JP2017201741A - 移動通信システム、ハンドオーバ方法、及びプログラム - Google Patents

移動通信システム、ハンドオーバ方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信を利用しているサービスから入手可能な情報も利用したサービス主導型のハンドオーバ制御を行うことで、移動機の接続性を向上させる。
【解決手段】移動管理装置と、無線基地局とを有する移動通信システムにおいて、前記移動管理装置は、移動機の経路情報を取得する情報取得部と、前記取得された移動機の経路情報に基づいて、前記移動機の経路上のハンドオーバ先無線基地局の候補を含むハンドオーバスケジュールを決定するハンドオーバスケジュール決定部と、前記決定されたハンドオーバスケジュールを無線基地局に通知するハンドオーバスケジュール通知部とを有し、前記無線基地局は、前記ハンドオーバスケジュールを受信するハンドオーバスケジュール受信部と、前記ハンドオーバスケジュールと、前記移動機から報告された電波強度とに基づいて、ハンドオーバ先無線基地局を決定するハンドオーバ決定部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動通信システム、ハンドオーバ方法、及びプログラムに関し、特に移動通信システムにおけるハンドオーバ技術に関する。
移動通信に対する高速通信への要求に応じて、第5世代(5G)移動通信システムの検討が進められている。5G移動通信システムでは、無線帯域を今まで以上に有効利用する必要がある。
そのための技術の1つとして、送信電力の小さい無線基地局を用いて、局所的なエリアをカバーするスモールセルを配置することが検討されている。一方、スモールセルを用いることにより、頻繁なハンドオーバが発生することが予想される。ハンドオーバとは、移動機の移動等に伴い、無線基地局からの電波強度が弱くなると、別の無線基地局に切り替えることを言う。ハンドオーバは、移動機による周辺無線基地局の通信品質測定情報などのネットワークが自身で持ちうる情報を基にして行われる(非特許文献1参照)。
岩村幹生他,"LTEのさらなる発展 - LTE Release9 -",NTTドコモ,NTT DOCOMOテクニカル・ジャーナル,Vol. 18,No. 1.
ハンドオーバの際には、パケット損や遅延の発生などの接続性に関する性能劣化が生じることが報告されている。特に都市部を自動車などである程度の速度で移動する際には、スモールセルの1つのゾーンを短時間で通過してしまうことも考えられる。通常、ハンドオーバは、移動機と無線基地局との間での電波受信状態を観測して、現在接続している基地局との間の状態が一定のレベル以下になった場合に、さらに電波受信感度がよい別の無線基地局へと切り替わる方式を用いている。
この手法の特徴は、ネットワークが自身で持ちうる情報をもとに、どのような制御を行うかという、ネットワーク主導型のハンドオーバ制御である。
一方、現在の自動車にはカーナビシステムが7割程度搭載されている。カーナビシステムからは、移動機の進行方向などの情報が取得できるが、カーナビシステムの情報は、現在のネットワーク主導型のハンドオーバ制御では利用されていない。
本発明は、ネットワーク自身が持ちうる情報に加えて、例えば、カーナビシステムの情報のような、通信を利用しているサービスから入手可能な情報も利用したサービス主導型のハンドオーバ制御を行うことで、移動機の接続性を向上させることを目的とする。
本発明の一形態に係る移動通信システムは、
移動管理装置と、無線基地局とを有する移動通信システムであって、
前記移動管理装置は、
移動機の経路情報を取得する情報取得部と、
前記取得された移動機の経路情報に基づいて、前記移動機の経路上のハンドオーバ先無線基地局の候補を含むハンドオーバスケジュールを決定するハンドオーバスケジュール決定部と、
前記決定されたハンドオーバスケジュールを無線基地局に通知するハンドオーバスケジュール通知部と、
を有し、
前記無線基地局は、
前記ハンドオーバスケジュールを受信するハンドオーバスケジュール受信部と、
前記ハンドオーバスケジュールと、前記移動機から報告された電波強度とに基づいて、ハンドオーバ先無線基地局を決定するハンドオーバ決定部と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の一形態に係るハンドオーバ方法は、
移動管理装置と、無線基地局とを有する移動通信システムにおける移動機のハンドオーバ方法であって、
