JP2017190724A - 内燃機関、この内燃機関を備えた車両、及び内燃機関の制御方法 - Google Patents

内燃機関、この内燃機関を備えた車両、及び内燃機関の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】内燃機関のモータリング時における排気ガス浄化処理装置の効率を向上させることができる内燃機関、この内燃機関を備えた車両、及び内燃機関の制御方法を提供する。【解決手段】EGRクーラー15aをバイパスするバイパス通路30をEGR通路15に備えるとともに、バイパス通路30への流れとEGRクーラー15aへの流れとを切り替える三方弁31を備えて、エンジン1のモータリング時に、このモータリング中は、EGRガスHGeをバイパス通路30に流通させるように三方弁31を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関、この内燃機関を備えた車両、及び内燃機関の制御方法に関する。
一般的に、車両には、ディーゼルエンジン等の内燃機関が備わる。この内燃機関の一例として、排気ガス中のNOxを低減するために、排気ガスの一部をEGRクーラーで冷却して排気通路から吸気通路に還流させるEGRシステムを備えることが多い(例えば、特許文献1参照)。
ここで、EGRシステムを備えた内燃機関のモータリング時に、排気通路に排出される排気ガスの低温化に起因して排気ガス浄化処理装置が低温化して、排気ガス浄化処理装置の効率が低下する虞がある。
特開2008−309053号公報
本発明は、EGRシステムを備えた内燃機関において、この内燃機関のモータリング時に、排気ガス浄化処理装置における浄化効率を向上させることができる内燃機関、この内燃機関を備えた車両、及び内燃機関の制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の内燃機関は、EGR通路及びEGRクーラーで構成されるEGRシステムを備えた内燃機関において、前記EGRクーラーをバイパスするバイパス通路を前記EGR通路に備えるとともに、前記バイパス通路への流れと前記EGRクーラーへの流れとを切り替える流路切替装置を備え、前記内燃機関を制御する制御装置が、前記内燃機関のモータリング時に、このモータリング中は、EGRガスを前記バイパス通路に流通させるように前記流路切替装置を制御するように構成される。
また、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関は、内部EGRシステムを備えた内燃機関において、該内燃機関を制御する制御装置が、前記内燃機関のモータリング時に、このモータリング中は、前記内燃機関の通常運転状態時より、前記内部EGRシステムの内部EGRガス量を増加させる制御を行うように構成される。
また、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の制御方法は、EGR通路及びEGRクーラーで構成されるEGRシステムを備えて、前記EGRクーラーをバイパスするバイパス通路を前記EGR通路に備えて構成される内燃機関の制御方法において、前記内燃機関のモータリング時に、このモータリング中は、EGRガスを前記バイパス通路に流通させることを特徴とする方法である。
また、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の制御方法は、内部EGRシステムを備えた内燃機関の制御方法において、前記内燃機関のモータリング時に、このモータリング中は、前記内燃機関の通常運転状態時より、前記内部EGRシステムの内部EGRガス量を増加させることを特徴とする方法である。
本発明の内燃機関、この内燃機関を備えた車両、及び内燃機関の制御方法によれば、内燃機関のモータリング時において、EGRクーラーを通過しない高温のEGRガスを吸気通路に還流するので、排気ガス浄化処理装置の低温化の抑制を図ることができる。その結果、選択還元型触媒装置の浄化率を維持することができる、また、微粒子捕集装置のPM再生制御時の昇温性を維持することができる等、排気ガス浄化処理装置の浄化効率を向上させることができる。
