JP2017191477A - コンピュータに実行させるためのプログラムおよび端末装置 - Google Patents

コンピュータに実行させるためのプログラムおよび端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電話回線網に申し込んでいないユーザであっても利用可能な、少なくとも音声情報によるサポート内容の案内をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。【解決手段】プログラムは、コンテンツ要求をデータ通信によってユーザの端末装置から受信するステップS41と、コンテンツ要求に応じて、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、サポートの内容を音声で案内する音声情報とを生成するステップS42と、生成された視覚情報および音声情報のうち、少なくとも音声情報をデータ通信によってユーザの端末装置へ送信するステップS43とをコンピュータに実行させる。【選択図】図10

Description

この発明は、コンピュータに実行させるためのプログラムおよび端末装置に関する。
従来、対話型音声応答システム(IVR)が知られている(特許文献1)。この対話型音声応答システムは、IVRプラットフォームを備える。
IVRプラットフォームは、音声合成器、文法生成器および音声認識器を有する。音声合成器は、ネットワークを通じて取得されるウェブの構造および内容を特徴づける音声を生成する。この音声は、電話機などのオーディオインタフェースデバイスを通じてユーザに送られる。
文法生成器は、取得したウェブページから解析されるテキスト情報を利用して文法を生成する。この文法は、音声認識器に供給され、ユーザによって生成される音声コマンドを解釈するために使用される。
文法生成器によって生成される文法は、部分的にまたは完全にプリコンパイルすることが可能である。
このように、特許文献1に記載された対話型音声応答システムにおいては、インターネットを通じた対話型音声応答アプリケーションを実現する。
また、従来、オペレータによるサポートを受ける際に、サポートの内容を視覚的に示した選択肢をユーザに提供してサポート接続を行うアプリケーションもある(特許文献2)。
特開2000−137596号公報 米国特許第9,008,288号明細書
しかし、従来の方式では、サポート内容を示す視覚情報と音声情報とによってサポートを受ける場合、音声情報は、電話回線網を通してユーザに提供されるため、電話回線網に申し込んでいないユーザは、音声情報によってサポートを受けることができないという問題がある。
また、電話回線網に申し込んでいるユーザであっても、オペレータによるサポートを受ける前段階から回線を使用することになり、その間、実質的な通信をしていないにも拘わらず、電話回線が占有され、着信ができないという問題がある。
更に、サポート提供者にとっては、オペレータによるサポートを提供する前のユーザへのサポート案内の段階から電話回線を使用することになり、その分の回線運用コストが発生するという問題がある。
そこで、この発明の実施の形態によれば、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても利用可能な、少なくとも音声情報によるサポート内容の案内をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
また、この発明の実施の形態によれば、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても利用可能な、少なくとも音声情報によるサポート内容の案内が可能な端末装置を提供する。
この発明の実施の形態によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムは、受信手段が、ネットワークを介したデータ通信によってユーザの端末装置からコンテンツ要求を受信する第1のステップと、生成手段が、コンテンツ要求に応じて、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも音声情報を生成する第2のステップと、送信手段が、生成された音声情報を少なくともデータ通信によってユーザの端末装置へ送信する第3のステップとをコンピュータに実行させる。
この発明の実施の形態によるプログラムが実行されると、少なくとも音声情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される。その結果、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、音声情報を利用可能である。
従って、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、音声情報によるサポート内容の案内を受けることができる。
また、電話回線網に申し込んでいるユーザを対象とする場合でも、電話回線網を使わずにサポート内容を案内できるため、ユーザにとっては、サポート案内中の回線着信が可能であり、サポート提供者にとっては、オペレータによるサポートを提供する前段階のサポート案内のための電話回線の確保が不要になるため、電話回線網の運用コストを削減できる。
更に、音声情報および視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、早く、サポート内容を選択でき、オペレータからサポートを受けることができる。
更に、音声情報および視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、電話回線網に申し込んでいる場合でも、電話回線網よりも早くサポート内容の案内を受けることができる。
また、この発明の実施の形態によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムは、受信手段が、ネットワークを介したデータ通信によってユーザの端末装置からコンテンツ要求を受信する第1のステップと、生成手段が、コンテンツ要求に応じて、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも一方を生成する第2のステップと、送信手段が、生成された音声情報および視覚情報の少なくとも一方をデータ通信によってユーザの端末装置へ送信する第3のステップと、受信手段が、電話回線網を使用したサポート接続要求をデータ通信によってユーザの端末装置から受信する第4のステップと、送信手段が、電話回線網を使用したサポート接続要求に応じて、電話回線網を介して自動音声応答にアクセスするための電話番号と、トーン信号とをユーザの端末装置へ送信する第5のステップとをコンピュータに実行させる。
この発明の実施の形態によるプログラムが実行されると、視覚情報と音声情報とのうち、少なくとも一方がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される。その結果、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、サポート内容の案内をデータ通信によって受けることができる。
また、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、データ通信を用いてサポートを受けることができる。
更に、音声情報と視覚情報とのうち、少なくとも視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、早く、サポート内容を選択でき、電話回線網を用いてオペレータからサポートを受けることができる。
更に、音声情報と視覚情報とのうち、少なくとも視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、電話回線網に申し込んでいる場合でも、電話回線網よりも早くサポート内容の案内を受けることができ、電話回線網を用いてサポートを受けることができる。
更に、この発明の実施の形態によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムは、送信手段が、サポート要求の開始に応じて、ネットワークを介したデータ通信によってコンテンツ要求をクラウドサーバへ送信する第1のステップと、受信手段が、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも音声情報をデータ通信によって受信する第2のステップと、再生手段が、受信された音声情報をユーザの端末装置で再生する第3のステップとをコンピュータに実行させる。
この発明の実施の形態によるプログラムが実行されると、ユーザの端末装置は、少なくとも音声情報をデータ通信によって受信する。その結果、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、音声情報を利用可能である。
従って、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、音声情報によるサポート内容の案内を受けることができる。
また、電話回線網に申し込んでいるユーザを対象とする場合でも、電話回線網を使わずにサポート内容を案内できるため、ユーザにとっては、サポート案内中の回線着信が可能であり、サポート提供者にとっては、オペレータによるサポートを提供する前段階のサポート案内のための電話回線の確保が不要になるため、電話回線網の運用コストを削減できる。
更に、音声情報および視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、視覚情報によってサポート内容の全てを認識するので、希望するサポート内容を早く選択でき、オペレータからサポートを早く受けることができる。
更に、音声情報および視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、電話回線網に申し込んでいる場合でも、電話回線網よりも早くサポート内容の案内を受けることができる。
更に、この発明の実施の形態によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムは、送信手段が、サポート要求の開始に応じて、ネットワークを介したデータ通信によってコンテンツ要求をクラウドサーバへ送信する第1のステップと、受信手段が、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも一方をデータ通信によって受信する第2のステップと、再生手段が、受信された音声情報をユーザの端末装置で再生するステップと、表示手段が、受信された視覚情報を表示するステップとのうち、少なくとも一方のステップを実行する第3のステップと、受信手段が、電話回線網を介して自動音声応答にアクセスするための電話番号と、トーン信号とを受信する第4のステップと、接続手段が、電話回線網を介して、受信した電話番号で発信し、交換機に接続されると、トーン信号を自動送信する第5のステップとをコンピュータに実行させる。
