JP2017201823A - 端末管理装置、端末装置、端末管理方法、端末出力方法、及びプログラム - Google Patents

端末管理装置、端末装置、端末管理方法、端末出力方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】宛先を指定せずに通信を行う。
【解決手段】無線通信端末10は、他の無線通信端末20の所在を示す所在情報を受信する。無線通信端末10は、所在情報から、無線通信端末20の端末IDと、無線通信端末20からの最寄りの所定場所を識別するビーコンIDと、を取得する。無線通信端末10は、ユーザにより指定された所定場所を受け付ける。無線通信端末10は、端末IDとビーコンIDとに基づいて、受け付けた所定場所を最寄りとする他の無線通信端末20を、通信相手端末として決定する。無線通信端末10は、決定した通信相手端末と通信を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、無線通信端末及びプログラムに関する。
従来から、同報通信可能なトランシーバーなどの無線通信端末が従業員間の連絡手段として、屋外、屋内で広く利用されている。
また、近年、同報通信に限らず、無線LANなどに接続して特定の無線通信端末のみに発信可能な無線通信端末も普及してきている。
無線通信端末に関連して、特許文献1には、複数の無線通信端末からなるグループの外に向けて発信するために、グループ内の無線通信端末が発信した場合、同グループの他の無線通信端末には発信しないように制御する技術が開示されている。
特開2007−96838号公報
ところで、無線通信端末を業務用で用いる場合、特定の人と通話したい場合だけでなく、特定の場所にいる人と通話したいという状況も存在する。例えば、大型店舗の屋内において、特定の場所付近の無線通信端末にだけ発信して通話したい状況も存在する。
しかしながら、そのような状況でも通信したい無線通信端末の宛先を指定しなければならなかった。
本発明は、他の無線通信端末と最新の位置情報を相互にやり取りし、宛先を直接指定する必要のない通信システム及び無線通信端末を提供することを目的とする。
請求項1は、無線通信手段を備えた複数の無線通信端末を備える通信システムであって、前記複数の無線通信端末のうち少なくとも1つは、複数の場所にそれぞれ設置された複数のビーコン発信器の内で、近傍位置の場所に設置されたビーコン発信器から、前記場所に対応するビーコン識別情報を受信するビーコン受信手段と、前記ビーコン受信手段により現在受信可能なビーコン識別情報と自端末の端末識別情報とを無線通信手段で繰り返し無線送信する送信手段と、を具備し、前記複数の無線通信端末のうち他の少なくとも1つは、前記送信手段により送信された送信元の端末識別情報と前記ビーコン識別情報との受信が確認できた場合に、前記端末識別情報と前記ビーコン識別情報とを対応づけて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、通信を所望する場所が任意に選択された際は、その選択された場所に対応するビーコン識別情報に基づいて前記記憶手段に記憶された端末識別情報を特定し、特定された端末識別情報の割り当てられた無線通信端末との通信を行う通信手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項2は、無線通信手段を備えた無線通信端末であって、ビーコン受信手段と送信手段とを備える他の無線通信端末から送信された前記他の無線通信端末の端末識別情報とビーコン識別情報との受信が確認できた場合に、前記端末識別情報と前記ビーコン識別情報とを対応づけて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、通信を所望する場所が任意に選択された際は、その選択された場所に対応するビーコン識別情報に基づいて前記記憶手段に記憶された端末識別情報を特定し、特定された端末識別情報の割り当てられた無線通信端末との通信を行う通信手段と、を具備し、前記ビーコン受信手段は、複数の場所にそれぞれ設置された複数のビーコン発信器の内で、近傍位置の場所に設置されたビーコン発信器から、前記場所に対応するビーコン識別情報を受信し、前記送信手段は、前記ビーコン受信手段により現在受信可能なビーコン識別情報と前記他の無線通信端末の端末識別情報とを無線通信手段で繰り返し無線送信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、通信したい無線通信端末の宛先を指定する必要がなくなる。
実施形態に係る全体の構成例を示す図である。 実施形態に係る複数のビーコン装置の設置例を示す図である。 ビーコンID送信処理のフローチャートの一例を示す図である。 実施形態に係る無線通信端末の構成例を示すブロック図である。 管理テーブルの一例を示す図である。 推定処理のフローチャートの一例を示す図である。 所在情報の一例を示す図である。 所在情報受信処理のフローチャートの一例を示す図である。 所在テーブルの一例を示す図である。 無線通信端末の操作画面の一例を示す図である。 音声通信処理のフローチャートの一例を示す図である。 変形例に係る全体の構成例を示す図である。 管理テーブルの別例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る全体の構成例を示す図である。
