JP2017190435A - 蛍光体含有成形体および発光モジュール - Google Patents

蛍光体含有成形体および発光モジュール Download PDF

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剛 岩崎
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康章 堤
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Abstract

【課題】表面処理に要する時間を短縮しながらも全光束を向上させることができる蛍光体含有成形体および発光モジュールを提供する。【解決手段】蛍光体粒子(10)をバインダ(13)中に分散した蛍光体含有成形体(3)であって、蛍光体粒子(10)の表面に微粒子(11)が層状に付着し、微粒子(11)の屈折率は、蛍光体粒子(10)の屈折率よりも小さくバインダ(13)の屈折率よりも大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、蛍光体含有成形体および発光モジュールに関する。
発光ダイオードなどの発光素子を用い、蛍光体を含有した波長変換部材で発光素子を覆い、発光素子からの光を他の波長光に変換する照明装置が用いられている。(例えば特許文献1等を参照)。このような照明装置では、波長変換部材と発光素子との距離が小さいため輝度を向上させることができる。しかし、発光素子を複数用いると発光素子の近傍領域が明るくなり、照明装置全体として輝度にムラが生じてしまうという問題があった。
また、照明装置を車両用灯具などに用いる場合には、輝度ムラが生じることはデザイン性を損なう可能性があり好ましくなく、車両用灯具に必要な光量を得るために全光束を増加させると眩しく感じてしまうという問題もあった。
そこで、蛍光体粒子を透明バインダに分散してシート状の波長変換部材を作製し、複数の発光素子を搭載した基板から所定の距離を隔てた位置に波長変換部材を配置したリモートフォスファ方式の発光モジュールも提案されている(例えば特許文献2等を参照)。このようなリモートフォスファ方式の発光モジュールでは、波長変換部材の面積を大きくし、複数の発光素子から波長変換部材までの距離を確保できるので、一つの発光素子からの光で励起される領域が広くなり、輝度ムラと眩しさを低減できる。
特開2014−072309号公報 特開2014−209617号公報
しかし、上述したリモートフォスファ方式の発光モジュールでは、蛍光体粒子の屈折率が透明バインダの屈折率よりも大きく、発光素子からの励起光が屈折率差によって界面で反射してしまい、蛍光体粒子に取り込まれる光量が低下し全光束が低下してしまう。全光束を向上するために、蛍光体粒子の表面に液状のシラン処理や、真空装置内でスパッタ膜を形成するなどの表面処理を施して屈折率を調整する技術も提案されているが、膜の成長速度が遅いため表面処理に時間を要していた。また、表面処理時間を短縮すると、表面処理膜が励起光の波長よりも薄くなってしまい効果が得られなかった。
また、全光束とともに輝度を向上させるためには、波長変換部材の蛍光体濃度を高くして層厚を薄くすることが好ましいが、蛍光体粒子の流動性が低いために濃度を高くできず、膜厚も厚くなってしまい側面方向に光が漏れて正面輝度が低くなってしまうという問題もあった。
さらに、発光モジュールの発光色を調整するために複数種類の蛍光体粒子を添加した場合には、それぞれの蛍光体粒子の比重が異なるために比重の大きい蛍光体粒子が早く沈降して色むらが生じてしまうという問題もあった。
そこで本発明は、表面処理に要する時間を短縮しながらも全光束を向上させることができる蛍光体含有成形体および発光モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の蛍光体含有成形体は、蛍光体粒子をバインダ中に分散した蛍光体含有成形体であって、前記蛍光体粒子の表面に微粒子が層状に付着し、前記微粒子の屈折率は、前記蛍光体粒子の屈折率よりも小さく前記バインダの屈折率よりも大きいことを特徴とする。