本発明に係る実施の形態の内燃機関の構成を模式的に示す図であり、高圧EGRガスがバイパス通路を通過するときを示す図である。 本発明に係る実施の形態の内燃機関の構成を模式的に示す図であり、高圧EGRガスが高圧EGRクーラーを通過するときを示す図である。 本発明に係る実施の形態の内燃機関の制御方法の制御フローを示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態の内燃機関、この内燃機関を備えた車両、及び内燃機関の制御方法について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明に係る実施の形態の車両は、本発明に係る実施の形態の内燃機関を備えて構成され、後述する内燃機関が奏する作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
図1に示すように、本発明に係る実施の形態のエンジン(内燃機関)1は、エンジン本体10と吸気通路12と排気通路13と低圧EGR通路14と高圧EGR通路15を備えている。
吸気通路12には、吸気マニホールド11aに接続し、上流側より順に、エアクリーナー17、ターボ式過給システム16Sのターボ式過給器16のコンプレッサ16b、インタークーラー18が備えられている。また、排気通路13には、排気マニホールド11bに接続し、上流側より順に、ターボ式過給器16のタービン16a、微粒子捕集装置(CSF)19a、選択還元型触媒装置(SCR)19bが備えられている。
また、低圧EGRシステム14Sの低圧EGR通路14は、タービン16aより下流側の排気通路13とコンプレッサ16bより上流側の吸気通路12とを接続して備えられ、上流側より順に、低圧EGRバルブ14b、低圧EGRクーラー14aが備えられている。そして、高圧EGRシステム15Sの高圧EGR通路15は、タービン16aより上流側の排気通路13とコンプレッサ16bより下流側の吸気通路12とを接続して備えられ、上流側より順に、高圧EGRクーラー15a、高圧EGRバルブ15bを備えられている。
大気から導入される新気Aが、エアクリーナー17により新気Aに含まれる塵や埃等を除去された後、必要に応じて、低圧EGR通路14から吸気通路12に流入する低圧EGRガスLGeを伴って、コンプレッサ16bにより過給される。また、この過給後の吸気ガスA+LGeがインタークーラー18により冷却された後、この冷却後の吸気ガスA+LGeが、必要に応じて、高圧EGR通路15から吸気通路12に流入する高圧EGRガスHGeを伴って、吸気マニホールド11aに送られる。そして、この吸気マニホールド11aに送られた吸気ガスA+LGe+HGeが、気筒(シリンダ)内に噴射された燃料と混合圧縮されて、燃料が燃焼することで、エンジン1に動力を発生させる。
なお、吸気通路12に流入する低圧EGRガスLGe及び高圧EGRガスHGeの流量は、後述する制御装置40が、エンジン1の運転状態に基づいて、それぞれ、低圧EGRバルブ14b、高圧EGRバルブ15bの開度制御を行うことにより制御される。また、低圧EGRシステム14Sの使用時には、通常、高圧EGRシステム15Sを併用しないが、エンジン1の運転状態によっては、この2つのシステム14S、15Sを併用してもよい。
また、エンジン1での燃焼により発生した排気ガスGの一部は、高圧EGRガスHGeとして高圧EGRシステム15S側に流れるが、残りの排気ガスGa(=G−HGe)は、タービン16aを経由して、微粒子捕集装置19aに流れて、この微粒子捕集装置19aにより、排気ガスGaに含まれる微粒子状物質(PM)は除去される。そして、微粒子捕集装置19aを通過後の排気ガスGaの一部は、低圧EGRガスLGeとして低圧EGRシステム16S側に流れるが、残りの排気ガスGb(=Ga−LGe)は、選択還元型触媒装置19bに流れて、この選択還元型触媒装置19bにより、排気ガスGbに含まれる窒素酸化物(NOx)は除去される。そして、選択還元型触媒装置19bを通過して浄化処理された排気ガスGcは、マフラー(図示しない)等を経由して大気に放出される。
なお、図1では、微粒子捕集装置19aと選択還元型触媒装置19bで排気ガス浄化処理装置19を構成しているが、アンモニアスリップ触媒装置等の他の触媒装置を排気ガス浄化処理装置19に備えてもよい。また、微粒子捕集装置19aの前段の排気通路13に酸化触媒装置(図示しない)を備えたり、選択還元型触媒装置19bの前段の排気通路13にアンモニア系溶液(例えば、尿素水)の噴射装置(図示しない)を備えたりするのが一般的ではあるが、ここでは、図示を省略している。
また、本発明の内燃機関を制御する制御装置40が備えられる。この制御装置40は、車両の運転席に備えたアクセルペダル(図示しない)に対する運転者の踏込量を検出するアクセル開度センサ(図示しない)や、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転数検出センサ(図示しない)等より送信された信号に基づいて、エンジン1の運転状態を制御する装置である。
