JP2017201953A - 魚類用飼料添加物および魚類用飼料組成物 - Google Patents

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【課題】魚類の体重増加の促進をもたらす魚類用飼料添加物および魚類用飼料を提供する。【解決手段】マメ科植物又はその抽出物を含む、体重増加促進用の魚類用飼料添加物およびこれを含む体重増加促進用の魚類用飼料組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、魚類用飼料添加物およびこれを含む魚類用飼料組成物に関する。より詳細には、魚類の体重増加促進用の魚類用飼料添加物および魚類用飼料組成物に関する。
限りある海洋資源である魚類の生産現場では、限られた飼育スペースにおいて、より多くの個体を、安全かつ効率的に生育することが必要とされる。特に、体重増加を増強させ、より短期間に所望する魚類の最終体重が得られるようにすること、すなわち、魚類の生産サイクルを短縮することができるようにすることは、経済面で非常に有用である。
現在広く使用されている魚類用飼料は、天然において魚が摂取している餌を基本組成として開発されてきたものであり、その主原料は魚粉、魚油である。より成長性のよい飼料とするため、ビタミン、ミネラルなどが添加され、コスト削減のために、魚粉の一部を植物タンパク質で代替、あるいは、魚油のかわりに植物油が利用されたりする。例えば、特許文献1には、魚粉等の動物質性蛋白原料に対する依存度を低減しながら魚類の成長を向上させる魚類用飼料として、ビタミンD3とリュウキュウヤナギの葉又はその抽出物とを組み合わせた組成物が開示されている。
上記特許文献1の飼料によっても、生産コストの引き下げは十分とは言えず、多様な魚類種および多様な環境において安価かつ簡易な方法で魚類の成長を増強できる魚類用飼料が望まれる。
特開2013−179929号公報
本発明の目的は、魚類の体重増加の促進をもたらす魚類用飼料添加物および魚類用飼料を提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、マメ科植物又はその抽出物を魚類用飼料に添加することにより、その飼料を摂取した魚類の体重増加が促進されることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。即ち、本発明は以下の通りである。
[1] マメ科植物又はその抽出物を含む、体重増加促進用の魚類用飼料添加物。
[2] 前記マメ科植物がルイボスである、前記[1]に記載の飼料添加物。
[3] シソ科植物又はその抽出物をさらに含む、前記[1]または[2]に記載の飼料添加物。
[4] 前記シソ科植物がバジルである、前記[3]に記載の飼料添加物。
[5] 前記[1]〜[4]のいずれかに記載の飼料添加物を含有する、体重増加促進用の魚類用飼料組成物。
[6] 前記飼料添加物の含有量が、前記飼料組成物に対して0.1〜20質量%である、前記[5]に記載の飼料組成物。
本発明によれば、マメ科植物又はその抽出物を有効成分として含む魚類用飼料を魚類が摂取することにより、魚類の体重増加が促進され、魚類の成長サイクルを短縮することができる。
本発明の魚類用飼料組成物はマメ科植物又はその抽出物を含む飼料添加物(以下、単に「飼料添加物」ともいう)を含有するものである。本発明の飼料添加物は、魚類用飼料組成物に添加した場合にその飼料を摂取した魚類における体重増加を促進する効果を有するものであり、魚類用飼料組成物において体重増加促進剤として機能し得る。
本発明において「飼料」または「飼料組成物」は、動物(特に魚類)による摂取に適し、またはそれが意図される、あらゆる化合物、調製品、混合物、または組成物を意味する。
本発明において「体重増加を促進する」とは、当該飼料添加物を含む飼料組成物を摂取した魚類(対象魚類)が、同一条件下で生育されかつ当該飼料添加物を含まない飼料組成物を摂取した同一種および同一年齢の魚類(対照魚類)と比較して、より速く体重を増加させること(体重増加量が多いこと、成長が速いこと)をいう。
なお、特開2015−139445号公報には、マメ科植物又はその抽出物及びシソ科植物又はその抽出物を有効成分とする飼料添加物を用いた魚類用飼料が開示されている。当該文献には、当該魚類用飼料を魚類が摂取することにより、魚類は健康に有害とされる重金属を選択的に体外へ排泄するため、有害な重金属の蓄積が抑制された魚類をヒトが摂取できるようになることが記載されている。しかし、当該文献は魚類用飼料における飼料効率の改善に関するものではなく、魚類の体重増加を促進させる魚類用飼料についての具体的な開示は存在しない。
