JP2017195518A - 伝送装置及びトラフィック制御方法 - Google Patents

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由紀子 坪野
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Abstract

【課題】 効果的に電源電圧の変動が抑制された伝送装置及びトラフィック制御方法を提供する。
【解決手段】 伝送装置は、送信するパケットまたは受信するパケットの伝送レートを測定する測定部と、ダミーパケットを生成する生成部と、前記測定部により測定された伝送レートと前記ダミーパケットの伝送レートの合計が所定値となるように前記生成部を制御する制御部と、前記ダミーパケットを前記パケットと共通の経路に出力する出力部とを有する。
【選択図】図9

Description

本件は、伝送装置及びトラフィック制御方法に関する。
レイヤ2スイッチなどの伝送装置では、パケットの転送処理を行うために例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)が広く用いられている。FPGAは、プロセスの微細化とともに電源電圧の一時的な低下の許容値、つまり電圧ディップの許容値が小さくなっている。例えば、あるFPGAの電圧ディップの許容値は、45(nm)のプロセスでは60(mV)であるが、40(nm)のプロセスでは50(mV)となり、20(nm)のプロセスでは28(mV)となる。
FPGAの消費電流はパケットのレートに応じて変化する。パケットのレートの増加に伴ってFPGAの消費電流が増加すると、電源電圧が降下して、許容値を上回る電圧ディップが発生するおそれがある。
これに対し、例えば特許文献1には、消費電流の変動を抑制するために、データは存在しない期間において、データが存在する期間におけるデータの変化率との差分が小さいダミーデータを出力する点が記載されている。また、特許文献2には、安定な電源電圧を保つため、電源がトラフィック量に基づく電流の変動量に応じて出力電圧を制御する点が記載されている。
特開2008−72164号公報 特開2011−142567号公報
しかし、特許文献1に開示された技術によると、単にデータの変化率に追従するようにダミーデータが出力されるだけであり、変化率の急な増加に従い、ダミーデータの量も急に増加するため、効果的に電源電圧の降下を抑制することができない。また、特許文献2に開示された技術によると、トラフィック量に応じて電源自体がその出力電圧を制御するため、同一の電源から電源供給を受ける他のデバイスの動作に悪影響を与えるおそれがある。なお、この問題は、FPGAに限られず、パケットの転送処理を行う他の種類のデバイスについても生ずる。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、効果的に電源電圧の変動が抑制された伝送装置及びトラフィック制御方法を提供することを目的とする。
本明細書に記載の伝送装置は、送信するパケットまたは受信するパケットの伝送レートを測定する測定部と、ダミーパケットを生成する生成部と、前記測定部により測定された伝送レートと前記ダミーパケットの伝送レートの合計が所定値となるように前記生成部を制御する制御部と、前記ダミーパケットを前記パケットと共通の経路に出力する出力部とを有する。
本明細書に記載のトラフィック制御方法は、送信するパケットまたは受信するパケットの伝送レートを測定し、ダミーパケットを生成し、該測定された伝送レートと前記ダミーパケットの伝送レートの合計が所定値となるように前記ダミーパケットの生成を制御し、前記ダミーパケットを前記パケットと共通の経路に出力する方法である。
効果的に電源電圧の変動を抑制することができる。
レイヤ2スイッチの一例を示す構成図である。 比較例における伝送レートに応じたFPGAの消費電流の変化の一例を示す図である。 比較例における伝送レートに応じたFPGAの電源電圧の変化の一例を示す図である。 挿入部の一例を示す構成図である。 ユーザパケット及び電流調整パケットのフォーマットの一例を示す図である。 比較例及び実施例におけるFPGAの消費電流の変化を示す図である。 入力経路及び出力経路の各伝送レートを同時に増加させた場合のFPGAの消費電流の変化を示す図である。 ユーザパケットの伝送レートの変化率とスルーレートの関係の一例を示す図である。 ユーザパケット及び電流調整パケットの各伝送レートの合計の時間に対する変化の一例を示す図である。 廃棄部の一例を示す構成図である。 レイヤ2スイッチの他例を示す構成図である。 レイヤ2スイッチの他例を示す構成図である。 レイヤ2スイッチの他例を示す構成図である。 トラフィック制御方法の一例を示すフローチャートである。
図1は、レイヤ2スイッチの一例を示す構成図である。レイヤ2スイッチは、伝送装置の一例であり、複数の回線インターフェースユニット(回線INFユニット)1と、スイッチユニット(SW)4とを有する。なお、伝送装置としては、レイヤ2スイッチに限定されず、例えばルータや波長多重伝送装置なども挙げられる。
