JP2002151097A - 燃料電池用セパレーター - Google Patents

燃料電池用セパレーター

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JP2002151097A
JP2002151097A JP2000348564A JP2000348564A JP2002151097A JP 2002151097 A JP2002151097 A JP 2002151097A JP 2000348564 A JP2000348564 A JP 2000348564A JP 2000348564 A JP2000348564 A JP 2000348564A JP 2002151097 A JP2002151097 A JP 2002151097A
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Akira Fukuoka
亮 福岡
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Suncall Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料電池用セパレーターを薄金属板を成形し
て製作すると、成形により残留応力が発生し、セパレー
ターの全体や複数の部分に3次元曲面的な反りや歪みが
生じ、平面精度が低下する。 【解決手段】燃料ガス用セパレーター4のガス導入領域
とガス導出領域には、多数の通路形成突起部17が形成
され、ガス導入領域とガス導出領域の間の通路溝形成領
域には複数の折り返しガス通路18が通路形成突条21
を介して形成され、突条21の上面には連続的な微小凹
溝30が形成され、ガス通路18の溝底の下面には連続
的な微小凹溝31が形成され、通路形成突起部17を囲
繞する円形閉ループ状の微小凹溝32が下面に形成さ
れ、その他の微小凹溝33,34も形成され、これら微
小凹溝30〜34を介して残留応力が緩和される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、燃料電池用セパ
レーターに関し、特に薄金属板からなり成形加工で生じ
た残留応力を除去する多数の微小凹溝を形成した燃料電
池用セパレーターに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、水素ガス等の燃料ガスと空気中
の酸素とを電解質を介して電気化学反応させることで起
電力を発生させて電力を取り出す燃料電池として種々の
型式のものがあり、動作温度の相違から低温型と高温型
とに分類され、電解質の種類によりアルカリ型、固体高
分子型、りん酸型、溶融炭酸塩型、固体電解質型などに
分類される。
【0003】例えば、特開平5−89898号公報には
りん酸型燃料電池が記載され、特開平2−160372
号公報には溶融炭酸塩型燃料電池が記載され、特開平6
−310156号公報には固体電解質型燃料電池が記載
されている。前記特開平6−310156号公報に記載
の固体電解質型燃料電池では、固体電解質の片面に平板
状の燃料極を配置し、固体電解質の他面に平板状の空気
極を配置し、燃料極に供給される燃料ガスの通路を形成
する燃料極セパレーターが燃料極に密着状に配置され、
空気極に供給される空気の通路を形成する空気極セパレ
ーターが空気極に密着状に配置され、以上の構成の単電
池を多数積層した構成になっている。前記セパレーター
は、その機能上導電性と耐蝕性が要求されるが、この公
報のセパレーターはMgOやCaOが固溶したLaCr
3 系材料で構成されている。
【0004】特開平2−160372号公報に記載の溶
融炭酸塩型燃料電池では、電解質板の両側に正負の電極
板を重ね、セパレーターをセパレーター板とその両側の
2枚コルゲート板とで構成し、電解質板とその両側の正
負の電極板とからなる電解質ユニットと電解質ユニット
との間に前記セパレーターを挟着し、その単電池を多数
積層した構造となっている。
【0005】最近各社で開発中の自動車用の燃料電池な
どにおけるセパレーターのコルゲート板(ガスチャンネ
ル形成板)は、通常200〜300μm程度の板厚のス
テンレスなどの薄金属板で構成され、このコルゲート板
には、多数の微小高さ(例えば、約0.5 〜1.0 mm)の
