JP2017192243A - 太陽光発電システム - Google Patents

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【課題】出力変動を抑制しつつ発電電力上限値に近い高い発電電力を維持することが可能な太陽光発電システムを提供することを目的とする。【解決手段】電力変換器の定格出力に対して,太陽電池発電電力の定格出力の比率が1を超える太陽光発電システムや,電力上限値が定格出力未満に設定された場合に,制御する電圧変化量を小さくすることで,出力変動を抑制しつつ発電電力上限値に近い高い発電電力を維持することが可能な太陽光発電システムを提供する。【選択図】図3

Description

本発明は,太陽電池の発電電力を,電力変換装置を用いて変換して所望の電力を得る太陽光発電システムに関し,特に太陽電池に接続された変換器を制御することによって,太陽電池の電力の最大点を検出するとともに,検出した最大電力点で変換器を動作させる最大電力追従制御法に関するものである。
太陽電池の出力電圧と出力電流の特性は一般に図1に示すような非線形の特性となる。すなわち,電圧−電流特性は,電圧Vpv=0において短絡電流Isc,開放電圧Vocにおいて電流Ipv=0となる特性である。そのため,電圧−電力特性は,電圧Vpmaxにおいて最大電力値Pmaxを有する。このとき,Ipv=Ipmaxである。またこの特性は日照条件や温度条件によって変化するため,太陽電池から効率よく電力を取り出すためには常にこの最大電力点を探索し,太陽電池に接続される電力変換器を制御して太陽電池の動作点が最大電力点となるように追従制御する必要がある。
最大電力追従制御法として一般によく知られた方法として,山登り法がある。山登り法は,電力変換器の入力電圧指令値を微小変更し,入力電圧指令値に応じて太陽電池の発電電力が増加するか減少するかを判定する。そして,この判定結果に依って次の電圧指令値の変更方向を決定して指令値の微小変更を繰返す方法である。山登り法を使用した最大電力追従制御としては,特許文献1や特許文献2に示された方法がある。
特開2014-166009号公報 特開平10-117440号公報
特許文献1においては,パワーコンディショナの定格出力に対する太陽電池発電電力の定格出力の比率を過積載率と呼び,過積載率が140%となるような太陽光発電システムにおいて,直流電流または交流電流が予め設定された電流値を超える場合,パワーコンディショナの最大電力追従制御を中止し,非最大電力追従制御を行うことで,一定以上の電力を安定して得ることができる方法が示されている。非最大電力追従制御は,太陽電池の出力電流が設定値以上にあるとき,最大電力が得られる電圧値よりさらに動作電圧を高くして出力電流を下げる制御を行う。一定時間経過の後または一定値以上出力が低下した後,非最大電力追従を解除して最大電力追従制御を再開することにより,パワーコンディショナの出力電力を安定させることができると示されている。
特許文献1の実施例では,動作電圧および電流の両方を一定時間間隔でわずかに変動させる山登り法を用いて最大電力追従制御を行っている。しかし,図2に示すように,過積載率が100%を超えるシステムにおいて,定格出力にて発電する場合,動作電圧の変動に対して電力変動量が大きい動作点で制御を行うことになるため発電電力が安定しない。また,設定された電流値よりも大幅に大きい電流で動作してしまうことで,パワーコンディショナが故障する懸念がある。
また,系統電圧の上昇を検知した場合や,電力会社からの指示により出力制御を行う場合など,パワーコンディショナの最大出力を定格出力よりも低くする必要が生じた場合も同様に非最大電力追従制御を実施するため,課題が生じることとなる。
これらの課題については,動作電圧の変動幅を小さくすることで改善するが,最大電力追従制御時の最大電力へ到達するまでの時間が長くなり,結果得られる発電量が小さくなるという別の課題が生じる。
