JP2017194738A - 制御プログラム作成装置及び制御プログラム作成方法 - Google Patents

制御プログラム作成装置及び制御プログラム作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロジックの類似した2つのマスタを統合する。
【解決手段】ロジック21をマスタ2として記憶するマスタ記憶部101と、ロジック21内の機能ブロックに対するパラメータ31を、対応するマスタ2に紐付けたインスタンス3として記憶するインスタンス記憶部102と、マスタ記憶部101に記憶されたマスタ2から、統合対象及び統合先のロジック21を図示したロジック画面1041,1042、及び、統合対象及び統合先の機能ブロックを対応付けるための対応付け画面1043を生成する画面生成部104と、画面生成部104により生成された画面1041〜1043を表示する表示部105と、表示部105により表示された対応付け画面1043に対する対応付け情報の入力が完了した後、当該対応付け情報に基づき、統合対象のロジック21を統合先のロジック21に統合する統合部106とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、制御プログラムを作成する制御プログラム作成装置及び制御プログラム作成方法に関するものである。
従来から、基準階ベースで構築されるプラント又は建物等の制御システムにおける制御コントローラ用の制御プログラムは、制御プログラム作成装置を利用することで作成される。この制御プログラム作成装置は、ユーザから、プログラムロジック(以下、ロジックと称す)、及び当該ロジック内の後述する機能ブロックに対する調整パラメータ(以下、パラメータと称す)の入力を受付けることで、制御プログラムを作成する。ここで、ロジックは、制御アルゴリズムである複数の機能ブロックと、当該機能ブロック間を結合するコネクタとの組み合わせから成るものである。また、パラメータには名称及び設定値を示す情報が含まれている。また、制御プログラム作成装置は、描画エディタでロジックを図示することで、効率的な作業を実現している。この制御プログラム作成装置により作成された制御プログラムは、制御コントローラにダウンロードされる。
一方、制御システムでは、同一のロジックを有する制御プログラムを搭載した多数の制御コントローラが存在することが多い。そのため、これらの制御コントローラに対し、制御プログラム作成装置を用いて同一のロジックを繰り返し描画して制御プログラムを作成することは不合理である。また、ロジックの修正又は機能拡張が発生した場合に、変更作業を繰り返すことになり、煩雑である。
そこで、制御プログラムを、マスタと当該マスタに紐付けられたインスタンスとから成る構造で表現することで、同一のロジックを有する制御プログラムの作成を効率化したものが知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に開示された従来技術では、マスタにはロジックを持たせ、インスタンスには、ロジックは持たせず、紐付けたマスタが有するロジック内の機能ブロックに対するパラメータのみを持たせている。
また、特許文献1に開示された従来技術では、1つのマスタ(とそれに紐づくインスタンス)を、ロジックの異なる2つのマスタ(とそれに紐づくインスタンス)に分割する機能も有している。
特開2004−94432号公報
しかしながら、従来技術では、ロジックの類似した2つのマスタを1つのマスタに統合することはできないという課題があった。そのため、運用上では、統合先のマスタに対して、統合対象のマスタに紐づくインスタンスと同様のインスタンスを再度生成して紐付けることで、上記統合と同等の操作を行っている。この場合、パラメータを再度設定する必要があり、作業量の増加及びヒューマンエラーによる品質劣化を招く恐れがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ロジックの類似した2つのマスタを統合することができる制御プログラム作成装置及び制御プログラム作成方法を提供することを目的としている。
