JP2017199712A - ウエーハ分割装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】隣り合うデバイスが接触することによるクラックの発生を防止できるようにする。【解決手段】ウエーハ分割装置1では、撮像手段30でX軸方向,Y軸方向における拡張前後のウエーハWの外周Wcを撮像し算出手段40で拡張前後のウエーハWの撮像画を比較することによりウエーハWの外周Wcの拡張量L1,L2を算出できるとともに、第2の算出手段80で各デバイスDの間隔を算出でき、その後、制御手段90によって、あらかじめ設定された各デバイスDの間隔の設定値と間隔算出部81が算出した算出値とが一致するまで拡張部71a,71b,71c,71dの径方向の位置を調節することにより、粘着テープTを径方向に所望の拡張量だけ伸張させて、X軸方向及びY軸方向における各デバイスDの間隔3,4を均一にすることができる。したがって、隣り合うデバイスDが接触するおそれを低減でき、クラックの発生を防止することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、ウエーハを個々のチップに分割する分割装置に関する。
ウエーハを個々のデバイスに分割する方法として、例えば、ウエーハに対して透過性を有する波長のレーザ光線の集光点を分割予定ラインに対応するウエーハの内部に位置付け、レーザ光とウエーハとを相対的に走査させることにより、ウエーハの内部に改質層を形成し、その後、強度の低下した分割予定ラインに沿って外力を加えて改質層を起点にウエーハを分割する方法がある。ウエーハに外力を加える装置としては、粘着テープを介してフレームに支持されたウエーハを面方向に拡張することができる拡張装置が用いられている(例えば、下記の特許文献1を参照)。
特開2013−26544号公報
しかし、上記の拡張装置においては、ウエーハ全体が均等に拡張されて、改質層が起点となって分割されるが、ウエーハを構成するデバイスが例えば長方形状の場合は、分割予定ラインの数が方向ごとに異なるため、分割予定ラインの向きによってウエーハの拡張量が異なり、その結果、隣り合うデバイスが接触してクラックが発生してしまうという問題がある。
また、ウエーハを構成するデバイスが正方形状の場合でも、ウエーハの中心がフレームの中心に合致するように粘着テープに貼り付けられていないと、粘着テープにおけるウエーハの外周とフレームとの間の距離が場所によって変わってしまい、ウエーハの拡張量が異なってしまうという問題もある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、隣り合うデバイスが接触することによるクラックの発生を防止できるようにすることを目的としている。
本発明は、開口を有するリングフレームの該開口を塞いで貼着された粘着テープに、X方向及び該X方向と直交するY方向に形成された格子状の分割予定ラインで区画された領域にデバイスを有し該分割予定ラインに沿ってウエーハの内部に分割の起点が形成されたウエーハが貼着されることにより、該開口において該粘着テープを介して該リングフレームに支持されたウエーハを径方向に拡張して、該分割予定ラインに沿って各デバイスの間に所定の間隔を形成させるウエーハ分割装置であって、該ウエーハの直径より大きく該リングフレームの内径より小さい直径の保持面でウエーハの中心と該保持面の中心とを一致させウエーハを保持する保持テーブルと、該リングフレームを保持するリングフレーム保持部とを備える保持手段と、該保持テーブルと該リングフレームとを相対的に移動させ該粘着テープを拡張させる拡張手段と、ウエーハの外周を撮像する撮像手段と、該撮像手段と該保持手段とを相対的に移動させ、ウエーハの外周のうちウエーハの中心のX方向側とウエーハの中心のY方向側との少なくとも2箇所での該撮像手段による撮像を可能とする移動手段と、該撮像手段により拡張前のウエーハの外周を撮像した撮像画と該撮像手段により拡張後のウエーハの外周を撮像した撮像画とを比較してウエーハの拡張量を算出する算出手段とを備える。
