JP2017194313A - 電子体温計 - Google Patents

電子体温計 Download PDF

Info

Publication number
JP2017194313A
JP2017194313A JP2016083757A JP2016083757A JP2017194313A JP 2017194313 A JP2017194313 A JP 2017194313A JP 2016083757 A JP2016083757 A JP 2016083757A JP 2016083757 A JP2016083757 A JP 2016083757A JP 2017194313 A JP2017194313 A JP 2017194313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
measurement
electronic thermometer
power switch
temperature sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016083757A
Other languages
English (en)
Inventor
大資 石原
Daishi Ishihara
大資 石原
正樹 富岡
Masaki Tomioka
正樹 富岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Healthcare Co Ltd filed Critical Omron Healthcare Co Ltd
Priority to JP2016083757A priority Critical patent/JP2017194313A/ja
Publication of JP2017194313A publication Critical patent/JP2017194313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Abstract

【課題】電源スイッチによって電源がオンされた電源オン状態で、温度センサによって被測定部位の温度を測定する電子体温計において、電源スイッチの押しの有無にかかわらず、測定中に誤って電源がオフされてしまうのを防止すること。【解決手段】電源オン状態で、この電子体温計の温度センサを含む部分が被測定部位に接触しているか又は被測定部位から離間しているかを判断することによって、測定中であるか否かを判定する(S1)。測定中であると判定された場合、電源スイッチの押しの有無にかかわらず電源オン状態を維持する(S2)。一方、測定中でないと判定された場合、電源スイッチが押されると電源をオフする制御を行う(S3)。【選択図】図3

Description

この発明は電子体温計に関し、より詳しくは、電源スイッチによって電源がオンされた状態で、温度センサによって被測定部位の温度を測定する電子体温計に関する。
従来、この種の電子体温計としては、例えば特許文献1(特公平6−29790号公報)に開示されているように、一方向(軸方向)に細長い外形を有し、軸方向の端部(温度センサ(サーミスタ)が設けられた端部とは反対側の端部)に電源スイッチを配置したものが知られている。この電源スイッチの配置によって、測定中に誤って電源がオフされるのを防止するようにしている。
特許文献2(特開2006−118926号公報)に記載の電子体温計でも、温度センサが設けられた端部とは反対側の端部に電源スイッチが配置されている。さらに、この電子体温計では、測定中に誤って電源をオフされるのを防止するために、通電状態(電源がオンされた状態)では、電源スイッチが2秒以上押し続けられたことを条件として、電源をオフするようにしている。
特公平6−29790号公報 特開2006−118926号公報
ユーザが例えば被測定部位としての腋に電子体温計の温度センサが設けられた端部を挿入する場合、通常、手で電子体温計の側面を持ちながら挿入する。したがって、挿入の動作と電源をオンする動作とを同じ持ち方で容易に行えるという観点からは、特許文献1、2における電源スイッチの配置とは異なり、電子体温計の側面に電源スイッチが配置されているのが望ましい。
しかしながら、例えば特許文献2の電子体温計において、仮に電子体温計の側面へ電源スイッチの位置を変更すると、ユーザ(例えば、幼児等)が測定中に姿勢を変えたとき電源スイッチが2秒以上押し続けられ、誤って電源がオフされてしまう可能性が生ずる。
