JP2011101454A - 分散電源設備の制御装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短周期変動が発生したときに分散電源設備の出力変動を抑制して、電力系統の負荷周波数制御による調整容量の不足を補うことを可能とすることである。
【解決手段】出力リミッタ制御部28は、電圧検出器22で検出された系統電圧Vaに含まれる周波数成分のうち短周期負荷変動に対応する短周期変動成分を短周期変動成分検出部29で検出し、短周期変動成分検出器29で検出された系統電圧の短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上でかつ出力検出器26で検出された分散電源設備の出力電力の出力変動量が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱して変動しているときは出力制御部17の出力指令値に予め定めたリミット値でリミッタをかける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、再生可能エネルギーを利用して発電する分散電源設備の制御装置及び方法に関する。
再生可能エネルギーを利用して発電する分散電源設備としては、太陽光発電設備、風力発電設備、小水力発電設備などがある。以下の説明では、太陽光発電設備を例として説明する。
太陽光発電設備は、太陽光を光電変換する太陽電池で発電された直流電力をパワーコンディショナーで交流電力に変換するとともに電力系統に連系して、電力系統に交流電力を供給するように構成されている。太陽電池は、日射強度及び温度により最大電力を発生させる動作点が異なるため、太陽電池の発電電力を有効に活用するには、刻々変化していく最適動作点に追従させて発電することが重要となる。
図8は、太陽電池の出力電圧Vと出力電流Iとの関係を示したV−I特性及び太陽電池の出力電圧Vと出力電力Pとの関係を示したV−P特性の一例のグラフである。太陽電池の温度を一定とした場合の日射強度をパラメータとしたV−I特性曲線及びV−P特性曲線を示している。V−I特性曲線C1は日射強度が大きい場合の特性曲線、V−I特性曲線C2は日射強度が中間の場合の特性曲線、V−I特性曲線C3は日射強度が小さい場合の特性曲線である。
日射強度が大きい場合には、V−I特性曲線C1上の座標C11(V1,I1)のときに出力電力が最大となる最適動作点であり、V−P特性曲線P1が最大電力P1maxとなる。また、日射強度が中間の場合には、V−I特性曲線C2上の座標C22(V2,I2)が出力電力が最大となる最適動作点であり、V−P特性曲線P2が最大電力P2maxとなる。同様に、日射強度が小さい場合には、V−I特性曲線C3上の座標C33(V3,I3)が出力電力が最大となる最適動作点であり、V−P特性曲線P3が最大電力P3maxとなる。
このような最大電力を取り出す最適動作点を求めるには、太陽電池の出力が最大となる最適動作点に追従制御させる最大電力追従制御{MPPT(Maximum Power Point Tracking)制御}が用いられる。例えば、現状の動作点で得られる出力電力と、現状の動作点から少しだけ移動させた動作点で得られる出力電力とを比較して最適動作点への方向判断を行い、最適動作点へと追従させる山登り法などが用いられる。このように、太陽光発電設備は、最大電力点追従(MPPT)制御機能を搭載している。
一方、太陽光発電設備が接続される電力系統の周波数は、発電電力と消費電力とがバランスすることによって維持されている。太陽光発電設備の発電出力は自然環境状況(日射時間)任せであり、太陽光発電設備の出力変動には、長周期変動成分と短周期変動成分とが含まれ、短周期変動成分の場合はなかなか予測が難しいので、電力系統側で負荷周波数制御LFC(Load Frequency Control)を行ってその出力変動を調整している。
図9は電力系統の負荷変動の大きさと変動周期との関係を示すグラフである。図9中のLは負荷特性曲線である。負荷周波数制御LFC(Load Frequency Control)は、主として変動周期が2〜3分から10分〜20分の負荷変動を調整する制御であり、太陽光発電設備などの分散電源設備の短周期変動成分がこの負荷変動周期に相当することが、太陽光発電大量導入時の課題として問題視されている。それより変動周期が早い負荷変動に対しては、主としてGF(ガバナーフリー運転)で調整し、それより変動周期が長期の負荷変動に対しては、主として経済負荷配分制御EDC(Economic Dispatching Control)で調整する。