前記移動管理装置が、移動機の経路情報を取得するステップと、
前記移動管理装置が、前記取得された移動機の経路情報に基づいて、前記移動機の経路上のハンドオーバ先無線基地局の候補を含むハンドオーバスケジュールを決定するステップと、
前記移動管理装置が、前記決定されたハンドオーバスケジュールを無線基地局に通知するステップと、
前記無線基地局が、前記ハンドオーバスケジュールを受信するステップと、
前記無線基地局が、前記ハンドオーバスケジュールと、前記移動機から報告された電波強度とに基づいて、ハンドオーバ先無線基地局を決定するステップと、
を有することを特徴とする。
また、本発明の一形態に係るプログラムは、
移動機のハンドオーバを制御するために、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該コンピュータを、
移動機の経路情報を取得する情報取得手段、
前記取得された移動機の経路情報に基づいて、前記移動機の経路上のハンドオーバ先無線基地局の候補を含むハンドオーバスケジュールを決定するハンドオーバスケジュール決定手段、及び
前記ハンドオーバスケジュールと、前記移動機から報告された電波強度とに基づいて、ハンドオーバ先無線基地局を決定するハンドオーバ決定手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク自身が持ちうる情報に加えて、通信を利用しているサービスから入手可能な情報も利用したサービス主導型のハンドオーバ制御を行うことで、移動機の接続性を向上させることが可能になる。
本発明の実施例に係る移動通信システムの構成を示す図 本発明の実施例に係るハンドオーバ方法のシーケンス図 本発明の実施例に係るハンドオーバ方法のフローチャート 本発明の実施例に係る移動通信システムの無線基地局、移動管理装置、及びドライブナビサービスサーバの機能構成を示す図 本発明の実施例に係る移動管理装置において管理される情報の例を示す図 ハンドオーバ先無線基地局を決定する具体例を示す図 本発明の実施例に係る無線基地局、移動管理装置、及びドライブナビサービスサーバのハードウェア構成例を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例では、移動端末からの周辺無線基地局の通信品質測定情報のようなネットワーク自身が持ちうる情報に加えて、例えば、カーナビシステムから取得した進行方向のような、通信を利用しているサービスから入手可能な情報を利用して、適切なハンドオーバを実現する移動通信システムについて説明する。
<移動通信システムの構成>
図1に、本発明の実施例に係る移動通信システムの構成を示す。
移動通信システムは、移動機(UE:User Equipment)100と、無線基地局(eNB:evolved Node B)200−1及び200−2と、移動管理装置(MME:Mobility Management Entity)300と、ドライブナビサービス(DDNS:Driving Direction Navigation Service)サーバ400とを有する。
UE100は、自動車のカーナビシステムと一体化された車載端末でもよく、携帯電話、スマートフォンなどの通常の移動端末でもよい。UE100は、所定の帯域を用いてeNB200−1又は200−2と通信を行う。
eNB200−1及び200−2は、大きい送信電力で広いエリアをカバーするマクロセルの無線基地局でもよく、小さい送信電力で狭いエリアをカバーするスモールセルの無線基地局でもよい。
MME300は、UE100の移動管理、認証及びユーザデータ転送経路の設定処理を行う装置である。
DDNSサーバ400は、UE100から現在位置、行き先情報及びその他の経路検索条件を取得し、行き先までの経路を検索する装置である。DDNSサーバ400は、交通情報や天候情報などを利用して経路を検索してもよい。本発明の実施例における説明では、DDNSサーバ400は、カーナビ上に表示される経路を検索する例を示すが、DDNSサーバ400は、カーナビ上の経路だけでなく、歩行経路や自転車走行の経路も検索してもよい。
このような移動通信システムにおいて、UE100は、現在位置から行き先までの経路情報を取得するために、UEの識別情報であるUE ID、現在位置、行き先情報等をDDNSサーバ400に送信する(S101)。DDNSサーバ400は、現在位置から行き先までの経路を検索し、UE ID及び経路情報をMME300に通知する(S103)。経路情報には、経路上の地点を表す座標(GPS座標等)と、その地点の予測通過時間とが含まれる。