また、本発明は、X方向の上記分割予定ラインの数とY方向の該分割予定ラインの数とを記憶する記憶部と、ウエーハの外周と上記リングフレームの内周との間に位置する上記粘着テープの下面に接触する第2の拡張手段と、上記算出手段に接続される第2の算出手段と、第2の拡張手段を制御可能な制御手段とを備え、該第2の拡張手段は、少なくとも4分割され全体としてリング状に配設された円弧状の拡張部と、該拡張部をウエーハの径方向に移動させる径方向移動手段と、を備え、該第2の算出手段には、該算出手段で算出した(ウエーハの拡張量/該分割予定ラインの数=各デバイスの間隔)の式により各デバイスの間隔を算出する間隔算出部を備え、該制御手段は、あらかじめ設定された各デバイスの間隔の設定値と該間隔算出部が算出した算出値とが一致するように該拡張部の径方向の位置を制御することができる。
本発明にかかるウエーハ分割装置は、ウエーハの直径より大きくリングフレームの内径より小さい直径の保持面でウエーハの中心と保持面の中心とを一致させウエーハを保持する保持テーブルと、ウエーハの外周を撮像する撮像手段と、撮像手段と保持手段とを相対的に移動させ、ウエーハの外周のうちウエーハの中心のX方向側とウエーハの中心のY方向側との少なくとも2箇所での撮像手段による撮像を可能にする移動手段と、撮像手段により拡張前のウエーハの外周を撮像した撮像画と撮像手段により拡張後のウエーハの外周を撮像した撮像画とを比較してウエーハWの拡張量を算出する算出手段とを備えたため、算出手段で拡張前後のウエーハの撮像画を比較してウエーハの外周の拡張量を算出することができ、すべての分割予定ラインに沿って均等にウエーハWを拡張することできる。
さらに、本発明にかかるウエーハ分割装置は、X方向の分割予定ラインの数とY方向の分割予定ラインの数とを記憶する記憶部と、ウエーハの外周とリングフレームの内周との間に位置する粘着テープの下面に接触する第2の拡張手段と、算出手段に接続される第2の算出手段と、第2の拡張手段を制御可能な制御手段とを備え、第2の拡張手段が、少なくとも4分割され全体としてリング状に配設された円弧状の拡張部と、拡張部をウエーハの径方向に移動させる径方向移動手段とを備えたため、第2の算出手段の間隔算出部で各デバイスの間隔を算出してから、制御手段によって、あらかじめ設定された各デバイスの間隔の設定値と間隔算出部が算出した算出値とが一致するまで拡張部の径方向の位置を調節することにより、粘着テープを径方向に所望の拡張量だけ伸張させて、X軸方向及びY軸方向における各デバイスの間隔を均一にすることができる。したがって、各デバイスの間隔がX方向及びY方向で一致するため、隣り合うデバイスが接触するおそれを低減でき、クラックの発生を防止することができる。
(a)は、粘着テープを介してリングフレームに支持されたウエーハの一例を示す平面図である。(b)は、粘着テープを介してリングフレームに支持されたウエーハの一例を示す断面図である。 ウエーハ分割装置の構成を示す斜視図である。 第2の拡張手段の一部分の構成を示す斜視図である。 ウエーハを拡張する前に撮像手段でウエーハの外周を撮像する状態を示す断面図である。 X軸方向及びY軸方向におけるウエーハの外周の拡張量を説明するための平面図である。 拡張手段によってウエーハを拡張させる状態を示す一部拡大断面図である。 拡張手段によってウエーハを拡張させた場合にウエーハに形成された各デバイスの間隔を拡大して示す平面図である。 第2の拡張手段によってウエーハをさらに拡張させる状態を示す一部拡大断図である。 第2の拡張手段によってウエーハをさらに拡張させた場合にウエーハに形成された各デバイスの間隔を拡大して示す平面図である。
1 ウエーハの構成