電力系統の周波数の変動を検出したとき、分散電源装置のインバータスイッチ回路の出力を減少させ、電力系統の変動を抑制するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、各発電設備に目標周波数が調整可能なAFC制御装置を設け、通信回線を用いずに自端で得られる系統情報や発電情報をもとに各発電機に設けた制御装置により自端のAFC設定周波数を調整することで、系統の需給バランスと経済運用の自律分散制御を行うようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−86946号公報 特開2005−328622号公報
しかし、負荷周波数制御LFCによる出力変動の調整量は、現状では系統容量の総需要の1〜2%の発電機しか対応していないので、大量導入した太陽光発電設備が同時にMPPT制御を行うとLFC調整容量不足が懸念される。これは、負荷周波数制御LFCを行う発電機は、主として負荷追従性に優れている発電設備の発電機に限られるからである。
本発明の目的は、短周期変動が発生したときに分散電源設備の出力変動を抑制して、電力系統の負荷周波数制御による調整容量の不足を補うことができる分散電源設備の制御装置及び方法を提供することである。
請求項1の発明に係わる分散電源設備の制御装置は、分散電源設備の出力を制御して電力系統に供給する電力を制御する出力制御部と、分散電源設備の電力系統に供給される電力を検出する出力検出器と、分散電源設備の電力系統の接続端の系統電圧を検出する電圧検出器と、前記電圧検出器で検出された系統電圧に含まれる周波数成分のうち短周期負荷変動に対応する短周期変動成分を検出する短周期変動成分検出部と、前記短周期変動成分検出器で検出された系統電圧の短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上でかつ前記出力検出器で検出された分散電源設備の出力電力の出力変動量が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱して変動しているときは前記出力制御部の出力指令値に予め定めたリミット値でリミッタをかける出力リミッタ制御部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係わる分散電源設備の制御装置は、前記出力リミッタ制御部は、請求項1の発明において、前記リミット値として、前記分散電源設備の日単位の同一時間帯における過去の実績出力値の平均値または最低値にてリミッタをかけることを特徴とする。
請求項3の発明に係わる分散電源設備の制御装置は、請求項1または2の発明において、前記出力リミッタ制御部は、前記短周期変動成分検出器で検出された系統電圧の短周期変動成分が前記短周期変動成分閾値未満となり、かつ、前記出力検出器で検出された分散電源設備の出力電力の出力変動量が予め定めた一定時間以上に亘って前記出力変動幅閾値内であるときは、前記出力制御部の出力指令値のリミッタを解除することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記出力リミッタ制御部は、前記リミッタをかける直前の前記出力制御部の出力値より小さく、かつ前記リミット値より大きい一又は複数の復帰用リミット値を予め有し、前記リミット値でリミッタをかけた制御を解除するに当たり、段階的にリミッタを解除することを特徴とする。
請求項5の発明に係わる分散電源設備の制御方法は、分散電源設備が接続された電力系統の系統電圧の短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上か否かを判定し、前記系統電圧の短周期変動成分が前記短周期変動成分閾値以上の短周期変動成分であるときには前記分散電源設備の出力変動値が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱して変動しているか否かを判定し、前記分散電源設備の出力変動値が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱して変動しているときは前記分散電源設備の出力値に予め定めたリミット値でリミッタをかけることを特徴とする。
本発明によれば、系統電圧の短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上でかつ分散電源設備の出力変動量が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱して変動しているときは、出力制御部の出力指令値に予め定めたリミット値でリミッタをかけるので、系統の短周期変動に分散電源設備の出力がリミット値に制限される。従って、分散電源設備の出力変動が抑制され、LFC容量不足解消に貢献できる。