回線INFユニット1は、通信回線を介して他の装置との間で、主信号であるユーザパケットを送受信し、スイッチユニット4との間でユーザパケットを入出力する。スイッチユニット4は、複数の回線INFユニット1の間でユーザパケットを交換する。つまり、スイッチユニット4は、回線INFユニット1から入力されたユーザパケットを、その宛先に応じた回線INFユニット1に出力する。なお、ユーザパケットは、他の装置に送信され、また、他の装置から受信されるパケットの一例であり、例えばイーサネット(登録商標)フレームが挙げられるが、これに限定されない。
回線INFユニット1及びスイッチユニット4は、筐体であるシェルフの正面に設けられたスロットに収容される。回線INFユニット1及びスイッチユニット4は、複数の電子部品が実装された回路基板であり、例えば、シェルフの背面に設けられた配線基板とコネクタを介して電気的に接続される。回線INFユニット1及びスイッチユニット4は、配線基板を介して通信する。
回線INFユニット1は、互いに接続されたFPGA10a〜10cと、各FPGA10a〜10cに接続された電源11が設けられている。電源11は、例えばオンボード電源であり、各FPGA10a〜10cを駆動するための電力を供給する。つまり、各FPGA10a〜10cは、共通の電源11により駆動される。なお、本実施例では、回線INFユニット1に設けられるデバイスとして、FPGA10a〜10cを挙げるが、これに代えて、PLD(Programmable Logic Device)などの他の種類のデバイスが用いられてもよい。
回線INFユニット1は、他装置からユーザパケットを受信し、各FPGA10a〜10cによりユーザパケットの転送に関する所定の処理を行ってスイッチユニット4に出力する。受信されたユーザパケットは、FPGA10a〜10cを、この順で経由する入力経路Raに沿って伝送されてスイッチユニット4に出力される。
また、回線INFユニット1は、スイッチユニット4からユーザパケットが入力され、各FPGA10a〜10cによりユーザパケットの転送に関する所定の処理を行って他装置に送信する。入力されたユーザパケットは、FPGA10a〜10cを、FPGA10c,10b,10aの順で経由する出力経路Rbに沿って伝送されて送信される。なお、入力経路Raは第1経路の一例であり、出力経路Rbは第2経路の一例である。
各FPGA10a〜10cの消費電流はユーザパケットの伝送レートに応じて変化する。ユーザパケットの伝送レートの増加に伴ってFPGA10a〜10cの消費電流が増加すると、電源11の電圧が降下して、許容値を上回る電圧ディップが発生するおそれがある。
図2は、比較例における伝送レートに応じたFPGA10a〜10cの消費電流の変化の一例を示す図である。図2には、ユーザパケットの伝送レートが低い場合(「低伝送レートの場合」参照)及びユーザパケットの伝送レートが高い場合(「高伝送レートの場合」参照)における時間に対するユーザパケット数及び消費電流の変化が示されている。
図2において、時間t0は、ユーザパケットがFPGA10a〜10cに入力され始める時刻を示し、期間Tは、ユーザパケットがFPGA10a〜10cを通過するための所要時間、つまりFPGA10a〜10cによる遅延時間(レイテンシ)を示す。また、スルーレート「SR」(Slew Rate)は、単位時間(本例では1(μs)とする。)当たりの消費電流の変化量、つまり時間に対する増加率を示す。
本例では、ユーザパケットが伝送されていない状態からユーザパケットが伝送されている状態に変化した場合のFPGA10a〜10cの消費電流の増加を挙げて説明するが、以下の説明は、ユーザパケットの伝送中にその伝送レートが増加した場合の消費電流の変化についても同様である。
FPGA10a〜10bの消費電流は、ユーザパケットが入力され始めると増加を開始し、最初のユーザパケットがFPGA10a〜10cから出力されると一定値となる。FPGA10a〜10bを通過するユーザパケットの数は、ユーザパケットの伝送レートが高い場合、ユーザパケットの伝送レートが低い場合より多い。このため、スルーレートは、ユーザパケットの伝送レートが高い場合、ユーザパケットの伝送レートが低い場合より大きい値となる。
本例において、スルーレートは、伝送レートが低い場合、4.41(A/μs)であるが、伝送レートが高い場合、10(A/μs)となる。ここで、FPGA10a〜10cは20(nm)のプロセスのものであるとする。消費電流の増加により、電源11からFPGA10a〜10cへ大きな電圧が引き込まれるため、電源11の電圧が低下する。
図3は、比較例における伝送レートに応じたFPGA10a〜10cの電源電圧の変化の一例が示す図である。図3には、図2と対応するように、ユーザパケットの伝送レートが低い場合(「低伝送レートの場合」参照)及びユーザパケットの伝送レートが高い場合(「高伝送レートの場合」参照)における電源11の電圧が示されている。
図3において、符号P1は消費電流の増加に伴う電圧ディップを示し、符号P2は消費電流の増加の停止に伴う電圧の一時的な増加(以下、「電圧増加」と表記)を示す。電圧ディップP1は、消費電流の増加開始時、つまり図2の時間t0に発生し、電圧増加P2は、消費電流の増加停止時、つまり図2の時間t0+Tに発生する。電圧ディップP1及び電圧増加P2は消費電流のスルーレートに応じて大きくなる。