本発明は、出力変動を抑制しつつ発電電力上限値に近い高い発電電力を維持することが可能な太陽光発電システムを提供することを目的とする。
本発明は,太陽電池と,前記太陽電池に接続される電力変換器を有する太陽光発電システムにおいて,前記電力変換器は,少なくとも1個のスイッチング素子と,前記太陽電池から前記電力変換器に流入する電流を検出して太陽電池電流を得る電流検出手段と,前記太陽電池から前記電力変換器に入力される電圧を検出して太陽電池電圧を得る電圧検出手段と,前記太陽電池電圧を目標電圧値に制御する電圧制御手段と,前記電流検出手段と前記電圧検出手段の検出値により演算した発電電力が最大となるよう電圧検出値を変化させ,目標電圧値を設定する目標電圧設定手段と,を具備するとともに,前記目標電圧値を算出するための電圧変化量を設定する電圧変化量設定手段と,を備え,前記電圧変化量設定手段は,一定期間内の前記発電電力の変化量と,現在の前記発電電力に応じて前記電圧変化量を切り替えるものである。
本発明によれば,一定期間の発電電力の変化量が大きい時や,発電電力上限値が定格出力未満に設定された時に,制御する電圧変化量を小さくすることで,出力変動を抑制しつつ発電電力上限値に近い高い発電電力を維持することが可能な太陽光発電システムを提供することができる。
太陽電池の電流−電圧特性,および電流−電力特性を示すグラフ 過積載率による太陽電池特性の差異を示すグラフ 本発明の実施例1の回路構成の一例 本発明の実施例1における電圧変動幅設定手段の内部を示す図 本発明の実施例1における電圧変化幅設定手段の動作フロー 本発明の実施例2の回路構成の一例 本発明の実施例2における電圧変動幅設定手段の内部を示す図 本発明の実施例2における電圧変化幅設定手段の動作フロー
本発明の実施例を図3,図4,図5を用いて説明する。まず,図3において,1は太陽電池,2は電力変換器であるパワーコンディショナ,3は商用系統,4はDC-DCコンバータ,5は制御回路,6a,6bは電圧検出手段である分圧抵抗,7は電流検出手段である電流センサ,8はチョークコイル,9はスイッチング素子であるパワーMOSFET,10は昇圧ダイオード,11はコンデンサ,12は系統連系インバータ,13a,13bはAD変換器,14は乗算器,15は電圧変化量設定手段,16は目標電圧設定手段である目標電圧算出手段,17はRAM,18は減算器,19は電圧制御手段であるPI制御ブロック,20はPWM回路である。
図3において,パワーコンディショナ2の内部にはDC-DCコンバータ4,系統連系インバータ12,制御回路5がある。太陽電池1はその両端がパワーコンディショナ2の内部のDC-DCコンバータ4に接続され,DC-DCコンバータ4は系統連系インバータ12に接続されている。系統連系インバータ12はパワーコンディショナ2の外部の商用系統3に接続されている。DC-DCコンバータ4の内部には,分圧抵抗6a,6b,電流センサ7,チョークコイル8,パワーMOSFET9,昇圧ダイオード10,それにコンデンサ11があり,チョークコイル8とパワーMOSFET9のドレインが接続されている。チョークコイル8の入力側は,コンバータ側端子と接続される。また,パワーMOSFET9のソースはコンバータ側端子に接続される。DC-DCコンバータ4の内部側には分圧抵抗6a,6bが直列に接続されている。パワーMOSFET9のドレインには昇圧ダイオード10のアノードが接続される。昇圧ダイオード10のカソードとパワーMOSFET9のソースの間にコンデンサ11が接続される。コンデンサ11の両端はDC-DCコンバータ4の外部にある系統連系インバータ12に接続される。
一方,制御回路5の内部にはAD変換器13a,13b,乗算器14,電圧変化量設定手段15,目標電圧算出手段16,RAM17,減算器18,PI制御ブロック19,PWM回路20があり,制御回路5により最大電力追従制御を行う。