リミット値として、分散電源設備の日単位の同一時間帯における過去の実績出力値の平均値または最低値にてリミッタをかけた場合には、分散電源設備の出力をほぼリミット値に制限できるので、リミッタをかけた状態で分散電源設備の出力変動を抑制できる。
また、系統電圧の短周期変動成分が短周期変動成分閾値未満となり、かつ、分散電源設備の出力変動量が予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値内となったときに、出力指令値のリミッタを解除するので、分散電源設備の発電電力を無駄なく電力系統に供給できる。
また、リミッタを解除する際に、リミッタをかける直前の分散電源設備の出力値より小さく、かつリミット値より大きい一又は複数の復帰用リミット値で段階的にリミッタを解除するので、リミッタを解除する際にも分散電源設備の出力変動を抑制できる。
本発明の実施の形態に係わる分散電源設備の制御装置の構成図。 本発明の実施の形態に係わる分散電源設備の制御装置の動作の一例を示すフローチャート。 系統電圧に含まれた短周期変動成分及び短周期変動成分閾値の一例の説明図。 太陽光発電設備の出力変動量及び出力変動幅閾値の一例の説明図。 太陽光発電設備の一日の出力電力Pの一例を示す特性曲線及びリミット値の説明図。 リミット値に加え1個の復帰用リミット値を有した場合の太陽光発電設備の一日の出力電力Pの一例を示す特性曲線及びリミット値の説明図。 段階的にリミッタを解除するようにした場合の分散電源設備の制御装置の動作の一例を示すフローチャート。 太陽電池の出力電圧Vと出力電流Iとの関係を示したV−I特性及び太陽電池の出力電圧Vと出力電力Pとの関係を示したV−P特性の一例のグラフ。 電力系統の負荷変動の大きさと変動周期との関係を示すグラフ。
以下本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係わる分散電源設備の制御装置の構成図である。図1では分散電源設備が太陽光発電設備である場合を示している。太陽電池11で発電した直流電力はダイオードD及びコンデンサCを介して電力変換器12に入力され、電力変換器12で交流に変換される。電力変換器12で交流に変換された交流電力は、フィルタ回路13、変圧器14及び開閉器15を介して交流の電力系統16に供給される。
出力制御部17は、電力変換器12をPWM制御して太陽電池11の出力を制御するとともに直流を交流に変換するものであり、通常運転時は、太陽電池11の出力が最大となる最適動作点に追従制御させる最大電力追従制御(MPPT)を行う。すなわち、太陽電池11の直流出力電圧VdはコンデンサCの電圧で検出され、太陽電池11の直流出力電流Idは直流電流検出器19で検出されて、出力制御部17のMPPT制御部18に入力される。
MPPT制御部18は、直流出力電圧Vd及び直流出力電流Idに基づき太陽電池11の出力Pを求め、その出力Pが最大となる最適動作点に追従制御して、最適動作点の電流Irを求める。MPPT制御部18で求められた最適動作点の電流Irは電流基準発生部20に入力され、電流基準発生部20は位相同期回路21からの位相同期信号も入力して電流基準値Irefを求める。すなわち、位相同期回路(PLL)21は、電圧検出器22で検出された電力系統16の接続端の系統電圧Vaを基準信号として電流Irの位相差が一定となるような位相同期信号を発振し、電流基準発生部20は、その位相同期信号に基づいて電力系統16の系統電圧Vaと一定の位相差を有した電流基準値Irefを電流制御部23に出力する。
電流制御部23は交流電流検出器24で検出された電力変換器12の出力電流Iacが電流基準値IrefになるようにPWM制御部25に出力指令値を出力する。PWM制御部25は、電力変換器12の出力が出力指令値になるように電力変換器12をPWM(パルス幅変調)制御する。
次に、出力検出器26は、電圧検出器22で検出された電力系統16の接続端の系統電圧Va、及び電流検出器27で検出された電力系統16の接続端の出力電流Iaを入力し、太陽光発電設備の電力系統16への出力電力Pを検出するものであり、出力検出器26で検出された太陽光発電設備の電力系統16への出力電力Pは、出力リミッタ制御部28に出力される。
一方、短周期変動成分検出部29は電圧検出器22で検出された系統電圧Vaを入力し、フーリエ演算を行って、系統電圧Vaに含まれる周波数成分のうち短周期負荷変動に対応する短周期変動成分を検出するものであり、短周期変動成分検出部29で検出された短周期変動成分は出力リミッタ制御部28に出力される。ここで、系統電圧Vaの短周期変動成分を検出しているのは、電力系統16の負荷変動が系統電圧Vaの変動として現れるからである。従って、本発明では、電力系統16の負荷変動のうちの短周期変動成分を系統電圧Vaの変動で検出するようにしている。
