JP2017201618A - 改善された機械的強度を有する、電気化学セルのバイポーラプレート - Google Patents

改善された機械的強度を有する、電気化学セルのバイポーラプレート Download PDF

Info

Publication number
JP2017201618A
JP2017201618A JP2017055450A JP2017055450A JP2017201618A JP 2017201618 A JP2017201618 A JP 2017201618A JP 2017055450 A JP2017055450 A JP 2017055450A JP 2017055450 A JP2017055450 A JP 2017055450A JP 2017201618 A JP2017201618 A JP 2017201618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive sheet
channel
bipolar plate
distribution channel
anode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017055450A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6920844B2 (ja
Inventor
ジャン−フィリップ ポワロ−クローヴェジエ
Jean-Philippe Poirot-Crouvezier
ジャン−フィリップ ポワロ−クローヴェジエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Commissariat a lEnergie Atomique CEA, Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA filed Critical Commissariat a lEnergie Atomique CEA
Publication of JP2017201618A publication Critical patent/JP2017201618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6920844B2 publication Critical patent/JP6920844B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0258Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0204Non-porous and characterised by the material
    • H01M8/0206Metals or alloys
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0204Non-porous and characterised by the material
    • H01M8/0223Composites
    • H01M8/0226Composites in the form of mixtures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0247Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the form
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0247Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the form
    • H01M8/0254Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the form corrugated or undulated
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0258Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
    • H01M8/0265Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant the reactant or coolant channels having varying cross sections
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0267Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors having heating or cooling means, e.g. heaters or coolant flow channels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

【課題】電気化学セルのスタック内部で締め付け力の伝達を確保する範囲において、機械的な機能を有し、電極とバイポーラプレートとの間の電気的接触の品質を改善することのできる伝導シートを備えたバイポーラプレートを提供する。【解決手段】第1伝導シート(10)の少なくとも1つの第1分配チャネル(Ca1)、及び、第2伝導シート(20)の少なくとも1つの第2分配チャネル(Cc1)は、それぞれ、それらが互いの上に重ね合わされ、それらの各背壁(14‐1、24‐1)を介して互いに接触する、重畳部分(Sa1、Sc1)と呼ばれる、少なくとも1つの部分と、それらが、それらの各背壁(14‐1、24‐1)を介して、反対側の伝導シートの分割リブ(Na1、Nc2)と接触する、補強部分(Ra1、Rc1)と呼ばれる、少なくとも1つの部分とを含む、電気化学セルのバイポーラプレート(1)に関する。【選択図】図1

