JP2017190829A - ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステム - Google Patents

ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2017190829A
JP2017190829A JP2016080303A JP2016080303A JP2017190829A JP 2017190829 A JP2017190829 A JP 2017190829A JP 2016080303 A JP2016080303 A JP 2016080303A JP 2016080303 A JP2016080303 A JP 2016080303A JP 2017190829 A JP2017190829 A JP 2017190829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
brine
cold
gas
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016080303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6738642B2 (ja
Inventor
敦 三ヶ山
Atsushi Mikayama
敦 三ヶ山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mihama Corp
Original Assignee
Mihama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mihama Corp filed Critical Mihama Corp
Priority to JP2016080303A priority Critical patent/JP6738642B2/ja
Publication of JP2017190829A publication Critical patent/JP2017190829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6738642B2 publication Critical patent/JP6738642B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

【課題】低温液化ガスの気化により発生する冷熱を効率よく回収し、回収した冷熱を冷却対象の冷却に利用することで、省エネルギー及びエネルギーの高効率運用化を可能とするガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムを提供する。【解決手段】ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムであって、ガス供給設備が、低温液化ガスを気化させたガスを供給するものであり、冷却設備が、冷却部と、低温液化ガスの気化冷熱を回収するガス冷熱回収部と、回収した冷熱を冷却部に供給する冷却用冷熱供給部とを具備し、ガス冷熱回収部は、低温液化ガスと第一のブラインとの間で熱交換を行って低温液化ガスを気化させ、気化冷熱を第一のブラインに回収する第一の熱交換器と、第一のブラインを循環させるガス冷熱輸送ラインと、ガス冷熱輸送ライン上に配設され、第一のブラインから冷却用冷熱供給部に冷熱を伝達する第二の熱交換器を含むシステム。【選択図】 図1

Description

本発明は、ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムに関する。
従来から、低温液化ガスは様々な用途に利用されている。低温液化ガスとして、例えば、液化天然ガス(LNG)などは、液状から昇温、昇圧等によってガス化させて、燃料ガスとして発電などに用いられることが多い。その他にも、液体窒素、液体アルゴンなどは、それらのガスの不活性な物性を生かして、保安・パージといった、安全性向上や酸化防止による品質保持用ガスとして、半導体、エレクトロニクスから石油化学、食品、飲料に至るまで幅広い用途に利用されている。
一般的な工場においては、上記のような低温液化ガスは、蒸発器を用いて液体から気化(ガス化)させている(例えば、特許文献1参照)。図2に示すように、一般に、低温液化ガス用の貯蔵タンク111には蒸発器112が接続されている。この蒸発器112は、貯蔵タンク111から低温液化ガスを取り出し、低温液化ガスとの間で熱交換を行うことができ、この熱交換によって低温液化ガスを昇温して気化する。そして、このようにして得た気化ガスを生産プロセスで使用する。
特開2016−27272号公報
しかし、上記のように蒸発器によって低温液化ガスを気化させた際に、低温液化ガスの気化により発生した冷熱は、ほとんど全て大気中に排出されていることが多い。
その一方で、建物内部の空調設備などの冷却設備では、冷凍機等の装置で冷熱を作り出し、その冷熱を冷却に利用している。例えば、図3に示すように、冷凍機133でブラインを冷却し、ポンプ135によって冷却したブラインをブラインタンク134に送る。次に、冷却したブラインをブラインタンク134からポンプ137によって熱交換器132に送る。そして、この熱交換器132において、冷却装置142側のブラインと熱交換を行うことで、冷熱を冷却装置142側のブラインに供給する。このようにして供給された冷熱を使用して空調などを行っている。