本発明の飼料添加物中のマメ科植物又はその抽出物の含有割合は、上記体重増加を促進する効果が得られるものであれば特に制限されないが、飼料添加物の全質量に対して、例えば10〜100質量%が好ましく、50〜100質量%がより好ましい。
前記マメ科植物は、具体例として、ルイボス、大豆、えんどう豆、落花生、エンジュ、甘草などが挙げられる。魚類の体重増加の促進効果が顕著となるため、ルイボスを用いることが特に好ましい。マメ科植物の状態は、なまの状態又は乾燥状態でもよいが、原材料としての保存安定性、取り扱い及び入手の点から乾燥したものを用いるとよい。
本発明の好ましい一形態において、飼料添加物は上記マメ科植物又はその抽出物に加えてシソ科植物又はその抽出物を含む。マメ科植物又はその抽出物とシソ科植物又はその抽出物とを組み合わせることにより、より一層の体重増加促進効果が達成され得る。
前記シソ科植物は、具体例として、バジル、シソ、エゴマ、ミント、セージ、マジョラム、オレガノ、タイム、レモンバームなどが挙げられる。魚類の体重増加の促進効果が顕著となるため、バジルを用いることが特に好ましい。シソ科植物の状態は、なまの状態又は乾燥状態でもよいが、原材料としての保存安定性、取り扱い及び入手の点から乾燥したものを用いるとよい。
飼料添加物がシソ科植物を含む場合、前記マメ科植物とシソ科植物との配合割合は、質量比でマメ科植物を1とした場合に、シソ科植物は0.1以上、さらには0.5以上が特に好ましい。また、質量比でマメ科植物を1とした場合に、シソ科植物は10以下、さらには2.0以下が特に好ましい。この範囲においてマメ科植物とシソ科植物を配合することにより、魚類の体重増加の促進効果が得やすくなる。
前記マメ科植物や前記シソ科植物は全草もしくは各部位いずれを用いてもよい。各部位の具体例として、花、がく、種子、果実、葉、枝、樹皮、根皮、根茎、根などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、また2種以上を併用してもよい。種子や果実を用いる場合には、油分を減らすためにあらかじめ脱脂処理を行うとよい。取り扱い易さや入手し易さを重視する場合には葉を用いることが特に好ましい。
前記マメ科植物や前記シソ科植物の使用形態は、魚類が摂取可能な形態であれば特に制限されない。例えば、マメ科植物の粉末及びシソ科植物の粉末を使用することができる。マメ科植物の粉末及びシソ科植物の粉末を作製する方法は特に限定されず、任意に選択することができる。例えば、植物体の全草または各部位を各種粉砕手段によって裁断、粉砕又は細粉し、必要に応じて篩にかけ、粉末を得ることができる。粉末の形状およびサイズは特に制限されず、対象とする魚類の種類や成育段階等に応じて当業者が適宜設定することができる。
また、本発明においては、マメ科植物の抽出物やシソ科植物の抽出物を使用することもできる。抽出方法は特に限定されず、任意に選択することができる。具体例として、搾取や溶媒による抽出などが挙げられ、例えば、植物体の全草または各部位をそのまま又は粉砕後搾取する方法、又は、そのまま又は粉砕後溶媒で抽出する方法が挙げられる。抽出溶媒としては、特に制限されず、水、炭素数1〜4の低級アルコール、含水多価アルコール、その他有機溶媒、酸やアルカリなどが挙げられる。これらは単独又は2種類以上を組み合わせて使用することができる。なお、抽出の際には、各植物は単独で抽出してもよいし、混合して抽出してもよい。
マメ科植物又はその抽出物やシソ科植物又はその抽出物は、加工せずに用いることもできるが、必要に応じて、脱臭や脱色などの精製処理を加えてもよい。精製する方法は特に限定をせず、任意に選択することができる。具体例としては、ろ過、イオン交換樹脂、活性炭カラムなどが挙げられる。さらに凍結乾燥又は濃縮処理などにより溶液状、固形状、ペースト状、ゲル状、粉末状の精製物を得ることができる。
本発明において、上記飼料用添加物は、魚類用飼料組成物全質量に対して好ましくは0.1〜20質量%、より好ましくは3〜20質量%の割合で含まれる。このような含有量とすることにより、本発明の魚類用飼料組成物を摂取した魚は、体重増加が促進され、その生産効率が高まる。
