JP2017191005A - 携帯通信端末、携帯通信端末を制御するためのプログラム、情報処理方法、および、コンピュータに情報処理方法を実現させるためのプログラム - Google Patents

携帯通信端末、携帯通信端末を制御するためのプログラム、情報処理方法、および、コンピュータに情報処理方法を実現させるためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】訪問者の増加を支援するアプリケーションプログラムを提供する。【解決手段】拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムがインストールされた携帯通信端末が実行する処理は、GPSモジュールからの出力に基づいて、携帯通信端末の位置を検出するステップ(S510)と、アプリケーションプログラムが有効なエリアに携帯通信端末が存在しているか否かを判断するステップ(S520)と、当該アプリケーションプログラムの機能が有効なエリアに携帯通信端末がある場合に(ステップS520にてYES)、ARマーカを検出するステップ(S530)と、ARマーカが設置された場所に関連付けられたCG画像のデータに基づいて、CG画像をモニタ35に表示するステップ(S550)とを含む。【選択図】図5

Description

本開示は拡張現実のための情報の提供に関し、より特定的には、利用できる範囲が限られた場所における情報の提供に関する。
拡張現実により情報を提供する技術が知られている。例えば、特開2015−149032号公報(特許文献1)は、「ユーザや周囲の環境といった様々な状況を的確に判断することにより、より柔軟性、汎用性に富んだ拡張現実を実現する技術」を開示している。特許文献1の開示によれば、「拡張現実提供システムに、コンテンツ情報112を記憶する記憶装置21と、ユーザにより携帯される携帯端末装置2の現在位置を示す位置情報215を取得するとともに、携帯端末装置2の状態を示す状態情報216を取得する位置状態取得部201と、取得された位置情報215および取得された状態情報216に応じて、記憶装置21に記憶されたコンテンツ情報112から拡張現実を構成する架空情報217を選択する拡張現実構成部202と、選択された架空情報217を出力することにより、拡張現実を表現する表示部23とを設ける。」というものである([要約]参照)。
特開2015−149032号公報
近年、訪問客の減少が危ぶまれている観光地がある。一方で、拡張現実により観光地の情報を入手することができるようなってきている。しかしながら、訪問者の増加には結びついていない。したがって、訪問者の増加が期待される技術が必要とされている。また、訪問者の数や振る舞いを把握する技術が必要とされている。さらには、初めて訪れる観光地であっても訪問者が周遊しやすくするのに役立つ技術が必要とされている。
本開示は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、訪問者の増加を支援する携帯通信端末を提供することである。他の局面における目的は、訪問者の増加が支援されるように携帯通信端末を制御するためのプログラムを提供することである。他の局面に従う目的は、訪問者の数や振る舞いを把握するための情報処理方法を提供することである。他の局面に従う目的は、訪問者の数や振る舞いを把握するための情報処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを提供することである。他の局面に従う目的は、初めて訪れる観光地であっても訪問者が周遊しやすくなる携帯通信端末を提供することである。他の局面に従う目的は、初めて訪れる観光地であっても訪問者が周遊しやすくなるように携帯通信端末を制御するためのプログラムを提供することである。
一実施の形態に従う携帯通信端末は、当該携帯通信端末の位置情報を取得するための測位手段と、モニタと、拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラム(以下「アプリ」という場合もある)を保持するためのメモリと、アプリケーションプログラムを実行するためのプロセッサとを備える。プロセッサは、携帯通信端末の位置が予め定められた地域に含まれる場合に、地域に固有な拡張現実を実現するための情報をモニタに表示する。
他の実施の形態に従うと、携帯通信端末を制御するためのプログラムが提供される。このプログラムは、携帯通信端末のプロセッサに、拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムを実行するステップと、携帯通信端末の位置情報を取得するステップと、携帯通信端末が予め定められた地域に含まれる場合に、地域に固有な拡張現実を実現するための情報を携帯通信端末のモニタに表示するステップとを実行させる。
さらに他の局面に従うと、コンピュータによる情報処理方法が提供される。この情報処理方法は、複数の通信端末と通信するステップと、複数の通信端末の各々からのダウンロード要求に応じて、拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムをダウンロード要求を送信した通信端末に送信するステップと、アプリケーションプログラムが当該通信端末によって、予め定められた地域において利用されたことを示す情報を当該通信端末から受信するステップと、複数の通信端末の各々について、アプリケーションプログラムの使用履歴を記録するステップとを含む。
さらに他の局面に従うと、コンピュータによる情報処理方法を実現するためのプログラムが提供される。このプログラムはコンピュータに、複数の通信端末と通信するステップと、複数の通信端末の各々からのダウンロード要求に応じて、拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムをダウンロード要求を送信した通信端末に送信するステップと、アプリケーションプログラムが通信端末によって、前記予め定められた地域において利用されたことを示す情報を通信端末から受信するステップと、複数の通信端末の各々について、アプリケーションプログラムの使用履歴を記録するステップとを実行させる。
ある局面によれば、そのアプリケーションプログラムがインストールされた携帯通信端末のユーザの来訪を促すことができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
携帯通信端末100が通信ネットワークに接続されている一態様を表わす図である。 ある局面に従う携帯通信端末100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 ある局面に従うサーバ150のハードウェア構成を表わすブロック図である。 ある局面に従うハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 ある局面に従う携帯通信端末100のCPU20が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 ある局面に従うサーバ150のCPU1が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 ある局面に従う携帯通信端末100のモニタ35が表示する画面の一例を表わす図である。 モニタ35に表示されたクーポンが使用される推移を表わす図である。 別の局面に従う技術思想を表わす図である。 フラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。 別の局面に従う携帯通信端末100のCPU20が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。 別の局面に従う携帯通信端末100のモニタ35が表示する画面の一例を表わす図である。 予め定められた地域を特定する一態様を概念的に表す図である。 携帯通信端末100が地域1300の外から内に移動している状態を表す図である。 携帯通信端末100が地域1300に存在しているか否かの判断方法を表す図である。 ランドマークを起点として携帯通信端末100の位置を判定する方法を表す図である。 携帯通信端末100が範囲1630に接近する態様を表す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[技術思想]