このように、従来では、低温液化ガスの気化により生じる冷熱をそのまま大気中に排出する一方で、空調等に利用する冷熱を別途作り出しており、冷熱が非効率的に使用されているという問題が有る。このような問題の原因としては、工場の建物の新築工事にて、低温液化ガスの供給業者と冷却設備の供給業者とが、施工を分離発注されていることにある。即ち、ガス供給設備と冷却設備とを全く別々に独立して配設するため、ガス供給設備からの排冷熱の効率的な利用ができない。また、低温液化ガスの温度があまりにも低温であるため、適切に冷熱を回収することが難しいという問題がある。
本発明は前述のような問題に鑑みてなされたもので、低温液化ガスの気化により発生する冷熱を回収し、回収した冷熱を冷却設備に利用することで、省エネルギー及びエネルギーの高効率利用が可能なガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムであって、前記ガス供給設備が、低温液化ガスを気化し、該気化したガスを供給するものであり、前記冷却設備が、対象物の冷却を行う冷却部と、前記低温液化ガスの気化による冷熱を回収するガス冷熱回収部と、該ガス冷熱回収部が回収した冷熱を前記冷却部に供給する冷却用冷熱供給部とを具備しており、前記冷却部は、前記冷却用冷熱供給部から供給された冷熱により前記対象物の冷却を行うものであり、前記ガス冷熱回収部は、前記低温液化ガスと第一のブラインとの間で熱交換を行うことで前記低温液化ガスを気化させ、該気化による冷熱を前記第一のブラインに回収する第一の熱交換器と、前記第一のブラインを循環させるガス冷熱輸送ラインと、該ガス冷熱輸送ライン上に配設され、前記第一のブラインから前記冷却用冷熱供給部に冷熱を伝達する第二の熱交換器とを含むものであることを特徴とするシステムを提供する。
このようなガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムにより低温液化ガスの気化により発生した冷熱を上記第一のブラインで効率よく回収でき、回収した冷熱を対象物の冷却に利用することができるため、省エネルギー及びエネルギーの高効率利用が可能である。
このとき、前記冷却用冷熱供給部は、第二のブラインを循環させる冷却用冷熱輸送ラインと、該冷却用冷熱輸送ライン上に配設され、前記第二のブラインから前記冷却部に冷熱を供給する第三の熱交換器とを有するものであり、前記第二の熱交換器において、前記第一のブラインから前記第二のブラインに冷熱が伝達され、さらに、前記第三の熱交換器において、前記第二のブラインから前記冷却部に冷熱を供給するものであることが好ましい。
このように、第一のブライン及び第二のブラインを用いて低温液化ガスの気化により生じた冷熱を回収、輸送、供給することで、特に効率よく冷熱を利用できる。
また、前記冷却用冷熱供給部は、更に、前記第二のブラインを冷却する冷凍機を有するものであっても良い。
このように、第二のブラインを第一のブラインから伝達される冷熱に加えて、冷凍機でも第二のブラインを冷却することで、より安定して冷却部に冷熱を供給できる。
また、前記第一のブラインの循環温度が−100℃〜−60℃のものであり、前記第二のブラインの循環温度が−40℃〜0℃のものであることが好ましい。
第一のブラインは低温液化ガスから冷熱を回収するため、上記のような、より低温の循環温度のブラインを用いることで第一のブラインの凝固を防止できる。また、第二のブラインは、第一のブラインより冷熱を伝達され、さらに、冷却部に冷熱を供給するものであるため、上記のような循環温度のブラインを用いることで、第一のブラインからの冷熱による凝固を防止しつつ、冷却部で用いるのに好適な量の冷熱を供給できる。
また、前記第二のブラインが、エチレングリコール、プロピレングリコール、エタノール、メタノール、又は塩化カルシウムを含むものであっても良い。
第二のブラインとしてはこのようなものが好適であり、また、このようなものであれば上記の好適な循環温度とすることもできる。
また、前記第一のブラインが、フッ素系熱媒体、塩素系熱媒体、又はシリコンオイルを含むものであっても良い。
第一のブラインとしてはこれらのようなものが好適であり、また、これらのようなものであれば、極めて低温の低温液化ガスから冷熱を回収する上記の好適な循環温度とすることができる。
また、前記第一の熱交換器、前記第二の熱交換器、及び、前記第三の熱交換器の少なくとも一つが氷蓄熱式の熱交換器であることが好ましい。
本発明において、熱交換器が氷蓄熱式の熱交換器であれば、回収した冷熱を潜熱として蓄熱することができるため、より効率良く冷熱を利用できる。
また、前記低温液化ガスが、液体窒素、液化天然ガス、液体アルゴン、液体酸素、液体水素、及び、液体ヘリウムのいずれかであることが好ましい。
低温液化ガスとしては、これらのようなものを使用できる。
また、前記冷却設備を、空調設備とすることができる。
本発明において、冷却設備は冷熱を利用する空調設備とすることもできる。
本発明のガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムであれば、低温液化ガスの気化により発生する冷熱を効率よく回収し、回収した冷熱を冷却対象物の冷却に利用することで、省エネルギー及びエネルギーの高効率利用ができる。
本発明のガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムの一例を示した概略図である。 従来のガス供給設備の一例を示した概略図である。 従来の冷却設備の一例を示した概略図である。