突条又は突起が略全面に亙って形成される。このコルゲ
ート板を製作する場合、前記の多数の突条又は突起を成
形可能な金型を用いて、トランスファプレス(順送プレ
ス)やロール成形により成形加工することで製作するこ
とになる。例えば、A4版サイズ程度の大きさのコルゲ
ート板を一度に成形加工する為には、1000トン以上
の能力のプレスが必要となるため、コルゲート板を10
〜20の小領域に区分し、その複数の小領域を100ト
ン程度の能力の順送プレスにより順々に成形する製造方
法が採用される可能性が高い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 燃料電池は、多数の
電解質板とセパレーターとを積層させた構造であり、セ
パレーターと電極板とを密着させなければならないた
め、平面性の高い平面精度の高いコルゲート板を適用す
る必要がある。しかし、前記セパレーターのコルゲート
板のように、例えばステンレスなどの薄金属板の略全面
にガス通路形成用の多数の突条又は突起を成形すると、
コルゲート板に生じる残留応力がコルゲート板の全面に
亙って一様にならないため、コルゲート板の全体又は局
部に3次元曲面的な反りや歪みが発生する。
【0007】コルゲート板の全面に例えば多数の突条又
は突起を一様に形成する場合であっても、コルゲート板
の周辺部の自由端付近部分と、その内側の中央側領域と
では、残留応力の分布が異なるため、やはり3次元曲面
的な反りや歪みが発生する。そして、従来、薄金属板の
成形加工の結果生じた残留応力に起因する反りや歪みを
解消する有効な技術は提案されておらず、反りや歪みが
僅少で、全体形状における平面精度に優れるコルゲート
板を製作する技術、或いはそのようなコルゲート板やセ
パレーターの構造は全く提案されていない。
【0008】本発明の目的は、成形加工により生じた残
留応力をほぼ解消して平面精度を高めることのできる燃
料電池用セパレーターを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の燃料電池用セ
パレーターは、薄金属板からなる燃料電池用セパレータ
ーであって、電極板との間にガス通路を形成する燃料電
池用セパレーターにおいて、前記セパレーターにガス通
路を形成する複数の通路形成突部を設け、前記セパレー
ターの表面部の少なくとも一部に、前記通路形成突部の
成形時に発生した残留応力を緩和する為の複数の微小凹
溝を形成したことを特徴とするものである。
【0010】このセパレーターは、燃料極との間に燃料
ガスのガス通路を形成するセパレーター、或いは、空気
極との間に酸化ガスのガス通路を形成するセパレーター
であってもよい。前記複数の通路形成突部は同一形状の
ものとは限らず、異なる形状の通路形成突部からなる場
合もある。前記セパレーターの表面部とは、セパレータ
ーの上面部だけを意味する訳ではなく、下面部をも含む
ものである。このセパレーターにガス通路を形成する複
数の通路形成突部を設けるが、セパレーター素材の薄い
金属板を成形加工することにより、複数の通路形成突部
を形成するものとする。セパレーターの表面部の少なく
とも一部に、通路形成突部の成形時に発生した残留応力
を緩和する為の複数の微小凹溝を形成したので、残留応
力が緩和されて全体の平面精度の高いセパレーターが得
られる。
【0011】セパレーターの上面部と下面部の全面に複
数の微小凹溝を散点状に形成してもよく、上面部又は上
面部の一部のみに複数の微小凹溝を散点状に形成しても
よく、下面部又は下面部の一部のみに複数の微小凹溝を
散点状に形成してもよい。即ち、複数の微小凹溝は金型
を用いてセパレーターの成形加工の最終段階において成
形加工することにより形成する。セパレーターの表面部
の少なくとも一部に形成された複数の微小凹溝により、
セパレーターの表面部の残留応力が分断されたり、残留
応力の一部が解消されたりする結果、セパレーターの残
留応力が緩和され、セパレーターに3次元曲面的な反り
や歪みが殆ど発生しなくなり、セパレーターの平面精度
が著しく高まることになる。
【0012】請求項2の燃料電池用セパレーターは、請
求項1の発明において、前記複数の通路形成突部は、複
数の突起状通路形成突部を有し、突起状通路形成突部を
囲む閉ループ状の微小凹溝を設けたことを特徴とするも
のである。突起状通路形成突部の周囲には、この突起状