図1を参照して、本実施の形態に係る技術思想について説明する。図1は、携帯通信端末100が通信ネットワークに接続されている一態様を表わす図である。
ある局面において、携帯通信端末100は、基地局110と通信可能である。基地局110は、インターネット190その他のネットワークに接続されている。インターネット190には、さらに基地局120とサーバ150とが接続されている。携帯通信端末100は、例えば、スマートフォン、タブレット端末その他の情報処理通信端末を含む。
別の局面において、携帯通信端末100のユーザが移動して、基地局110から離れるとする。この場合、携帯通信端末100は、移動先の範囲をカバーする基地局120と通信可能となる。このような場合において、携帯通信端末100は、基地局110によってカバーされていた範囲では使用できなかったアプリケーションプログラムを、別の場所において使用できる場合がある。例えば、当該アプリケーションプログラムが実行可能な範囲が地理的な位置情報に基づいて制限されている場合において、携帯通信端末100がその実行可能な範囲に存在している場合に、携帯通信端末100は、アプリケーションプログラムを実行し得る。この実行可能な範囲は、例えば、市町村のような行政的な範囲、博物館や美術館のように特定の施設によって規定される範囲、展示場のような閉ざされた空間によって規定される範囲等を含み得るが、これら例示された範囲に限られない。
アプリケーションプログラムの実行により実現される機能は、例えば、特定の自治体に存在する観光地その他の場所に関する情報の表示、当該場所から提供されるサービスの内容その他の情報の表示、あるいは、当該場所に至るまでの経路や地図の表示等を含み得る。場所に関する情報の表示は、例えば、その場所に設置されている施設の開館日、開館時間、電話番号、ホームページ、最寄駅からの距離等を含む。サービスは、例えば、特定の店舗において利用可能な割引券その他のクーポンの提供等を含む。
[携帯通信端末100のハードウェア構成]
図2を参照して、携帯通信端末100の構成について説明する。図2は、ある局面に従う携帯通信端末100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
携帯通信端末100は、CPU(Central Processing Unit)20と、アンテナ23と、通信装置24と、入力スイッチ25と、カメラ26と、フラッシュメモリ27と、RAM(Random Access Memory)28と、ROM(Read-Only Memory)29と、メモリカード駆動装置30と、マイク32と、スピーカ33と、音声信号処理回路34と、モニタ35と、LED(Light Emitting Diode)36と、通信インターフェイス37と、バイブレータ38と、GPS(Global Positioning System)アンテナ39と、GPSモジュール40と、加速度センサ41と、地磁気センサ42とを備える。CPU20は、AR(Augmented Reality)モジュール50を含む。メモリカード駆動装置30には、メモリカード31が装着され得る。
アンテナ23は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ23によって受信された信号は、通信装置24によってフロントエンド処理が行なわれ、処理後の信号は、CPU20に送られる。
CPU20は、携帯通信端末100に対して与えられる命令に基づいて携帯通信端末100の動作を制御するための処理を実行する。携帯通信端末100が信号を受信すると、CPU20は、通信装置24から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路34に送出する。音声信号処理回路34は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ33に送出する。スピーカ33は、その信号に基づいて音声を出力する。
入力スイッチ25は、携帯通信端末100に対する命令の入力を受け付ける。入力スイッチ25は、タッチセンサ、携帯通信端末100の筐体に設けられたボタン等により実現される。入力された命令に応じた信号は、CPU20に入力される。
マイク32は、携帯通信端末100に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路34に対して送出する。音声信号処理回路34は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU20に対して送出する。CPU20は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置24に対して送出する。通信装置24は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ23に向けてその信号を送出する。
フラッシュメモリ27は、CPU20から送られるデータを格納する。また、CPU20は、フラッシュメモリ27に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。
RAM28は、入力スイッチ25に対して行なわれた操作に基づいてCPU20によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM29は、携帯通信端末100に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU20は、ROM29から当該プログラムまたはデータを読み出し、携帯通信端末100の動作を制御する。
メモリカード駆動装置30は、メモリカード31に格納されているデータを読み出し、CPU20に送出する。メモリカード駆動装置30は、CPU20によって出力されるデータを、メモリカード31の記憶領域に書き込む。
音声信号処理回路34は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、図2に示される例では、CPU20と音声信号処理回路34とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU20と音声信号処理回路34とが一体として構成されていてもよい。
モニタ35は、タッチ操作式のモニタであるが、タッチ操作を受け付ける機構は特に限られない。モニタ35は、CPU20から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、フラッシュメモリ27に格納されている静止画、動画、地図などを表示する。