図1に示すウエーハWは、個々のデバイスに分割される円形板状の被加工物の一例である。図1(a)に示すように、ウエーハWの表面Waには、格子状の分割予定ラインS1,分割予定ラインS2によって区画された領域にデバイスDが形成されている。本実施形態では、分割予定ラインS1は縦方向(Y軸方向)に沿って形成され、分割予定ラインS2は横方向(X軸方向)に沿って形成されている。分割予定ラインS1の幅と分割予定ラインS2の幅とは等しい。各デバイスDは、長辺と短辺とを有する長方形状に形成され、例えば長辺が縦方向と平行で短辺が横方向と平行となっている。
図1(b)に示すように、ウエーハWは、開口を有するリングフレームFの開口を塞いで貼着された粘着テープTにウエーハWの裏面Wbが貼着されることにより、開口において粘着テープTを介してリングフレームFと一体となって支持されている。ウエーハWは、例えば、分割予定ラインS1及びS2に沿ってレーザ加工が施されることにより、分割の起点となる改質層GがウエーハWの内部に形成されている。
2 ウエーハ分割装置の構成
図2に示すウエーハ分割装置1は、図1に示したウエーハWを面方向(径方向)に拡張することにより各デバイスDの間に所定の間隔を形成させる装置である。ウエーハ分割装置1は、装置ベース2を有している。装置ベース2には、ウエーハWを保持する保持手段10を備えている。保持手段10は、ウエーハWの直径よりも大きくリングフレームFの内径よりも小さい直径の保持面12でウエーハWの中心と保持面12の中心とを一致させウエーハWを保持する保持テーブル11と、リングフレームFを保持するリングフレーム保持部13とを備えている。
保持テーブル11の内部にはポーラス部材を備えており、ポーラス部材の上面が保持面12となっている。保持面12には、吸引源が接続され、吸引源の吸引作用を受けてウエーハWを保持面12で吸引保持することができる。リングフレーム保持部13は、保持テーブル11の外周側に配設され、リングフレームFが載置されるリング状のフレーム載置台130と、フレーム載置台130の周縁の少なくとも4箇所に接続された4つの回転部材132と、回転部材132に連結されフレーム載置台130に載置されたリングフレームFをクランプする少なくとも4つのクランプ部131とを備えている。なお、保持テーブル11の構成は、本実施形態に示す吸引式の保持テーブルに限定されず、中央に空洞を有し、リング状に形成された保持テーブルで構成してもよい。
フレーム載置台130の下部には、保持テーブル11とリングフレームFとを相対的に±Z方向に移動させ粘着テープTを拡張させる拡張手段20を少なくとも4つ備えている。拡張手段20は、シリンダ21と、シリンダ21により昇降駆動されるピストン22とにより構成され、ピストン22が上下に移動することにより、フレーム載置台130を±Z方向に昇降させることができる。
保持手段10の近傍には、ウエーハWの外周を撮像する撮像手段30と、撮像手段30により拡張前のウエーハWの外周を撮像した撮像画と撮像手段30により拡張後のウエーハWの外周を撮像した撮像画とを比較してウエーハの拡張量を算出する算出手段40とを備えている。撮像手段30は、例えば、CCDイメージセンサ又はCMOSイメージセンサを内蔵したカメラ31を備え、ウエーハWの外周側を撮像することができる。撮像手段30は、算出手段40に接続されており、撮像手段30によって撮像された撮像画は、算出手段40に送られる。算出手段40では、拡張前後のウエーハWの外周を撮像した撮像画を比較してウエーハWの外周の拡張量を算出することができる。ウエーハWの外周の拡張量とは、粘着テープTの拡張にともない径方向に移動するウエーハWの外周の移動量である。
装置ベース2の上面には、撮像手段30と保持手段10とを相対的に移動させる移動手段50が配設されている。移動手段50は、X軸方向移動手段51と、X軸方向移動手段51と直交するY軸方向に配設されたY軸方向移動手段52とにより構成される。