この発明の実施の形態によるプログラムが実行されると、ユーザの端末装置は、視覚情報と音声情報との少なくとも一方をデータ通信によって受信する。その結果、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、サポート内容の案内をデータ通信によって受けることができる。
また、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、データ通信を用いてサポートを受けることができる。
更に、音声情報と視覚情報とのうち、少なくとも視覚情報をデータ通信によって受信する場合、ユーザは、早く、サポート内容を選択でき、電話回線網を用いてオペレータからサポートを受けることができる。
更に、音声情報と視覚情報とのうち、少なくとも視覚情報をデータ通信によって受信する場合、ユーザは、電話回線網に申し込んでいる場合でも、電話回線網よりも早くサポート内容の案内を受けることができ、電話回線網を用いてサポートを受けることができる。
更に、この発明の実施の形態によれば、端末装置は、請求項5から請求項8のいずれか1項に記載のプログラムを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたプログラムを読み出し、その読み出したプログラムを実行する中央処理手段とを備える。
端末装置において、プログラムが実行されると、端末装置は、少なくとも音声情報をデータ通信によって受信する。その結果、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、音声情報を利用可能である。
従って、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、音声情報によるサポート内容の案内を受けることができる。
また、電話回線網に申し込んでいるユーザを対象とする場合でも、電話回線網を使わずにサポート内容を案内できるため、ユーザにとっては、サポート案内中の回線着信が可能であり、サポート提供者にとっては、オペレータによるサポートを提供する前段階のサポート案内のための電話回線の確保が不要になるため、電話回線網の運用コストを削減できる。
更に、音声情報と視覚情報とのうち、少なくとも視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、視覚情報によってサポート内容の全てを認識するので、希望するサポート内容を早く選択でき、オペレータからサポートを早く受けることができる。
更に、音声情報と視覚情報とのうち、少なくとも視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、電話回線網に申し込んでいる場合でも、電話回線網よりも早くサポート内容の案内を受けることができる。
電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、音声情報によるサポート内容の案内を受けることができる。
また、電話回線網に申し込んでいないユーザが電話回線網を用いてサポートを受ける場合であっても、音声情報および視覚情報との少なくとも一方によって、サポート内容の案内を受けることができる。
更に、電話回線網に申し込んでいるユーザを対象とする場合でも、電話回線網を使わずにサポート内容を案内できるため、ユーザにとっては、サポート案内中の回線着信が可能であり、サポート提供者にとっては、オペレータによるサポートを提供する前段階のサポート案内のための電話回線の確保が不要になるため、電話回線網の運用コストを削減できる。
更に、音声情報と視覚情報とのうち、少なくとも視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、視覚情報によってサポート内容の全てを認識するので、希望するサポート内容を早く選択でき、オペレータからサポートを早く受けることができる。
更に、音声情報と視覚情報とのうち、少なくとも視覚情報がデータ通信によってユーザの端末装置へ送信される場合、ユーザは、電話回線網に申し込んでいる場合でも、電話回線網よりも早くサポート内容の案内を受けることができる。
この発明の実施の形態におけるサポートシステムの概略図である。 図1に示す携帯電話機の構成を示す概略図である。 図1に示すビジュアルIVRの構成を示す概略図である。 携帯電話機の表示部に表示される視覚情報および音声情報の例を示す概念図である。 携帯電話機の表示部に表示される視覚情報および音声情報の別の例を示す概念図である。 携帯電話機の表示部に表示される視覚情報および音声情報の更に別の例を示す概念図である。 携帯電話機の表示部に表示される視覚情報および音声情報の更に別の例を示す概念図である。 図1に示すサポートシステムにおける動作を説明するためのフローチャートである。 図5に示すフローチャートのうち、携帯電話機の動作(ステップS11,S13,S14,S16,S21,S22)の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。 図5に示すフローチャートのうち、ビジュアルIVRの動作(ステップS12,S13,S16,S17,S20,S21)の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。 図8から図10に示すフローチャートに従って実行されるサポートシステムの動作の概念図である。 図1に示すサポートシステムにおける別の動作を説明するためのフローチャートである。 図12に示すフローチャートのうち、携帯電話機の動作(ステップS11,S13,S14,S55,S56)の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。 図12に示すフローチャートのうち、ビジュアルIVRの動作(ステップS12,S13)の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。 図12から図14に示すフローチャートに従って実行されるサポートシステムの動作の概念図である。 図1に示すサポートシステムにおけるサポート動作を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態におけるサポートシステムの概略図である。図1を参照して、この発明の実施の形態におけるサポートシステム100は、携帯電話機1,2と、電話機3と、ネットワーク4〜6と、ルータ7と、交換機8と、ビジュアルIVR9と、IVR10と、CTI(Computer Telephony Integration System)11と、端末装置12〜14とを備える。
なお、サポートシステム100は、音声認識を利用する場合、音声認識・合成サーバ15を更に備える。
ネットワーク4は、例えば、インターネットからなるネットワークである。ネットワーク5は、携帯電話のネットワークである。ネットワーク6は、PTSN(Public Switched Telephone Network)である公衆電話交換回線網である。
携帯電話機1は、ネットワーク4およびルータ7を介してビジュアルIVR9にアクセスし、後述する方法によってサポートを受ける。
携帯電話機2は、ネットワーク4,5およびルータ7を介してビジュアルIVR9にアクセスし、後述する方法によってサポートを受ける。また、携帯電話機2は、ネットワーク6を介してIVR19にアクセスし、後述する方法によってサポートを受ける。
電話機3は、ネットワーク6を介してIVR10にアクセスする。
ルータ7、交換機8、ビジュアルIVR9、IVR10、CTI11および端末装置12〜14は、有線ケーブルを介して相互に接続されている。
ルータ7は、携帯電話機1,2と、ビジュアルIVR9および端末装置12〜14との間で通信を中継する。
交換機8は、携帯電話機1,2および電話機3からの発信をIVR10に接続する。
ビジュアルIVR9は、クラウド上に配置される。そして、ビジュアルIVR9は、ネットワーク4(またはネットワーク4,5)およびルータ7を介して携帯電話機1,2から要求を受けると、後述する方法によって、携帯電話機1,2のいずれかと、端末装置12〜14のいずれかとを介して、携帯電話機1,2のユーザと、サポートを行うオペレータとを接続する。
IVR10は、クラウド上に配置される。そして、IVR10は、ネットワーク6および交換機8を介して、携帯電話機1,2から要求を受けると、サポート内容を示す音声情報を交換機8およびネットワーク6を介して携帯電話機1,2に送信し、携帯電話機1,2のいずれかと、端末装置12〜14のいずれかとを介して、携帯電話機1,2のユーザと、音声情報によってサポートを行うオペレータとを接続する。
CTI11は、携帯電話機1,2および電話機3から電話がかかってきた際に、電話の着信音(呼出音)と同時に、携帯電話機1,2および電話機3のユーザの情報をIVR10に表示させる。
端末装置12〜14は、携帯電話機1,2のユーザのサポートを行うオペレータの端末装置である。
端末装置12〜14は、ビジュアルIVR9またはIVR10からのオペレータ呼出要求を受信し、その受信したオペレータ呼出要求に応じて、オペレータを呼び出す。そして、端末装置12〜14は、オペレータからの応答入力および操作に応じて、応答確認通知をビジュアルIVR9またはIVR10へ送信する。
音声認識・合成サーバ15は、ネットワーク4およびルータ7からなる経路を用いて音声情報を双方向でやり取りする際に、音声を認識および合成する。そして、音声認識・合成サーバ15は、クラウド上に配置されてもよいし、クラウド上以外の位置にローカルに配置されてもよい。
なお、ネットワーク4およびルータ7からなる経路を用いて行う通信を「データ通信」と言う。
図2は、図1に示す携帯電話機1の構成を示す概略図である。図2を参照して、携帯電話機1は、アンテナ101と、受信手段102と、表示手段103と、表示部104と、再生手段105と、スピーカ106と、アプリケーション部107と、送信手段108と、接続手段109とを含む。
受信手段102は、ユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報VIFと、サポートの内容を音声で案内する音声情報AuIFとをデータ通信によってビジュアルIVR9から受信し、その受信した視覚情報VIFを表示手段103へ出力し、その受信した音声情報AuIFを再生手段105へ出力する。
また、受信手段102は、サポート接続依頼をデータ通信によってビジュアルIVR9から受信すると、その受信したサポート接続依頼を接続手段109へ出力する。
表示手段103は、視覚情報VIFを受信手段102から受け、その受けた視覚情報VIFを表示部104へ出力する。
表示部104は、携帯電話機1のユーザがサポートを受けるためのアプリケーションの起動を示す信号DRVを携帯電話機1のユーザから受けると、その受けた信号DRVをアプリケーション部107へ出力する。
また、表示部104は、視覚情報VIFを表示手段103から受け、その受けた視覚情報VIFを表示する。
更に、表示部104は、携帯電話機1のユーザが受けたいサポートを示す信号SPを携帯電話機1のユーザから受けると、その受けた信号SPを送信手段108へ出力する。
更に、表示部104は、サポート画面を接続手段109から受けると、その受けたサポート画面を表示する。