LED36は、CPU20から出力される信号に基づいて発光する。ある局面において、通信インターフェイス37は、WiFi(Wireless Fidelity)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等により実現される。別の局面において、通信インターフェイス37は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。通信インターフェイス37は、CPU20から出力される信号を発信する。あるいは、通信インターフェイス37は、携帯通信端末100の外部から受信した信号に含まれるデータを、CPU20に対して送信する。
バイブレータ38は、CPU20から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
GPSアンテナ39は、4つ以上の衛星からそれぞれ送信されるGPS信号を受信する。受信された各GPS信号は、GPSモジュール40に入力される。GPSモジュール40は、各GPS信号と公知の技術とを用いて測位処理を実行し、携帯通信端末100の位置情報を取得する。
加速度センサ41は、携帯通信端末100に作用する加速度を検出する。ある局面において、加速度センサ41は、3軸加速度センサとして実現される。検出された加速度は、CPU20に入力される。CPU20は、この加速度に基づいて、携帯通信端末100の動きや姿勢(傾き)を検出する。
地磁気センサ42は、携帯通信端末100が向いている方角を検出する。この検出により取得された情報は、CPU20に入力される。
ARモジュール50は、携帯通信端末100の周囲の実際の環境に対して、RAM28に読み込まれた情報を付加し、削除し、強調し、または減衰等させ、携帯通信端末100のユーザから見た現実の世界を拡張するための処理を実行する。なお、別の局面において、ARモジュール50は、CPU20とは別個の専用の処理回路として構成されてもよい。
[具体的構成]
本開示に係る携帯通信端末100の具体的な構成例は、以下のとおりである。
(第1の構成)
ある局面に従うと、CPU20は、携帯通信端末100の位置が予め定められた地域に含まれる場合に、地域に固有な拡張現実を実現するための情報をモニタ35に表示する。係る構成によれば、拡張現実による表示を楽しむために、その場所を訪問するように、携帯通信端末100のユーザを促すことができる。
(第2の構成)
好ましくは、予め登録された場所がカメラが向いている方向に存在している場合に、CPU20は、携帯通信端末100が存在する場所から予め登録された場所(例えば、当該地域に存在する博物館その他の観光地、店舗など)に到着するための情報(例えば、地図情報)をモニタ35に表示する。係る構成によれば、その方向に存在する場所に関連する情報のみが拡張現実の画像として表示可能になるので、携帯通信端末100のユーザは、その場所に固有な画像が表示されていることを認識しやすくなる。
(第3の構成)
好ましくは、CPU20は、予め定められた地域において使用可能なクーポンをサーバ150からダウンロードする。通信インターフェイス37は、クーポンが使用された時に、携帯通信端末100がクーポンを使用したことを示す情報(例えば、携帯通信端末100の識別情報、使用日時等)をサーバ150に送信する。係る構成によると、そのクーポンを使用するために当該地域を訪問するようにユーザを促すことができる。
(第4の構成)
好ましくは、アプリケーションプログラムの実行中に携帯通信端末100が予め定められた地域に入ると、携帯通信端末100は、その旨を通知する。当体通知は、例えば、スピーカ33からの音声出力、モニタ35におけるメッセージの表示、LED36による点滅、バイブレータ38による振動等を含み得る。係る構成によると、その地域に入ったことをユーザが気付かないことを防止することができる。
(第5の構成)
好ましくは、拡張現実を表示するために媒体(例えば、案内板、看板、壁に設置された説明パネル、パンフレット、名刺等)に付されたマーカ(例えば、ARマーカ)がカメラ26によって撮影された場合において、撮影された場所に関連付けられたデータが携帯通信端末100に存在する時、CPU20は、関連付けられたデータに基づいて、媒体に関連付けられた情報をモニタ35に表示する。係る構成により、特定の場所(例えば、案内板やパネルが設置された場所)に固有な情報が、モニタ35に表示されるので、携帯通信端末100のユーザに、その場所への訪問を促すことができる。
(第6の構成)
好ましくは、撮影された場所に関連付けられたデータが携帯通信端末100に存在しない場合に、CPU20は、媒体に予め関連付けられたデータに基づく情報をモニタ35に表示する。係る構成によれば、例えば、パンフレットや名刺のように、一定の場所に留まっていない媒体にふされているマーカが認識されると、場所に依存しない情報が表示される。これにより、より豊富な情報をユーザに提供することができる。
[サーバ150のハードウェア構成]
図3を参照して、サーバ150の構成について説明する。図3は、ある局面に従うサーバ150のハードウェア構成を表わすブロック図である。サーバ150は、例えば、拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムを提供する事業者によって運営される。
サーバ150は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1と、サーバ150のユーザによる指示の入力を受けるマウス2およびキーボード3と、CPU1によるプログラムの実行により生成されたデータ、又はマウス2若しくはキーボード3を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM4と、データを不揮発的に格納するハードディスク5と、光ディスク駆動装置6と、モニタ8と、通信インターフェイス7とを備える。各構成要素は、相互にバスによって接続されている。光ディスク駆動装置6には、CD−ROM9その他の光ディスクが装着される。通信インターフェイス7は、USB(Universal Serial Bus)インターフェイス、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、Bluetooth(登録商標)インターフェイス等を含むが、これらに限られない。
サーバ150における処理は、各ハードウェアおよびCPU1により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、ハードディスク5に予め格納されている場合がある。また、ソフトウェアは、CD−ROM9その他のコンピュータ読み取り可能な不揮発性のデータ記録媒体に格納されて、プログラム製品として流通している場合もある。あるいは、当該ソフトウェアは、インターネットその他のネットワークに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラム製品として提供される場合もある。このようなソフトウェアは、光ディスク駆動装置6その他のデータ読取装置によってデータ記録媒体から読み取られて、あるいは、通信インターフェイス7を介してダウンロードされた後、ハードディスク5に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU1によってハードディスク5から読み出され、RAM4に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU1は、そのプログラムを実行する。