以下、本発明について実施の形態を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記のように、液体窒素などの低温液化ガスを気化させる際に得られる冷熱は、有効利用されることなく排出されているという問題があった。そこで、本発明者はこのような問題を解決すべく鋭意検討を重ねた。その結果、熱交換器において、低温液化ガスとブラインの間で熱交換を行うことで低温液化ガスの気化及びブラインによる冷熱の回収を行い、回収した冷熱を冷却設備で利用すれば省エネルギー及びエネルギーの高効率利用ができることを知見し、本発明を完成させた。
以下、図1を参照して本発明について説明を行う。図1に示すように、本発明はガス供給設備2と冷却設備3とを融合したシステム1である。
ガス供給設備2は、低温液化ガスを気化し、気化したガスを供給するための設備であり、ここで製造した気化ガスを種々の生産プロセスで用いることができる。低温液化ガスは、例えば図1の場合、低温液化ガスを貯蔵する貯蔵タンク11から低温液化ガスの流量を制御する流量制御部13によりその流量を制御されながら冷却設備3のガス冷熱回収部5にある第一の熱交換器23に送られ、この第一の熱交換器23にて気化される。具体的には、低温液化ガスと後述するガス冷熱輸送ライン21中を流れる第一のブラインとの間で熱交換を行うことで低温液化ガスを気化させる。また、ガス供給設備2は、低温液化ガスを気化させる蒸発器12を有していても良く、上記の第一の熱交換器23と共に低温液化ガスを気化させることができる。低温液化ガスの種類は、特に限定されることは無いが、液体窒素、液化天然ガス、液体アルゴン、液体酸素、液体水素、及び、液体ヘリウムのいずれかを用いることができる。
冷却設備3は、例えば工場内などの空調を行う空調設備であって良い。その他にも、冷却設備は、化学工場、食品工場、冷凍倉庫、貯槽タンク、アイススケート場等の一般冷却設備であれば、いずれのものにも適用可能である。
冷却設備3は、対象物の冷却を行う冷却部4と、低温液化ガスの気化による冷熱を回収するガス冷熱回収部5と、ガス冷熱回収部5が回収した冷熱を冷却部4に供給する冷却用冷熱供給部6とを具備している。
図1に示すように、ガス冷熱回収部5は、第一のブラインを循環させるガス冷熱輸送ライン21を有している。第一のブラインを循環させるには例えばポンプ22を用いればよい。
ガス冷熱輸送ライン21上には、上記の第一の熱交換器23が配設されている。低温液化ガスは、上記のように、図1の場合、低温液化ガスを貯蔵する貯蔵タンク11から低温液化ガスの流量を制御する流量制御部13によりその流量を制御されながら第一の熱交換器23に送られる。
さらに、ガス冷熱輸送ライン21上には、第一のブラインから冷却用冷熱供給部6に冷熱を伝達する第二の熱交換器24も配設されている。この第二の熱交換器24によって、第一のブラインに回収した低温液化ガスの気化冷熱を冷却用冷熱供給部6に輸送することができる。
このとき、第一のブラインの循環温度が−100℃〜−60℃であることが好ましい。第一のブラインは低温液化ガスから冷熱を回収するため、−100℃〜−60℃の循環温度のブラインを用いることで第一のブラインの凝固を防止できる。
このような第一のブラインとしては、フッ素系熱媒体、塩素系熱媒体、又はシリコンオイルを含むものを用いることができる。フッ素系熱媒体としては、例えばハイドロフルオロエーテルを用いることができる。また、特に限定されることは無いが、より具体的には、3M社製のNOVEC(登録商標)を第一のブラインとして用いることができる。ハイドロフルオロエーテルを含むブラインは常温でも液体であり、システム1を稼働させていない時、即ち、冷熱が加えられていない常温時にも液体状態を維持できる。そのため、常温で気体となる物質を用いる時のように高圧流体用の配管を用いる必要が無く、コストを下げることができる。また、塩素系熱媒体としては、トリクロロエチレン、メチレンクロライドなどを用いることができる。
また、ガス冷熱回収部5は膨張タンク25を具備していても良い。この膨張タンク25は、第一のブラインを貯蔵、第一のブラインをガス冷熱輸送ライン21に放出、ガス冷熱輸送ライン21から回収することができる。特に、システム1を稼働せず、第一のブラインが常温となり膨張した場合に、膨張タンク25が第一のブラインを適切に回収することでガス冷熱輸送ライン21の内圧を適当な範囲に調整することができる。
また、冷却用冷熱供給部6は、第二のブラインを循環させる冷却用冷熱輸送ライン31と、該冷却用冷熱輸送ライン31上に配設され、第二のブラインから冷却部4に冷熱を供給する第三の熱交換器32を有するものとできる。このような構成の冷却用冷熱供給部6は、第二の熱交換器24において、第一のブラインから第二のブラインに冷熱が伝達され、さらに、第三の熱交換器32において、第二のブラインから冷却部4に冷熱を効率よく供給することができる。
また、冷却用冷熱供給部6は、第二のブラインを冷却する冷凍機33を有するものであっても良い。第二のブラインを第一のブラインから伝達される冷熱に加えて、冷凍機でも冷却することで、より安定して冷却部4に冷熱を供給できる。また、冷却用冷熱供給部6は、第二のブラインを貯蔵するブラインタンク34を有していても良い。図1のように、ポンプ35によって、ブラインタンク34から第二のブラインを冷凍機33に取り込み、冷凍機33で冷却した第二のブラインをブラインタンク34に戻す構成としても良い。
