JP2017198485A - 内面検査システム - Google Patents

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寛史 太田
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Abstract

【課題】例えば、対象物の内面の検査をより都合良く行うことが可能な内面検査システムを得る。【解決手段】実施形態の内面検査システムは、対象物の内面からの第一の方向の光を第二の方向の光に偏向する偏向部と、偏向部の第二の方向とは反対方向に位置され、内面に光を照射する第一の照射部と、偏向部を通った光によって内面を撮影するカメラと、を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、内面検査システムに関する。
従来、対象物の内面に垂直に照射した光に基づいて内面を検査する技術が知られている。
特開2015−132588号公報
上記従来技術では、撮像される画像は、内面からの正反射光を撮像した画像となるが、その場合、対象物の内面の性状や、内面に生じうる異常の種類等によっては、当該異常の有無を判別し難い場合があった。
そこで、本発明の課題の一つは、対象物の内面の検査をより都合良く行うことが可能な内面検査システムを得ることである。
実施形態の内面検査システムは、対象物の内面からの第一の方向の光を第二の方向の光に偏向する偏向部と、前記偏向部の前記第二の方向とは反対方向に位置され、前記内面に光を照射する第一の照射部と、前記偏向部を通った光によって前記内面を撮影するカメラと、を備えた。
図1は、第1の実施形態の内面検査システムの概略構成の模式的かつ例示的な断面図である。 図2は、第1の実施形態の内面検査システムの概略構成の模式的かつ例示的な断面図であって、第一の光源が図1の位置とは別の位置に移動された状態を示す図である。 図3は、第2の実施形態の内面検査システムの一部の概略構成の模式的かつ例示的な断面図である。 図4は、第3の実施形態の内面検査システムの一部の概略構成の模式的かつ例示的な断面図である。 図5は、第4の実施形態の内面検査システムの一部の概略構成の模式的かつ例示的な断面図である。 図6は、第4の実施形態の内面検査システムの概略構成の模式的かつ例示的な断面図であって、第一の光源が図5の位置とは別の位置に移動された状態を示す図である。 図7は、第5の実施形態の内面検査システムの概略構成の模式的かつ例示的な断面図であって、第一の光源が点灯された状態を示す図である。 図8は、第5の実施形態の内面検査システムの概略構成の模式的かつ例示的な断面図であって、第二の光源が点灯された状態を示す図である。 図9は、第5の実施形態の内面検査システムの概略構成の模式的かつ例示的な断面図であって、第三の光源が点灯された状態を示す図である。 図10は、第5の実施形態の内面検査システムで用いられるアセンブリの模式的かつ例示的な図であって、図7のX-X線に沿った断面図である。 図11は、第6の実施形態の内面検査システムの概略構成の模式的かつ例示的な断面図である。 図12は、第6の実施形態の内面検査システムで用いられる第二の光源の模式的かつ例示的な図である。 図13は、第7の実施形態の内面検査システムで用いられる反射面およびその周囲の模式的かつ例示的な断面図である。 図14は、第8の実施形態の内面検査システムで用いられる反射面およびその周囲の模式的かつ例示的な断面図である。 図15は、第9の実施形態の内面検査システムの概略構成の模式的かつ例示的な断面図である。 図16は、第10の実施形態の内面検査システムの概略構成の模式的かつ例示的な断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成や制御、ならびに当該構成や制御によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成や制御以外によっても実現可能である。また、本発明は、基本的な構成や制御によって得られる派生的な効果も含む種々の効果を得ることが可能である。なお、以下の例示的な複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が省略される。
<第1の実施形態>
図1に示される内面検査システム100では、カメラ2が対象物1の内面1aを撮影する。カメラ2で撮影された画像に基づいて、視覚的にあるいは画像処理によって、内面1aにおける、突起や、凹部、傷、汚れ等の異常(不良)の有無が調べられる。対象物1は、例えば、中心軸Axを中心とする円筒状に構成されている。対象物1は、中心軸Axに沿う方向、すなわち軸方向の一方側(図1では左側)の端部1bと、軸方向の他方側(図1では右側)の端部1cと、を有している。また、軸方向であって端部1cから端部1bに向かう方向は、図中、B方向と記される。B方向は、中心軸Axに沿うとともに、中心軸Axと平行である。B方向は、第二の方向の一例である。対象物1は、検査体、検査物とも称されうる。内面1aは、検査面とも称されうる。筒内は、空間、内部とも称されうる。なお、対象物1は、円筒状の物体には限定されない。