このような本発明の蛍光体含有成形体では、微粒子の屈折率が蛍光体粒子とバインダの中間の値であるから、バインダから微粒子、蛍光体粒子と徐々に屈折率が小さくなり、発光素子からの一次光がバインダと蛍光体粒子との界面で反射することを抑制でき、蛍光体粒子に到達する一次光を増加させることができる。これにより、発光素子が発光した一次光の光変換効率を上げて、発光モジュールの全光束を向上させることができる。
また本発明の一態様では、前記微粒子の屈折率は1.4〜2.0の範囲である
また本発明の一態様では、前記微粒子の比重は前記蛍光体粒子の比重以下である
また本発明の一態様では、前記微粒子は前記蛍光体粒子の表面に200nm〜10μmの範囲の厚さで形成されている
また本発明の一態様では、前記微粒子の粒径が、1nm〜10μmの範囲である
また本発明の一態様では、前記微粒子は略球形状であり、短径と長径の比が0.7〜1.0の範囲である
また本発明の一態様では、膜厚が0.03〜10mmの範囲のシート状である
また本発明の一態様では、前記蛍光体粒子の含有量が0.5〜80体積パーセントの範囲である
上記課題を解決するために本発明の発光モジュールは、上記の蛍光体含有成形体と、前記蛍光体粒子に350〜470nmの励起光を照射する発光素子を備えることを特徴とする。
本発明では、表面処理に要する時間を短縮しながらも全光束を向上させることができる蛍光体含有成形体および発光モジュールを提供することができる。
本発明の発光モジュールを示す模式断面図である。 本発明の蛍光体含有成形体である蛍光体シート3を示す模式断面図である。 蛍光体シート3に含有される蛍光体粒子10と微粒子11の構造を示す模式図である。 比較例1−1,1−2と実施例1−1〜1−3,2−1の測定結果を示す表である。 比較例3−1と実施例3−1〜3−5の測定結果を示す表である。 比較例4−1,5−1,6−1,6−2と実施例4−1,4−2の測定結果を示す表である。 比較例6−3と実施例6−1〜6−4,7−1の測定結果を示す表である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付すものとし、適宜重複した説明は省略する。図1は、本発明の発光モジュールを示す模式断面図である。発光モジュールは、搭載基板1と、発光素子2と、蛍光体シート3と、光取出部4と、筐体部5と、側壁部6を備えている。
搭載基板1は、表面に導電パターンが形成され、複数の発光素子2を搭載して回路を構成するための回路基板である。搭載基板1を構成する材料としては、通常のプリント配線基板として用いられるものであればよく、ガラスエポキシ樹脂などの絶縁材料や、金属板の表裏面に絶縁膜を形成したもの、フレキシブル基板などであってもよい。
発光素子2は、搭載基板1の表面に搭載されて電流供給により発光する素子であり、発光ダイオードや有機EL素子、半導体レーザ素子などが挙げられる。発光素子2は、蛍光体シート3に含有される蛍光体粒子を励起する波長を含んだ光で発光し、好ましいピーク波長は紫色から青色の350〜470nmの範囲であり、さらに好ましくは350〜410nmの範囲である。410nm以下の発光素子からの光を利用することにより、蛍光体粒子で変換されなかった励起光が漏れ出ても色度ムラの少ない発光モジュールを形成することができる。
蛍光体シート3は、蛍光体粒子をバインダ中に分散して成形されたシート状の部材であり、発光素子2からの一次光により励起されて波長変換した二次光を発する蛍光体含有成形体に相当している。蛍光体シート3が波長変換して得られる光としては、アンバー色や白色などがあり、分散されている蛍光体粒子の種類により選択することができる。蛍光体シート3の詳細については後述する。
図1に示すように蛍光体シート3は、複数の発光素子2から所定の距離を隔てて搭載基板1に対向して配置され、リモートフォスファ方式の発光モジュールを構成している。蛍光体シート3と発光素子2との距離は、近すぎると輝度ムラが生じてしまい遠すぎると隣接する発光素子2から照射される光で重複する領域が出てくるため、目的に応じて適切な距離とすることが好ましい。