そこで、この発明の課題は、電源スイッチの押しの有無にかかわらず、測定中に誤って電源がオフされてしまうのを防止できる電子体温計を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の電子体温計は、
電源スイッチによって電源がオンされた電源オン状態で、温度センサによって被測定部位の温度を測定する電子体温計であって、
上記電源オン状態で、この電子体温計の上記温度センサを含む部分が上記被測定部位に接触しているか又は上記被測定部位から離間しているかを判断することによって、測定中であるか否かを判定する判定部と、
上記判定部によって測定中であると判定された場合、上記電源スイッチの押しの有無にかかわらず上記電源オン状態を維持する一方、上記判定部によって測定中でないと判定された場合、上記電源スイッチが押されると電源をオフする制御を行う制御部と
を備えたことを特徴とする。
本明細書で、「測定中」とは、被測定部位の温度を測定している状態または期間を意味する。
この発明の電子体温計では、電源スイッチによって電源がオンされた電源オン状態で、判定部が、この電子体温計の温度センサを含む部分が被測定部位に接触しているか又は離間しているかを判断することによって、測定中であるか否かを判定する。制御部は、上記判定部によって測定中であると判定された場合、上記電源スイッチの押しの有無にかかわらず上記電源オン状態を維持する制御を行う。したがって、測定中に誤って電源がオフされてしまうのを防止できる。一方、制御部は、上記判定部によって測定中でないと判定された場合、上記電源スイッチが押されると電源をオフする制御を行う。したがって、測定中でないとき、ユーザの動作(電源スイッチの押し)によって電源オフが可能となる。これにより、無駄な電力消費が避けられる。
なお、電子体温計の外形は、一方向に細長い外形に限定されるものではなく、様々な形状をとり得る。
一実施形態の電子体温計では、上記判定部によって測定中でないと判定された場合、上記制御部は、上記測定中でないと判定されてから上記電源スイッチの押しが無い経過時間が一定時間に達したら、電源をオフする一方、上記測定中でないと判定されてから上記電源スイッチの押しが無い経過時間が上記一定時間未満ならば、上記電源オン状態を維持する制御を行うことを特徴とする。
この一実施形態の電子体温計では、上記判定部によって測定中でないと判定された場合、上記制御部は、上記測定中でないと判定されてから上記電源スイッチの押しが無い経過時間が一定時間に達したら、電源をオフする制御を行う。したがって、無駄な電力消費が避けられる。一方、上記制御部は、上記測定中でないと判定されてから上記電源スイッチの押しが無い経過時間が上記一定時間未満ならば、上記電源オン状態を維持する制御を行う。したがって、例えばユーザが表示器の表示内容を見るために上記温度センサを含む部分を上記被測定部位から一瞬だけ離間したとしても、上記電源オン状態が維持される。したがって、ユーザは、この電子体温計の温度センサを含む部分を上記電源オン状態が維持されている間に再び被測定部位に接触させることによって、測定を継続することが可能となる。
一実施形態の電子体温計では、上記判定部は、上記温度センサが検知する温度の変化に基づいて、上記温度センサを含む部分が上記被測定部位に接触しているか又は離間しているかを判断することを特徴とする。
この一実施形態の電子体温計では、上記判定部は、上記温度センサが検知する温度の変化に基づいて、上記温度センサを含む部分が上記被測定部位に接触しているか又は離間しているかを判断する。したがって、上記測定中であるか否かの判定のために、上記温度センサ以外の特別なハードウェアを備える必要がない。
一実施形態の電子体温計では、
一方向に細長い外形をもつ本体を有し、
上記本体の長手方向に関して一方の端部に上記温度センサが配置され、
上記本体の上記長手方向に関して上記一方の端部とは反対の側に、上記一方の端部よりも幅広の幅広領域が設けられ、この幅広領域に、測定結果を表示する表示器が配置され、
上記電源スイッチは、上記幅広領域内で、上記本体の上記長手方向に関して上記表示器よりも上記一方の端部寄りの位置に配置されていることを特徴とする。
本明細書で、「端部」とは、端だけでなく、端を含む或る範囲であってもよい。