分圧抵抗6a,6bの中点からAD変換器13aに接続される。電流センサ7はAD変換器13bに接続される。AD変換器13bの出力はIpvの平均値であるIpvave,AD変換器13aの出力はVinであり,IpvaveとVinは乗算器14に入力され,出力はPpvとして電圧変化量設定手段15に入力される。電圧変化量設定手段15の出力はdVとしてVinとともに目標電圧算出手段16に入力される。また,Vinは減算器18のマイナス側端子に入力される。減算器18のプラス側入力端子には目標電圧算出手段16の出力であるVrefが接続される。減算器18の出力はPI制御ブロック19に入力される。PI制御ブロック19の出力は,PWM回路20に入力される。また,PWM回路20の出力はS1制御信号として制御回路5の外部に出力されDC-DCコンバータ4の内部のパワーMOSFET9のゲートに接続される。
次に最大電力追従制御の動作について説明する。図3において,AD変換器13a,13bから出力されたIpvaveおよびVinを乗算し太陽電池1の発電電力Ppvを演算する。PpvとVin,およびRAM17から入力されたPmaxとP0は電圧変化量設定手段15に入力される。ここで,Pmaxは現時点での発電電力上限値であり,P0は電力変動判定に使用する電力変動判定閾値である。電圧変化量設定手段15は,現時点から一定期間前までのPpv,Vinを保持しており,VinとPpvの増減変化,および現在のPpvとPmaxとの差分に応じて,現在の電圧よりもPpvが大きくなり,かつPmaxを超えない動作電圧を算出するための電圧変化量dVを設定する(切り替える)。電圧変化量dVとVinは目標電圧算出手段16に入力される。目標電圧算出手段16は,dVとVinから次の目標電圧Vrefを算出する。PI制御ブロック19は,VinがVrefとなるように制御量を出力し,制御量に応じてPWM回路20がパワーMOSFET9をスイッチングすることでVinをVrefに近づける。変化後のVin,Ipvaveについて再び発電電力Ppvを演算し,Ppvを電圧変化量設定手段15へ入力し次の目標電圧を算出する動作を繰り返すことで,動作電圧を徐々に変化させ最大電力で発電できる動作点を探索していく。
現時点の目標電圧値がVref(n)であると定義すると,目標電圧算出手段16は,電圧変化量設定手段15で設定されたdVをVref(n-1)に加算しVref(n)を算出する,このとき,DC-DCコンバータ4はAD変換器13aから出力される電圧値VinがVref(n)と一致するように電圧制御動作を行う。すなわち,DC-DCコンバータ4では,DC-DCコンバータ4に入力される電圧を分圧抵抗6a,6bで検出する。このVinは減算器18において,目標電圧値Vrefから差し引かれるが,このときVref=Vref(n)であるため,減算器18の出力である電圧誤差はVref(n)-Vinとなる。この電圧誤差はPI制御ブロック19に入力され,比例積分演算される。このPI制御ブロック19の出力は時比率であり,この時比率はPWM回路20に入力されPWMパルスを生成する。このPWMパルスはS1制御信号である。S1制御信号はパワーMOSFET9(S1)のゲートに入力され,S1を駆動する。S1はスイッチングによりON/OFFを繰り返す。S1がONした際には太陽電池1ーチョークコイル8(L)−パワーMOSFET9(S1)−太陽電池1の閉回路が形成され,太陽電池1からチョークコイル8(L)に電流が流れる。次にパワーMOSFET9(S1)がOFFすると,太陽電池1−S1制御信号−チョークコイル8(L)−昇圧ダイオード10(D1)−コンデンサ11(Cpn)−太陽電池1の回路が形成され,チョークコイル8(L)に蓄えられた励磁エネルギーはコンデンサ11(Cpn)に放出される。電圧誤差Vref(n)-Vinが負の場合にはS1制御信号のON幅が増大してチョークコイル8(L)に蓄える励磁エネルギーを増加させ,反対に電圧誤差Vref(n)-Vinが正の場合にはS1制御信号のON幅を縮小させてチョークコイル8(L)に蓄える励磁エネルギーを減少させる。この動作を繰り返すことにより,電圧誤差Vref(n)-Vinをゼロに,言い換えればVinがVref(n)と等しくなるように制御する。この結果,太陽電池1からDC-DCコンバータ4にはIpvかつVpvの直流電力が流入し,DC-DCコンバータ4から系統連系インバータ12にはDC-DCコンバータ4の損失を差し引いただけの電力が出力される。系統連系インバータ12においては,DC-DCコンバータ4から入力された直流電力を,商用系統3の電圧位相に同期した正弦波電流に変換して商用系統3に出力する。