特に、車両用灯具でのターンシグナルに用いる場合には、発光素子2同士の間隔と同程度の距離を隔てて蛍光体シート3を配置することが好ましい。これにより、蛍光体シート3全体が均一に発光するため、発光モジュールを用いた灯具のデザイン性が向上する。また、複数の発光素子2を順次点灯させるシーケンシャル駆動する場合にも、蛍光体シート3のうち発光素子2から一次光が照射される領域が重ならず、蛍光体シート3の隣接する領域が順次点灯するように視認できるため好ましい。
光取出部4は、搭載基板1に対向して配置された板状部材であり、蛍光体シート3を保持している。光取出部4は、発光素子2からの一次光と蛍光体シート3で波長変換された二次光に対して透明であり、発光モジュールから外部に一次光及び二次光を照射する窓部として機能する。ここでは光取出部4が一次光を透過する構成としているが、一次光の紫外域波長を反射してカットする構成としてもよい。
筐体部5は、搭載基板1および側壁部6を保持する部材である。側壁部6は、筐体部5に設けられて光取出部4を保持する枠状部材である。筐体部5と側壁部6を一体に形成してもよい。
本実施形態では発光モジュールとして光取出部4と筐体部5と側壁部6を備えた例を示したが、発光素子2と蛍光体シート3とが所定の距離を隔てて配置されたリモートフォスファ方式であれば構造は限定されない。
図2は、本発明の蛍光体含有成形体である蛍光体シート3を示す模式断面図である。図3は、蛍光体シート3に含有される蛍光体粒子10と微粒子11の構造を示す模式図である。蛍光体粒子10の周囲には微粒子11が付着して表面処理層12を構成しており、蛍光体シート3は、微粒子11が付着した蛍光体粒子10がバインダ13に分散された構造をしている。蛍光体シート3中における蛍光体粒子10の含有量は、好ましくは0.1〜80体積パーセントの範囲であり、より好ましくは0.5〜20体積パーセントの範囲である。また、蛍光体シート3の膜厚は0.03〜10mmの範囲が好ましく、より好ましくは0.1〜6mmの範囲である。
蛍光体粒子10は、発光素子2からの一次光によって励起され二次光を発する蛍光体材料が粒子化された部材である。蛍光体粒子10の材料や組成は限定されず、無機物でも有機物でもよい。蛍光体粒子10の粒径は0.03μm〜300μmの範囲が好ましい。
例えば、無機化合物では酸化物系、窒化物系などがあり、具体的には酸化物系にはCa3Sc2Si312:Ce、CaSc24:Ce、Y3Al512:Ce、(Y、Gd)3(Al,Ga)512:Ce、(Sr,Ba)2SiO4:Eu、(Si,Al)3(N,O)4:Eu、Ba3Si6122:Eu、CaAlSiN3:Eu、BaMgAl1017:Eu、Y22S:Eu、Sr4Al1425:Eu、クルムス、CaSrクロロアパタイトなどが挙げられる。窒化物系にはY−SiO−N:Ce、La−Si−O−N:Ce、AlN:Eu、SrSi68:Eu、SrSi9Al19ON31:Eu、SrSiAl232:Eu、SrSi5AlO27:Eu、BaSi222:Eu、Ba3Si6122:Eu、SrSiAl232:Eu、SrSi5AlO27:Eu、Sr3Si13Al3221:Eu、Sr5Si21Al5235:Eu、β−sialon:Eu((Si,Al)6(O,N)8:Eu)、MSi222:Eu(M=Ca,Sr)、AlON:Mn、α−sialon:Yb、MYSi47:Eu(M=Sr,Ba)、α−sialon:Eu(Cax(Si,Al)12(O,N)16:Eu)、CaAlSiN3:Ce、CaAlSiN3:Eu、M2Si58:Eu(M=Ca,Sr,Ba)、LaSi35:Eu、CaSiN2:Eu、CaSiN2:Ce、(Ca,Sr)Si58:Eu、(Ca,Sr)SiN3:Euが挙げられる。硫化物系には(Ca,Sr)S:Eu、CaGa24:Eu、ZnS:Cu,Alが挙げられる。有機物にはbrilliantsulfoflavine FF、basic yellow HG、eosine、rhodamine 6G、rhodamine Bが挙げられる。