この一実施形態の電子体温計では、本体の長手方向に関して一方の端部に上記温度センサが配置されている。また、上記長手方向に関して上記一方の端部とは反対の側に、上記一方の端部よりも幅広の幅広領域が設けられ、この幅広領域に、測定結果を表示する表示器が配置されている。そして、上記電源スイッチは、上記幅広領域内で、上記本体の上記長手方向に関して上記表示器よりも上記一方の端部寄りの位置に配置されている。この配置によれば、例えばユーザが手で上記本体の幅広領域を持ちながら被測定部位としての腋に上記一方の端部(温度センサが配置された端部)を挿入する際に、その手の親指が自然に上記電源スイッチ上に来る。したがって、ユーザは、挿入の動作と電源をオンする動作(親指による電源スイッチの押し)とを同じ持ち方で容易に行える。
以上より明らかなように、この発明の電子体温計によれば、電源スイッチの押しの有無にかかわらず、測定中に誤って電源がオフされてしまうのを防止できる。
この発明の一実施形態の電子体温計の外観を示す図である。 上記電子体温計の制御系のブロック構成を示す図である。 上記電子体温計における電源オフのための制御フローを示す図である。 上記電子体温計において測定中であるか否かを判定するフローを示す図である。 図5(A)は、被測定部位としての腋に上記電子体温計の温度センサを含む部分が挿入された挿入状態を示す図である。図5(B)は、被測定部位としての腋から上記電子体温計の温度センサを含む部分が離間した離脱状態を示す図である。 温度センサによって検知される温度の時間変化を、挿入状態と離脱状態でそれぞれ例示する図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(電子体温計の構成)
図1は、この発明の一実施形態の電子体温計(全体を符号1で示す。)の外観を側方から見たところを示している。
この電子体温計1は、一方向(これを「長手方向」と呼ぶ。)Xに沿って細長い、いわゆるペン形の外形をもつ本体2を有している。本体2の長手方向Xに関して一方の端部(図1における左端部)2cとは反対の側に、一方の端部2cよりも幅広の略矩形状の幅広領域2aが設けられている。また、一方の端部2cと幅広領域2aとの間に、一方の端部2cから幅広領域2aへ向かうに連れて次第に幅広となる遷移領域2bが設けられている。
この例では、本体2の一方の端部2cに、温度センサ3が配置されている。これにより、ユーザが腋等の被測定部位に温度センサ3を挿入(接触)し易いようになっている。また、本体2の幅広領域2aに、体温の測定結果を表示する表示器4が配置されている。これにより、測定結果等の表示を大きくして視認性を向上させ得るようになっている。また、幅広領域2a内で、本体2の長手方向Xに関して表示器4よりも端部2c寄りの位置に、電源スイッチ5が配置されている。この配置によれば、例えばユーザが手で本体2の幅広領域2aを持ちながら腋に温度センサ3が配置された端部2cを挿入する際に、その手の親指が自然に電源スイッチ5上に来る。したがって、ユーザは、挿入の動作と電源をオンする動作(親指による電源スイッチ5の押し)とを同じ持ち方で容易に行える。
温度センサ3は、この例ではユーザの体温をアナログ電気信号に変換する感温素子としてのサーミスタからなっている。
表示器4は、この例では液晶表示素子(LCD)からなり、体温の測定結果の数値に加えて、測定中であるか否かの動作状態等を表示することができる。
電源スイッチ5は、この例では、押されると本体2の側面に対して沈降し、押しが解除されると本体2の側面に対して元の位置に復帰するプッシュ式スイッチからなり、電源のオン/オフを切り替えるために用いられる。
図2は、この電子体温計1の本体2に搭載された制御系のブロック構成を示している。この電子体温計1は、既述の温度センサ3、表示器4、電源スイッチ5に加えて、温度センサ3からのアナログ電気信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ13と、この電子体温計1全体の動作を制御するCPU11と、報知音を発生する報音部としてのブザー16と、電源としての電池17とを含んでいる。CPU11は、温度センサ3からの体温を表す信号をA/Dコンバータ13を介して取り込んで、体温を表す数値を求める処理、また、電源スイッチ5が押されたか否かの信号を取り込んで、電源のオン/オフを切り替える処理等の各種処理を行う。ブザー16は、ブザー音によって測定の終了をユーザに報知する等のために用いられる。電池17は、電源スイッチ5によって電源がオンされた電源オン状態で、この電子体温計1の各部に電力を供給する。
(体温測定動作)