X軸方向移動手段51は、X軸方向に延在するボールネジ510と、ボールネジ510の一端に接続されたモータ511と、ボールネジ510と平行に延在する一対のガイドレール512と、保持手段10を支持する移動基台513とを備えている。一対のガイドレール512には、移動基台513の一方の面が摺接し、移動基台513の中央部に形成されたナットにはボールネジ510が螺合している。そして、モータ511によって駆動されてボールネジ510が回動することにより、移動基台513がガイドレール512にガイドされて±X方向に移動し、保持手段10を同方向に移動させることができる。
Y軸方向移動手段52は、Y軸方向に延在するボールネジ520と、ボールネジ520の一端に接続されたモータ521と、ボールネジ520と平行に配設された一対のガイドレール522と、ガイドレール522に配設された移動基台523とを備えている。一対のガイドレール522には、移動基台523の一方の面が摺接し、移動基台523の中央部に形成されたナットにはボールネジ520が螺合している。そして、モータ521によって駆動されてボールネジ520が回動することにより、移動基台523がガイドレール522にガイドされて±Y方向に移動し、移動基台523の上にX軸方向移動手段51を介して配設された保持手段10を同方向に移動させることができる。
ウエーハ分割装置1は、図1(a)に示したX軸方向の分割予定ラインS2の数とY軸方向の分割予定ラインS1の数とを記憶する記憶部60と、粘着テープTのうち保持テーブル11に保持されるウエーハWの外周とフレーム載置台130に載置されるリングフレームFの内周との間に位置する部分の図1(b)に示す下面T1に接触する第2の拡張手段70と、算出手段40に接続される第2の算出手段80と、第2の算出手段80に接続され第2の拡張手段70を制御可能な制御手段90とを備えている。
第2の拡張手段70は、保持テーブル11とフレーム載置台130との間において移動基台513の上に配設されている。第2の拡張手段70は、少なくとも4分割され全体としてリング状に配設された円弧状の拡張部71a,71b,71c,71dと、拡張部71a〜71dを径方向に移動させる径方向移動手段73a,73b,73c,73dとを備えている。
図3に示すように、拡張部71aは、円弧状に湾曲させた断面略円形状の部材により形成されている。拡張部71aの中央部下端には、支持部72が連結され、支持部72の下端に径方向移動手段73aが接続されている。図2に示した拡張部71b,71c及び71dについても拡張部71aと同一形状に形成されている。拡張部71a〜71dは、保持テーブル11の周囲においてほぼ等間隔を設けて配設されている。本実施形態では、拡張部71aと拡張部71bとがY軸方向において対向しており、拡張部71cと拡張部71dとがX軸方向において対向している。
径方向移動手段73aは、Y軸方向に延在する固定板74と、固定板74の中央に配設されたボールネジ75と、ボールネジ75の一端に接続されたモータ76と、ボールネジ75と平行に配設された一対のガイドレール77と、支持部72を支持する可動基台78とを備えている。一対のガイドレール77には、可動基台78の一方の面が摺接し、可動基台78の中央部に形成されたナットにはボールネジ75が螺合している。モータ76によりボールネジ75を駆動することにより可動基台78とともに拡張部71aをウエーハWの径方向(±Y方向)に移動させることができる。図2に示す径方向移動手段73b,73c,73dについても径方向移動手段73aと同様の構成となっており、径方向移動手段73bでは拡張部71bを±Y方向に移動させることができ、径方向移動手段73cでは拡張部71cを±X方向に移動させることができ、径方向移動手段73dでは拡張部71dを±X方向に移動させることができる。
第2の算出手段80は、隣り合うデバイスDの間の間隔を算出する間隔算出部81を備えている。間隔算出部81では、[算出手段40で算出したウエーハの拡張量/分割予定ラインの数=各デバイスの間隔]の式を用いて各デバイスDの間隔を算出することができる。分割予定ラインS1,S2の数は、記億部60に記億されているデータが用いられる。