再生手段105は、音声情報AuIFを受信手段102から受け、その受けた音声情報AuIFを再生する。そして、再生手段105は、その再生した音声情報AuIFをスピーカ106へ出力する。
スピーカ106は、再生された音声情報AuIFを再生手段105から受け、その受けた音声情報AuIFを増幅して外部へ出力する。
アプリケーション部107は、表示部104からの信号DRVに応じて起動し、起動したことを示す起動信号を送信手段108へ出力する。
送信手段108は、アプリケーション部107から起動信号を受けると、コンテンツ要求を生成し、その生成したコンテンツ要求をデータ通信によってビジュアルIVR9へ送信する。
また、送信手段108は、信号SPを表示部104から受け、その受けた信号SPによって示されるサポートの接続を要求するサポート接続要求を生成する。そして、送信手段108は、その生成したサポート接続要求をデータ通信によってビジュアルIVR9へ送信する。
接続手段109は、サポート接続依頼を受信手段102から受けると、データ通信によって端末装置12〜14のいずれかと通信を確立し、サポート接続を行う。そして、接続手段109は、サポート接続を確立すると、サポート画面を受信し、その受信したサポート画面を表示部104へ出力する。
なお、図1に示す携帯電話機2は、図2に示す携帯電話機1と同じ構成を有する。
図3は、図1に示すビジュアルIVR9の構成を示す概略図である。図3を参照して、ビジュアルIVR9は、受信手段91と、生成手段92と、送信手段93と、呼出手段94と、接続手段95と、サポート手段96とを含む。
受信手段91は、携帯電話機1,2からデータ通信によってコンテンツ要求を受信し、その受信したコンテンツ要求を生成手段92へ出力する。
また、受信手段91は、ビジュアルIVR9を利用したサポート接続要求SPTCを携帯電話機1,2からデータ通信によって受信し、その受信したサポート接続要求SPTCを呼出手段94へ出力する。
更に、受信手段91は、携帯電話機1,2からネットワーク4〜6(またはネットワーク5,6)および交換機8を介して、電話回線網を使用したサポート接続要求SPTC_PUBを受信し、その受信したサポート接続要求SPTC_PUBを呼出手段94へ出力する。
更に、受信手段91は、端末装置12〜14から応答確認通知を受信し、その受信した応答確認通知をサポート手段96へ出力する。
生成手段92は、コンテンツ要求を受信手段91から受け、その受けたコンテンツ要求に応じて、視覚情報VIFおよび音声情報AuIFを生成する。そして、生成手段92は、その生成した視覚情報VIFおよび音声情報AuIFを送信手段93へ出力する。
なお、生成手段92は、視覚情報VIFおよび音声情報AuIFの両方を生成してもよく、音声情報AuIFのみを生成してもよい。つまり、生成手段92は、少なくとも音声情報AuIFを生成すればよい。そして、生成手段92は、音声情報AuIF(または音声情報AuIFおよび視覚情報VIF)を送信手段93へ出力する。
送信手段93は、音声情報AuIF(または音声情報AuIFおよび視覚情報VIF)を生成手段92から受け、その受けた音声情報AuIF(または音声情報AuIFおよび視覚情報VIF)をデータ通信によって携帯電話機1,2へ送信する。
また、送信手段93は、オペレータ呼出要求を呼出手段94から受け、その受けたオペレータ呼出要求を端末装置12〜14へ送信する。
呼出手段94は、サポート接続要求SPTCを受信手段91から受け、その受けたサポート接続要求SPTCに応じて、オペレータ呼出要求を生成し、その生成したオペレータ呼出要求を送信手段93へ出力する。
また、呼出手段94は、サポート接続要求SPTC_PUBを受信手段91から受け、その受けたサポート接続要求SPTC_PUBに応じて、IVR10に電話するための電話番号と、トーン信号とを接続手段95へ出力する。
接続手段95は、電話番号およびトーン信号を呼出手段94から受ける。そして、接続手段95は、その受けた電話番号を用いて交換機8に接続し、交換機8と接続が完了すると、トーン信号を交換機8へ送信する。
サポート手段96は、応答確認通知を受信手段91から受け、その受けた応答確認通知に応じて、サポート接続依頼を生成する。そして、サポート手段96は、その生成したサポート接続依頼をデータ通信によって携帯電話機1,2へ送信し、携帯電話機1,2と端末装置12〜14との間でサポート接続を行う。
図4は、携帯電話機1,2の表示部104に表示される視覚情報VIFおよび音声情報AuIFの例を示す概念図である。
図4を参照して、視覚情報VIF−1においては、「ご希望のサポートをお選び下さい。」の文章20、「サポートA(1)」を示すボタン21、「サポートB(2)」を示すボタン22、・・・、および「オペレータ(9)」を示すボタン29が表示される。
また、音声情報AuIF−1においては、「ご希望のサポートをお選び下さい。」の音声30、「サポートAをご希望の方は、「(1)」を」の音声31、「サポートBをご希望の方は、「(2)」を」の音声32、・・・、および「オペレータをご希望の方は、「(9)」を」の音声39が流れる。
そして、携帯電話機1,2の表示部104は、ビジュアルIVR9から受信したブラウザ画面を操作して視覚情報VIF−1を表示する。
図5は、携帯電話機1,2の表示部104に表示される視覚情報VIFおよび音声情報AuIFの別の例を示す概念図である。
図5を参照して、視覚情報VIF−2においては、「ご希望のサポートをお選び下さい。」の文章20、「このまま発信(1)」を示すボタン41、「コールバック(2)」を示すボタン42、「ビデオチャット(3)」を示すボタン43および「文字チャット(4)」を示すボタン44が表示される。
なお、ビデオチャットは、例えば、スカイプ(skype)のようなテレビ会議であり、文字チャットは、例えば、テキストデータによるチャットである。
また、音声情報AuIF−2においては、「ご希望のサポート手段をお選び下さい。」の音声30、「このまま発信をご希望の方は、「(1)」を」の音声51、「コールバックをご希望の方は、「(2)」を」の音声52、「ビデオチャットをご希望の方は、「(3)」を」の音声53、および「文字チャットをご希望の方は、「(4)」を」の音声54が流れる。
ユーザがボタン41またはボタン42を押した場合、携帯電話機1,2のアプリケーション部107は、保持している電話アプリケーションを呼び出し、その呼び出した電話アプリケーションに、IVR10にアクセスするための電話番号およびトーン信号を渡す。そして、電話アプリケーションは、ネットワーク6(電話回線網)を用いて、電話番号で発信し、交換機8と接続されると、トーン信号を自動送信する。これにより、携帯電話機1,2のユーザは、IVR10にアクセスし、IVR10を介してサポートを受けることができる。
また、ユーザがボタン43またはボタン44を押した場合、携帯電話機1,2の送信手段108は、ビデオチャットに対応したサポート接続要求または文字チャットに対応したサポート接続要求をデータ通信によってビジュアルIVR9に送信する。これによって、携帯電話機1,2のユーザは、ビジュアルIVR9にアクセスし、ビジュアルIVR9を介してサポートを受けることができる。
従って、「このまま発信(1)」および「コールバック(2)」は、電話回線網を利用してサポートを受ける場合に選択され、「ビデオチャット(3)」および「文字チャット(4)」は、データ通信を利用してサポートを受ける場合に選択される。
なお、携帯電話機1,2の表示部104は、ビジュアルIVR9から受信したブラウザ画面を操作して視覚情報VIF−2を表示する。
なお、「ビデオチャットをご希望の方は、「(3)」を」の音声53に代えて、「音声チャットをご希望の方は、「(3)」を」の音声が流れ、「ビデオチャット(3)」を示すボタン43に代えて、「音声チャット(3)」を示すボタンを表示するようにしてもよい。音声チャットとは、データ通信を介した音声によるチャットである。そして、この発明の実施の形態においては、「音声チャット(3)」を示すボタンを表示せずに、「音声チャットをご希望の方は、「(3)」を」の音声だけが流れるようにしてもよい。この場合、携帯電話機1,2のユーザは、データ通信を用いた音声チャットによって、ビジュアルIVR9を介してサポート内容の案内を受けるとともにビジュアルIVR9を介して端末装置12〜14とサポート接続し、オペレータからサポートを受けることができる。従って、携帯電話機1,2のユーザが電話回線網に申し込んでいない場合でも、データ通信を用いて音声情報AuIFによってサポート内容の案内を受けることができる。また、携帯電話機1,2のユーザが電話回線網に申し込んでいる場合でも、電話回線網を使わずにサポート内容の案内を受けることができるため、ユーザにとっては、サポート案内中の回線着信が可能であり、サポート提供者にとっては、オペレータによるサポートを提供する前段階のサポート案内のための電話回線の確保が不要になるため、電話回線網の運用コストを削減できる。
図6は、携帯電話機1,2の表示部104に表示される視覚情報VIFおよび音声情報AuIFの更に別の例を示す概念図である。
図6を参照して、視覚情報VIF−3は、図4に示す視覚情報VIF−1に、音声入力手段としてのマイク60を追加し、「ご希望のサポートをお選び下さい。」の文章20を「ご希望のサポートをお話し頂くか、お選び下さい。」の文章20Aに代えたものであり、その他は、視覚情報VIF−1と同じである。なお、音声情報AuIF−3は、音声情報AuIF−1と同じである。
視覚情報VIF−3が用いられる場合、ユーザは、ボタン21〜29のいずれかを選択するか、ボタン21〜29に表示されるサポート内容をマイク60を介して音声で入力することによって、希望するサポートを選択することができる。
視覚情報VIF−3が用いられる場合、マイク60は、携帯電話機1,2の送信手段108に接続され、ユーザが話したサポート内容を送信手段108へ出力する。そして、送信手段108は、マイク60から受けたサポートに対応するサポート接続要求を生成してデータ通信によってビジュアルIVR9へ送信する。
なお、携帯電話機1,2の表示部104は、ビジュアルIVR9から受信したブラウザ画面を操作して視覚情報VIF−3を表示する。
図7は、携帯電話機1,2の表示部104に表示される視覚情報VIFおよび音声情報AuIFの更に別の例を示す概念図である。
図7を参照して、視覚情報VIF−4は、図5に示す視覚情報VIF−2に、音声入力手段としてのマイク60を追加し、「ご希望のサポートをお選び下さい。」の文章20を「ご希望のサポートをお話し頂くか、お選び下さい。」の文章20Aに代えたものであり、その他は、視覚情報VIF−1と同じである。なお、音声情報AuIF−4は、音声情報AuIF−2と同じである。
視覚情報VIF−4が用いられる場合、ユーザは、ボタン41〜44のいずれかを選択するか、ボタン41〜44に表示されるサポート内容をマイク60を介して音声で入力することによって、希望するサポートを選択することができる。
そして、音声入力またはボタンを押すことによって、「このまま発信」または「コールバック」が選択された場合、上述したように、ユーザは、電話回線網を用いてサポートを受ける。また、音声入力またはボタンを押すことによって、「ビデオチャット」または「文字チャット」が選択された場合、上述したように、ユーザは、データ通信を用いてサポートを受ける。
