報表示機器は、必ずしも表示部すなわち液晶パネルの周辺の照度を検知可能な照度センサーすなわち照度検知部を有していなくてもよい。
また、必ずしも情報表示機器の表示部は、光度が700〜2500カンデラであり、かつ、照度検知部が検知した照度に基づいて光度を変更可能な液晶パネルでなくてもよい。
しかし、情報表示機器が照度検知部を有し、表示部が、このような液晶パネルであれば、情報表示機器が西日や朝日に照らされても色あせることなく、最適な状態で情報を表示できるので好ましい。
また、デジタルサイネージすなわち情報表示機器および監視器は、必ずしもSIMカードのSIM情報を利用して通信可能でなくてもよい。
しかし、情報表示機器および監視器が、SIMカードのSIM情報を利用して通信可能であれば、インターネットの回線契約および工事が不要であり、簡単にインターネット通信を行なうことができるので好ましい。
また、監視器は、必ずしも電源制御部を有していなくてもよい。
しかし、監視器が電源制御部を有していれば、情報表示機器の管理者が操作しなくても情報表示機器の温度を低下させることができ、情報表示機器の故障を抑制し易いので好ましい。
図2は、本発明を適用したデジタルサイネージ監視システムで監視されるデジタルサイネージがコンビニエンスストアの窓枠に取付けられた様子の一例を示す概略図である。
図2に示すように、本発明のデジタルサイネージ監視システムで監視されるデジタルサイネージ2は、コンビニエンスストア21の窓枠22に取付けられている。
ここで、コンビニエンスストアは建物の一例である。
なお、デジタルサイネージ2は窓ガラスの内側に配置された状態で、窓枠22に取付けられているが、図2においてデジタルサイネージ2が位置する領域に位置する窓ガラスは図示を省略する。
デジタルサイネージ2は広告画像や図2に示すような天気予報などを表示するので、左右の窓ガラス23とは異なり、デジタルサイネージ2を通して外部からコンビニエンスストア21の内部は見えない。
また、監視器3は検知部6を有するが、検知部6は単数でも複数でもどちらでも可能である。
また、検知部6が複数ある場合、判定部7と検知部6は、例えば無線通信で通信可能とすることができる。
次に、本発明のデジタルサイネージ監視システムを利用したデジタルサイネージの監視の流れの一例を説明する。
デジタルサイネージの管理者は、コンビニエンスストア21の窓枠に取付けられたデジタルサイネージ21の液晶パネル16の裏面に、監視器3を取付ける。
また、監視器3の検知部6は、温度センサー、電圧センサーおよび輝度センサーであり、液晶パネル16の温度、液晶パネル16の電圧および液晶パネル16の輝度を検知する。
そして、監視器3の判定部7は、検知部6が検知して得られた温度情報、電圧情報および輝度情報と、正常作動状態情報データベース5が記録した、液晶パネル16の温度情報、電圧情報および輝度情報に対応する正常作動状態情報とを対比して、温度情報、電圧情報および輝度情報が、それぞれに対応する正常作動状態情報と異なるか否かを判定する。
また、判定部7が、検知して得られた温度情報、電圧情報および輝度情報のうち、1つでもそれぞれに対応する正常作動状態情報と異なると判定した場合、例えば温度情報が、対応する正常作動状態情報と異なると判定した場合、通知部8は、異なることを示す異常情報を、検知して得られた温度情報と共にインターネット24を介してサーバ4へ通知する。
そして、サーバ4の受信部9は、通知部8が通知した、異常情報および温度情報を受信する。
また、サーバ4のデジタルサイネージ情報データベース10は、受信部9が受信した異常情報および温度情報を記録する。
デジタルサイネージ2の管理者は、デジタルサイネージ2から離れた場所にいながら、サーバ4に接続された表示装置の画面を見て、監視対象のデジタルサイネージ2の状況を知ることができる。
また、サーバ4から、異常情報および温度情報を、管理者の携帯端末へ転送するようにすることもできる。
また、監視器3の電源制御部11は、判定部7が、検知して得られた温度情報は、対応する正常作動状態情報と異なると判定した場合、例えば、温度情報に対応する正常作動状態情報が40〜50℃であるのに対し、検知して得られた温度情報が90℃であるというように顕著に異なる場合、デジタルサイネージ2の電源を切る制御を行なう。
また、検知して得られた温度情報が、液晶パネル16の温度情報であれば、電源制御部11が、デジタルサイネージ2の一部である液晶パネル16の電源を切る制御を行なうようにすることもできる。
また、デジタルサイネージ2の管理者は、サーバ4に接続された表示装置の画面を見ながら、例えば液晶パネル16の輝度を操作するために、操作信号送信部12から操作信号をデジタルサイネージ2へ送信する。
また、デジタルサイネージ2の操作制御部13は、サーバ4の操作信号送信部12から送信された操作信号に基づいてデジタルサイネージ2の液晶パネル16の輝度を操作する制御を行なう。