図3に示されるサーバ150を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本実施の形態に係る最も本質的な部分は、サーバ150に格納されたプログラムであるともいえる。サーバ150の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、データ記録媒体としては、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する不揮発性のデータ記録媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPU1により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含み得る。
[具体的構成例]
本開示に係るサーバ150による情報処理方法は、CPU1によって実現される。具体的には、この方法は、通信インターフェイス7を介して、複数の携帯通信端末とそれぞれ通信するステップと、複数の携帯通信端末の各々からのダウンロード要求に応じて、拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムをハードディスク5から読み出して、そのアプリケーションプログラムをダウンロード要求を送信した携帯通信端末100に送信するステップと、アプリケーションプログラムが携帯通信端末100によって、予め定められた地域において利用されたことを示す情報を携帯通信端末100から受信するステップと、複数の携帯通信端末の各々について、アプリケーションプログラムの使用履歴をハードディスク5のデータベースに記録するステップとを含む。係る構成によると、特定の地域において利用可能なアプリケーションプログラムのダウンロードの履歴や使用履歴がデータベースに蓄積されるので、その地域の担当者は、当該地域への訪問客の動向を把握することができる。
[データ構造]
図4を参照して、サーバ150のデータ構造について説明する。図4は、ある局面に従うハードディスク5におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
ハードディスク5は、テーブル410,420,430,440を保持している。テーブル410は、アプリ番号411と、ダウンロード日時412と、端末ID413と、会員ID414とを備える。テーブル420は、アプリ番号421と、アクセス日時422と、端末ID423と、端末の位置424とを備える。テーブル430は、クーポン番号431と、ダウンロード日時432と、アクセス端末433と、端末の位置434とを備える。テーブル440は、クーポン番号441と、使用日時442と、使用端末443と、端末の位置444と、使用店舗ID445と、使用店舗名446とを備える。
アプリ番号411は、サーバ150によって管理されるアプリケーションプログラムを識別する。ダウンロード日時412は、アプリ番号411によって識別されるアプリケーションプログラムがダウンロードされた日時を表わす。端末ID413は、当該アプリケーションプログラムをダウンロードした携帯通信端末(たとえば「ABC」)を識別する。会員ID414は、当該アプリケーションプログラムをダウンロードした携帯通信端末のユーザとして登録されている会員を特定する。
テーブル410に含まれるデータベースは、アプリケーションプログラムが各携帯通信端末によってダウンロードされる都度更新され、ダウンロードに応じたデータレコードが、テーブル410に追加される。
テーブル420において、アプリ番号421は、アプリケーションプログラムの番号を特定する。アクセス日時422は、アプリ番号421によって特定されるアプリケーションプログラムがアクセスされた日時を表わす。端末ID423は、アプリケーションプログラムにアクセスした携帯通信端末を識別する。端末の位置424は、当該アプリケーションプログラムに携帯通信端末がアクセスしたときにおけるその端末の位置を表わす。テーブル420に含まれるデータベースは、各携帯通信端末がアプリケーションプログラムにアクセスする都度更新され、各アクセスに応じたデータレコードが、テーブル420に追加される。
テーブル430において、クーポン番号431は、サーバ150によって提供されるクーポンを識別する。このクーポンは、アプリケーションプログラムにおいて制限された機能が利用可能な地域に存在する事業者により提供される。ダウンロード日時432は、クーポン番号431によって識別されるクーポンがダウンロードされた日時を表わす。アクセス端末433は、そのクーポンをダウンロードした携帯通信端末を識別する。端末の位置434は、アクセス端末433によって特定される携帯通信端末が当該クーポンをダウンロードした時に存在していた場所を表わす。この場所を表す情報は、携帯通信端末から送られる信号に含まれる。テーブル430におけるデータベースは、携帯通信端末がクーポンをダウンロードする都度更新され、新たなダウンロードに応じたデータレコードが、テーブル430に追加される。
テーブル440において、クーポン番号441は、クーポンを識別する。使用日時442は、そのクーポンが使用された日時を表わす。使用端末443は、そのクーポンを使用した携帯通信端末を識別する。端末の位置444は、そのクーポンを使用した携帯通信端末がそのときにいた場所を表わす。使用店舗ID445は、そのクーポンが使用された店舗を表わす。使用店舗名446は、そのクーポンが使用された店の名前を表わす。テーブル440におけるデータレコードは、携帯通信端末がクーポンを使用する毎に更新される。たとえば、携帯通信端末100のユーザがクーポンを使用すると、クーポンの使用実績を表す情報は携帯通信端末100からサーバ150に送られ、CPU1が、その情報をハードディスク5に書き込む。
[制御構造]
図5を参照して、携帯通信端末100の制御構造について説明する。図5は、ある局面に従う携帯通信端末100のCPU20が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。
ステップS510にて、CPU20は、GPSモジュール40からの出力に基づいて、携帯通信端末100の位置を検出する。
ステップS520にて、CPU20は、アプリケーションプログラムが有効なエリアに携帯通信端末100が存在しているか否かを判断する。この判断は、たとえばステップS510において検知された携帯通信端末100の位置と、当該アプリケーションプログラムが有効な範囲として予め定められているエリア情報とに基づいて行なわれる。このエリア情報は、たとえば当該アプリケーションプログラムを携帯通信端末100がダウンロードしたときにフラッシュメモリ27に併せて保存されている。CPU20は、当該アプリケーションプログラムの機能が有効なエリアに携帯通信端末100があると判断すると(ステップS520にてYES)、制御をステップS530に切り換える。そうでない場合には(ステップS520にてNO)、CPU20は、制御をステップS510に戻す。
ステップS530にて、CPU20は、カメラ26から出力される画像データに基づいて、ARマーカを検出する。
ステップS540にて、CPU20は、フラッシュメモリ27にアクセスして、ARマーカが設置された場所に関連付けられたCG(Computer Graphics)画像のデータをRAM28にロードする。
ステップS550にて、CPU20は、RAM28にロードされたデータに基づいて、CG画像をモニタ35に表示する。