以下,本発明の特徴である,電圧変化量設定手段15の動作について,図4,図5を用いて説明する。
図4は電圧変化量設定手段15の内部構成に関し,一例を示したものである。電圧変化量設定手段15は,電圧変化方向判定手段151と,電圧変化幅設定手段152と,電圧変化量算出手段153により構成されている。
現時点での太陽電池1の発電電力をPpv(n)と定義すると,電圧変化方向判定手段151は,Ppv(n)-Ppv(n-1)とVin(n)-Vin(n-1)を計算し,電圧変化方向を表す数値を出力する。実施例では,プラス方向を表す数値として+1,マイナス方向を表す数値として−1を使用する。Ppv(n)-Ppv(n-1)が正のとき,Vin(n)-Vin(n-1)が負であれば,−1を出力し,Vin(n)-Vin(n-1)が正であれば,+1を出力する。Ppv(n)-Ppv(n-1)が負のとき,Vin(n)-Vin(n-1)が負であれば,+1を出力し,Vin(n)-Vin(n-1)が正であれば,−1を出力する。Ppv(n)-Ppv(n-1)が0,またはPpv(n)-Ppv(n-1)が0の場合は,電圧を変化させないことを表す数値(例えば0)を使用しても良い。または,前回の電圧変化の方向を保持しておき,Ppv(n)-Ppv(n-1)が0,またはPpv(n)-Ppv(n-1)が0の場合は,前回と同じ方向を出力してもよい。
電圧変化幅設定手段152の動作を図5に示す。
電圧変化幅設定手段152は,予めRAM17から入力されたPmaxとP0を保持しておきPpvが入力される度に現時点から一定期間前までのPpvを保持する。ここで,Pmaxは現時点での発電電力上限値であり,P0は電力変動判定に使用する閾値である。
S001で,現時点から一定期間前までのPpvの最大値をPhigh,最小値をPlowとして更新する。S002で,(Phigh-Plow)≧P0かつPpv(n)≧(Pmax×k)を満たすかどうか判定し,条件を満たす場合はS003に移行し,電力変動判定カウントを開始する。満たさない場合はS004に移行し,電力変動判定カウントを停止する。ここで,kは比率であり,kの値によって判定を実施する発電電力の範囲が決定する。本実施例では現在の発電電力Ppv(n)が発電電力上限値Pmaxに近づくまで判定を実施しないようにするため0.8〜0.9の値と設定しているが,判定を実施する範囲に応じてkの値を変更しても良い。
次に,S005で電力変動判定カウントが一定時間経過しているか判定する。一定時間経過していない場合はS006に移行し,電圧変化幅|dV|をdV1に設定する。一定時間経過している場合はS007に移行し,電圧変化幅|dV|をdV2に設定する。このとき,dV1とdV2は,dV1>dV2となる値を設定する。
電圧変化量算出手段153では,電圧変化方向判定手段152の出力と,電圧変化幅設定手段152の出力に応じて,電圧変化量dVを算出する。
電圧変化方向判定手段の出力がプラス方向である場合は,電圧変化量は+dV1または+dV2とする。マイナス方向である場合は,電圧変化量は-dV1または-dV2とする。
実施例では,電圧変化方向判定手段151の出力値と,電圧変化幅設定手段152の出力値を乗算することで,電圧変化量を算出することができる。例えば,電圧変化方向がプラス方向であり,電圧変化幅dVが|dV1|の場合は,dV=+1×|dV1|=+dV1となる。
以上のように,現在の発電電力Ppv(n)と一定期間内の電力変化量に応じて電圧変化量dVを小さくすることで,最大電力への追従速度は維持しつつ最大電力付近での電力変動を小さくすることができ,太陽光発電システムの過積載率によらず,安定した高い発電電力を維持することができる。