この発明に係る制御プログラム作成装置は、複数の機能ブロック及び当該機能ブロック間を結合するコネクタの組み合わせから成るロジックを、マスタとして記憶するマスタ記憶部と、ロジック内の機能ブロックに対するパラメータを、対応するマスタに紐付けたインスタンスとして記憶するインスタンス記憶部と、マスタ記憶部に記憶されたマスタに基づいて、統合対象のロジック及び統合先のロジックを図示したロジック画面、及び、統合対象のロジック及び統合先のロジックにおいて機能ブロックを対応付けるための対応付け画面を生成する画面生成部と、画面生成部により生成された画面を表示する表示部と、表示部により表示された対応付け画面に対する対応付け情報の入力が完了した後、当該対応付け情報に基づいて、統合対象のロジックを統合先のロジックに統合する統合部とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、ロジックの類似した2つのマスタを統合することができる。
この発明の実施の形態1に係る制御プログラム作成装置の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る制御プログラム作成装置によるマスタの統合動作例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る制御プログラム作成装置に記憶されたマスタ及びインスタンスを説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る制御プログラム作成装置によるマスタの統合動作の概要を説明する図である。 図5A〜図5Cは、この発明の実施の形態1における表示部により表示される画面(初期状態)の一例を示す図であり、統合先のロジック画面であり、統合対象のロジック画面であり、対応付け画面である。 図6A〜図6Cは、この発明の実施の形態1における表示部により表示される画面の一例を示す図(途中)であり、統合先のロジック画面であり、統合対象のロジック画面であり、対応付け画面である。 図7A〜図7Cは、この発明の実施の形態1における表示部により表示される画面の一例を示す図(対応付け完了時)であり、統合先のロジック画面であり、統合対象のロジック画面であり、対応付け画面である。 この発明の実施の形態2に係る制御プログラム作成装置の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る制御プログラム作成装置に記憶されたマスタ及びインスタンスを説明する図である。 この発明の実施の形態2における表示部により表示される対応付け画面の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2における表示部により表示されるパラメータ選択画面の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る制御プログラム作成装置1の構成例を示す図である。
制御プログラム作成装置1は、基準階ベースで構築されるプラント又は建物等の制御システムにおける制御コントローラ用の制御プログラムを作成するものである。以下では、制御プログラム作成装置1が有する機能のうち、マスタ2の統合に関する機能についてのみ説明を行う。この制御プログラム作成装置1は、マスタ2の統合に関する機能として、図1に示すように、マスタ記憶部101、インスタンス記憶部102、設定部103、画面生成部104、表示部105及び統合部106を備えている。なお、制御プログラム作成装置1は、システムLSI等の処理回路や、メモリ等に記憶されたプログラムを実行するCPU等により実現される。
マスタ記憶部101は、複数の機能ブロック及び当該機能ブロック間を結合するコネクタの組み合わせから成るロジック21を、マスタ2として記憶するものである。
インスタンス記憶部102は、上記ロジック21内の機能ブロックに対するパラメータ31を、対応するマスタ2に紐付けたインスタンス3として記憶するものである。なお、パラメータ31には名称及び設定値を示す情報が含まれている。
設定部103は、統合対象のロジック21及び統合先のロジック21を設定するものである。なお、ユーザは、マウス又はキーボード等の入力装置(不図示)を介して、設定部103に対し、統合対象のロジック21及び統合先のロジック21の指定を行う。
画面生成部104は、設定部103による設定結果及びマスタ記憶部101に記憶されたマスタ2に基づいて、統合対象のロジック画面1041、統合先のロジック画面1042、及び、対応付け画面1043を生成するものである。ここで、統合対象のロジック画面1041は、統合対象のロジック21を図示した画面である。また、統合先のロジック画面1042は、統合先のロジック21を図示した画面である。また、対応付け画面1043は、統合対象のロジック21及び統合先のロジック21において機能ブロックを対応付けるための画面である。