制御手段90は、第2の拡張手段70を構成する各径方向移動手段73a〜73dにそれぞれ接続されている。制御手段90は、CPUや、メモリなどの記億素子を備えている。記億素子には、あらかじめ設定された各デバイスDの所望の間隔を示す設定値が記億される。制御手段90では、あらかじめ設定された各デバイスDの間隔の設定値と間隔算出部81が算出した算出値とが一致するように、拡張部71a,71bの径方向(±Y方向)の位置を制御するとともに、拡張部71c,71dの径方向(±X方向)の位置を制御することができる。
3 ウエーハ分割装置の動作例
次に、ウエーハ分割装置1を用いて、ウエーハWを個々のデバイスDに分割する動作例について説明する。本実施形態では、Y軸方向の分割予定ラインS1の数は例えば15本で、X軸方向の分割予定ラインS2の数は例えば9本であるとして記億部60に記億されている。隣り合うデバイスDの間の間隔の設定値は、あらかじめ実験を行い算出しておく。特に、使用する粘着テープTの種類によってもウエーハWの拡張量が変わるため、粘着テープTの種類ごとに実験を行って好適なデバイスDの間隔の設定値を算出しておくとよい。
図4に示すように、リングフレームFをフレーム載置台130に載置するとともに、ウエーハWの裏面Wbに貼着された粘着テープT側を保持テーブル11の保持面12に載置して保持面12で吸引保持する。続いて、回転部材132がクランプ部131を回転させ、クランプ部131でリングフレームFの上面を押さえることによってウエーハWを固定する。このとき、粘着テープTのうち保持テーブル11の外周側とリングフレームFの内周側との間に位置する部分の下面T1に拡張部71a,71bが接触する。なお、図4では図示していないが、図2に示した拡張部71c,71dにも下面T1が接触する。
次いで、撮像手段30によって拡張前のウエーハWの外周を少なくとも2箇所撮像する。具体的には、X軸方向移動手段51によって移動基台513をX軸方向に移動させることにより、撮像手段30と保持手段10とを相対的に移動させ、図5に示すウエーハWの外周Wcのうち中心WoのX軸方向側をカメラ31で撮像する。また、図4に示すY軸方向移動手段52によって移動基台513をY軸方向に移動させることにより、撮像手段30と保持手段10とを相対的に移動させ、図5に示すウエーハWの外周Wcのうち中心WoのY軸方向側をカメラ31で撮像する。このようにして、中心WoのX軸方向側,Y軸方向側においてそれぞれ1箇所ずつ撮像した拡張前のウエーハWの撮像画が算出手段40に送られる。なお、中心WoのX軸方向側,Y軸方向側においてそれぞれ2箇所以上撮像してもよい。
図6に示すように、ピストン22が下方に移動しフレーム載置台130を−Z方向に下降させ、保持テーブル11に対して相対的にフレーム載置台130を下降させることにより、リングフレームFを保持テーブル11の保持面12よりも下側に引き下げる。これにより、粘着テープTが径方向に放射状に拡張され、ウエーハWに対して径方向の外力が付与される。このとき、粘着テープTは、図4,6に示す拡張部71a,71b,71c,71dの外側からリングフレームFに向けて緩やかに傾斜した状態で伸張される。その結果、改質層Gが破断して、図7に示すように、分割予定ラインS1に沿って各デバイスDの間隔3が拡がるとともに、分割予定ラインS2に沿って各デバイスDの間隔4が拡がる。
