JP2017192508A - 芳香装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】芳香容器の着脱性向上を図る芳香装置を提供する。【解決手段】芳香装置100は、容器モジュール4と、芳香液の揮発気体が送られる貯留室45と、ハウジング1の内部に設けられ、貯留室45に空気を供給して貯留室45に存在する揮発気体をハウジング1の外部に放出するポンプ2と、を備える。芳香装置100はハウジング1の一部を構成する支持カバー5を備える。支持カバー5は、容器モジュール4を保持した状態で、容器モジュール4を上方または斜め上方へ取り出し可能な位置まで開いた開放状態と揮発気体が外部に吹き出し可能となる位置まで閉じた閉鎖状態とにわたって回転可能である。芳香装置100は、閉鎖状態においてポンプ2と貯留室45とが連通する通路からの空気漏れを封止し、封止する状態を開放状態において解除するシール部を備える。【選択図】図4

Description

この明細書における開示は、芳香成分を含む気体を外部に放出することが可能な芳香装置に関する。
特許文献1には、ハウジングの内部に液体香料を内蔵した芳香容器を収容し、液体香料から揮発した気体に空気を供給して芳香を装置の外部に放出する芳香装置が開示されている。
特開2007−236400号公報
特許文献1の装置において芳香容器を交換する場合に、エアポンプやブレンダー室と連結するためのビニールパイプから芳香容器を取り外すための作業が容易でない。何度も交換することが想定される芳香容器の着脱性を改善することは、芳香装置を使用する者にとって重要な技術的課題である。
このような課題に鑑み、この明細書における開示の目的は、芳香容器の着脱性向上を図る芳香装置を提供することである。
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
開示された芳香装置のひとつは、芳香成分を含む芳香気体を外部に放出する芳香装置(100)であり、
ハウジング(1)と、
ハウジングの内部に設けられた収容室(50)に設置され、芳香成分を含む媒体が貯えられた芳香容器(4)と、
媒体の揮発気体が送られる貯留室(45)と、
ハウジングの内部に設けられ、貯留室に空気を供給して、貯留室に存在する揮発気体をハウジングの外部に放出する空気供給部(2)と、
ハウジングの一部を構成し、芳香容器を保持した状態で、芳香容器を上方または斜め上方へ取り出し可能な位置まで開いた開放状態と媒体の揮発気体が所定の吹出口(81a)から吹き出し可能となる位置まで閉じた閉鎖状態とにわたって所定の回転軸部(51a)を中心に回転可能である容器支持部(5)と、
閉鎖状態において空気供給部と貯留室とが連通する通路からの空気漏れを封止し、封止する状態を開放状態において解除するシール部(44,71,72)と、を備える。
この芳香装置によれば、芳香容器を保持した状態の容器支持部を開放状態になるまで回転させると、芳香容器を上方または斜め上方に取り出すことができる。このように容器支持部を角変位させるように動かすことで、芳香容器を取り出し可能な状態になり、さらに取り出し方が横方向ではないため、取り出し動作に場所をとらない。また、芳香容器を取り付ける際も、取り出し動作と逆の動作を行えばよいので、芳香容器を収容室に向けて下方または斜め下方に差し込んで設置し、容器支持部を開放状態から閉鎖状態に回転変位させればよい。このように、芳香容器の取り出しと取り付けの両方にわたって、複雑な動作や大きな動作範囲を必要としない。また、容器支持部を閉鎖状態にすることで、取り付け完了とともにシール部の形成を行うことができる。したがって、芳香容器の着脱性向上を図る芳香装置を提供できる。
車両に設置された芳香装置と車両用空調装置との位置関係を示した概要図である。 スイッチと化粧パネルとの位置関係を示した平面図である。 芳香装置の吹出口とシフトレバーとの位置関係を示す図である。 ハウジング内の収容室に設置された状態の容器モジュールを示す部分断面図である。 容器モジュールと容器側接続部との接続構造を示す断面図である。 支持カバーを回転させて容器モジュールを容器側接続部から取り外した状態を示す部分断面図である。 支持カバーを回転させて容器モジュールを容器側接続部から取り外した状態を示す平面図である。 収容室から上方に取り出された容器モジュールを示す図である。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1〜図8を参照して説明する。芳香装置100は、周囲空間に対して芳香気体を供給する装置であり、持ち運び自在で任意の場所に設置可能な構成でもよいし、芳香気体の供給対象空間に設置されている部材に内蔵される構成でもよい。