通路形成突部の成形で生じた残留応力が影響を及ぼして
いるが、突起状通路形成突部を囲む閉ループ状の微小凹
溝を設けるため、突起状通路形成突部の付近の残留応力
を効果的に分断したり部分的に解消したりすることがで
きる。
【0013】請求項3の燃料電池用セパレーターは、請
求項1の発明において、前記複数の通路形成突部は、複
数の突起状通路形成突部を有し、突起状通路形成突部の
近傍に閉ループ状の微小凹溝を設けたことを特徴とする
ものである。そのため、突起状通路形成突部の近傍の残
留応力を閉ループ状の微小凹溝でもって、分断したり部
分的に解消したりすることができる。
【0014】請求項4の燃料電池用セパレーターは、請
求項1の発明において、前記複数の通路形成突部は、複
数の突起状通路形成突部を有し、突起状通路形成突部の
近傍に直線状又は点線状の微小凹溝を設けたことを特徴
とするものである。そのため、突起状通路形成突部の近
傍の残留応力を直線状又は点線状の微小凹溝でもって、
分断したり部分的に解消したりすることができる。
【0015】請求項5の燃料電池用セパレーターは、請
求項1の発明において、前記複数の通路形成突部は、複
数の突条状通路形成突部を有し、突条状通路形成突部に
沿って連続的に延びる直線状の微小凹溝を形成したこと
を特徴とするものである。そのため、突条状通路形成突
部の近傍の残留応力を突条状通路形成突部に沿って連続
的に延びる直線状の微小凹溝でもって、分断したり部分
的に解消したりすることができる。
【0016】請求項6の燃料電池用セパレーターは、請
求項1の発明において、前記複数の通路形成突部は、複
数の突条状通路形成突部を有し、突条状通路形成突部に
沿って間欠的に延びる点線状の微小凹溝を形成したこと
を特徴とするものである。そのため、突条状通路形成突
部の近傍の残留応力を突条状通路形成突部に沿って間欠
的に延びる点線状の微小凹溝でもって、分断したり部分
的に解消したりすることができる。
【0017】請求項7の燃料電池用セパレーターは、請
求項1〜6の何れかの発明において、前記複数の微小凹
溝をセパレーターの上面部と下面部の両方に設けたこと
を特徴とするものである。そのため、セパレーターの上
面部と下面部の両方の残留応力を分断したり部分的に解
消したりして緩和することができる。
【0018】請求項8の燃料電池用セパレーターは、請
求項1〜6の何れかの発明において、前記微小凹溝は、
断面形状がV字状の溝であることを特徴とするものであ
る。この断面形状がV字状又はU字状の微小凹溝は、残
留応力を分断する上でも、解消する上でも極めて有効で
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施形態は、固体
電解質型の自動車用燃料電池に本発明を適用した場合の
一例である。図1、図2に示すように、この燃料電池1
は、固体電解質板2、燃料極3(陰極)、燃料ガス用セ
パレーター4、仕切り板5、酸化ガス用セパレーター
6、空気極7(正極)とを上下に積層した単電池を多数
積層した構造のものである。
【0020】前記固体電解質板2は、薄板状固体電解質
の両面に白金触媒(図示略)を被膜状に担持させた構造
のものである。薄板状固体電解質は、例えばイットリア
安定化ジルコニア(YSZ)からなる厚さ約400〜6
00μmのシート状のものである。燃料極3は、還元性
の燃料ガス(本実施形態では、水素ガス)に接触する電
極であるため、例えば多孔性ニッケルでシート状に形成
されている。空気極7は、酸化ガス(本実施形態では、
空気)に接触する電極であるため、高温酸化性雰囲気で
安定な酸化物でシート状に構成されるが、例えばLaC
oO3 やLaMnO3 を主体としてペロブスカイト型酸
化物で構成されている。但し、前記薄板状固体電解質の
材料は前記のものに限定されず、燃料極3、空気極7の
材料は前記のものに限定されるものではない。
【0021】次に、燃料ガス用セパレーター4について
説明する。図3〜図6に示すように、このセパレーター
4は、例えば厚さ約200μm程度のステンレス製の薄
板を素材として順送プレスにて複数回のプレス成形にて
製作されるが、全体として平板的な外形をなすように構
成されている。セパレーター4の表面(上下両面)には
約5μmの金メッキ膜が形成されている。セパレーター
4の左端側部分には、燃料ガス通路穴10aと、冷却水