微粒子11は、蛍光体粒子10の周囲に付着した粒子であり、その屈折率が蛍光体粒子10の屈折率よりも小さくバインダ13の屈折率よりも大きい材料で構成されている。具体的には、微粒子11の屈折率は1.4〜2.0の範囲が好ましい。屈折率が蛍光体粒子10およびバインダ13に対して中間値である微粒子11を蛍光体粒子10に付着させることで、バインダ13から微粒子11、蛍光体粒子10と徐々に屈折率が小さくなり、発光素子2からの一次光がバインダ13と蛍光体粒子10との界面で反射することを抑制し、蛍光体粒子10に到達する一次光を増加させることができる。これにより、発光素子2が発光した一次光の光変換効率を上げて、発光モジュールの全光束を向上させることができる。
微粒子11の粒径は、1nm〜10μmの範囲が好ましく、より好ましくは1nm〜1μmの範囲である。粒子径は1μmより小さくなるほど蛍光体粒子表面へ付着させやすくなる。微粒子11の粒径をこの範囲に調整することで、さらに全光束を向上させることができる。
また、微粒子11は略球形状であり、短径と長径の比が0.7〜1.0の範囲であることが好ましい。微粒子11を略球形状とすることで、蛍光体粒子10同士が近接した場合にも互いの周囲に付着した微粒子11で流動性が増すため、蛍光体粒子10を高密度で充填して蛍光体シート3を薄く形成することができる。これにより、発光モジュールの輝度を向上させることができる。ここでは微粒子11として略球形状としたが、内部に空洞を有する中空状のものであってもよく、例えば中空シリカなどを用いてもよい。
また、微粒子11の比重を蛍光体粒子10の比重以下とすることが好ましい。蛍光体粒子10の周りに、蛍光体粒子10よりも比重の小さな微粒子11をコーティングすることで、バインダ13中での沈降速度を調整できる。これにより、蛍光体粒子10の周囲に付着させる微粒子11の種類や添加量を調整することで、バインダ13中での蛍光体粒子10の分布を制御でき、複数種類の蛍光体粒子10をバインダ13中に分散する場合にも、適切な分布を実現して色ムラを抑えることができる。
微粒子11の材料は、粒子径が微細であれば限定されず、例えば酸化物や、フッ素化合物、硫化物、金属化合物等が挙げられる。具体的には、例えば酸化物ではアルミナ(Al23)、シリカ(SiO2)、マグネシア(MgO)、ベリリア(BeO)、酸化スカンジウム(Sc23)、酸化ガドリニウム(Gd23)、スピネル(MgAl24)、カルシア(CaO)、ハフニア(HfO2)、ジルコニア(ZrO2)、トリア(ThO2)、酸化ディスプロシウム(Dy23)、酸化ホロニウム(Ho23)、酸化エルビウム(Er23)、酸化ツリウム(Tm23)、酸化イットリウム(Y23)、LiAl58、酸化亜鉛(ZnO)、二酸化シリコン(SiO2)、三酸化アンチモン、酸化ランタン、三酸化シリコン、五酸化タンタル、二酸化チタン、酸化ニオブ等の金属酸化物、PZT(ジルコン酸鉛(PbZrO3)とチタン酸鉛(PbTiO3)の固溶体、PLZT(Pb1-x,Lax)(Zry,Ti1-y1-x43、(Pb,Bi)(Zr,Ti)O3、(Pb,Sr)(Zr,Ti)O3、(Pb,Ba)(Zr,Ti)O3,(Pb,Sm)(Zr,Ti)O3,(Sr,Nb)(Zr,Ti)O3,(La,Nb)(Zr,Ti)O3,(Pb,La)(Hf,Ti)O3,(Pb,La)(Mg,Nb,Zr,Ti)O3,(Pb,Ba)(LaNb)O3,(Sr,Ca)(Li,Nb,Ti)O3,(Sr,Ba)Nb26,(PB,Ba,La)Nb26、K(Ta,Nb)O3、NaNbO3−BaTiO3、α−サイアロン、β−サイアロン((Si,Al)6(O,N)8)、等挙げられる。フッ素化合物としては、三フッ化ビスマス、フッ化セリウム、フッ化ランタン、フッ化鉛、フッ化ネオジウム、フッ化ナトリウム、フッ化カルシウム、チオライト、クライオライト、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、またはフッ化ナトリウム等が挙げられる。硫化物としては例えばCaS、SrS等が挙げられる。塩化物としては例えば塩化鉛、テルル化物としてはテルル化鉛等が挙げられる。
表面処理層12は、蛍光体粒子10の周囲に複数の微粒子11が層状に付着して形成された層であり、蛍光体粒子10の略全表面を覆っていることが好ましい。表面処理層12の層厚としては、好ましくは10nm〜10μmの範囲であり、より好ましくは50nm〜2μmの範囲である。表面処理層12の層厚をこの範囲に調整することで、さらに全光束を向上させることができる。