Description

本発明の分野は、電気化学セルのスタックを含む、燃料電池及び電解槽のような電気化学反応器の分野であり、特に、隣接する電気化学セルの電極の間に位置する、伝導シート(conductive sheet)タイプのバイポーラプレートに関する。
燃料電池又は電解槽のような電気化学反応器は、従来、電気化学セルのスタックを含み、電気化学セルのそれぞれは、電解質により互いから電気的に分離されるアノード及びカソードを含み、セルに連続的に供給される2つの反応物質の間での電気化学反応がセル内で起こる。
燃料電池の場合には、一般的な方法では、燃料(例えば、水素)はアノードと接触するように、酸化剤(例えば、酸素)はカソードと接触するようにされる。電気化学反応は、2つの半反応、酸化反応及び還元反応に細分され、それらはそれぞれアノード/電解質界面及びカソード/電解質界面で起こる。電気化学反応が起こるためには、2つの電極の間にイオン伝導体、すなわち、例えば高分子膜に含まれる電解質と、外部電気回路により形成される電子伝導体との存在が必要である。このように、セルのスタックは、電気化学反応の場所であって、反応物質がそこへ供給されなければならず、反応中に生成される熱がそこから除去されなければならないのと同様に、生成物質及びどのような非反応種もそこから除去されなければならない。
電気化学セルは、従来、セルの電気的相互接続を確保するバイポーラプレートにより、互いから分離される。バイポーラプレートは、普通、燃料を分配するための回路が上に形成されたアノード面と、アノード面の反対側の、酸化剤を分配するための回路が上に形成されたカソード面とを含む。各分配回路は、チャネルのネットワークの形状をとり、チャネルは、対応する電極に反応種を均一にもたらすために、バイポーラプレートのXY平面において、例えば、平行に配置されるか、うねり(undulation)を有するか、横方向にずらされる。バイポーラプレートは、更に、熱移送流体が流れて、反応中にセル中で局所的に生成される熱が除去されることを可能にする、内部ダクトのネットワークから形成される冷却回路を含んでも良い。
各バイポーラプレートは、電気化学セルの積層の方向に互いに結合される、2つの電気伝導シートから形成されても良い。それらは、当該シートの外面上の分配回路のチャネルと、当該シートの内面の間の冷却回路のチャネルとを共に形成するレリーフ(relief)又はエンボス(embossment)を特徴とする。伝導シートは金属でできていても良く、レリーフはプレス加工(stamping)により形成されても良い。
バイポーラプレートは、更に、それらが電気化学セルのスタック内部で締め付け力の伝達を確保する範囲において、機械的な機能を有し、この機械的な力は、電気化学セルの電極とバイポーラプレートとの間の電気的接触の品質を改善することを助ける。したがって、改善された機械的強度を有する伝導シートを備えたバイポーラプレートについての要望がある。
本発明の目的は、先行技術の問題点を少なくとも部分的に改善することであり、特に、改善された機械的強度を有する電気化学セルのバイポーラプレートを提案することである。これを達成するために、本発明の主題は、第1伝導シート及び第2伝導シートを含む電気化学セルのバイポーラプレートであって、各伝導シートは、内面により互いに結合される内面と反対側の外面とを含み、各伝導シートは、外面上に、反応性ガスを分配することを予定される分配チャネルを形成するレリーフを含む。
全く同一の伝導シートの複数の分配チャネルは、電気化学セルの電極と接触することが予定される分割リブ(dividing rib)により対で分離され、各分配チャネルは、隣接する分割リブと接続される背壁(back wall)を含む。
本発明によれば、第1伝導シートの少なくとも1つの第1分配チャネル、及び、第2伝導シートの少なくとも1つの第2分配チャネルは、それぞれ、それらが互いの上に重ね合わされ、それらの各背壁を介して相互に接触する、重畳部分(superposed portion)と呼ばれる少なくとも1つの部分と、それらがそれらの各背壁を介して、反対側の伝導シートの分割リブと接触する、補強部分と呼ばれる少なくとも1つの部分とを含む。
このバイポーラプレートの、ある好ましい、しかし何も限定しない側面は、次の通りである。
第1分配チャネルの第1補強部分が第2分配チャネルの第2補強部分と横方向に並べられ、第1補強部分が第2分配チャネルを画定する分割リブと接触し、第2補強部分が第1分配チャネルを画定する分割リブと接触しても良い。
第1分配チャネル及び/又は第2分配チャネルは、それぞれ、重畳部分と補強部分との間に、反対側の伝導シートと接触しない領域を含んでも良く、これは、隣接する冷却チャネルの間の流体の局所的な連絡を可能にする。
当該分配チャネルのそれぞれは、長手方向に交互に配置された、複数の重畳部分と補強部分とを含んでも良い。
1つの分配チャネルの補強部分は、隣接する分配チャネルの補強部分に対して、長手方向にずれて配置されても良い。
伝導シートは、それぞれが重畳部分及び補強部分を含む分配チャネルを含んでも良く、当該分配チャネルは、実質的に直線の、又は、横方向のうねりを有する長手方向軸を有する。
反対側の伝導シートは、それぞれが重畳部分及び補強部分を含む分配チャネルを含んでも良く、それらのあるものは、実質的に直線の長手方向軸を有し、それらの他のものは、直線的な長手方向軸に対して横方向のうねりを有する長手方向軸を有する。
第1伝導シートの分配チャネルは、第1方向において、横方向のうねりを有する長手方向軸を有しても良く、第2伝導シートの分配チャネルは、第1方向とは反対の第2方向において、横方向のうねりを有する長手方向軸を有しても良い。
第1伝導シートは、第2伝導シートの分配チャネルの数よりも少ない、多数の分配チャネルを含んでも良く、第1伝導シートの少なくとも1つの分割リブは、長手方向に変化する横方向の大きさを有する。
第2伝導シートは、電気化学セルのカソードと接触することが予定されても良く、第1伝導シートは、隣接する電気化学セルのアノードと接触することが予定されても良い。
補強部分は、反対側の伝導シートの方向において、分配チャネルの突出(excrescence)の形状をとっても良く、当該分配チャネルは、重畳部分での局所深度(local depth)よりも深い局所深度を有する。
本発明は、更に、前述の特徴のいずれか1つに係るバイポーラプレートと、電極の1つがバイポーラプレートの第1又は第2伝導シートと接触する膜電極接合体とを含む、電気化学セルに関する。
本発明の他の側面、目的、利点、特徴は、添付される図面を参照して、何も限定しない例として記載が提供される好ましい実施の形態の以下の詳細な記載を読むことにより、よりはっきりと明らかになるであろう。
第1実施の形態に係る、2つの膜電極接合体の間に位置するバイポーラプレートを概略的に示す断面図であり、そのアノード分配チャネル及びカソード分配チャネルは、重畳部分(図1(a))及び補強部分(図1(b))を有する。 第1実施の形態に係る、バイポーラプレートの一部分の分解斜視図である。 アノード分配チャネル及びカソード分配チャネルの重畳部分と補強部分との交替を示す、図2に示されるバイポーラプレート部分の断面図である。 アノード分配チャネルのあるものは、直線的な長手方向軸に沿って延在し、アノード分配チャネルの他のものは、横方向のうねりを有する長手方向軸に沿って延在する、第2実施の形態に係るバイポーラプレートの一部分の分解斜視図である。 アノード分配チャネル及びカソード分配チャネルの重畳部分と補強部分との交替を示す、図4に示されるバイポーラプレート部分の断面図である。 アノード分配チャネルが横方向のうねりを有する長手方向軸に沿って延在し、カソード分配チャネルが直線的な長手方向軸に沿って延在する、第3実施の形態に係るバイポーラプレートの一部分の分解斜視図である。 アノード分配チャネル及びカソード分配チャネルの重畳部分と補強部分との交替を示す、図6に示されるバイポーラプレート部分の断面図である。 アノード分配チャネル及びカソード分配チャネルの重畳部分と補強部分との交替を示す、図6に示されるバイポーラプレート部分の断面図である。