図1に示す全体の構成例では、複数の無線通信端末(10、20、30)と、複数のビーコン装置(1、2、3、4、5)と、を備える。この無線通信端末10、20、30はいずれも構成が同じなので、いずれかを特段区別する必要がない場合は、以下代表して無線通信端末10により説明する。また、ビーコン装置1乃至5も同様に構成が同じなので、いずれかを特段区別する必要がない場合は、以下代表してビーコン装置1により説明する。
無線通信端末10は、送信機能と受信機能とを備えたトランシーバーなどの可搬型の送受信端末である。この無線通信端末10は、ビーコン装置1との間でBluetooth(登録商標)による近距離無線通信を行う。また、無線通信端末10は、他の無線通信端末20、30などとの間で、アクセスポイントなどによりネットワーク100を介して、無線LAN(Local Area Network)による無線通信を行う。
ビーコン装置1は、所定場所に設置され、その所定場所を識別する場所識別情報として、自装置のビーコンIDを送信する。なお、この実施形態では、理解を容易にするために、各ビーコン装置1乃至5のビーコンIDはそれぞれ、1乃至5であるとする。
図2に、複数のビーコン装置の設置例を示す。図2では、スーパーマーケットの店内の各所定場所(レジ、野菜売り場、精肉売り場、鮮魚売り場、総菜売り場)に各ビーコン装置がそれぞれ設置されている。各ビーコン装置は、図中破線で示すように、送信するビーコンIDの信号強度が持ち場の周囲をカバーする程度に予め調整されている。
ここで、ビーコン装置1のビーコンID送信処理について、図3を参照しながら説明する。ビーコン装置1は、所定場所に設置されてユーザにより電源をONされたタイミングあるいは送信処理を開始するためのスイッチが押下されたタイミングで以下の処理を順に行う。
まず、ビーコン装置1は、自装置のビーコンIDを送信する(ステップS11)。具体的には、ビーコン装置1は、レジの場所を識別する場所識別情報として、ビーコンID1を図2に破線で示す送信範囲に送信する。
次に、ビーコン装置1は、タイマをスタートして(ステップS12)、タイムアウトするまで待機し(ステップS13;No)、タイムアウトすると(ステップS13;Yes)、ステップS11に戻る。例えば、ビーコン装置1は、タイマを1秒にセットしてスタートし、1秒経過するまで待機して、1秒経過すると再びビーコンID1を送信する。
つまり、ビーコン装置1は、タイマでセットした所定間隔でビーコンID1を送信する。このように、図2に示した各ビーコン装置は、所定間隔で場所識別情報(ビーコンID)を間欠的に周囲に送信する。
次に、図4を参照しながら、無線通信端末10の構成について説明する。
無線通信端末10は、制御部11、入力部12、表示部13、記憶部14、音声入出部15、近距離無線通信部16及び無線通信部17を備える。
制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)などにより構成される。制御部11は、ROMに記憶されたプログラムに従って制御することにより、無線通信端末10の各種機能を実現する。
入力部12は、例えば複数のスイッチなどから構成され、ユーザの操作内容を入力するために用いられる。
表示部13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electroluminescence)ディスプレイなどによって構成される。表示部13は、画像信号に従って画像を表示する。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性メモリから構成され、データやテーブルなどを記憶する。記憶部14は、テーブルとして、図5に示す管理テーブルを記憶する。
この管理テーブルは、場所識別情報であるビーコンIDと、その場所識別情報が識別する場所と、チャネルであるグループアドレスと、を対応付けたテーブルである。このグループアドレスは、IP(Internet Protocol)におけるマルチキャストアドレスである。このグループアドレスを所定場所毎に割り当てておくことにより、送信側はグループアドレスに向けて無線LANで音声データを同報送信することができる。一方、受信側は、そのグループアドレスをデータ受信可能に設定しておくことで、音声データを受信することができる。これにより、送信側と受信側との間での音声通信が可能となる。
なお、各無線通信端末は、全体のグループアドレスについては常にデータ受信可能に設定しておく。これにより、各無線通信端末は、全体に向けた音声データは常に受信できる。一方で、各無線通信端末は、所定場所毎のグループアドレスについては、自端末のユーザ(例えば、従業員)の移動に伴って、データ受信の可能不可能を切り替える。この点については、後述する。
図4に戻って、音声入出力部15は、音声を入力するためのマイクと、音声を出力するためのスピーカと、から構成される。音声入出力部15は、マイクから収音した音声を音声データに変換したり、無線通信で受信した音声データに基づいて音声をスピーカから出力したりする。
近距離無線通信部16は、Bluetoothによる近距離無線通信を行うためのインタフェースである。無線通信端末10は、近距離無線通信部16を介して、例えば、ビーコン装置1からビーコンID1を受信する。