MME300は、経路情報を取得し、経路上の地点においてUE100が接続可能なハンドオーバ先eNBの候補を抽出し、また、ハンドオーバすべき時間又はハンドオーバ地点も決定する。MME300は、UE100の経路上のハンドオーバ先eNBの候補及びハンドオーバすべき時間又はハンドオーバ地点を含むハンドオーバスケジュールをeNB200−1及びハンドオーバ先eNB200−2に通知する(S105及びS107)。
eNB200−1は、ハンドオーバスケジュールを考慮して、移動機から報告された電波強度を比較してハンドオーバ先eNB200−2を決定し、UEをハンドオーバ先eNB200−2にハンドオーバさせる(S109)。
図2を参照して更に詳細なシーケンスについて説明する。図2に、本発明の実施例に係るハンドオーバ方法のシーケンス図を示す。
まず、UE100は、ハンドオーバ元eNB(Source eNB)200−1とコネクションを確立しているものとする(S201)。
UE100は、現在位置から行き先までの経路情報を取得するために、現在位置、行き先情報及びその他の経路に関する条件(高速道路優先、直進優先等)をDDNSサーバ400に通知する(S203)。このとき、UE100を移動通信ネットワーク側で識別するためのID情報(UE ID等)もあわせてDDNSサーバ400へ通知する。
DDNSサーバ400は、UE100から通知された情報を受信し、行き先までの経路を検索して、UE100に経路情報を通知する(S205)。図示しないが、複数の経路情報がUE100に通知され、UE100により複数の経路情報の中から1つの経路情報が選択され、選択された経路情報は、DDNSサーバ400経由あるいは直接MMEに通知されるようにしてもよい。UE100は、通知された経路情報に基づき走行を開始する。
DDNSサーバ400は、UE100から通知された情報を受信して、経路を検索した場合、UE100へ通知するだけではなく、MME300にもUEのID情報とともに経路情報を通知する(S207)。MME300に通知される経路情報には、経路上の地点を表す座標と、その地点の予測通過時間が含まれる。
MME300は、経路情報を取得し、経路上の地点においてUE100が接続可能なハンドオーバ先eNBの候補を抽出し、また、ハンドオーバすべき時間又はハンドオーバ地点も決定する(S209)。
なお、UE100がeNB200−1とコネクションを確立している間、UE100は、eNB200−1から周辺無線基地局を測定する指示を受信し(S211)、周辺無線基地局の電波強度などの通信品質測定情報をeNB200−1に報告する(S213)。なお、図2には、ステップS209及びS211がそれぞれ1回のみ行われているが、UE100がeNB200−1とコネクションを確立している間に周期的に或いはeNB200−1のトリガーによって複数回実施されてもよい。
MME300は、移動機の経路上のハンドオーバ先eNBの候補及びハンドオーバすべき時間又はハンドオーバ地点を含むハンドオーバスケジュールを、UE100が接続しているeNB200−1とUEが今後接続すべきeNB200−2(Target eNB)に通知する(S215及びS217)。
eNB200−1は、MME300から通知されたハンドオーバスケジュールに加えて、UE100から報告された通信品質測定状況、eNB200−1自身でもつ電波リソース利用状況などとあわせた最適なハンドオーバ時点とハンドオーバ先を決定する(S219)。今後接続すべきeNB200−2は、UE100がハンドオーバするタイミングでUE100の接続を受け付けることができるように、リソースを準備してもよい。
eNB200−1は今後接続すべきハンドオーバ先eNB200−2に対して、ハンドオーバ要求を通知する(S221)。ハンドオーバ要求がハンドオーバ先eNB200−2から許可された場合、eNB200−1は、UE100に対して、ハンドオーバ指示を行う(S223)。その後、ハンドオーバ処理が行われる(S225)。具体的には、UE100とハンドオーバ先eNB200−2との間で同期処理が行われ、ハンドオーバ先eNB200−2からMME300に対してパス切り替え要求が行われ、MME300からS−GW/P−GW(図示せず)に対してハンドオーバ先eNB200−2の通知が行われてハンドオーバ先eNB200−2へのパスが切り替えられる。その結果、UE100とハンドオーバ先eNB200−2との間で通信が継続する(S227)。