電圧ディップP1は、FPGA10a〜10cの推奨動作条件として、その許容値が規定されている。20(nm)のプロセスのFPGA10a〜10cの場合、電圧ディップP1の許容値は28(mV)となる。このため、電圧ディップP1が許容値の28(mV)を上回ると、FPGA10a〜10cの動作に異常が生ずるおそれがある。
低伝送レートの場合(SR=4.41(A/μs))の電圧ディップP1の値は、23(mV)であり、許容値の28(mV)より小さいため、FPGA10a〜10cの動作に異常は生じない。しかし、高伝送レートの場合(SR=10(A/μs))の電圧ディップP1の値は、35(mV)であり、許容値の28(mV)より大きいため、FPGA10a〜10cの動作に異常が生ずるおそれがある。なお、電圧増加P2についても、電圧ディップP1と同様に、電源電圧の増加量が大きいと、FPGA10a〜10cの動作に異常が生ずるおそれがある。
そこで、実施例では、電源11の電圧の変動を低減するため、消費電流のスルーレートが低減されるようにFPGA10a〜10cに電流調整パケットが伝送される。ユーザパケットの伝送レートが低い場合でも、電流調整パケットによりユーザパケット及び電流調整パケットの各伝送レートの合計を所定値に維持すれば、消費電流が底上げされるため、ユーザパケットの伝送レートが増加しても、FPGA10a〜10cの消費電流の増加量を制限することができる。これにより、消費電流のスルーレートが低減されるので、電源11の電圧の変動を低減される。
再び図1を参照すると、回線INFユニット1は、入力経路Ra及び出力経路Rbの各々において電流調整パケットの処理を実行する一組の挿入部2及び廃棄部3を有する。FPGA10aには、電流調整パケットを入力経路Raに挿入する挿入部2が設けられ、FPGA10cには、入力経路Ra上の電流調整パケットを検出して廃棄する廃棄部3が設けられている。また、FPGA10cには、電流調整パケットを出力経路Rbに挿入する挿入部2が設けられ、FPGA10aには、出力経路Rb上の電流調整パケットを検出して廃棄する廃棄部3が設けられている。
このため、電流調整パケットは、入力経路Ra及び出力経路Rbの各々において挿入部2及び廃棄部3の間で伝送される。これにより、FPGA10a〜10cの消費電流は、スルーレートが低減されるように調整される。
図4は、挿入部2の一例を示す構成図である。挿入部2は、ヘッダ生成部20,25と、レート測定部21と、FIFO(First-In First-Out)22,26と、レート制御部23と、パケット生成部24と、多重化部27と、メモリ28とを有する。
ユーザパケットは、ヘッダ生成部20、レート測定部21、及びFIFO22を、この順に通過する。電流調整パケットは、パケット生成部24、ヘッダ生成部25、及びFIFO26を、この順に通過する。
ヘッダ生成部20は、装置内ヘッダを生成し、ユーザパケットに付与する。ユーザパケットの装置内ヘッダには、例えばユーザパケットの宛先及び識別子などの情報が含まれる。ヘッダ生成部20は、装置内ヘッダが付与されたユーザパケットをレート測定部21に出力する。
レート測定部21は、測定部の一例であり、ユーザパケットの伝送レートを測定する。より具体的には、レート測定部21は、ユーザパケットの流量、つまり単位時間当たりに通過したユーザパケットの有効バイト数を測定する。
レート測定部21により測定される伝送レートは、伝送方向により異なる。入力経路Ra上の挿入部2の場合、レート測定部21は、他の装置から受信するユーザパケットの伝送レートを測定する。また、出力経路Rb上の挿入部2の場合、レート測定部21は、他の装置に送信するユーザパケットの伝送レートを測定する。
レート測定部21を通過したユーザパケットは、FIFO22に入力される。FIFO22は、複数のユーザパケットを格納し、その格納順に従いユーザパケットを多重化部27に出力する。
パケット生成部24は、生成部の一例であり、電流調整パケットを生成する。なお、電流調整パケットはダミーパケットの一例である。生成された電流調整パケットはパケット生成部24に出力される。ヘッダ生成部25は、装置内ヘッダを生成し、電流調整パケットに付与する。電流調整パケットの装置内ヘッダには、例えば、電流調整パケットの識別子などの情報が含まれる。
図5には、ユーザパケット及び電流調整パケットのフォーマットの一例が示されている。ユーザパケットは、装置内ヘッダ、宛先を示すDA(Destination Address)、送信元を示すSA(Source Address)、データ、及び、誤り訂正符号であるFCS(Frame Check Sequence)を含む。また、電流調整パケットは、装置内ヘッダ、例えば所定のパタンを有するパディングデータ、及びFCSを有する。
装置内ヘッダには、パケットの識別子であるパケットIDが含まれる。ユーザパケット及び電流調整パケットの各パケットIDは、互いに異なる値に設定される。一例として、電流調整パケットのパケットIDは0xAF(0xは16進数を表す。)に設定され、ユーザパケットのパケットIDは0xF5に設定される。このため、ユーザパケット及び電流調整パケットは、各々のパケットIDにより区別することができる。