無線通信部17は、ネットワーク100を介した無線LANによる無線通信を行うためのインタフェースである。無線通信端末10は、無線通信部17を介して、例えば、他の無線通信端末20と音声通信を行う。
次に、無線通信端末10の制御部11が行う、自端末の所在を推定する推定処理について図6を参照しながら説明する。制御部11は、この推定処理を、所定間隔毎(例えば、6秒毎)に開始する。
まず、制御部11は、スキャン用のタイマをスタートして(ステップS21)、ビーコンIDをスキャンする(ステップS22)。このスキャンとは、ビーコンIDの受信有無を確認する動作をいう。
次に、制御部11は、ビーコンIDを受信したか否かを判定し(ステップS23)、受信した場合は(ステップS23;Yes)、その受信レベルとビーコンIDを記憶して(ステップS24)、ステップS25に進む。一方で、制御部11は、ビーコンIDを受信しなかった場合は(ステップS23;No)、ステップS24をスキップしてステップS25に進む。
ステップS25において、制御部11は、タイムアウトしたか否か判定し、タイムアウトしていなければ(ステップS25;No)、ステップS22に戻って再びスキャンを行う。このように、制御部11は、スキャン用のタイマをスタートさせてからタイムアウトするまでビーコンIDを受信したか否かを常にモニタリングしておき、ビーコンIDを受信すればその受信レベルとIDを記憶する。
ここで、タイマをスタートさせてからタイムアウトするまでのスキャン間隔(Tscan)は、推定処理を行う所定間隔(Tintvl)以下、すなわちTscan≦Tintvlである必要がある。また、Tscanは、ビーコンIDが送信される送信間隔のN倍であることが好ましい。このため、各ビーコン装置が1秒毎にビーコンIDを送信する場合、Tscanは例えば3倍の3秒にするとよい。これにより、一例として、6秒間隔で推定処理を行い、その間3秒はスキャンを行う。
図6に戻って、スキャンのタイムアウト後(ステップS25;Yes)、制御部11は、スキャン中にビーコンIDを受信したか否か判定する(ステップS26)。スキャン中にビーコンIDを受信したと判定した場合(ステップS26;Yes)、制御部11は、複数のビーコンIDを受信したか否か判定する(ステップS27)。
ここで、複数のビーコンIDを受信しなかった場合(ステップS27;No)、すなわち受信したビーコンIDが1つの場合、制御部11は、受信したビーコンIDを含む所在情報をブロードキャストする(ステップS28)。
具体的には、制御部11は、ビーコンID(場所識別情報)が1の場合、そのビーコンIDが識別するビーコン装置(所定場所)を最寄りのビーコン装置として特定し、その特定した最寄りのビーコン装置を自端末の所在と推定する。そして、制御部11は、最寄りのビーコン装置のビーコンIDと、自端末の端末IDと、を含む自端末の所在を示す所在情報(図7参照)を、他の無線通信端末20、30に無線LANを介してブロードキャストする。
例えば、制御部11は、ビーコンID1の場合、自端末(無線通信端末10)の最寄りはレジと特定し、そのレジが自端末の所在と推定する。そして、制御部11は、ビーコンID1と、端末ID10と、を含む所在情報を、ブロードキャストする。
一方で、複数のビーコンIDを受信したと判定した場合(ステップS27;Yes)、制御部11は、受信レベルが最大のビーコンIDを含む所在情報をブロードキャストする(ステップS29)。
具体的には、制御部11は、ビーコンID(場所識別情報)が複数の場合、受信レベルが最大のビーコンIDが識別するビーコン装置を最寄りのビーコン装置として特定し、その特定した最寄りのビーコン装置を自端末の所在と推定する。
例えば、制御部11は、ビーコンID1、2、3を受信した場合、それぞれのビーコンIDの受信レベルを比較して、受信レベルが最大のビーコンID(例えば、ビーコンID2)と、端末ID10と、を含む所在情報を、ブロードキャストする。
ここで、それぞれのビーコンIDの受信レベルを比較する方法としては、受信レベルの平均値、最大値又は中央値により比較する方法がある。この際、それぞれのビーコンIDの受信回数が多ければ、受信レベルが最大のビーコンIDを特定する精度が上がるので、スキャン間隔(Tscan)は推定処理の所定間隔(Tintvl)以下でなるべく長い時間スキャンするとよい。
図6に戻って、ステップS26において、スキャン中にビーコンIDを受信しなかった場合(ステップS26;No)、制御部11は、ビーコンIDなしの所在情報をブロードキャストする(ステップS30)。すなわち、制御部11は、ビーコンIDを空にして自端末の端末ID10のみを含む所在情報をブロードキャストする。
以上、図6の推定処理を所定間隔(Tintvl)で繰り返すことにより、各無線通信端末は、自端末の所在情報を他の無線通信端末に送信する。
この図6の推定処理の後、各無線通信端末は、自端末からの最寄りのビーコン装置のビーコンIDに割り当てられたグループアドレスを、管理テーブルを参照して特定する。そして、特定したグループアドレスをデータ受信可能に設定し、全体のグループアドレスを除くその他のグループアドレスをデータ受信不可に設定する。
例えば、無線通信端末10の最寄りのビーコン装置のビーコンIDが1の場合、制御部11は、管理テーブルを参照してビーコンID1(レジ)に割り当てられたグループアドレス(224.1.1.101)を特定する。そして、特定したグループアドレスをデータ受信可能に設定し、全体のグループアドレス(224.1.1.100)を除くその他のグループアドレス(224.1.1.102乃至224.1.1.105)をデータ受信不可に設定する。