ウエーハWを拡張した後、撮像手段30によって、ウエーハWの拡張前に撮像した箇所と同じX軸方向側,Y軸方向側のそれぞれの箇所を撮像する。撮像動作は、上記同様である。すなわち、図4に示したX軸方向移動手段51によって移動基台513をX軸方向に移動させることにより、撮像手段30と保持手段10とを相対的に移動させ、図5に示すウエーハWの二点鎖線で示す外周Wc´のうちウエーハWの中心WoのX軸方向側をカメラ31で撮像する。また、図4に示すY軸方向移動手段52によって移動基台513をY軸方向に移動させることにより、撮像手段30と保持手段10とを相対的に移動させ、図5に示すウエーハWの二点鎖線で示す外周Wc´のうちウエーハWの中心WoのY軸方向側をカメラ31で撮像する。そして、中心WoのX軸方向側,Y軸方向側においてそれぞれ1箇所ずつ撮像した拡張後のウエーハWの撮像画は算出手段40に送られる。なお、ウエーハWの拡張前に中心WoのX軸方向側,Y軸方向側においてそれぞれ2箇所以上撮像した場合は、拡張前に撮像した箇所に応じた箇所を撮像すればよい。
算出手段40は、拡張前のウエーハWの外周Wcを撮像した撮像画と拡張後のウエーハWの外周Wc´を撮像した撮像画とを比較してウエーハWの拡張量を算出する。具体的には、図5に示すように、中心WoのY軸方向側における拡張前後のウエーハWの撮像画を画像解析することにより、粘着テープTの拡張にともなって径方向に移動するウエーハWの外周Wcの拡張量L1を算出し、中心WoのX軸方向側における拡張前後のウエーハWの撮像画を画像解析することにより、粘着テープTの拡張にともなって径方向に移動するウエーハWの外周Wcの拡張量L2を算出する。算出された拡張量L1,L2が不十分となっている場合は、粘着テープTを所望の拡張量だけ伸張することにより、すべての分割予定ラインS1,S2に沿って均等にウエーハWを拡張することできる。
さらに、ウエーハ分割装置1では、図6に示す算出手段40で算出された拡張量L1,L2が第2の算出手段80に送られるため、第2の算出手段80によって、図7に示す各デバイスDの間隔3,4の幅を算出する。記億部60に記億されている分割予定ラインS1の数は15本であるため、間隔算出部81は、Y軸方向におけるウエーハWの外周Wcの拡張量L1を15で除算することにより、図7に示す各デバイスDの間隔3の幅H1を算出することができる。また、記億部60に記億されている分割予定ラインS2の数は9本であるため、間隔算出部81は、X軸方向におけるウエーハWの外周Wcの拡張量L2を9で除算することにより、各デバイスDの間隔4の幅H2を算出することができる。
ここで、本実施形態に示すウエーハWでは、個々のデバイスDが長方形状からなり、縦方向(Y軸方向)の分割予定ラインS1と横方向(X軸方向)の分割予定ラインS2との数が異なるため、Y軸方向とX軸方向とではウエーハWの拡張量が異なり、間隔3と間隔4との間隔も異なっている。すなわち、縦方向の分割予定ラインS1の方が横方向の分割予定ラインS2よりも数が多いため、粘着テープTを径方向に均等に伸張すると、図7に示すように、間隔3の幅H1は、間隔4の幅H2よりも狭く形成される。
そのため、図4に示した拡張部71a,71bの径方向(±Y方向)の位置をそのままにして、図8に示すように、制御手段90により、あらかじめ設定された各デバイスDの間隔の設定値と間隔算出部81が算出した算出値とが一致するように拡張部71c,71dの径方向(±X方向)の位置を調節することにより、間隔3をさらに拡張させる。具体的には、あらかじめ設定された各デバイスDの間隔の設定値と間隔算出部81が算出した算出値とが一致するまで、径方向移動手段73cがガイドレール77に沿って可動基台78を+X方向に移動させ、粘着テープTの下面T1に接触した状態の拡張部71cを+X方向に水平移動させることにより、粘着テープTをさらに径方向に伸張させて、拡張部71cの外側からリングフレームFに向けて傾斜した粘着テープTの角度を急角度に調整する。また、あらかじめ設定された各デバイスDの間隔の設定値と間隔算出部81が算出した算出値とが一致するまで、径方向移動手段73dがガイドレール77に沿って可動基台78を−X方向に移動させ、粘着テープTの下面T1に接触した状態の拡張部71dを−X方向に水平移動させることにより、粘着テープTをさらに径方向に伸張させて、拡張部71dの外側からリングフレームFに向けて傾斜した粘着テープTの角度を急角度に調整する。粘着テープTの径方向の伸張にともない、間隔3が拡張されると、図9に示すように、間隔3の幅H1´が間隔4の幅H2と等しくなる。これにより、X軸方向、Y軸方向において、各デバイスDの間隔3,4が均一になる。