再び図4を参照すると、パケット生成部24は、装置内ヘッダが付与された電流調整パケットをFIFO26に出力する。FIFO26は、複数の電流調整パケットを格納し、その格納順に従い電流調整パケットを多重化部27に出力する。
多重化部27は、出力部の一例であり、電流調整パケットをユーザパケットと共通の経路に出力する。より具体的には、多重化部27は、一方のFIFO22からユーザパケットを読み出し、他方のFIFO26から電流調整パケットを読み出す。このとき、多重化部27は、2つのFIFO22,26に対して公平となるように、ラウンドロビン方式に従ってユーザパケット及び電流調整パケットを読み出してもよいし、所定のアルゴリズムに従ってユーザパケットを電流調整パケットより優先して読み出してもよい。
多重化部27は、読み出したユーザパケット及び電流調整パケットを多重化して出力する。これにより、多重化部27は、電流調整パケットを、回線INFユニット1内のユーザパケットと共通の経路に出力する。
例えば、FPGA10aにおいて、多重化部27は電流調整パケットを入力経路Raに出力する。ここで、ヘッダ生成部25からFIFO22までの経路は入力経路Raの一部である。また、FPGA10cにおいて、多重化部27は電流調整パケットを出力経路Rbに出力する。ここで、ヘッダ生成部25からFIFO22までの経路は出力経路Rbの一部である。
このように、電流調整パケットは、回線INFユニット1においてユーザパケットと同一の経路に従い伝送される。
また、レート測定部21は、ユーザパケットの伝送レートの測定値をレート制御部23に通知する。レート制御部23は、制御部の一例であり、レート測定部21により測定された伝送レートと電流調整パケットの伝送レートの合計が、所定の設定値Kとなるようにパケット生成部24を制御する。設定値Kは、例えばメモリ28に格納されており、レート制御部23はメモリ28から設定値Kを読み出す。
より具体的には、レート制御部23は、回線INFユニット1内の電流調整パケットの伝送レートが、設定値Kからレート測定部21の測定値を減算した値となるように、パケット生成部24により生成される電流調整パケットのデータ長さ(例えばパディングデータの長さ)を制御する。以下に、一例として伝送レートを回線INFユニット1の伝送レートの最大値(以下、「フルレート」と表記)に対する比(%)で表し、例を挙げて説明する。
例えば、レート測定部21の測定値を40(%)とし、設定値Kを60(%)とした場合、レート制御部23は、電流調整パケットの伝送レートとして、20(%)(=60−40)を算出する。このとき、パケット生成部24は、電流調整パケットの伝送レートが20(%)となるように電流調整パケットを生成する。
また、例えば、レート測定部21の測定値を10(%)とし、設定値Kを60(%)とした場合、レート制御部23は、電流調整パケットの伝送レートとして、50(%)(=60−10)を算出する。このとき、パケット生成部24は、電流調整パケットの伝送レートが10(%)となるように電流調整パケットを生成する。
このように、レート制御部23は、ユーザパケットの伝送レートと電流調整パケットの伝送レートが所定の設定値Kとなるように、電流調整パケットの生成を制御する。また、電流調整パケットは、多重化部27によりユーザパケットと共通の入力経路Raまたは出力経路Rbに出力される。
このため、ユーザパケットの伝送レートが設定値Kより小さい場合、FPGA10a〜10cの消費電流は、電流調整パケットの伝送処理により増加し、設定値Kに基づいてほぼ一定に維持される。
図6は、比較例及び実施例におけるFPGA10a〜10cの消費電流の変化を示す図である。図6において、図2と共通するパラメータについては同一の記号を用い、その説明を省略する。また、本例では、ユーザパケットが伝送されていない状態からユーザパケットが伝送されている状態に変化した場合のFPGA10a〜10cの消費電流の増加を挙げて説明するが、以下の説明は、ユーザパケットの伝送中にその伝送レートが増加した場合の消費電流の変化についても同様である。
ΔI’は、比較例における期間Tの消費電流の増加量を示し、ΔIは、実施例における期間Tの消費電流の増加量を示す。また、Ioは、比較例における時間0〜t0の期間の消費電流を示し、Ipは、実施例における時間0〜t0の期間の電流調整パケットの伝送による消費電流のIoからの増加分を示す。なお、実施例の場合の消費電流のグラフには、比較例の場合の消費電流が点線で表示されている。
比較例の場合、FPGA10a〜10cは、時間0〜t0の期間において、ユーザパケットが伝送されていないため、消費電流Ioが小さくなる。このため、期間T内の消費電流の増加量ΔI’は大きく、スルーレートが高くなる。このとき、期間t0以降のユーザパケットの伝送レートをフルレートであるとすると、スルーレートは、例えば9.95(A/μs)となる。