図面及び以下の記載において、同じ参照番号は、同一又は同様の要素を示す。その上、図面の明瞭性を増強するために、いろいろな要素は縮尺通りに示されない。その上、いろいろな実施の形態及び変形例は、相互に排他的ではなく、互いに結合されても良い。
カソードに酸素が供給され、アノードに水素が供給される燃料電池、特に、プロトン交換膜(PEM:proton exchange membrane)燃料電池を参照して、いろいろな実施の形態及び変形例が説明される。しかしながら、本発明は、どのようなタイプの燃料電池、特に低温、すなわち、200℃未満の温度で動作する燃料電池にも、電気化学電解槽にも適用できる。
図1(a)、(b)は、第1実施の形態に係る電気化学セルの例示的なバイポーラプレート1の部分概略図である。ここでは、電気化学セルは燃料電池のセルのスタックに属する。各電気化学セルは、ここでは、高分子膜を有する電解質5により互いから分離されたアノード3及びカソード4から形成される膜電極接合体2を含む。電気化学セルの膜電極接合体2は、電極に反応種をもたらして電気化学反応中に生成される熱を除去することができるバイポーラプレート1の間に配置される。
XYZ直接直交座標系がここでは定義され、明細書の残りの部分で参照され、そこでは、Z軸はバイポーラプレートの厚さに沿って、そして、電気化学セルの積層の軸に沿って向き、X軸及びY軸は、バイポーラプレートの平面に平行な平面を定義する。
それ自体は知られた方法で、各電極3、4は、バイポーラプレート1と接触して配置されるガス拡散層(GDL)と、膜5と当該拡散層との間に位置する活性層とを含む。活性層は電気化学反応の場所である。それらは、アノード及びカソードと当該膜との各界面で酸化反応及び還元反応が起こることを可能にする材料を含む。拡散層は、バイポーラプレート1の分配回路から活性層までの反応種の拡散と、電気化学反応により生成される生成物質の同じ分配回路までの拡散とを可能にする多孔性材料からできている。
各バイポーラプレート1は、互いに結合され、接合される2つの伝導シート10、20から形成され、これらの伝導プレートは、各電気化学セルの電極3、4上に反応性ガスを分配するための回路と、伝導シート10、20の間に位置する冷却回路とを形成するために、プレス加工される。このように、アノード伝導シートと呼ばれる第1伝導シート10は、電気化学セルの膜電極接合体2のアノード3と接触することが予定され、カソード伝導シートと呼ばれる第2伝導シート20は、隣接する電気化学セルの膜電極接合体2のカソード4と接触することが予定される。
各伝導シート10、20は、外面11、21と、反対側の内面12、22とを含み、伝導シート10、20は、内面12、22により互いに結合される。外面11、21は、電気化学セルのアノード3と接触することが予定されるときにはアノード外面と呼ばれ、隣接する電気化学セルのカソード4と接触することが予定されるときにはカソード外面と呼ばれる。伝導シート10、20のアノード面は、反応性ガス、例えば、水素を分配するための回路を含み、他の伝導シートのカソード面は、反応性ガス、例えば、空気又は酸素を分配するための回路を含む。
伝導シート10、20は、電気伝導材料、例えば、金属又は混合物、例えば、黒鉛充填混合物でできた、薄膜又は薄い素板(elementary plate)の形状をとる。厚さは、金属シートの場合で、約数十ミクロンから約数百ミクロンで、例えば、約50〜約200μmであっても良い。
伝導シートは、例えばプレス加工又は圧力下での形成(forming in a press)により得られたレリーフ又はエンボスを含み、1つの面上のその形状は、反対側の面上の形状と相補的である。これらのレリーフは、外面11、21上に、反応性ガスを分配するための回路を形成し、内面12、22上に、熱移送流体が流れることが予定されるチャネルを含む冷却回路を形成する。
各分配チャネルCa1、Cc1などは、バイポーラプレート1の厚さのZ軸に実質的に沿って延在する側壁13‐1、23‐1などから形成され、これらの側壁13‐1、23‐1などは背壁14‐1、24‐1などにより互いに接続される。各分配チャネルCa1、Cc1などは、分割リブNa1、Nc1などと呼ばれる壁により、同じ分配回路の隣接するチャネルから分離される。分割リブNa1、Nc1などは、隣接する2つの分配チャネルの隣接する側壁を接続し、対応する電極と接触することが予定される。別に述べられるように、アノード分配チャネルCa1、Ca2など及びカソード分配チャネルCc1、Cc2などは、それぞれのアノード分割リブNa1、Na2など及びカソード分割リブNc1、Nc2などにより対で分離される。分割リブは壁であって、その表面は好ましくは実質的に平坦である。
分配チャネルの局所深度を、チャネルの背壁と、隣接する分割リブを通る平面との間のZ軸に沿った大きさとして定義することが可能である。分割リブの局所幅を、断面での当該リブの大きさとして定義することも可能である。その上、用語「隣接する」又は「横方向に隣接する」は、分配チャネルの長手方向軸に対して横方向の軸に沿って並べられることを意味すると理解される。
本発明によれば、第1伝導シートの少なくとも1つの第1分配チャネル、及び、第2伝導シートの少なくとも1つの第2分配チャネルは、それぞれ、それらが互いの上に重ね合わされ、それらの各背壁を介して相互に接触する、重畳部分と呼ばれる少なくとも1つの部分と、それらがそれらの各背壁を介して、反対側の伝導シートの分割リブと接触する、補強部分と呼ばれる少なくとも1つの部分とを含む。
バイポーラプレート1の第1断面を示す、図1(a)に示されるように、少なくとも1つのアノード分配チャネルCa1と、少なくとも1つのカソード分配チャネルCc1とは互いの上に重ね合わされ、それらの各背壁14‐1、24‐1を介して相互に接触し、このことは、重畳部分Sa1、Sc1と呼ばれるそれぞれの部分で起こる。用語「重畳部分」は、問題の分配チャネルが、バイポーラプレート1の厚さに対応するZ軸に沿って、反対側の伝導シートの分配チャネルに面して、又は、一致して、すなわち、垂直に位置することを意味すると理解される。この配置では、各分配チャネルCa1、Cc1の深度は、その重畳部分Sa1、Sc1において、名目深度(nominal depth)と呼ばれる深度にある。
この例では、全てのカソードチャネルがアノードチャネルと重ね合わされ、又は、接触しているわけではない。これは、ここでは、カソードチャネルCc1、Cc3の間に位置し、アノードチャネルに重ね合わされない、カソードチャネルCc2に該当する。あるカソードチャネルに面するアノードチャネルのこのような不在は、いろいろな幅のアノード分割リブの存在という結果になる。このように、アノードリブNa1、Na3は狭リブ(narrow rib)と呼ばれ、それらがそれぞれ、アノードチャネルの重畳部分が隣接するカソードチャネルと接触するアノードチャネルを分離する範囲において、第1幅を有する。しかしながら、アノードリブNa2は広アノードリブ(wide anodic rib)と呼ばれ、それが、隣接しない、すなわち、横方向に並べられていないカソードチャネルCc1、Cc3と接触する重畳部分を有する2つのアノードチャネルCa1、Ca2を分離する範囲において、第1幅よりも広い第2幅を有する。このように、広アノードリブNa2の幅は、カソードリブNc2、Nc3の幅と、カソードチャネルCc2の幅との合計に実質的に等しい。