バインダ13は、蛍光体粒子10が分散されて保持する透明な材料であり、シート状に成形されることで蛍光体シート3を構成する。バインダ13の材料は、発光素子2からの一次光および蛍光体粒子10からの二次光を透過できるものであれば限定されない。具体的には、例えばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂、シクロオレフィン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの有機化合物、セラミックス等の無機物が挙げられる。
蛍光体シート3の製造方法は特に限定されないが、例えば微粒子11の材料と蛍光体粒子10を溶媒に投入して撹拌し、溶媒を乾燥して表面処理層12を形成し、その後にバインダ13の材料中に表面処理層12が形成された蛍光体粒子10を投入して硬化する。このようにして得られた蛍光体シート3を発光モジュールに用いることで、発光素子2が発光した一次光の光変換効率を上げて、発光モジュールの全光束を向上させることができる。微粒子11の材料と蛍光体粒子10とをアルコールに分散して乾燥させるだけで表面処理層12を形成できるので、シラン処理やスパッタ膜形成による表面処理よりも表面処理に要する時間を短縮することができる。
(実施例1−1)
(1)蛍光体粒子10のシリカ処理
蛍光体粒子10としてα−サイアロン蛍光体(粒径20μm、屈折率1.9)1.2gを用意し、イソプロピルアルコール(IPA)に分散した後、オルガノシリカゾル(日産化学工業株式会社製、商品名「IPA−ST−ZL」、粒径0.1μm、屈折率1.45)を0.004ml添加し、400rpmで60分間撹拌する。撹拌後にIPAを濾過および乾燥し、表面が0.1重量%シリカ処理された蛍光体粒子10を得た。SEMにて蛍光体粒子10の表面を観察したところ、粒径が100nm付近の微粒子11が均一に付着しており、断面観察にて表面処理層12の膜厚は約100nmであった。
(2)蛍光体シート3の作製
バインダ13としてシリコーン(信越化学工業株式会社、商品名「LPS−3419」、屈折率1.41)10gを用意し、表面処理層12が形成された蛍光体粒子10を0.8g添加しながら3本ロールミルを用いて混練して蛍光体ペーストを作製した。蛍光体ペーストを脱泡した後、金属製の型に入れ硬化炉にて150℃で30分熱処理して硬化させ、長さ120mmで幅40mm、厚さ1.1mmの蛍光体シート3を得た。
(3)発光モジュールの光束測定
得られた蛍光体シート3を上述したようなリモートフォスファ方式の発光モジュールに搭載し、発光素子2から紫色の一次光を照射して積分球で発光モジュールの光束を測定した。
(実施例1−2)
蛍光体粒子10としてα−サイアロン蛍光体(粒径20μm、屈折率1.9)1.2gを用意し、イソプロピルアルコール(IPA)に分散した後、硫酸バリウム粒子(堺化学工業株式会社製、商品名「BF−1L」粒径0.1μm、屈折率1.64)を3.6×10-03g添加し、400rpmで60分間攪拌する。攪拌後にIPAを濾過および乾燥し、表面が硫酸バリウムで処理された表面処理層12膜厚が約100nmの蛍光体粒子10を得た。
オルガノシリカゾルで表面コーティングしたα−サイアロン蛍光体に代えて、前記α−サイアロン蛍光体を用いること以外は実施例1−1と同様に蛍光体シート3を作製し、発光モジュールの光束を測定した。
(実施例1−3)
蛍光体粒子10としてα−サイアロン蛍光体(粒径20μm、屈折率1.9)1.2gを用意し、イソプロピルアルコール(IPA)に分散した後、アルミナ粒子(EVONIK製、商品名「AEROXIDE Alul30」粒径0.007μm、屈折率1.76)を0.024g添加し、400rpmで60分間攪拌する。攪拌後にIPAを濾過および乾燥し、表面がアルミナで処理された表面処理層12膜厚が約100nmの蛍光体粒子10を得た。
オルガノシリカゾルで表面コーティングしたα−サイアロン蛍光体に代えて、前記α−サイアロン蛍光体を用いること以外は実施例1−1と同様に蛍光体シート3を作製し、発光モジュールの光束を測定した。
