JP2017192189A - 電力機器の筐体 - Google Patents

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捷人 徳峰
Katsuhito Tokumine
捷人 徳峰
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Abstract

【課題】容易に開閉可能で、かつ、シャッター開閉時に、シャッターの表面に付着した水滴や塵が筐体の内部に侵入することを防ぐことができる電力機器の筐体を提供する。【解決手段】本発明に係る電力機器を収納する電力機器の筐体は、開閉可能な扉が設けられた正面と、前記正面の反対側に設けられた裏面と、を有する箱体からなり、前記裏面は、前記裏面の上下それぞれに、前記裏面の幅方向に沿って設けられた一対のレールと、前記一対のレールを介して前記裏面の幅方向に沿って移動可能なシャッターと、前記裏面の左右一方の端部に設けられ、前記シャッターを巻き取って収納可能なシャッター収納部と、を有し、前記シャッターが前記裏面の幅方向に沿って移動することによって前記裏面を開放および閉鎖可能な構成を有することを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、電力機器の筐体に関する。
配電盤など、電力系統の制御および保護を行う電力機器(例えば、遮断器を含む配電盤)を収納する筐体は、一般に、内部に電力機器を収納し、筐体の一部を取り外して収納機器の保守および点検を行うことができるように構成されている。
特許文献1には、床板、側面板、天井板、背面部材、正面扉で箱体が構成される金属閉鎖形スイッチギヤであって、箱体の背面側の両側に床板から天井板まで延びた一対のレールを設け、この一対のレール内に背面部材の両側辺を嵌め込み、移動自在としたことを特徴とする金属閉鎖形スイッチギヤが記載されている。特許文献1には、筐体の裏面側を構成する上下2枚の板のうち、片方の板を、筐体の上下高さ方向に延びたレールによって移動するか、または、裏面板をシャッターで構成し、上下どちらかにある巻き取り部に収納することによって背面板の開放を容易にして作業性を向上させることが記載されている。
特開2012‐75239号公報
上記特許文献1に記載された筐体は、裏面(背面)を覆う板またはシャッターを上下方向に駆動させて筐体の裏面を開放するものであるが、これを屋外の配電盤に適用するとなると、裏面を構成する板またはシャッターの表面(外側の表面)に付着した水滴や塵が、裏面開放時に重力によって落下し、筐体内に侵入して電力機器の故障を招く可能性がある。また、裏面を上下2枚の板で構成する場合、どちらか一方の段の作業時に、もう一方の段の板が作業の障害となる可能性がある。さらに、上下方向に手動で駆動する1枚のシャッターの場合、筐体の高さが作業者よりも高い場合には、シャッターの把手を掴んで持ち上げ、裏面全体を開放させることは重労働となり、作業性が悪化することが予想される。
本発明は、上記事情に鑑み、容易に開閉可能で、かつ、シャッター開閉時に、シャッターの表面に付着した水滴や塵が筐体の内部に侵入することを防ぐことができる電力機器の筐体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、電力機器を収納する電力機器の筐体において、上記筐体は、開閉可能な扉が設けられた正面と、正面の反対側に設けられた裏面と、を有する箱体からなり、上記裏面は、裏面の上下それぞれに、裏面の幅方向に沿って設けられた一対のレールと、該一対のレールを介して裏面の幅方向に沿って移動可能なシャッターと、裏面の左右一方の端部に設けられ、シャッターを巻き取って収納可能なシャッター収納部と、を有し、シャッターが裏面の幅方向に沿って移動することによって裏面を開放および閉鎖可能な構成を有することを特徴とする電力機器の筐体を提供する。
本発明によれば、容易に開閉可能で、かつ、シャッター開閉時に、シャッターの表面に付着した水滴や塵が筐体の内部に侵入することを防ぐことができる電力機器の筐体を提供する
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例に係る電力機器の筐体の一例を模式的に示す断面図である。 図1の筐体の裏面の正面図である。 図1の筐体の平面図である。 図3のシャッター収納部5を拡大する図である。