この電子体温計1による体温測定動作自体は、例えば特許文献2(特開2006−118926号公報)に開示されているような公知の技術により、実行される。まず、電源がオンされていない状態であれば、ユーザが電源スイッチ5を押すことにより、制御系の電源がオンされて電源オン状態になる。この電源オン状態になると、CPU11は初期化処理を実行し、体温測定の準備が完了した旨を表示器4に表示する。ユーザが温度センサ3を腋等の被測定部位に挿入し、温度センサ3がユーザの体温をアナログ電気信号に変換する。温度センサ3からのアナログ電気信号はA/Dコンバータ13によってデジタル信号へと変換され、CPU11に入力される。CPU11は、A/Dコンバータ13を介して入力されたデジタル信号に基づいてユーザの体温を演算して求め、求められた体温の数値をリアルタイムで表示器4に表示させる。体温の測定が完了したら、CPU11は測定が完了した旨をブザー16により報知するとともに、表示器4における体温の数値の表示を一定時間(例えば、1分間から10分間までの範囲内で予め定められた時間)だけ維持する。
(測定中であるか否かの判定)
また、電源オン状態では、CPU11が判定部として働いて、図4のフローに従って、この電子体温計1の温度センサ3を含む部分(端部2cおよび遷移領域2bの一部を含む。以下同様。)が被測定部位に接触しているか又は被測定部位から離間しているかを判断することによって、測定中であるか否かを判定する。
ここで、図5(A)は、被測定部位としての腋99に電子体温計1の温度センサ3を含む部分が挿入(接触)された挿入状態を例示している。また、図5(B)は、被測定部位としての腋99から電子体温計1の温度センサ3を含む部分が離間(離脱)した離脱状態を例示している。この例では、CPU11は、電子体温計1が被測定部位に対して、このような挿入状態にあるか又は離脱状態にあるかを示す「状態フラグ」を含んでいるものとする。この「状態フラグ」は、初期化処理後(初期状態)には「離脱状態」に設定されているものとする。
図4のフローに示すように、まずステップS11で「状態フラグ」を参照して、「状態フラグ」が挿入状態にあるか又は離脱状態にあるかを判定する。初期状態では「状態フラグ」は離脱状態に設定されているので、ステップS12へ進んで、電子体温計1の温度センサ3を含む部分が腋99に挿入されたか否かを確認する。具体的には、図6中に例示するように、挿入状態では温度センサ3によって検知される温度が次第に上昇する。そこで、この例では1.0℃/s以上の温度上昇があるとき(図4のステップS12でYES)、ステップS13で「状態フラグ」を挿入状態に切り替える。1.0℃/s以上の温度上昇がないとき(図4のステップS12でNO)は、「状態フラグ」を離脱状態に維持する。
一方、図4のステップS11で「状態フラグ」が挿入状態にあるときは、ステップS14へ進んで、電子体温計1の温度センサ3を含む部分が腋99から離脱したか否かを確認する。具体的には、図6中に例示するように、離脱状態では温度センサ3によって検知される温度がピークから次第に下降する。そこで、この例では0.1℃/s以上の温度下降があるとき(図4のステップS14でYES)、または、温度センサ3によって検知される温度がピークから2℃以上低下したとき(図4のステップS15でYES)は、ステップS16で「状態フラグ」を離脱状態に切り替える。0.1℃/s以上の温度下降がないとき(図4のステップS14でNO)、かつ、温度センサ3によって検知される温度がピークから2℃以上低下していないとき(図4のステップS15でNO)は、「状態フラグ」を挿入状態に維持する。
CPU11は、電源オン状態にある限り、このようにして「状態フラグ」を挿入状態又は離脱状態に切り替える処理を一定周期で(例えば1秒間または数秒間毎に)繰り返して、「状態フラグ」を更新する。CPU11は、「状態フラグ」が挿入状態であれば測定中であり、「状態フラグ」が離脱状態であれば測定中でない、と判定する。
なお、現在測定中であると判定した場合、CPU11は、表示器4に表示中の体温の数値を点滅させる、または、現在測定中であることを示すマークを表示させる等によって、現在測定中である旨を表示器4に表示してもよい。
(電源オフの制御)
この電子体温計1では、CPU11が制御部として働いて、図3のフローに従って、電源をオフする。
具体的には、CPU11は、まず図3のステップS1で「状態フラグ」を参照して、測定中であるか否か判定する。上述のように、「状態フラグ」が挿入状態であれば測定中であり、「状態フラグ」が離脱状態であれば測定中でない、と判定する。