図3を参照して、MME300及びeNB200−1におけるハンドオーバ方法について更に詳細に説明する。図3に、本発明の実施例に係るハンドオーバ方法のフローチャートを示す。
MME300は、UEのID情報と共に、経路情報(予測通過時間を含む)をDDNSサーバ400から取得する(S301)。
MME300は、周辺eNBが位置する座標、周辺eNBのカバレッジエリアなどの情報を有しているものとする。これらの情報を用いて、MME300は、経路上の地点においてUE100が接続可能なハンドオーバ先eNBの候補を抽出することができる。更に、MME300は、DDNSサーバ400から取得した予測通過時間から、ハンドオーバ先eNBのカバレッジエリアに入るタイミングを推測することができ、ハンドオーバすべき時間又はハンドオーバ地点を決定することができる(S303)。例えば、移動機の経路上の地点においてハンドオーバ先eNBの候補が複数存在する場合、移動機の進行方向と異なる方向のeNBにハンドオーバが行われると、ハンドオーバ回数が増えることが想定される。従って、MME300は、ハンドオーバ回数が少なくなるように、ハンドオーバ先eNBの候補を抽出してもよい。MME300は、ハンドオーバ先eNBの候補及びハンドオーバすべき時間又はハンドオーバ地点を含むハンドオーバスケジュールをeNB200−1に通知する。
eNB200−1は、ハンドオーバスケジュールに含まれるハンドオーバ先eNBの候補を考慮して、周辺eNB(ハンドオーバ先eNBの候補も含む)の電波強度を比較して、ハンドオーバ先eNB200−2にハンドオーバすべきか否かを判断する(S305)。なお、ハンドオーバ回数が少なくなるようなハンドオーバ先eNBの候補の抽出は、ステップS303においてMME300により判断されず、ステップS305においてeNB200−1において判断されてもよい。
ハンドオーバ先eNB200−2にハンドオーバすべき場合、eNB200−1は、ハンドオーバ先eNB200−2にハンドオーバ要求を通知して、ハンドオーバを実施する(S307)。このとき、eNB200−1は、ハンドオーバスケジュールに含まれるハンドオーバすべき時間又はハンドオーバ地点を指定して、ハンドオーバ先eNB200−2にハンドオーバ要求を通知してもよい。
一方、ハンドオーバ先eNBにハンドオーバすべきでない場合、ハンドオーバは実施されず、現eNB200−1との通信が継続する(S309)。
<装置の機能構成>
図4に、本発明の実施例に係る移動通信システムの無線基地局(eNB)、移動管理装置(MME)、及びドライブナビサービスサーバ(DDNSサーバ)の機能構成を示す。なお、eNBは、ハンドオーバ元eNB200−1になることもあり、ハンドオーバ先eNB200―2になることもあるため、機能構成の説明では、あわせてeNB200と表す。
DDNSサーバ400は、経路抽出部401と、経路通知部403とを有する。
経路抽出部401は、UE100から、現在位置、行き先情報及びその他の経路に関する条件を受信し、行き先までの経路を検索する。経路の検索には、交通情報や天候情報などが利用されてもよい。
経路通知部403は、検索した行き先までの経路を示す経路情報をUE100に通知すると共に、MME300に通知する。
MME300は、情報取得部301と、ハンドオーバスケジュール決定部303と、ハンドオーバスケジュール通知部305とを有する。
情報取得部301は、DDNSサーバ400からUE100の経路情報を取得する。
ハンドオーバスケジュール決定部303は、UE100の経路情報に基づいて、UE100の経路上のハンドオーバ先eNBの候補を含むハンドオーバスケジュールを決定する。ハンドオーバスケジュールには、ハンドオーバすべき時間又はハンドオーバ地点が更に含まれてもよい。ハンドオーバスケジュール決定部303は、UE100の経路上の地点においてUE100が接続可能なハンドオーバ先eNBの候補を抽出するとき、UE100が接続可能なハンドオーバ先eNBの候補の中から、ハンドオーバ回数が少なくなるように、ハンドオーバ先eNBの候補を決定してもよい。
ハンドオーバスケジュール通知部305は、決定されたハンドオーバスケジュールをeNB200に通知する。なお、ハンドオーバスケジュール通知部305は、ハンドオーバスケジュールをUE100が現在接続しているeNBに加えて、ハンドオーバ先eNBの候補にも通知してもよい。
eNB200は、測定制御依頼部201と、外部通信部203と、ハンドオーバ決定部205と、ハンドオーバ要求部207と、ハンドオーバ指示部209と、リソース準備部211とを有する。