また、冷却用冷熱輸送ライン31における第二のブラインの循環温度が−40℃〜0℃であることが好ましい。第二のブラインは、第一のブラインより冷熱を伝達され、さらに、冷却部に冷熱を供給するものであるため、上記のような循環温度のブラインを用いることで、第一のブラインからの冷熱による凝固を防止しつつ、冷却部で用いるのに好適な量の冷熱を供給できる。
第二のブラインは、エチレングリコール、プロピレングリコール、エタノール、メタノール、又は塩化カルシウムを含むものであることが好ましい。第二のブラインとしてはこれらのようなものが好適であり、また、これらのようなものであれば上記の好適な循環温度とすることもできる。また、第二のブラインとして、エチレングリコール、エタノール、メタノール、又は塩化カルシウムを水で希釈して用いることもでき、目的温度に合わせて、これらの濃度を調整できる。第二のブラインは、その冷却対象に合わせて上記のもの以外も適宜使用しても良く、化学工場、食品工場、冷凍倉庫、貯槽タンク、アイススケート場等の冷却設備で用いられている一般的な不凍液を用いることもできる。
また、このような冷却用冷熱輸送ライン31では、図1に示すように、ポンプ36、37によって第二のブラインを循環させれば良い。
また、上記の第一の熱交換器23、第二の熱交換器24、及び、第三の熱交換器32の少なくとも一つが氷蓄熱式の熱交換器であることが好ましい。氷蓄熱式の熱交換器であれば、回収した冷熱を潜熱として蓄熱することができるため、より効率良く低温液化ガスの気化による冷熱を利用できる。
また、冷却部4は、第三の熱交換器32に接続され、第三のブラインを内部に循環させる冷却ライン41を有していても良い。このようにして第三の熱交換器32において、第二のブラインから第三のブラインに冷熱を供給しても良く、これにより第三のブラインに供給した冷熱を冷却装置42で利用することができる。また、冷却ライン41中の第三のブラインはポンプ43で循環させればよい。
以上のような本発明のガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムであれば、低温液化ガスの気化により生じた冷熱を、第一の熱交換器でブラインに回収し、回収した冷熱を効率よく冷却設備に供給して、冷却に利用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1…ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステム、
2…ガス供給設備、 3…冷却設備、
4…冷却部、 5…ガス冷熱回収部、 6…冷却用冷熱供給部、
11…貯蔵タンク、 12…蒸発器、 13…流量制御部、
21…ガス冷熱輸送ライン、 22…ポンプ、 23…第一の熱交換器、
24…第二の熱交換器、 25…膨張タンク、
31…冷却用冷熱輸送ライン、 32…第三の熱交換器、 33…冷凍機、
34…ブラインタンク、 35、36、37…ポンプ、
41…冷却ライン、 42…冷却装置、 43…ポンプ。

Claims (9)

  1. ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステムであって、
    前記ガス供給設備が、低温液化ガスを気化し、該気化したガスを供給するものであり、
    前記冷却設備が、対象物の冷却を行う冷却部と、前記低温液化ガスの気化による冷熱を回収するガス冷熱回収部と、該ガス冷熱回収部が回収した冷熱を前記冷却部に供給する冷却用冷熱供給部とを具備しており、
    前記冷却部は、前記冷却用冷熱供給部から供給された冷熱により前記対象物の冷却を行うものであり、
    前記ガス冷熱回収部は、前記低温液化ガスと第一のブラインとの間で熱交換を行うことで前記低温液化ガスを気化させ、該気化による冷熱を前記第一のブラインに回収する第一の熱交換器と、前記第一のブラインを循環させるガス冷熱輸送ラインと、該ガス冷熱輸送ライン上に配設され、前記第一のブラインから前記冷却用冷熱供給部に冷熱を伝達する第二の熱交換器とを含むものであることを特徴とするシステム。
  2. 前記冷却用冷熱供給部は、第二のブラインを循環させる冷却用冷熱輸送ラインと、該冷却用冷熱輸送ライン上に配設され、前記第二のブラインから前記冷却部に冷熱を供給する第三の熱交換器とを有するものであり、
    前記第二の熱交換器において、前記第一のブラインから前記第二のブラインに冷熱が伝達され、さらに、前記第三の熱交換器において、前記第二のブラインから前記冷却部に冷熱を供給するものであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記冷却用冷熱供給部は、更に、前記第二のブラインを冷却する冷凍機を有するものであることを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記第一のブラインの循環温度が−100℃〜−60℃のものであり、前記第二のブラインの循環温度が−40℃〜0℃のものであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のシステム。