このように、各無線通信端末は、ユーザの移動に伴って最寄りのビーコン装置が変われば、その都度、設定内容を変更する。このため、各無線通信端末は、自端末からの最寄りのビーコン装置(最寄りの所定場所)周辺にいる間は、その所定場所のグループアドレスに向けて送信された音声データを受信できる。
次に、図6の推定処理において送信された所在情報を受信した無線通信端末が行う所在情報受信処理について図8を参照しながら説明する。この図8においては、無線通信端末10が他の無線通信端末20、30などから送信された所在情報を受信した場合を適宜例にとって説明する。無線通信端末10の制御部11は、所在情報の待ち受け状態にあり(ステップS41;No)、所在情報を受信すると(ステップS41;Yes)、以下の処理を順に行う。
制御部11は、所在情報から端末IDを取得する(ステップS42)。例えば、制御部11は、他の無線通信端末20の所在情報から端末ID20を取得する。
次に、制御部11は、取得した端末IDは記憶済みか否か判定する(ステップS43)。制御部11は、この判定を記憶部14に記憶している所在テーブルを参照して行う。この所在テーブルの一例を図9に示す。所在テーブルは、端末IDと、ビーコンIDと、そのビーコンIDが識別する場所と、を対応付けたテーブルである。この所在テーブルにより、無線通信端末10は、他の無線通信端末20、30の所在を管理することができる。
図8に戻って、取得した端末IDが記憶済みと判定した場合(ステップS43;Yes)、制御部11は、記憶済みの端末IDのエントリを削除して(ステップS44)、取得した端末IDとビーコンIDとを対応付けて記憶する(ステップS45)。例えば、制御部11は、取得した端末ID20のエントリを所在情報から削除して、取得した端末ID20とビーコンID5とビーコンID5が識別する所定場所の総菜売り場とを対応付けて所在テーブルに新たに記憶する。
一方、取得した端末IDは記憶済みでないと判定した場合(ステップS43;No)、制御部11は、取得した端末IDとビーコンIDとを対応付けて記憶する(ステップS45)。
ステップS45の後、所在情報受信処理を終了する。この処理によれば、無線通信端末10は、他の無線通信端末20、30などから送信される所在情報に基づいて、他の無線通信端末20、30などの最新の所在を所定テーブルで管理できる。そして、制御部11は、この所在テーブルに基づいて、図10に示すような操作画面を自端末の表示部13に表示することができる。
この操作画面は、各所定場所と端末台数とを対応付けて表示したものである。これにより、ユーザは、スーパーマーケット全体の端末台数は8台で、その8台が各所定場所においてそれぞれ何台あるか一目で把握することができる。
ここで、この操作画面を利用した音声通信処理について図11を参照しながら説明する。この処理は、ユーザが入力部12により通話したい所定場所(図10の例では、全体、レジ、野菜売り場、精肉売り場、鮮魚売り場、総菜売り場のいずれか)を指定したことを契機として開始する。
まず、制御部11は、指定された所定場所を受け付ける(ステップS51)。例えば、制御部11は、指定された鮮魚売り場を受け付ける。
次に、制御部11は、所定場所を最寄りとする他の無線通信端末を、通信相手端末として決定する(ステップS52)。具体的には、制御部11は、所在テーブルを参照して、所定場所に対応付けられている端末IDを全て特定して、その特定した全ての端末IDそれぞれが識別する無線通信端末を、通信相手端末として決定する。
例えば、制御部11は、所在テーブルを参照して、鮮魚売り場に対応付けられている2台の端末IDを特定して、その特定した2台の端末IDそれぞれが識別する無線通信端末を、通信相手端末とする。このことは、換言すると、鮮魚売り場を識別するビーコンID4と端末IDとを含む所在情報を送信した無線通信端末を、通信相手端末としていると言える。つまり、制御部11は、所在情報が含む端末IDとビーコンIDとに基づいて、受け付けた所定場所(例えば、鮮魚売り場)を最寄りとする他の無線通信端末を通信相手端末として決定する。
次に、制御部11は、決定した通信相手端末と音声通信を行う(ステップS53)。具体的には、制御部11は、受け付けた所定場所に割り当てられたグループアドレスを管理テーブルを参照して特定し、その特定したグループアドレスに向けて音声データを送信する。通信相手端末は、このグループアドレスをデータ受信可能に設定している。このため、通信相手端末が1の場合その通信相手端末と音声通信が可能となり、通信相手端末が複数の場合その複数の通信相手端末とグループ音声通信が可能となる。
例えば、制御部11は、受け付けた鮮魚売り場に割り当てられたグループアドレス(224.1.1.104)に向けて音声データを送信すると、無線通信端末10は、通信相手端末となる2台の無線通信端末とグループ音声通信を行うことができる。なお、無線LANによる音声通信に限らず他の通信(例えば、メール通信など)を行ってもよい。