なお、携帯電話機1,2の表示部104は、ビジュアルIVR9から受信したブラウザ画面を操作して視覚情報VIF−4を表示する。
また、「ビデオチャットをご希望の方は、「(3)」を」の音声53に代えて、「音声チャットをご希望の方は、「(3)」を」の音声が流れ、「ビデオチャット(3)」を示すボタン43に代えて、「音声チャット(3)」を示すボタンを表示するようにしてもよい。そして、この発明の実施の形態においては、「音声チャット(3)」を示すボタンを表示せずに、「音声チャットをご希望の方は、「(3)」を」の音声だけが流れるようにしてもよい。この場合、携帯電話機1,2のユーザは、データ通信を用いた音声チャットによって、ビジュアルIVR9を介してサポート内容の案内を受けるとともにビジュアルIVR9を介して端末装置12〜14とサポート接続し、オペレータからサポートを受けることができる。従って、携帯電話機1,2のユーザが電話回線網に申し込んでいない場合でも、データ通信を用いて音声情報AuIFによってサポート内容の案内を受けることができる。また、携帯電話機1,2のユーザが電話回線網に申し込んでいる場合でも、電話回線網を使わずにサポート内容の案内を受けることができるため、ユーザにとっては、サポート案内中の回線着信が可能であり、サポート提供者にとっては、オペレータによるサポートを提供する前段階のサポート案内のための電話回線の確保が不要になるため、電話回線網の運用コストを削減できる。
図8は、図1に示すサポートシステム100における動作を説明するためのフローチャートである。
なお、図8に示すフローチャートは、ビデオチャットまたは文字チャットのサポートを行う場合のサポートシステム100の動作を実行するためのフローチャートである。
図8を参照して、サポートシステム100における動作が開始されると、オペレータは、自己の端末装置(端末装置12〜14のいずれか)を操作し、サポートアプリケーションを起動し、自己の識別情報(ID)およびパスワード(PW)を入力する(ステップS1)。
そして、端末装置(端末装置12〜14のいずれか)は、IDおよびPWをオペレータのログイン認証のためにビジュアルIVR9へ送信する。
ビジュアルIVR9は、端末装置(端末装置12〜14のいずれか)からIDおよびPWを受信し、その受信したIDおよびPWに基づいて、オペレータのログインを認証する(ステップS2)。
ビジュアルIVR9は、オペレータのログインを認証すると、ログイン応答を端末装置(端末装置12〜14のいずれか)へ送信する(ステップS3)。
端末装置(端末装置12〜14のいずれか)は、ログイン応答をビジュアルIVR9から受信し、サポート待機画面を表示する(ステップS4)。
そして、オペレータは、自己の端末装置(端末装置12〜14のいずれか)に表示されたサポート待機画面を見て、待機する(ステップS5)。
ユーザは、上述したステップS1〜ステップS5とは独立に、アプリケーションを起動および操作する(ステップS6)。
そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、アプリケーションの起動に応じて、コンテンツ要求を生成し、その生成したコンテンツ要求をデータ通信によってビジュアルIVR9へ送信する(ステップS7)。
ビジュアルIVR9は、コンテンツ要求を受信し、その受信したコンテンツ要求に応じて、コンテンツ要求を受け付けたことを示すコンテンツ応答を生成してデータ通信によって携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信する(ステップS8)。
携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、コンテンツ応答をデータ通信によってビジュアルIVR9から受信し、その受信したコンテンツ応答を表示部104に表示する(ステップS9)。
その後、ユーザは、自己の携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の表示部104に表示されたコンテンツ応答を見て、希望のコンテンツを要求する入力および操作をアプリケーションに対して行う(ステップS10)。
そうすると、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、ユーザからの入力および操作に応じて、コンテンツ要求を生成し、その生成したコンテンツ要求をデータ通信によってビジュアルIVR9へ送信する(ステップS11)。
ビジュアルIVR9は、データ通信によってコンテンツ要求を受信し、その受信したコンテンツ要求に応じて、コンテンツを選択および生成する(ステップS12)。この場合、ビジュアルIVR9は、IVR10と連携して、上述した音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF)からなるコンテンツを選択および生成する。また、ビジュアルIVR9は、音声認識・合成サーバ15を利用する場合、IVR10および音声認識・合成サーバ15と連携して、上述した音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF)からなるコンテンツを選択および生成する。
その後、ビジュアルIVR9は、その選択および生成したコンテンツ(音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF))を含むコンテンツ応答をデータ通信によって携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信する(ステップS13)。
携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、コンテンツ応答をデータ通信によってビジュアルIVR9から受信する。そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、その受信したコンテンツ応答に含まれるコンテンツ(音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF))を取り出し、その取り出したコンテンツ(音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF))を表示部104に表示する(ステップS14)。
ユーザは、自己の携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の表示部104に表示されたコンテンツ(音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF))に基づいて、自己が希望するサポートの内容を選択し、アプリケーションに入力および操作する(ステップS15)。より具体的には、ユーザは、図4〜図7に示す視覚情報VIF−1〜VIF−4を見ながら、図4〜図7に示す音声情報AuIF−1〜AuIF−4を聞いて、自己が希望するサポートを選択し、その選択したサポートを示すボタン(ボタン21〜29のいずれか)を押す。例えば、ユーザは、サポートAを希望する場合、ボタン21を押し、オペレータを希望する場合、ボタン29を押す。また、ユーザは、音声情報AuIF−1〜AuIF−4のみを聞いて、自己が希望するサポートを選択する。ユーザは、その他のサポートを希望する場合、その希望するサポートを音声で入力するか、その希望するサポートに対応するボタンを押す。
携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、ユーザからの入力および操作に応じて、ユーザが希望するサポートのサポート接続要求を生成し、その生成したサポート接続要求をデータ通信によってビジュアルIVR9へ送信する(ステップS16)。
ビジュアルIVR9は、サポート接続要求をデータ通信によって携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)から受信する。そして、ビジュアルIVR9は、その受信したサポート接続要求に応じて、オペレータ呼出要求を端末装置(端末装置12〜14のいずれか)へ送信する(ステップS17)。
この場合、ビジュアルIVR9は、上述したステップS2およびステップS3において、ログイン認証を行い、ログイン応答を送信した端末装置(端末装置12〜14のいずれか)へオペレータ呼出要求を送信する。
端末装置(端末装置12〜14のいずれか)は、オペレータ呼出要求をビジュアルIVR9から受信し、オペレータを呼び出す(ステップS18)。
待機していたオペレータは、オペレータ呼出に応じて、応答入力および操作を行う(ステップS19)。
そうすると、端末装置(端末装置12〜14のいずれか)は、オペレータからの入力および操作を受け付け、応答確認通知を生成し、その生成した応答確認通知をビジュアルIVR9へ送信する(ステップS20)。
ビジュアルIVR9は、応答確認通知を端末装置(端末装置12〜14のいずれか)から受信する。そして、ビジュアルIVR9は、その受信した応答確認通知に応じて、サポート接続依頼を生成し、その生成したサポート接続依頼をデータ通信によって携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信する。これによって、端末装置(端末装置12〜14のいずれか)と携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)との間でサポート接続が確立される(ステップS21)。
そして、ビジュアルIVR9は、ブラウザ画面をデータ通信によって携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信する。
携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、ブラウザ画面をビジュアルIVR9から受信し、その受信したブラウザ画面でサポート接続を表示する(ステップS22)。
その後、ユーザは、表示されたブラウザ画面を見ながら、希望のサポートを受ける。
これによって、サポートシステム100における動作が終了する。
図8に示すフローチャートにおいては、携帯電話機1,2のユーザは、ステップS15において音声チャットを選択した場合、データ通信を用いた音声チャットによって、サポート内容の案内を受けるととともにサポートをオペレータから受けることができる。
図9は、図8に示すフローチャートのうち、携帯電話機1,2の動作(ステップS11,S13,S14,S16,S21,S22)の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
図9を参照して、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の動作が開始されると、即ち、図8のステップS10の後、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の送信手段108は、サポート要求の開始に応じて、データ通信によってコンテンツ要求をクラウドサーバ(ビジュアルIVR9)へ送信する(ステップS31)。
そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の受信手段102は、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報VIFと、サポートの内容を音声で案内する音声情報AuIFとをデータ通信によってビジュアルIVR9から受信する(ステップS32)。
そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の受信手段102は、その受信した視覚情報VIFを表示手段103へ出力し、その受信した音声情報AuIFを再生手段105へ出力する。
携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の表示手段103は、視覚情報VIFを受信手段102から受け、その受けた視覚情報VIFを表示部104に表示する(ステップS33)。
また、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の再生手段105は、音声情報AuIFを受信手段102から受け、その受けた音声情報AuIFを再生し、その再生した音声情報AuIFをスピーカ106を介して外部へ出力する(ステップS34)。
その後、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の表示部104は、ユーザが希望するサポートを受け付け(ステップS35)、その受け付けたサポートを送信手段108へ出力する。
携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の送信手段108は、ユーザが希望するサポートを表示部104から受けると、複数の選択肢の中から選択された選択肢(ユーザが希望するサポート)に対応するサポート接続要求を生成し、その生成したサポート接続要求をデータ通信によってクラウドサーバ(ビジュアルIVR9)へ送信する(ステップS36)。
そうすると、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の受信手段102は、サポート接続依頼をビジュアルIVR9から受信し、その受信したサポート接続依頼を接続手段109へ出力する。
そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の接続手段109は、サポート接続依頼に応じて、クラウドサーバ(ビジュアルIVR9)を介して、端末装置(端末装置12〜14のいずれか)とサポート接続を行う(ステップS37)。
その後、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の受信手段102は、ブラウザ画面をデータ通信によってクラウドサーバ(ビジュアルIVR9)から受信し、その受信したブラウザ画面を表示手段103へ出力する。
そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の表示手段103は、受信手段102からブラウザ画面を受信し、その受信したブラウザ画面によってサポート接続を表示する(ステップS38)。
これによって、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の詳細な動作が終了する。
なお、図9に示すフローチャートにおいては、ステップS32で、視覚情報VIFと音声情報AuIFとのうち、音声情報AuIFだけをデータ通信によって受信し、ステップS34で、音声情報AuIFを再生して外部に出力するようにしてもよい。この場合、ステップS33は、実行されない。つまり、図9に示すフローチャートにおいては、少なくとも音声情報AuIFをデータ通信によって受信し、その受信した音声情報AuIFを少なくとも再生して外部へ出力するようにすればよい。
この場合、携帯電話機1,2のユーザは、データ通信を用いて音声情報AuIFによってサポート内容の案内を受けることができる。また、携帯電話機1,2のユーザが電話回線網に申し込んでいる場合でも、電話回線網を使わずにサポート内容の案内を受けることができるため、ユーザにとっては、サポート案内中の回線着信が可能であり、サポート提供者にとっては、オペレータによるサポートを提供する前段階のサポート案内のための電話回線の確保が不要になるため、電話回線網の運用コストを削減できる。
また、ステップS31においては、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、図6および図7に示すマイク60を介して音声データで入力されたコンテンツ要求または各種のサポート接続要求を受付、その受け付けたコンテンツ要求(音声データ)または各種のサポート接続要求(音声データ)を携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)において音声認識処理することにより、文字列等の識別データとして認識し、その認識した文字列等の識別データをデータ通信によってクラウドサーバ(ビジュアルIVR9)へ送信してもよい。
更に、ステップS31においては、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、図6および図7に示すマイク60を介して音声データで入力されたコンテンツ要求または各種のサポート接続要求を受け付け、その受け付けたコンテンツ要求(音声データ)または各種のサポート接続要求(音声データ)をデータ通信によってクラウドサーバ(ビジュアルIVR9)へ送信してもよい。この場合、音声認識・合成サーバ15は、コンテンツ要求または各種のサポート接続要求を示す文字列等の識別データとして認識し、その認識した識別データをビジュアルIVR9へ送信し、ビジュアルIVR9は、音声認識された識別データを音声認識・合成サーバ15から受信してコンテンツ要求または各種のサポート接続要求を認識する。そして、音声認識・合成サーバ15がクラウド上に配置される場合、音声認識がクラウド上で行われ、ビジュアルIVR9は、クラウド上で行われる音声認識を介してコンテンツ要求および各種のサポート接続要求等の要求内容を判定する。
図10は、図8に示すフローチャートのうち、ビジュアルIVR9の動作(ステップS12,S13,S16,S17,S20,S21)の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
図10を参照して、ビジュアルIVR9の動作が開始されると、即ち、図8のステップS11の後、ビジュアルIVR9の受信手段91は、データ通信によってユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)からコンテンツ要求を受信する(ステップS41)。
そして、ビジュアルIVR9の受信手段91は、その受信したコンテンツ要求を生成手段92へ出力する。
ビジュアルIVR9の生成手段92は、受信手段91から受けたコンテンツ要求に応じて、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報VIFと、サポートの内容を音声で案内する音声情報AuIFとを生成する(ステップS42)。
そして、ビジュアルIVR9の生成手段92は、その生成した視覚情報VIFと音声情報AuIFとを送信手段93へ出力する。
ビジュアルIVR9の送信手段93は、視覚情報VIFと音声情報AuIFとを生成手段92から受け、その受けた視覚情報VIFと音声情報AuIFとを含むコンテンツ応答を生成し、その生成したコンテンツ応答(視覚情報VIFおよび音声情報AuIF)をデータ通信によってユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信する(ステップS43)。
その後、ビジュアルIVR9の受信手段91は、データ通信によってサポート接続要求をユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)から受信し(ステップS44)、その受信したサポート接続要求SPTCを呼出手段94へ出力する。
ビジュアルIVR9の呼出手段94は、受信手段91から受けたサポート接続要求SPTCに応じて、オペレータ呼出要求を生成し、その生成したオペレータ呼出要求を送信手段93へ出力し、送信手段93は、呼出手段94から受けたオペレータ呼出要求をオペレータの端末装置(端末装置12〜14のいずれか)へ送信する(ステップS45)。
引き続いて、ビジュアルIVR9の受信手段91は、応答確認通知をオペレータの端末装置(端末装置12〜14のいずれか)から受信し(ステップS46)、その受信した応答確認通知をサポート手段96へ出力する。
ビジュアルIVR9のサポート手段96は、受信手段91から受けた応答確認通知に応じて、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)とサポート接続を行う(S47)。そして、ビジュアルIVR9のサポート手段96は、ブラウザ画面をデータ通信によってユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信する。
これによって、ビジュアルIVR9の詳細な動作が終了する。
なお、図10に示すフローチャートにおいては、ステップS42で、音声情報AuIFだけを生成し、ステップS43で、音声情報AuIFだけをデータ通信によってユーザの端末装置へ送信するようにしてもよい。つまり、この発明の実施の形態においては、ビジュアルIVR9は、音声情報AuIFと視覚情報VIFとのうち、少なくとも音声情報AuIFを生成し、その生成した音声情報AuIFを少なくともデータ通信によってユーザの端末装置へ送信すればよい。音声情報AuIFを少なくともデータ通信によってユーザの端末装置へ送信すれば、電話回線網に申し込んでいないユーザであっても、データ通信を介した音声チャットによってサポート内容の案内を受け、オペレータからサポートを受けることができるからである。
図11は、図8から図10に示すフローチャートに従って実行されるサポートシステム100の動作の概念図である。
図11を参照して、携帯電話機1とビジュアルIVR9との間の通信は、ネットワーク4およびルータ7を介して行われるデータ通信によって行われる。そして、ビジュアルIVR9は、音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF)をデータ通信によって携帯電話機1へ送信し(ステップS43参照)、携帯電話機1は、音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF)をデータ通信によってビジュアルIVR9から受信する(ステップS32参照)。
従って、電話回線網(ネットワーク6)に申し込んでいないユーザに対しても、データ通信を用いて音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF)によってサポート内容を案内することができる。
