JP2017195070A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる蓄電装置を提供する。【解決手段】1以上の蓄電素子をそれぞれ有する複数の蓄電ユニットを備える蓄電装置200であって、当該複数の蓄電ユニットに含まれる第一蓄電ユニット310と、当該複数の蓄電ユニットに含まれる、第一蓄電ユニット310と別系統の第二蓄電ユニット410と、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とを支持する着脱式の支持部材500とを備える。【選択図】図6

Description

本発明は、1以上の蓄電素子をそれぞれ有する複数の蓄電ユニットを備える蓄電装置に関する。
従来、1以上の蓄電素子を有する蓄電ユニットを複数備えた蓄電装置が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2015−519684号公報
ここで、上記のような従来の蓄電装置においては、複数の蓄電ユニットを備えているため、蓄電ユニットの取り扱いが困難になる場合があるという問題がある。つまり、例えば複数の蓄電ユニットが複数の系統に分かれて接続されているような場合には、構成が複雑になり、メンテナンス時等に蓄電ユニットを取り外したり、取り付けたりするなどの蓄電ユニットの取り扱いが困難になるおそれがある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、1以上の蓄電素子をそれぞれ有する複数の蓄電ユニットを備える蓄電装置であって、前記複数の蓄電ユニットに含まれる第一蓄電ユニットと、前記複数の蓄電ユニットに含まれる、前記第一蓄電ユニットと別系統の第二蓄電ユニットと、前記第一蓄電ユニットと前記第二蓄電ユニットとを支持する着脱式の支持部材とを備える。
これによれば、蓄電装置は、複数の蓄電ユニットに含まれる別系統の2つの蓄電ユニットである第一蓄電ユニットと第二蓄電ユニットとを支持する着脱式の支持部材を備えている。つまり、別系統の2つの蓄電ユニットを、1つの支持部材で支持した状態で、支持部材とともに着脱することができる。このため、メンテナンス時等において、当該2つの蓄電ユニットを一体として取り外したり、取り付けたりすることができ、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、前記支持部材は、前記第一蓄電ユニットと前記第二蓄電ユニットとを支持した状態で、スライド可能に配置されていることにしてもよい。
これによれば、支持部材は、別系統の2つの蓄電ユニットを支持した状態でスライド可能に配置されているため、支持部材をスライドさせることで、容易に、当該2つの蓄電ユニットを一体として取り外したり、取り付けたりすることができる。このため、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、前記第一蓄電ユニットの外部接続端子は、前記第二蓄電ユニットとは反対側に配置され、前記第二蓄電ユニットの外部接続端子は、前記第一蓄電ユニットとは反対側に配置されることにしてもよい。
これによれば、第一蓄電ユニットの外部接続端子は、第二蓄電ユニットとは反対側に配置され、第二蓄電ユニットの外部接続端子は、第一蓄電ユニットとは反対側に配置されている。つまり、2つの蓄電ユニットの外部接続端子は、外側に配置されている。このため、蓄電ユニットの外部接続端子の接続を外側から行うことができるため、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、前記蓄電装置は、複数の前記第一蓄電ユニットを有する第一系統と、複数の前記第二蓄電ユニットを有し、前記第一系統と直列接続されていない別系統の第二系統と、前記第一系統及び前記第二系統のうちの対応する前記第一蓄電ユニット及び前記第二蓄電ユニットをそれぞれ支持する、それぞれが着脱式の複数の前記支持部材とを備えることにしてもよい。
これによれば、蓄電装置は、別系統の第一系統及び第二系統のうちの対応する第一蓄電ユニット及び第二蓄電ユニットをそれぞれ支持する、それぞれが着脱式の複数の支持部材を備えている。つまり、2系統に含まれる対応する2つの蓄電ユニットを、それぞれの支持部材で支持した状態で着脱することができる。このため、2つの蓄電ユニットごとに取り外したり、取り付けたりすることができ、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、前記複数の支持部材は、それぞれが車両の幅方向に沿ってスライド可能に配置され、かつ、前記車両の進行方向及び上下方向のうちの少なくとも一方の方向に隣り合って設けられる2以上のトレイであり、前記2以上のトレイのそれぞれの一端部側に前記第一蓄電ユニットがそれぞれ設けられ、前記2以上のトレイのそれぞれの他端部側に前記第二蓄電ユニットがそれぞれ設けられることにしてもよい。
これによれば、複数の支持部材は、それぞれが車両の幅方向に沿ってスライド可能、かつ、隣り合って設けられた2以上のトレイであり、当該トレイの一端部側に第一蓄電ユニットが設けられ、他端部側に第二蓄電ユニットが設けられている。これにより、車両の幅方向に沿ってトレイをスライドさせることで、容易に、トレイ上の第一蓄電ユニット及び第二蓄電ユニットを取り外したり、取り付けたりすることができ、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、前記第一系統と前記第二系統とは、隣り合って配置されており、前記第一系統に含まれるそれぞれの前記第一蓄電ユニットの外部接続端子は、前記第二系統とは反対側に配置され、前記第二系統に含まれるそれぞれの前記第二蓄電ユニットの外部接続端子は、前記第一系統とは反対側に配置されることにしてもよい。
これによれば、第一系統に含まれる第一蓄電ユニットの外部接続端子は、第二系統とは反対側に配置され、第二系統に含まれる第二蓄電ユニットの外部接続端子は、第一系統とは反対側に配置されている。つまり、第一蓄電ユニットの外部接続端子は、外側かつ同じ側に配置されているため、当該外部接続端子同士の接続を容易に行うことができる。第二蓄電ユニットについても同様である。このため、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、さらに、前記第一蓄電ユニットと前記第二蓄電ユニットとの並び方向において、前記第一蓄電ユニットまたは前記第二蓄電ユニットの側方に配置される冷却装置を備えることにしてもよい。
これによれば、第一蓄電ユニット及び第二蓄電ユニットの並び方向の側方に冷却装置が配置されているため、冷却装置で当該並び方向に空気などの冷却体を送ることで、1つの冷却装置で、2つの蓄電ユニットを冷却することができる。
また、さらに、前記第一蓄電ユニットと前記第二蓄電ユニットとの間の隙間と隣り合って配置される隣接配置部材を備えることにしてもよい。
これによれば、第一蓄電ユニットと第二蓄電ユニットとの間の隙間に隣り合って、隣接配置部材が配置されているため、2つの蓄電ユニットの間の隙間と外部との間の冷却体の流れを抑制することができ、効果的に、2つの蓄電ユニットを冷却することができる。