(比較例1−1)
蛍光体粒子に微粒子11で表面処理を施さず、α−サイアロン蛍光体を使用する以外は実施例1−1と同様にして、蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(比較例1−2)
蛍光体粒子10としてα−サイアロン蛍光体(粒径20μm、屈折率1.9)1.2gを用意し、イソプロピルアルコール(IPA)に分散した後、蛍光を発しないα−サイアロン粒子(粒径5μm、屈折率1.9)を0.3g添加して400rpmで60分間攪拌する。攪拌後にIPAを濾過および乾燥し、表面が膜厚5μmのαサイアロン粒子で処理されたα−サイアロン蛍光体粒子を得た。
オルガノシリカゾルで表面コーティングしたα−サイアロン蛍光体に代えて、前記α−サイアロン蛍光体を用いること以外は実施例1−1と同様に蛍光体シートを作製し、発光モジュールの光束を測定した。
比較例1−1のように、蛍光体粒子10を微粒子11で処理しない場合の光束を100とした場合、コーティング粒子の屈折率がα−サイアロン蛍光体と同じである比較例1−2では光束が95に低下した。一方、屈折率をバインダーとα−サイアロン蛍光体の中間に調整した場合、光束は向上した。光束が向上することによって、同じ光束を得るために発光モジュールに印加する電力を減らすことができ、省エネルギー化できるので工業的に有用である。
(実施例2−1)
蛍光体粒子10としてα−サイアロン蛍光体(粒径20μm、屈折率1.9)1.2gを用意し、イソプロピルアルコール(IPA)に分散した後、比重が1.2のポリメタクリル酸メチル粒子(粒径1μm、屈折率1.49)を8×10-3g添加して400rpmで60分間攪拌する。攪拌後にIPAを濾過および乾燥し、表面が膜厚1μmのα−サイアロン粒子で処理されたα−サイアロン蛍光体粒子を得た。
オルガノシリカゾルで表面コーティングしたα−サイアロン蛍光体に変えて、前記α−サイアロン蛍光体を用いること以外は実施例1−1と同様に蛍光体シートを作製した。
生産スケジュール上、混練して蛍光体ペーストを作製した後に保存する必要が生じる場合がある。このような場合、実施例1−1では蛍光体粒子が沈降するので、再混練して蛍光体粒子とバインダを均一にする作業が必要となるが、実施例2−1では蛍光体粒子の沈降は見られず均一であり、作業効率を向上させることができた。
(実施例3−2)
オルガノシリカゾルの添加量を0.02mlとし、表面処理層12の膜厚が約400nmである以外は実施例1と同様にして、蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(実施例3−3)
オルガノシリカゾルの添加量を0.03mlとし、表面処理層12の膜厚が約500nmである以外は実施例1と同様にして、蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(実施例3−4)
オルガノシリカゾルの添加量を0.2mlとし、表面処理層12の膜厚が約1000nmである以外は実施例1と同様にして、蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(実施例3−5)
オルガノシリカゾルの添加量を0.25mlとし、表面処理層12の膜厚が5,000nmである以外は実施例1−1と同様にして、蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(比較例3−1)
オルガノシリカゾルの添加量を3.5×10-4mlとし、表面処理層12の膜厚が7nmである以外は実施例1−1と同様にして、蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
比較例3−1では蛍光体粒子のコーティング層が薄すぎて、コーティングをしていない比較例1−1と同様の光束を示した。実施例3−1から実施例3−5では蛍光体粒子とバインダの間の屈折率を持ったオルガノシリカゾルをコーティングすることによって、光束が向上した。また、コーティング層の厚さは光の波長と同程度がよいことがわかる。
(実施例4−1)