また、画面生成部104は、表示部105により表示された対応付け画面1043に対して対応付け情報が入力される毎に、統合対象のロジック画面1041の更新を行う機能も有している。すなわち、画面生成部104は、対応付け情報が入力される毎に、統合対象のロジック画面1041における機能ブロックの表示位置を、統合先のロジック画面1042において対応付けられた機能ブロックの表示位置に変更する。また、上記機能ブロックの表示位置の変更に伴い、統合対象のロジック画面1041における当該機能ブロックに接続されたコネクタの長さを結合関係を変えないように変更する。
表示部105は、画面生成部104により生成された画面1041〜1043をディスプレイ等の表示装置(不図示)に表示するものである。また、ユーザは、入力装置を介して、表示部105により表示された対応付け画面1043に対し、対応付け情報の入力を行う。
統合部106は、表示部105により表示された対応付け画面1043に対する対応付け情報の入力が完了した後、当該対応付け情報に基づいて、統合対象のロジック21を統合先のロジック21に統合するものである。この際、統合部106は、統合対象のロジック21に対し、統合先のロジック21から不足する機能ブロックを追加し、また、統合先のロジック21に存在しない機能ブロックを削除する。
次に、実施の形態1に係る制御プログラム作成装置1によるマスタ2の統合動作例について、図1〜4を参照しながら説明する。なお、図3に示すように、実施の形態1では、マスタ記憶部101に記憶されたマスタ2は、ロジック21を有している。また、インスタンス記憶部102に記憶されたインスタンス3は、ロジック21は持たず、上記ロジック21内の機能ブロックに対するパラメータ31を有している。なお、インスタンス3は特定のマスタ2と紐付けられている。そして、制御プログラムは、マスタ2が有するロジック21とインスタンス3が有するパラメータ31とを組合わせることで構成することができる。
また、制御プログラム作成装置1による統合動作では、図4に示すように、ロジック21の類似した2つのマスタ2を統合することを目的としている。
制御プログラム作成装置1によるマスタ2の統合動作例では、図2に示すように、まず、設定部103は、統合対象のロジック21及び統合先のロジック21を設定する(ステップST201)。なお、ユーザは、入力装置を介して、設定部103に対し、統合対象のロジック21及び統合先のロジック21の指定を行う。
次いで、画面生成部104は、設定部103による設定結果及びマスタ記憶部101に記憶されたマスタ2に基づいて、統合対象のロジック画面1041、統合先のロジック画面1042、及び、対応付け画面1043を生成する(ステップST202)。
次いで、表示部105は、画面生成部104により生成された画面1041〜1043を表示装置に表示する(ステップST203)。
次いで、画面生成部104は、表示部105により表示された対応付け画面1043に対して対応付け情報が入力される毎に、統合対象のロジック画面1041の更新を行う(ステップST204)。すなわち、画面生成部104は、対応付け情報が入力される毎に、統合対象のロジック画面1041における機能ブロックの表示位置を、統合先のロジック画面1042において対応づけられた機能ブロックの表示位置に変更する。また、上記機能ブロックの表示位置の変更に伴い、統合対象のロジック画面1041における当該機能ブロックに接続されたコネクタの長さを結合関係を変えないように変更する。
次いで、統合部106は、表示部105により表示された対応付け画面1043に対する対応付け情報の入力が完了した後、当該対応付け情報に基づいて、統合対象のロジック21を統合先のロジック21に統合する(ステップST205)。この際、統合部106は、統合対象のロジック21に対し、統合先のロジック21から不足する機能ブロックを追加し、また、統合先のロジック21に存在しない機能ブロックを削除する。
次に、実施の形態1に係る制御プログラム作成装置1によるマスタ2の統合動作の具体例を示す。
図5は、実施の形態1における表示部105により表示される画面(初期状態)1041〜1043の一例を示す図である。