測定制御依頼部201は、UE100に対して周辺eNBの電波強度の測定を依頼する。
外部通信部203は、UE100及びMME300と通信する機能部である。外部通信部203は、UE100とのデータ通信を行うだけでなく、UEに対して依頼した周辺eNBの電波強度の測定情報を受信する。更に、外部通信部203は、MME300からハンドオーバスケジュールを受信する。
ハンドオーバ決定部205は、MME300から受信したハンドオーバスケジュールと、UE100から報告された電波強度とに基づいて、ハンドオーバ先eNBを決定する。ハンドオーバ決定部205は、複数のハンドオーバ先eNBの候補が存在する場合、UE100から報告された電波強度を比較して、複数のハンドオーバ先eNBの候補の中で、電波強度の強い方のハンドオーバ先eNBを選択してもよい。
ハンドオーバ要求部207は、ハンドオーバ決定部205がハンドオーバ先eNBへのハンドオーバを決定した場合、決定されたハンドオーバ先eNBに対してハンドオーバ要求を通知する。なお、ハンドオーバ先eNBがハンドオーバスケジュールに基づいてリソースを準備している場合、ハンドオーバ要求部207によるハンドオーバ要求がハンドオーバ先eNBによって拒否される可能性は低くなる。
ハンドオーバ指示部209は、ハンドオーバ要求がハンドオーバ先eNBから許可された場合、UE100に対して、ハンドオーバ指示を行う。
リソース準備部211は、ハンドオーバスケジュールに基づいて、UE100のリソースを準備する。リソース準備部211は、ハンドオーバスケジュールに含まれるハンドオーバすべき時点において、UE100の接続を受け付けることができるように、リソースを準備してもよい。
図5に、本発明の実施例に係る移動管理装置において管理される情報の例を示す。上記のように、MME300は、DDNSサーバ400から経路情報を取得し、経路情報に基づいて、ハンドオーバスケジュールを決定する。図5に示すように、MME300は、UEのID情報毎に、UE100が現在接続しているeNBと、行き先と、ハンドオーバ先eNBの候補と、ハンドオーバすべき時間、地点及びハンドオーバ先eNBとを管理してもよい。
UE100がeNB200とコネクションを確立した場合、MME300は、UE IDとeNB200とを対応付けて管理する。また、MME300は、DDNSサーバ400から、UE IDとともに経路情報を取得した場合、経路情報の中の目的地である行き先の住所を緯度経度に変換して、UE IDに対応付けて管理する。なお、MME300で緯度経度変換を行わず、DDNSサーバ400から緯度経度情報を取得するようにしてもよい。
更に、MME300は、ハンドオーバスケジュールを決定する際に、ハンドオーバ先eNBの候補を抽出した場合、ハンドオーバ先eNBの候補をUE IDに対応付けて管理する。更に、MME300は、ハンドオーバスケジュールを決定した場合、ハンドオーバすべき時間、地点及びハンドオーバ先eNBをUE IDに対応付けて管理する。ハンドオーバすべき時間は、UE100の平均速度と、現在位置からハンドオーバ地点までの距離とによって計算することができる。
なお、上記の実施例では、DDNSサーバ400において経路を検索する例について説明したが、経路の検索は、UE100において行われてもよく、UEで検索された経路情報がUE100からMME300に通知されてもよい。
また、上記の実施例では、MMEにおいてハンドオーバスケジュールを決定する例について説明したが、ハンドオーバスケジュールの決定は、eNB200−1又は200−2において行われてもよい。例えば、eNB200−1又はeNB200−2が情報取得部301及びハンドオーバスケジュール決定部303の機能を有することで、eNB200−1又は200−2は、経路情報を取得してハンドオーバスケジュールを決定し、ハンドオーバを実施することも可能である。
<具体例>
図6に、ハンドオーバ先無線基地局を決定する具体例を示す。
図6の縦軸及び横軸は、1つのeNBを基準として、緯度方向の距離及び経度方向の距離を示している。eNBは、緯度方向及び経度方向に50m間隔で配置されており、eNBのカバレッジエリアは同じであると仮定する。便宜上、eNBに1〜16までの番号を割り振っている。
UEが(25m、25m)の座標に位置しているときにDDNSサーバに対して経路検索を要求した結果、A地点→B地点→C地点→D地点の経路が検索されたものとする。
この例では、eNBが等間隔で配置されているため、矢印で示す範囲の間は2つのeNBが同じ電波強度、矢印の先の地点では、4つのeNBが同じ電波強度となる。