この配置は、広アノードリブNa2により特に画定される冷却チャネルCr2が、狭アノードリブNa1、Na3上に位置する冷却チャネルCr1、Cr3の流れ断面よりも大きな、大流れ断面を有する範囲において、有利である。この配置は、この大流れ断面が冷却チャネルCr2での局所的な圧力損失(head loss)の減少という結果になって、熱移送流体の流れと、それゆえに、動作中に電気化学セルにより生成される熱の除去とを局所的に改善することを助けるために、増強流れ配置(enhanced flow configuration)と呼ばれる。
バイポーラプレート1の第2段面を示す、図1Bに示されるように、アノード分配チャネルCa1及びカソード分配チャネルCc1は、それらのそれぞれが、それらの各背壁14‐1、24‐1を介して、反対側の伝導シートの分割リブ、ここでは、リブNa1、Nc2と接触する、重畳部分Sa1、Sc1とは異なる、補強部分Ra1、Rc1を追加的に備える。
この例では、アノードチャネルCa1は、補強部分Ra1の背壁14‐1を介して、カソード分割リブ、ここでは、カソードチャネルCc1、Cc2の間に位置するリブNc2と接触する。このように、それは、カソードリブNc2と面して、接触するために、カソードチャネルCc1の長手方向軸に対して、横方向にずらされる。同様に、カソードチャネルCc1は、補強部分Rc1の背壁24‐1を介して、アノード分割リブ、ここでは、アノードチャネルCa0、Ca1の間に位置するリブNa1と接触する。
補強部分Ra1、Rc1は、分割リブと接触するために、反対側の伝導シートの方向へのチャネルの突出の形状をとる。分配チャネルは、ここで、最大局所深度を有する。
好ましくは、アノードチャネルCa1及びカソードチャネルCc1の補強部分Ra1、Rc1は、互いに隣接し、すなわち、直接隣接し、又は、横方向に互いに並べられる。この状況において、アノード補強部分Ra1の側壁13‐1は、カソード補強部分Rc1の側壁23‐1に隣接し、もしかすると、機械的に接触して位置する。別に述べられるように、アノードチャネルCa1の補強部分Ra1は、カソードチャネルCc1の補強部分Rc1と隣接し、アノード補強部分Ra1は、カソード分配チャネルCc1を画定するカソード分割リブNc2と接触し、カソード補強部分Rc1は、アノード分配チャネルCa1を画定する分割リブNa1と接触する。
この配置は、隣接するセルの膜電極接合体セルの膜電極接合体に機械的締め付け力が直接伝達されることを各補強部分の側壁がここでは可能にする範囲において、バイポーラプレートの局所的機械的補強という結果になる。それゆえ、一定の締め付け力を用いることで、XY平面において、2つよりはむしろ4つの側壁が締め付け力を伝達するので、図1(a)の配置と比べて、伝導シートが受ける機械的ストレスの減少がある。その上、機械的な力が1つの伝導シートの背壁から反対側の伝導シートの分割リブにまで直接伝達される範囲において、機械的な力の伝達が改善される。そして、同等の機械的強度を維持したままで、伝導シートの厚さを、例えば、75μmから50μmにまで削減することが可能であり、それは、バイポーラプレートの全体の厚さの削減、及び、電気化学セルのスタックのコンパクト性の増加という結果になる。
分配回路の複数の分配チャネルにとって、チャネルの長手方向軸に沿って交互に配置された、重畳部分と補強部分とを含むことが好ましい。用語「交替する、交互の(alternate)」は、重畳部分と補強部分とが、チャネルの長手方向軸に沿って、周期的に又は非周期的に、繰り返して、順番に、交互に現れることを意味すると理解される。
このように、第1領域の相互に接触した重畳部分と、第2領域の補強部分とを含むアノード分配チャネル及びカソード分配チャネルのおかげで、増強された流れの領域を維持したままで、バイポーラプレートの機械的強度は改善される。その上、以下で説明されるように、分配チャネルの長手方向軸に沿った重畳部分と補強部分との交替は、隣接する冷却チャネルの間の流体の局所的な連絡という結果になっても良く、それは長手方向軸に沿った熱移送流体の流れの横方向の混合を可能にし、動作中に電気化学セルにより生成される熱の除去を改善する。
図2は、図1(a)、(b)に示される第1実施の形態に係るバイポーラプレート1の一部分の分解斜視図である。
アノード分配チャネルCa1は、それがカソード分配チャネルCc1の重畳部分Sc1に重ね合わされて接触する重畳部分Sa1と、それがカソード伝導シート20の分割リブ、ここでは、カソードリブNc2と接触する補強部分Ra1とを長手方向に交替する。カソード分配チャネルCc1は、アノードチャネルCa1の重畳部分Sa1に重ね合わされて接触する重畳部分Sc1と、アノード伝導シート10の分割リブ、ここでは、アノードリブNa1と接触する補強部分Rc1とを長手方向に交替する。
この例では、アノード補強部分Ra1はカソードリブNc2と接触するが、変形例として、それは他のカソードリブ、例えば、リブNc3と接触することができる。同様に、カソード補強部分Rc1はアノードリブNa1と接触するが、変形例として、それは他のアノードリブと接触することができる。
重畳部分Sa1と補強部分Ra1との間の連絡は、重畳部分Sa1を通る主軸に対する、アノードチャネルCa1の横方向のうねり、又は、横方向のずれを介して達成される。ここでは、この主軸は、重畳部分Sa1が接触するカソード分配チャネルCc1の直線的な長手方向軸に平行である。用語「横方向のうねり(transverse undulation)」は、分配チャネルが主軸に沿って延在する、その主軸に対するXY平面での横方向のずれを、分配チャネルが局所的に特徴とすることを意味すると理解される。
代わりに、アノードチャネルCa1はうねりを含まなくても良く、補強部分Rc1がアノード分割リブと接触するように、カソードチャネルCc1が横方向のうねりを含んでも良い。変形例として、各補強部分Ra1、Rc1が反対側の分割リブと面して接触するように、アノードチャネルCa1及びカソードチャネルCc1が横方向のうねりを含んでも良い。
その上、分配チャネルの重畳部分及び補強部分の長さは、一方では補強部分の空間的分布による、他方では重畳部分上に位置する増強流れ断面の空間的分布による、バイポーラプレートの機械的な補強の最適化に由来する。
図3(a)〜(g)は、分配チャネルの重畳部分と補強部分との交替を示す、図2に示されるバイポーラプレートの、複数の断面図である。
図3(a)は、それぞれの背壁を介して互いに接触する重畳部分Sa1、Sc1において、互いの上に重ね合わされるアノードチャネルCa1及びカソードチャネルCc1を示す。チャネルCa1、Cc1はそれらの名目深度にある。カソードチャネルCc2に面するアノードチャネルがない範囲において、分割リブNa2の幅は、面する分割リブNc2、Nc3の幅よりも広い。アノードリブNa2上に位置する冷却チャネルCr2は、相当の流れ断面を有し、それは局所的な圧力損失の減少という結果になって、流れの品質と、熱の局所的な除去とを改善する。この配置は、増強流れ配置と呼ばれる。
図3(b)、(c)は、重畳部分Sa1(図3(a))と補強部分Ra1(図3(d))との間の移行部分(transition)の役割を果たし、うねり又は横方向のずれの形状をとる中間部分におけるアノードチャネルCa1を示す。この中間部分では、カソード分割リブ、ここでは、リブNc2に徐々に面するように、アノードチャネルCa1はカソードチャネルCc1の長手方向軸に対して横方向にずらされる。この中間部分におけるその深度は、名目深度である。その上、中間部分は図3(c)に示される領域を含み、そこでは、チャネルCa1、Cc1はもはや相互に接触せず、冷却チャネルCr1、Cr2の間の流体の連絡という結果になる。流体のこの連絡は、局所的な圧力損失の相当の減少という結果になって、冷却チャネルの間の熱移送流体の流れの横方向の混合を可能にし、動作中に電気化学セルにより生成される熱の除去の均一性を改善する。