表示部105は、初期状態では、図5A、図5Bに示すように、統合先のロジック画面1042と、統合対象のロジック画面1041とを表示する。このロジック画面1041,1042では、機能ブロックに、当該機能ブロックを識別する記号と、その実行番号とが記されている。また、表示部105は、図5Cに示すように、統合先のロジック21内の機能ブロックと統合対象のロジック21内の機能ブロックとの対応付けを行うための対応付け画面(ダイヤログボックス)1043を表示する。この対応付け画面1043では、統合先のロジック21に関する情報(機能ブロックの実行番号及び当該機能ブロックを示す記号)と、統合対象のロジック21に関する情報(機能ブロックの実行番号、当該機能ブロックを示す記号、及び統合先の対応ブロック番号)とが記されている。なお、統合先の対応ブロック番号は、統合先の対応する機能ブロックの実行番号である。また初期状態では、図5Cに示すように、統合先の対応ブロック番号は空白となっており、ユーザが入力装置を介して実行番号を入力することで対応付け情報の入力を行う。
ここで、図5Aに示す統合先のロジック画面1042と図5Bに示す統合対象のロジック画面1041を比較すると、機能ブロック(PID)は両画面1041,1042に存在し、統合対象では実行番号が「3」であるのに対し、統合先では実行番号が「4」となっている。そこで、ユーザは、図6Cに示すように、対応付け画面1043において、統合対象の機能ブロック(PID)に対して、統合先の対応ブロック番号として「4」を入力する。
これにより、画面生成部104は、統合対象のロジック画面1041における機能ブロック(PID)の表示位置(座標位置)を、統合先のロジック画面1042における機能ブロック(PID)の表示位置(座標位置)に変更させる。また、統合対象のロジック画面1041において、機能ブロック(PID)に接続されたコネクタの長さを結合関係が変わらないように変更する。また、統合対象のロジック画面1041における機能ブロック(PID)に記されていた実行番号「3」を「4」に変更する。これにより、図6Bに示すように、対応付け画面1043に対して入力された対応付け情報に応じて、統合対象のロジック画面1041を更新することができる。なお図6Aに示すように、統合先のロジック画面1042には変化はない。
その後、ユーザは、対応付け画面1043において、統合先の対応ブロック番号の入力を全て行う。図7は、対応付け情報の入力が完了した状態を示す図である。なお図7Bに示すロジック画面1041では、図6Bに示すロジック画面1041に対して、機能ブロック(ADD)及び機能ブロック(MUL)の表示位置及び実行番号が更新されている。
そして、統合部106は、入力された対応付け情報に基づいて、統合対象のロジック21を統合先のロジック21に統合する。この際、統合部106は、統合対象のロジック21に対し、統合先のロジック21から不足する機能ブロックを追加し、また、統合先のロジック21に存在しない機能ブロックを削除する。図7の例では、統合部106は、統合対象のロジック画面1041において、統合先のロジック画面1042における機能ブロック(SEL)が不足しているため、この機能ブロック(SEL)を追加する。(また、追加した機能ブロックに対するパラメータ31を設定するため、統合部106では、統合先のマスタ2に紐付けられたインスタンス3のうちのどれからパラメータ31をコピーするか等を予め定めておく必要がある)なお図7の例では、統合対象のロジック21には、統合先のロジック21に対して不要な機能ブロックは存在しないため、統合対象のロジック21から削除される機能ブロックはない。これにより、統合対象のロジック画面1041を統合先のロジック画面1042に合わせることができる。この際、統合対象のロジック画面1041における機能ブロックの表示位置は、全て統合先のロジック画面1042に合わせる。また、統合対象のロジック画面1041におけるコネクタの結合関係は、全て統合先のロジック画面1042に合わせる。以上の処理により、統合対象のロジック21に紐づいていた全てのインスタンス3を、統合先のロジック21に紐付けることができる。
なお上記では、表示部105は、統合対象のロジック画面1041と統合先のロジック画面1042を2つの別ウィンドウで同時に表示する場合を想定して説明を行った。しかしながら、ロジック画面1041,1042の表示方法はこれに限るものではなく、表示部105は、統合対象のロジック画面1041と統合先のロジック画面1042を、1つのウィンドウでパラパラ漫画のように切替えて表示するようにしてもよい。