第1実施形態においては、図1に示すように、車室内に搭載された内装部材に芳香装置100が内蔵されている設置例を説明する。芳香装置100は、車室内に突出するシフトレバー80の部位の横に設けられて上側部材81の内側に設置されている。図4に示すように、上側部材81は、芳香装置100を形成するハウジングの一部をなす。芳香装置100は、ハウジング1、ポンプ2、制御基板3、容器モジュール4等を備える。芳香装置100のハウジング1は、ポンプ2、制御基板3、容器モジュール4を内蔵する。
図5を参照しながら、容器モジュール4の構造について説明する。容器モジュール4は、ボトルカバー41と、芳香成分を含む液体である芳香液を予め貯えた容器40とを備える。容器モジュール4は、一つの容器40に対して一つのボトルカバー41を一体に装着した一つのユニットである。また、ユーザーが芳香液を交換したい場合には、交換前の容器40を、新たな芳香液を内蔵する新たな容器40に付け替える交換作業が行われる。例えば、ユーザーは、各種の芳香液を購入したい場合には、欲しい芳香液を内蔵した容器40を購入する。そして、所望の芳香液を使用したい場合には、所望の芳香液を内蔵する容器40に付け替えることになる。また、ユーザーが芳香液を交換したい場合には、交換前の容器モジュール4を新たな芳香液を内蔵する容器40を備える容器モジュール4ごとに交換することもできる。
ボトルカバー41は、上端及び下端が開口する形状である。ボトルカバー41は、容器40を着脱可能に構成されている。このため、ボトルカバー41は、下端側に容器40の一端側が装着可能な取付部43を備え、上端側に逆止弁の機能を有する弁装置6を内蔵する。ボトルカバー41は、例えば、ABS樹脂等の樹脂材料から構成されている。
ボトルカバー41には、上部に内蔵する弁装置6と下部の取付部43との間に位置する、中ほどの筒内部に貯留室45が形成されている。貯留室45を形成する壁には、ポンプ2から送られる空気が流れる通路440を内部に有するモジュール側接続部44が設けられている。モジュール側接続部44は、貯留室45に直接通じる通路440を有し、ボトルカバー41の中心軸に対して直交するようにボトルカバー41から突出する筒状部である。モジュール側接続部44は、例えば、ボトルカバー41と同様にABS樹脂等の樹脂材料で形成される。
容器40には、芳香液を内蔵した市販の汎用ボトルを用いることができる。容器40に貯えられる芳香液は、アロマオイルであり、例えば、既存の植物性オイルである。このオイルは、例えば、イソプロピルアルコール等のアルコール類に精油(エッセンシャルオイル)を含ませて作成することができる。
図5に図示するように、容器40は、一端側、例えば上端側に、揮発気体が排出する排出部を備えている。排出部は、容器の内部と外部とを連通させる通路を形成する。排出部は、容器40の開口端である瓶口に設けられた排出キャップ46で構成される。この排出キャップ46は、ドロッパーと呼ばれ、アロマオイル等として市販される汎用ボトルに予め設けられているものを採用することができる。ドロッパーは、汎用ボトルの瓶口を下に向けたときに滴下される一滴量が所定範囲に設定される形状、サイズの排出通路を備えている。この所定範囲の滴下量は、例えば規格にしたがって設定される。
排出キャップ46は、内管部と、内管部と下端部で一体に連結される外管部と、内管部と外管部との間で下方に延びるノズル部と、外管部の一端である上端に形成されたフランジ部462と、が一体となる部材である。外管部は、容器40の上端開口部に内接する。排出キャップ46は、外管部が容器40の上端開口部に内接し、かつフランジ部462が容器40の上端に接触した状態で容器40に装着されている。