  5. 前記第二のブラインが、エチレングリコール、プロピレングリコール、エタノール、メタノール、又は塩化カルシウムを含むものであることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記第一のブラインが、フッ素系熱媒体、塩素系熱媒体、又はシリコンオイルを含むものであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記第一の熱交換器、前記第二の熱交換器、及び、前記第三の熱交換器の少なくとも一つが氷蓄熱式の熱交換器であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 前記低温液化ガスが、液体窒素、液化天然ガス、液体アルゴン、液体酸素、液体水素、及び、液体ヘリウムのいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記冷却設備が、空調設備であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシステム。
JP2016080303A 2016-04-13 2016-04-13 ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステム Active JP6738642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016080303A JP6738642B2 (ja) 2016-04-13 2016-04-13 ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016080303A JP6738642B2 (ja) 2016-04-13 2016-04-13 ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017190829A true JP2017190829A (ja) 2017-10-19
JP6738642B2 JP6738642B2 (ja) 2020-08-12

Family

ID=60086257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016080303A Active JP6738642B2 (ja) 2016-04-13 2016-04-13 ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6738642B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190048177A (ko) * 2017-10-30 2019-05-09 두산중공업 주식회사 압력차 발전을 이용한 복합 발전 시스템
KR20190106953A (ko) * 2019-09-03 2019-09-18 두산중공업 주식회사 압력차 발전을 이용한 복합 발전 시스템
CN112033201A (zh) * 2020-08-24 2020-12-04 江西省天然气集团有限公司 一种液化天然气冷量回收设备
JP2021017133A (ja) * 2019-07-19 2021-02-15 住友重機械マリンエンジニアリング株式会社 冷却システム
JP2021085443A (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 三菱重工マリンマシナリ株式会社 冷熱回収システム、冷熱回収システムを備える船舶、および冷熱回収方法
US11261783B2 (en) 2017-10-30 2022-03-01 Doosan Heavy Industries & Construction Co., Ltd. Combined power generation system employing pressure difference power generation
CN114750925A (zh) * 2021-01-08 2022-07-15 三菱重工业株式会社 冷热回收系统及具备冷热回收系统的船舶或浮体
WO2023054441A1 (ja) * 2021-09-29 2023-04-06 伸和コントロールズ株式会社 冷却システム
WO2023074826A1 (ja) * 2021-10-28 2023-05-04 伸和コントロールズ株式会社 冷却システム、半導体製造システム、エッチング方法及びデバイスの製造方法
WO2023234064A1 (ja) * 2022-05-31 2023-12-07 三菱パワー株式会社 気体の液化・気化プラント、及び、気体の液化・気化方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06144820A (ja) * 1992-11-11 1994-05-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Lng冷熱による液化二酸化炭素の製造方法
JPH06313687A (ja) * 1993-04-27 1994-11-08 Osaka Gas Co Ltd 蓄冷熱利用の液化天然ガス気化装置
JPH09279132A (ja) * 1996-04-16 1997-10-28 Osaka Gas Co Ltd 液化天然ガス冷熱利用設備用冷媒
JP2003097352A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Chugoku Electric Power Co Inc:The Lng冷熱を利用するコージェネシステム
US20070044485A1 (en) * 2005-08-26 2007-03-01 George Mahl Liquid Natural Gas Vaporization Using Warm and Low Temperature Ambient Air