また、前記冷却装置は、前記蓄電装置が設けられた車両の中央から外側へ冷却体を流動させることにしてもよい。
これによれば、冷却装置は、車両の中央から外側へ冷却体を流動させることで、車両の中央部分の冷たい空気などの冷却体を取り込むことができるので、効果的に、2つの蓄電ユニットを冷却することができる。
また、さらに、消火剤が収容された容器と、前記容器に接続され、前記第一蓄電ユニット及び前記第二蓄電ユニットに亘って配置される消火管とを備えることにしてもよい。
これによれば、蓄電装置が消火設備を備えていることで、安全性を向上することができる。
なお、本発明は、このような蓄電装置として実現することができるだけでなく、当該蓄電装置を備える移動体(車両)としても実現することができる。
本発明における蓄電装置によれば、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電装置を備える車両の外観を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電装置の内部の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るラックの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る第一系統及び第二系統の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る1対の第一蓄電ユニット及び第二蓄電ユニットを有する蓄電ユニット対の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電ユニット対の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電ユニット対の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る冷却装置によって生じる空気の流れを示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電ユニット対がラックに対して着脱可能に構成されていることを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電ユニット対が車両に対して着脱可能に構成されていることを示す正面図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る隣接配置部材の構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る蓄電装置について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、模式図であり、寸法等は必ずしも厳密に図示したものではない。
なお、以下の説明及び図面中において、車両10の進行方向(前後方向)、または、蓄電装置200の延設方向をX軸方向と定義する。また、車両10の幅方向(左右方向)、2つの蓄電装置200の並び方向、第一系統300と第二系統400との並び方向、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410との並び方向、または、支持部材500のスライド方向をY軸方向と定義する。また、車両10、蓄電装置200または蓄電ユニットの上下方向(鉛直方向)をZ軸方向と定義する。これらX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに交差(本実施の形態では直交)する方向である。なお、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられ、Z軸方向は上下方向となることには限定されないが、以下では説明の便宜のため、Z軸方向を上下方向として説明する。また、以下の説明において、例えば、X軸方向プラス側とは、X軸の矢印方向側を示し、X軸方向マイナス側とは、X軸方向プラス側とは反対側を示す。Y軸方向やZ軸方向についても同様である。
(実施の形態)
まず、蓄電装置200の概略構成について、説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置200を備える車両10の外観を示す正面図である。また、図2は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置200の外観を示す斜視図である。また、図3は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置200の内部の構成を示す斜視図である。具体的には、図3は、図2の蓄電装置200から外装体210の側壁212〜215及び上壁219を取り外して、蓄電装置200の内部の構成を示した図である。
図1に示すように、車両10は、鉄道車両であり、車両本体100と蓄電装置200とを備えている。車両本体100は、鉄道車両の本体部である。また、蓄電装置200は、車両本体100の下方に設けられた電源装置である。本実施の形態では、車両本体100の底部の左右両側(Y軸方向両側)に、2つの蓄電装置200が設けられている。
なお、車両10に設けられる蓄電装置200は2つには限定されず、1つまたは3つ以上の蓄電装置200が設けられた構成でもかまわない。また、車両10としては、鉄道車両に限定されず、例えば、電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)またはプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)等の自動車、自動二輪車、原動機付自転車、電動自転車などの移動体であってもかまわない。
次に、蓄電装置200について、具体的に説明する。図2に示すように、蓄電装置200は、外装体210と消火設備220とを備えている。また、図3に示すように、蓄電装置200は、外装体210内の蓄電ユニット収容部210Aに、ラック230と、冷却装置240と、複数の第一蓄電ユニット310を有する第一系統300と、複数の第二蓄電ユニット410を有する第二系統400とを備えている。なお、蓄電装置200は、外装体210内の制御部品収容部210Bに、冷却装置240の起動停止や、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の充放電などを制御する制御部品を備えているが、図示及び詳細な説明は省略する。
外装体210は、蓄電装置200の外装体(容器)を構成するX軸方向に長尺の矩形箱状の部材であり、下壁211と、側壁212〜218と、上壁219とを有している。これらの外装体210を構成する各壁部材は、どのような材質で形成されていてもかまわないが、例えば、強度確保等の観点から、鋼板などの金属製の部材で形成されている。