容器40の上端部には、外周に雄ねじ部401が形成されている。雄ねじ部401は、汎用ボトルを取り付けるために、汎用ボトルに予め設けられている、所定の形状、ピッチの雄ねじ部と同様である。取付部43には、内周に、雄ねじ部401と螺合可能な雌ねじ部430が形成されている。したがって、雌ねじ部430は、汎用ボトルに予め設けられている雄ねじ部のサイズに適合するように形成されている。また、容器40及び排出キャップ46は、例えばABS等の樹脂材料で形成することができるが、適合サイズの雄ねじ部401を形成できるのであれば、容器40は樹脂製に限られるものではない。
このような構成により、容器40は、雄ねじ部401と雌ねじ部430の螺合によって、容器40の上端部が取付部43に装着され、この装着される部分よりも下側の部分がボトルカバー41の取付部43から露出している。そして、容器40内の芳香液が揮発して発生した気体は、内管部460の排出通路を通って容器外に流出し、貯留室45に流入して貯えられる。
ハウジング1は、天井部に位置するパネル状の上側部材81と、上側部材81よりも下方でポンプ2や制御基板3を収容するベース部材と、容器モジュール4を保持する支持カバー5と、を少なくとも備えて構成されている。ハウジング1を構成する各部材は、樹脂材料によって形成されている。ベース部材や上側部材81は内装部材の一部であってもよい。上側部材81は、発光ダイオード等の光を外部に照らすために部分的に、アクリル樹脂を用いて、光透過性の高い透明の部材としたり、または光を散乱させるすりガラス状に表面を形成した部材としたりすることができる。
図6に図示するように、支持カバー5は、容器モジュール4を芳香装置100から着脱する際に開放されるカバーである。支持カバー5は、上端部が上側部材81に係合して上側部材81に装着される構成を有し、図3および図4に図示するように、使用者、例えば乗員に見えるように設けられ、乗員によって操作可能である。支持カバー5の上端部と上側部材81との係合関係が解除されると、支持カバー5は所定の回転軸を中心として回転した開放状態になり、容器モジュール4を上方または斜め上方へ引き出すことが可能になる。
図5に図示するように、仕切り壁13には、ポンプ2から供給される空気の通路が内部に形成されたチューブ側接続部70と、モジュール側接続部44が接続される本体側接続部71と、が設けられている。チューブ側接続部70、本体側接続部71は、例えば、仕切り壁13と同様にABS樹脂等の樹脂材料で形成される。
チューブ側接続部70は、仕切り壁13に対して直交してチューブ20側、換言すれば車両前方に突出し、本体側接続部71内の通路に連通する通路を形成する筒状部である。チューブ側接続部70の外周面には、ポンプ2と連通するチューブ20が嵌められている。チューブ20は、例えばシリコーンゴムでできており、チューブ側接続部70との接続部におけるシール性を向上することができる。
本体側接続部71は、仕切り壁13に対して直交してチューブ20側、換言すれば車両前方に凹む凹部であって、中心軸上にチューブ側接続部70内の通路に連通する通路を有する。モジュール側接続部44を本体側接続部71に内接するように嵌めることで、モジュール側接続部44と本体側接続部71とを接続できる。
さらにモジュール側接続部44の先端面と本体側接続部71の底面との間には、パッキン72を介在させている。モジュール側接続部44が本体側接続部71に内接するように両者が接続されることにより、パッキン72が変形して接触面に密着するため、モジュール側接続部44と本体側接続部71との気密性を確保することができる。
また、モジュール側接続部44が内接する部位である本体側接続部71の内周部は、モジュール側接続部44を形成する材料よりも軟性が高い、例えば、天然ゴム、合成ゴム等のエラストマで形成することが好ましい。この場合、本体側接続部71の内周部とその他の部分とは、二色成形によって一体に製作することができる。この構成によれば、モジュール側接続部44が本体側接続部71に内接したときに、モジュール側接続部44の外周面と本体側接続部71の内周面との密着度が向上するので、両者の気密性だけでなく、両者間に働く保持力も高めることができる。