通路穴11aと、酸化ガス通路穴12aが形成されてい
る。セパレーター4の右端部分には、燃料ガス通路穴1
0bと、冷却水通路穴11bと、酸化ガス通路穴12b
が形成されている。
【0022】前記の通路穴11a,12aを形成した穴
形成領域13aと、通路穴11b,12bを形成した穴
形成領域13bは、約500〜1000μmだけ一段高
く形成されている。通路穴形成領域13a,14aの右
隣には、左右方向に所定幅で前後方向の全幅にわたるガ
ス導入領域15aが設けられ、通路穴形成領域13b,
14bの左隣には、左右方向に所定幅で前後方向の全幅
にわたるガス導出領域15bが設けられている。
【0023】ガス導入領域15aには、燃料極3との間
に燃料ガスのガス通路16aを形成する多数の円錐台状
の通路形成突起部17(これは、突起状通路形成突部に
相当する)が縦方向と横方向に夫々所定間隔おきに形成
されている。ガス導出領域15bには、燃料極3との間
に燃料ガスのガス通路16bを形成する多数の円錐台状
の通路形成突起部17が縦方向と横方向に夫々所定間隔
おきに形成されている。前記の通路形成突起部17の高
さは、穴形成領域13aの高さ(約500〜1000μ
m)と等しく、直径は例えば約1000〜2000μm
である。尚、多数の通路形成突起部17は規則的なマト
リックス状の配置に形成してもよく、その他の種々のパ
ターンに配置してもよい。
【0024】ガス導入領域15aとガス導出領域15b
の間には、通路溝形成領域15cが設けられ、この通路
溝形成領域15cには、例えば10〜20組の折り返し
ガス通路18が形成され、各折り返しガス通路18のガ
ス導入口19がガス導入領域15aの燃料ガス通路16
aに連通すると共にガス導出口20がガス導出領域15
bの燃料ガス通路16bに連通している。
【0025】各折り返しガス通路18の左端部には、例
えば3つの折り返し部が形成されると共に右端部には、
3つの折り返し部が形成されている。折り返しガス通路
18は、例えば幅約1000〜1500μmであって、
通路形成突起部17の高さ(約500〜1000μm)
と等しい深さの角溝からなる。図4〜図6に示すよう
に、各折り返しガス通路18は、例えば幅約1000μ
mで高さが約500〜1000μmの複数の櫛歯状の通
路形成突条21(これは、突条状通路形成突部に相当す
る)を左右から対向的に組み合わせることで形成されて
いる。
【0026】このセパレーター4の上面に燃料極3を密
着させた状態において、セパレーター4における前記の
領域15a〜15cの平面視における面積の約50%が
燃料極3に密着するようになっており、大きな接触面積
比率が確保されている。ガス導入領域15aには、多数
の通路形成突起部17を介して適度の通路抵抗のある燃
料ガスのガス通路16aが形成され、ガス導出領域15
bには、多数の通路形成突起部17を介して適度の通路
抵抗のある燃料ガスのガス通路16bが形成され、通路
溝形成領域15cには、燃料ガスが往復的に蛇行しなが
ら流れる10〜20組の折り返しガス通路18が形成さ
れているため、燃料ガス通路穴10aから供給される燃
料ガスは、ガス導入領域15aのガス通路16aを通っ
て10〜20組のガス導入口19から10〜20組の折
り返しガス通路18に流入し、それら折り返しガス通路
18を往復的に流れ、10〜20組のガス導出口20か
らガス導出領域15bのガス通路16bへ流れ、燃料ガ
スの大部分は前記のガス通路16a,18,16bを流
動する間に水素イオンとなって燃料極3を通って固体電
解質板2内へ拡散し、水素イオンとならない未反応の燃
料ガスは燃料ガス通路穴10bへ流れることになる。
【0027】尚、ガス導入領域15aの外周部にはガス
通路16aが大気連通するのを防止する突条22が形成
され、ガス導出領域15bの外周部にはガス通路16b
が大気連通するのを防止する突条22が形成されてい
る。酸化ガス通路穴12a,12bの外周部には、その
酸化ガス通路穴12a,12bがセパレーター4の下面
側において大気連通するのを防止する環状角溝23が形
成され、冷却水通路穴11a,11bの外周部には、そ
の冷却水通路穴11a,11bがセパレーター4の下面
側において大気連通するのを防止する環状角溝24が形
成されている。
【0028】次に、酸化ガス用セパレーター6について