図3(d)は、補強部分Ra1、すなわち、背壁が反対側のカソードリブ、ここでは、リブNc2と接触する部分におけるアノードチャネルCa1を示す。カソードチャネルCc1は、更に、反対側のアノードリブNa1と直接接触する補強部分Rc1を有する。補強部分Ra1、Rc1は反対側の伝導シートの方向への、最大深度は名目値よりも深い、チャネルの突出の形状をとる。積層方向Zにおいて、アノードチャネルCa1は、もはやカソードチャネルCc1と重ね合わされない。このように、分配チャネルCa1、Cc1が反対側の分割リブにより直接支持されるおかげで、バイポーラプレートが受ける機械的なストレスは局所的に削減され、力の伝達は改善され、バイポーラプレートの機械的強度を改善することを助ける。
図3(e)、(f)は、補強部分Ra1(図3(d))と、下流の重畳部分Sa1(図3(g))との間の移行部分の役割を果たし、ここでは、うねり又は横方向のずれの形状をとる中間部分におけるアノードチャネルCa1を示す。このように、この部分は図3(b)、(c)に示されるものと同様である。カソードチャネル、ここでは、チャネルCc1に徐々に面するように、アノードチャネルCa1はカソードチャネルCc1の長手方向軸に対して横方向にずらされる。この中間部分では、その深度は、カソードチャネルCc1と同じで、もう一度、名目深度である。ここでは、更に、中間部分は図3(e)に示される領域を含み、そこでは、チャネルCa1、Cc1はもはや相互に接触せず、冷却チャネルCr1、Cr2の間の流体の連絡という結果になり、これらの冷却チャネルの間の流れが混合することを可能にし、局所的な圧力損失の減少という結果になって、熱移送流体による熱除去の均一性を改善する。
図3(g)は、アノードチャネルCa1が、その重畳部分Sc1のカソードチャネルCc1と重ね合わされて接触する、新しい重畳部分Sa1におけるアノードチャネルCa1を示す。この配置は、図3(a)に示されるものと同一である。
有利には、複数の分配チャネルは、重畳部分と補強部分とを長手方向に交替する。機械的ストレスの好ましい分布に応じて、及び、分配回路及び冷却回路の内部での低い局所的圧力損失を有する領域の分布に応じて、この交替は周期的であってもなくても良く、補強部分及び重畳部分の長さは同一であってもなくても良い。
図4は、第2実施の形態に係る、バイポーラプレート1の一部分の分解斜視図である。この実施の形態は、カソード分配チャネルが、横方向のうねりを有する長手方向軸に沿って延在する点と、あるアノードチャネルが直線的な長手方向軸に沿って延在し、他のアノードチャネルが横方向のうねりを有する長手方向軸に沿って延在する点とで、第1実施の形態から主に区別される。
アノードチャネルCa2は、ここでは、実質的に直線の軸に沿った、重畳部分Sa2と補強部分Ra2との長手方向の交替を含む。重畳部分Sa2は、重畳部分Sc3において、反対側のカソードチャネルCc3と重ね合わされて接触し、補強部分Ra2はカソード分割リブ、ここでは、Nc4と接触する。
その上、チャネルCa2に隣接するアノードチャネルCa1、Ca3は、連続する2つの補強部分の間で、横方向のうねり、すなわち、ここでは−Y方向での横方向のずれを含む。このように、うねるチャネルと直線的なチャネルとの間に位置する分割リブ、例えば、アノードリブNa2、Na3の幅は、最小値と最大値との間を長手方向に変化する。
カソードチャネルCc3は、更に、チャネルCa2の直線的な長手方向軸に対してうねる長手方向軸に沿った、重畳部分Sc3と補強部分Rc3との交替を含む。重畳部分Sa3は、反対側のアノードチャネルCa2の背壁を介してアノードチャネルCa2と接触し、補強部分Rc3はアノードリブ、ここでは、リブNa2と接触する。
その上、ここでは、カソード分配チャネルは全て、相互に平行な横方向のうねりを有する。このように、ここでは、カソードチャネルがうねって互いに平行な範囲において、カソード分割リブの幅は、長手方向軸に沿って実質的に一定である。この例では、カソードチャネルは、うねるアノードチャネルの−Y方向のうねりとは反対の位相で、+Y方向にうねる。以下に説明されるように、カソードチャネル及びあるアノードチャネルのこれらのうねりは、伝導シートが相互に接触しない局所化領域の形成という結果になり、これらの冷却チャネルの間の流体の連絡、熱移送流体の混合、及び、局所的圧力損失の減少という結果になって、熱移送流体による熱除去の均一性を改善する。
図5(a)〜(i)は、図4に示されるバイポーラプレート部分の、分配チャネルの重畳部分と補強部分との一連の交替を示す断面図である。
図5(a)は、アノードチャネルCa2が、カソードチャネルCc3の重畳部分Sc3と接触する重畳部分Sa2を有する、すなわち、アノードチャネルCa2の背壁がカソードチャネルCc3の背壁の上に重ね合わされて接触する、横断面を示す。その上、アノードチャネルCa2は、補強部分Ra1、Ra3を有する、すなわち、チャネルCa1、Ca3の背壁がそれぞれの反対側のカソード分割リブと接触する、2つのチャネルCa1、Ca3と隣接する。その上、カソードチャネル、ここでは、チャネルCc1、Cc4は更に補強部分Rc1、Rc4を有し、すなわち、これらのチャネルCc1、Cc4の背壁は、それぞれの反対側のアノード分割リブと接触する。
図5(b)〜(d)は、チャネルCa2、Cc3がそれらの重畳部分Sa2、Sc3(図5(a))からそれらの補強部分Ra2、Rc3(図5(e))までを通る、うねりの連続を示す。このように、図5(b)は、アノードチャネルCa1、Ca3及びカソードチャネルCc1、Cc4の深度の最大値から名目値までの減少を示す。次に、図5(c)、(d)は、カソードチャネルの+Y方向の、アノードチャネルのいくつかの反対の−Y方向の、横方向のうねりを示す。このように、アノードチャネルCa2は直線的なままで、反対側のカソードチャネルCc3は+Y方向に横方向にずらされる。その上、アノードチャネルCa1、Ca3は−Y方向に横方向にずらされ、全てのカソードチャネルは+Y方向に横方向にずらされる。アノードチャネルCa2がカソードリブNc4に面し、カソードチャネルCc3がアノードリブNa2に面したときに、うねりは終了する。
このうねりの連続では、アノードチャネル及びカソードチャネルは、伝導シートがもはや局所的に相互に接触しない領域を有し、冷却チャネルの間の流体の連絡を可能にする。これは、図5(b)の場合であって、そこでは、アノードチャネルCa1、Ca3及びカソードチャネルCc1、Cc4の深度の減少が、一方では冷却チャネルCr1、Cr2の間の、他方では冷却チャネルCr3、Cr4の間の、流体の連絡を可能にする。これは、更に、図5(d)の場合であって、そこでは、横方向のうねりが全ての冷却チャネルCr1〜Cr4の間の流体の連絡を局所的に引き起こす。冷却チャネルの間の流体のこれらの連絡は、局所的圧力損失の減少という結果になって、熱移送流体が混合することを可能とし、動作中に電気化学セルにより生成される熱の均一な除去という結果になる。
図5(e)は、アノードチャネルCa2が補強部分Ra2を有し、カソードチャネルCc3も補強部分Rc3を有する断面を示す。このように、チャネルCa2、Cc3の背壁は、分割リブNc4、Na2とそれぞれ接触する。この例では、アノードチャネルCa1、Ca3はそれらの名目深度にあるが、それらは、交互に補強部分を有することができる。このことは、カソードチャネルCc1、Cc2、Cc4、Cc5にも該当する。
図5(f)〜(h)は、アノードチャネルCa2及びカソードチャネルCc3がそれらの補強部分Ra2、Rc3(図5(e))からそれらの重畳部分Sa2、Sc3(図5(i))からまでを通る、他のうねりの連続を示す。このように、チャネルの深度が減少する位相があって(図5(f))、それは、冷却チャネルの間の流体の連絡が達成されるという結果になって、次に、チャネルCa2、Cc3がそれらのそれぞれの重畳部分Sa2、Sc3において互いの上に重ね合わされるまで、カソードチャネルについて−Y方向の、アノードチャネルCa1、Ca3について反対の+Y方向の横方向のうねりの位相が続く(図5(g)、(h))。