以上、この実施形態においては、無線通信端末10の制御部11は、指定された所定場所を受け付けて、その所定場所を最寄りとする他の無線通信端末を、受信した所在情報(ビーコンIDと端末IDと)に基づいて特定し、その特定した他の無線通信端末を通信相手端末として決定する。そして、制御部11は、決定した通信相手端末と音声通信を行う。
このため、ユーザは、特定の場所にいる人と通話を行うことができる。したがって、この実施形態における無線通信端末10、20、30などによれば、通信したい無線通信端末の宛先を指定することなく、特定場所に限定して通話などの通信を行うことができる。
また、無線通信端末10の制御部11は、所定場所を識別するビーコンIDを受信して、そのビーコンIDに基づいて自端末の所在を推定する。推定に際しては、ビーコンIDの受信レベルに基づいて最寄りの所定場所(最寄りのビーコン装置)を特定して、その特定した最寄りの所定場所を自端末の所在と推定する。このため、受信レベルに基づいて、精度よく自端末の所在を推定することができる。
なお、この実施形態においては、決定した通信相手端末と音声通信を行うためにグループアドレスに向けて音声データを送信しているが、これに限られない。例えば、決定した通信相手端末に固有のアドレスが割り当てられている場合、そのアドレスに向けて音声データを送信してもよい。具体的には、制御部11は、受け付けた所定場所に対応付けられている端末IDを、所在テーブルを参照して特定して、その特定した端末IDの固有のアドレスに音声データを送信すればよい。
また、この実施形態においては、チャネルとしてデジタルのグループアドレスを用いたが、これに限られない。例えば、チャネルとしてアナログの周波数帯域を用いてもよい。この場合、図5の管理テーブルのグループアドレスに代えて、ビーコンID毎に(つまり、場所毎に)異なる周波数帯域を割り当てればよい。受信側は、移動に伴って最寄りのビーコン装置が変われば受信可能なバンドを切り替え、送信側は所望する場所に割り当てられたバンドに向けて電波をキャリアとして音声通信を行えばよい。
以上で実施形態の説明を終了するが、上記実施形態は一例であり、無線通信端末10の構成や処理の内容などが上記実施形態で説明したものに限られないことはもちろんである。
(変形例)
上述した実施形態では、全体の構成を図1に示す無線通信端末10、20、30と、ビーコン装置1乃至5と、で構成したが、これに限られない。例えば、図1の変形例として、図12のように全体を構成することもできる。
この変形例においては、制御装置200を備える点と、各無線通信端末10、20、30それぞれが固有のアドレスを有する点と、が上述した実施形態と異なる。また、この変形例では、制御装置200が、無線通信端末間(例えば、無線通信端末10と20との間)の通信を制御する点が上述した実施形態と異なる。そこで、この異なる点を中心に以下説明する。
制御装置200は、図13に示す管理テーブルを記憶している。この管理テーブルは、図5に示した管理テーブルのグループアドレスが固有アドレスリストになったものである。この固有アドレスリストにおいて、192.168.1.101は無線通信端末10の固有アドレスを、192.168.1.102は無線通信端末20の固有アドレスを、192.168.1.103は無線通信端末30の固有アドレスを、192.168.1.104乃至192.168.1.108は複数の他の無線通信端末の固有アドレスを、それぞれ示す。
この管理テーブルは、各無線通信端末から送信される所在情報に基づいて作成される。具体的には、制御装置200は、受信した所在情報から、無線通信端末からの最寄りのビーコン装置のビーコンIDと、その無線通信端末の端末IDと、を取得する。そして、制御装置200は、管理テーブルにおいて、ビーコンIDとそのビーコンIDが識別する場所と端末IDの固有アドレスとを対応付けて記憶する。
ここで、制御装置200が行う無線通信端末間の通信制御について、無線通信端末10と、鮮魚売り場を最寄りとする他の無線通信端末と、を適宜例にとって説明する。
まず、無線通信端末10のユーザが通話先として鮮魚売り場を指定したとする。すると、無線通信端末10の制御部11は、指定された鮮魚売り場を受け付けて、通話先が鮮魚売り場であることを示すデータ(例えば、鮮魚売り場を識別するビーコンID4)と、音声データと、を制御装置200に送信する。
制御装置200は、通話先の所定場所を示すデータ(ビーコンID)と、音声データと、を受信すると、管理テーブルを参照して、ビーコンIDに対応する固有アドレスを特定する。そして、制御装置200は、その固有アドレスに向けて受信した音声データを送信する。
例えば、受信したビーコンIDが4であれば、制御装置200は、固有アドレスリストから192.168.1.104と192.168.1.107とを特定し、音声データをコピーして2つ作成後、それぞれの固有アドレスに向けて音声データを送信する。これにより、無線通信端末10と、2台の無線通信端末との間でのグループ音声通信が可能となる。
以上、図12及び図13を参照しながら説明した変形例においては、制御装置200が各無線通信端末間の通信(例えば、音声通信)を制御するようにしている。このため、各無線通信端末が所在情報を受信して所在テーブルを記憶しておく必要がないので、各無線通信端末の記憶容量を下げつつ処理負荷を軽減することができる。
また、上述した実施形態および変形例においては、いずれも所定場所に限定した音声通信であることを前提に説明したが、これに限られない。例えば、ビーコン装置は所定場所に設置されてその所定場所を識別する場所識別情報(ビーコンID)を送信するようにしたが、ビーコン装置は可搬型でもよい。