簡単に説明する。図7に示すように、このセパレーター
6は、燃料ガス用セパレーター4と同じものを上下反転
した構造のものであり、図7はこのセパレーター6の底
面図である。そのため、このセパレーター6の左端部分
には、酸化ガス通路穴12aと冷却水通路穴11aと燃
料ガス通路穴10aとが形成され、穴形成領域13aは
一段高くなっている。セパレーター6の右端部分には、
酸化ガス通路穴12bと冷却水通路穴11bと燃料ガス
通路穴10bとが形成され、穴形成領域13bは一段高
くなっている。その他の構造は、前記セパレーター4と
同様であるので、同様の構成要素に同一符号を付して説
明を省略する。前記仕切り板5は、例えば厚さ約100
〜200μm程度のステンレス製の薄板で構成されてい
るが、絶縁材料で構成することも可能である。
【0029】次に、前記セパレーター4,6を成形した
時に発生する残留応力を緩和する為の構造について、図
8〜図10を参照しながら説明する。図8〜図10に示
すように、セパレーター4の通路溝形成領域15cにお
ける折り返しガス通路18を形成する通路形成突条21
と突条22の上面の幅方向中央部には、微小凹溝30が
連続的に延びるように形成されている。折り返しガス通
路18の溝底の下面の幅方向中央部には、微小凹溝31
が連続的に延びるように形成されている。
【0030】ガス導入領域15aとガス導出領域15b
における各通路形成突起部17の下面側には、その通路
形成突起部17を囲む円形閉ループ状の微小凹溝32が
形成されている。穴形成領域13a,13bにおける平
板部の上面には、微小凹溝33がメッシュ状に形成さ
れ、環状角溝23,24の溝底の下面には微小凹溝34
が連続的に延びるように形成されている。これらの微小
凹溝30〜34は、深さ約30〜50μmで約90度の
開角の微小なV字状の溝であり、セパレーター4,6の
成形時に発生した残留応力を緩和する為のものである。
但し、前記の微小凹溝30〜34を微小なU字状の溝に
構成してもよい。
【0031】そのため、セパレーター4,6を順送プレ
スで順送りしながら成形加工する最終工程において、前
記の微小凹溝30〜34を成形加工により形成する。即
ち、図9(a)、図10(a)に示すように、セパレー
ター4,6を成形加工してから、図9(b)、図10
(b)に示すように、微小凹溝30〜34を形成する。
微小凹溝30〜34により残留応力を分断することで残
留応力を緩和し、或いはまた、微小凹溝30〜34によ
り残留応力を部分的に解消することで残留応力を緩和す
る。
【0032】セパレーター4,6のうちの引っ張り残留
応力がある方の面において、残留応力の方向と直交する
方向向きの微小凹溝を形成すれば非常に効果的に残留応
力を緩和することができる。このような観点から、微小
凹溝30〜34が形成されている。例えば、図11
(a)は、セパレーターにおける板厚方向の残留応力の
分布の例を示し、(+)は引っ張り応力、(−)は圧縮
応力を示す。図11(b)は微小凹溝30〜34を形成
したことにより発生する応力の分布を示す。
【0033】図11(a)のような残留応力のある部位
に微小凹溝30〜34を形成することにより、最終的な
残留応力は図11(c)に示すようになり、上面側の引
っ張り残留応力が部分的に解消されて著しく緩和され
る。そのため、引っ張り残留応力に起因する反りや歪み
を軽減することができる。
【0034】上記以外に、微小凹溝30〜34により引
っ張り残留応力や圧縮残留応力を分断すると、セパレー
ター4,6の上下の表面の残留応力の連続性が絶たれて
残留応力が緩和される。この前記の残留応力の分断に
は、微小凹溝30〜34のV溝のV面の方向への残留応
力の方向変換も含まれる。
【0035】以上のように、セパレーター4,6の表面
部のほぼ全面に亙って、残留応力が発生している部位又
はその付近部に微小凹溝30〜34を形成したので、セ
パレーター4,6の表面部の残留応力が分断され、或い
は残留応力が部分的に解消される。その結果、セパレー
ター4,6の上下両側の表面部の残留応力が著しく緩和
され、セパレーター4,6には3次元曲面的な反りや歪
みが殆ど生じなくなり、セパレーター4,6の平面精度
が著しく高まる。
【0036】しかも、前記複数の微小凹溝30〜34
は、セパレーター4,6の成形加工の最終段階において
形成すればよいので、セパレーター4,6の成形加工の