また上記では、対応付け画面1043に対する対応付け情報の入力を、ユーザが手動で行う場合を示した。しかしながら、統合対象のロジック21と統合先のロジック21内に同一の機能ブロックが1つしかないものについては、自動で対応付け情報の入力を行うことも可能である。
以上のように、この実施の形態1によれば、複数の機能ブロック及び当該機能ブロック間を結合するコネクタの組み合わせから成るロジック21をマスタ2として記憶するマスタ記憶部101と、ロジック21内の機能ブロックに対するパラメータ31を、対応するマスタ2に紐付けたインスタンス3として記憶するインスタンス記憶部102と、マスタ記憶部101に記憶されたマスタ2に基づいて、統合対象のロジック21及び統合先のロジック21を図示したロジック画面1041,1042、及び、統合対象のロジック21及び統合先のロジック21において機能ブロックを対応付けるための対応付け画面1043を生成する画面生成部104と、画面生成部104により生成された画面1041〜1043を表示する表示部105と、表示部105により表示された対応付け画面1043に対する対応付け情報の入力が完了した後、当該対応付け情報に基づいて、統合対象のロジック21を統合先のロジック21に統合する統合部106とを備えたので、ロジック21の類似した2つのマスタ2を統合することができる。よって、ロジック21の類似した2つのマスタ2を1つのマスタ2に統合する必要がある場合にも、ユーザによる作業の増加及びヒューマンエラーによる品質劣化を回避することができ、制御プログラムの作成の効率化を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、マスタ2がロジック21のみを有する場合を示した。それに対して、実施の形態2では、マスタ2がロジック21及び基準のパラメータを有する場合を示す。
図8はこの発明の実施の形態2に係る制御プログラム作成装置1の構成例を示す図である。この図8に示す実施の形態2に係る制御プログラム作成装置1は、図1に示す実施の形態1に係る制御プログラム作成装置1のマスタ記憶部101、インスタンス記憶部102、画面生成部104及び統合部106をマスタ記憶部101b、インスタンス記憶部102b、画面生成部104b及び統合部106bに変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
マスタ記憶部101bは、ロジック21、及び、当該ロジック21内の機能ブロックに対する基準のパラメータであるマスタパラメータ22を、マスタ2として記憶するものである。なお、マスタパラメータ22には名称及び設定値を示す情報が含まれている。
インスタンス記憶部102bは、上記ロジック21内の機能ブロックに対するパラメータであって、対応するマスタパラメータ22とは異なるパラメータであるインスタンスパラメータ32を、対応するマスタ2に紐付けたインスタンス3として記憶するものである。なお、インスタンスパラメータ32には名称及び設定値を示す情報のうちの少なくとも一方が含まれている。
画面生成部104bは、実施の形態1における画面生成部104が有する機能に加え、マスタ記憶部101bに記憶されたマスタ2に基づいて、統合対象のロジック21と統合先のロジック21におけるマスタパラメータ22の類似度を対応付け画面1043に付加する機能を有するものである。なお、類似度は、マスタパラメータ22の名称及び設定値の一致比率等から得る。
統合部106bは、実施の形態1における統合部106が有する機能に加え、マスタパラメータ22の設定を行う機能を有するものである。この統合部106bは、統合対象のロジック21に対して機能ブロックを追加した場合に、統合先の当該機能ブロックに対するマスタパラメータ22を、統合対象の当該機能ブロックに対するマスタパラメータ22とする。また、統合部106bは、統合対象の機能ブロックに対するマスタパラメータ22を、統合先において対応付けられた機能ブロックに対するマスタパラメータ22に変更するか否かを選択可能とする。なお、ユーザは、入力装置を介して、統合部106bに対し、上記マスタパラメータ22の変更の要否を選択する。
図9は、実施の形態2に係る制御プログラム作成装置1に記憶されるマスタ2及びインスタンス3を説明する図である。