この場合、ビーコン装置は、単なる発信源(可搬型の発信源でもよい)として自装置の識別情報を装置周辺に送信する。その発信源の識別情報を受信した無線通信端末は、自端末を特定するための情報(例えば、端末識別情報)を、発信源の識別情報に対応付けてブロードキャストする。そして、ブロードキャストされた端末識別情報と発信源の識別情報とを受信した他の無線通信端末は、それらを対応付けて記憶しておく。このようにしておくと、他の無線通信端末のユーザは、発信源の識別情報を指定するだけで、その識別情報と対応する端末識別情報の無線通信端末を、通信相手端末として通信することができる。
具体的には、他の無線通信端末の制御部(例えば、無線通信端末10の制御部11)は、ユーザが指定した発信源の識別情報を受け付け、その識別情報に基づいて特定される他の無線通信端末を、通信相手端末として決定し、決定した通信相手端末と通信すればよい。
また、上述した実施形態および変形例においては、無線通信端末10の制御部11が、各処理に係る機能を実現するようにしたが、これに限られない。例えば、複数の制御部で上記各処理に係る機能を分担しながら連携して実現してもよい。この場合、各制御部を構成するCPUが複数あることになり、それぞれのCPUが各処理を分担しながら連携することで上述した機能を実現する。
また、本発明に係る無線通信端末10は、専用の装置によらず、通常のコンピュータを用いて実現可能である。例えば、コンピュータがプログラムを実行することで、無線通信端末10の機能を実現してもよい。無線通信端末10の機能を実現するためのプログラムは、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Video Disc)、HDD(Hard Disk Drive)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータにダウンロードされてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
所定場所を受け付ける受付手段と、
前記受付手段で受け付けた所定場所に基づいて他の無線通信端末を、通信相手端末として決定する決定手段と、
前記決定手段で決定した通信相手端末と通信を行う通信手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信端末。
(付記2)
前記他の無線通信端末の所在を示す所在情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した所在情報から、前記他の無線通信端末を識別する端末識別情報と、該他の無線通信端末からの最寄りの所定場所を識別する場所識別情報と、を取得する取得手段と、
を備え、
前記決定手段は、前記取得手段が取得した前記端末識別情報と前記場所識別情報とに基づいて、前記所定場所を最寄りとする前記他の無線通信端末を、前記通信相手端末として決定する、
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信端末。
(付記3)
前記通信手段は、前記他の無線通信端末からの最寄りの所定場所に割り当てられたチャネルにデータを送信して、前記通信相手端末と通信を行う、
ことを特徴とする付記2に記載の無線通信端末。
(付記4)
前記通信手段は、前記通信相手端末と音声通信を行う、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか一つに記載の無線通信端末。
(付記5)
所定場所を識別する場所識別情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した場所識別情報に基づいて、自端末の所在を推定する推定手段と、
前記推定手段が推定した自端末の所在を示す所在情報を、他の無線通信端末に送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信端末。
(付記6)
前記推定手段は、前記場所識別情報に基づいて最寄りの所定場所を特定し、該特定した最寄りの所定場所を自端末の所在と推定し、
前記送信手段は、前記最寄りの所定場所を識別する場所識別情報と、自端末を識別する端末識別情報と、を含む前記所在情報を、前記他の無線通信端末に送信する、
ことを特徴とする付記5に記載の無線通信端末。
(付記7)
前記推定手段は、前記受信手段が受信した場所識別情報が1つの場合、該場所識別情報が識別する所定場所を最寄りの所定場所として特定する、
ことを特徴とする付記6に記載の無線通信端末。
(付記8)
前記推定手段は、前記受信手段が受信した場所識別情報が複数の場合、受信強度が最大の場所識別情報が識別する所定場所を最寄りの所定場所として特定する、
ことを特徴とする付記6に記載の無線通信端末。
(付記9)
前記最寄りの所定場所に割り当てられたチャネルをデータ受信可能に設定する設定手段を備え、
前記設定手段は、前記チャネル以外のチャネルをデータ受信不可能に設定する、
ことを特徴とする付記6乃至8の何れか一つに記載の無線通信端末。
(付記10)
所定場所を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにおいて受け付けた所定場所に基づいて無線通信端末を、通信相手端末として決定する決定ステップと、
