JP2017199564A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】0℃以下の低温環境下においても、水素ポンプにおける凍結によるロックを抑制することができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム1は、燃料電池スタック10と、燃料電池スタック10から排出された水素ガスを燃料電池スタック10に再供給するように循環させる水素ポンプ32と、水素ポンプ32の温度を検出する温度検出部35と、水素ポンプ32の吐出口側に設けられた絞り弁34と、温度検出部35によって検出された水素ポンプ32の温度に基づいて、絞り弁34の開度を制御する制御部40と、を備える。制御部40は、水素ポンプ32の温度が所定の凍結基準温度T以下になった場合、凍結基準温度Tを超える場合よりも絞り弁34の開度を小さくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、水素ポンプを有する燃料電池システムに関する。
水素と酸素の電気化学反応によって発電する燃料電池システムが知られている。この燃料電池システムでは、水素ガスおよび酸素ガスを燃料電池スタックに供給するが、燃料電池スタックにて未反応の水素ガス(水素オフガス)は水素ポンプを有する水素循環経路を介して再び燃料電池スタックに供給される。水素オフガスには水分が含まれているため、燃料電池システムを低温下で運転している場合には、この水分が水素ポンプ内で結露する。さらに水素ポンプの筐体が水の凝固点(0℃)以下になっていると、結露した水が凍結し、水素ポンプがロックする場合があった。
特許文献1には、凍結などにより水素ポンプがロックしている場合、燃料電池スタックからの出力を制限する燃料電池システムの制御方法が開示されている。
特開2006−155998号公報
引用文献1に記載の燃料電池システムは、上述したように、あくまでも水素ポンプにおけるロックが発生した場合の燃料電池システムの制御方法であり、水素ポンプにおける凍結によるロックの発生を抑制することはできない。
本発明は、以上の背景に鑑みなされるものであり、0℃以下の低温環境下においても、水素ポンプにおける凍結によるロックを抑制することができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明は、燃料電池システムであって、燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックから排出された水素ガスを前記燃料電池スタックに再供給するように循環させるポンプと、前記ポンプの温度を検出する温度検出部と、前記ポンプの吐出口側に設けられた絞り弁と、前記温度検出部によって検出された前記ポンプの温度に基づいて、前記絞り弁の開度を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ポンプの温度が所定の凍結基準温度以下になった場合、前記凍結基準温度を超える場合よりも前記絞り弁の開度を小さくするものである。
本発明によれば、0℃以下の低温環境下においても、水素ポンプにおける凍結によるロックを抑制することができる。
本実施の形態にかかる燃料電池システムの概略構成を示す図である。 本実施の形態にかかる燃料電池システムにおける水素ポンプの概略構成を示す断面図である。 図2のIII−III線における水素ポンプの断面図である。 本実施の形態にかかる燃料電池システムにおける制御部による制御フローについて説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態にかかる燃料電池システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、燃料電池システム1は、燃料電池スタック10と、水素タンク50と、燃焼ガス供給経路20と、水素循環経路30と、ポンプとしての水素ポンプ32と、絞り弁34と、制御部40と、を備えている。
燃料電池スタック10は、多数の単セルが積層されたセルスタックであり、固体高分子電解質型燃料電池を構成する。ここで、単セルは、高分子電解質膜がアノード電極及びカソード電極により挟持されてなる膜/電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)と、MEAを両側から挟み込む一対のセパレータとを有している。燃料電池スタック10は、アノード側のセパレータを介して供給された水素ガスと、カソード側のセパレータを介して供給された空気中の酸素ガスとの酸化還元反応により発電する。
燃料電池スタック10のアノードには、燃料ガス供給経路25を介して水素タンク50内の水素が燃料ガスとして供給される。具体的には、水素タンク50に高圧で貯蔵された水素は、その出口に設けられたレギュレータ21と、主止弁22と、一次圧を所定圧に減圧する減圧弁23及びインジェクタ24とによって圧力および供給量が調整されて、燃料電池スタック10のアノードに供給される。燃料電池スタック10のカソードには、酸素供給経路を介して酸化ガスとしての空気が供給される。図1において、酸素供給経路については省略している。
燃料電池スタック10おいて、発電に使用されなかった水素ガスおよび酸化還元反応によって生成した水(生成水)は、水素循環経路30に流出される。燃料電池スタック10のアノードから排出された水素ガスおよび生成水は、まず、気液分離器31に供給され、気液分離器31において水素ガスと生成水とに分離される。気液分離器31において分離された生成水は排気排水弁33を介して外部に排出される。一方、気液分離器31において分離された水素は、水素ポンプ32、絞り弁34を介して燃焼ガス供給経路20へと流入し、再び燃料電池スタック10のアノードに供給される。
水素ポンプ32は、燃料電池スタック10から排出された水素ガスを燃料電池スタック10に再供給するように循環させるためのポンプである。水素ポンプ32として、例えば、スクロールポンプ、ベーンポンプ、ルーツポンプ、ダイヤフラムポンプなど、水素ガスを送り出す構成のものが使用される。水素ポンプ32には、水素ポンプ32の温度を検出するための温度検出部が設けられている。