図9に示すように、実施の形態2におけるマスタ2は、ロジック21と、当該ロジック21内の機能ブロックに対する基準のパラメータであるマスタパラメータ22とを有している。また、インスタンス3は、ロジック21は持たず、上記ロジック21内の機能ブロックに対するパラメータであって、対応するマスタパラメータ22とは異なるパラメータであるインスタンスパラメータ32を有している。なお、インスタンス3は特定のマスタ2と紐付けられており、マスタ2が有するロジック21及びマスタパラメータ22とインスタンス3が有するインスタンスパラメータ32とを組合わせることで制御プログラムを構成することができる。
このように、マスタ2がマスタパラメータ22を持つことで、各インスタンス3で共通するパラメータはマスタパラメータ22としてマスタ2で保持されることになり、重複するパラメータの保有を回避することができ、データ量を削減することができる。
また、図10は、実施の形態2における表示部105により表示される対応付け画面1043の一例を示す図である。
図10に示すように、実施の形態2における対応付け画面1043では、図5〜7に示す実施の形態1における対応付け画面1043に対し、統合対象のロジック21と統合先のロジック21におけるマスタパラメータ22の類似度が付加されている。図10,11の例では、機能ブロック毎に、類似度を、(統合先と統合対象において同一である名称及び設定値の個数)/(統合先と統合対象における名称及び設定値の総数)から計算した場合を示している。この類似度により、ユーザが、対応付け情報の入力の際の参考とすることができる。
また、図10の例では、統合部106bは、統合処理において、統合対象のロジック21に機能ブロック(SEL)を追加させることになる。そのため、統合部106bは、統合対象に追加した機能ブロック(SEL)に対するマスタパラメータ22として、統合先の機能ブロック(SEL)に対するマスタパラメータ22を設定する。
また図10に例では、機能ブロック(PID)の類似度は80%であり、統合対象のマスタパラメータ22と統合先のマスタパラメータ22とが一部異なる。そこで、この場合には、統合部106bは、例えば図11に示すようなパラメータ選択画面1061を生成して、表示部105により表示装置に表示させる。図11に示すパラメータ選択画面1061では、機能ブロック(PID)に対し、統合先のマスタパラメータ22に含まれる名称及び設定値と、統合対象のマスタパラメータ22に含まれる名称及び設定値とを一覧表示している。図11の例では、「比例帯」の設定値と「リセット値」の設定値とが異なっている。そして、ユーザは、統合対象の機能ブロック(PID)に対するマスタパラメータ22として、統合対象のマスタパラメータ22と統合先のマスタパラメータ22の何れを適用するかを指定する。そして、統合部106bは、このユーザによる指定に応じて、統合対象の機能ブロック(PID)に対するマスタパラメータ22の設定を行う。
なお図10の例では、機能ブロック(ADD)と機能ブロック(MUL)の類似度は100%であるため、統合対象のマスタパラメータ22と統合先のマスタパラメータ22とは同一である。よって、マスタパラメータ22の変更は一切発生しない。
以上のように、この実施の形態2によれば、マスタ記憶部101bは、ロジック21、及び、当該ロジック21内の機能ブロックに対する基準のパラメータであるマスタパラメータ22を、マスタ2として記憶し、インスタンス記憶部102bは、ロジック21内の機能ブロックに対するパラメータであって、対応するマスタパラメータ22とは異なるパラメータであるインスタンスパラメータ32を、対応するマスタ2に紐付けたインスタンス3として記憶するように構成したので、実施の形態1における効果に加え、より詳細な設定が可能となる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 制御プログラム作成装置
2 マスタ
3 インスタンス
21 ロジック
22 マスタパラメータ
31 パラメータ
32 インスタンスパラメータ
101,101b マスタ記憶部
102,102b インスタンス記憶部
103 設定部
104,104b 画面生成部
105 表示部
106,106b 統合部
1041 統合対象のロジック画面
1042 統合先のロジック画面
1043 対応付け画面
1061 パラメータ選択画面

Claims (8)

  1. 複数の機能ブロック及び当該機能ブロック間を結合するコネクタの組み合わせから成るロジックを、マスタとして記憶するマスタ記憶部と、