JP2010267707A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Kobe Steel Ltd データセンタシステム、および冷熱発電利用データセンタシステム
CN203666335U (zh) * 2014-01-10 2014-06-25 辽宁石油化工大学 一种lng冷能回收用于汽车空调系统的装置
CN203893526U (zh) * 2014-04-10 2014-10-22 天津城建大学 一种充分利用液化天然气冷能的冷库制冷系统
JP2014228201A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 三菱重工業株式会社 船舶、船舶用の冷熱回収システム及び冷熱回収システムのモード切替方法
JP2015031420A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 株式会社神戸製鋼所 水素ガスの冷却方法及び水素ガスの冷却システム
JP2015158225A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 帝人エンジニアリング株式会社 液化水素気化システム

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06144820A (ja) * 1992-11-11 1994-05-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Lng冷熱による液化二酸化炭素の製造方法
JPH06313687A (ja) * 1993-04-27 1994-11-08 Osaka Gas Co Ltd 蓄冷熱利用の液化天然ガス気化装置
JPH09279132A (ja) * 1996-04-16 1997-10-28 Osaka Gas Co Ltd 液化天然ガス冷熱利用設備用冷媒
JP2003097352A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Chugoku Electric Power Co Inc:The Lng冷熱を利用するコージェネシステム
US20070044485A1 (en) * 2005-08-26 2007-03-01 George Mahl Liquid Natural Gas Vaporization Using Warm and Low Temperature Ambient Air
JP2010267707A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Kobe Steel Ltd データセンタシステム、および冷熱発電利用データセンタシステム
JP2014228201A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 三菱重工業株式会社 船舶、船舶用の冷熱回収システム及び冷熱回収システムのモード切替方法
JP2015031420A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 株式会社神戸製鋼所 水素ガスの冷却方法及び水素ガスの冷却システム
CN203666335U (zh) * 2014-01-10 2014-06-25 辽宁石油化工大学 一种lng冷能回收用于汽车空调系统的装置
JP2015158225A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 帝人エンジニアリング株式会社 液化水素気化システム
CN203893526U (zh) * 2014-04-10 2014-10-22 天津城建大学 一种充分利用液化天然气冷能的冷库制冷系统

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190048177A (ko) * 2017-10-30 2019-05-09 두산중공업 주식회사 압력차 발전을 이용한 복합 발전 시스템
US11261783B2 (en) 2017-10-30 2022-03-01 Doosan Heavy Industries & Construction Co., Ltd. Combined power generation system employing pressure difference power generation
KR102178917B1 (ko) * 2017-10-30 2020-11-13 두산중공업 주식회사 압력차 발전을 이용한 복합 발전 시스템
JP2021017133A (ja) * 2019-07-19 2021-02-15 住友重機械マリンエンジニアリング株式会社 冷却システム
JP7266482B2 (ja) 2019-07-19 2023-04-28 住友重機械マリンエンジニアリング株式会社 冷却システム
KR20190106953A (ko) * 2019-09-03 2019-09-18 두산중공업 주식회사 압력차 발전을 이용한 복합 발전 시스템
KR102236132B1 (ko) * 2019-09-03 2021-04-06 두산중공업 주식회사 압력차 발전을 이용한 복합 발전 시스템