以下、図面を用いて、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施例に係る電力機器の筐体の一例を模式的に示す断面図であり、図2は図1の筐体の裏面の正面図であり、図3は図1の筐体の平面図である。図1および図3に示すように、筐体1の内部に、電力機器20を収納している。電力機器20としては、例えば、引出形の遮断器を実装した段積み構成可能な気中型の配電盤が挙げられる。
筐体1は、開閉可能な扉が設けられた正面3、正面3の反対側に設けられた裏面(背面)6、屋根2、床ベース4および一対の側面13を含む箱体で構成される。正面3は把手14が設けられた扉から構成され、筐体1の内部に収納された電力機器20を通常操作するために開閉される。
図1〜3に示すように、裏面6には、裏面6の上下それぞれに、裏面6の幅方向に沿って設けられた一対のレール7と、一対のレール7を介して裏面6の幅方向に沿って移動可能なシャッター11と、裏面6の左右一方の端部に、シャッター11を巻き取って収納可能なシャッター収納部5が設けられている。レール7は溝(図示せず)を有し、上下一対のレール7のそれぞれの溝にシャッター11の上端および下端がそれぞれ嵌め込まれ、シャッター11の移動が自在になっている。したがって、図2のように裏面6がシャッター11で閉鎖されている状態から、シャッター11を移動(図2の紙面右方向に移動)してシャッター収納部5に収納することで、裏面6を開放することができる。また、逆に、シャッター収納部5に収納されたシャッター11を、裏面6のシャッター収納部5が設けられている端部と反対側の端部に移動(図2の紙面左方向に移動)することで裏面6を閉鎖可能な構成を有する。このように裏面6のバリヤ構造を、シャッター11によって開放および閉鎖自在な構成とすることで、電力機器20の裏側の操作が可能となり、電力機器20の保守および点検(メンテナンス)を行うことができる。1枚のシャッター11で裏面6の全面を開放および閉鎖可能な構成としているので、1度のシャッターの開閉作業で背面6を開放および閉鎖することができ、裏面6の開放および閉鎖作業を容易に行うことができる。シャッター11の移動を手動で行う場合であっても、シャッターの移動は横方向の動きで行うことができるので、開閉時の労力は筐体1の高さによらないものとすることができる。
図3に示すように、シャッター収納部5を筐体1の外部に設置して、シャッター11を電力機器20と離れた空間に一括して収納すれば、筐体1内の電力機器の設置スペースを狭小化することが無く、またシャッター11を収納してメンテナンス作業を行う際にも、十分な作業スペースを確保することができる。
上述したように、本発明では、筐体1の背面6をいわゆる横開き型シャッターとすることで、背面6の開放および閉鎖を容易にしている。この結果、筐体1の内部に収納された配電盤20のメンテナンス作業を容易に行うことができる。また、筐体1の内部に収納する電力機器20が、例えば太陽光発電システムを構成するものである場合、筐体1を野外に設置することが想定される。筐体1が野外に設置される場合、シャッター11の表面には風雨に曝されることによって水滴や埃が付着するが、特許文献1のような縦開き型のシャッターの場合、このシャッター表面に付着した水滴や埃がシャッターの開閉時に重力によって落下するとき、筐体の開放された部分から筐体1の内部に侵入するおそれがある。これに対し、本発明は、シャッター11を横開き型としているため、シャッター11の表面に水滴や埃が付着していたとしても、水滴や埃はシャッター11に沿って落下するため、水滴や埃が筐体1の開放された部分から内部に侵入することを防止することができる。
図1に示すように、シャッター11とレール7との間に弾性体(シール部材)8が設けられ、シャッター11が、弾性体8を介してレール7によって筐体1の外部から内部に向かって押し付けられている構成とすることが好ましい。このような構成とすることで、筐体1の密閉性を高め、シャッター11と外部との隙間から水滴や埃が筐体1の内部に侵入することを防ぐことができる。弾性体8は、特に限定は無いが、ゴムまたは樹脂からなるパッキンを用いることがコストの観点から好ましい。
また、図3に示すように、裏面6のシャッター収納部5が設けられている端部と反対側の端部に、シャッター11の高さ方向に沿って設けられ、シャッターの端部と嵌合可能な溝を有するシャッター固定具(溝付き金具)10を有し、シャッター11の端部(シャッター収納部5と反対側の端部)には、この溝と嵌合可能な弾性体9が設けられていることが好ましい。背面6の閉鎖時に、このシャッター固定具10にシャッター11の弾性体9を嵌め込むことで、上述した弾性体8と同様、筐体1の密閉性を高め、シャッター11と外部との隙間から水滴や埃が筐体1の内部に侵入することを防ぐことができる。弾性体9も、弾性体8と同様にゴムまたは樹脂からなるパッキンが好適である。