図6,図7,図8を用いて実施例2を説明する。なお,実施例1と共通する点は説明を省略する。本実施例は実施例1に対し,電圧変化量設定手段15に入力する値が異なっている。図6において,RAM17から電圧変化量設定手段15へ入力する値として,
実施例1で使用した発電電力上限値Pmax,電力変動判定閾値P0に加え,定格出力電力値Prefがある。電圧変化量設定手段15は,予めRAM17から入力されたPmaxとP0を保持しておきPmaxは処理を行う度にRAM17から入力される値を使用する。
図7は電圧変化量設定手段15の内部を示している。構成は実施例1と同じであるが,定格出力電力値Prefが電圧変化幅設定手段152に入力されている点が異なっている。
本実施例における電圧変化幅設定手段152の動作を図8に示す。
本実施例は実施例1に対し,S002における判定条件が異なっている。実施例1で使用した条件に加え,現在の発電電力上限値Pmaxが定格出力電力値Prefと異なるかどうか判定している。
(Phigh-Plow)≧P0かつPpv(n)≧(Pmax×k)を満たす,またはPmax!=Prefを満たすかどうか判定し,条件を満たす場合はS003へ移行し,満たさない場合はS004へ移行する。これにより,系統電圧の上昇を検知した場合や,電力会社からの指示により出力制御を行う場合など,発電電力を低下させる必要が生じたことにより,パワーコンディショナの定格出力の設定値が低く設定された場合でも,発電電力上限内で安定した高い発電電力を維持することができる。
本発明は,家庭向けの商用系統と連系する太陽光発電システムに適用することが可能である。また,系統との連系を行わないDC給電システム等の太陽光発電システム,離島や山小屋向け太陽電池システム,スマートグリッド向け太陽電池システム,メガソーラシステム等の大型太陽光発電システムに適用できる。
1:太陽電池
2:パワーコンディショナ(電力変換器)
3:商用系統
4:DC-DCコンバータ
5:制御回路
6a,6b:分圧抵抗(電圧検出手段)
7:電流センサ(電流検出手段)
8:チョークコイル
9:パワーMOSFET(スイッチング素子)
10:昇圧ダイオード
11:コンデンサ
12:系統連系インバータ
13a,13b:AD変換器
14:乗算器
15:電圧変化量設定手段
16:目標電圧算出手段(目標電圧設定手段)
17:RAM
18:減算器
19:PI制御ブロック(電圧制御手段)
20:PWM回路
151:電圧変化方向判定手段
152:電圧変化幅設定手段
153:電圧変化量算出手段

Claims (2)

  1. 太陽電池と,前記太陽電池に接続される電力変換器を有する太陽光発電システムにおいて,
    前記電力変換器は,少なくとも1個のスイッチング素子と,
    前記太陽電池から前記電力変換器に流入する電流を検出して太陽電池電流を得る電流検出手段と,
    前記太陽電池から前記電力変換器に入力される電圧を検出して太陽電池電圧を得る電圧検出手段と,
    前記太陽電池電圧を目標電圧値に制御する電圧制御手段と,
    前記電流検出手段と前記電圧検出手段の検出値により演算した発電電力が最大となるよう電圧検出値を変化させ,目標電圧値を設定する目標電圧設定手段と,
    を具備するとともに,
    前記目標電圧値を算出するための電圧変化量を設定する電圧変化量設定手段と,
    を備え
    前記電圧変化量設定手段は,一定期間内の前記発電電力の変化量と,現在の前記発電電力に応じて前記電圧変化量を切り替えることを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 前記電圧変化量設定手段は,一定期間内の前記発電電力の変化量と,現在の前記発電電力と,電力上限値に応じて前記電圧変化量を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システム。
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