出力リミッタ制御部28は、短周期変動成分検出器29で検出された系統電圧Vaの短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上かどうかを判定するとともに、出力検出器26で検出された太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量を求め、その出力変動量が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱しているかどうかを判定する。そして、短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上であり、かつ太陽光発電設備の出力変動量が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱して変動しているときは、出力リミッタ制御部28は出力制御部の出力指令値に予め定めたリミット値でリミッタをかける。
図2は本発明の実施の形態に係わる分散電源設備の制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。まず、分散電源設備である太陽光発電設備は、通常運転では、出力制御部17は、太陽電池11の出力が最大となる最適動作点に追従制御させる最大電力追従制御(MPPT制御)で運転している(S1)。短周期変動成分検出部29は、電圧検出器22で検出された太陽光発電設備の電力系統16への接続端における系統電圧Vaに含まれた短周期変動成分を検出し、出力リミッタ制御部28は、系統電圧Vaに含まれた短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上かどうかを判定する(S2)。
図3は、系統電圧Vaに含まれた短周期変動成分及び短周期変動成分閾値の一例の説明図である。電力系統16の負荷変動のうち、変動周期が2〜3分から10分〜20分の負荷変動が短周期変動成分であり、負荷変動は、前述したように系統電圧Vaの変動として現れることから、短周期変動成分検出部29では、系統電圧Vaをフーリエ演算して2〜3分から10分〜20分の変動成分を求めている。
ここで求めた短周期変動成分は出力リミッタ制御部28に出力され、出力リミッタ制御部28では、予め定めた短周期変動成分閾値Mと比較される。図3では、短周期変動成分閾値Mの一例として、短周期変動成分閾値Mが一定値である短周期変動成分閾値M1と、短周期変動成分の変動周期が大きくなるにつれて短周期変動成分閾値Mが小さくなる短周期変動成分閾値M2とを示している。
短周期変動成分閾値Mが一定値の短周期変動成分閾値M1である場合には、2〜3分から10分〜20分の短周期変動成分の何れに対しても同じ感度であり、一方、短周期変動成分閾値M2の場合には、変動周期が大きい短周期変動成分に対して鋭敏な感度となる。いずれの短周期変動成分閾値M1、M2を用いてもよいが、変動周期が大きい短周期変動成分が大きいほど、感度良く電力系統16が負荷周波数制御LFCを必要としている状態であると判定するには、短周期変動成分閾値M2を採用することが望ましい。
ステップS2の判定で、系統電圧Vaに含まれた短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上でないときには、所定時間の遅延後にステップS1に戻る。一方、ステップS2の判定で、系統電圧Vaに含まれた短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上であるときは、出力リミッタ制御部28は、出力検出器26で検出された太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱しているかどうかを判定する(S3)。
図4は、再生可能エネルギーを利用した発電の出力変動量及び出力変動幅閾値の一例の説明図である。ここでは、太陽光発電設備の場合について説明する。出力リミッタ制御部28は、出力検出器26で検出された太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量ΔPを求め、出力変動量ΔPが予め定めた出力変動幅閾値|N|(−N〜N)の範囲内にあるかどうかを判定する。出力変動量ΔPは今回の演算周期で取り込んだ出力電力Piから前回の演算周期で取り込んだ出力電圧Pi−1を減算することで求められる。
出力変動幅閾値|N|は、太陽光発電設備の出力変動量ΔPが電力系統16の負荷周波数制御LFCに悪影響を与えない範囲の変動量になるように設定される。