ステップS560にて、CPU20は、他の操作が携帯通信端末100に入力されたか否かを判断する。この判断は、たとえば、入力スイッチ25からの信号の有無に基づいて行なわれる。CPU20は、他の操作が携帯通信端末100に入力されたと判断すると(ステップS560にてYES)、制御をステップS570に切り換える。そうでない場合には(ステップS560にてNO)、CPU20は、制御をステップS550に戻す。
ステップS570にて、CPU20は、当該他の操作に応じた処理を実行する。
ステップS580にて、CPU20は、アプリを終了する命令が携帯通信端末100に入力されたか否かを判断する。この判断は、入力スイッチ25から出力される信号の内容に基づいて行なわれる。CPU20は、アプリを終了する命令が携帯通信端末100に入力されたと判断すると(ステップS580にてYES)、処理を終了する。そうでない場合には(ステップS580にてNO)、CPU20は、制御をステップS560に戻す。
[サーバの制御構造]
図6を参照して、サーバ150の制御構造について説明する。図6は、ある局面に従うサーバ150のCPU1が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。
ステップS610にて、CPU1は、携帯通信端末100からクーポンのダウンロード要求を受信する。
ステップS620にて、CPU1は、クーポンのダウンロードを要求した携帯通信端末100の識別情報と、ダウンロードされたクーポンを識別するクーポン番号とを、ハードディスク5のデータベースに保存する(テーブル430)。
ステップS630にて、CPU1は、クーポンを使用可能にするための情報を携帯通信端末100に送信する。この情報は、たとえばクーポンを表わす画像とクーポンが有効である位置情報とクーポンが有効である期間とを含む。
ステップS640にて、CPU1は、クーポンが利用できる店舗で実際にクーポンが使用されたことを表わす情報を携帯通信端末100から受信する。
ステップS650にて、CPU1は、クーポンのダウンロードを要求した携帯通信端末100の識別情報と、ダウンロードされたクーポンが実際に使用されたことを示すデータとをハードディスク5のデータベースに保存する(テーブル440)。
なお、図6に示される各処理は、常に連続して行われる必要はない。例えば、ステップS610およびS620の処理と、ステップS630の処理と、ステップS640およびS650の処理とは、それぞれ、各携帯通信端末ごとに、別のタイミングで実行され得る。
[画面]
図7を参照して、携帯通信端末100における画面の表示態様について説明する。図7は、ある局面に従う携帯通信端末100のモニタ35が表示する画面の一例を表わす図である。
画面(A)に示されるように、一実施の形態に従うと、モニタ35は、タッチ操作を受け付け得る複数のアイコンを表示する。より具体的には、複数のアイコンは、アイコン710,720,730,740,750,760を含む。
アイコン710は、携帯通信端末100のユーザが実際に訪れた場所でアプリケーションプログラムを起動するための内容を表示する操作を受け付ける。アイコン720は、ARナビの起動命令を受け付ける。アイコン730は、アプリケーションプログラムによって取得された動画を見るための操作を受け付ける。アイコン740は、このアプリケーションプログラムが有効な町(○○市)において訪れるべき観光ポイントの一覧を表示する操作を受け付ける。アイコン750は、お店の一覧を表示する操作を受け付ける。アイコン760は、その町で利用可能なクーポンを表示する操作を受け付ける。
モニタ35は、さらに、当該アプリケーションプログラムについてのQ&Aを表示するためのアイコン、○○市のホームページ(HP)に移動するためのアイコン、○○市が使用するソーシャルネットワークサービス(SNS)にアクセスするためのアイコン等も表示し得る。
ある局面において、携帯通信端末100のユーザがアイコン720をタッチすると、モニタ35は、アイコン720の下層のメニューとして規定された画面を表示する(画面(B))。
画面(B)に示されるように、モニタ35は、下層のメニューとして、アイコン721,722,723を表示する。アイコン721は、○○市にあるA博物館についての情報を表示する指示を受け付ける。アイコン722は、○○市にあるB神社についての情報を表示する指示を受け付ける。アイコン723は、○○市にあるCカフェについての情報を表示する指示を受け付ける。
ある局面において、ユーザが、アイコン721にタッチすると、モニタ35は、A博物館についての詳細な情報を表示する(画面(C))。
画面(C)に示されるように、モニタ35は、A博物館について予め規定された詳細な情報と、アイコン725とを表示する。この情報は、例えば、電話番号、開館時間、最終入館可能時間等を含む。アイコン725は、携帯通信端末100の現在地からA博物館に至るまでの経路を表示するための指示を受け付ける。ユーザがアイコン725にタッチすると、モニタ35は、当該経路を地図に表示する(画面(D))。
画面(D)に示されるように、モニタ35は、予めフラッシュメモリ27に保持されている地図情報を用いて、現在地726から目的地727までの経路728を表示する。現在地726は、携帯通信端末100の位置に相当する。目的地727は、A博物館の所在地として予め取得された位置に相当する。ユーザがA博物館に向かって移動し始めると、モニタ35は、GPSモジュール40による測位の結果に応じて、現在地726の表示を更新する。
図8を参照して、モニタ35の表示態様についてさらに説明する。図8は、モニタ35に表示されたクーポンが使用される推移を表わす図である。
状態(A)に示されるように、ある局面において携帯通信端末100は、モニタ35にクーポンがダウンロードされた店舗(C カフェ)の情報を表示している。
状態(B)に示されるように、ユーザがクーポンと表示されたアイコン810をタッチするとモニタ35は、クーポンの有効期限とクーポンの内容とクーポンの使用の開始を受け付けるアイコンとを表示する。ユーザが「クーポンを使用する」と書かれたアイコン820をタッチすると、モニタ35は、状態(C)に示されるような画面を表示する。具体的には、モニタ35は、そのクーポンを使用するためにユーザが行なうべき動作を表すメッセージ(たとえば「会計時にレジでご提示をお願いします」)を表示する。このようなメッセージを見たユーザは、携帯通信端末100のモニタ35をその店舗の店員に示すことにより、そのクーポンを使用することができる。
[まとめ]
以上のようにして、ある局面に従う携帯通信端末100は、特定の地域で利用可能なアプリケーションプログラムをサーバ150からダウンロードして、フラッシュメモリ27にアプリケーションプログラムを格納している。携帯通信端末100を保持したユーザが、その地域を訪れると、当該アプリケーションプログラムにおいて制限されていた機能が実行可能となる。例えば、携帯通信端末100は、当該地域に固有な動画像や画像を表示し、音声を出力する。また、携帯通信端末100は、当該地域に存在する店舗によって提供されるクーポンを利用可能とする。このようにすると、当該地域への訪問を促すことができる。
また、サーバ150は、ダウンロード要求に応じてアプリケーションプログラムを携帯通信端末100に送信すると、そのダウンロード要求を送信した携帯通信端末ごとに、ダウンロードの履歴、当該地域におけるアプリケーションプログラムの使用履歴、または、クーポンの使用履歴を記録する。これにより、サーバ150の管理者(例えば、データ処理事業者)は、当該アプリケーションプログラムが使用可能な地域への訪問者や当該訪問者による使用実績等のデータを把握できるので、その把握したデータをその地域の担当者(例えば、自治体の担当者)に提供できる。当該担当者は、そのデータを用いて、例えば、次の訪問促進キャンペーンを的確に検討することができる。