最終段に、微小凹溝30〜34を成形する為の設備を追
加すればよいから、セパレーター4,6を製作する設備
経済的に有利である。ガス導入領域15aやガス導出領
域15bにおける突起状の各通路形成突起部17を囲繞
する閉ループ状の微小凹溝32を設けたため、通路形成
突起部17の付近の残留応力を効果的に分断したり部分
的に解消したりすることができる。
【0037】通路溝形成領域15cにおける通路形成突
条21の上面に沿って連続的に延びる直線状の微小凹溝
30を形成したので、通路形成突条21の近傍の残留応
力をその直線状の(筋状の)微小凹溝30でもって、分
断したり部分的に解消したりすることができる。また、
折り返しガス通路18の溝底の下面側にその溝底に沿っ
て連続的に延びる微小凹溝31を形成したので、その微
小凹溝31でもって溝底壁の下面側の残留応力を分断し
たり部分的に解消したりすることができる。
【0038】複数の微小凹溝30〜34をセパレーター
4,6の上面部と下面部の両方に設けたので、セパレー
ター4,6の上面部と下面部の両方の残留応力を分断し
たり部分的に解消するのに非常に有効である。しかも、
前記微小凹溝30〜34が断面形状がV字状の溝である
ので、残留応力を分断する上でも、解消する上でも極め
て有効である。
【0039】次に、前記実施形態を部分的に変更する変
更形態について説明する。 1〕図9(b)における微小凹溝30を通路形成突条2
1ごとに2本以上形成してもよく、微小凹溝30を連続
する筋状ではなく、間欠的な点線状に形成してもよい。
また、微小凹溝31を各ガス通路18ごとに2本以上形
成してもよい。また、穴形成領域13a,13bのうち
残留応力が殆ど発生してない平板的な部分には必ずしも
微小凹溝33を形成する必要はない。
【0040】2〕前記複数の通路形成突起部17の各々
に対応する微小凹溝32の代わりに次のような種々の微
小凹溝であってセパレーター4,6の上面側又は下面側
に形成される微小凹溝を採用してもよい。図12に示す
ように、複数の通路形成突起部17が規則的なマトリッ
クス状に配置され、それら通路形成突起部17の間を縦
横に延びる微小凹溝40が形成される。図13に示すよ
うに、複数の通路形成突起部17が規則的なマトリック
ス状に配置され、各通路形成突起部17を囲む正方形閉
ループ状の微小凹溝41が形成される。
【0041】図14に示すように、複数の通路形成突起
部17が規則的なマトリックス状に配置され、各通路形
成突起部17を囲む正方形閉ループ状の微小凹溝42が
形成される。但し、微小凹溝42は45度傾けた状態に
形成される。図15に示すように、複数の通路形成突起
部17が規則的なマトリックス状に配置され、各組の4
個の通路形成突起部17の間の各小領域に円形の閉ルー
プ状の微小凹溝43が形成される。
【0042】図16に示すように、複数の通路形成突起
部17が規則的なマトリックス状に配置され、各組の4
個の通路形成突起部17の間の各小領域に矩形閉ループ
状の微小凹溝44が形成される。図17に示すように、
複数の通路形成突起部17が規則的なマトリックス状に
配置され、各組の4個の通路形成突起部17の間の各小
領域に長円形の閉ループ状の微小凹溝45が形成され
る。
【0043】3〕前記ガス導入領域15aとガス導出領
域15bに形成する通路形成突起部17の代わりに、次
のような種々の形状の通路形成突起部を採用してもよ
い。図18に示すように円形の通路形成突起部46と長
円形の通路形成突起部47が縦方向にも横方向にも交互
に適当間隔おきに形成される。また、図19に示すよう
に、長円形の通路形成突起部48が規則的なマトリック
ス状に形成され、各組の4個の通路形成突起部48の間
の小領域に小径の円形の通路形成突起部49が形成され
る。
【0044】図20に示すように、6角形状の通路形成
突起部50が規則的なパターンに形成される。図21に
示すように、正方形状の通路形成突起部51が規則的な
マトリックスパターンに形成される。図22に示すよう
に、菱形の通路形成突起部52が規則的なパターンに形
成される。尚、前記の通路形成突起部46〜52を採用
する場合、基本的に各通路形成突起部46〜52を囲む
閉ループ状の微小凹溝を採用するが、これに限るもので
はなく、前記の種々の微小凹溝を採用することもある。
【0045】4〕前記セパレーター4,6における、通