移動機構23,24によって、対象物1と内面検査システム100とを中心軸Axに沿う方向、すなわち軸方向に相対的に移動させることにより、内面1aの第一の領域である検査領域Daは、軸方向に移動することができる。また、移動機構23によって対象物1と内面検査システム100とを中心軸Ax回りに相対回転させることにより、検査領域Daは、中心軸Axの周方向に移動することができる。これにより、内面1aのより広い範囲、例えば全域について、検査を実施することができる。
内面検査システム100は、カメラ2と、光源4と、棒状部材10と、ミラー12と、を有している。棒状部材10は、ミラー12を支持している。棒状部材10およびミラー12のそれぞれの少なくとも一部は、対象物1の筒内に収容される。光源4は、内面1aの検査領域Daに光を照射する。ミラー12は、検査領域Daからの光をカメラ2に向かわせる。内面検査システム100では、光源4からの光の検査領域Daでの拡散反射光が、ミラー12を介してカメラ2で撮影される。検査領域Daで反射されてカメラ2へ向かう光は、図1中の一対の線L間を通る。別の言い方をすると、一対の線Lは、検査領域Daで反射されてカメラ2へ向かう光の幅を示している。なお、各図中の破線の矢印は、光の進む方向を模式的かつ例示的に示している。棒状部材10およびミラー12は、光学ユニット20(ユニット)を構成し、光学ユニット20およびカメラ2は、撮像システムを構成している。棒状部材10は、支持部材や通路部材とも称され、光学ユニット20は、光学装置とも称され、撮像システムは、撮像装置とも称されうる。光源4は、第一の照射部および第一の光源の一例である。
棒状部材10は、中心軸Axに沿って延びた、すなわちB方向に延びた筒状に構成されたボディ10aを有している。ボディ10aは、一例として、円筒状である。ボディ10aは、中心軸Axに沿う方向、すなわち軸方向の一方側(図1では左側)の端部10bと、軸方向の他方側(図1では右側)の端部10cと、を有している。端部10bの開口は開放され、端部10cの開口は、壁部10fによって閉塞されている。また、ボディ10aは、端部10bと端部10cとに渡った外面10e(外周面)を有している。外面10eは、ボディ10aおよび棒状部材10の外面である。外面10eは、中心軸Axに沿って延びた、すなわちB方向に延びた筒状に構成されている。また、端部10cには、開口部10dが設けられている。開口部10dは、ボディ10a(外面10e)を貫通した貫通孔である。棒状部材10では、内面1aからの光(拡散光)が開口部10dを通ってボディ10aの筒内(外面10eの内側)に入り、筒内に入った光は、ミラー12で反射されて筒内をB方向に向かう。すなわち、ボディ10aの筒内(外面10eの内側)をミラー12からのB方向に向かう光が通る。ここで、本実施形態では、検査領域Daは、内面1aにおいて開口部10dと対面する領域である。棒状部材10は、金属材料や合成樹脂材料等によって構成され、不透明である。棒状部材10は、ミラー12で反射された光が漏れるのを防ぐ遮蔽壁としても機能する。ボディ10aは、筒状体とも称されうる。棒状部材10は、第一の部材の一例であり、壁部10fは、第一の遮光部(遮光部)の一例である。
ミラー12は、ボディ10aの端部10cの筒内に設けられている。ミラー12は、中心軸Axに対して傾斜した反射面12aによって、内面1aの検査領域Daからの第一の方向D1の光をB方向の光に偏向する。反射面12aは、例えば平面である。第一の方向D1は、一例として、軸方向(B方向)と直交する方向である。ミラー12は、棒状部材10に固定されている。反射面12aは、偏向部の一例である。
光源4は、反射面12a(ミラー12)のB方向とは反対方向(図1では右側)に位置され、棒状部材10とは別の支持部材5に支持(固定)されている。光源4は、ボディ10aの壁部10fと軸方向に間隔を空けて位置されている。光源4は、対象物1の筒内に位置されうる。光源4は、内面1aに光を照射する。詳細には、光源4は、中心軸Axに対して所定の角度範囲の拡散光であって少なくとも一部が検査領域Daに向かう光を出射する。光源4は、例えばLED(light emitting diode)光源である。支持部材5は、板状や筒状等の種々の形状であってよい。支持部材5は、支持部とも称されうる。支持部材5は、第二の部材の一例である。
カメラ2は、ボディ10aのB方向側に位置されている。カメラ2は、ミラー12およびボディ10aの筒内、すなわち外面10eの内側を通った光によって内面1aを撮影する。カメラ2および光学ユニット20は、支持機構25に支持されている。カメラ2、光学ユニット20、および支持機構25は、撮像ユニット26を構成している。支持機構25は、支持部とも称されうる。
次に、移動機構23,24について説明する。図1,2に示されるように、移動機構23は、光源4を中心軸Axに沿って動かすことができる。移動機構23は、モータ23a、回転伝達機構23b、運動変換機構23c等を有している。移動機構23では、モータ23aの回転は、例えばギヤセットやベルト−プーリ等の回転伝達機構23bを介して運動変換機構23cに伝達される。運動変換機構23cは、例えばボールねじやラックアンドピニオン等の、回転を直動に変換する機構である。運動変換機構23cは、回転伝達機構23bの回転を、光源4に支持部材5を介して接続された接続部材23dの直動に変換する。よって、不図示の制御部によってモータ23aの回転角度を変えることにより、光源4の位置を変えることができる。移動機構24も移動機構23と同様の構成要素、すなわち、モータ24a、回転伝達機構24b、運動変換機構24c、および接続部材24dを有していることができる。接続部材24dは、支持機構25に接続されている。よって、不図示の制御部によってモータ24aの回転角度を変えることにより、撮像ユニット26の位置を変えることができる。したがって、対象物1の軸方向に沿って検査領域Daを移動することができる。移動機構23と移動機構24とは、光源4と撮像ユニット26とを、中心軸Axに沿って同速度で移動させることができる。