本実施形態では、デバイスDが長方形状に形成されたウエーハWを分割する場合を説明したが、デバイスDが正方形状に形成されたウエーハWをウエーハ分割装置1で分割してもよい。かかるウエーハWは、リングフレームFと保持テーブル11とに所定の高低差をもたせて径方向における粘着テープTの拡張量を等しくしてウエーハWを拡張すれば、各デバイスDの間隔も等しくなる。しかしながら、ウエーハWの中心がリングフレームFの中心に合致するように粘着テープTに貼り付けられていない場合や使用する粘着テープTの種類によっては、径方向における粘着テープTの拡張量の不十分な部分が発生してしまい、X軸方向及びY軸方向における各デバイスDの間隔が均一にならないことがある。そのため、デバイスDが正方形状に形成されたウエーハWを分割する際においても、上記同様に、拡張前後のウエーハWの外周Wcを撮像手段30で撮像し算出手段40でウエーハWの外周Wcの拡張量を算出して、第2の算出手段80の間隔算出部81で各デバイスDの間隔を算出することでき、その後、制御手段90によって、あらかじめ設定された各デバイスDの間隔の設定値と間隔算出部81が算出した算出値とが一致するまで拡張部71a,71b,71c及び71dの径方向の位置を調節することにより、粘着テープTを径方向に所望の拡張量だけ伸張させて、X軸方向及びY軸方向における各デバイスDの間隔を均一にすることができる。
また、縦方向の分割予定ラインS1と横方向の分割予定ラインS2との数が等しいウエーハWを分割する際においても、いずれかの方向の破断が不十分となる場合は、拡張部71a,71b,71c及び71dの径方向の位置を調節しながら、いずれかの方向のみにウエーハWを拡張することにより、ウエーハWを確実に破断することができる。
このように、本発明にかかるウエーハ分割装置1は、ウエーハWを保持する保持手段10と、ウエーハWの外周Wcを撮像する撮像手段30と、撮像手段30と保持手段10とを相対的に移動させる移動手段50と、ウエーハWの拡張量を算出する算出手段40とを備えたため、撮像手段30でX軸方向,Y軸方向における拡張前後のウエーハWの外周Wcを撮像して、算出手段40で拡張前後のウエーハWの撮像画を比較することによりウエーハWの外周Wcの拡張量L1,L2を算出することができ、ウエーハWに貼着された粘着テープTの拡張量を調整することにより、すべての分割予定ラインS1,S2に沿って均等にウエーハWを拡張することできる。
さらに、ウエーハ分割装置1は、X軸方向の分割予定ラインS1の数とY軸方向の分割予定ラインS2の数とを記憶する記憶部60と、ウエーハWの外周WcとリングフレームFの内周との間に位置する粘着テープTの下面T1に接触する第2の拡張手段70と、算出手段40に接続される第2の算出手段80と、第2の拡張手段70を制御可能な制御手段90とを備え、第2の拡張手段70が、少なくとも4分割され全体としてリング状に配設された円弧状の拡張部71a,71b,71c,71dと、拡張部71a〜71dをウエーハWの径方向に移動させる径方向移動手段73a,73b,73c,73dとを備えたため、第2の算出手段80の間隔算出部81で各デバイスDの間隔を算出してから、制御手段90によって、あらかじめ設定された各デバイスDの間隔の設定値と間隔算出部81が算出した算出値とが一致するまで拡張部71a〜71dの径方向の位置を調節することにより、粘着テープTを径方向に所望の拡張量だけ伸張させて、X軸方向及びY軸方向における各デバイスDの間隔3,4を均一にすることができる。したがって、各デバイスDの間隔3,4がX軸方向及びY軸方向で一致するため、隣り合うデバイスDが接触するおそれを低減でき、クラックの発生を防止することができる。