上側部材81には、芳香気体が車室内に吹き出される吹出口81aと、インジケータ81bが設けられている。吹出口81aは、上側部材81を貫通する貫通穴によって形成されており、容器モジュール4に設けられた気体噴出用の開口部64に連通して吹き出し用通路を構成する。インジケータ81bは、芳香装置100の運転状態に応じて変化するLED等による点灯表示を目視できる表示部である。インジケータ81bは、LED等の点灯光を透過可能な材質で形成されている。
スイッチ30は、ON状態で芳香装置100に電力が投入されて芳香装置100は運転状態になり、OFF状態で芳香装置100への電力が遮断されて芳香装置100は運転停止状態になる。図2〜図4の図示状態は、化粧パネル82が上側部材81の全体を覆っていない状態であり、スイッチ30はON状態である。この状態では、インジケータ81bおよび吹出口81aが車室内に露出し、芳香装置100に電源投入されている状態である。この場合は、スイッチ30に設けられたアクチュエータが化粧パネル82によって押されず、接点が閉じて接点に電流が流れ、芳香装置100の運転を許可する信号電流が制御基板3へ送られる。
一方、化粧パネル82が上側部材81を覆っている場合は、スイッチ30のアクチュエータが化粧パネル82によって押されて接点が開き、接点が電流を遮断し、信号電流が制御基板3へ送られない。この状態では、スイッチ30はOFF状態であり、芳香装置100は運転できない。使用者は、芳香装置100を運転したいときは、図示するように化粧パネル82をすべてのインジケータ81bが見える状態まで車両前方側に移動させる操作を行えばよい。使用者は、芳香装置100を運転しないときは、化粧パネル82を車両後方に移動させて上側部材81を隠す操作を行えばよい。このようにスイッチ30は、芳香装置100の安全スイッチでもある。
図1に示すように、芳香装置100は、吹出口81aから吹き出される芳香気体が車両用空調装置83の車室内吹出口83aから吹き出される空調風に合流するような位置に設置されている。芳香装置100は、吹出口81aから放出される芳香気体が空調風に対して交差した状態で合流する位置に設置してもよいし、芳香気体が空調風に沿うような状態で合流する位置に設置してもよい。芳香装置100は、車室内吹出口83aよりも下流側において芳香気体が空調風に合流するような位置に設置することが好ましい。芳香装置100の吹出口81aは、車室内吹出口83aよりも乗員に近い位置に設けられることが好ましい。このような構成によれば、車室内空調運転時に、空調風を活用して芳香気体を効率的に乗員に対して届けることができ、芳香気体を外部に噴出するための空気供給部としてのポンプ2の出力を抑えることができる。
制御基板3には、ポンプ2の作動を制御する制御装置が搭載され、スイッチ30からの信号電流を受信可能な入力部を有している。制御基板3には、スイッチ30の動作によって運転を許可する信号電流が入力されると、電源ケーブルを介した外部電源または内蔵する蓄電池からの電力が供給される。
ハウジング1のベース部材には、容器モジュール4の収容室50とポンプ2等が設けられる空間とに分ける仕切り壁13が設けられている。支持カバー5は、容器40の底を支持する底部支持壁54と、容器モジュール4の側部全体を覆う側部支持壁55と、を備えた形状である。
支持カバー5は、前述したように容器モジュール4を保持する容器支持部を構成する。支持カバー5は、さらに、容器モジュール4の側面の一部を周方向の所定範囲で支持する支持部51と、上側部材81に設けられた一対の係止爪81cに係合する一対の係合凹部52と、を備えている。
支持部51は、図7に示すように、側部支持壁55の内壁から容器モジュール4側に突出する形状であり、半円状の内周面であるガイド面が容器モジュール4に接触して支持している。支持部51は、容器モジュール4の側面に接触するガイド面を構成する部位と、支持カバー5が角変位する際の中心軸となる一対の回転軸部51aと、を一体に備える。一対の回転軸部51aは、ベース部材から支持カバー5側に延びる一対の支持板13aに、一対の回転軸部51aを中心として回転可能に連結されている。一対の回転軸部51aおよび一対の支持板13aは、容器モジュール4を間におくように容器モジュール4の両側に設けられている。一対の回転軸部51aは、容器モジュール4の両側に離間しているが同軸の回転軸をなしている。