一方、実施例の場合、FPGA10a〜10cは、時間0〜t0の期間において、設定値Kに基づく伝送レートで電流調整パケットが伝送されているため、消費電流が、比較例の場合よりIpだけ大きくなる。つまり、消費電流はIo+Ipとなる。このため、期間T内の消費電流の増加量ΔIは、比較例の場合より小さく、スルーレートも比較例の場合より低減される。このとき、期間t0以降のユーザパケットの伝送レートをフルレートであるとすると、スルーレートは、例えば4(A/μs)となる。
このように、実施例において、FPGA10a〜10cの消費電流は、電流調整パケットの伝送により増加して、ほぼ一定となる。したがって、ユーザパケットの伝送レートが増加しても、以下に述べるように、適切な設定値Kを設定することによりユーザパケットの伝送レートの増加量を一定値以下に制限し、電圧ディップが許容値を超えないように消費電流の増加量を抑えることができる。
設定値Kは、例えば、FPGA10a〜10cの推奨動作条件として規定された電圧ディップの許容値に基づき、電圧ディップが許容値以下となるスルーレートの範囲を測定し、さらに、その範囲に対応する伝送レートの範囲を特定することで決定される。本例では、20(nm)のプロセスのFPGA10a〜10cを前提として、電圧ディップの許容値を28(mV)とし、電圧ディップが28(mV)以下となるスルーレートの範囲を4(A/μs)以下であると仮定する。
スルーレートが4(A/μs)以下となる伝送レートの範囲は、伝送レートの増加量に対する消費電流のスルーレートの変化を測定することにより特定される。このとき、スルーレートは、入力経路Ra及び出力経路Rbの各伝送レートを同時に増加させた場合のFPGA10a〜10cの消費電流の変化から測定される。
図7は、入力経路Ra及び出力経路Rbの各伝送レートを同時に増加させた場合のFPGA10a〜10cの消費電流の変化を示す図である。図7において、横軸は、入力経路Ra及び出力経路Rbの両方向において同時にユーザパケットをFPGA10a〜10cに入力開始してからの経過時間(μs)を示し、縦軸は、FPGA10a〜10cの消費電流の変化を示す。
また、期間Taは、ユーザパケットが入力経路Raに沿ってFPGA10a〜10cを通過するのに要する時間(遅延時間)を示し、期間Tbは、ユーザパケットが出力経路Rbに沿ってFPGA10a〜10cを通過するのに要する時間を示す。なお、期間Tcは、期間Taのうち、期間Tb経過後の時間を示す。また、SRaは期間Taにおけるスルーレートを示し、SRbは期間Tcにおけるスルーレートを示す。
SRa=(Ia−Ib)/Tc=(Ia−Ib)/(Ta−Tb) ・・・(1)
SRb=Ib/Tb ・・・(2)
期間Taの経過後の消費電流をIaとし、期間Tbの経過後の消費電流をIbとすると、期間TcのスルーレートSRaは上記の式(1)により算出され、期間TbのスルーレートSRbは上記の式(2)により算出される。期間Tbでは入力経路Ra及び出力経路Rbの両方向にユーザパケットが伝送され、期間Tcでは入力経路Raの方向だけにユーザパケットが伝送される。このため、期間TbのスルーレートSRbは期間TcのスルーレートSRaより大きい。
したがって、スルーレートが4(A/μs)以下となる伝送レートの範囲は、伝送レートの増加量に対する消費電流のスルーレートSRbの変化を測定することにより特定される。なお、図2及び図6に示された期間Tは、上記の期間Tbに一致する。
図8は、ユーザパケットの伝送レートの変化率とスルーレートSRbの関係の一例を示す図である。図8において、横軸は、フルレートを100(%)としたときの入力経路Ra及び出力経路Rbの伝送レートの変化率(%)を示し、縦軸は、FPGA10a〜10cの消費電流のスルーレート(A/μs)を示す。
すなわち、図8は、伝送レートの増加分に対するスルーレートSRbを表している。例えば、伝送レートがフルレートの20(%)分だけ増加した場合、スルーレートSRbは1.99(A/μs)となる。また、伝送レートがフルレートの100(%)分だけ増加した場合、すなわち、図6の例のように、ユーザパケットが伝送されていない状態からユーザパケットがフルレートで伝送される状態になった場合、スルーレートSRbは9.95(A/μs)となる。
図8に示される測定結果に基づくと、スルーレートSRbが4(A/μs)以下となる伝送レートの範囲Lは0〜40(%)に特定される。したがって、設定値Kは、その範囲Lの最大値である40(%)をフルレート(100(%))から減算した60(%)に決定される。
このようにして決定された設定値Kをメモリ28に設定することで、ユーザパケットの伝送レートの増加量を一定値以下に制限することができる。なお、メモリ28内の設定値Kは、例えばネットワーク管理装置などの外部機器から変更可能である。
図9は、ユーザパケット及び電流調整パケットの各伝送レートの合計の時間に対する変化の一例を示す図である。図9において、横軸は時間(μs)を示し、縦軸は、ユーザパケット及び電流調整パケットの各伝送レートの合計(折れ線を参照)を示す。また、図9には、単位時間(t1〜t17)ごとのユーザパケット及び電流調整パケットの各伝送レートの内訳が、互いに異なるハッチング領域により示されている。
本例では、設定値Kは60(%)に設定されていると仮定する。このため、図2のレート制御部23は、ユーザパケット及び電流調整パケットの各伝送レートの合計が60(%)となるようにパケット生成部24を制御する。