また、携帯電話機1が電話回線網(ネットワーク6)に申し込んでいる場合でも、携帯電話機1のユーザは、電話回線網(ネットワーク6)を用いる場合よりも早く視覚情報VIFと音声情報AuIFとによってサポート内容の案内を受けることができる。
更に、視覚情報VIFは、ユーザが受けることができるサポート内容の全てをユーザに視覚で与えるので、ユーザは、オペレータに行き付くまでの時間を短縮できる。
図12は、図1に示すサポートシステム100における別の動作を説明するためのフローチャートである。
図12に示すフローチャートは、図8に示すフローチャートのステップS1〜ステップS4をステップS51〜ステップS54に代え、ステップS16およびステップS17をステップS55〜ステップS57に代え、ステップS21およびステップS22をステップS58およびステップS59に代えたものであり、その他は、図8に示すフローチャートと同じである。
なお、図12に示すフローチャートは、回線通信網を用いたサポートを行う場合のサポートシステム100の動作を実行するためのフローチャートである。
図12を参照して、サポートシステム100の動作が開始されると、オペレータは、パーソナルコンピュータの電話アプリケーション(PC電話アプリ)を起動する(ステップS51)。
そして、端末装置(端末装置12〜14のいずれか)は、接続待機要求をIVR10へ送信する(ステップS52)。
IVR10は、端末装置(端末装置12〜14のいずれか)から接続待機要求を受信し、接続待機要求に対する応答である接続待機応答を端末装置(端末装置12〜14のいずれか)へ送信する(ステップS53)。
端末装置(端末装置12〜14のいずれか)は、接続待機応答をIVR10から受信し、電話待機画面を表示する(ステップS54)。
そして、オペレータは、自己の端末装置(端末装置12〜14のいずれか)に表示された電話待機画面を見て待機する(ステップS5)。
一方、ビジュアルIVR9および携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、上述したステップS6〜ステップS15を順次実行する。
そして、ステップS15の後、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、電話アプリケーションを呼び出す(ステップS55)。
その後。携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、電話番号を用いて電話回線を呼び出し、交換機8と接続すると、トーン信号を交換機8を介してIVR10へ自動送信する(ステップS56)。
IVR10は、交換機8を介してトーン信号を受信すると、オペレータ呼出要求を端末装置(端末装置12〜14のいずれか)へ送信する(ステップS57)。
その後、端末装置(端末装置12〜14のいずれか)およびオペレータは、上述したステップS18〜ステップS20を順次実行する。
そして、ステップS20の後、IVR10は、電話回線接続応答をネットワーク6(電話回線網)を介して携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の電話アプリケーションへ送信する(ステップS58)。
携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の電話アプリケーションは、ネットワーク6(電話回線網)を介して電話回線接続応答をIVR10から受信し、電話回線接続画面を表示部104に表示するとともに通話を開始する(ステップS58)。
これによって、サポートシステム100の動作が終了する。
図13は、図12に示すフローチャートのうち、携帯電話機1,2の動作(ステップS11,S13,S14,S55,S56)の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
図13に示すフローチャートは、図9に示すフローチャートのステップS36〜ステップS38をステップS36A〜ステップS38Aに代えたものであり、その他は、図9に示すフローチャートと同じである。
図13を参照して、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の動作が開始されると、上述したステップS31〜ステップS35が順次実行される。
そして、ステップS35の後、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)のアプリケーション部107は、電話アプリケーションを呼び出す(ステップS36A)。
引き続いて、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)のアプリケーション部107は、その呼び出した電話アプリケーションを用いて電話番号で交換機8に接続し、交換機8と接続すると、トーン信号を交換機8を介してIVR10へ自動送信する(ステップS37A)。
そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)のアプリケーション部107は、電話アプリケーションを用いて電話回線接続応答をIVR10から受信すると、電話回線接続画面を表示部104に表示する(ステップS38A)。
これによって、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)の動作が終了する。
なお、図13に示すフローチャートにおいては、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、ステップS32において、視覚情報VIFと音声情報AuIFとのうち、少なくとも一方をデータ通信によって受信するようにしてもよい。つまり、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、ステップS32において、視覚情報VIFのみをデータ通信によって受信してもよく、音声情報AuIFのみをデータ通信によって受信してもよく、視覚情報VIFおよび音声情報AuIFの両方をデータ通信によって受信してもよい。
携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、音声情報AuIFのみを受信した場合、ステップS33を実行せず、音声情報AuIFのみを再生して外部に出力する(ステップS34参照)。これにより、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)のユーザは、電話回線網に申し込んでいなくても、音声情報AuIFによってサポート内容の案内を受けることができる。そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)がステップS35,S36A,S37A,S38Aを実行することによって、電話回線網に申し込んでいなくても、サポート内容の案内をデータ通信によって受けることができ、電話回線網を介してサポートを受けることができる。
また、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、視覚情報VIFのみを受信した場合、ステップS34を実行せず、視覚情報VIFのみを表示部104に表示する(ステップS33参照)。これにより、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)のユーザは、電話回線網に申し込んでいなくても、視覚情報VIFによってサポート内容の案内を受けることができる。そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)がステップS35,S36A,S37A,S38Aを実行することによって、電話回線網に申し込んでいなくても、サポート内容の案内をデータ通信によって受けることができ、電話回線網を介してサポートを受けることができる。
更に、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、視覚情報VIFおよび音声情報AuIFの両方を受信した場合、視覚情報VIFを表示部104に表示し(ステップS33参照)、音声情報AuIFを再生して外部に出力する(ステップS34参照)。これにより、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)のユーザは、電話回線網に申し込んでいなくても、視覚情報VIFおよび視覚情報VIFによってサポート内容の案内を受けることができる。そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)がステップS35,S36A,S37A,S38Aを実行することによって、電話回線網に申し込んでいなくても、サポート内容の案内をデータ通信によって受けることができ、電話回線網を介してサポートを受けることができる。
このように、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、視覚情報VIFと音声情報AuIFとのうち、少なくとも一方をデータ通信によって受信すれば、電話回線網に申し込んでいない場合でも、サポート内容の案内をデータ通信によって受けることができ、電話回線網を介してサポートを受けることができる。
図14は、図12に示すフローチャートのうち、ビジュアルIVR9の動作(ステップS12,S13)の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
図14に示すフローチャートは、図10に示すフローチャートのステップ44〜ステップS47をステップS44AおよびステップS45Aに代えたものであり、その他は、図10に示すフローチャートと同じである。
ビジュアルIVR9の詳細な動作が開始されると、上述したステップS41〜ステップS43が順次実行される。
そして、ステップS43の後、ビジュアルIVR9の受信手段91は、データ通信によって、電話回線網を使用するサポート接続要求SPTC_PUBをユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)から受信する(ステップS44A)。
その後、ビジュアルIVR9の受信手段91は、その受信した電話回線網を使用するサポート接続要求SPTC_PUBを呼出手段94へ出力する。
ビジュアルIVR9の呼出手段94は、受信手段91から受けた、電話回線網を使用するサポート接続要求SPTC_PUBに応じて、IVR10にアクセスするための電話番号とトーン信号とを生成して送信手段93へ出力する。
そして、ビジュアルIVR9の送信手段93は、電話番号およびトーン信号を呼出手段94から受け、その受けた電話番号およびトーン信号をデータ通信によってユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信する(ステップS45A)。
これによって、ビジュアルIVR9の詳細な動作が終了する。