仕切り壁13には、容器モジュール4の外周部を外側から挟むようにして保持する一対の挟持片部13bが設けられる。一対の挟持片部13bは、仕切り壁13から、ボトルカバー41の両側に向けてそれぞれ突出する一対の突出片によって構成される。一対の挟持片部13bは、その根元部が仕切り壁13に一体であり、先端が自由端である。したがって、挟持片部13bは、仕切り壁13に支持される片持ち梁と同様の形態であるため、弾性変形容易で先端に向かうほど撓みやすく左右方向に変位しやすくなっている。
一対の挟持片部13bは、弾性変形容易な点を活かして、容器モジュール4のモジュール側接続部44と仕切り壁13の本体側接続部71とが接続された状態で、復元力によってボトルカバー41の取付部43よりも上方部分を抱き抱えるように保持する。一対の挟持片部13bのそれぞれには、先端側に互いに近づく方向に突出する突起部が設けられている。この向かい合うように突出する突起部と突起部との間隔がボトルカバー41の抱えられる部分の直径寸法よりも小さくなる状態で、一対の挟持片部13bはボトルカバー41を抱えるように保持している。したがって、一対の挟持片部13bは、モジュール側接続部44が本体側接続部71から脱離する方向に容器モジュール4が移動することを阻止するように、容器モジュール4を保持できる。
上側部材81は、支持カバー5側であって左右方向の両端部のそれぞれにおいて、係合凹部52に嵌る係止爪81cを備える。一対の係合凹部52と一対の係止爪81cとは、支持カバー5を上側部材81に係合させる、凹部と凸部からなる係合部を構成する。上側部材81は、一対の係合凹部52の間に、ボトルカバー41から突出する被保持片部41aを保持する保持用縁部53を備える。保持用縁部53は、一対の係合凹部52と一対の係止爪81cとが係合した状態で、被保持片部41aに接触して保持力を提供し、容器モジュール4の姿勢を安定させることに寄与している。
図4に示す状態は、容器モジュール4が収容室50に適正に設置された状態である。この状態では、この状態では、図5に示すように、モジュール側接続部44が本体側接続部71に装着されて、容器モジュール4がチューブ20に適正に連通している。図6に示す状態は、容器モジュール4が本体側接続部71から取り外されて、容器モジュール4を収容室50から引き出し可能な状態である。支持カバー5は、ユーザーの操作により、回転軸部51aを中心軸にして、図4の状態と図6の状態とにわたって角変位するように構成されている。
容器モジュール4が備える弁装置6に構成について説明する。貯留室45の上端開口の周囲に設けられる周縁部65には、弁装置6の弁体60が接触する。周縁部65は、ボトルカバー41の上部の内側に設置される筒状体である。周縁部65の外周には、ボトルカバー41の上部とこの筒状体とをシールするOリング650が設けられている。Oリング650によるシール構造は、貯留室45の空気が外部に漏れることを防止する。周縁部65は、閉弁時に弁体60が接触する弁座を構成する。弁体60は、貯留室45の上端開口よりも大きい外形を有し、上端開口を上方から完全に覆う。
弁体60は、上方に延びるシャフト61と一体であり、その下端部の外周にシール部材62を備えている。シール部材62は、弁体60の下端部の外周面に周設する弾性変形容易な弾性部材であり、例えばOリングを採用することができる。シャフト61の外周には、所定のばね定数を有するコイルスプリング63が設けられている。コイルスプリング63は、シャフト61と同軸に設けられている。コイルスプリング63は、自然長よりも縮んだ状態で、その下端部が弁体60の上面に接触し、その上端部が、ボトルカバー41の上端部の開口部64を形成する枠部に接触するように設けられている。したがって、弁体60が周縁部65に接触した状態では、コイルスプリング63は、下方向に弁体60を押し、上方向に前述の枠部を押す作用をする。
ポンプ2を運転すると、ポンプ2からの空気がチューブ20内に送られ、さらに空気はチューブ側接続部70、本体側接続部71及びモジュール側接続部44の内部を介して貯留室45に到達する。貯留室45に流入する空気供給量が増加していくと、貯留室45の圧力が高くなる。そして、弁体60を上方へ押す力が、コイルスプリング63によって弁体60を下方に押す力よりも大きくなったときに、コイルスプリング63が軸方向に縮んで弁体60が上方へ変位する。これにより、シール部材62による周縁部65とのシールが解除されて貯留室45の上部が開放される。そして、貯留室45の空気が上方へ移動し、芳香液の揮発気体がこの空気の移動とともに、吹出口81aを通じてハウジング1の外部である車室内に流出する。