測定中であれば(図3のステップS1でYES)、CPU11は、ステップS2に示すように、電源スイッチ5の押しの有無にかかわらず電源オン状態を維持する制御を行う。したがって、測定中に誤って電源がオフされてしまうのを防止できる。これにより、ユーザ(例えば、幼児等)が測定中に姿勢を変えたことによって例えば電源スイッチが2秒以上押し続けられたとしても、誤って電源がオフされてしまう可能性が無くなる。
一方、測定中でなければ(図3のステップS1でNO)、CPU11は、電源スイッチ5が押されると(図3のステップS3でYES)、電源をオフする制御を行う。したがって、測定中でないとき、ユーザの動作(電源スイッチ5の押し)によって電源オフが可能となる。これにより、無駄な電力消費が避けられる。
さらに、測定中でないと判定された場合(図3のステップS1でNO)、電源スイッチ5が押されないとき(図3のステップS3でNO)であっても、CPU11は、測定中でないと判定されてから電源スイッチ5の押しが無い経過時間が一定時間(例えば、1分間から10分間までの範囲内で予め定められた時間)に達したら(図3のステップS4でYES)、電源をオフする制御を行う。したがって、測定終了後にユーザが電源をオフし忘れた場合などに、無駄な電力消費が避けられる。一方、CPU11は、測定中でないと判定されてから電源スイッチの押しが無い経過時間がその一定時間未満ならば(図3のステップS4でNO)、電源オン状態を維持する制御を行う。したがって、例えばユーザが表示器4の表示内容を見るために電子体温計1の温度センサ3を含む部分を腋99から一瞬だけ離間したようなときは、電源オン状態が維持される。したがって、ユーザは、電子体温計1の温度センサ3を含む部分をその電源オン状態が維持されている間に再び腋99に挿入することによって、測定を継続することが可能となる。
なお、図3のステップS3でユーザの動作(電源スイッチ5の押し)によって電源をオフするとき、または、図3のステップS4で測定中でないと判定されてから電源スイッチ5の押しが無い経過時間が一定時間に達したことによって電源をオフするとき、CPU11は、表示器4の表示をオフするとともに、ブザー16を駆動して報知音を発生させるようにしてもよい。このようにすれば、ユーザは電源がオフしたことを容易に認識できる。
なお、上述の実施形態では、CPU11は、温度センサ3が検知する温度の変化に基づいて、温度センサ3を含む部分が被測定部位に接触しているか又は離間しているかを判断した。これにより、測定中であるか否かの判定のために、温度センサ3以外の特別なハードウェアを備える必要がない、という利点がある。しかしながら、この発明では、測定中であるか否かの判定の根拠は、温度センサの出力に限られるものではない。例えば、本体2の遷移領域2bの外面に圧力センサ、インピーダンスセンサ、静電容量センサ、または光電センサを設けて、そのセンサの出力に基づいて、温度センサ3を含む部分(端部2c、および、遷移領域2bのうちそのセンサが設けられた部分)が、被測定部位に接触しているか又は離間しているかを判断してもよい。
また、上述の実施形態では、電子体温計1の本体2は、一方向に細長い外形を持つものとしたが、これに限られるものではない。この発明では、電子体温計の本体は、偏平な箱形またはシート形のような、様々な形状をとり得る。
また、被測定部位は、腋99に限られるものではなく、例えば口中であってもよい。
以上の実施形態は例示であり、この発明の範囲から離れることなく様々な変形が可能である。上述した複数の実施の形態は、それぞれ単独で成立し得るものであるが、実施の形態同士の組みあわせも可能である。また、異なる実施の形態の中の種々の特徴も、それぞれ単独で成立し得るものであるが、異なる実施の形態の中の特徴同士の組みあわせも可能である。
1 電子体温計
2 本体
3 温度センサ
4 表示器
5 電源スイッチ
11 CPU

Claims (4)

  1. 電源スイッチによって電源がオンされた電源オン状態で、温度センサによって被測定部位の温度を測定する電子体温計であって、
    上記電源オン状態で、この電子体温計の上記温度センサを含む部分が上記被測定部位に接触しているか又は上記被測定部位から離間しているかを判断することによって、測定中であるか否かを判定する判定部と、
    上記判定部によって測定中であると判定された場合、上記電源スイッチの押しの有無にかかわらず上記電源オン状態を維持する一方、上記判定部によって測定中でないと判定された場合、上記電源スイッチが押されると電源をオフする制御を行う制御部と
    を備えたことを特徴とする電子体温計。
  2. 請求項1に記載の電子体温計において、