なお、別の局面において、携帯通信端末100は、当該アプリケーションプログラムの実行により表示されるコンテンツを外国語で表示してもよい。例えば、携帯通信端末100の基本設定において選択された言語に対応した当該アプリケーションプログラムも携帯通信端末100にダウンロード可能であってもよい。この場合、CPU20は、基本設定で選択された言語に対応したアプリケーションプログラムを実行することにより、日本語を介さない旅行者もコンテンツを楽しむことができる。これにより、そのような旅行者の来訪も促すことができる。
図9を参照して、別の局面について説明する。図9は、別の局面に従う技術思想を表わす図である。別の局面において、携帯通信端末100は、限られた場所において利用可能なアプリケーションプログラムをサーバ150からダウンロードし得る。当該限られた場所は、例えば、博物館、美術館、展示場、国立公園その他の観光地を含むが、これらに限られない。
場面(A)に示されるように、ある局面において、案内板910は、限られた場所の屋内(例えば博物館)に設置されている。案内板910は、案内図とともにARマーカ911を含む。携帯通信端末100のユーザがカメラ26を案内板910に向けてARマーカ911を撮影すると、携帯通信端末100は、フラッシュメモリ27またはRAM28に保持されているデータに基づいて、案内板910に関連付けられた画像をモニタ35に表示し得る。このデータは、当該アプリケーションプログラムに含まれている。あるいは、その場所にある携帯通信端末100が通信ネットワーク(例えばWiFi)を介して、その場所において運営されている他のサーバにアクセスして、当該他のサーバからそのデータをダウンロードしてもよい。
場面(B)に示されるように、案内板920は、当該限られた場所の屋外(例えば、博物館の敷地)に配置されている。そこには、例えば、遺跡の複製が配置されている。案内板920は、遺跡の説明文と、ARマーカ921とを含む。ユーザが、携帯通信端末100のカメラ26をARマーカ921にかざすと、携帯通信端末100は、ARマーカ921を認識し、案内板920の位置を検出し、当該位置に関連付けられた情報(例えば、遺跡の詳細な説明文)をモニタ35に表示する。当該情報は、ある局面において、ダウンロードされたアプリケーションプログラムに含まれている。別の局面において、当該情報は、案内板920の近傍においてのみアクセス可能なサーバからダウンロードされてもよい。
場面(C)に示されるように、さらに別の局面において、名刺930は、ARマーカ931を含む。名刺930は、一定の場所に配置されるわけではないため、名刺930に関連付けられる位置情報はない。そこで、例えば、ARマーカ931が認識された場合において、その認識された場所が、場面(A)または場面(B)のように予め定められた位置ではない場合に、携帯通信端末100は、特定の情報をモニタ35に表示し得る。したがって、例えば、名刺930を入手したユーザが、その入手した場所とは無関係の別の場所において、携帯通信端末100でARマーカ931を撮影した場合には、携帯通信端末100は、名刺930に関連付けられた情報をモニタ35に表示する。
[データ構造]
そこで、図10を参照して、他の局面に従う携帯通信端末100のデータ構造について説明する。図10は、フラッシュメモリ27におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
フラッシュメモリ27は、番号1010と、媒体の位置情報1020と、関連データ名1030と、関連データ名1040と、データファイル1050とを保持している。番号1010は、ARマーカが認識される場所(撮影場所)と、当該場所に関連付けられたデータとを含むデータレコードを識別する。媒体の位置情報1020は、当該ARマーカが付された媒体が設置されている場所を識別する。当該媒体は、たとえば、案内板910,920や名刺930である。ただし、名刺930は、一定の場所に設置されるわけではないため、位置情報はなく、例えば、NULLが登録されている。関連データ名1030は、その媒体に関連付けられたデータを識別する。
関連データ名1040は、関連データ名1030と同様に、媒体に関連付けられるデータを識別する。データファイル1050は、その関連データ名1040により特定されるデータの実データである。実データは、動画像および静止画像のいずれをも含み得る。
[制御構造]
図11を参照して、携帯通信端末100の制御構造について説明する。図11は、別の局面に従う携帯通信端末100のCPU20が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。
ステップS1110にて、CPU20は、入力スイッチ25に対する操作に基づいてカメラ26を起動する。
ステップS1120にて、CPU20は、カメラ26から出力される画像データに基づいてARマーカを読み取る。
ステップS1130にて、CPU20は、GPSモジュール40から出力されるデータに基づいて携帯通信端末100の位置情報を取得する。なお、携帯通信端末100が屋内にある場合において、GPS信号を受信できない場所にいるときには、携帯通信端末100は、WiFiその他の無線通信により得られたデータに含まれる位置情報を用いて、自身の場所を特定してもよい。
ステップS1140にて、CPU20は、ARマーカが読み取られたことに応答して、携帯通信端末100の位置に基づいて、そのARマーカが付されている媒体(例えば、案内板910,920または名刺930)に関連付けられたデータファイル1050をフラッシュメモリ27から読み出す。
ステップS1150にて、CPU20は、その読み出したデータファイル1050を用いてモニタ35に情報を表示する。表示される情報は、動画像および静止画像のいずれであってもよい。
なお、ステップS1120の処理とステップS1130の処理とは逆に行なわれてもよい。
[画面の表示態様]
図12を参照して、携帯通信端末100における画面の表示の表示態様について説明する。図12は、別の局面に従う携帯通信端末100のモニタ35が表示する画面の一例を表わす図である。
図12(A)に示されるように、ある局面において、モニタ35は、動画像を再生する場所として規定された場所に関連付けられた動画像を表示する。例えば、ユーザが、屋外に配置された案内板920の近くから、ARマーカ921を撮影すると、携帯通信端末100は、アイコン1210をモニタ35に表示する。ユーザがアイコン1210を押下すると、CPU20は、動画像をモニタ35に表示する。
図12(B)に示されるように、別の局面において、モニタ35は、静止画像を表示する場所として予め規定された場所に関連付けられた静止画像を表示する。例えば、ユーザが、屋内に配置された案内板910の近くから、ARマーカ911を撮影すると、携帯通信端末100は、地図情報を表示し得る。地図情報は、例えば、屋内の案内図である。
図12(C)に示されるように、さらに別の局面において、携帯通信端末100が、静止画像を表示する場所として位置が予め規定されていない場所にいる場合には、モニタ35は、位置情報が関連付けられていないデータに基づく画像を表示する。例えば、案内板910,920が大阪のある場所において有効な場合において、名刺930のARマーカ931が東京や北海道で撮影された場合には、モニタ35は、他の情報を表示し得る。
次に、図13を参照して、本実施の形態において予め定められた地域を特定する技術について説明する。図13は、予め定められた地域を特定する一態様を概念的に表す図である。