このように、ポンプ2は、貯留室45に存在する揮発気体をハウジング1の外部に放出可能な空気供給部であり、貯留室45の圧力を変化させることができる手段でもある。そして、弁装置6は、貯留室45の圧力が作用して当該圧力に応じて弁体60が変位することによって貯留室45を開放する。弁装置6は、貯留室45とハウジング1の外部とを連通可能に構成する弁手段をなす。したがって、弁装置6は、弁体60の位置に応じて、貯留室45と吹出口81aとが連通する連通状態と貯留室45と吹出口81aとが連通しない非連通状態とに切り換わる逆止弁である。
化粧パネル82が図2等に図示する位置に操作されてスイッチ30がON状態になると、芳香装置100の電源が入り、電力がポンプ2にも供給可能になり、ポンプ2を制御可能な状態になる。ポンプ2は、スイッチ30がオン状態になるとともに強制的に運転したり、設定されたタイマーに応じて運転したり、自動制御により所定の動作条件が成立した場合に運転したり、するように構成することができる。ポンプ2が運転されると、貯留室45に空気が送り込まれ、貯留室45の圧力が所定の条件を満たすと芳香を含む気体が吹出口81aを通じて車室内に放出される。
芳香が車室内に放出される場合、制御基板3は、発光ダイオード等の点灯部を点灯する。点灯した光はインジケータ81bを通じて視認可能になり、乗員は運転中であることを認識することができる。また、上側部材81の全体を点灯させるように構成してもよい。この場合、視覚による演出と放出されるアロマ成分とが相まって、乗員をリラックスさせることに寄与する。
芳香装置100によれば、支持カバー5をチューブ側、車両前方側に押して角変位させて、支持カバー5と上側部材81とを係合させることにより、モジュール側接続部44と本体側接続部71とが接続し、芳香装置100に対する容器モジュール4の取付けを実施できる。
次に、芳香装置100がもたらす作用効果について述べる。芳香装置100は、ハウジング1の内部に設けられた収容室50に設置された容器モジュール4と、揮発気体が送られる貯留室45と、貯留室45に空気を供給して、貯留室45に存在する揮発気体をハウジング1の外部に放出するポンプ2と、を備える。芳香装置100は、ハウジング1の一部を構成し容器モジュール4を保持する支持カバー5と、閉鎖状態においてポンプ2と貯留室45とが連通する通路からの空気漏れを封止し、封止する状態を開放状態において解除するシール部と、を備える。支持カバー5は、容器モジュール4を保持した状態で、容器モジュール4を上方または斜め上方へ取り出し可能な位置まで開いた開放状態と揮発気体が吹出口81aから吹き出し可能となる位置まで閉じた閉鎖状態とにわたって回転可能である。
この芳香装置100によれば、容器モジュール4を保持した状態の支持カバー5を開放状態になるまで回転させると、容器モジュール4を上方または斜め上方に取り出すことができる。このように支持カバー5を角変位させるように動かすことで、容器モジュール4を取り出し可能な状態になり、さらに取り出し方が横方向ではないため、取り出し動作に大きな場所を要しない。また、容器モジュール4を取り付ける際も、取り出し動作と逆の動作を行えばよいので、容器モジュール4を収容室50に向けて下方または斜め下方に差し込んで設置し、支持カバー5を開放状態から閉鎖状態に回転変位させればよい。このように、容器モジュール4の取り出しと取り付けの両方にわたって、複雑な動作や大きな動作範囲を必要としない。また、支持カバー5を閉鎖状態にすることで、取り付け完了とともにシール部の形成を行うことができる。したがって、着脱性に優れた芳香装置100を提供できる。
芳香装置100は、閉鎖状態において、支持カバー5を除くハウジング1の一部と支持カバー5とが係合する係合部を備える。この構成によれば、支持カバー5を閉鎖状態に回転変位させたときに、係合部によって確実に閉鎖状態を完了することができるので、空気漏れが生じないようにシール部の形成を確実に実施することができる。