図4は図3のシャッター収納部5を拡大する図である。図4に示すように、シャッター収納部5のシャッター11の出入り口には、シャッター11の高さ方向に沿って、シャッター11収納時にシャッター11の外側の表面と接触可能に設けられたシャッター拭き取り体12が設けられていることが好ましい。このような構成を有することで、シャッター11の収納時に、シャッター11の外側の表面に付着した水滴や埃を拭き取り、次にシャッター11をシャッター収納部5から引き出す際に、筐体1内部に水滴や埃が侵入することを防止することができる。シャッター拭き取り体12としては、特に限定は無いが、ゴム、樹脂および布等が好適である。シャッター巻き取り部5の下側に穴を設けておけば、シャッター拭き取り体12によって拭き取られた水滴や埃を外部に排出し、配電盤内への水滴や埃の侵入を防止し、かつ、シャッター巻き取り部5に水滴や埃が溜まることを防ぐことが可能になる。
以上、説明したように、本発明によれば、容易に開閉可能で、かつ、シャッター開閉時に、シャッターの表面に付着した水滴や塵が筐体の内部に侵入することを防ぐことができる電力機器の筐体を提供することができることが示された。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…電力機器の筐体、2…屋根、3…正面扉、4…床ベース、5…シャッター収納部(シャッター巻き取り部)、6…裏面、7…レール、8,9…弾性体、10…シャッター固定具(溝付き金具)、11…シャッター、12…シャッター拭き取り体、13…側面、14…把手、20…配電盤。

Claims (8)

  1. 電力機器を収納する電力機器の筐体において、
    前記筐体は、開閉可能な扉が設けられた正面と、前記正面の反対側に設けられた裏面と、を有する箱体からなり、
    前記裏面は、前記裏面の上下それぞれに、前記裏面の幅方向に沿って設けられた一対のレールと、前記一対のレールを介して前記裏面の幅方向に沿って移動可能なシャッターと、前記裏面の左右一方の端部に設けられ、前記シャッターを巻き取って収納可能なシャッター収納部と、を有し、
    前記シャッターが前記裏面の幅方向に沿って移動することによって前記裏面を開放および閉鎖可能な構成を有することを特徴とする電力機器の筐体。
  2. 請求項1記載の電力機器の筐体において、
    前記シャッターを移動して前記シャッター収納部に収納することで前記裏面を開放し、
    前記シャッター収納部に収納された前記シャッターを、前記裏面の前記シャッター収納部が設けられている端部と反対側の端部に移動して前記裏面を閉鎖可能な構成を有することを特徴とする電力機器の筐体。
  3. 請求項1記載の電力機器の筐体において、前記シャッターと前記レールとの間に弾性体が設けられ、前記シャッターが前記弾性体を介して前記レールによって前記筐体の外部から前記筐体の内部に向かって押し付けられていることを特徴とする電力機器の筐体。
  4. 請求項1記載の電力機器の筐体において、前記裏面の前記シャッター収納部が設けられている端部と反対側の端部に、前記シャッターの高さ方向に沿って設けられ、前記シャッターの端部と嵌合可能な溝を有するシャッター固定具を有することを特徴とする電力機器の筐体。
  5. 請求項4記載の電力機器の筐体において、前記シャッターの前記溝と嵌合する端部に、前記シャッターの高さ方向に沿って設けられた弾性体を有することを特徴とする電力機器の筐体。
  6. 請求項1記載の電力機器の筐体において、前記シャッター収納部の出入り口に、前記シャッターの高さ方向に沿って設けられ、前記シャッターを収納時に前記シャッターの外側の表面と接触可能に設けられたシャッター拭き取り体が設けられていることを特徴とする電力機器の筐体。
  7. 請求項6記載の電力機器の筐体において、前記シャッター拭き取り体は、ゴム、樹脂または布からなることを特徴とする電力機器の筐体。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電力機器の筐体において、前記電力機器が配電盤であることを特徴とする電力機器の筐体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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