なお、図14に示すフローチャートにおいては、ビジュアルIVR9は、ステップS42において、視覚情報VIFと音声情報AuIFとのうち、少なくとも一方を生成し、ステップS43において、視覚情報VIFと音声情報AuIFとのうち、少なくとも一方をデータ通信によってユーザの端末装置へ送信するようにしてもよい。ビジュアルIVR9が視覚情報VIFと音声情報AuIFとのうち、少なくとも一方をデータ通信によってユーザの端末装置へ送信すれば、図13に示すフローチャートにおいて説明したように、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)のユーザは、電話回線網に申し込んでいない場合でも、サポート内容の案内をデータ通信によって受けることができ、電話回線網を介してサポートを受けることができるからである。
図15は、図12から図14に示すフローチャートに従って実行されるサポートシステム100の動作の概念図である。
図15を参照して、ビジュアルIVR9は、データ通信によって、音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF)を携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信するとともに、IVR10にアクセスするための電話番号およびトーン信号を携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信する。
そして、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)は、電話回線網を使用したサポート接続要求を選択した場合、ビジュアルIVR9から受信した電話番号およびトーン信号を用いてIVR10にアクセスし、電話回線接続画面を表示部104に表示する。
また、IVR10は、携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)と端末装置(端末装置12〜14のいずれか)との接続を仲介する。
このように、IVR10によるサポートを受ける場合も、ビジュアルIVR9は、視覚情報VIFおよび音声情報AuIFの少なくとも一方をデータ通信によって携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信する。
従って、電話回線網に申し込んでいない携帯電話機のユーザに対しても、音声情報AuIF(または視覚情報VIFおよび音声情報AuIF)によってサポート内容を案内できる。
また、ビジュアルIVR9は、IVR10にアクセスするための電話番号およびトーン信号を携帯電話機(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信するので、電話回線網に申し込んでいない携帯電話機のユーザも、視覚情報VIFおよび音声情報AuIFの少なくとも一方によってサポート内容の案内をデータ通信によって受けることができ、電話回線網を用いたサポートを受けることができる。
図16は、図1に示すサポートシステム100におけるサポート動作を説明するためのフローチャートである。
図16を参照して、サポート動作が開始されると、オペレータの端末装置(端末装置12〜14のいずれか)において、サポートアプリケーションが起動される(ステップS61)。
そして、ビジュアルIVR9は、「こちらは、・・・サポートセンターです」との音声情報AuIFをデータ通信によってユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信し、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)において、「こちらは、・・・サポートセンターです」との音声が流れる(ステップS62)。
その後、ビジュアルIVR9は、「ご用件を(お話頂くか)お選びください」との音声情報AuIFをデータ通信によってユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)へ送信し、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)において、「ご用件を(お話頂くか)お選びください」との音声が流れる(ステップS63)。
また、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)は、選択肢を表示部104に表示する(ステップS64)。
そして、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)は、入力を受付か否かを判定する(ステップS65)。
ステップS65において、入力を受け付けたと判定されると、「サポート手段を(お話頂くか)お選びください」との音声が流れる(ステップS66)。
その後、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)は、選択肢(視覚情報VIF)を表示部104に表示する(ステップS67)。
そして、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)は、入力を受付か否かを判定する(ステップS68)。
ステップS68において、「ビデオチャット」が受け付けられた場合、A−α−1担当およびビデオチャットが呼び出される(ステップS69)。
一方、ステップS68において、「電話発信」が受け付けられた場合、ステップS70〜ステップS76が並列に実行される。
ステップS70において、A−α−1担当のオペレータが呼び出され、電話アプリケーションは、”0120#####,,,1,,1,,1”の電話番号およびトーン信号入力指示文字列で電話発信を実行する。
また、ステップS71において、A−α−2担当のオペレータが呼び出され、電話アプリケーションは、”0120#####,,,1,,1,,2”の電話番号およびトーン信号入力指示文字列で電話発信を実行する。
更に、ステップS72において、A−α担当のオペレータが呼び出され、電話アプリケーションは、”0120#####,,,1,,1,,9”の電話番号およびトーン信号入力指示文字列で電話発信を実行する。
更に、ステップS73において、A−β担当のオペレータが呼び出され、電話アプリケーションは、”0120#####,,,1,,2”の電話番号およびトーン信号入力指示文字列で電話発信を実行する。
更に、ステップS74において、A担当のオペレータが呼び出され、電話アプリケーションは、”0120#####,,,1,,9”の電話番号およびトーン信号入力指示文字列で電話発信を実行する。
更に、ステップS75において、B担当のオペレータが呼び出され、電話アプリケーションは、”0120#####,,,2”の電話番号およびトーン信号入力指示文字列で電話発信を実行する。
更に、ステップS76において、オペレータが呼び出され、電話アプリケーションは、”0120#####,,,9”の電話番号およびトーン信号入力指示文字列で電話発信を実行する。
そして、ステップS70〜ステップS76のいずれかの後、サポート動作が終了する。
上述した携帯電話機1,2の動作は、ソフトウェアによって実現されてもよい。この場合、携帯電話機1,2は、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、CPU(Central Processing Unit)とを備える。
そして、ROMは、図9に示すステップS31〜ステップS38を備えるプログラムProg_Aおよび図13に示すステップS31〜ステップS35およびステップS36A〜ステップS38Aを備えるプログラムProg_Bを記憶する。
CPUは、ROMからプログラムProg_A,Prog_Bのいずれかを読み出して実行し、上述したようにビジュアルIVR9にアクセスしてサポート接続し、サポートを受ける。
この場合、RAMは、ビジュアルIVR9から受信した電話番号およびトーン信号を記憶するために用いられる。
プログラムProg_A,Prog_Bは、CDおよびDVD等の記録媒体に記録されて流通してもよい。プログラムProg_A,Prog_Bを記録した記録媒体がコンピュータに装着されると、コンピュータは、記録媒体からプログラムProg_A,Prog_Bのいずれかを読み出して実行する。これによって、コンピュータのユーザは、上述したようにビジュアルIVR9にアクセスしてサポート接続し、サポートを受ける。
従って、プログラムProg_A,Prog_Bを記録した記録媒体は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
上述したビジュアルIVR9の動作は、ソフトウェアによって実現されてもよい。この場合、ビジュアルIVR9は、ROMと、CPUとを備える。
そして、ROMは、図10に示すステップS41〜ステップS47を備えるプログラムProg_Cおよび図14に示すステップS41〜ステップS43およびステップS44A〜ステップS45Aを備えるプログラムProg_Dを記憶する。
CPUは、ROMからプログラムProg_C,Prog_Dのいずれかを読み出して実行し、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)とサポート接続し、サポートを提供する。
プログラムProg_C,Prog_Dは、CDおよびDVD等の記録媒体に記録されて流通してもよい。プログラムProg_C,Prog_Dを記録した記録媒体がコンピュータに装着されると、コンピュータは、記録媒体からプログラムProg_C,Prog_Dのいずれかを読み出して実行する。これによって、オペレータは、上述したように、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2のいずれか)とサポート接続し、サポートを提供する。
従って、プログラムProg_C,Prog_Dを記録した記録媒体は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。
上述した実施の形態によれば、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2)で実行されるプログラムは、送信手段が、サポート要求の開始に応じて、ネットワークを介したデータ通信によってコンテンツ要求をクラウドサーバへ送信する第1のステップと、受信手段が、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも音声情報をデータ通信によって受信する第2のステップと、再生手段が、受信された音声情報をユーザの端末装置で再生する第3のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであればよい。
少なくとも音声情報をデータ通信によって受信すれば、電話回線網に申し込んでいない携帯電話機のユーザであっても、音声情報によるサポート内容の案内をデータ通信を介して受けることができ、データ通信を介した音声によってオペレータからサポートを受けることができるからである。