前記決定ステップにおいて決定した通信相手端末と通信を行う通信ステップと、
を備えたことを特徴とする無線通信方法。
(付記11)
コンピュータを、
所定場所を受け付ける受付手段、
前記受付手段で受け付けた所定場所に基づいて無線通信端末を、通信相手端末として決定する決定手段、
前記決定手段で決定した通信相手端末と通信を行う通信手段、
として機能させるためのプログラム。
(付記12)
所定場所を識別する場所識別情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにおいて受信した場所識別情報に基づいて、無線通信端末の所在を推定する推定ステップと、
前記推定ステップにおいて推定した無線通信端末の所在を示す所在情報を、他の無線通信端末に送信する送信ステップと、
を備えたことを特徴とする無線通信方法。
(付記13)
コンピュータを、
所定場所を識別する場所識別情報を受信する受信手段、
前記受信手段が受信した場所識別情報に基づいて、無線通信端末の所在を推定する推定手段、
前記推定手段が推定した無線通信端末の所在を示す所在情報を、他の無線通信端末に送信する送信手段、
として機能させるためのプログラム。
(付記14)
所定場所を識別する場所識別情報と、無線通信端末を識別する端末識別情報と、を対応付けて記憶する記憶手段と、
他の無線通信端末から、前記場所識別情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した場所識別情報に対応する端末識別情報を前記記憶手段を参照して特定し、該特定した端末識別情報が識別する無線通信端末と前記他の無線通信端末との間の通信を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする制御装置。
(付記15)
発信源の識別情報を指定する指定手段と、
前記指定手段で指定した発信源の識別情報に基づいて特定される他の無線通信端末を、通信相手端末として決定する決定手段と、 前記決定手段で決定した通信相手端末と通信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信端末。
(付記16)
発信源の識別情報を指定する指定ステップと、
前記指定ステップにおいて指定した発信源の識別情報に基づいて特定される無線通信端末を、通信相手端末として決定する決定ステップと、
前記決定ステップにおいて決定した通信相手端末と通信する通信ステップと、
を備えたことを特徴とする無線通信方法。
(付記17)
コンピュータを、
発信源の識別情報を指定する指定手段、
前記指定手段で指定した発信源の識別情報に基づいて特定される無線通信端末を、通信相手端末として決定する決定手段、
前記決定手段で決定した通信相手端末と通信する通信手段、
として機能させるためのプログラム。
1乃至5…ビーコン装置、10,20,30…無線通信端末、11…制御部、12…入力部、13…表示部、14…記憶部、15…音声入出力部、16…近距離無線通信部、17…無線通信部、100…ネットワーク、200…制御装置
本発明は、端末管理装置、端末装置、端末管理方法、端末出力方法、及びプログラムに関する。
本発明は、端末装置が現在居る場所を管理することを目的とする。
請求項1は、特定エリアにおける複数の指定場所の内の何れかの場所で端末が検出された場合には、検出された端末の端末識別情報と場所識別情報とを含む所在情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記所在情報に基づいて、前記複数の指定場所と、それぞれの場所に存在する各端末の端末識別情報とを対応付けて記憶手段に記憶するよう制御する記憶制御手段と、を具備したことを特徴とする
請求項2は、特定エリアにおける複数の指定場所の内の何れかの場所で端末が検出された場合には、検出された端末の端末識別情報と場所識別情報とを含む所在情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した端末識別情報を前記特定エリアに存在する端末の端末識別情報として記憶手段に記憶させる場合に、前記端末識別情報と共に場所識別情報を取得した場合には、各端末の端末識別情報を前記場所識別情報で識別される場所に対応付けて前記記憶手段に記憶するよう制御する記憶制御手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項は、近距離無線での通信が可能な端末装置であって、複数の指定場所から近距離無線で送信される複数の場所情報の内で、当該端末装置が近距離無線で受信可能な場所情報を受信する受信手段と、前記受信手段で場所情報を受信した場合には、受信した当該場所情報と当該端末装置の端末識別情報とを対応付けた所在情報を、当該端末装置が現在存在する場所を示す情報として出力する出力制御手段と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、端末装置が現在居る場所を管理することができる。

Claims (7)

  1. 無線通信手段を備えた複数の無線通信端末を備える通信システムであって、
    前記複数の無線通信端末のうち少なくとも1つは、