例えば、時間t1,t2,t5,t16においてユーザパケットの伝送レートは20(%)である。このため、レート制御部23は、レート測定部21の測定値20(%)に基づき、電流調整パケットの伝送レートが40(%)(=60−20)となるようにパケット生成部24を制御する。
また、時間t3,t4,t6,t7,t9,t11,t12,t14,t15,t17においてユーザパケットの伝送レートは0(%)である。このため、レート制御部23は、レート測定部21の測定値0(%)に基づき、電流調整パケットの伝送レートが60(%)(=60−0)となるようにパケット生成部24を制御する。
このように、レート制御部23は、ユーザパケット及び電流調整パケットの各伝送レートの合計を60(%)に維持する。このため、時間t8,t10,t13においてユーザパケットの伝送レートが増加しても、その増加量の最大値が40(%)(=100−60)に制限される。
したがって、電圧ディップが許容値を超えないように消費電流のスルーレートが低減されるため、電源電圧の変動が効果的に低減される。これにより、図3の電圧ディップP1だけでなく、電圧増加P2も抑制される。
また、レート制御部23は、レート測定部21により測定された伝送レートが所定値以上である場合、電流調整パケットの生成が停止されるようにパケット生成部24を制御する。より具体的には、レート制御部23は、時間t8,t10,t13において、レート測定部21の測定値が設定値K(=60(%))を超える100(%)であるため、パケット生成部24に電流調整パケットの生成の停止を指示する。このため、例えば、ユーザパケットが、伝送レートの超過のため、多重化部27により廃棄されることが防止される。
また、電流調整パケットは、上述したように図1の廃棄部3において廃棄される。このため、電流調整パケットが、通信回線を介し他の装置に送信されることが防止される。
図10は、廃棄部3の一例を示す構成図である。廃棄部3はヘッダ判定部30及びマスク処理部31を有する。
ヘッダ判定部30は、ユーザパケット及び電流調整パケットの装置内ヘッダの内容を判定する。より具体的には、ヘッダ判定部30は、装置内ヘッダのパケットIDに基づきユーザパケット及び電流調整パケットを検出する。ヘッダ判定部30は、電流調整パケットを検出した場合、その旨をマスク処理部31に通知する。
マスク処理部31は、ヘッダ判定部30からの通知に応じて、電流調整パケットのマスク処理を行う。これにより、電流調整パケットは、マスク処理部31から後段に出力されずに廃棄される。
本実施例において、挿入部2は、入力経路Raが最初に経由するFPGA10aと出力経路Rbが最初に経由するFPGA10cに設けられている。また、廃棄部3は、入力経路Raが最後に経由するFPGA10cと出力経路Rbが最後に経由するFPGA10aに設けられている。
したがって、入力経路Ra及び出力経路Rbが経由する全てのFPGA10a〜10cにわたって消費電流のスルーレートを低減することができる。また、挿入部2及び廃棄部3に配置形態は、本例に限定されない。
図11は、レイヤ2スイッチの他例を示す構成図である。図11において、図1と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
回線INFユニット1は、FPGA10d〜10fと、FPGA10d〜10fに電力を供給する電源11が設けられている。回線INFユニット1において他装置から受信されたユーザパケットは、FPGA10d〜10fを、この順で経由する入力経路Raに沿って伝送されてスイッチユニット4に出力される。また、スイッチユニット4から回線INFユニット1に入力されたユーザパケットは、FPGA10d〜10fを、FPGA10f,10e,10dの順で経由する出力経路Rbに沿って伝送されて送信される。
各FPGA10d〜10fには、入力経路Ra及び出力経路Rbの各々に沿って挿入部2及び廃棄部3が設けられている。このため、例えば、ユーザパケットの廃棄処理や複製処理などによりFPGA10d〜10fごとに伝送レートが異なる場合でも、FPGA10d〜10fごとの設定値Kに基づき適切に消費電流のスルーレートを低減することができる。
図12は、レイヤ2スイッチの他例を示す構成図である。図12において、図1と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
回線INFユニット1は、FPGA10g〜10iと、FPGA10g〜10iに電力を供給する電源11が設けられている。回線INFユニット1において他装置から受信されたユーザパケットは、FPGA10g〜10iを、この順で経由する入力経路Raに沿って伝送されてスイッチユニット4に出力される。また、スイッチユニット4から回線INFユニット1に入力されたユーザパケットは、FPGA10g〜10iを、FPGA10i,10h,10gの順で経由する出力経路Rbに沿って伝送されて送信される。
入力経路Ra及び出力経路Rbの一端に対応するFPGA10gには、挿入部2及び廃棄部3が設けられている。より具体的には、FPGA10gにおいて、入力経路Ra上に挿入部2が設けられ、出力経路Rb上には廃棄部3が設けられている。