路溝形成領域15cに形成する複数組の折り返しガス通
路18の代わりに、通路溝形成領域15cの全域に、ガ
ス導入領域15aやガス導出領域15bに形成するのと
同様の多数の通路形成突起部を形成してもよいし、ま
た、複数の突起状の通路形成突起部と複数の通路形成突
条とを混在的に形成してもよく、前記セパレーター4,
6における燃料ガスや酸化ガスのガス通路の構造は前記
実施形態のものに限るものではない。 5〕尚、その他、当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱す
ることなく、前記実施形態に種々の変更を付加した形態
で実施することができる。
【0046】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、燃料電池用
セパレーターにガス通路を形成する複数の通路形成突部
を設け、セパレーターの表面部の少なくとも一部に、通
路形成突部の成形時に発生した残留応力を緩和する為の
複数の微小凹溝を形成したので、その微小凹溝により、
セパレーターの表面部の残留応力が分断されたり、残留
応力の一部が解消されたりする結果、セパレーターの残
留応力が緩和され、セパレーターに3次元曲面的な反り
や歪みが殆ど発生しなくなり、セパレーターの平面精度
が著しく高まることになる。しかも、前記複数の微小凹
溝は、セパレーターの成形加工の最終段階において形成
すればよいので、セパレーターの成形加工の最終段に、
微小凹溝成形の設備を追加すればよいから、セパレータ
ー成形の設備経済的に有利である。
【0047】請求項2の発明によれば、複数の通路形成
突部は、複数の突起状通路形成突部を有し、突起状通路
形成突部を囲繞する閉ループ状の微小凹溝を設けたた
め、突起状通路形成突部の付近の残留応力を効果的に分
断したり部分的に解消したりすることができる。その他
請求項1と同様の効果を奏する。
【0048】請求項3の発明によれば、複数の通路形成
突部は、複数の突起状通路形成突部を有し、突起状通路
形成突部の近傍に閉ループ状の微小凹溝を設けたので、
突起状通路形成突部の近傍の残留応力を閉ループ状の微
小凹溝でもって、分断したり部分的に解消したりするこ
とができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0049】請求項4の発明によれば、複数の通路形成
突部は、複数の突起状通路形成突部を有し、突起状通路
形成突部の近傍に直線状又は点線状の微小凹溝を設けた
ので、突起状通路形成突部の近傍の残留応力を直線状又
は点線状の微小凹溝でもって、分断したり部分的に解消
したりすることができる。その他請求項1と同様の効果
を奏する。
【0050】請求項5の発明によれば、複数の通路形成
突部は、複数の突条状通路形成突部を有し、突条状通路
形成突部に沿って連続的に延びる直線状の微小凹溝を形
成したので、突条状通路形成突部の近傍の残留応力を突
条状通路形成突部に沿って連続的に延びる直線状の微小
凹溝でもって、分断したり部分的に解消したりすること
ができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0051】請求項6の発明によれば、複数の通路形成
突部は、複数の突条状通路形成突部を有し、突条状通路
形成突部に沿って間欠的に延びる点線状の微小凹溝を形
成したので、突条状通路形成突部の近傍の残留応力を突
条状通路形成突部に沿って間欠的に延びる点線状の微小
凹溝でもって、分断したり部分的に解消したりすること
ができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
【0052】請求項7の発明によれば、複数の微小凹溝
をセパレーターの上面部と下面部の両方に設けたので、
セパレーターの上面部と下面部の両方の残留応力を分断
したり部分的に解消したりして緩和することができる。
その他、請求項1〜6の何れかと同様の効果を奏する。
【0053】請求項8の発明によれば、前記微小凹溝
は、断面形状がV字状の溝であるので、残留応力を分断
する上でも、解消する上でも極めて有効である。その
他、請求項1〜6の何れかと同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の自動車用固体電解質型燃料