下壁211は、外装体210の下部に配置された底面(床面)を形成する壁であり、側壁212〜218の下方に配置されている。具体的には、下壁211は、外縁が側壁212〜218の下端に接続されて配置された、X軸方向に延設された長尺状かつ矩形状の板状部材である。上壁219は、外装体210の上部に配置された天井(屋根)を形成する壁であり、側壁212〜218の上方に配置されている。具体的には、上壁219は、外縁が側壁212〜218の上端に接続されて配置された、X軸方向に延設された長尺状かつ矩形状の板状部材である。
側壁212〜218は、下壁211から立設して配置された外装体210の側壁であり、下壁211の外縁に沿って、下壁211を囲うように配置されている。具体的には、側壁216は、外装体210の短側面のうちX軸方向プラス側の面(前面)を形成する、矩形状の板状部材である。また、側壁218は、当該短側面のうちX軸方向マイナス側の面(背面)を形成する、矩形状の板状部材である。また、側壁217は、外装体210の長側面のうちY軸方向プラス側の面(左側面)を形成する、X軸方向に延設された矩形状の板状部材である。また、側壁212〜215は、当該長側面のうちY軸方向マイナス側の面(右側面)を形成する、矩形状の板状部材である。
ここで、側壁212〜214には、それぞれ、矩形状の排気口212a〜214aが形成されている。排気口212a〜214aは、外装体210内の空気を外方に放出する開口部が形成された排気口であり、側壁212〜214それぞれの中央位置に配置されている。なお、排気口212a〜214aの形状は、矩形状には限定されず、円形状、楕円形状、三角形状などどのような形状であってもかまわない。つまり、第一蓄電ユニット310や第二蓄電ユニット410によって熱せられた空気を、冷却装置240で排気口212a〜214aから外装体210の外方に排出することで、外装体210内の温度上昇を抑制する。この熱せられた空気を外装体210の外方に排出する詳細については、後述する。
なお、本実施の形態では、側壁217についても、側壁212〜215と同様に、4つの板状部材に分割され、かつ、排気口212a〜214aと同様の開口部が形成されている。つまり、当該開口部は、冷却装置240によって外装体210の外方の空気を外装体210の内方に取り入れる空気取入口である。なお、当該開口部(空気取入口)の形状等の構成は、排気口212a〜214aと同様の構成を有するため、詳細な説明及び図示は省略する。
消火設備220は、側壁216に設けられた収容箱本体221と収容箱蓋体222とからなる収容箱を備えており、当該収容箱内に、消火ボンベ223が収容されている。消火ボンベ223は、消火剤が収容された容器である。本実施の形態では、消火ボンベ223は、円柱形状の容器であるが、消火ボンベ223の形状は円柱形状には限定されず矩形状などであってもよい。また、消火ボンベ223の材質は、消火剤を貯蔵可能な材質であれば特に限定されないが、例えば金属や樹脂などである。
また、消火剤としては、適宜公知の消火剤が採用されればよいが、例えば、炭酸水素ナトリウムを主成分とする粉末状の消火剤や、絶縁オイルなどの不活性な液体からなる消火剤などが挙げられる。または、消火剤は、無害であるという観点から、例えば炭酸ガス(二酸化炭素)であってもよいし、窒素ガスなど炭酸ガス以外の不活性ガスや冷却された空気などであってもよいし、水や液体窒素などの液体であってもよいし、ドライアイスなどの固体であってもよい。
また、消火設備220は、さらに、消火ボンベ223に接続され、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410に亘って配置される消火管224を備えている。具体的には、消火管224は、複数の第一蓄電ユニット310からなる第一系統300及び複数の第二蓄電ユニット410からなる第二系統400の上方において、複数回折り返されて、X軸方向に延設されている。つまり、消火管224は、外装体210内の蓄電ユニット収容部210A及び制御部品収容部210Bの上部全体に亘って延設されており、外装体210内の第一蓄電ユニット310、第二蓄電ユニット410及び制御部品などを火災などから保護する。
ここで、消火管224は、例えば、高温(160℃程度)で溶融する樹脂製の配管(チューブ)であり、外装体210内の温度が高温になった場合に破れて、内部の消火剤を放出する。なお、この消火剤を放出する仕組みは、上記には限定されず、消火剤の膨張による圧力上昇によって消火管224が破れたり、外装体210内の温度に応じて消火管224に配置された弁を開放したりする構成など、どのようなものであってもかまわない。
ラック230は、第一系統300及び第二系統400に含まれる蓄電ユニットの収容空間を形成する矩形状かつ平板状の部位からなる部材である。つまり、ラック230は、複数の第一蓄電ユニット310及び複数の第二蓄電ユニット410を収容し、かつ、当該複数の第一蓄電ユニット310及び複数の第二蓄電ユニット410を載置して支持する。なお、ラック230を構成する部材は、どのような材質で形成されていてもよいが、金属等の強度の高い材質によって形成されているのが好ましい。
以下、このラック230の構成について、図4を用いて、さらに詳細に説明する。図4は、本発明の実施の形態に係るラック230の構成を示す斜視図である。具体的には、同図は、図3の蓄電装置200から消火管224、冷却装置240、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410を取り外して、ラック230の構成を示した図である。
図4に示すように、ラック230は、第一ラック部231と、第二ラック部232とを有している。第一ラック部231は、下壁211に対して立設した矩形の板状部材であり、第二ラック部232を固定するとともに、蓄電ユニット間を仕切る機能を有している。つまり、第一ラック部231は、第一系統300及び第二系統400において、第一蓄電ユニット310同士及び第二蓄電ユニット410同士を仕切ることで、1対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410同士を仕切る。本実施の形態では、YZ平面に平行な8枚の第一ラック部231が、X軸方向に並んで配置されている。
また、第二ラック部232は、隣り合う第一ラック部231の間に配置され固定された矩形の板状部材であり、1対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410を載置する。本実施の形態では、27対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410に対して、27枚の第二ラック部232が、XY平面に平行かつY軸方向に延設されて配置されている。このような構成により、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410が、ラック230に対してスライド可能に配置される。