MMEは、経路情報に基づいて、経路上のA地点、B地点、C地点、D地点において、UEが接続可能なハンドオーバ先eNBの候補を決定する。A地点では番号が2、3、6、7のeNBがハンドオーバ先eNBの候補であり、B地点では番号が3、4、7、8のeNBがハンドオーバ先eNBの候補であり、C地点では番号が7、8、11、12のeNBがハンドオーバ先eNBの候補であり、D地点では番号が11、12、15、16のeNBがハンドオーバ先eNBの候補である。MMEは、このような地点ごとのハンドオーバ先eNBの候補のリストを持っている。このリストは、eNBと共有されてもよい。
例えば、UEがB地点に移動してきたときに番号が3、4、7、8のeNBはほとんど同じ電波強度を持つ。UEの経路情報から、経路上の次の地点はC地点であることが分かる。この場合、C地点から離れた3、4のeNBにハンドオーバすると、すぐに電波強度が弱くなることが経路情報から分かる。このように、UEの経路上に、ハンドオーバ先eNBの候補のカバレッジエリアが存在しても、短時間でカバレッジエリアを出てハンドオーバが必要になると想定される場合には、MME又はeNBは、ハンドオーバ先eNBとして適していないと判断する。MME又はeNBは、ハンドオーバ先eNBの候補のリストと、UEの経路情報に基づき、次のハンドオーバ先eNB(7、8)を選択する。UEが接続しているeNBは、7、8のeNBの電波強度を比較し、ハンドオーバ先eNBを決定する。ハンドオーバすべき時間より先にUEがハンドオーバ地点に到着した場合は、その時点で複数候補のeNBの電波強度を比較し、ハンドオーバ先eNBを決定する。これにより、ハンドオーバ回数を減らし、UEの接続性を向上させることが可能になる。
なお、図6では、eNBが等間隔に配置される例を示したが、UEの経路上に、スモールセルが存在し、UEが短時間でスモールセルのカバレッジエリアを出てハンドオーバが必要になると想定される場合には、そのスモールセルはハンドオーバ先eNBとして適していないと判断することで、ハンドオーバ回数を減らし、UEの接続性を向上させることが可能になる。
<ハードウェア構成例>
図7に、本発明の実施例に係る無線基地局(eNB)、移動管理装置(MME)、及びドライブナビサービスサーバ(DDNSサーバ)のハードウェア構成例を示す。eNB、MME、及びDDNSサーバは、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)151等のプロセッサ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリ装置152、ハードディスク等の記憶装置153等から構成されたコンピュータでもよい。例えば、eNB、MME、及びDDNSサーバの機能及び処理は、記憶装置153又はメモリ装置152に格納されているデータやプログラムをCPU151が実行することによって実現される。また、eNB、MME、及びDDNSサーバに必要な情報は、入出力インタフェース装置154から入力され、eNB、MME、及びDDNSサーバにおいて求められた結果は、入出力インタフェース装置154から出力されてもよい。
<本発明の実施例の効果>
本発明の実施例によれば、ネットワーク自身が持ちうる情報に加えて、通信を利用しているサービスから入手可能な情報も利用したサービス主導型のハンドオーバ制御を行うことで、移動機の接続性を向上させることが可能になる。その結果、移動機と基地局の間の通信において、ハンドオーバ時の通信品質の低下を抑えることが可能になる。
<補足>
説明の便宜上、本発明の実施例に係る移動通信システムの各装置は機能的なブロック図を用いて説明しているが、本発明の実施例に係る移動通信システムの各装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明の実施例は、コンピュータに対して本発明の実施例に係る移動通信システムの各装置の機能を実現させるプログラム、コンピュータに対して本発明の実施例に係る方法の各手順を実行させるプログラム等により、実現されてもよい。また、各機能部が必要に応じて組み合わせて使用されてもよい。また、本発明の実施例に係る方法は、実施例に示す順序と異なる順序で実施されてもよい。
以上、ネットワーク自身が持ちうる情報に加えて、通信を利用しているサービスから入手可能な情報も利用したサービス主導型のハンドオーバ制御を行うことで、移動機の接続性を向上させるための手法について説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々の変更・応用が可能である。