図5(i)は、チャネルCa2、Cc3がそれらのそれぞれの重畳部分Sa2、Sc3において重ね合わされて相互に接触し、アノードチャネルCa1、Ca3及びカソードチャネルCc1が補強部分を有する、断面を示す。この断面は図5(a)のものと同一であって、より詳細には説明されない。
図6は、第3実施の形態に係る、バイポーラプレートの一部分の分解斜視図である。この例では、アノード分配チャネルの数は、カソード分配チャネルの数に実質的に等しい。アノード分割リブとカソード分割リブとは幅が実質的に等しく、この幅は、チャネルの長手方向軸に沿って実質的に一定である。
カソードチャネルCc1、Cc2などは、ここではそれぞれ、実質的に直線の長手方向軸に沿って、重畳部分Sc1、Sc2などと、補強部分Rc1、Rc2などとの交替を有する。このように、重畳部分Sc1、Sc2などは、反対側のアノードチャネルCa1、Ca2などの重畳部分Sa1、Sa2などと接触する。補強部分Rc1、Rc2などは、反対側のアノード分割リブNa1、Na2などと接触する。
アノードチャネルCa1、Ca2などは、ここではそれぞれ、この場合に互いに平行な横方向のうねりを有する長手方向軸に沿って、重畳部分Sa1、Sa2などと補強部分Ra1、Ra2などとの交替を有する。しかしながら、熱移送流体が伝導シートの間を流れることを可能にするために、隣接するアノードチャネルの補強部分は、長手方向に対でずらされる。このように、アノードチャネルが補強部分を有するときに、2つの伝導シートの間に冷却チャネルを形成するために、隣接するアノードチャネルの深度は、最大深度よりも小さい。この例では、隣接する2つのアノードチャネルの補強部分は、うねり期間(undulation period)の半分の長手方向のずれを有する。このように、この配置は、図7(a)〜(i)、図8(j)〜(q)を参照して説明されるように、熱移送流体の流れの混合を増加する。
図7(a)〜(i)、図8(j)〜(q)は、図6に示されるバイポーラプレート部分の、重畳部分と補強部分との連続する交替を示す断面図である。
図7(a)は、一方ではカソードチャネルが全て補強部分を有し、アノードチャネルの第1組立部(assembly)が補強部分を有し、アノードチャネルの第2組立部が補強部分を有していない、第1機械的補強配置に係る補強部分を有する断面図を示す。各カソードチャネルの背壁と反対側のアノード分割リブNa1、Na2などとの間に接触があるように、カソードチャネルCc1、Cc2などは、補強部分Rc1、Rc2などを含む。ここでは、1つおきのアノードチャネルは補強部分を含む。このように、アノードチャネルCa2、Ca4は補強部分Ra2、Ra4を含み、反対側のカソードリブと接触するために最大深度である。しかしながら、アノードチャネルCa1、Ca3は補強部分を含まず、反対側のカソードリブと共に冷却チャネルを形成するために、最小深度にある。
図7(e)は、アノードチャネル及びカソードチャネルが重畳部分を有する増強流れ配置に係る、重畳部分を有する中間断面を示す。それは、図7(a)、(i)、図8(q)の補強部分を有する断面の間に位置する。この断面では、カソードチャネルCc1、Cc2などはそれぞれ、アノードチャネルCa1、Ca2などの重畳部分Sa1、Sa2などの上に重ね合わされて接触する部分Sc1、Sc2などを有する。
図7(i)は、カソードチャネルが補強部分を有し、アノードチャネルの第1組立部が補強部分を有さず、アノードチャネルの第2組立部がそれらを有する、第2機械的補強配置に係る、補強部を有する断面図を示す。それは、アノードチャネルの補強部分の間の半分のうねり期間に対応する。カソードチャネルの配置は、図7(a)、図8(q)のものと同一である。その上、第1組立部のアノードチャネルCa2、Ca4は補強部分を含まず、反対側のカソードリブと共に冷却チャネルを形成するために、最小深度にある。しかしながら、第2組立部のアノードチャネルCa1、Ca3は補強部分Ra1、Ra3を含み、反対側のカソードリブと接触するために、最大深度にある。
図8(m)は、アノードチャネル及びカソードチャネルが重畳部分を有する、図7(e)のものと同様の、重畳部分を有する断面を示す。
最後に、図8(q)は、図7(a)に示されるものと同一の、補強部分を有する断面を示す。これらの2つの断面は、アノードチャネルの補強部分の間のうねり期間に対応する。
アノードチャネルが、面するカソードチャネルの直線的な長手方向軸に対して横方向にうねる、横方向のうねりの連続が、上述された断面の間に位置する。
このように、図7(b)〜(d)は、第1配置に係る補強部分を有する図7(a)と、重畳部分を有する図7(e)との間の横方向のうねりの連続を示す。補強部分において深度が最大であったチャネルは深度が減少し(図7(b)、(c))、次に、アノードチャネルは、カソードチャネルと面するために、横方向、ここでは、+Y方向にずらされ(図7(c)、(d))、最後に、最小深度のアノードチャネルは、カソードチャネルと接するために深度が増加する(図7(d)、(e))。このように、熱移送流体の流れの延長された混合を可能にする、冷却チャネルの間の延長された連絡が図7(c)の断面で達成され、次に、隣接する冷却チャネルの間の対になった局所的な連絡が図7(d)の断面で達成される。
図7(f)〜(h)は、第2配置に係る、重畳部分を有する図7(e)と、補強部分を有する図7(i)との間の横方向のうねりの連続を示す。第1チャネル組立部のアノードチャネルは、深度が名目値から最小値にまで減少し、隣接する冷却チャネルの間の対になった局所的な連絡を可能にする。次に、アノードチャネルは、カソード分割リブと面するために、カソードチャネルに対して横方向に、ここでは、−Y方向にずらされる(図7(g))。冷却チャネルの間の流体の連絡が図7(g)のこの断面で達成され、熱移送流体の流れの延長された混合を可能にする。最後に、反対側のカソードリブと接触する補強部分を形成するために、第2チャネル組立部のアノードチャネルは、深度が名目値Pnomから最大値Pmaxにまで増加する。
横方向のうねりの連続が、図7(i)、図8(m)の断面の間(図7(b)〜(d)のものと同様の、図8(j)〜(l))と、図8(m)、(q)の断面の間(図7(f)〜(h)のものと同様の、図8(n)〜(p))とで起こるが、ここでは、より詳細には説明されない。
このように、アノード補強部分及びカソード補強部分の存在のおかげでバイポーラプレートの機械的強度は改善され、バイポーラプレートの流れ領域はアノード重畳部分及びカソード重畳部分の存在により増強される。その上、それらは、冷却チャネルの間に拡大された、又は、局所的な流体連絡領域を有し、それは、熱移送流体が混合すること、及び、動作中に電気化学セルにより生成される熱の除去が改善されることを可能にする。
特定の実施の形態が説明された。いろいろな修正及び変形は当業者にとって明らかであろう。
このように、横方向のうねりが周期的でないことが可能である。その上、まったく同一の分配チャネルの連続する2つの補強部分が、反対側の伝導シートの同じ分割リブと接触せず、異なる分割リブと接触することが可能である。同様に、まったく同一の分配チャネルの連続する2つの重畳部分が、反対側の伝導シートの同じ分配チャネルと接触せず、異なる分配チャネルと接触することが可能である。
互いに任意に組み合わされ、又は、アノード分配回路及び/又はカソード分配回路に適用される、これらのいろいろの変形例は、バイポーラプレートの機械的強度、重畳部分の増強流れ領域の空間的分布、及び、熱移送流体及び冷却回路の流れの混合のいずれをも最適化することを可能にしても良い。