WO2021106984A1 (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 三菱重工マリンマシナリ株式会社 冷熱回収システム、冷熱回収システムを備える船舶、および冷熱回収方法
CN114651148A (zh) * 2019-11-26 2022-06-21 三菱重工船用机械株式会社 冷能回收系统、具备冷能回收系统的船舶以及冷能回收方法
EP4035985A4 (en) * 2019-11-26 2022-11-23 Mitsubishi Heavy Industries Marine Machinery & Equipment Co., Ltd. COLD RECOVERY SYSTEM, SHIP WITH COLD RECOVERY SYSTEM AND COLD RECOVERY PROCESS
JP2021085443A (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 三菱重工マリンマシナリ株式会社 冷熱回収システム、冷熱回収システムを備える船舶、および冷熱回収方法
JP7288842B2 (ja) 2019-11-26 2023-06-08 三菱重工マリンマシナリ株式会社 冷熱回収システム、冷熱回収システムを備える船舶、および冷熱回収方法
CN114651148B (zh) * 2019-11-26 2023-12-01 三菱重工船用机械株式会社 冷能回收系统、具备冷能回收系统的船舶以及冷能回收方法
CN112033201A (zh) * 2020-08-24 2020-12-04 江西省天然气集团有限公司 一种液化天然气冷量回收设备
CN114750925A (zh) * 2021-01-08 2022-07-15 三菱重工业株式会社 冷热回收系统及具备冷热回收系统的船舶或浮体
WO2023054441A1 (ja) * 2021-09-29 2023-04-06 伸和コントロールズ株式会社 冷却システム
WO2023074826A1 (ja) * 2021-10-28 2023-05-04 伸和コントロールズ株式会社 冷却システム、半導体製造システム、エッチング方法及びデバイスの製造方法
WO2023234064A1 (ja) * 2022-05-31 2023-12-07 三菱パワー株式会社 気体の液化・気化プラント、及び、気体の液化・気化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6738642B2 (ja) 2020-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6738642B2 (ja) ガス供給設備と冷却設備とを融合したシステム
JP5317000B2 (ja) Lngの冷熱および海水を用いた船舶の空気調和システム
WO2013130557A1 (en) System and methods for data center cooling and power generation using liquefied natural gas
KR101613495B1 (ko) 엘엔지 재액화를 통한 냉열 이용 시스템
JP2010271000A (ja) 蓄熱式冷凍システム
JP2013155986A (ja) Lngサテライト設備の冷熱利用システム
JP2004303732A (ja) 超伝導ケーブルを冷却する方法
JP5523180B2 (ja) データセンタの補助用冷却装置
KR100981398B1 (ko) 엘엔지 액화가스 기화열을 이용한 물류창고 냉각 시스템
KR101621933B1 (ko) Lng 기화공정 중 발생되는 lng 저온 폐열 회수를 위한 lng 최적제어 재액화 시스템
KR102005157B1 (ko) 작동유체냉각장치 및 이를 이용한 발전 플랜트
KR101323822B1 (ko) 선박용 공조 장치
TWI781329B (zh) 逆滲透處理方法及系統
JP6937608B2 (ja) 超電導ケーブル用冷却装置及びそれを用いた超電導ケーブルの冷却方法
JP2021060154A (ja) 水素冷却装置、水素供給システム及び冷凍機
JP2008045813A (ja) 冷凍装置、及びこれを搭載したlng冷凍車両
JP2009192004A (ja) 液化ガス気化設備
JP2011117486A (ja) 液化ガス気化設備及び方法
US20230266064A1 (en) Heat exchange device using seawater
JP2005291094A (ja) 液化ガス気化装置利用発電設備
JP2007298215A (ja) Lngの冷熱を利用した蓄冷パックの冷却方法およびシステム並びに保冷トラック冷却方法
KR102135056B1 (ko) 내장 멤브레인 및 냉각 시스템을 이용한 냉매 저장형 수액기
JP2019117026A (ja) 超電導ケーブルの冷却装置及び初期冷却方法
EP2724101A1 (en) Methods and apparatus for cold energy recovery
AU2021255684A1 (en) Liquefied gas storage facility

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6738642

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250