なお、全ての第一ラック部231が同じ形状となっていてもよいし、例えば板厚が異なるなど、いずれかの第一ラック部231が異なる形状を有していてもよい。同様に、全ての第二ラック部232が同じ形状となっていてもよいし、例えば板厚が異なるなど、いずれかの第二ラック部232が異なる形状を有していてもよい。また、第一ラック部231及び第二ラック部232は、矩形の板状部材には限定されず、例えば棒状部材などであってもかまわない。
図3に戻り、冷却装置240は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410との並び方向(Y軸方向)において、第一蓄電ユニット310または第二蓄電ユニット410の側方に配置される送風装置(ファン)である。本実施の形態では、冷却装置240は、第一蓄電ユニット310の側方に配置されており、第二蓄電ユニット410側から第一蓄電ユニット310側に向けて(Y軸方向プラス側からマイナス側に向けて)、冷却体を送気する。つまり、冷却装置240は、蓄電装置200が設けられた車両10の中央から外側へ冷却体を流動させる。なお、当該冷却体は、本実施の形態では空気であるが、例えば、窒素など空気以外の媒体、圧縮した空気や窒素、冷却機で冷却された冷気などであってもかまわない。
具体的には、16個の冷却装置240(1個の冷却装置241、7個の冷却装置242、及び8個の冷却装置243)が、側壁212〜214に沿って、Z軸方向及びX軸方向に並んで配置されている。さらに具体的には、1個の冷却装置241が、側壁214の下部に対向して配置されており、3個の冷却装置242が、冷却装置241の上方かつ側壁214に沿ってZ軸方向に並んで配置されている。また、4個の冷却装置242が、側壁213に沿ってZ軸方向に並んで配置されている。ここで、冷却装置241は、1対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の側方に配置される冷却装置である。また、冷却装置242は、2対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の側方に配置される冷却装置である。また、8個の冷却装置243が、側壁212に沿ってZ軸方向及びX軸方向に並んで配置されている。つまり、3対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の側方に、2個の冷却装置243が配置されている。
そして、これらの冷却装置240は、側壁217の開口部(空気取入口)から取り入れられて第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の発熱によって熱せられた空気を、側壁212〜214の排気口212a〜214aから、外装体210の外方に排気する。なお、冷却装置240の個数は、上記には限定されない。つまり、何対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の側方に、何個の冷却装置240が配置されていてもかまわない。
また、蓄電装置200は、複数の第一蓄電ユニット310で構成される第一系統300と、複数の第二蓄電ユニット410で構成される第二系統400との2つの系統を備えている。ここで、第一系統300と第二系統400とは、別系統である。つまり、第二系統400は、第一系統300と直列接続されていない。なお、本実施の形態では、第二系統400は、第一系統300と並列接続されているが、第一系統300と第二系統400とは、電気的な接続がない構成でもかまわない。
以下、この第一系統300及び第二系統400の構成について、図5も用いて、さらに詳細に説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る第一系統300及び第二系統400の構成を示す斜視図である。具体的には、同図は、図3の蓄電装置200から消火管224及び冷却装置240を取り外して、第一系統300及び第二系統400の構成を示した図である。なお、ラック230は点線で示している。
図5に示すように、第一系統300は、複数の第一蓄電ユニット310をY軸方向マイナス側に備えており、第二系統400は、複数の第二蓄電ユニット410をY軸方向プラス側に備えている。つまり、第一系統300の第一蓄電ユニット310は、側壁212〜214の内側面に沿ってX軸方向及びZ軸方向に並んで配置されており、第二系統400の第二蓄電ユニット410は、側壁217の内側面に沿ってX軸方向及びZ軸方向に並んで配置されている。
本実施の形態では、4段6列の第一蓄電ユニット310と、3段1列の第一蓄電ユニット310とが、X軸方向に配列されて、27個の第一蓄電ユニット310によって第一系統300が構成されている。また、4段6列の第二蓄電ユニット410と、3段1列の第二蓄電ユニット410とが、X軸方向に配列されて、27個の第二蓄電ユニット410によって第二系統400が構成されている。このように、第一系統300と第二系統400とは、隣り合って配置されている。
また、第一系統300に含まれるそれぞれの第一蓄電ユニット310の外部接続端子(正極外部接続端子311及び負極外部接続端子312)は、第二系統400とは反対側に配置されている。また、第二系統400に含まれるそれぞれの第二蓄電ユニット410の外部接続端子(正極外部接続端子411及び負極外部接続端子412)は、第一系統300とは反対側に配置されている。
そして、第一系統300及び第二系統400の各系統において、複数の蓄電ユニットが直列に接続されている。つまり、第一系統300においては、隣り合う第一蓄電ユニット310の正極外部接続端子311と負極外部接続端子312とが接続されて、それぞれの第一蓄電ユニット310同士が直列に接続されている。また、第二系統400においては、隣り合う第二蓄電ユニット410の正極外部接続端子411と負極外部接続端子412とが接続されて、それぞれの第二蓄電ユニット410同士が直列に接続されている。
ここで、第一系統300に含まれるそれぞれの第一蓄電ユニット310と、第二系統400に含まれるそれぞれの第二蓄電ユニット410とは、同じ構造(種類)の蓄電ユニットである。
当該蓄電ユニット(第一蓄電ユニット310または第二蓄電ユニット410)は、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電することができる蓄電モジュールであり、複数の蓄電素子(単電池)を有している。例えば、当該蓄電ユニットは、12個の矩形状の蓄電素子を有している。ここで、当該蓄電素子は、二次電池であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。例えば、蓄電素子は、容器、電極端子(正極端子及び負極端子)を備え、容器の内方には、電極体(発電要素)、集電体(正極集電体及び負極集電体)等が配置され、また、電解液(非水電解質)が封入されている。
また、当該蓄電ユニット内において、複数の蓄電素子の電極端子同士が直列または並列に接続されて、端部の蓄電素子の電極端子が蓄電ユニットの外部接続端子(正極外部接続端子、負極外部接続端子)に接続されている。これにより、蓄電ユニットは、外部接続端子を介して、外部との間で充放電を行う。なお、当該蓄電素子は、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。