上記構成の移動機構23と移動機構24とは、光源4と撮像ユニット26とをB方向に沿って相対移動させることができる。すなわち、本実施形態では、光源4と、ミラー12(反射面12a)は、B方向に沿って相対的に移動可能に設けられている。したがって、光源4と反射面12aとの間の距離を変更することができる。ここで、内面1aの表面状態に応じて、コントラストの良い画像が得られる適切な光の照射角度(入射角度)がある。内面1aの表面状態に応じて、光源4と反射面12aとの間の距離を変更することにより、内面1a(検査領域Da)に対する光源4からの照射角度を適切に調整することができる。また、内面1aの径(対象物1の内径)がB方向に沿った位置で変わる構造の場合には、内面1aの径に応じて、光源4と反射面12aとの間の距離を変更することにより、内面1a(検査領域Da)に対する光源4からの照射角度を調整することができる。
また、支持機構25は、光学ユニット20を支持した支持部25a(移動部)と、カメラ2を支持した支持部25b(移動部)と、支持部25a,25bを移動可能に支持したベース部25cと、を有している。支持機構25は、ベース部25cに対して支持部25aと支持部25bとを互いに独立して中心軸Axに沿って動かすことができる。すなわち、支持機構25は、光学ユニット20とカメラ2とを互いに独立して中心軸Axに沿って動かすことができる。よって、支持機構25は、光学ユニット20の位置とカメラ2の位置とを独立して変えることができる。支持機構25は、光学ユニット20とカメラ2との相対位置を変更することにより、カメラ2のピント調整を行うことができる。また、支持機構25は、光学ユニット20を中心軸Ax回りに回転させる回転機構を有している。回転機構によって光学ユニット20を中心軸Ax回りに回転させることにより、内面1aの検査領域Daが中心軸Axの周方向に移動させることができる。なお、内面検査システム100は、対象物1を中心軸Axに沿って移動させる不図示の移動機構を備えてもよい。
また、対象物1は、例えばテーブルやチャック等の支持機構22に支持され、かつ固定されている。支持機構22は、支持装置あるいは台座とも称されうる。
以上の構成では、光源4から出射された拡散光は、対象物1の内面1aの検査領域Daに、検査領域DaのB方向とは反対側かつ斜めから照射される。検査領域Daで反射した拡散光は、ミラー12の反射面12aを介してカメラ2に入射する。すなわち、カメラ2が検査領域Daに照射された拡散光を含む内面1aの画像を撮像する。そして、不図示の画像処理部(制御部)が、カメラ2が撮像した画像に基づいて、内面1aの凹凸の有無等の異常を検出する。カメラ2が撮像した画像や異常の検出結果は、不図示の表示装置によって表示される。また、この際、光源4と反射面12a(ミラー12)との間に位置された棒状部材10の壁部10fは、光源4からの検査領域Da外に向かう光を遮蔽する。具体的には、壁部10fは、少なくとも光源4からミラー12に直接向かう光を遮蔽する。
以上、説明したように、本実施形態の内面検査システム100は、対象物1の内面1aからの第一の方向D1の光をB方向の光に偏向する反射面12a(偏向部)と、反射面12aのB方向とは反対方向に位置され、内面1aに光を照射する光源4(第一の照射部)と、反射面12aを通った光によって内面1aを撮影するカメラ2と、を備えている。よって、光源4からの光(拡散光)が対象物1の内面1aに斜めから照射され、内面1aで反射した光をカメラ2が撮影する。よって、対象物1の内面1aの異常の有無を、対象物1の内面1aに斜めから入射した光(拡散光)に基づいて検出することができる。
ここで、内面1aの異常によっては、内面1aを内面1aと垂直な正反射光に基づいて撮像すると検出しにくい場合がある。このような異常に対しては、光源4からの光(拡散光)を対象物1の内面1aに斜めから照射することにより検出しやすくなる。また、例えば対象物1の内面1aを内面1aと垂直な正反射光に基づいて撮像する場合、対象物1が金属製のときには、正反射光が強すぎてハレーションが生じて、異常の検出精度が低下する場合がある。これに対して、本実施形態では、上述のとおり、対象物1の内面1aの異常の有無を、内面1aに斜めから入射した光(拡散光)に基づいて検出することができるので、内面1aの正反射光を撮影した画像によっては得られない異常の有無を判定することができる。また、例えば、内面1aが切削加工された面である場合、光を内面1aに斜めから入射させることにより、内面1aに形成された切削加工によるすじ状の加工痕が撮影されるのを抑制して、欠陥を撮影することができる。
また、本実施形態では、反射面12a(ミラー12)と光源4とは、B方向に沿って相対的に移動可能に設けられている。よって、反射面12a(ミラー12)と光源4とを、B方向に沿って相対的に移動させることにより、内面1a(検査領域Da)に対する光源4からの照射角度(入射角度)を調整することができる。したがって、内面1aの状態や内面1aの径に応じて、内面1a(検査領域Da)に対する光源4からの照射角度を適切に調整することができる。