電池の斜視図である。
【図2】燃料電池の要部拡大断面図である。
【図3】燃料ガス用セパレーターの平面図である。
【図4】前記燃料ガス用セパレーターの要部拡大図であ
る。
【図5】図4のV-V 線断面図である。
【図6】図4のVI-VI 線断面図である。
【図7】酸化ガス用セパレーターの底面図である。
【図8】セパレーターの要部拡大平面図である。
【図9】(a)は折り返しガス通路の部分の拡大断面
図、(b)は折り返しガス通路の部分に微小凹溝を形成
した状態を示す拡大断面図である。
【図10】(a)は通路形成突部の部分の拡大断面図、
(b)は通路形成突部の部分に微小凹溝を形成した状態
を示す拡大断面図である。
【図11】残留応力を緩和する作用を説明する説明図で
ある。
【図12】変形例の通路形成突部と微小凹溝を示す要部
平面図である。
【図13】変形例の通路形成突部と微小凹溝を示す要部
平面図である。
【図14】変形例の通路形成突部と微小凹溝を示す要部
平面図である。
【図15】変形例の通路形成突部と微小凹溝を示す要部
平面図である。
【図16】変形例の通路形成突部と微小凹溝を示す要部
平面図である。
【図17】変形例の通路形成突部と微小凹溝を示す要部
平面図である。
【図18】変形例の通路形成突部の形状と配置パターン
の説明図である。
【図19】変形例の通路形成突部の形状と配置パターン
の説明図である。
【図20】変形例の通路形成突部の形状と配置パターン
の説明図である。
【図21】変形例の通路形成突部の形状と配置パターン
の説明図である。
【図22】変形例の通路形成突部の形状と配置パターン
の説明図である。
【符号の説明】
1 固体電解質型燃料電池 4 燃料ガス用セパレーター 6 酸化ガス用セパレーター 17 通路形成突起部 18 折り返しガス通路 21 通路形成突条 30〜34 微小凹溝 40〜45 微小凹溝 46〜52 通路形成突起部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄金属板からなる燃料電池用セパレータ
    ーであって、電極板との間にガス通路を形成する燃料電
    池用セパレーターにおいて、 前記セパレーターにガス通路を形成する複数の通路形成
    突部を設け、 前記セパレーターの表面部の少なくとも一部に、前記通
    路形成突部の成形時に発生した残留応力を緩和する為の
    複数の微小凹溝を形成したことを特徴とする燃料電池用
    セパレーター。
  2. 【請求項2】 前記複数の通路形成突部は、複数の突起
    状通路形成突部を有し、突起状通路形成突部を囲む閉ル
    ープ状の微小凹溝を設けたことを特徴とする請求項1に
    記載燃料電池用セパレーター。
  3. 【請求項3】 前記複数の通路形成突部は、複数の突起
    状通路形成突部を有し、突起状通路形成突部の近傍に閉
    ループ状の微小凹溝を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載燃料電池用セパレーター。
  4. 【請求項4】 前記複数の通路形成突部は、複数の突起
    状通路形成突部を有し、突起状通路形成突部の近傍に直
    線状又は点線状の微小凹溝を設けたことを特徴とする請
    求項1に記載燃料電池用セパレーター。
  5. 【請求項5】 前記複数の通路形成突部は、複数の突条
    状通路形成突部を有し、突条状通路形成突部に沿って連
    続的に延びる直線状の微小凹溝を形成したことを特徴と
    する請求項1に記載燃料電池用セパレーター。
  6. 【請求項6】 前記複数の通路形成突部は、複数の突条
    状通路形成突部を有し、突条状通路形成突部に沿って間
    欠的に延びる点線状の微小凹溝を形成したことを特徴と
    する請求項1に記載燃料電池用セパレーター。
  7. 【請求項7】 前記複数の微小凹溝をセパレーターの上
    面部と下面部の両方に設けたことを特徴とする請求項1
    〜6の何れかに記載の燃料電池用セパレーター。
  8. 【請求項8】 前記微小凹溝は、断面形状がV字状又は
    U字状の溝であることを特徴とする請求項1〜6の何れ
    かに記載の燃料電池用セパレーター。
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