ハウジング1の少なくとも一部は車室内に装備される内装部材によって形成されている。芳香装置100は、内装部材の裏側に設置されて車室内に対して芳香気体を放出する。これによれば、車室内という狭い空間において着脱性に優れた芳香装置100を提供することができる。
芳香装置100は、変位可能な化粧パネル82の位置に応じて、ポンプ2を運転可能状態に制御する運転状態とポンプ2を運転不能状態に制御する停止状態とにわたって切り換えるスイッチ30を備える。これによれば、ユーザーが化粧パネル82を操作することで、運転状態と停止状態とを切り換えることができ、操作性に優れた芳香装置100を提供できる。
芳香装置100は、車室内に突出するシフトレバー80の側方に位置する内装部材の裏側に設置されている。これによれば、運転者が操作容易な位置にあるシフトレバー80の付近に芳香装置100を設置するため、芳香容器の交換のための動作がしやすく、運転者に対して芳香気体が届きやすい芳香装置100を提供できる。
芳香装置100における吹出口81aは、吹出口81aから吹き出される芳香気体が車両用空調装置83の車室内吹出口83aから吹き出される空調風の下流側において空調風に合流するような位置に設けられる。これによれば、空調風を活用して芳香気体を搬送することができるので、芳香気体を車室内の広範囲に渡って、または乗員に向けて届きやすい芳香装置100を提供できる。
(他の実施形態)
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
前述の実施形態における芳香装置100は、支持カバー5の開放状態において、図6に図示するように容器モジュール4を斜め上方に取り出し可能であるが、取り出し方向はこの方向に限定されない。例えば取り出し方向は、上方でもよい。また、上側部材81は、床面に沿った面であるが、芳香装置100の設置箇所は車室内の床面に沿った面を有する内装部材の裏側に限定しない。例えば、芳香装置100は、床面に対して傾斜または直立する面を有する内装部材の裏側に設置してもよい。
前述の実施形態においては、容器モジュール4は、容器40とボトルカバー41とを組み合わせて構成されるが、容器40とボトルカバー41とが一つの部品として構成される形態でもよい。これによれば、容器40とボトルカバー41を一部品として製作することができ、容器40とボトルカバー41は、一体不可分に構成される。この場合には、例えば、ユーザーは、各種の芳香液を購入したい場合には、欲しい芳香液を内蔵した容器モジュール4という一つのユニットごと購入する。そして、所望の芳香液を使用したい場合には、所望の芳香液を内蔵する容器モジュール4ごと付け替えることになる。
前述の実施形態において容器モジュール4に貯えられた芳香成分を含む媒体は液体であるが、液体に限定するものではなく、例えば、芳香成分を含む固体の媒体であってもよい。
前述の実施形態においては、モジュール側接続部44が本体側接続部71の内側に嵌ることで両者が接続されるが、本体側接続部71とモジュール側接続部44との接続に係る構造はこのような形態に限定されない。本体側接続部71がモジュール側接続部44の内側に嵌る接続構造でもよい。
前述の実施形態においては、モジュール側接続部44が容器モジュール4の外周部から突出する形状であるが、モジュール側接続部44が容器モジュール4の外周部よりも凹む位置に設けられる構成でもよい。この場合には、本体側接続部71が仕切り壁13から容器モジュール4側に突出する形状であり、本体側接続部71が容器モジュール4の外周部よりも容器モジュール4の中心軸寄りの位置で、モジュール側接続部44に接続されることになる。
前述の実施形態のポンプ2は、貯留室45に空気を供給して貯留室45の圧力を変化させて、弁装置6による貯留室45の開放を促す装置であるが、空気供給部はこれに限定されない。例えば、空気供給部は、弁装置6を利用することなく、貯留室45に供給した空気の風量によって、貯留室45の揮発気体を直接押し出し、ハウジング1の外部に放出する装置であってもよい。
前述の実施形態の芳香装置100は、車両の内装部材以外の他の機器と一体に設けられたり、他の機器に内蔵されたりするものであってもよい。例えば、芳香装置100は、イオン発生装置、照明装置と一体に構成することができる。また、芳香装置100における、空気の流れ方向、弁装置6の弁体60の移動方向は、前述したものに限定されない。