また、本実施形態では、光源4は、棒状部材10(第一の部材)とは別の支持部材5(第二の部材)によって支持されている。よって、例えば、筒状の対象物1の軸方向の一方側から棒状部材10およびミラー12を挿入し、対象物1の軸方向の他方側から支持部材5および光源4を挿入することができる。
また、本実施形態では、第一の照射部は、光源4(第一の光源)である。よって、第一の照射部を光源4とは別に設ける必要がないので、内面検査システム100の構成を簡素化しやすい。
また、本実施形態では、壁部10f(遮光部)は、光源4と反射面12aとの間に位置され、光源4からの検査領域Da外に向かう光を遮蔽する。よって、例えば、カメラ2に検査領域Daを介さずに光が入射するのを抑制することができる。なお、例えば、壁部10fが設けられていない構成等において、ミラー12における光源4に面する部分(反射面12aと光源4との間の部分)に光源4から光が照射される場合、ミラー12における光源4に面する部分が、壁部10fの代わりに遮光部として機能する。
<第2の実施形態>
図3に示される本実施形態は、第一の実施形態に対して、遮光部材27が設けられている点が主に異なる。遮光部材27は、光源4と内面1aとの間に位置されている。すなわち、遮光部材27は、光源4の内面1a側を覆っている。遮光部材27は、例えば、板状等の形状であってよい。遮光部材27は、金属材料や合成樹脂材料等によって構成され、不透明である。遮光部材27は、光源4からの検査領域Da外に向かう光を遮蔽する。具体的には、遮光部材27は、内面1aにおける検査領域DaよりもB方向の反対側(光源4側)の領域に向かう光を遮蔽する。当該光の仮想経路の一例が、図3中に線L1で概略的に示されている。遮光部材27は、第二の遮光部(遮光部)の一例である。
本実施形態では、遮光部材27によって、例えば、カメラ2に検査領域Daを介さずに光が入射するのを抑制することができる。一例として、光源4からの光が、内面1aを経由して棒状部材10の開口部10dの縁部に向かうのを抑制することができる。ここで、開口部10dの縁部では光が乱反射するので、この乱反射する光がカメラ2に入射すると異常検出の精度が低下しやすい。これに対して、本実施形態では、上述のとおり、内面1aを経由して棒状部材10の開口部10dの縁部に向かうのを抑制しやすいので、異常検出の精度が低下するのを抑制することができる。
<第3の実施形態>
図4に示される本実施形態では、第1の実施形態に対して、光源4からの光を内面1aに向けて照射する導光部材28が設けられている点が主に異なる。
導光部材28は、光源4とミラー12との間に位置されている。すなわち、導光部材28は、反射面12aのB方向とは反対方向に位置されている。導光部材28は、例えば少なくとも一部が対象物1の筒内に位置されうる。導光部材28は、例えば軸方向に延びた円柱状に構成されている。導光部材28は、例えばアクリル樹脂等の合成樹脂材料(透明材料)によって構成され、透明である。
導光部材28は、光源4側の一端部に設けられた入射面28aと、一端部の反対側の端部に設けられた出射面28bと、入射面28aと反射面28bとの間に設けられた反射面28cと、を有している。
入射面28aは、導光部材28の軸方向の一方側(光源4側)の端面であり、円形状に構成されている。出射面28bは、導光部材28の軸方向の他方側の端面であり、円形状に構成されている。反射面28cは、導光部材28の外周部に設けられた周面(外周面)であり、円筒状に構成されている。反射面28cによって入射面28aと出射面28bとの間が囲まれている。導光部材28では、入射面28aに光源3からの光が入射し、反射面28cは、入射面28aから入射した光を反射し、出射面28bは、入射面28aから入射した光および入射面28aから入射して反射面28cで反射した光を出射する。出射面28bから出射された光は、内面1a(検査領域Da)に到達する。すなわち、出射面28bは、光源4からの光を内面1a(検査領域Da)に照射する。このとき、本実施形態では、入射面28aに入射する光源4からの光および出射面28bから出射される光は、拡散光である。また、出射面28bでの光は、面状であり、出射面28bにおける均斉度は比較的高くなっている。また、反射面28cでは、光は略全反射する。入射面28aは、第一の入射面の一例であり、出射面28bは、第一の出射面および第一の照射部の一例であり、反射面28cは、第一の反射面の一例であり、導光部材28は、第一の導光部材の一例である。導光部材28は、導光体や導光部品とも称されうる。
また、導光部材28は、光源4とともに支持部材5に支持(固定)されている。したがって、導光部材28は、移動機構23によって軸方向に移動可能に支持されている。導光部材28および光源4は、移動機構23によって、軸方向に一体に移動される。導光部材28、光源4、および支持部材5は、ユニットを構成している。
本実施形態では、例えば、光源4がLED等の比較的小さな光源の場合でも、導光部材28中で様々な角度の光が混ざり合うことで、出射面28bにおける均斉度が比較的高くなる。
また、本実施形態では、導光部材28を対象物1の筒内に位置させ、光源4を対象物1の筒外に位置させて、検査することができる。
<第4の実施形態>