また、デジタルサイネージ2の管理者は、サーバ4に接続された表示装置の画面を見ながら、デジタルサイネージ2の電源の入切を操作するために、操作信号送信部12から操作信号をデジタルサイネージ2へ送信することもできる。
また、デジタルサイネージ2の操作制御部13は、サーバ4の操作信号送信部12から送信された操作信号に基づいてデジタルサイネージ2の電源の入切を操作する制御を行なうこともできる。
また、サーバ4の広告情報送信部19は、広告情報データベース18が記録した広告情報を、インターネット24を介してデジタルサイネージ2へ送信する。
また、広告情報送信部19が送信する広告情報には、デジタルサイネージ2が広告画像を表示するときの日程(スケジュール)も含まれており、デジタルサイネージ2の液晶パネル16は、この日程に基づいて広告画像を表示する。
そして、例えば検知部6が輝度センサーであり、判定部7が、検知結果情報であるデジタルサイネージ2の液晶パネル16の輝度情報は正常作動状態情報と異なると判定した場合、異常情報を、検知して得られた輝度情報と共にインターネット24を介してサーバ4へ通知する。
液晶パネル16の輝度情報が正常作動状態情報と異なるということは、液晶パネル16の画面全体が明るくなる、いわゆる「ホワイトアウト」現象が生じていたり、液晶パネル16の画面全体が暗くなる、いわゆる「ブラックアウト」現象が生じていたりする可能性が高く、広告画像が充分に表示されていない可能性が高いことを意味する。
また、サーバ4の広告実績計測部25は、広告情報送信部19が広告情報を送信した日時から受信部9が異常情報および検知結果情報を受信した日時までの時間を計測する。
その結果、広告情報には、デジタルサイネージ2が広告画像を表示するときの日程(スケジュール)も含まれるので、計測された時間内に広告画像を表示した回数が判明する。
また、コンビニエンスストア21によっては、窓が西日を強く受ける店舗や朝日を強くうける店舗もあるが、そのような店舗の窓枠22にデジタルサイネージ2が取付けられていても、照度センサー26が液晶パネル16の周辺の照度を検知し、液晶パネル16は、検知した照度に基づいて光度700〜2500カンデラの範囲で自動的に最適な光度に切り替わる。
以上のように、本発明のデジタルサイネージ監視システムすなわち情報表示機器監視システムは、情報表示機器の作動状態を検知可能な検知部を有する監視器を備えているので、作動中の情報表示機器の実際の情報を得ることができる。
また、本発明の情報表示機器監視システムは、検知部が情報表示機器の作動状態を検知して得られた検知結果情報と、正常作動状態情報記録部が記録した正常作動状態情報とを対比して、検知結果情報が正常作動状態情報と異なるか否かを判定可能な判定部および、判定部が、検知結果情報は正常作動状態情報と異なると判定した場合、検知結果情報が正常作動状態情報と異なることを示す異常情報を、検知結果情報と共に通信回線を介して通知可能な通知部を有する監視器を備えているので、情報表示機器の管理者は、情報表示機器から離れた位置に居ながら作動中の情報表示機器が正常か異常かを知ることができる。
従って、本発明の情報表示機器監視システムによれば、情報表示機器が正常か異常かを判断するために、わざわざ情報表示機器の管理者が情報表示機器の設置場所に来て情報表示機器を確認する必要がなくなるので、情報表示機器の監視作業の負担が軽減できる。
また、監視対象のデジタルサイネージすなわち情報表示機器が、西日を強く受けたり朝日を強く受けたりする建物の窓枠に取付けられていても、照度センサーすなわち照度検知部が液晶パネルすなわち表示部の周辺の照度を検知し、表示部は、検知した照度に基づいて光度700〜2500カンデラの範囲で自動的に最適な光度に切り替わるので、色あせることなく広告画像などを表示できる。
また、情報表示機器および監視器は、Mobile(モバイル)SIMを利用して通信を行なうことができるので、電源を確保できれば、簡単にインターネット通信を行なうことができる。
また、ソースコードの変更が可能なオペレーティングシステムを利用しているので、情報表示機器の生産が容易であり、故障が発生しても早急に部品の交換保障を行なうことができる。
1 デジタルサイネージ監視システム
2 デジタルサイネージ
3 監視器
4 サーバ
5 正常作動状態情報データベース
6 検知部
7 判定部
8 通知部
9 受信部
10 デジタルサイネージ情報データベース
11 電源制御部
12 操作信号送信部
13 操作制御部
16 液晶パネル
18 広告情報データベース
19 広告情報送信部
20 広告情報制御部
21 コンビニエンスストア
22 窓枠
23 窓ガラス
24 インターネット
25 広告実績計測部
26 照度センサー