Claims (12)

  1. 第1伝導シート(10)及び第2伝導シート(20)を含み、
    各伝導シートは、内面(12、22)により互いに結合される、内面(12、22)及び反対側の外面(11、21)を含み、
    各伝導シートは、外面(11、21)上に、反応性ガスを分配することが予定される分配チャネル(Ca、Cc)を形成するレリーフを含み、
    まったく同一の伝導シート(10、20)の分配チャネル(Ca、Cc)は、電気化学セルの電極(3、4)と接触することが予定される分割リブ(Na、Nc)により対で分離され、
    各分配チャネル(Ca、Cc)は、隣接する分割リブ(Na、Nc)に接続される背壁(14、24)を含む
    電気化学セルのバイポーラプレート(1)であって、
    第1伝導シート(10)の少なくとも1つの第1分配チャネル(Ca1)、及び、第2伝導シート(20)の少なくとも1つの第2分配チャネル(Cc1)は、それぞれ、
    それらが互いの上に重ね合わされ、それらの各背壁(14‐1、24‐1)を介して互いに接触する、重畳部分(Sa1、Sc1)と呼ばれる、少なくとも1つの部分と、
    それらが、それらの各背壁(14‐1、24‐1)を介して、反対側の伝導シート(10、20)の分割リブ(Na1、Nc2)と接触する、補強部分(Ra1、Rc1)と呼ばれる、少なくとも1つの部分とを含む
    バイポーラプレート(1)。
  2. 第1分配チャネル(Ca1)の第1補強部分(Ra1)は、第2分配チャネル(Cc1)の第2補強部分(Rc1)と横方向に並べられ、
    第1補強部分(Ra1)は、第2分配チャネル(Cc1)を画定する分割リブ(Nc2)と接触し、
    第2補強部分(Rc1)は第1分配チャネル(Ca1)を画定する分割リブ(Na1)と接触する
    請求項1記載のバイポーラプレート(1)。
  3. 第1分配チャネル(Ca1)及び/又は第2分配チャネル(Cc1)は、それぞれ、重畳部分(Sa1、Sc1)と補強部分(Ra1、Rc1)との間に、反対側の伝導シート(10、20)と接触せず、隣接する冷却チャネル(Cr1、Cr2)の間の流体の局所的な連絡を可能にする領域を含む
    請求項1又は請求項2記載のバイポーラプレート(1)。
  4. 前記各分配チャネル(Ca1、Cc1)は、長手方向に交互に配置された、複数の重畳部分(Sa1、Sc1)と補強部分(Ra1、Rc1)とを含む
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のバイポーラプレート(1)。
  5. 1つの分配チャネル(Ca1)の補強部分(Ra1)は、隣接する分配チャネル(Ca2)の補強部分(Ra2)に対して長手方向にずらして配置される
    請求項4記載のバイポーラプレート(1)。
  6. 伝導シート(20)は、重畳部分(Sc1、Sc2)及び補強部分(Rc1、Rc2)を含む分配チャネル(Cc1、Cc2)を含み、
    前記分配チャネル(Cc1、Cc2)は、実質的に直線の、又は、横方向のうねりを有する長手方向軸を有する
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のバイポーラプレート(1)。
  7. 反対側の伝導シート(10)は、重畳部分(Sa1、Sa2)及び補強部分(Ra1、Ra2)を含む分配チャネル(Ca1、Ca2)を含み、
    それらのあるものは、実質的に直線の長手方向軸を有し、
    それらの他のものは、直線的な長手方向軸に対して、横方向のうねりを有する長手方向軸を有する
    請求項6記載のバイポーラプレート(1)。
  8. 第1伝導シート(10)の分配チャネル(Ca1、Ca2)は第1方向において横方向のうねりを有する長手方向軸を有し、
    第2伝導シート(20)の分配チャネル(Cc1、Cc2)は第1方向と反対の第2方向において横方向のうねりを有する長手方向軸を有する
    請求項6又は請求項7記載のバイポーラプレート(1)。
  9. 第1伝導シート(10)は、第2伝導シート(20)の分配チャネル(Cc1、Cc2)の数よりも少ない数の分配チャネル(Ca1、Ca2)を含み、
    第1伝導シート(10)の少なくとも1つの分割リブ(Na1、Na2)は、長手方向に変化する横方向の大きさを有する
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のバイポーラプレート(1)。
  10. 第2伝導シート(20)は、電気化学セルのカソード(4)と接触することが予定され、
    第1伝導シート(10)は、隣接する電気化学セルのアノード(3)と接触することが予定される
    請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載のバイポーラプレート(1)。
  11. 補強部分(Ra1、Rc1)は、反対側の伝導シート(10、20)の方向における分配チャネル(Ca1、Cc1)の突出の形状をとり、
    前記分配チャネル(Ca1、Cc1)は、重畳部分(Sa1、Sc1)における局所深度よりも深い局所深度を有する
    請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のバイポーラプレート(1)。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか1項記載のバイポーラプレート(1)と、
    前記電極(3、4)の1つが、バイポーラプレート(1)の第1伝導シート(10)又は第2伝導シート(20)と接触する、膜電極接合体(2)と
    を含む電気化学セル。
JP2017055450A 2016-03-24 2017-03-22 改善された機械的強度を有する、電気化学セルのバイポーラプレート Active JP6920844B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1652545 2016-03-24
FR1652545A FR3049392B1 (fr) 2016-03-24 2016-03-24 Plaque bipolaire de cellule electrochimique a tenue mecanique amelioree