図5,6に示される本実施形態は、第1の実施形態に対して、光源4の支持態様が異なる。本実施形態では、光源4は、棒状部材10に軸方向に移動可能に棒状部材10に支持されている。詳細には、棒状部材10は、支持部10gを有している。支持部10gは、ボディ10aに結合(固定)されている。支持部10gとボディ10aとの間に支持部材5が挿入されている。支持部材5は、支持部10gとボディ10aとに、軸方向に摺動可能に支持されている。以上の構成により、光源4は、ミラー12と一体に移動可能であるとともに、ミラー12と軸方向に相対移動可能である。
本実施形態では、光源4が棒状部材10に支持されているので、例えば、対象物1の一端部が閉塞されている場合でも、ミラー12および光源4を対象物1の他端部から対象物1の内部に挿入することができる。
<第5の実施形態>
図7〜10に示される本実施形態は、第1の実施形態に対して、光源3、導光部材11、光源40、およびハーフミラー41が設けられている点が主に異なる。光源3は、第二の光源の一例であり、導光部材11は、第二の導光部材の一例であり、光源40は、第三の光源の一例であり、ハーフミラー41は、光学部品の一例である。
図7に示されるように、光源3および導光部材11は、棒状部材10に支持されている。導光部材11の少なくとも一部は、対象物1の筒内に収容される。導光部材11は、光源3からの光を内面1aの検査領域Daに向かわせる。本実施形態では、光源3および導光部材11は、棒状部材10およびミラー12とともに、光学ユニット20(光学装置)を構成している。
光源3は、ボディ10aの端部10bの筒外、すなわち外面10eの外側に位置されている。光源3は、不図示のブラケット等を介して棒状部材10に支持(固定)されている。光源3は、B方向の反対方向に向けて光を出射し、出射された光は、導光部材11に入射される。光源3は、例えばLED(light emitting diode)光源である。なお、光源3からの光を光ファイバ等を介して導光部材11に入射させてもよい。
図7,10に示されるように、導光部材11は、ボディ10aの筒外、すなわち外面10eの外側に設けられている。導光部材11は、棒状部材10の開口部10dのB方向側に位置されている。導光部材11は、中心軸Axに沿って延びた、すなわちB方向に延びた筒状に構成されている。導光部材11は、一例として円筒状である。導光部材11は、ボディ10aを外側から覆っている。別の言い方をすると、導光部材11の筒内にボディ10aが挿入されている。導光部材11は、棒状部材10に固定されている。導光部材11は、例えばアクリル樹脂等の合成樹脂材料(透明材料)によって構成され、透明である。導光部材11は、例えば、軸方向に移動可能(摺動可能)にボディ10aに支持されている。導光部材11は、例えば、ボディ10aとの間の摩擦力によって位置が保持され、当該摩擦力に抗する外力によってボディ10aに対して摺動する。すなわち、導光部材11は、ミラー12(反射面12a)に対してB方向に相対的に移動可能に設けられている。なお、図10では、ミラー12の図示が省略されている。
導光部材11は、中心軸Axに沿う方向、すなわち軸方向の一方側(図7では左側)の端部11aと、軸方向の他方側(図7では右側)の端部11bと、を有する。また、導光部材11は、端部11aに設けられた一つの入射面11cと、端部11bに設けられた一つの出射面11dと、入射面11cと出射面11dとの間に設けられた二つ(複数)の反射面11eと、を有する。
入射面11cは、導光部材11の軸方向の一方側の端面であり、円環状に構成されている。出射面11dは、導光部材11の軸方向の他方側の端面であり、円環状に構成されている。二つの反射面11eのうちの一方は、導光部材11の外周部に設けられた周面(外周面)であり、円筒状に構成されている。二つの反射面11eのうちの他方は、導光部材11の部に設けられた周面(内周面)であり、円筒状に構成されている。すなわち、二つの反射面11eは、中心軸Axの径方向に互いに間隔を空けて並べられている。これらの反射面11eによって入射面11cと出射面11dとの間が囲まれている。
図8に示されるように、導光部材11では、入射面11cに光源3からの光が入射し、反射面11eは、入射面11cから入射した光を反射し、出射面11dは、入射面11cから入射した光および入射面11cから入射して反射面11eで反射した光を出射する。出射面11dから出射された光は、内面1aに到達する。すなわち、出射面11dは、光源3からの光を内面1a(検査領域Da)に照射する。このとき、出射面11dから出射された光は、対象物1の内面1aの検査領域DaのB方向側かつ斜めから照射される。また、本実施形態では、入射面11cに入射する光源3からの光および出射面11dから出射される光は、拡散光である。また、出射面11dでの光は、面状であり、出射面11dにおける均斉度は比較的高くなっている。また、反射面11eでは、光は略全反射する。そして、内面1aの検査領域Daで拡散反射された光のうち第一の方向D1の光は、ミラー12の反射面12aでB方向に偏向されて、カメラ2に入射する。
また、本実施形態では、導光部材11と棒状部材10とは、互いに組み付けられて、アセンブリ21を構成している。アセンブリ21は、光学組立体と称されうる。入射面11cは、第二の入射面の一例であり、出射面11dは、第二の出射面および第二の照射部(照射部)の一例であり、反射面11eは、第二の反射面の一例である。
光源40は、導光部材11のB方向側であって、カメラ2のB方向とは反対側に位置されている。