    前記ロジック内の前記機能ブロックに対するパラメータを、対応する前記マスタに紐付けたインスタンスとして記憶するインスタンス記憶部と、
    前記マスタ記憶部に記憶されたマスタに基づいて、統合対象の前記ロジック及び統合先の前記ロジックを図示したロジック画面、及び、統合対象の前記ロジック及び統合先の前記ロジックにおいて前記機能ブロックを対応付けるための対応付け画面を生成する画面生成部と、
    前記画面生成部により生成された画面を表示する表示部と、
    前記表示部により表示された対応付け画面に対する対応付け情報の入力が完了した後、当該対応付け情報に基づいて、統合対象の前記ロジックを統合先の前記ロジックに統合する統合部と
    を備えた制御プログラム作成装置。
  2. 前記表示部は、前記画面生成部により生成された統合対象のロジック画面と統合先のロジック画面とを切替えて表示可能とする
    ことを特徴とする請求項1記載の制御プログラム作成装置。
  3. 前記画面生成部は、前記表示部により表示された対応付け画面に対して対応付け情報が入力される毎に、統合対象のロジック画面における前記機能ブロックの表示位置を、統合先のロジック画面において対応付けられた前記機能ブロックの表示位置に変更し、且つ、統合対象のロジック画面における当該機能ブロックに接続されたコネクタの長さを結合関係を変えないように変更する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の制御プログラム作成装置。
  4. 前記マスタ記憶部は、前記ロジック、及び、当該ロジック内の前記機能ブロックに対する基準のパラメータであるマスタパラメータを、前記マスタとして記憶し、
    前記インスタンス記憶部は、前記ロジック内の前記機能ブロックに対するパラメータであって、対応する前記マスタパラメータとは異なるパラメータであるインスタンスパラメータを、対応する前記マスタに紐付けた前記インスタンスとして記憶する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の制御プログラム作成装置。
  5. 前記画面生成部は、前記マスタ記憶部に記憶されたマスタに基づいて、統合対象の前記ロジックと統合先の前記ロジックにおける前記マスタパラメータの類似度を前記対応付け画面に付加する
    ことを特徴とする請求項4記載の制御プログラム作成装置。
  6. 前記統合部は、統合対象の前記ロジックに対して前記機能ブロックを追加した場合に、統合先の当該機能ブロックに対する前記マスタパラメータを、統合対象の当該機能ブロックに対する前記マスタパラメータとする
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の制御プログラム作成装置。
  7. 前記統合部は、統合対象の前記機能ブロックに対する前記マスタパラメータを、統合先において対応付けられた前記機能ブロックに対する前記マスタパラメータに変更するか否かを選択可能とする
    ことを特徴とする請求項4から請求項6のうちのいずれか1項記載の制御プログラム作成装置。
  8. マスタ記憶部は、複数の機能ブロック及び当該機能ブロック間を結合するコネクタの組み合わせから成るロジックを、マスタとして記憶し、
    インスタンス記憶部は、前記ロジック内の前記機能ブロックに対するパラメータを、対応する前記マスタに紐付けたインスタンスとして記憶し、
    画面生成部は、前記マスタ記憶部に記憶されたマスタに基づいて、統合対象の前記ロジック及び統合先の前記ロジックを図示したロジック画面、及び、統合対象の前記ロジック及び統合先の前記ロジックにおいて前記機能ブロックを対応付けるための対応付け画面を生成し、
    表示部は、前記画面生成部により生成された画面を表示し、
    統合部は、前記表示部により表示された対応付け画面に対する対応付け情報の入力が完了した後、当該対応付け情報に基づいて、統合対象の前記ロジックを統合先の前記ロジックに統合する
    ことを特徴とする制御プログラム作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111355857A (zh) * 2018-12-21 2020-06-30 东芝泰格有限公司 图像形成装置及数据结构

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