以上のように、蓄電装置200は、1以上の蓄電素子をそれぞれ有する複数の蓄電ユニット(本実施の形態では、12個の蓄電素子をそれぞれ有する54個の蓄電ユニット)を備えている。そして、蓄電装置200は、当該複数の蓄電ユニットに含まれる第一蓄電ユニット310と、当該複数の蓄電ユニットに含まれる、第一蓄電ユニット310と別系統の第二蓄電ユニット410とを備えている。
なお、蓄電装置200が有する系統の数、1系統に含まれる蓄電ユニットの数、1系統における蓄電ユニットの直列接続及び並列接続の数、蓄電ユニットが有する蓄電素子の数などは、一例であり、上記の数に限定されない。例えば、蓄電装置200は1対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410しか備えておらず、さらに、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410は、それぞれ1つの蓄電素子しか有していない構成でもかまわない。また、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とは、異なる構造(種類)の蓄電ユニットであってもよい。
ここで、1対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410は、ラック230に着脱可能(スライド可能)に配置されている。この1対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410がラック230に着脱可能(スライド可能)に配置される構成について、以下に詳細に説明する。
まず、1対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410を有する蓄電ユニット対600の構成について、説明する。図6は、本発明の実施の形態に係る1対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410を有する蓄電ユニット対600の構成を示す斜視図である。また、図7Aは、本発明の実施の形態に係る蓄電ユニット対600の構成を示す平面図であり、図7Bは、本発明の実施の形態に係る蓄電ユニット対600の構成を示す断面図である。具体的には、図7Aは、図6の蓄電ユニット対600を上方から見た場合の上面図であり、図7Bは、図7Aに示した蓄電ユニット対600をVIIB−VIIB線で切断した場合の断面を示す図である。
これらの図に示すように、蓄電ユニット対600は、1対の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の他に、支持部材500と、隣接配置部材510とを有している。
支持部材500は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とを支持する、Y軸方向に延設された矩形状かつ平板状の部材(トレイ)である。つまり、支持部材500の一端部側(Y軸方向マイナス側)に第一蓄電ユニット310が設けられ、支持部材500の他端部側(Y軸方向プラス側)に第二蓄電ユニット410が設けられている。また、第一蓄電ユニット310の外部接続端子(正極外部接続端子311及び負極外部接続端子312)は、第二蓄電ユニット410とは反対側に配置されている。また、第二蓄電ユニット410の外部接続端子(正極外部接続端子411及び負極外部接続端子412)は、第一蓄電ユニット310とは反対側に配置されている。
このように、蓄電装置200は、第一系統300及び第二系統400のうちの対応する第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410をそれぞれ支持する複数の支持部材500を備えている。また、当該複数の支持部材500は、車両10の進行方向及び上下方向のうちの少なくとも一方の方向に隣り合って設けられる2以上のトレイである。そして、当該2以上のトレイのそれぞれの一端部側に第一蓄電ユニット310がそれぞれ設けられ、当該2以上のトレイのそれぞれの他端部側に第二蓄電ユニット410がそれぞれ設けられている。
このような構成により、支持部材500は、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410を支持した状態で、ラック230に収容される。具体的には、支持部材500は、隣り合う第一ラック部231の間に挿入されて、第二ラック部232上に載置され、第二ラック部232とネジ止め等によって固定される。
なお、支持部材500の材質は特に限定されないが、強度確保等の観点から、例えば、鋼板などの金属製の部材で形成されている。ただし、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の外装容器が金属等の導電性部材で形成されているような場合には、絶縁性を確保するために、支持部材500は樹脂等の絶縁部材で形成されているのが好ましい。
ここで、支持部材500は、中央部分に2つの突出したネジ部520を有し、また、Y軸方向マイナス側の端部に、ボルト540が挿入される2つのネジ穴と、Y軸方向プラス側の端部に、ボルト550が挿入される2つのネジ穴とを有している。また、第一蓄電ユニット310は底部に台座313を備えており、台座313のY軸方向マイナス側の端部には、2つのボルト540が挿入される貫通孔または切り欠きが形成され、台座313のY軸方向プラス側の端部にも、2つのネジ部520が挿入される貫通孔または切り欠きが形成されている。また、同様に、第二蓄電ユニット410は底部に台座413を備えており、台座413のY軸方向プラス側の端部には、2つのボルト550が挿入される貫通孔または切り欠きが形成され、台座413のY軸方向マイナス側の端部にも、2つのネジ部520が挿入される貫通孔または切り欠きが形成されている。
これにより、支持部材500は、第一蓄電ユニット310の台座313を、Y軸方向マイナス側の端部において2つのボルト540で固定し、かつ、中央部分において2対のネジ部520及びナット521で固定している。また、支持部材500は、第二蓄電ユニット410の台座413を、Y軸方向プラス側の端部において2つのボルト550で固定し、かつ、中央部分において2対のネジ部520及びナット521で固定している。このようにして、第一蓄電ユニット310は、Y軸方向両端部が支持部材500に固定され、第二蓄電ユニット410も、Y軸方向両端部が支持部材500に固定される。
なお、省スペース化や部品共通化等の観点から、支持部材500の中央部分において、台座313と台座413とを重ねて配置し、同じネジ部520を挿入している。このため、台座313は台座413に対して浮き上がるため、支持部材500は、台座313の下方に、スペースを埋めるための板状部材530を有している。なお、板状部材530の材質は特に限定されず、例えば、鋼板などの金属製の部材や樹脂部材等で形成されている。