ハーフミラー41は、ミラー12とカメラ2との間に設けられている。図9に示されるように、ハーフミラー41は、ミラー12からの光をカメラ2に向けて透過するとともに、光源40からの光をミラー12に向けて反射する。
光源40からの光は、ハーフミラー41およびミラー12を介して、内面1aの検査領域Daに法線方向、すなわち径方向に照射され、この光の正反射光が、ミラー12およびハーフミラー41を介してカメラ2に入射する(図9)。
また、光源3、導光部材11、光源40、およびハーフミラー41は、移動機構24によって、軸方向に、カメラ2、棒状部材10、およびミラー12と一体に移動される。
以上の構成では、光源3、光源4、および光源40をそれぞれ別個に点灯させることができる。また、光源3、光源4、および光源40のうちいずれか二つまたは全部を同時に点灯させることができる。光源4が点灯された場合、カメラ2は、対象物1の内面1aの検査領域Daに検査領域DaのB方向とは反対側かつ斜めから照射された光の検査領域Daでの拡散反射光による画像(暗視野画像)を撮影することができる(図7)。また、光源3が点灯された場合、対象物1の内面1aの検査領域Daに検査領域DaのB方向側かつ斜めから照射された光の検査領域Daでの拡散反射光による画像(暗視野画像)を撮影することができる(図8)。また、光源40が点灯された場合、カメラ2は、光源40の光の検査領域Daの正反射光による画像(明視野画像)を撮影することができる(図9)。このとき、本実施形態では、光源3の点灯と、光源4の点灯と、光源40の点灯と、を切り替えて、検査領域Daに複数の異なる方向から照射した光による複数の画像(暗視野画像、明視野画像)を別個に撮像することができる。
また、本実施形態によれば、内面検査システム100は、カメラ2により対象物1の内面1aにおける垂直方向の正反射光を撮影した画像を得ることができる。よって、拡散反射光を撮影した画像によっては得られない異常の有無を判定することができる。
また、本実施形態では、出射面11d(導光部材11)は、反射面12a(ミラー12)に対してB方向に相対的に移動可能に設けられている。よって、出射面11dと反射面12aとの間の距離を変更することにより、内面1a(検査領域Da)に対する出射面11dからの照射角度を調整することができる。
なお、光源40とカメラ2との位置を入れ替えて、ハーフミラー41を、ミラー12と光源40との間に設けて、ハーフミラー41が、ミラー12からの光をカメラ2に向けて透過するとともに、光源40からの光をミラー12に向けて透過する構成としてもよい。すなわち、ハーフミラー41は、ミラー12とカメラ2との間またはミラー12と光源40との間に設けられ、ミラー12からの光をカメラ2に向けて透過するかあるいは反射するとともに、光源40からの光をミラー12に向けて反射するかあるいは透過する。
<第6の実施形態>
図11,12に示される本実施形態は、第5の実施形態に対して、光源3および棒状部材10が異なるとともに、ミラー12に替えてプリズム112が設けられている点が主に異なる。また、本実施形態では、検査領域Daは、所定幅で周方向に延びた環状(筒状)の領域として設定される。
図12に示されるように、本実施形態では、複数の光源3が、中心軸Axの周方向に互いに間隔をあけて並べられて、リング光源30を構成している。図11に示されるように、複数の光源3は、導光部材11の入射面11cに面している。リング光源30は、円環状の光(拡散光)を入射面11cに入射する。リング光源30は、リング照明と称されうる。
また、図11に示されるように、本実施形態の棒状部材10のボディ10aの端部10cには、プリズム112が挿入されており、端部10cの開口は、プリズム112(レンズ)によって閉塞されている。プリズム112は、透明材料によって構成されている。プリズム112は、光学ユニット20に含まれる。
本実施形態では、プリズム112の軸方向の他方側(図11の右側)の端部に、反射面12aが設けられている。本実施形態の反射面12aは、軸方向の一方側(図11の左側)に向かうにつれて径が小さくなる円錐状に構成されている。反射面12aは、プリズム112の軸方向の他方側の端部に、軸方向の一方側に向けて凹んだ凹部112a(空間)を形成している。より詳細には、反射面12aは、頂角が略90度の円錐状である。円錐の母線と中心軸Axとの間の鋭角は、略45度である。反射面12aの少なくとも一部は、ボディ10aの外側に位置されている。反射面12aは、プリズム112内に入射した内面1aからの第一の方向D1の光を、B方向の光に偏向する。反射面12aには、検査領域Daから環状の光が入射し、反射面12aで反射された環状の光がカメラ2に入光する。
また、本実施形態では、プリズム112(反射面12a)と光源4との間に、遮光部材31が設けられている。遮光部材31は、プリズム112の軸方向の他方側の端部に固定されている。遮光部材31は、例えば、板状等であってよい。遮光部材27は、金属材料や合成樹脂材料等によって構成され、不透明である。遮光部材31は、光源4からの検査領域Da外に向かう光を遮蔽する。具体的には、遮光部材31は、少なくとも光源4からプリズム112に直接向かう光を遮蔽する。遮光部材31は、第一の遮光部(遮光部)の一例である。
以上の構成では、光学ユニット20を中心軸Ax回りに回転させなくても、内面1aの環状の領域を撮像して検査することができる。