前述の実施形態において、支持カバー5は一対の係合凹部52と一対の係止爪81cとが係合することで上側部材81に装着されるが、このような形態に限定されない。係合部を構成する部分は2箇所に限定されず、1箇所または3箇所以上であってもよい。また、係合部を構成する爪部を支持カバー5に設け、凹部を上側部材81に設けるように構成してもよい。
また、前述の実施形態のポンプ2には、空気を供給する装置として、シロッコファン、軸流ファン、ターボファン等を備える送風機を用いることができる。
前述の実施形態の排出キャップ46は、容器40の上端開口部に装着される部品であるが、この形態に限定されない。例えば、排出キャップ46は、容器40と一体の部分であって、その上端開口部に一体に形成されて排出通路を構成する部分であってもよい。
1…ハウジング、 2…ポンプ(空気供給部)
4…容器モジュール(芳香容器)、 5…支持カバー(容器支持部)、 6…弁装置
44…モジュール側接続部(シール部)、 45…貯留室、 50…収容室
51a…回転軸部、 52…係合凹部(係合部)、 60…弁体
71…本体側接続部(シール部)、 72…パッキン(シール部)
81a…吹出口、 81c…係止爪(係合部)
83…車両用空調装置、 83a…車室内吹出口、 100…芳香装置

Claims (7)

  1. 芳香成分を含む芳香気体を外部に放出する芳香装置(100)であって、
    ハウジング(1)と、
    前記ハウジングの内部に設けられた収容室(50)に設置され、芳香成分を含む媒体が貯えられた芳香容器(4)と、
    前記媒体の揮発気体が送られる貯留室(45)と、
    前記ハウジングの内部に設けられ、前記貯留室に空気を供給して、前記貯留室に存在する前記揮発気体を前記ハウジングの外部に放出する空気供給部(2)と、
    前記ハウジングの一部を構成し、前記芳香容器を保持した状態で、前記芳香容器を上方または斜め上方へ取り出し可能な位置まで開いた開放状態と前記揮発気体が所定の吹出口(81a)から吹き出し可能となる位置まで閉じた閉鎖状態とにわたって所定の回転軸部(51a)を中心に回転可能である容器支持部(5)と、
    前記閉鎖状態において前記空気供給部と前記貯留室とが連通する通路からの空気漏れを封止し、前記封止する状態を前記開放状態において解除するシール部(44,71,72)と、
    を備える芳香装置。
  2. 前記閉鎖状態において、前記容器支持部を除く前記ハウジングの一部と前記容器支持部とが係合する係合部(52,81c)を備える請求項1に記載の芳香装置。
  3. 前記ハウジングの少なくとも一部は車室内に装備される内装部材によって形成され、
    前記内装部材の裏側に設置されて前記車室内に対して前記芳香気体を放出する請求項1または請求項2に記載の芳香装置。
  4. 変位可能な化粧パネル(82)の位置に応じて、前記空気供給部を運転可能状態に制御する運転状態と前記空気供給部を運転不能状態に制御する停止状態とにわたって切り換えるスイッチ(30)を備える請求項3に記載の芳香装置。
  5. 車室内に突出するシフトレバー(80)の側方に位置する前記内装部材の裏側に設置されている請求項3または請求項4に記載の芳香装置。
  6. 前記吹出口は、前記吹出口から吹き出される前記芳香気体が車両用空調装置(83)の車室内吹出口(83a)から吹き出される空調風の下流側において前記空調風に合流するような位置に設けられる請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の芳香装置。
  7. 前記貯留室の圧力が作用して当該圧力に応じて変位する弁体(60)を有し、前記弁体の位置に応じて、前記貯留室と前記吹出口とが連通する連通状態と前記貯留室と前記吹出口とが連通しない非連通状態とに切り換わる弁装置(6)を備える請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の芳香装置。
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