Claims (6)

  1. 建物の窓枠に取付けられる、かつ、平板形状であり、かつ、情報を表示可能な表示部を有する情報表示機器と、
    該情報表示機器の正常な作動状態に関する情報である正常作動状態情報を記録可能な正常作動状態情報記録部と、前記情報表示機器の作動状態を検知可能な検知部と、該検知部が前記情報表示機器の作動状態を検知して得られた検知結果情報と、前記正常作動状態情報記録部が記録した正常作動状態情報とを対比して、同検知結果情報が同正常作動状態情報と異なるか否かを判定可能な判定部と、該判定部が、前記検知結果情報は前記正常作動状態情報と異なると判定した場合、同検知結果情報が同正常作動状態情報と異なることを示す異常情報を、同検知結果情報と共に通信回線を介して通知可能な通知部とを有する監視器と、
    前記通知部が通知した前記異常情報および前記検知結果情報を受信可能な受信部と、該受信部が受信した前記異常情報および前記検知結果情報を記録可能な情報表示機器情報記録部とを有するサーバとを備える
    情報表示機器監視システム。
  2. 前記サーバは、広告情報を記録可能な広告情報記録部と、該広告情報記録部が記録した広告情報を、通信回線を介して前記情報表示機器へ送信可能な広告情報送信部と、該広告情報送信部が前記広告情報を送信した日時から前記受信部が前記異常情報および前記検知結果情報を受信した日時までの時間を計測可能な広告実績計測部とを有する
    請求項1に記載の情報表示機器監視システム。
  3. 前記情報表示機器は、ソースコードの変更が可能なオペレーティングシステムを有する
    請求項1または請求項2に記載の情報表示機器監視システム。
  4. 前記情報表示機器は、前記表示部の周辺の照度を検知可能な照度検知部を有し、
    前記情報表示機器の前記表示部は、光度が700〜2500カンデラであり、かつ、前記照度検知部が検知した照度に基づいて光度を変更可能な液晶パネルである
    請求項1または請求項2に記載の情報表示機器監視システム。
  5. 前記情報表示機器および前記監視器は、SIMカードのSIM情報を利用して通信可能である
    請求項1、請求項2または請求項3に記載の情報表示機器監視システム。
  6. 前記検知結果情報は検知された温度に関する情報であり、
    前記監視器は、前記判定部が、検知された温度に関する情報は前記正常作動状態情報と異なると判定した場合、前記情報表示機器の電源を切る制御が可能な電源制御部を有する
    請求項1、請求項2または請求項3に記載の情報表示機器監視システム。
JP2016095209A 2016-05-11 2016-05-11 情報表示機器監視システム Pending JP2017204124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016095209A JP2017204124A (ja) 2016-05-11 2016-05-11 情報表示機器監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016095209A JP2017204124A (ja) 2016-05-11 2016-05-11 情報表示機器監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017204124A true JP2017204124A (ja) 2017-11-16

Family

ID=60323293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016095209A Pending JP2017204124A (ja) 2016-05-11 2016-05-11 情報表示機器監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017204124A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020096076A1 (ko) * 2018-11-06 2020-05-14 엘지전자 주식회사 디지털 사이니지 시스템 및 그의 동작 방법
JP2020080138A (ja) * 2019-05-08 2020-05-28 株式会社ビラハウジング 平面ディスプレイ装置
CN111613164A (zh) * 2020-07-08 2020-09-01 深圳市杰和科技发展有限公司 数字标牌显示屏状态的检测方法及装置
WO2021152684A1 (ja) * 2020-01-28 2021-08-05 三菱電機株式会社 表示制御装置及び表示制御方法
KR102409309B1 (ko) * 2021-12-09 2022-06-15 미르컴 주식회사 사이니지 통합 관리 방법 및 이에 사용되는 관리 서버