実施例1−1で用いたオルガノシリカゾルに代えて、微細球状シリカ粒子(デンカ株式会社製 SFP−30M)を0.011g添加して膜厚を700nmにした以外は実施例1−1と同様にして蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(実施例4−2)
実施例1−1で用いたオルガノシリカゾルに代えて、球状シリカ粒子(デンカ株式会社製 FB−5D)を0.048g添加して膜厚を5000nmにした以外は実施例1−1と同様にして蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(比較例4−1)
実施例1−1で用いたオルガノシリカゾルに代えて、球状シリカ粒子(デンカ株式会社製 FB−12D)を0.072g添加して膜厚を11000nmにした以外は実施例1−1と同様にして蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
実施例4−1及び実施例4−2では、粒子径をそれぞれ700nm及び5000nmと大きくしても比較例1−1よりも光束は向上し、コーティングの効果はあった。しかし、比較例4−1のように粒子径を11000nmまで大きくすると光束は下がった。
(比較例5−1)
実施例1−1で用いたオルガノシリカゾルに代えて、粒子の短径と長径の比が0.6の破砕状シリカ粒子(株式会社龍森製 RD−8)を0.06g添加して膜厚を8000nmにし、蛍光体粒子の添加量を70体積パーセントにした以外は実施例1−1と同様に作製を試みたが、3本ロールで蛍光体ペーストを混練することができなかった。バインダに蛍光体粒子を添加していくと、ペーストの流動性が減少し、ついには3本ロールが動かなくなった。後述の実施例6−4では蛍光体粒子の添加量を同じにしても蛍光体ペーストは作製できた。
(比較例6−1)
蛍光体粒子の濃度を0.05体積パーセント、蛍光体シートの厚みを50mmにした以外は実施例3−2と同様にして蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(比較例6−2)
蛍光体粒子の濃度を0.1体積パーセント、蛍光体シートの厚みを25mmにした以外は実施例3−2と同様にして蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(比較例6−3)
蛍光体粒子の濃度を81体積パーセントにした以外は実施例3−2と同様に蛍光体シートの作製を試みたが、バインダに蛍光体粒子を添加していくと、蛍光体ペーストの流動性が低下し、更に蛍光体粒子を添加すると3本ロールが止まり、混練できなくなった。
(実施例6−2)
蛍光体粒子の濃度を20体積パーセント、蛍光体シートの厚みを0.13mmにした以外は実施例3−2と同様にして蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(実施例6−3)
蛍光体粒子の濃度を30体積パーセント、蛍光体シートの厚みを0.08mmにした以外は実施例3−2と同様にして蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
(実施例6−4)
蛍光体粒子の濃度を70体積パーセント、蛍光体シートの厚みを0.04mmにした以外は実施例3−2と同様にして蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
比較例6−1〜6−2と実施例6−1〜6−4を比較すると明らかなように、蛍光体粒子の濃度が薄すぎる場合、半導体発光素子からの光が蛍光体シートから漏れやすくなり蛍光体粒子で波長変換ができず、光束が低下した。比較例6−3からわかるように、蛍光体濃度を濃くしすぎると蛍光体ペーストの流動性が下がり、ついには混練できなくなる。
(実施例7−1)
450nmで発光する半導体発光素子を用いる以外は実施例1−2と同様にして蛍光体シート3および発光モジュールを作製し、光束を測定した。
実施例7−1と実施例1−2の比較より、410nmで発光する半導体発光素子を用いた発光モジュールの方が光束を高くできる。発光波長が短波長になると人間の視感度が小さくなるので、半導体発光素子からの光が漏れても蛍光の色度に影響しにくい。それ故、蛍光体粒子からの蛍光が出やすいように蛍光体粒子の濃度を薄くしても色度変化が少なく、光束を高くできる。
