JP2017186157A - 折畳式ゴミステーション用枠装置及び折畳式ゴミステーション - Google Patents

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【課題】取扱及び移動が容易な折畳式ゴミステーション用枠装置を提供する。【解決手段】第1コ字状枠体と、第1コ字状枠体の縦枠と、側面視略X字状に交差する縦枠を有する第2コ字状枠体と、第1コ字状枠体と第2コ字状枠体とを連結する連結部であって、交差箇所を通過して横枠に平行な軸である第1軸周りに回動自在に連結する第1枢支連結部と、横枠を第2コ字状枠体の横枠と略平行にし、第2コ字状枠体の横枠近傍を前記コ字状枠体の対向する縦枠の間に嵌入させた態様で配置される第3コ字状枠体と、第3コ字状枠体と第2コ字状枠体とを連結する連結部であって、第3コ字状枠体の縦枠と前記第2コ字状枠体の縦枠とが交差する交差箇所に配置され、交差箇所を通過して横枠に平行な軸である第2軸周りに回動自在に連結する第2枢支連結部と、第3コ字状枠体と第1コ字状枠体とを回動可能に連結させる連結機構とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば路上等の一角に設置されて家庭から持ち出されるゴミ袋を収容するゴミステーションに関し、使用しない場合等には折畳んだ状態とすることが可能な折畳式ゴミステーション用枠装置及びこの枠装置を用いた折畳式ゴミステーションに関する。
従来、家庭から出る生ゴミ等を収納したゴミ袋は、例えばフェンス、石垣或いは壁沿い等の所定の路上に一時載置されて、ゴミ回収業者によって回収される。ところが、生ゴミ等には、残飯等のカラスや猫等の餌となるものが含まれているため、単に載置しただけではこれらの動物に食い散らされてしまい、周囲に飛散するばかりでなくゴミ回収の作業の妨げや、不衛生となるという問題があった。
そこで多くの市街地では、上述の様に載置されたゴミ袋の群全体を、例えば魚網の様なネットによって覆うことで、鳥獣によって食い荒らされる事を防止する手段が、採用されている。しかし、上述した手段によれば、例えばネットの端が捲れたままになり、そこからゴミ袋がはみ出す等、鳥獣による食い荒らしを防止するには不十分となる虞があった。また、ゴミ袋をネットの下に載置する際に腰を屈めてネットの端を持上る必要がある等ゴミ袋を載置する動作が煩雑になり、特に高齢者にとって負担になるという問題があった。また、ゴミ袋の回収後に、ネットが広がった状態で路上に放置されると市街地の景観を損なう虞があるという問題があった。
このような問題に対し、鳥獣による食い荒らしを防止するととともに、例えば人の腰の高さ程度にゴミ袋の投入口を配置可能で、使用しない場合は折畳んだ状態としておくことが可能なゴミステーションに関し、本願の発明者も提案を行っている(例えば特許文献1)。
特開2014−125296号公報
特許文献1によれば、路上等の設置面に立設させる略逆U字状又は略矩形状の立設枠体を備え、ゴミ袋を収容するゴミステーションであって、前記立設枠体に張設され、前記立設枠体の枠内を覆う背面ネットと、前記立設枠体の高さ方向の中間位置に枢支連結される略U字状又は略矩形状の枠体であり、前記立設枠体に略重なる折畳姿勢と前記立設枠体から前方に略水平に突出する突出姿勢とに回動自在の回動枠体と、前記回動枠体より上方の前記立設枠体に取付けられ、前記回動枠体の前記突出姿勢を保持する保持部材と、前記回動枠体に取付けられ、前記立設枠体の前方でしかも前記突出姿勢の前記回動枠体の下方を覆う壁ネットと、前記立設枠体の上側横枠に取付けられ、前記突出姿勢の前記回動枠体の上方空間を開閉自在に覆う開閉ネットと、前記回動枠体の前枠に吊支され、前記突出姿勢の際に前記前枠と前記設置面との中間に配置される横棒部材と、前記立設枠体に取付けられ、前記横棒部材を前記立設枠体に係留する係留部材とを備える折畳式ゴミステーションが開示されている。
特許文献1の折畳式ゴミステーションによれば、回動枠体を突出姿勢とした場合に、折畳式ゴミステーションの重心が移動するため、自立させることが困難になるという問題がある。そのため、特許文献1の折畳式ゴミステーションを設置する際、例えば回動枠体を突出姿勢とした状態であっても立設枠体が倒れない程度の重量のある土台部を準備し、立設枠体の縦枠の下端をその土台部に挿入させた状態で立設枠体を支持させる必要がある。