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003122286A (ja) * 2001-10-19 2003-04-25 Denso Corp 広告表示装置
JP2003333584A (ja) * 2002-05-16 2003-11-21 Fujitsu Ltd 監視システム
JP2005166071A (ja) * 2005-01-11 2005-06-23 Hitachi Software Eng Co Ltd 広域広告システム
JP2006267246A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Nec Corp 広告配信システム、広告配信方法、装置、及び、プログラム
JP2013025348A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Hitachi Systems Ltd 広告掲載課金システム及び方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003122286A (ja) * 2001-10-19 2003-04-25 Denso Corp 広告表示装置
JP2003333584A (ja) * 2002-05-16 2003-11-21 Fujitsu Ltd 監視システム
JP2005166071A (ja) * 2005-01-11 2005-06-23 Hitachi Software Eng Co Ltd 広域広告システム
JP2006267246A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Nec Corp 広告配信システム、広告配信方法、装置、及び、プログラム
JP2013025348A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Hitachi Systems Ltd 広告掲載課金システム及び方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
三島 和宏: "小型・低価格情報デバイスを用いたデジタルサイネージ表示システムのプロトタイピング", 情報処理学会 研究報告 コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 2015−CDS−012 [ON, JPN6020008960, 19 January 2015 (2015-01-19), JP, pages 1 - 6, ISSN: 0004349166 *

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020096076A1 (ko) * 2018-11-06 2020-05-14 엘지전자 주식회사 디지털 사이니지 시스템 및 그의 동작 방법
US11488544B2 (en) 2018-11-06 2022-11-01 Lg Electronics Inc. Digital signage system and operating method therefor
JP2020080138A (ja) * 2019-05-08 2020-05-28 株式会社ビラハウジング 平面ディスプレイ装置
WO2021152684A1 (ja) * 2020-01-28 2021-08-05 三菱電機株式会社 表示制御装置及び表示制御方法
JPWO2021152684A1 (ja) * 2020-01-28 2021-08-05
JP7066074B2 (ja) 2020-01-28 2022-05-12 三菱電機株式会社 表示制御装置及び表示制御方法
CN111613164A (zh) * 2020-07-08 2020-09-01 深圳市杰和科技发展有限公司 数字标牌显示屏状态的检测方法及装置
CN111613164B (zh) * 2020-07-08 2023-12-29 深圳市杰和科技发展有限公司 数字标牌显示屏状态的检测方法及装置
KR102409309B1 (ko) * 2021-12-09 2022-06-15 미르컴 주식회사 사이니지 통합 관리 방법 및 이에 사용되는 관리 서버

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017204124A (ja) 情報表示機器監視システム
US10444033B2 (en) Meter reading device and system
US9026686B2 (en) System and method for remotely identifying display components
KR101741001B1 (ko) 스마트 윈도우를 이용한 디지털 사이니지 장치 및 그의 디지털 정보 디스플레이
JP2012518211A (ja) ディスプレイ特性フィードバックループ
WO2011106683A2 (en) System and method for remotely monitoring performance and components of electronic displays
CN101923820B (zh) 一种主从模式的led显示屏逐点校正系统
KR101427748B1 (ko) Led 전광판을 원격 제어하기 위한 전광판 모니터링 시스템
KR101175996B1 (ko) 가로등 원격 관리시스템 및 그 방법
JPWO2015125179A1 (ja) 送信機、送信方法および受信方法
US20230229253A1 (en) Monitoring the status of a touchscreen
JP2010238572A (ja) Led照明制御システム
KR20160024294A (ko) 엘이디 전광판의 상태관리 시스템
KR20210062935A (ko) IoT 기술을 접목한 스마트 배전반 시스템
WO2020176416A1 (en) Monitoring the status of a touchscreen
JP2014042313A (ja) 移動通信基地局アンテナの制御システムとその制御システムを用いる映像情報提供システム
CN102610180A (zh) 显示屏系统及其部件
KR102160620B1 (ko) IoT 기반의 지능형 동기 제어 LED 전광판 및 그 방법
KR20120017903A (ko) 스마트 폰을 이용한 가로등 관리 시스템
CN203149262U (zh) 一种数码广告投影灯
KR20160032387A (ko) 비콘을 이용한 시설물 관리 시스템 및 방법
KR102655406B1 (ko) Led모듈의 고장 진단이 가능한 전광판 시스템
KR20120097721A (ko) 무선통신을 이용한 엘이디 광고판 제어 시스템
US20120013460A1 (en) Environmental alarms sent via sms text messaging
TWI787559B (zh) 顯示裝置及用於監測顯示裝置之方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200923