ステップS3の判定で、太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量ΔPが出力変動幅閾値|N|を逸脱していないときは、所定時間の遅延後にステップS1に戻る。一方、ステップS3の判定で、太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量ΔPが出力変動幅閾値|N|を逸脱しているときは、出力リミッタ制御部28は、出力制御部17のMPPT制御部18に対し、太陽電池11の出力が予め定めたリミット値になるようにリミットをかける。つまり、MPPT制御部18の出力がそのリミット値における電流Ir1となるようにリミットをかける。これにより、出力制御部17のPWM制御部25は、電力変換器12の出力電流Iacがリミットをかけられた電流基準値Iref1になるように電力変換器12をPWM制御し、リミット値での制御となる(S4)。
ここで、出力リミッタ制御部28でのリミット値は、例えば、太陽光発電設備の日単位の同一時間帯における過去の実績出力値の平均値または最低値を採用する。図5は太陽光発電設備の一日の出力電力Pの一例を示す特性曲線及びリミット値の説明図である。図5において、曲線P11は天候が晴れのときの出力電力Pの一例を示す特性曲線、曲線P12は天候が曇りのときの出力電力Pの一例を示す特性曲線、曲線P13は天候が雨のときの出力電力Pの一例を示す特性曲線である。
天候が晴れのときは、太陽光発電設備の出力電力Pは日の出(例えば、午前6時)とともに出力電力Pが増加して日中にピークとなり、それ以降、出力電力Pは減少して日没(例えば午後5時)で零となる。天候が曇りや雨のときは、日の出から日没までの間において雲の量により出力電力Pは変動するが、通常は雨のときが曇りのときより出力電力Pは小さくなる。このような太陽光発電設備の日単位の実績出力を蓄積しておき、日単位の同一時間帯における過去の実績出力値の平均値あるいは最低値を採用する。または、日照時間など過去の気象データを用いた出力推定結果を採用してもよい。図5ではリミット値L1として太陽光発電設備の日単位の実績出力の最低値を採用した場合を示している。
例えば、時点t1で、出力リミッタ制御部28によりリミットがかけられたとする。天候が晴れのときは、出力電力値PがW11であったものがリミット値L1に制限される。同様に、天候が曇りや雨のときも、出力電力値PがW12、W13であったものがリミット値L1に制限される。これにより、太陽光発電設備の出力電力Pの変動がほとんどなくなりLFC容量不足解消に貢献できる。
次に、出力リミッタ制御部28は、系統電圧Vaに含まれた短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値M未満かどうかを判定し(S5)、短周期変動成分閾値M未満でないときは所定時間の遅延後にステップS4に戻る。一方、ステップS5の判定で、系統電圧Vaに含まれた短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値M未満であるときは、出力リミッタ制御部28は、出力検出器26で検出された太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|内であるかどうかを判定する(S6)。ステップS5の判定で、太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|内でないときは、所定時間の遅延後にステップS4に戻る。一方、ステップS6の判定で、太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|であるときは、出力リミッタ制御部28は出力制御部17の出力指令値のリミッタを解除する(S7)。
このように、系統電圧Vaの短周期変動成分が短周期変動成分閾値M未満となり、かつ、太陽光発電設備の出力電力の出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|内であるときに、出力制御部17の出力指令値のリミッタを解除する。これにより、出力制御部17は、LFC容量不足が解消された状態でMPPT制御部18による最大電力追従制御に復帰することになる。
図5において、いま時点t2で出力リミッタ制御部28によるリミッタが解除されたとすると、出力制御部17は最大電力追従制御に復帰するので、天候が晴れのときは、太陽光発電設備の出力電力Pはリミット値L1から特性曲線P11に従った出力となる。同様に、天候が曇りや雨のときは、太陽光発電設備の出力電力Pはリミット値L1から特性曲線P12、P13に従った出力となる。