    複数の場所にそれぞれ設置された複数のビーコン発信器の内で、近傍位置の場所に設置されたビーコン発信器から、前記場所に対応するビーコン識別情報を受信するビーコン受信手段と、
    前記ビーコン受信手段により現在受信可能なビーコン識別情報と自端末の端末識別情報とを無線通信手段で繰り返し無線送信する送信手段と、を具備し、
    前記複数の無線通信端末のうち他の少なくとも1つは、
    前記送信手段により送信された送信元の端末識別情報と前記ビーコン識別情報との受信が確認できた場合に、前記端末識別情報と前記ビーコン識別情報とを対応づけて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    通信を所望する場所が任意に選択された際は、その選択された場所に対応するビーコン識別情報に基づいて前記記憶手段に記憶された端末識別情報を特定し、特定された端末識別情報の割り当てられた無線通信端末との通信を行う通信手段と、
    を具備したことを特徴とする通信システム。
  2. 無線通信手段を備えた無線通信端末であって、
    ビーコン受信手段と送信手段とを備える他の無線通信端末から送信された前記他の無線通信端末の端末識別情報とビーコン識別情報との受信が確認できた場合に、前記端末識別情報と前記ビーコン識別情報とを対応づけて記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    通信を所望する場所が任意に選択された際は、その選択された場所に対応するビーコン識別情報に基づいて前記記憶手段に記憶された端末識別情報を特定し、特定された端末識別情報の割り当てられた無線通信端末との通信を行う通信手段と、を具備し、
    前記ビーコン受信手段は、複数の場所にそれぞれ設置された複数のビーコン発信器の内で、近傍位置の場所に設置されたビーコン発信器から、前記場所に対応するビーコン識別情報を受信し、
    前記送信手段は、前記ビーコン受信手段により現在受信可能なビーコン識別情報と前記他の無線通信端末の端末識別情報とを無線通信手段で繰り返し無線送信する、
    ことを特徴とする無線通信端末。
  3. 前記ビーコン受信手段は、前記複数の場所にそれぞれ設置されるビーコン発信器からビーコン識別情報の受信の有無を繰り返しスキャンして当該無線通信端末の近傍位置にあるビーコン発信器からの信号を受信することで最新のビーコン識別情報を受信し、
    前記送信手段は、前記ビーコン受信手段で新たなビーコン識別情報を受信する毎に、その新たなビーコン識別情報と前記他の無線通信端末の端末識別情報とを送信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  4. 前記送信手段は、前記ビーコン受信手段で複数の場所のビーコン発信器からビーコン識別情報を受信した際は、受信レベルが最も大きいビーコン識別情報を選択し、その選択したビーコン識別情報と前記他の無線通信端末の端末識別情報とを無線送信する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の無線通信端末。
  5. 前記記憶制御手段は、前記他の無線通信端末の端末識別情報と前記ビーコン識別情報とを新たに受信した際は、前記他の無線通信端末の端末識別情報と同一の端末識別情報が前記記憶手段に既に記憶されているか否かを判別し、記憶されていれば、その記憶されていた前記端末識別情報の記憶内容に代わって、前記新たに受信した端末識別情報とビーコン識別情報とを更新して記憶させる、
    ことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の無線通信端末。
  6. 前記記憶手段に記憶された前記ビーコン識別情報と前記端末識別情報との記憶内容を参照することで、前記ビーコン発信器の設置された前記複数の場所における無線通信端末の有無、あるいは無線通信端末の台数を一覧表示する表示制御手段、
    を具備したことを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の無線通信端末。
  7. 無線通信手段を備えた無線通信端末のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    ビーコン受信手段と送信手段とを備える他の無線通信端末から送信された前記他の無線通信端末の端末識別情報とビーコン識別情報との受信が確認できた場合に、前記端末識別情報と前記ビーコン識別情報とを対応づけて記憶手段に記憶させる記憶制御手段、
    通信を所望する場所が任意に選択された際は、その選択された場所に対応するビーコン識別情報に基づいて前記記憶手段に記憶された端末識別情報を特定し、特定された端末識別情報の割り当てられた無線通信端末との通信を行う通信手段、
    として機能させ、
    前記ビーコン受信手段は、複数の場所にそれぞれ設置された複数のビーコン発信器の内で、近傍位置の場所に設置されたビーコン発信器から、前記場所に対応するビーコン識別情報を受信し、
    前記送信手段は、前記ビーコン受信手段により現在受信可能なビーコン識別情報と前記他の無線通信端末の端末識別情報とを無線通信手段で繰り返し無線送信する、
    ことを特徴とするプログラム。
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