なお、本実施形態では、ウエーハWの内部に改質層Gを形成してからウエーハWを径方向に拡張して分割する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、ウエーハWの表面Waまたは裏面Wbに完全切断しない程度の溝を切削ブレードによる切削やレーザ光線の照射により形成した後に、ウエーハWを径方向に拡張することにより溝に沿って破断する場合にも、ウエーハ分割装置1を適用することができる。
1:ウエーハ分割装置 2:装置ベース 3,4:間隔
10:保持手段 11:保持テーブル 12:保持面 13:リングフレーム保持部
130:フレーム載置台 131:クランプ部 132:回転部材
20:拡張手段 21:シリンダ 22:ピストン
30:撮像手段 31:カメラ 40:算出手段
50:移動手段 51:X軸方向移動手段 510:ボールネジ 511:モータ
512:ガイドレール 513:移動基台
52:Y軸方向移動手段 520:ボールネジ 521:モータ
522:ガイドレール 523:移動基台
60:記億部
70:第2の拡張手段 71a,71b,71c,71d:拡張部 72:支持部
73a,73b,73c,73d:径方向移動手段 74:固定板 75:ボールネジ
76:モータ 77:ガイドレール 78:可動基台
80:第2の算出手段 81:間隔算出部
90:制御手段
W:ウエーハ Wa:表面 Wb:裏面 S1,S2:分割予定ライン D:デバイス
F:リングフレーム T:粘着テープ T1:下面 G:改質層

Claims (2)

  1. 開口を有するリングフレームの該開口を塞いで貼着された粘着テープに、X方向及び該X方向と直交するY方向に形成された格子状の分割予定ラインで区画された領域にデバイスを有し該分割予定ラインに沿ってウエーハの内部に分割の起点が形成されたウエーハが貼着されることにより、該開口において該粘着テープを介して該リングフレームに支持されたウエーハを径方向に拡張して、該分割予定ラインに沿って各デバイスの間に所定の間隔を形成させるウエーハ分割装置であって、
    該ウエーハの直径より大きく該リングフレームの内径より小さい直径の保持面でウエーハの中心と該保持面の中心とを一致させウエーハを保持する保持テーブルと、該リングフレームを保持するリングフレーム保持部とを備える保持手段と、
    該保持テーブルと該リングフレームとを相対的に移動させ該粘着テープを拡張させる拡張手段と、
    ウエーハの外周を撮像する撮像手段と、
    該撮像手段と該保持手段とを相対的に移動させ、ウエーハの外周のうちウエーハの中心のX方向側とウエーハの中心のY方向側との少なくとも2箇所での該撮像手段による撮像を可能とする移動手段と、
    該撮像手段により拡張前のウエーハの外周を撮像した撮像画と該撮像手段により拡張後のウエーハの外周を撮像した撮像画とを比較してウエーハの拡張量を算出する算出手段とを備えるウエーハ分割装置。
  2. X方向の前記分割予定ラインの数とY方向の該分割予定ラインの数とを記憶する記憶部と、
    ウエーハの外周と前記リングフレームの内周との間に位置する前記粘着テープの下面に接触する第2の拡張手段と、
    前記算出手段に接続される第2の算出手段と、
    第2の拡張手段を制御可能な制御手段とを備え、
    該第2の拡張手段は、少なくとも4分割され全体としてリング状に配設された円弧状の拡張部と、該拡張部をウエーハの径方向に移動させる径方向移動手段と、を備え、
    該第2の算出手段には、該算出手段で算出した(ウエーハの拡張量/該分割予定ラインの数=各デバイスの間隔)の式により各デバイスの間隔を算出する間隔算出部を備え、
    該制御手段は、あらかじめ設定された各デバイスの間隔の設定値と該間隔算出部が算出した算出値とが一致するように該拡張部の径方向の位置を制御する請求項1記載のウエーハ分割装置。
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