全体図(A)に示されるように、ある局面において、ある自治体(例、A市)が、予め定められた地域1300として規定されている。地域1300は、この自治体の境界を規定する地図情報(例えば、緯度、経度)により特定される。携帯通信端末100が、GPSモジュール40を用いて自身の位置を特定した場合に、その位置が地域1300内にあれば、携帯通信端末100は、予め定められた地域1300に存在することになる。この場合、携帯通信端末100にインストールされた当該自治体で使用できるアプリケーションプログラムは、利用可能となる。
なお、GPSモジュール40その他の測位機構の精度の制約により、携帯通信端末100の位置情報の精度にも限界がある。そこで、別の局面において、GPSモジュール40の精度に応じた一定のエリアを携帯通信端末100の位置とみなしてもよい。
例えば、拡大図(B)に示されるように、携帯通信端末100の位置として測位された地点から予め定められた半径1320以内の領域を携帯通信端末100の位置としてもよい。
図14を参照して、アプリケーションプログラムが利用可能な領域として予め定められた地域1300の外にあった携帯通信端末100が地域1300の内側に存在していると判断される一態様について説明する。図14は、携帯通信端末100が地域1300の外から内に移動している状態を表す図である。
全体図(A)に示されるように、一実施の形態に従うと、予め定められた地域1300が規定されている。部分図(B)は、地域1300の一部分1310を拡大したものである。ある局面において、携帯通信端末100は、地域1300の外側に存在している。携帯通信端末100のユーザが地域1300に近づいている場合において、半径1320で規定される円の少なくとも一部が地域1300にかかった時、携帯通信端末100は、地域1300に存在すると判断される。すなわち、GPSモジュール40により検出される携帯通信端末100の位置と地域1300の境界線との間の距離が予め設定された半径1320以内であれば、CPU20は、アプリケーションプログラムを利用可能な地域1300に携帯通信端末100が存在していると判断する。この場合、半径1320は、GPSモジュール40による位置の検出精度に応じて設定され得る。すなわち、検出精度が高くなるにつれて、半径1320は小さくなり得る。逆に、検出精度が低くなるにつれて、半径1320は大きくなり得る。
図15を参照して、さらに別の局面について説明する。図15は、携帯通信端末100が地域1300に存在しているか否かの判断方法を表す図である。
携帯通信端末100が地点1510に存在している場合において、半径1500で規定される範囲1520が、携帯通信端末100が存在している領域であるとみなされる。携帯通信端末100のユーザが移動して、地点1530に到達すると、範囲1520の一部が、アプリケーションプログラムが実行可能な領域として予め定められた地域1300に重なる。すなわち、GPSモジュール40による測位の結果、携帯通信端末100の位置と地域1300との距離が予め定められた値(例えば、半径1500として規定される距離)以下になると、CPU20は、携帯通信端末100が地域1300の中に入ったと判断し、アプリケーションプログラムが実行可能となる。このように、半径1500で規定される範囲1520を携帯通信端末100が存在している場所とみなすことにより、GPSモジュール40の精度のばらつきによってアプリケーションプログラムが実行されなくなることが防止され得る。
図16を参照して、携帯通信端末100の位置の判定についてさらに説明する。図16は、ランドマークを起点として携帯通信端末100の位置を判定する方法を表す図である。
場面(A)に示されるように、ある局面において、ランドマーク1610を中心とする半径1600で規定される範囲1630が、アプリケーションプログラムを利用可能な領域として予め定められている。測位の結果、携帯通信端末100が地点1620に存在していることが検出された場合に、地点1620が範囲1630の内部に存在しているとき、CPU20は、アプリケーションプログラムが利用可能な範囲に携帯通信端末100が存在していると判断する。
別の場面(B)に示されるように、携帯通信端末100の位置が範囲1640として規定され得る。例えば、GPSモジュール40の精度を考慮して、測位によって得られた座標値(緯度、経度)で規定される点に基づく領域が携帯通信端末100の位置とされてもよい。当該点に基づく領域は、例えば、その点を中心とした円または六角形、あるいは、その点を頂点とした正方形その他の矩形であってもよい。このようにすると、範囲1640の一部が範囲1630にかかった場合に、図15で例示された場合と同様に、CPU20は、携帯通信端末100が範囲1630の内部に存在していると判断する。その結果、測位精度を考慮して携帯通信端末100の位置が判断されるので、精度のばらつきによる判断のブレが抑制され、アプリケーションプログラムの利用可能性が向上し得る。なお、ランドマーク1610により規定される範囲1600も、図示される形状に限られず、六角形、ランドマーク1610が存在する地点が対角線の交点となり得る矩形等によって規定されてもよい。
図17を参照して、ランドマークを起点として携帯通信端末100の位置を判断することについてさらに説明する。図17は、携帯通信端末100が範囲1630に接近する態様を表す図である。
ある局面において、携帯通信端末100が範囲1710に存在している。携帯通信端末100のユーザがランドマーク1610に向かって歩いていくと、範囲1720の一部は、範囲1630の一部に重なる。このとき、CPU20は、携帯通信端末100が範囲1630の内部に存在していると判断する。より具体的には、CPU20は、GPSモジュール40によって得られる携帯通信端末100の位置情報(緯度、経度)と、予め取得されているランドマーク1610の位置情報(緯度、経度)とに基づいて、携帯通信端末100とランドマーク1610との距離を算出する。CPU20は、さらに、ランドマーク1610を起点とした範囲1630を規定する半径1600と、範囲1720を規定する円形領域の半径との和と、上記距離との大小関係を予め定められた時間間隔ごとに調べる。例えば、上記距離が当該和よりも大きい場合には、CPU20は、携帯通信端末100が範囲1630の外部に存在していると判断する。上記距離が当該和よりも小さくなると、CPU20は、携帯通信端末100が範囲1630の内部に入ったと判断する。このようにして、アプリケーションプログラムが実行可能なエリアに携帯通信端末100が存在しているか否かが判断される。
[まとめ]