本発明に係る実施の形態のエンジン1は、EGR通路15(14)及びEGRクーラー15a(14a)で構成されるEGRシステム15S(14S)を備えたエンジンである。また、EGRクーラー15a(14a)をバイパスするバイパス通路30をEGR通路15(14)に備えるとともに、バイパス通路30への流れとEGRクーラー15a(14a)への流れとを切り替える三方弁(流路切替装置)31を備える。図1及び図2の構成では、高圧EGRシステム15Sにおける三方弁(流路切替装置)31は、バイパス通路30と高圧EGR通路15の排気通路13側の接続点に配置される。
なお、上記のEGR通路、EGRクーラー、EGRシステムの各語に付されている符号について、括弧なしの符号は高圧EGRシステム15Sに備わる各装置を示す符号であり、括弧ありの符号は低圧EGRシステム14Sに備わる各装置を示す符号である。また、低圧EGRシステム14Sのバイパス通路及び三方弁については、図1及び図2では、図示を省略している。また、バイパス通路及び三方弁については、高圧EGRシステム15Sまたは低圧EGRシステム14Sのいずれか一方に備えてもよいし、両方に備えてもよい。
そして、制御装置40が、エンジン1のモータリング時に、このモータリング中は、EGRガスHGe(LGe)をバイパス通路30に流通させるように三方弁30を制御するように構成する。言い換えれば、このモータリング中は、EGRガスHGe(LGe)をEGRクーラー15a(14a)で冷却することなく吸気通路12に還流する。
ここで、エンジン1のモータリング時とは、エンジン1の運転状態に基づいて、エンジン1が回転惰性運転となった時である。なお、このエンジン1のモータリング時における車両の状態は、慣性走行中であったり、または、エンジン1が建機用エンジン等で、エンジン1に動力を伝達するためのクラッチ(図示しない)を断状態として(エンジン1に動力を伝達されない状態で)使用できる場合には、車速がゼロ(停止中)の状態であったりする。また、上記の慣性走行中では、エンジン1の気筒内での燃焼は行われず、車輪側の駆動力またはエンジン1の回転慣性力によりエンジン1のクランク軸が回転している状態となっている。
このエンジン1が回転惰性運転となった時は、例えば、制御装置40が、アクセル開度センサの検出値(アクセル開度)に基づいてエンジン1の燃料噴射量を算出し、この燃料噴射量の算出値がゼロとなった時として判定する。
なお、このとき、制御装置40が、補助として、吸気通路12に備えた吸気スロットルバルブ(図示しない)の開度を小さくして、新気Aの流量を少なくする制御を行うことで、エンジン1に吸気される吸気ガスA+LGe+HGeをより高温化することができ、排気ガスGをより高温化して、排気ガス浄化処理装置19をより高温化することができるので好ましい。また、制御装置40が、吸気スロットルバルブの開度制御を、エンジン1のポンピングロスやターボ式過給システム16Sのサージングを考慮しながら行うことで、ポンピングロスやサージングを改善することができるので好ましい。
また、上記のエンジン1において、図2に示すように、制御装置40が、エンジン1のモータリング時で、エンジン1の回転数αが実験等により予め設定されるアイドル運転時回転数領域に近い低回転数の設定回転数領域R内まで低下したときに、EGRガスHGe(LGe)の流通を、バイパス通路30からEGRクーラー15a(14a)に切り替えるように三方弁31を制御するように構成する。このエンジン1の回転数αは、エンジン回転数検出センサ等により検出する。
すなわち、エンジン1の回転数がアイドル運転時の回転数領域と同じように低い設定回転数領域R内まで低下したときには、エンジン1の運転が再開される際に、EGRガスHGe(LGe)をバイパス通路30に流通させていると、エンジン1の急稼動が必要とされるときには、EGR制御を通常の状態に戻す時にタイムラグが生じるために、排気ガス中にNOxやPMが増加する可能性が生じる。
そのため、予めEGRガスHGe(LGe)の流通をバイパス通路30からEGRクーラー15a(14a)に切り替えて、運転者が近時中にアクセルペダル(図示しない)を踏み込んで車両を再加速させるとき等、エンジン1の急稼動が必要とされるときに、この急稼動時に高温化するEGRガスHGe(LGe)をEGRクーラー15a(14a)により適切に冷却して吸気通路12に還流させることができるようにしておくことで、吸気ガスの温度を適切化することができ、エンジン1の運転状態を良好な状態に維持することができる。また、車両を再加速させるときには、その再加速性能を維持することができる。