ここで、上記構成において、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410を支持部材500に固定した際に、ネジ部520等を配置するために、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410との間には隙間が形成されることとなる。このため、当該隙間を塞ぐ位置(当該隙間のX軸方向両端)に、2つの隣接配置部材510が配置されている。隣接配置部材510は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410との間の隙間と隣り合って配置される矩形状かつ平板状の部材である。
具体的には、一方の隣接配置部材510は、第一蓄電ユニット310のX軸方向プラス側かつY軸方向プラス側の角部と、第二蓄電ユニット410のX軸方向プラス側かつY軸方向マイナス側の角部とに隣接して配置されている。また、他方の隣接配置部材510は、第一蓄電ユニット310のX軸方向マイナス側かつY軸方向プラス側の角部と、第二蓄電ユニット410のX軸方向マイナス側かつY軸方向マイナス側の角部とに隣接して配置されている。これにより、2つの隣接配置部材510は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410との間の隙間を、X軸方向両側から覆って塞いでいる。
なお、隣接配置部材510は、蓄電ユニット対600がラック230に配置された場合に、上方に配置される第二ラック部232との間に隙間が形成されないように上方に延設されているのが好ましいが、第二ラック部232との間に多少の隙間が生じていてもよい。また、隣接配置部材510の材質は特に限定されず、例えば、鋼板などの金属製の部材や樹脂部材等で形成されている。なお、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の外装容器が金属等の導電性部材で形成されているような場合には、絶縁性を確保するために、隣接配置部材510は樹脂等の絶縁部材で形成されているのが好ましい。
この隣接配置部材510によって、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410との間から空気が流入したり、流出したりするのを抑制することができる。このため、図7Aに示すように、流れW0のような空気の流れを抑制し、冷却装置240によって生じる第二蓄電ユニット410から第一蓄電ユニット310への空気の流れを、流れWのように直線状の流れとして形成することができる。
これにより、図8に示すように、冷却装置240は、蓄電装置200が設けられた車両10の中央から外側へ空気を流動させることができる。図8は、本発明の実施の形態に係る冷却装置240によって生じる空気の流れを示す正面図である。なお、同図では、蓄電装置200の外装体210を透過して、外装体210の内部の蓄電ユニット対600と冷却装置240とを示している。
同図に示すように、蓄電装置200は、車両10下部の幅方向(Y軸方向)の両端部に、冷却装置240を備えている。そして、冷却装置240は、車両10の幅方向に空気を送気する。具体的には、同図において、左側の蓄電装置200の冷却装置240は、車両10の幅方向における中央から左外側へ、空気を送気する。また、右側の蓄電装置200の冷却装置240は、車両10の幅方向における中央から右外側へ、空気を送気する。これにより、冷却装置240は、車両10の中央の空気を外側へ流動させることができる。
次に、蓄電ユニット対600がラック230に対して着脱可能(スライド可能)に構成されていることについて、説明する。図9は、本発明の実施の形態に係る蓄電ユニット対600がラック230に対して着脱可能(スライド可能)に構成されていることを示す斜視図である。具体的には、同図は、図3の蓄電装置200から消火管224及び冷却装置240を取り外して、外装体210及びラック230と蓄電ユニット対600との関係を示した図である。
図9に示すように、複数の蓄電ユニット対600は、それぞれ、ラック230に対して着脱可能(スライド可能)に構成されている。つまり、蓄電ユニット対600は、第一ラック部231に仕切られるとともに、第二ラック部232上に載置されている。そして、例えば、複数の蓄電ユニット対600のうちの蓄電ユニット対601、602及び603のメンテナンスを行う際には、これらの蓄電ユニット対601、602及び603をラック230に対してスライドさせて引き抜くことで、取り出すことができる。
このように、蓄電装置200は、第一系統300及び第二系統400のうちの対応する第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410をそれぞれ支持する、それぞれが着脱式の複数の支持部材500を備えている。つまり、支持部材500は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とを支持した状態で、外装体210やラック230等の蓄電装置200の他の部材から着脱できるように構成されている。具体的には、支持部材500は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とを支持した状態で、スライド可能に配置されている。つまり、支持部材500は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とを支持する着脱式の部材であり、ラック230に対してスライドすることで、ラック230から着脱できるように構成されている。
この構成により、図10に示すように、蓄電ユニット対600を、車両10に対して外側にスライドさせて、取り外したり取り付けたりすることができる。図10は、本発明の実施の形態に係る蓄電ユニット対600が車両10に対して着脱可能(スライド可能)に構成されていることを示す正面図である。なお、同図では、蓄電装置200の外装体210を透過して、外装体210の内部の蓄電ユニット対600を示している。
同図に示すように、複数の蓄電ユニット対600は、それぞれ、車両10に対して、車両10の幅方向に沿って着脱可能(スライド可能)に構成されている。つまり、複数の支持部材500は、それぞれが車両10の幅方向に沿ってスライド可能に配置されている。これにより、同図において、左側の蓄電装置200の蓄電ユニット対601は、車両10の左外側に向けてスライドされて取り外され、また、中央に向けてスライドされて取り付けられる。また、右側の蓄電装置200の蓄電ユニット対602は、車両10の右外側に向けてスライドされて取り外され、また、中央に向けてスライドされて取り付けられる。