また、本発明の魚類用飼料組成物中のマメ科植物又はその抽出物の含有割合は、特に制限されないが、飼料組成物の全質量に対して、例えば、0.1〜20質量%が好ましく、1〜20質量%がより好ましい。0.1質量%以上であれば上記体重増加を促進する効果が得られる。20質量%以下であれば、魚類の成長に必要な飼料配合(十分な量の基本成分を含む配合)となり得る。
本発明の魚類用飼料組成物がシソ科植物又はその抽出物を含む場合、飼料組成物中のシソ科植物又はその抽出物の含有割合は、特に制限されないが、飼料組成物の全質量に対して、10質量%以下が好ましく、7質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい。かかる範囲のシソ科植物をマメ科植物と共に使用することによってより一層の体重増加を促進する効果が得られる。一方、下限は限定されないが、例えば0.1質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましい。
本発明の飼料添加物は、上記マメ科植物又はその抽出物及び場合により含まれるシソ科植物又はその抽出物の他に、さらに他の成分を含んでもよい。他の成分としては、例えば、増粘剤(グアガム、デンプン等)、無機顔料(炭酸カルシウム等)、等が挙げられる。他の成分の含有量は、体重増加促進の効果を十分に得るために、飼料添加物の全質量に対して、50質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましい。特に好ましくは、飼料添加物は他の成分を含まず(すなわち0質量%)、上記マメ科植物若しくはその抽出物からなる形態、または上記マメ科植物若しくはその抽出物及びシソ科植物若しくはその抽出物からなる形態が特に好ましい。
本発明の飼料添加物は、多数の方法で調製できる。例えば、マメ科植物とシソ科植物とを含む場合には、マメ科植物およびシソ科植物をそれぞれ加工、抽出、および/または精製したものを混合して製造してもよいし、マメ科植物およびシソ科植物の原料を混合し、これらを加工、抽出、および/または精製して製造してもよい。その他の成分も、各植物の加工、抽出、精製、混合のいずれの段階で添加してもよい。
本発明の魚類用飼料組成物は通常、魚類用飼料の基本成分と上記飼料添加物とを含んで構成される。前記魚類用飼料の基本成分としては、一般に使用されている魚類用飼料を用いることができる。魚類用飼料の基本成分は、魚類(養殖魚)の生育に必要な栄養成分全般を包含する。具体的には、脂質、たんぱく質、炭水化物、ビタミン、無機質などが挙げられる。なお、この魚類用飼料に含まれる脂質には、初めから原料に含まれていた油脂類だけでなく、飼料を調製するときに添加する油脂類も含まれる。この油脂類は、具体例として、なたね油、大豆油、コーン油、パーム油、ひまし油、豚脂、牛脂、魚油、鯨油などから選ばれた1種又は2種以上の混合油を用いる。複数の飼料要素が用いられる場合、各要素の構成比は、本発明の効果を阻害しない範囲において、当業者によって適宜選択され得る。
また、魚類用飼料には適宜必要に応じて、本発明の効果を阻害しない範囲で、従来慣用されている各種添加剤を使用することができる。具体例として、抗酸化剤、防かび剤、粘結剤、乳化剤、誘引剤、賦形剤などが挙げられる。
飼料添加物および各種添加剤は、飼料製造前、飼料製造中、又は使用に供する前の飼料の最終段階で、魚類用飼料の基本成分に添加することができる。例えば、魚類用飼料組成物は、魚類用飼料の基本成分、各種添加剤、および飼料添加物を混合し、当該混合物をペレットや粉末へと成形することにより製造される。また、マメ科植物又はその抽出物及びシソ科植物又はその抽出物をそれぞれ別々に魚類用飼料の基本成分に添加して混合し、魚類用飼料組成物を製造してもよい。混合方法および成形方法は特に制限されず、当業者によって適宜選択され得る。
本発明における飼料組成物は、種々の形態に製造することができ、例えば、乾燥原料を混合・粉砕した粉末状飼料組成物、粉体を固形化した飼料組成物(ペレット)、又はペースト状の飼料組成物とすることができる。飼料の形状・サイズも特に制限されず、給餌対象魚の種類および発達段階等に応じて当業者が適宜設定できる。
本発明の魚類用飼料組成物を摂取対象とする魚類については、海水魚又は淡水魚いずれのものでもよく、種苗から稚魚、および稚魚から成魚に至るまでの全ての成長段階に属する魚類の全てを言う。また、魚類は、ヒト、家畜、家禽、愛玩動物のための食用とされるもの、観賞用のもののいずれをも包含する。具体例として、マグロ類、ブリ類、アジ類、サバ類、イワシ類、マダイ、ヒラメ、トラフグ、ウナギ、サケ類、マス類、アユ、コイ、ヤマメ、フナ、キンギョなどが挙げられる。