また、入力経路Ra及び出力経路Rbの他端に対応するFPGA10iには、電流調整パケットを入力経路Raから出力経路Rbに折り返す折り返し部12が設けられている。折り返し部12は、装置内ヘッダのパケットIDにより入力経路Ra上の電流調整パケットを検出し、出力経路Rbに出力する。
このため、電流調整パケットは、FPGA10gにおいて入力経路Raに挿入された後、FPGA10hを経由してFPGA10iに入力され、再びFPGA10hを経由してFPGA10gに入力され廃棄される。
本例ではFPGA10gだけに挿入部2及び廃棄部3が設けられているため、図1及び図12の実施例と比較すると回路規模が低減される。なお、折り返し部12は、スイッチユニット4内に設けられてもよい。
図13は、レイヤ2スイッチの他例を示す構成図である。図13において、図12と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
回線INFユニット1は、FPGA10g,10h,10jと、FPGA10g,10h,10jに電力を供給する電源11が設けられている。回線INFユニット1において他装置から受信されたユーザパケットは、FPGA10g,10h,10jを、この順で経由する入力経路Raに沿って伝送されてスイッチユニット4に出力される。また、スイッチユニット4から回線INFユニット1に入力されたユーザパケットは、FPGA10g,10h,10jを、FPGA10j,10h,10gの順で経由する出力経路Rbに沿って伝送されて送信される。
スイッチユニット4には、電流調整パケットを入力経路Raから出力経路Rbに折り返す折り返し部40が設けられている。このため、電流調整パケットは、FPGA10gにおいて入力経路Raに挿入された後、FPGA10h,10jを経由してスイッチユニット4に入力され、再びFPGA10h,10jを経由してFPGA10gに入力され廃棄される。したがって、本例においても、図12の例と同様に回路規模の低減が可能である。
次に、上述したレイヤ2スイッチにより実行されるトラフィック制御方法について述べる。
図14は、トラフィック制御方法の一例を示すフローチャートである。トラフィック制御方法は、例えば一定の周期で実行される。
レート測定部21は、ユーザパケットの伝送レートRTを測定する(ステップSt1)。次に、レート制御部23は、伝送レートRTを、メモリ28から読み出した設定値Kと比較する(ステップSt2)。
レート制御部23は、RT≧Kの場合(ステップSt2のYes)、電流調整パケットの生成が停止されるようにパケット生成部24を制御する(ステップSt9)。つまり、パケット生成部24は、レート測定部21により測定された伝送レートRTが設定値K以上である場合、電流調整パケットの生成を停止する。
また、レート制御部23は、RT<Kの場合(ステップSt2のNo)、電流調整パケットの伝送レートRT’を算出する(ステップSt3)。電流調整パケットの伝送レートRT’は、設定値Kからユーザパケットの伝送レートRTを減算することにより算出される。
次に、レート制御部23は、電流調整パケットの伝送レートRT’をパケット生成部24に設定する(ステップSt4)。次に、パケット生成部24は、電流調整パケットの伝送レートRT’に応じて電流調整パケットを生成する(ステップSt5)。
このように、レート制御部23は、レート測定部21で測定された伝送レートRTと電流調整パケットの伝送レートRT’の合計が所定の設定値Kとなるように電流調整パケットの生成を制御する。
次に、多重化部27は、電流調整パケットをユーザパケットと共通の経路、つまり入力経路Raまたは出力経路Rbに出力する(ステップSt6)。これにより、電流調整パケットは、ユーザパケットとともに入力経路Raまたは出力経路Rbを伝送される。
次に、ヘッダ判定部30は、入力経路Raまたは出力経路Rb上の電流調整パケットを装置内ヘッダのパケットIDにより検出する(ステップSt7)。次に、マスク処理部31は、電流調整パケットをマスク処理により廃棄する(ステップSt8)。このようにして、トラフィック制御方法は実行される。
本例のトラフィック制御方法によると、上述したように、電圧ディップが許容値を超えないように消費電流のスルーレートが低減されるため、電源電圧の変動が効果的に低減される。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 送信するパケットまたは受信するパケットの伝送レートを測定する測定部と、
ダミーパケットを生成する生成部と、
前記測定部により測定された伝送レートと前記ダミーパケットの伝送レートの合計が所定値となるように前記生成部を制御する制御部と、
前記ダミーパケットを前記パケットと共通の経路に出力する出力部とを有することを特徴とする伝送装置。
(付記2) 前記経路上の前記ダミーパケットを検出して廃棄する廃棄部を有することを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記3) 前記制御部は、前記測定部により測定された伝送レートが前記所定値以上である場合、前記ダミーパケットの生成が停止されるように前記生成部を制御することを特徴とする付記1または2に記載の伝送装置。