以上の説明では、系統電圧Vaの短周期変動成分が短周期変動成分閾値M未満となり、かつ、太陽光発電設備の出力電力の出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|内であるときに、出力制御部17の出力指令値のリミッタを解除するようにしたが、出力制御部17の出力指令値のリミッタの解除は、次の日の運転開始時に行うようにしてもよい。その場合には、ステップS5、S6の演算が不要となり制御が簡素化できる。
また、以上の説明では、リミット値L1でリミッタをかけた制御を解除するにあたり、直接的に出力制御部17のMPPT制御部18による最大電力追従制御に復帰するようにしたが、リミット値L1に加え、復帰用リミット値を設けて段階的にリミッタを解除するようにしてもよい。図6はリミット値L1に加え1個の復帰用リミット値L2を有した場合の太陽光発電設備の一日の出力電力Pの一例を示す特性曲線及びリミット値の説明図である。復帰用リミット値L2はリミッタをかける直前の出力制御部17の出力値W11、W12、W13より小さく、かつリミット値L1より大きい復帰用リミット値である。図6では、リミッタをかける直前の出力制御部17の出力値W11、W12であった場合を示している。
いま、時点t2で、系統電圧Vaの短周期変動成分が短周期変動成分閾値M未満となり、かつ、太陽光発電設備の出力電力の出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|内となったときは、出力リミッタ制御部28は、リミット値L1から復帰用リミット値L2とする。これにより、出力制御部17の出力指令値は復帰用リミット値L2に制限される。
図6において、天候が晴れのときは、太陽光発電設備の出力電力Pはリミット値L1から復帰用リミット値L2に制限される。一方、天候が曇りあるいは雨のときは、太陽光発電設備の出力電力Pは上限が復帰用リミット値L2に制限されるが、復帰用リミット値L2より小さいときは特性曲線P12、P13に従った出力となる。
図7は、段階的にリミッタを解除するようにした場合の分散電源設備の制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。図2に示したフローチャートに対し、ステップS4’〜S6’が追加して設けられている。図2に示したフ同一ステップS1〜S7については説明を省略する。
図7において、ステップS5、S6の判定で、系統電圧Vaの短周期変動成分が短周期変動成分閾値M未満となり、かつ、太陽光発電設備の出力電力の出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|内となったときは、出力リミッタ制御部28は、リミット値L1から復帰用リミット値L2で、出力制御部17の出力指令値にリミッタをかける。これにより、出力制御部17のPWM制御部25は、電力変換器12の出力電流Iacがリミットをかけられた電流基準値Iref2になるように電力変換器12をPWM制御し、復帰用リミット値L2での制御となる(S4’)。
次に、出力リミッタ制御部28は、系統電圧Vaに含まれた短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値M未満かどうかを判定し(S5’)、短周期変動成分閾値M未満でないときは所定時間の遅延後にステップS4’に戻る。一方、ステップS5’の判定で、系統電圧Vaに含まれた短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値M未満であるときは、出力リミッタ制御部28は、出力検出器26で検出された太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|内であるかどうかを判定する(S6’)。ステップS5の判定で、太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|内でないときは、所定時間の遅延後にステップS4’に戻る。一方、ステップS6の判定で、太陽光発電設備の出力電力Pの出力変動量ΔPが予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|であるときは、出力リミッタ制御部28は出力制御部17の出力指令値のリミッタを解除する(S7)。
このように、リミット値でリミッタをかけた制御を解除するにあたり、出力制御部17の出力指令値のリミッタをリミット値L1、復帰用リミット値L2で段階的に解除するので、太陽光発電設備の出力電力Pの変動を抑制しつつリミッタを解除できる。以上の説明では、出力リミッタ制御部28は、1個の復帰用リミット値L2を予め有した場合について説明したが、複数の復帰用リミット値を設けるようにしてもよい。