例えば、左側の蓄電装置200の蓄電ユニット対601においては、まず、蓄電ユニット対601の側方に配置されている外装体210の側壁(例えば側壁212や側壁217)と冷却装置240とを取り外す。そして、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の外部接続端子の接続や制御配線の接続等を取り外し、さらに、支持部材500とラック230の第二ラック部232との固定(ネジ止め等)を解除する。例えば、冷却装置240や側壁212等を取り外すことで第一蓄電ユニット310の外部接続端子の接続を取り外すことができ、側壁217等を取り外すことで第二蓄電ユニット410の外部接続端子の接続を取り外すことができる。これにより、蓄電ユニット対601を車両10の外側から引き抜くことができる。
以上のように、本発明の実施の形態に係る蓄電装置200によれば、複数の蓄電ユニットに含まれる別系統の2つの蓄電ユニットである第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とを支持する着脱式の支持部材500を備えている。つまり、別系統の2つの蓄電ユニットを、1つの支持部材500で支持した状態で、支持部材500とともに着脱することができる。このため、メンテナンス時等において、当該2つの蓄電ユニットを一体として取り外したり、取り付けたりすることができ、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、支持部材500は、別系統の2つの蓄電ユニットを支持した状態でスライド可能に配置されているため、支持部材500をスライドさせることで、容易に、当該2つの蓄電ユニットを一体として取り外したり、取り付けたりすることができる。このため、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、第一蓄電ユニット310の外部接続端子は、第二蓄電ユニット410とは反対側に配置され、第二蓄電ユニット410の外部接続端子は、第一蓄電ユニット310とは反対側に配置されている。つまり、2つの蓄電ユニットの外部接続端子は、外側に配置されている。このため、蓄電ユニットの外部接続端子の接続を外側から行うことができるため、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、蓄電装置200は、別系統の第一系統300及び第二系統400のうちの対応する第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410をそれぞれ支持する、それぞれが着脱式の複数の支持部材500を備えている。つまり、2系統に含まれる対応する2つの蓄電ユニットを、それぞれの支持部材500で支持した状態で着脱することができる。このため、2つの蓄電ユニットごとに取り外したり、取り付けたりすることができ、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、複数の支持部材500は、それぞれが車両10の幅方向に沿ってスライド可能、かつ、隣り合って設けられた2以上のトレイであり、当該トレイの一端部側に第一蓄電ユニット310が設けられ、他端部側に第二蓄電ユニット410が設けられている。これにより、車両10の幅方向に沿ってトレイをスライドさせることで、容易に、トレイ上の第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410を取り外したり、取り付けたりすることができ、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、第一系統300に含まれる第一蓄電ユニット310の外部接続端子は、第二系統400とは反対側に配置され、第二系統400に含まれる第二蓄電ユニット410の外部接続端子は、第一系統300とは反対側に配置されている。つまり、第一蓄電ユニット310の外部接続端子は、外側かつ同じ側に配置されているため、当該外部接続端子同士の接続を容易に行うことができる。第二蓄電ユニット410についても同様である。このため、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる。
また、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の並び方向の側方に冷却装置240が配置されているため、冷却装置240で当該並び方向に空気などの冷却体を送ることで、1つの冷却装置240で、2つの蓄電ユニットを冷却することができる。
また、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410との間の隙間に隣り合って、隣接配置部材510が配置されているため、2つの蓄電ユニットの間の隙間と外部との間の冷却体の流れを抑制することができ、効果的に、2つの蓄電ユニットを冷却することができる。
また、冷却装置240は、車両10の中央から外側へ冷却体を流動させることで、車両10の中央部分の冷たい空気などの冷却体を取り込むことができるので、効果的に、2つの蓄電ユニットを冷却することができる。
また、蓄電装置200が消火設備220を備えていることで、安全性を向上することができる。
以上、本発明の実施の形態に係る蓄電装置200について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施の形態では、27個の第一蓄電ユニット310で第一系統300が構成され、27個の第二蓄電ユニット410で第二系統400が構成されていることとした。しかし、第一系統300がさらに複数の系統に分かれ、第二系統400がさらに複数の系統に分かれている構成でもかまわない。例えば、27個の第一蓄電ユニット310の上2段と下2段とが別系統となっており、27個の第二蓄電ユニット410の上2段と下2段とが別系統となっている構成や、27個の第一蓄電ユニット310の前4列と後3列とが別系統となっており、27個の第二蓄電ユニット410の前4列と後3列とが別系統となっている構成などでもかまわない。または、27個の第一蓄電ユニット310が3つ以上の系統に分かれ、27個の第二蓄電ユニット410も3つ以上の系統に分かれている構成でもよい。
また、上記実施の形態では、支持部材500は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とを載置することで支持するトレイであることとした。しかし、支持部材500は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とを吊り下げることで、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410とを支持する構成であってもかまわない。
また、上記実施の形態では、支持部材500は、ラック230に対してスライドすることで、ラック230から着脱されることとした。しかし、支持部材500は、ラック230に係合または嵌合する部位を有しており、当該係合または嵌合することでラック230から着脱されることにしてもよい。
また、上記実施の形態では、第一蓄電ユニット310の外部接続端子(正極外部接続端子311及び負極外部接続端子312)は、全て、第二蓄電ユニット410とは反対側に配置されていることとした。しかし、いずれかの外部接続端子(正極外部接続端子311または負極外部接続端子312)が、当該反対側とは異なる側に配置されていてもよい。第二蓄電ユニット410についても同様である。