以上のようにして、ある局面に従うと、同一のARマーカを認識した携帯通信端末100は、その認識した場所に関連付けられたデータに基づいて情報をモニタ35に表示する。このようにすると、特定の場所においてのみ利用可能な情報を提供することができるので、その場所への来訪を促すことができる。また、別の局面において、訪問者は、初めて訪れる観光地において有効なアプリケーションプログラムをインストールしておくことにより、当該観光地において、周遊しやすくなる。さらに、別の局面において、利用可能な範囲においてアプリケーションプログラムが実行された場合に、その実行に基づくアクセスがサーバ150に保存されるので、訪問者の数や振る舞いを把握しやすくなる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 マウス、3 キーボード、4,28 RAM、5 ハードディスク、6 光ディスク駆動装置、7 通信インターフェイス、8,35 モニタ、9,29 ROM、23,39 アンテナ、24 通信装置、25 入力スイッチ、26 カメラ、27 フラッシュメモリ、30 メモリカード駆動装置、31 メモリカード、32 マイク、33 スピーカ、34 音声信号処理回路、37 通信インターフェイス、38 バイブレータ、40 GPSモジュール、41 加速度センサ、42 地磁気センサ、50 ARモジュール、100 携帯通信端末、110,120 基地局、150 サーバ、190 インターネット、410,420,430,440 テーブル、710,720,721,722,723,725,730,740,750,760 アイコン、726 現在地、727 目的地、728 経路、910,920 案内板、911,921,931 ARマーカ、930 名刺、1300 地域、1310 一部分、1320,1500,1600 半径、1510,1530,1620 地点、1520,1630,1640,1710,1720 範囲、1610 ランドマーク。

Claims (14)

  1. 携帯通信端末であって、
    前記携帯通信端末の位置情報を取得するための測位手段と、
    モニタと、
    拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムを保持するためのメモリと、
    前記アプリケーションプログラムを実行するためのプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、前記携帯通信端末の位置が前記予め定められた地域に含まれる場合に、前記地域に固有な拡張現実を実現するための情報を前記モニタに表示する、携帯通信端末。
  2. 前記モニタが配置された面の背面に配置されたカメラをさらに備え、
    予め登録された場所が前記カメラが向いている方向に存在している場合に、前記プロセッサは、前記携帯通信端末が存在する場所から前記予め登録された場所に到着するための情報を前記モニタに表示する、請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 通信ネットワークに接続された情報処理装置と通信するための通信装置をさらに備え、
    前記プロセッサは、前記予め定められた地域において使用可能なクーポンを前記情報処理装置からダウンロードし、
    前記通信装置は、前記クーポンが使用された時に、前記携帯通信端末が前記クーポンを使用したことを示す情報を前記情報処理装置に送信する、請求項1または2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記アプリケーションプログラムの実行中に前記携帯通信端末が前記予め定められた地域に入ったことを通知するための通知手段をさらに備える、請求項1〜3のいずれかに記載の携帯通信端末。
  5. カメラをさらに備え、
    拡張現実を表示するために媒体に付されたマーカが前記カメラによって撮影された場合において、前記撮影された場所に関連付けられたデータが存在する時、前記プロセッサは、前記関連付けられたデータに基づいて、前記媒体に関連付けられた情報を前記モニタに表示する、請求項1〜4のいずれかに記載の携帯通信端末。
  6. 前記撮影された場所に関連付けられたデータが存在しない場合に、前記プロセッサは、前記媒体に予め関連付けられたデータに基づく情報を前記モニタに表示する、請求項5に記載の携帯通信端末。
  7. 携帯通信端末を制御するためのプログラムであって、前記プログラムは前記携帯通信端末のプロセッサに、
    拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムを実行するステップと、
    前記携帯通信端末の位置情報を取得するステップと、
    前記携帯通信端末が前記予め定められた地域に含まれる場合に、前記地域に固有な拡張現実を実現するための情報を前記携帯通信端末のモニタに表示するステップとを実行させる、プログラム。
  8. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記モニタが配置された面の背面に配置されたカメラが向いている方向に、予め登録された場所が存在している場合に、前記携帯通信端末が存在する場所から前記予め登録された場所に到着するための情報を前記モニタに表示するステップをさらに実行させる、請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記プログラムは、前記プロセッサに、
    通信ネットワークに接続された情報処理装置から、前記予め定められた地域において使用可能なクーポンをダウンロードするステップと、
    前記クーポンが使用された時に、前記携帯通信端末が前記クーポンを使用したことを示す情報を前記情報処理装置に送信するステップとをさらに実行させる、請求項7または8に記載のプログラム。
  10. 前記プログラムは、前記プロセッサに、前記アプリケーションプログラムの実行中に前記携帯通信端末が前記予め定められた地域に入ったことを通知するステップをさらに実行させる、請求項7〜9のいずれかに記載のプログラム。
  11. 拡張現実を表示するために媒体に付されたマーカが撮影された場合において、前記撮影された場所に関連付けられたデータが存在する時、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記関連付けられたデータに基づいて、前記媒体に関連付けられた情報を表示するステップをさらに実行させる、請求項7〜10のいずれかに記載のプログラム。
  12. 前記撮影された場所に関連付けられたデータが存在しない場合に、前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記媒体に予め関連付けられたデータに基づく情報を前記モニタに表示するステップをさらに実行させる、請求項11に記載のプログラム。
  13. コンピュータによる情報処理方法であって、
    複数の通信端末と通信するステップと、
    前記複数の通信端末の各々からのダウンロード要求に応じて、拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムを前記ダウンロード要求を送信した通信端末に送信するステップと、
    前記アプリケーションプログラムが当該通信端末によって、前記予め定められた地域において利用されたことを示す情報を当該通信端末から受信するステップと、
    前記複数の通信端末の各々について、前記アプリケーションプログラムの使用履歴を記録するステップとを含む、情報処理方法。
  14. コンピュータによる情報処理方法を実現するためのプログラムであって、前記プログラムは前記コンピュータに、
    複数の通信端末と通信するステップと、
    前記複数の通信端末の各々からのダウンロード要求に応じて、拡張現実を実現するために予め定められた地域において利用可能なアプリケーションプログラムを前記ダウンロード要求を送信した通信端末に送信するステップと、
    前記アプリケーションプログラムが当該通信端末によって、前記予め定められた地域において利用されたことを示す情報を当該通信端末から受信するステップと、
    前記複数の通信端末の各々について、前記アプリケーションプログラムの使用履歴を記録するステップとを実行させる、プログラム。
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