以上述べたように、本発明の実施の形態によれば、系統電圧の短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値M以上でかつ太陽光発電設備の出力変動量Pが予め定めた出力変動幅閾値|N|を逸脱して変動しているときは、出力制御部17の出力指令値に予め定めたリミット値L1でリミッタをかけるので、系統の短周期変動に太陽光発電設備の出力がリミット値L1に制限される。従って、太陽光発電設備の出力変動が抑制され、LFC容量不足解消に貢献できる。
この場合のリミット値L1として、太陽光発電設備の日単位の同一時間帯における過去の実績出力値の平均値または最低値にてリミッタをかけるので、太陽光発電設備の出力をほぼリミット値に制限でき、リミッタをかけた状態で太陽光発電設備の出力変動をほとんど零に抑制できる。
また、系統電圧の短周期変動成分が短周期変動成分閾値M未満となり、かつ、太陽光発電設備の出力変動量が予め定めた一定時間以上に亘って出力変動幅閾値|N|内となったときに、出力指令値のリミッタを解除するので、電力系統のLFC調整容量不足を解消した状態で最大電力追従制御に移行でき、出力指令値のリミッタを解除後は太陽光発電設備の発電電力を無駄なく電力系統に供給できる。
また、リミッタを解除する際に、リミッタをかける直前の太陽光発電設備の出力値より小さく、かつリミット値L1より大きい一又は複数の復帰用リミット値L2で段階的にリミッタを解除するので、リミッタを解除する際にも分散電源設備の出力変動を抑制できる。
以上の説明では、分散電源設備として、太陽光発電設備について説明したが、その他の風力発電設備や小水力発電設備などの分散電源設備にも適用できる。
11…太陽電池、12…電力変換器、13…フィルタ回路、14…変圧器、15…開閉器、16…電力系統、17…出力制御部、18…MPPT制御部、19…直流電流検出器、20…電流基準発生部、21…位相同期回路、22…電圧検出器、23…電流制御部、24…交流電流検出器、25…PWM制御部、26…出力検出器、27…電流検出器、28…出力リミッタ制御部、29…短周期変動成分検出部

Claims (5)

  1. 分散電源設備の出力を制御して電力系統に供給する電力を制御する出力制御部と、分散電源設備の電力系統に供給される電力を検出する出力検出器と、分散電源設備の電力系統の接続端の系統電圧を検出する電圧検出器と、前記電圧検出器で検出された系統電圧に含まれる周波数成分のうち短周期負荷変動に対応する短周期変動成分を検出する短周期変動成分検出部と、前記短周期変動成分検出器で検出された系統電圧の短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上でかつ前記出力検出器で検出された分散電源設備の出力電力の出力変動量が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱して変動しているときは前記出力制御部の出力指令値に予め定めたリミット値でリミッタをかける出力リミッタ制御部とを備えたことを特徴とする分散電源設備の制御装置。
  2. 前記出力リミッタ制御部は、前記リミット値として、前記分散電源設備の日単位の同一時間帯における過去の実績出力値の平均値または最低値にてリミッタをかけることを特徴とする請求項1に記載の分散電源設備の制御装置。
  3. 前記出力リミッタ制御部は、前記短周期変動成分検出器で検出された系統電圧の短周期変動成分が前記短周期変動成分閾値未満となり、かつ、前記出力検出器で検出された分散電源設備の出力電力の出力変動量が予め定めた一定時間以上に亘って前記出力変動幅閾値内であるときは、前記出力制御部の出力指令値のリミッタを解除することを特徴とする請求項1または2に記載の分散電源設備の制御装置。
  4. 前記出力リミッタ制御部は、前記リミッタをかける直前の前記出力制御部の出力値より小さく、かつ前記リミット値より大きい一又は複数の復帰用リミット値を予め有し、前記リミット値でリミッタをかけた制御を解除するに当たり、段階的にリミッタを解除することを特徴とする請求項3記載に記載の分散電源設備の制御装置。
  5. 分散電源設備が接続された電力系統の系統電圧の短周期変動成分が予め定めた短周期変動成分閾値以上か否かを判定し、前記系統電圧の短周期変動成分が前記短周期変動成分閾値以上の短周期変動成分である場合には前記分散電源設備の出力変動値が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱して変動しているか否かを判定し、前記分散電源設備の出力変動値が予め定めた出力変動幅閾値を逸脱して変動しているときは前記分散電源設備の出力値に予め定めたリミット値でリミッタをかけることを特徴とする分散電源設備の制御方法。
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