また、上記実施の形態では、支持部材500は、車両10の幅方向に沿ってスライド可能に配置されていることとした。しかし、支持部材500は、車両10の前後方向に沿ってスライド可能に配置されていることにしてもよい。これによっても、車両10の前側または後側から、蓄電ユニット対600を取り外したり取り付けたりすることができる。
また、上記実施の形態では、支持部材500は、車両10の進行方向及び上下方向に隣り合って配置されることとした。しかし、支持部材500は、進行方向のみ、または上下方向のみに隣り合って配置されることにしてもよい。
また、上記実施の形態では、隣接配置部材は、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410との隙間のX軸方向両側に隣接して配置されていることとした。しかし、隣接配置部材は、図11に示すように、第一蓄電ユニット310と第二蓄電ユニット410との隙間の上方(Z軸方向プラス側)にも隣接して配置されていることにしてもよい。図11は、本発明の実施の形態の変形例に係る隣接配置部材511の構成を示す斜視図である。つまり、隣接配置部材511は、2つの側面と上面とからなるコの字形状(U字形状)を有しており、第一蓄電ユニット310及び第二蓄電ユニット410の隙間の側方に加えて、上方も塞ぐことができている。これにより、図7Aに示したように、冷却装置240によって生じる第二蓄電ユニット410から第一蓄電ユニット310への空気の流れを、流れWのように直線状の流れとして形成することができる。なお、隣接配置部材511は、2枚の側面及び1枚の上面からなる3枚の板状部材から構成されていてもよいし、1枚の板状部材が折り曲げられて形成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、冷却装置240は、車両10の幅方向の両端部に配置されており、車両10の中央から外側へ冷却体を流動させることとした。しかし、冷却装置240は、車両10の幅方向の中央部に配置されており、車両10の中央から外側へ冷却体を流動させることにしてもよい。また、冷却装置240は、上記以外の位置に配置されていてもよいし、車両10の外側から中央へ冷却体を流動させることにしてもよい。
また、上記実施の形態では、冷却装置240は、冷却体(空気)を送気するファンであることとした。しかし、冷却装置240は、蓄電ユニット対600を冷却可能なものであれば特に限定されず、例えば水冷式の冷却装置などであってもかまわない。
また、上記実施の形態が備える各構成要素を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。例えば、蓄電装置200は、上記説明した全ての構成要素を備えている必要はなく、消火設備220、冷却装置240、隣接配置部材510などを備えていない構成でもかまわない。
また、本発明は、このような蓄電装置200として実現することができるだけでなく、蓄電装置200を備える車両10などの移動体としても実現することができる。
本発明は、蓄電ユニットの取り扱いを容易にすることができる蓄電装置等に適用できる。
10 車両
200 蓄電装置
220 消火設備
223 消火ボンベ
224 消火管
230 ラック
240、241、242、243 冷却装置
300 第一系統
310 第一蓄電ユニット
311、411 正極外部接続端子
312、412 負極外部接続端子
400 第二系統
410 第二蓄電ユニット
500 支持部材
510、511 隣接配置部材
600、601、602 蓄電ユニット対

Claims (10)

  1. 1以上の蓄電素子をそれぞれ有する複数の蓄電ユニットを備える蓄電装置であって、
    前記複数の蓄電ユニットに含まれる第一蓄電ユニットと、
    前記複数の蓄電ユニットに含まれる、前記第一蓄電ユニットと別系統の第二蓄電ユニットと、
    前記第一蓄電ユニットと前記第二蓄電ユニットとを支持する着脱式の支持部材と
    を備える蓄電装置。
  2. 前記支持部材は、前記第一蓄電ユニットと前記第二蓄電ユニットとを支持した状態で、スライド可能に配置されている
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記第一蓄電ユニットの外部接続端子は、前記第二蓄電ユニットとは反対側に配置され、
    前記第二蓄電ユニットの外部接続端子は、前記第一蓄電ユニットとは反対側に配置される
    請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 前記蓄電装置は、
    複数の前記第一蓄電ユニットを有する第一系統と、
    複数の前記第二蓄電ユニットを有し、前記第一系統と直列接続されていない別系統の第二系統と、
    前記第一系統及び前記第二系統のうちの対応する前記第一蓄電ユニット及び前記第二蓄電ユニットをそれぞれ支持する、それぞれが着脱式の複数の前記支持部材とを備える
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記複数の支持部材は、それぞれが車両の幅方向に沿ってスライド可能に配置され、かつ、前記車両の進行方向及び上下方向のうちの少なくとも一方の方向に隣り合って設けられる2以上のトレイであり、
    前記2以上のトレイのそれぞれの一端部側に前記第一蓄電ユニットがそれぞれ設けられ、
    前記2以上のトレイのそれぞれの他端部側に前記第二蓄電ユニットがそれぞれ設けられる
    請求項4に記載の蓄電装置。
  6. 前記第一系統と前記第二系統とは、隣り合って配置されており、
    前記第一系統に含まれるそれぞれの前記第一蓄電ユニットの外部接続端子は、前記第二系統とは反対側に配置され、
    前記第二系統に含まれるそれぞれの前記第二蓄電ユニットの外部接続端子は、前記第一系統とは反対側に配置される
    請求項4または5に記載の蓄電装置。
  7. さらに、
    前記第一蓄電ユニットと前記第二蓄電ユニットとの並び方向において、前記第一蓄電ユニットまたは前記第二蓄電ユニットの側方に配置される冷却装置を備える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  8. さらに、
    前記第一蓄電ユニットと前記第二蓄電ユニットとの間の隙間と隣り合って配置される隣接配置部材を備える
    請求項7に記載の蓄電装置。
  9. 前記冷却装置は、前記蓄電装置が設けられた車両の中央から外側へ冷却体を流動させる
    請求項7または8に記載の蓄電装置。
  10. さらに、
    消火剤が収容された容器と、
    前記容器に接続され、前記第一蓄電ユニット及び前記第二蓄電ユニットに亘って配置される消火管とを備える
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の蓄電装置。
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