また、特に、高圧EGRシステム15Sにバイパス通路30及び三方弁31を備えて、上記の制御を行うと、低圧EGRシステム14Sにバイパス通路及び三方弁を備えて上記の制御を行う場合と比較して、以下の2点の効果を奏することができる。1点目の効果は、低圧EGRシステム14Sのバイパス通路を経由した低圧EGRガスLGeにより吸気ガスを昇温させる構成では、排気ガス浄化処理装置19(図1及び図2では、微粒子捕集装置19a)を通過して温度が下がった低圧EGRガスLGeが吸気ガスと混合されることとなるが、同じ還流量でも排気ガスの温度が低下していない高圧EGRシステム15Sを用いた方が吸気ガスの昇温効果を望めることである。2点目の効果は、コンプレッサ16b及びインタークーラー18を通過後の吸気ガスを昇温させるため、EGRガスが合流する部位よりも上流側の吸気系(コンプレッサ16b等)の過昇温を防げることである。
また、上記のようにEGRシステム15S(14S)にバイパス通路30及び三方弁31を備えることを前提とした制御以外に、エンジン1に内部EGRシステム(図示しない)を備えて、制御装置40が、エンジン1のモータリング時に、このモータリング中は、エンジン1の通常運転状態時より、内部EGRシステムの内部EGRガス量を増加させる制御を行ってもよい。この内部EGRシステムの制御は、上記のバイパス通路及び三方弁を備えることを前提とした制御と併用してもよいし、併用しなくてもよい。
ここで、内部EGRシステムとは、エンジン1の吸気行程で排気弁(図示しない)を開いて、排気ガスGの一部を気筒(シリンダ)内に戻すシステムである。また、内部EGRガス量は、気筒内に戻す排気ガスGの量である。
この構成によれば、エンジン1のモータリング時において、気筒内での燃焼反応により再度昇温される内部EGRガス量を増加させるので、排気ガスGの低温化を抑制する(排気ガスGを昇温化させる)ことができ、排気ガス浄化処理装置19の低温化の抑制(昇温化)を図ることができる。その結果、選択還元型触媒装置19bの浄化率を維持することができる、また、微粒子捕集装置19aのPM再生制御時の昇温性を維持することができる等、排気ガス浄化処理装置19の効率を向上させることができる。
次に、上記の内燃機関の構成を基にした、本発明の内燃機関の制御方法について、図3の制御フローを参照しながら説明する。図3の制御フローは、エンジン1がモータリングに移行した時に、上級の制御フローから呼ばれてスタートする制御フローとして示している。エンジン1がモータリングに移行したか否かの判定方法については、上記したのと同様の方法であるので、省略する。
図3の制御フローについて説明する。図3の制御フローがスタートすると、ステップS10にて、三方弁31を制御して、EGRガスHGe(LGe)をバイパス通路30に流通させるようにする。ステップS10の制御を実施後、ステップS20に進む。
ステップS20にて、エンジン1の回転数αが実験等により予め設定された設定回転数領域Rまで低下したか否かを判定する。エンジン1の回転数αが設定回転数領域Rまで低下していないと判定されたとき(NO)には、予め設定した制御時間を経過後に再度ステップS20の判定を行う。
一方、エンジン1の回転数αが設定回転数領域Rまで低下していると判定されたとき(YES)には、ステップS30に進み、ステップS30にて、三方弁31を制御して、EGRガスHGe(LGe)の流通を、バイパス通路30からEGRクーラー15a(14a)に切り替える。ステップS30の制御を実施後、リターンに進んで、本制御フローを終了する。
なお、上記のようにEGRシステム15S(14S)にバイパス通路30及び三方弁31を備えることを前提とした制御に加えて、または、この制御の代わりに、エンジン1に内部EGRシステム(図示しない)を備えて、エンジン1のモータリング時に、このモータリング中は、エンジン1の通常運転状態時より、内部EGRシステムの内部EGRガス量を増加させる制御を行う場合には、図示しないが、ステップS10で内部EGRガス量の増加制御を行い、ステップS30で内部EGRガス量をエンジン1の通常運転時と同等の量に戻す制御を行う。