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017201618A true JP2017201618A (ja) 2017-11-09
JP6920844B2 JP6920844B2 (ja) 2021-08-18

Family

ID=55808765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017055450A Active JP6920844B2 (ja) 2016-03-24 2017-03-22 改善された機械的強度を有する、電気化学セルのバイポーラプレート

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20170279131A1 (ja)
EP (1) EP3223352B1 (ja)
JP (1) JP6920844B2 (ja)
FR (1) FR3049392B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019139929A (ja) * 2018-02-08 2019-08-22 トヨタ自動車株式会社 燃料電池スタック

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3079676B1 (fr) * 2018-03-27 2022-01-07 Symbiofcell Plaque bipolaire a canaux ondules
FR3092202B1 (fr) * 2019-01-24 2021-01-08 Commissariat Energie Atomique Plaque bipolaire pour homogeneiser les temperatures de liquide de refroidissement
DE102020205871A1 (de) * 2020-05-11 2021-11-11 Siemens Aktiengesellschaft Brennstoffzellenkühlung
DE102020114399A1 (de) * 2020-05-28 2021-12-02 Ekpo Fuel Cell Technologies Gmbh Strömungselement, Verwendung eines Strömungselementes, Bipolarplatte und Verfahren zum Herstellen eines Strömungselementes
FR3116660B1 (fr) * 2020-11-26 2022-11-11 Commissariat Energie Atomique Plaque bipolaire pour réacteur électrochimique
DE102021116095A1 (de) * 2021-06-22 2022-12-22 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Bipolarplatte und Verfahren zur Herstellung einer Bipolarplatte
CN116864728B (zh) * 2023-09-05 2023-11-24 上海氢晨新能源科技有限公司 燃料电池双极板结构及燃料电池堆

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030224239A1 (en) * 2002-05-30 2003-12-04 Plug Power Inc. Nested fuel cell flow field plate
US20050058864A1 (en) * 2003-09-12 2005-03-17 Goebel Steven G. Nested bipolar plate for fuel cell and method
JP2008243499A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Toyota Motor Corp 燃料電池
WO2010084624A1 (ja) * 2009-01-22 2010-07-29 トヨタ自動車株式会社 燃料電池用セパレータ及び燃料電池
US20120129073A1 (en) * 2010-11-23 2012-05-24 Gm Global Technology Operations, Inc. Fuel cell separator plate
KR20150017402A (ko) * 2013-06-10 2015-02-17 현대하이스코 주식회사 냉각 성능이 우수한 연료전지 스택

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228580A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池スタック
JP5086543B2 (ja) * 2006-01-26 2012-11-28 本田技研工業株式会社 燃料電池及びその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030224239A1 (en) * 2002-05-30 2003-12-04 Plug Power Inc. Nested fuel cell flow field plate
US20050058864A1 (en) * 2003-09-12 2005-03-17 Goebel Steven G. Nested bipolar plate for fuel cell and method
JP2008243499A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Toyota Motor Corp 燃料電池
WO2010084624A1 (ja) * 2009-01-22 2010-07-29 トヨタ自動車株式会社 燃料電池用セパレータ及び燃料電池
US20120129073A1 (en) * 2010-11-23 2012-05-24 Gm Global Technology Operations, Inc. Fuel cell separator plate
KR20150017402A (ko) * 2013-06-10 2015-02-17 현대하이스코 주식회사 냉각 성능이 우수한 연료전지 스택

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019139929A (ja) * 2018-02-08 2019-08-22 トヨタ自動車株式会社 燃料電池スタック
JP7021551B2 (ja) 2018-02-08 2022-02-17 トヨタ自動車株式会社 燃料電池スタック

Also Published As

Publication number Publication date
US20170279131A1 (en) 2017-09-28
EP3223352B1 (fr) 2018-12-19
FR3049392B1 (fr) 2018-04-20
JP6920844B2 (ja) 2021-08-18
EP3223352A1 (fr) 2017-09-27
FR3049392A1 (fr) 2017-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6920844B2 (ja) 改善された機械的強度を有する、電気化学セルのバイポーラプレート
JP6920843B2 (ja) 電気化学セルの、薄いバイポーラプレート
US6593022B1 (en) Membrane electrode assembly providing interconnection of reactant gas flowpaths in undulate layer fuel cell stacks
JP4490970B2 (ja) 燃料電池用流れ場プレート装置
US6858339B2 (en) Separator for fuel cell and fuel cell
US9548502B2 (en) Fuel cell stack
JP2017130437A (ja) 反応物質による流路の通過を制限するためのバイポーラプレート
JP2011258323A (ja) 燃料電池スタック
US10056624B2 (en) Sealing arrangement of solid oxide cell stacks
JP6877960B2 (ja) 反応物質による流路の通過を制限するためのバイポーラプレート
US7618735B2 (en) Fuel cell with triangular buffers
US20050208364A1 (en) Fuel cell
JP2017525109A (ja) コンパクトな均一化領域と低圧力差の電気化学反応器のためのバイポーラ板
JP2017130436A (ja) 反応物質による流路の通過を制限するためのバイポーラプレート
EP2517295B1 (en) Fuel cell
JP2002151097A (ja) 燃料電池用セパレーター
JP2014086263A (ja) 燃料電池モジュール
KR102017486B1 (ko) 가이드 패턴을 포함하는 연료전지용 분리판 및 이를 포함하는 연료전지 스택
JPH1092447A (ja) 積層形燃料電池
JP7202107B2 (ja) 電気化学セルスタック、燃料電池および水素製造装置
CN209880730U (zh) 用于电化学反应器的双极板
CN114551923A (zh) 用于电化学反应器的双极板
JP7322265B2 (ja) 電気化学セルスタック、燃料電池および水素製造装置
US20230268544A1 (en) Fuel cell stack
KR20220014171A (ko) 연료전지 셀

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6920844

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150