    上記判定部によって測定中でないと判定された場合、上記制御部は、上記測定中でないと判定されてから上記電源スイッチの押しが無い経過時間が一定時間に達したら、電源をオフする一方、上記測定中でないと判定されてから上記電源スイッチの押しが無い経過時間が上記一定時間未満ならば、上記電源オン状態を維持する制御を行うことを特徴とする電子体温計。
  3. 請求項1または2に記載の電子体温計において、
    上記判定部は、上記温度センサが検知する温度の変化に基づいて、上記温度センサを含む部分が上記被測定部位に接触しているか又は離間しているかを判断することを特徴とする電子体温計。
  4. 請求項1から3までのいずれか一つに記載の電子体温計において、
    一方向に細長い外形をもつ本体を有し、
    上記本体の長手方向に関して一方の端部に上記温度センサが配置され、
    上記本体の上記長手方向に関して上記一方の端部とは反対の側に、上記一方の端部よりも幅広の幅広領域が設けられ、この幅広領域に、測定結果を表示する表示器が配置され、
    上記電源スイッチは、上記幅広領域内で、上記本体の上記長手方向に関して上記表示器よりも上記一方の端部寄りの位置に配置されていることを特徴とする電子体温計。
JP2016083757A 2016-04-19 2016-04-19 電子体温計 Pending JP2017194313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016083757A JP2017194313A (ja) 2016-04-19 2016-04-19 電子体温計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016083757A JP2017194313A (ja) 2016-04-19 2016-04-19 電子体温計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017194313A true JP2017194313A (ja) 2017-10-26

Family

ID=60154813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016083757A Pending JP2017194313A (ja) 2016-04-19 2016-04-19 電子体温計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017194313A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6596062B2 (ja) 装着式体温モニタリング装置の製造方法
JP5256770B2 (ja) 電子体温計
JP5922457B2 (ja) 褥瘡検出装置およびその作動方法
US20110043368A1 (en) Thermometer
US8439562B2 (en) Electronic clinical thermometer attachment unit and control method therefor
JP2017194313A (ja) 電子体温計
JP5326378B2 (ja) 電子体温計
US9448117B2 (en) Infrared thermometer
TWI269871B (en) Electronic clinical thermometer
JP4970519B2 (ja) 電子式塩分計
JP2022099646A (ja) 体温計
JP5960908B2 (ja) 電子体温計
JP2016003868A (ja) 生体情報測定装置
JP5883150B2 (ja) 体内水分計および表示制御方法
JP3200636U (ja) 測定終了報知手段を有する電子体温計
WO2014027373A1 (ja) 体内水分計、体内水分計の制御方法、および記憶媒体
JP2011252771A (ja) 電子体温計及びその制御方法
JP5330166B2 (ja) 電子体温計
KR101934364B1 (ko) 분리형 생체 신호 측정 장치
JP2013170935A (ja) カバー付き電子体温計
JP2015146850A (ja) 電子箸置き
JP4920921B2 (ja) 電子体温計
JP2012063304A (ja) 電子体温計
JP2012185024A (ja) 電子体温計
JP2005224361A (ja) 生体情報取得装置