絞り弁34は、水素循環経路30における水素ガスの循環量を調整するための弁で、水素ポンプ32の吐出口側に設けられている。制御部40は、温度検出部35によって検出された水素ポンプ32の温度に基づいて、絞り弁34の開度を制御する。なお、絞り弁34の開度の制御方法の詳細については後述する。
本実施形態では、水素ポンプ32として電動ルーツ式ポンプを用いている。図2は、水素ポンプ32の要部を示す断面図である。また、図3は、図2のIII−III線における水素ポンプ32の断面図である。図2に示すように、筐体303には、ロータ室301とモータ室302とが形成されている。ロータ室301には、一対のロータ305,306が配置されている。
図3に示すように、一対のロータ305,306はいわゆる瓢箪形(中央部がくびれた楕円形状)であり、ロータ室301において位相を約90度ずらした状態で配置されている。なお、筐体303の内面やロータ305,306の表面のうち水素オフガスが接触し得る面にイオン交換樹脂をコーティングしておくことが好ましい。図2に示すように、モータ室302には、ロータ305,306を回転させるための駆動源であるモータ304が配置されている。
図2に示すように、ロータ305,306は、それぞれがロータシャフト307,308に接続されており、互いに逆向きに回転するように構成されている。ロータシャフト307,308は、互いに噛み合うギア309,310をそれぞれ備える。ロータシャフト307は、ボールベアリング311,312により軸受けされている。また、ロータシャフト308は、ボールベアリング313,314により軸受けされている。
ロータシャフト308は、モータ室302に配置されたモータ304の出力軸である。このロータシャフト308にモータ304の出力が伝達されると、ギア309,310を介してロータ305とロータ306とが互いに逆方向に回転し、ロータ室301内にて水素オフガスを昇圧して送り出す。
なお、上述した、温度検出部35によって検出する水素ポンプ32の温度とは、具体的には、水素ポンプ32の筐体303におけるロータ室301を覆う部分の温度である。水素ポンプ32の筐体303におけるロータ室301を覆う部分の温度は、当該部分に設置した温度センサによって検出してもよく、モータ304に設けられたモータサーミスタ309の温度と水素ポンプ32の筐体303の温度との相関を事前に把握しておき、モータサーミスタ309によって検出された温度から推定してもよい。
ここで、制御部40による絞り弁34の開度の制御方法について説明する。なお、以下の説明では、図1および図2についても適宜参照する。
気液分離器31によって分離された水素ガス中には微量の水分が含まれている。燃料電池システム1が、0℃以下の低温環境において運転されている場合、水素ポンプ32における、ロータ室301の壁面とロータ305,306の表面には、水素ガス中に含まれる微量の水分が結露し霜が発生する。ロータ305,306とロータ室301の壁面とが最も近接している箇所では隙間が非常に狭いので、この隙間においてロータ305,306とロータ室301の壁面とに発生した霜が互いに凍結すると、ロータ305がロックされる。
図4は、燃料電池システム1における制御部40による制御フローについて説明するフローチャートである。図4に示すように、まず、制御部40が、温度検出部35の検出した温度に基づいて、水素ポンプ32の筐体温度が凍結基準温度T以下であるか否かについて判断する(ステップS1)。ここで、凍結基準温度Tは、例えば、水の凝固点(0℃)である。
水素ポンプ32の筐体温度が凍結基準温度T以下である場合(ステップS1でYESの場合)、制御部40が、絞り弁34の開度が、通常時の場合(水素ポンプ32の筐体温度が凍結基準温度T以上の場合)よりも小さくするように制御する(ステップS2)。水素ポンプ32の筐体温度が凍結基準温度Tを超える場合(ステップS1でNOの場合)、制御部40が、絞り弁34の開度が通常時の開度に維持されるように制御する(ステップS2)。
水素ポンプ32の温度が所定の凍結基準温度T以下になった場合に、制御部40が、凍結基準温度Tを超える場合よりも絞り弁34の開度を小さくして水素循環経路30の圧損を意図的に増やすことにより、モータ304の仕事量が増え、モータ304で発生する熱の量を増加させることができる。図2に示すように、モータ304で発生した熱は、矢印AおよびBのように筐体303を伝ってロータ室301に供給され、ロータ305,306とロータ室301の壁面とに霜が発生するのを防止することができる。これにより、燃料電池システム1が0℃以下の低温環境下にあるときにも、水素ポンプ32における凍結によるロックを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 燃料電池システム1
10 燃料電池スタック
20 燃焼ガス供給経路
30 水素循環経路
32 水素ポンプ
34 絞り弁
35 温度検出部
40 制御部
50 水素タンク
T 凍結基準温度

Claims (1)

  1. 燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックから排出された水素ガスを前記燃料電池スタックに再供給するように循環させるポンプと、
    前記ポンプの温度を検出する温度検出部と、
    前記ポンプの吐出口側に設けられた絞り弁と、
    前記温度検出部によって検出された前記ポンプの温度に基づいて、前記絞り弁の開度を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記ポンプの温度が所定の凍結基準温度以下になった場合、前記凍結基準温度を超える場合よりも前記絞り弁の開度を小さくする、燃料電池システム。
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