また、本実施形態では、遮光部材31(第一の遮光部)は、光源4と反射面12aとの間に位置され、光源4からの検査領域Da外に向かう光を遮蔽する。よって、例えば、カメラ2に検査領域Daを介さずに光が入射するのを抑制することができる。なお、第一の遮光部は、プリズム112において光源4と面する部分に塗布された遮光塗料によって構成してもよい。
<第7の実施形態>
図13に示される本実施形態は、第6の実施形態に対して、プリズム112に替えてミラー212が設けられている点が主に異なる。ミラー212は、光学ユニット20に含まれる。
ミラー212は、複数の支持部材50によってボディ10aの端部10cに結合されている。複数の棒状の支持部材50は、中心軸Ax回りに互いに間隔を空けて位置されている。支持部材50は、透明材料によって構成されている。なお、支持部材50は、一つであってもよいし、支持部材50は、筒状であってもよい。
ミラー212は、円錐状に構成されており、ミラー212に反射面12aが設けられている。本実施形態の反射面12aは、第6の実施形態の反射面12a(図11)と同様に円錐状に構成されている。反射面12aの少なくとも一部は、ボディ10aの外側に位置されている。反射面12aは、内面1aからの第一の方向D1の光を、B方向の光に偏向する。反射面12aには、検査領域Daから環状の光が入射し、反射面12aで反射された環状の光がカメラ2に入光する。
以上の構成では、光学ユニット20を中心軸Ax回りに回転させなくても、内面1aの環状の領域を撮像して検査することができる。なお、支持部材50が不透明材料によって構成されていてもよい。この場合には、一例として、支持部材50を棒状(帯状)に構成して、光学ユニット20を中心軸Ax回りに回転させることにより、内面1aの環状の領域を撮像して検査することができる。
<第8の実施形態>
図14に示される本実施形態は、第6の実施形態に対して、プリズム112の反射面12aに金属層312aが重ねられている点が主に異なる。
金属層312aは、例えば、金属材料の蒸着によって反射面12aに設けられうる。金属層312aは、プリズム112とともにミラー312を構成している。ミラー312は、光学ユニット20に含まれる。ミラー312は、第一の光学部品の一例である。
反射面12aは、内面1aからの第一の方向D1の光を、B方向の光に偏向する。反射面12aには、検査領域Daから環状の光が入射し、反射面12aで反射された環状の光がカメラ2に入光する。
以上の構成では、光学ユニット20を中心軸Ax回りに回転させなくても、内面1aの環状の領域を撮像して検査することができる。
<第9の実施形態>
図15に示される本実施形態は、第6の実施形態に対して、棒状部材10が異なる。本実施形態の棒状部材10は、中実の棒状(柱状)に透明材料によって構成されており、ボディ10aの端部10cに反射面12aが一体形成されている。反射面12aは、第6の実施形態の反射面12a(図11)と同様に円錐状に構成されており、ボディ10aの端部10cには凹部112aが設けられている。
また、本実施形態では、ボディ10aと導光部材11との間に遮光性の遮光部42が介在している。遮光部42は、ボディ10aの外面10eを外側から覆った筒状に構成されている。遮光部42は、例えば、遮光塗料が外面10eに塗装されることにより、形成されうる。また、遮光部42は、金属材料が外面10eに蒸着されることにより、形成されうる。また、遮光部42は、ボディ10aおよび導光部材11と別体で製造されて、ボディ10aと導光部材11との間に配置されてもよい。遮光部42は、ボディ10a内や導光部材11内を通る光がボディ10aや導光部材11から漏れるのを防ぐ。遮光部42は、遮光部材や遮光層と称されうる。
以上の構成では、内面1aで反射した拡散光は、ボディ10aの外面10eからボディ10a内に入射し、反射面12aでB方向の光に偏向(全反射)されて、カメラ2に入射する。
本実施形態では、光学ユニット20を中心軸Ax回りに回転させなくても、内面1aの環状の領域を撮像して検査することができるとともに、棒状部材10に反射面21aが一体形成されているので、内面検査システム100の構成を簡素化しやすい。
<第10の実施形態>
図16に示される本実施形態は、第9の実施形態に対して、棒状部材10の反射面12aが主に異なる。本実施形態の反射面12aは、第1の実施形態の反射面12aと同様に、中心軸Axに対して傾斜した平面である。また、本実施形態では、単一の光源3が設けられている。
以上の構成では、内面1aで反射した拡散光は、ボディ10aの外面10eからボディ10a内に入射し、反射面12aでB方向の光に偏向(全反射)されて、カメラ2に入射する。
以上、説明したように、本実施形態では、棒状部材10に反射面21aが一体形成されているので、内面検査システム100の構成を簡素化しやすい。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。上記実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、上記複数の実施形態の構成や形状は、部分的に入れ替えて実施することも可能である。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、材質、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置等)は、適宜に変更して実施することができる。例えば、光学ユニットは、レンズや、ミラー、ハーフミラー等、より多くの光学部品を有していることができる。