また、上述した実施の形態によれば、ユーザの端末装置(携帯電話機1,2)で実行されるプログラムは、送信手段が、サポート要求の開始に応じて、ネットワークを介したデータ通信によってコンテンツ要求をクラウドサーバへ送信する第1のステップと、受信手段が、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも一方をデータ通信によって受信する第2のステップと、再生手段が、受信された音声情報をユーザの端末装置で再生するステップと、表示手段が、受信された視覚情報を表示するステップとのうち、少なくとも一方のステップを実行する第3のステップと、受信手段が、電話回線網を介して自動音声応答にアクセスするための電話番号と、トーン信号とを受信する第4のステップと、接続手段が、電話回線網を介して、受信した電話番号で発信し、交換機に接続されると、トーン信号を自動送信する第5のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであればよい。
視覚情報と音声情報とのうち、少なくとも一方をデータ通信によって受信すれば、ユーザは、電話回線網に申し込んでいない場合でも、サポート内容の案内をデータ通信によって受けることができ、電話回線網を介してサポートを受けることができるからである。
更に、上述した実施の形態によれば、ビジュアルIVR9で実行されるプログラムは、受信手段が、ネットワークを介したデータ通信によってユーザの端末装置からコンテンツ要求を受信する第1のステップと、生成手段が、コンテンツ要求に応じて、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも音声情報を生成する第2のステップと、
送信手段が、生成された音声情報を少なくともデータ通信によってユーザの端末装置へ送信する第3のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであればよい。
視覚情報と音声情報とのうち、少なくとも音声情報をデータ通信によってユーザの端末装置へ送信すれば、電話回線網に申し込んでいない携帯電話機のユーザであっても、音声情報によるサポート内容の案内をデータ通信を介して受けることができ、データ通信を介した音声によってオペレータからサポートを受けることができるからである。
更に、上述した実施の形態によれば、ビジュアルIVR9で実行されるプログラムは、受信手段が、ネットワークを介したデータ通信によってユーザの端末装置からコンテンツ要求を受信する第1のステップと、生成手段が、コンテンツ要求に応じて、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも一方を生成する第2のステップと、送信手段が、生成された音声情報および視覚情報の少なくとも一方をデータ通信によってユーザの端末装置へ送信する第3のステップと、受信手段が、電話回線網を使用したサポート接続要求をデータ通信によってユーザの端末装置から受信する第4のステップと、送信手段が、電話回線網を使用したサポート接続要求に応じて、電話回線網を介して自動音声応答にアクセスするための電話番号と、トーン信号とをユーザの端末装置へ送信する第5のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムであればよい。
視覚情報と音声情報とのうち、少なくとも一方をデータ通信によってユーザの端末装置へ送信すれば、ユーザは、電話回線網に申し込んでいない場合でも、サポート内容の案内をデータ通信によって受けることができ、電話回線網を介してサポートを受けることができるからである。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、コンピュータに実行させるためのプログラムおよび端末装置に適用される。
1,2 携帯電話機、3 電話機、4〜6 ネットワーク、7 ルータ、8 交換機、9 ビジュアルIVR、10 IVR、11 CTI、12〜14 端末装置、15 音声認識・合成サーバ、20,20A 文章、21〜29,41〜44 ボタン、30〜39,51〜54 音声、60 マイク、91,102 受信手段、92 生成手段、93,108 送信手段、94 呼出手段、95,109 接続手段、96 サポート手段、101 アンテナ、103 表示手段、104 表示部、105 再生手段、106 スピーカ、107 アプリケーション部、100 サポートシステム。

Claims (13)

  1. 受信手段が、ネットワークを介したデータ通信によってユーザの端末装置からコンテンツ要求を受信する第1のステップと、
    生成手段が、前記コンテンツ要求に応じて、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、前記サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも前記音声情報を生成する第2のステップと、
    送信手段が、前記生成された音声情報を少なくとも前記データ通信によって前記ユーザの端末装置へ送信する第3のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  2. 前記第2のステップにおいて、前記生成手段は、前記視覚情報と前記音声情報とを生成し、
    前記第3のステップにおいて、前記送信手段は、前記生成された視覚情報と音声情報との両方を前記データ通信によって前記ユーザの端末装置へ送信する、請求項1に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  3. 前記受信手段が、前記データ通信によって前記ユーザの端末装置からサポート接続要求を受信する第4のステップと、
    呼出手段が、前記サポート接続要求に応じてオペレータ呼出要求をオペレータの端末装置へ送信する第5のステップと、
    前記受信手段が、応答確認通知を前記オペレータの端末装置から受信する第6のステップと、
    サポート手段が、前記応答確認通知に応じて、前記ユーザの端末装置とサポート接続を行う第7のステップとを更にコンピュータに実行させる、請求項1または請求項2に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  4. 前記第4のステップにおいて、前記受信手段は、前記ユーザの端末装置で音声データによって入力されたサポート接続要求をクラウド上で行われる音声認識を介して受信する、請求項3に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  5. 受信手段が、ネットワークを介したデータ通信によってユーザの端末装置からコンテンツ要求を受信する第1のステップと、
    生成手段が、前記コンテンツ要求に応じて、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、前記サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも一方を生成する第2のステップと、
    送信手段が、前記生成された音声情報および視覚情報の少なくとも一方を前記データ通信によって前記ユーザの端末装置へ送信する第3のステップと、
    前記受信手段が、電話回線網を使用したサポート接続要求を前記データ通信によって前記ユーザの端末装置から受信する第4のステップと、
    前記送信手段が、前記電話回線網を使用したサポート接続要求に応じて、前記電話回線網を介して自動音声応答にアクセスするための電話番号と、トーン信号とを前記ユーザの端末装置へ送信する第5のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. 前記第1のステップにおいて、前記受信手段は、前記ユーザの端末装置で音声データによって入力されたコンテンツ要求をクラウド上で行われる音声認識を介して受信する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 送信手段が、サポート要求の開始に応じて、ネットワークを介したデータ通信によってコンテンツ要求をクラウドサーバへ送信する第1のステップと、
    受信手段が、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、前記サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも前記音声情報を前記データ通信によって受信する第2のステップと、
    再生手段が、前記受信された音声情報をユーザの端末装置で再生する第3のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 前記第2のステップにおいて、前記受信手段は、前記音声情報と前記視覚情報との両方を受信し、
    当該コンピュータに実行させるためのプログラムは、表示手段が、前記受信された視覚情報をユーザの端末装置に表示する第4のステップを更にコンピュータに実行させる、請求項7に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 前記送信手段が、前記複数の選択肢の中から選択された選択肢に対応するサポート接続要求を前記データ通信によって前記クラウドサーバへ送信する第4のステップと、
    接続手段が、前記クラウドサーバを介してオペレータの端末装置とサポート接続を行う第5のステップとを更にコンピュータに実行させる、請求項7または請求項8に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 前記第4のステップにおいて、前記送信手段は、音声データによって入力されたサポート接続要求を前記クラウドサーバへ送信する、請求項9に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 送信手段が、サポート要求の開始に応じて、ネットワークを介したデータ通信によってコンテンツ要求をクラウドサーバへ送信する第1のステップと、
    受信手段が、各々がユーザに対するサポートの内容を視覚的に示す複数の選択肢を含む視覚情報と、前記サポートの内容を音声で案内する音声情報とのうち、少なくとも一方を前記データ通信によって受信する第2のステップと、
    再生手段が、前記受信された音声情報をユーザの端末装置で再生するステップと、表示手段が、前記受信された視覚情報を表示するステップとのうち、少なくとも一方のステップを実行する第3のステップと、
    前記受信手段が、前記電話回線網を介して自動音声応答にアクセスするための電話番号と、トーン信号とを受信する第4のステップと、
    接続手段が、前記電話回線網を介して、前記受信した電話番号で発信し、交換機に接続されると、前記トーン信号を自動送信する第5のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 前記第1のステップにおいて、前記送信手段は、音声データによって入力されたコンテンツ要求を前記クラウドサーバへ送信する、請求項7から請求項11のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項7から請求項12のいずれか1項に記載のプログラムを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたプログラムを読み出し、その読み出したプログラムを実行する中央処理手段とを備える端末装置。
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