(付記4) 電源が共通であり、前記経路が経由する複数のデバイスを有し、
前記複数のデバイスのうち、前記経路が最初に経由するデバイスには、前記測定部、前記生成部、前記制御部、及び前記出力部が設けられ、
前記複数のデバイスのうち、前記経路が最後に経由するデバイスには、前記廃棄部が設けられていることを特徴とする付記2に記載の伝送装置。
(付記5) 電源が共通であり、前記経路が経由する複数のデバイスを有し、
前記複数のデバイスの各々には、前記測定部、前記生成部、前記制御部、前記出力部、及び前記廃棄部が設けられていることを特徴とする付記2に記載の伝送装置。
(付記6) 電源が共通であり、前記経路が経由する複数のデバイスを有し、
前記経路は、前記パケットの伝送方向が相違する第1経路及び第2経路を含み、
前記複数のデバイスのうち、前記第1経路及び前記第2経路の一端に対応するデバイスには、前記測定部、前記生成部、前記制御部、前記出力部、及び前記廃棄部が設けられ、
前記複数のデバイスのうち、前記第1経路及び前記第2経路の他端に対応するデバイスには、前記ダミーパケットを前記第1経路及び前記第2経路の一方から他方に折り返す折り返し部が設けられていることを特徴とする付記2に記載の伝送装置。
(付記7) 送信するパケットまたは受信するパケットの伝送レートを測定し、
ダミーパケットを生成し、
該測定された伝送レートと前記ダミーパケットの伝送レートの合計が所定値となるように前記ダミーパケットの生成を制御し、
前記ダミーパケットを前記パケットと共通の経路に出力することを特徴とするトラフィック制御方法。
(付記8) 前記経路上の前記ダミーパケットを検出して廃棄することを特徴とする付記7に記載のトラフィック制御方法。
(付記9) 前記測定部により測定された伝送レートが前記所定値以上である場合、前記ダミーパケットの生成が停止することを特徴とする付記7または8に記載のトラフィック制御方法。
1 回線インターフェースユニット
2 挿入部
3 廃棄部
10a〜10j FPGA
11 電源
21 レート測定部
23 レート制御部
24 パケット生成部

Claims (7)

  1. 送信するパケットまたは受信するパケットの伝送レートを測定する測定部と、
    ダミーパケットを生成する生成部と、
    前記測定部により測定された伝送レートと前記ダミーパケットの伝送レートの合計が所定値となるように前記生成部を制御する制御部と、
    前記ダミーパケットを前記パケットと共通の経路に出力する出力部とを有することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記経路上の前記ダミーパケットを検出して廃棄する廃棄部を有することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記制御部は、前記測定部により測定された伝送レートが前記所定値以上である場合、前記ダミーパケットの生成が停止されるように前記生成部を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の伝送装置。
  4. 電源が共通であり、前記経路が経由する複数のデバイスを有し、
    前記複数のデバイスのうち、前記経路が最初に経由するデバイスには、前記測定部、前記生成部、前記制御部、及び前記出力部が設けられ、
    前記複数のデバイスのうち、前記経路が最後に経由するデバイスには、前記廃棄部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  5. 電源が共通であり、前記経路が経由する複数のデバイスを有し、
    前記複数のデバイスの各々には、前記測定部、前記生成部、前記制御部、前記出力部、及び前記廃棄部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  6. 電源が共通であり、前記経路が経由する複数のデバイスを有し、
    前記経路は、前記パケットの伝送方向が相違する第1経路及び第2経路を含み、
    前記複数のデバイスのうち、前記第1経路及び前記第2経路の一端に対応するデバイスには、前記測定部、前記生成部、前記制御部、前記出力部、及び前記廃棄部が設けられ、
    前記複数のデバイスのうち、前記第1経路及び前記第2経路の他端に対応するデバイスには、前記ダミーパケットを前記第1経路及び前記第2経路の一方から他方に折り返す折り返し部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の伝送装置。
  7. 送信するパケットまたは受信するパケットの伝送レートを測定し、
    ダミーパケットを生成し、
    該測定された伝送レートと前記ダミーパケットの伝送レートの合計が所定値となるように前記ダミーパケットの生成を制御し、
    前記ダミーパケットを前記パケットと共通の経路に出力することを特徴とするトラフィック制御方法。
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