(測定結果)
比較例1−1の光束を基準値(100)として、各実施例および比較例における光束比の測定結果を図4〜図7の表に示す。図4は比較例1−1,1−2と実施例1−1〜1−3,2−1の測定結果を示し、図5は比較例3−1と実施例3−1〜3−5の測定結果を示し、図6は比較例4−1,5−1,6−1,6−2と実施例4−1,4−2の測定結果を示し、図7は比較例6−3と実施例6−1〜6−4,7−1の測定結果を示している。
図4〜7に示すように、実施例1−1〜1−3,2−1,3−1〜3−5,4−1,4−2,6−1〜6−4では、それぞれ比較例1−1よりも光束が2%,15%,11%,9%,2%,10%,5%,2%,2%,3%,2%,10%,11%,7%,10%,3%向上した。
図4〜図7に示したように、微粒子11を蛍光体粒子10に付着させることで、屈折率がバインダ13よりも大きく蛍光体粒子10よりも小さい表面処理層12を形成し、発光素子2が発光した一次光の光変換効率を上げて、発光モジュールの全光束を向上させることができる。また、シラン処理やスパッタ膜形成による表面処理よりも表面処理に要する時間を短縮することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1…搭載基板
2…発光素子
3…蛍光体シート
4…光取出部
5…筐体部
6…側壁部
10…蛍光体粒子
11…微粒子
12…表面処理層
13…バインダ

Claims (9)

  1. 蛍光体粒子をバインダ中に分散した蛍光体含有成形体であって、
    前記蛍光体粒子の表面に微粒子が層状に付着し、前記微粒子の屈折率は、前記蛍光体粒子の屈折率よりも小さく前記バインダの屈折率よりも大きいことを特徴とする蛍光体含有成形体。
  2. 請求項1に記載の蛍光体含有成形体であって、
    前記微粒子の屈折率は1.4〜2.0の範囲であることを特徴とする蛍光体含有成形体。
  3. 請求項1または2に記載の蛍光体含有成形体であって、
    前記微粒子の比重は前記蛍光体粒子の比重以下であることを特徴とする蛍光体含有成形体。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載の蛍光体含有成形体であって、
    前記微粒子は前記蛍光体粒子の表面に200nm〜10μmの範囲の厚さで形成されていることを特徴とする蛍光体含有成形体。
  5. 請求項1乃至4の何れか1つに記載の蛍光体含有成形体であって、
    前記微粒子の粒径が、1nm〜10μmの範囲であることを特徴とする蛍光体含有成形体。
  6. 請求項1乃至5の何れか1つに記載の蛍光体含有成形体であって、
    前記微粒子は略球形状であり、短径と長径の比が0.7〜1.0の範囲であることを特徴とする蛍光体含有成形体。
  7. 請求項1乃至6の何れか1つに記載の蛍光体含有成形体であって、
    膜厚が0.03〜10mmの範囲のシート状であることを特徴とする蛍光体含有成形体。
  8. 請求項1乃至7の何れか1つに記載の蛍光体含有成形体であって、
    前記蛍光体粒子の含有量が0.5〜80体積パーセントの範囲であることを特徴とする蛍光体含有成形体。
  9. 請求項1乃至8の何れか1つに記載の蛍光体含有成形体と、
    前記蛍光体粒子に350〜470nmの励起光を照射する発光素子を備えることを特徴とする発光モジュール。
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JP2021144905A (ja) * 2020-03-13 2021-09-24 聯智電子科技有限公司Linkwise Electronics Technology Co., Limited 面光源
WO2024101040A1 (ja) * 2022-11-07 2024-05-16 デンカ株式会社 蛍光体粉末および発光装置

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