本発明の一形態は、体重増加を促進するのに有効な量の魚類用飼料組成物を魚類に給餌することを含む、魚類において体重増加を促進する方法を特徴とする。本発明においては、通常、上記魚類用飼料組成物が魚類の水槽に適宜散布されることにより給餌が行われる。給餌間隔および給餌量等の給餌条件は、その魚類の種類、成育段階等によって変動するため、当業者が適宜設定することができる。その他の生育条件(例えば水温、個体密度)もまた同様に、当業者によって適宜設定され得る。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
1.飼料添加物粉末の作製
[粉末1]
ルイボスの乾燥粉末(南アフリカ産)をそのまま用いて粉末1とした。
[粉末2]
バジル(アメリカ産)の葉の乾燥物を乳鉢及び乳棒を用いてすりつぶした後、ふるいを用いて異物を取り除き、粉末2を得た。
2.飼料用添加物の作製
[添加物1]
粉末1及び2を質量比で1:1となるように量り取り、混合粉末を調製し、飼料用添加物1とした。
[添加物2]
粉末1をそのまま用いて飼料用添加物2とした。
[添加物3]
粉末2をそのまま用いて飼料用添加物3とした。
3.魚類用飼料組成物の作製
[比較飼料1:コントロール]
飼料用添加物を混合せず、飼料をそのまま用いて魚類用飼料組成物とした。
[飼料1〜4、比較飼料2]
添加物1(粉末1:粉末2=1:1混合物)、添加物2(粉末1)、または添加物3(粉末2)を表1に示す添加量にて飼料(キョーリンフード工業社製、商品名「ひかり メダカフレーク」)と混合し、フタ付き容器に入れて全体が均一になるまで手で振り混ぜた。その混合物10gにイオン交換水1mlを注入し、乳鉢及び乳棒を用いて十分に混練後、室温にて24時間乾燥させた。得られた混合物を魚類用飼料組成物とした。
Figure 2017201953
4.魚類の飼育
[飼育例1]
水18lを満たした水槽に平均体重約1.375gの和金を放養し、自然水温にて1日間飼育した後、表2に示す魚類用飼料組成物を、1日1回和金1尾に対して0.015gの量で給餌しながら、自然水温にて14日間飼育した。
(体重の測定)
給餌期間後に魚体を採取し、計量を行った。評価結果を表2に示す。なお、以下の評価結果において、魚体の重量は同条件で飼育された魚体の重量の算術平均値である。
Figure 2017201953
[飼育例2]
水18lを満たした水槽に平均体重約0.99gの和金を放養し、自然水温にて1日間飼育した後、表3に示す魚類用飼料組成物を、1日1回和金1尾に対して0.015gの量で給餌しながら、自然水温にて7日間飼育した。
飼育例1と同様に、給餌期間後に魚体を採取し、計量した。評価結果を表3に示す。
Figure 2017201953
表2〜3から、マメ科植物であるルイボスを添加物として含む魚類用飼料組成物を用いて飼育した和金は、添加物を含まない比較飼料1(コントロール)を用いた場合に比べて、体重増加(成長率の増加)が顕著であり、体重増加の促進効果を有することがわかる。
さらに、マメ科植物であるルイボスに加えてシソ科植物であるバジルを含む場合(No.5)には、2倍量のマメ科植物であるルイボスを単独で含む場合(No.6)に比べても和金の体重増加量が大きいことが確認される。したがって、マメ科植物であるルイボスとシソ科植物であるバジルとを組み合わせることによって、相乗的な体重増加の促進効果を有することがわかる。
一方、添加物としてシソ科植物であるバジルのみを含む場合(No.7)には飼料摂取による体重増加の促進効果は確認されなかった。
漁業分野、特に観賞魚および食用魚の生産において、魚類を飼育するための魚類用飼料組成物として有用である。

Claims (6)

  1. マメ科植物又はその抽出物を含む、体重増加促進用の魚類用飼料添加物。
  2. 前記マメ科植物がルイボスである、請求項1に記載の飼料添加物。
  3. シソ科植物又はその抽出物をさらに含む、請求項1または2に記載の飼料添加物。
  4. 前記シソ科植物がバジルである、請求項3に記載の飼料添加物。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の飼料添加物を含有する、体重増加促進用の魚類用飼料組成物。
  6. 前記飼料添加物の含有量が、前記飼料組成物に対して0.1〜20質量%である、請求項5に記載の飼料組成物。
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