1…対象物、1a…内面(検査面)、2…カメラ、3…光源(第二の光源)、4…光源(第一の光源、第一の照射部、照射部)、5…支持部材(第二の部材)、10…棒状部材(第一の部材)、10e…外面、10f…壁部(第一の遮光部、遮光部)、11…導光部材(第二の導光部材)、11c…入射面(第二の入射面)、11d…出射面(第二の出射面)、11e…反射面(第二の反射面)、12a…反射面(偏向部)、27…遮光部材(第二の遮光部、遮光部)、28…導光部材(第一の導光部材)、28a…入射面(第一の入射面)、28b…出射面(第一の出射面、第一の照射部、照射部)、28c…反射面(第一の反射面)、31…遮光部材(第一の遮光部、遮光部)、40…光源(第三の光源)、41…ハーフミラー(光学部品)、100…内面検査システム、Ax…中心軸、Da…検査領域(第一の領域)、D1…第一の方向、B…第二の方向。

Claims (15)

  1. 対象物の内面からの第一の方向の光を第二の方向の光に偏向する偏向部と、
    前記偏向部の前記第二の方向とは反対方向に位置され、前記内面に光を照射する第一の照射部と、
    前記偏向部を通った光によって前記内面を撮影するカメラと、
    を備えた、内面検査システム。
  2. 前記偏向部と前記第一の照射部とは、前記第二の方向に沿って相対的に移動可能に設けられた、請求項1に記載の内面検査システム。
  3. 前記偏向部が設けられ、前記第二の方向に延びた筒状に構成され内側を前記偏向部からの前記第二の方向に向かう光が通る外面を有した第一の部材を備え、
    前記カメラは、前記外面の内側を通った光によって前記内面を撮影する、請求項1または2に記載の内面検査システム。
  4. 前記第一の照射部は、前記第一の部材とは別の第二の部材によって支持された、請求項3に記載の内面検査システム。
  5. 前記第一の照射部は、前記第一の部材に支持された、請求項3に記載の内面検査システム。
  6. 前記第一の照射部は、第一の光源である、請求項1〜5のいずれか一つに記載の内面検査システム。
  7. 第一の光源と、
    前記偏向部の前記第二の方向とは反対方向に位置され、前記第一の光源からの光が入射する第一の入射面と、前記第一の入射面から入射した光を反射する第一の反射面と、前記第一の入射面から入射した光および前記第一の入射面から入射して前記第一の反射面で反射した光を出射する、前記第一の照射部である第一の出射面と、を有し、前記内面に向かう光が通る第一の導光部材と、
    を備えた、請求項1〜5のいずれか一つに記載の内面検査システム。
  8. 遮光部を備え、
    前記偏向部は、前記内面の第一の領域からの前記第一の方向の光を前記第二の方向の光に偏向し、
    前記遮光部は、前記第一の照射部からの前記第一の領域外に向かう光を遮蔽する、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の内面検査システム。
  9. 前記第一の照射部と前記偏向部との間に位置された第一の前記遮光部を備えた、請求項8に記載の内面検査システム。
  10. 前記第一の照射部と前記内面との間に位置された第二の前記遮光部を備えた、請求項8または9に記載の内面検査システム。
  11. 前記偏向部の前記第二の方向に位置され、前記内面に光を照射する第二の照射部を備えた、請求項1〜10のうちいずれか一つに記載の内面検査システム。
  12. 前記偏向部と前記第二の照射部とは、前記第二の方向に相対的に移動可能に設けられた、請求項11に記載の内面検査システム。
  13. 第二の光源と、
    前記偏向部の前記第二の方向に位置され、前記第二の光源からの光が入射する第二の入射面と、前記第二の入射面から入射した光を反射する第二の反射面と、前記第二の入射面から入射した光および前記第二の入射面から入射して前記第二の反射面で反射した光を出射する、前記第二の照射部である第二の出射面と、を有し、前記内面に向かう光が通る第二の導光部材と、
    前記偏向部が設けられ、前記第二の方向に延びた筒状に構成され内側を前記偏向部からの前記第二の方向に向かう光が通る外面を有した第一の部材と
    を備え、
    前記第二の導光部材は、前記第一の部材に支持され、
    前記カメラは、前記外面の内側を通った光によって前記内面を撮影する、請求項11または12に記載の内面検査システム。
  14. 第三の光源と、
    前記偏向部と前記カメラとの間または前記偏向部と前記第三の光源との間に設けられ、前記偏向部からの光を前記カメラに向けて透過するかあるいは反射するとともに、前記第三の光源からの光を前記偏向部に向けて反射するかあるいは透過する光学部品と、
    を備えた、請求項1〜13のうちいずれか一つに記載の内面検査システム。
  15. 対象物の内面からの第一の方向の光を第二の方向の光に偏向する偏向部と、
    前記偏向部の前記第二の方向または前記第二の方向とは反対方向に位置され、前記偏向部に対して前記第二の方向に相対的に移動可能に設けられ、前記内面に光を照射する照射部と、
    前記偏向部を通った光によって前記内面を撮影するカメラと、
    を備えた、内面検査システム。
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