100 移動機(UE)
200 基地局(eNB)
201 測定制御依頼部
203 外部通信部
205 ハンドオーバ決定部
207 ハンドオーバ要求部
209 ハンドオーバ指示部
211 リソース準備部
300 移動管理装置(MME)
301 情報取得部
303 ハンドオーバスケジュール決定部
305 ハンドオーバスケジュール通知部
400 ドライブナビサービス(DDNS)サーバ
401 経路抽出部
403 経路通知部

Claims (6)

  1. 移動管理装置と、無線基地局とを有する移動通信システムであって、
    前記移動管理装置は、
    移動機の経路情報を取得する情報取得部と、
    前記取得された移動機の経路情報に基づいて、前記移動機の経路上のハンドオーバ先無線基地局の候補を含むハンドオーバスケジュールを決定するハンドオーバスケジュール決定部と、
    前記決定されたハンドオーバスケジュールを無線基地局に通知するハンドオーバスケジュール通知部と、
    を有し、
    前記無線基地局は、
    前記ハンドオーバスケジュールを受信するハンドオーバスケジュール受信部と、
    前記ハンドオーバスケジュールと、前記移動機から報告された電波強度とに基づいて、ハンドオーバ先無線基地局を決定するハンドオーバ決定部と、
    を有する移動通信システム。
  2. 前記移動管理装置の前記ハンドオーバスケジュール決定部は、前記移動機の経路上の地点において前記移動機が接続可能なハンドオーバ先無線基地局の候補を抽出し、前記移動機が接続可能なハンドオーバ先無線基地局の候補の中から、ハンドオーバ回数が少なくなるように、前記ハンドオーバ先無線基地局の候補を決定する、請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記移動管理装置の前記ハンドオーバスケジュール決定部は、前記移動機のハンドオーバ先無線基地局の候補に加えて、ハンドオーバすべき時間を含むハンドオーバスケジュールを決定し、
    前記移動管理装置の前記ハンドオーバスケジュール通知部は、前記ハンドオーバスケジュールをハンドオーバ先無線基地局の候補に更に通知し、
    前記ハンドオーバ先無線基地局は、前記ハンドオーバスケジュールに基づいて、前記移動機のリソースを準備するリソース準備部を更に有する、請求項1又は2に記載の移動通信システム。
  4. 前記無線基地局の前記ハンドオーバ決定部は、前記ハンドオーバスケジュールに複数のハンドオーバ先無線基地局の候補が含まれる場合、前記移動機から報告された電波強度を比較して、前記複数のハンドオーバ先無線基地局の候補の中で、電波強度の強い方のハンドオーバ先無線基地局を選択する、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の移動通信システム。
  5. 移動管理装置と、無線基地局とを有する移動通信システムにおける移動機のハンドオーバ方法であって、
    前記移動管理装置が、移動機の経路情報を取得するステップと、
    前記移動管理装置が、前記取得された移動機の経路情報に基づいて、前記移動機のハンドオーバ先無線基地局の候補を含むハンドオーバスケジュールを決定するステップと、
    前記移動管理装置が、前記決定されたハンドオーバスケジュールを無線基地局に通知するステップと、
    前記無線基地局が、前記ハンドオーバスケジュールを受信するステップと、
    前記無線基地局が、前記ハンドオーバスケジュールと、前記移動機から報告された電波強度とに基づいて、ハンドオーバ先無線基地局を決定するステップと、
    を有するハンドオーバ方法。
  6. 移動機のハンドオーバを制御するために、コンピュータを機能させるためのプログラムであって、当該コンピュータを、
    移動機の経路情報を取得する情報取得手段、
    前記取得された移動機の経路情報に基づいて、前記移動機のハンドオーバ先無線基地局の候補を含むハンドオーバスケジュールを決定するハンドオーバスケジュール決定手段、及び
    前記ハンドオーバスケジュールと、前記移動機から報告された電波強度とに基づいて、ハンドオーバ先無線基地局を決定するハンドオーバ決定手段、
    として機能させるためのプログラム。
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