以上より、本発明の実施の形態の内燃機関の制御方法は、EGR通路15(14)及びEGRクーラー15a(14a)で構成されるEGRシステム15S(14S)を備えて、EGRクーラー15a(14a)をバイパスするバイパス通路30をEGR通路15(14)に備えて構成される内燃機関の制御方法において、内燃機関1のモータリング時に、このモータリング中は、EGRガスHGe(LGe)をバイパス通路30に流通させることを特徴とする方法となる(図1参照)。
また、本発明の実施の形態の内燃機関の制御方法は、内部EGRシステムを備えた内燃機関の制御方法において、エンジン1のモータリング時に、このモータリング中は、エンジン1の通常運転状態時より、内部EGRシステムの内部EGRガス量を増加させることを特徴とする方法となる。
上記の内燃機関1、この内燃機関1を備えた車両、及び内燃機関の制御方法によれば、エンジン1のモータリング時において、EGRクーラー15a(14a)を通過しない高温のEGRガスHGe(LGe)を吸気通路12に還流するので、エンジン1への吸気ガスの低温化を抑制して排気ガスGの低温化を抑制することができ、排気ガス浄化処理装置19の低温化の抑制を図ることができる。その結果、選択還元型触媒装置19bの浄化率を維持することができる、また、微粒子捕集装置19aのPM再生制御時の昇温性を維持することができる等、排気ガス浄化処理装置19の効率を向上させることができる。
1 エンジン(内燃機関)
10 エンジン本体
12 吸気通路
13 排気通路
14S 低圧EGRシステム(EGRシステム)
14 低圧EGR通路(EGR通路)
14a 低圧EGRクーラー(EGRクーラー)
15S 高圧EGRシステム(EGRシステム)
15 高圧EGR通路(EGR通路)
15a 高圧EGRクーラー(EGRクーラー)
19 排気ガス浄化処理装置
30 バイパス通路
31 三方弁(流路切替装置)
40 制御装置
LGe 低圧EGRガス
HGe 高圧EGRガス
α エンジン回転数
R 設定回転数領域

Claims (7)

  1. EGR通路及びEGRクーラーで構成されるEGRシステムを備えた内燃機関において、
    前記EGRクーラーをバイパスするバイパス通路を前記EGR通路に備えるとともに、前記バイパス通路への流れと前記EGRクーラーへの流れとを切り替える流路切替装置を備え、
    前記内燃機関を制御する制御装置が、
    前記内燃機関のモータリング時に、このモータリング中は、EGRガスを前記バイパス通路に流通させるように前記流路切替装置を制御するように構成される内燃機関。
  2. 前記制御装置が、
    前記内燃機関のモータリング時で、前記内燃機関の回転数が予め設定される設定回転数領域内まで低下したときに、EGRガスの流通を、前記バイパス通路から前記EGRクーラーに切り替えるように前記流路切替装置を制御するように構成される請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記EGRシステムを高圧EGRシステムとして構成される請求項1または2に記載の内燃機関。
  4. 内部EGRシステムを備えた内燃機関において、
    該内燃機関を制御する制御装置が、
    前記内燃機関のモータリング時に、このモータリング中は、前記内燃機関の通常運転状態時より、前記内部EGRシステムの内部EGRガス量を増加させる制御を行うように構成される内燃機関。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の内燃機関を備えて構成される車両。
  6. EGR通路及びEGRクーラーで構成されるEGRシステムを備えて、前記EGRクーラーをバイパスするバイパス通路を前記EGR通路に備えて構成される内燃機関の制御方法において、
    前記内燃機関のモータリング時に、このモータリング中は、EGRガスを前記バイパス通路に流通させることを特徴とする内燃機関の制御方法。
  7. 内部EGRシステムを備えた内燃機関の制御方法において、
    前記内燃機関のモータリング時に、このモータリング中は、前記内燃機関の通常運転状態時より、前記内部EGRシステムの内部EGRガス量を増加させることを特徴とする内燃機関の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022080564A (ja) * 2020-11-18 2022-05-30 いすゞ自動車株式会社 内燃機関システムおよび車両

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