そのため、例えば特許文献1の折畳式ゴミステーションの設置場所を清掃する際等に、土台部を動かす必要が生じる。また例えば、特許文献1の折畳式ゴミステーションを他の場所に移動させる際には、折畳式ゴミステーションに加え土台部も移動させる必要がある。このように、設置場所の清掃や折畳式ゴミステーションの移動時に土台部の重量で、移動清掃や移動が困難になるという問題があった。
特に、このようなゴミステーションが設置されるのは、一般家庭の近隣であり、そのゴミステーションの設置場所の管理は、例えば町内会等の自治会組織に輪番制でまかされることが殆どである。近年の高齢化の波で、住人も高齢化が進んでいることもあり、自治会からも軽量で取扱が容易な折畳式ゴミステーションに対するニーズが高まっている。そのため、本願発明者は、特許文献1の折畳式ゴミステーションを鋭意研究し、その改良を行った。
そこで本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、取扱及び移動が容易な折畳式ゴミステーション用枠装置及びその枠装置を用いた折畳式ゴミステーションを提供することにある。
請求項1の発明は、路上等に設置され、ゴミ袋を収容する折畳式ゴミステーション用の枠装置において、略コ字状に形成される第1コ字状枠体と、前記第1コ字状枠体の横枠よりやや短い横枠を有するコ字状枠体であり、前記横枠どうしを略平行にしつつ前記第1コ字状枠体の対向する縦枠の間に前記コ字状枠体を嵌入させ、しかも、前記第1コ字状枠体の縦枠と前記コ字状枠体の縦枠とが側面視略X字状に交差する態様で配置される第2コ字状枠体と、前記第1コ字状枠体と前記第2コ字状枠体とを連結する連結部であって、前記交差する交差箇所に配置され、前記交差箇所を通過して前記横枠に平行な軸である第1軸周りに回動自在に連結する第1枢支連結部と、前記第1コ字状枠体と略同じ長さの横枠を有するコ字状枠体であり、その横枠を前記第2コ字状枠体の横枠と略平行にし、前記第2コ字状枠体の横枠近傍を前記コ字状枠体の対向する縦枠の間に嵌入させて配置される第3コ字状枠体と、前記第3コ字状枠体と前記第2コ字状枠体とを連結する連結部であって、前記第3コ字状枠体の縦枠と前記第2コ字状枠体の縦枠とが交差する交差箇所に配置され、前記交差箇所を通過して前記横枠に平行な軸である第2軸周りに回動自在に連結する第2枢支連結部と、前記第3コ字状枠体と前記第1コ字状枠体とを連結させる連結機構とを備え、前記連結機構は、前記第1枢支連結部より下方の、前記第1コ字状枠体の縦枠に沿って移動自在に取り付けられる移動部材と、一端を前記移動部材に取り付けられ、他端を前記第3コ字状枠体の縦枠の下端近傍に取り付けられ、前記移動部材と前記下端近傍とを連結する連結部であり、前記一端と前記他端の中途で折曲可能な折曲連結部とを含み、前記第1コ字状枠体と前記第2コ字状枠体とが略重なる折畳姿勢及び前記側面視略X字状で自立する自立姿勢となる、折畳式ゴミステーション用枠装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の折畳式ゴミステーション用枠装置において、前記折曲連結部は、前記横枠に平行な軸である第3軸を有し、前記第3軸周りに前記第3コ字状枠体の縦枠が回動可能な連結軸部材を含むことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の折畳式ゴミステーション用枠装置において、前記第1コ字状枠体と前記第2コ字状枠体の上端近傍どうしを連結するとともに、前記第1軸周りの回動を規制する回動規制部材を備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の折畳式ゴミステーション用枠装置において、前記移動部材は、前記第1コ字状枠体の縦枠に遊挿されて前記縦枠に沿って摺動自在の環状部材を含むことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の折畳式ゴミステーション用枠装置において、前記自立姿勢の際に、前記第1コ字状枠体の前記横枠及び/又は前記第2コ字状枠体の横枠の下方に吊支される横棒部材と、前記横棒部材が、前記第1コ字状枠体の前記横枠の下方に吊支される場合、前記横棒部材を前記第2コ字状枠体の縦枠に係留し、前記横棒部材が、前記第2コ字状枠体の前記横枠の下方に吊支される場合、前記横棒部材を前記第1コ字状枠の縦枠に係留する係留部材を備えることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の折畳式ゴミステーション用枠装置に、前記自立姿勢の前記第1コ字状枠体及び第2コ字状枠体の側部を覆う裾ネットと、
前記第3コ字状枠体に取り付けられ、前記第3コ字状枠体の前記横枠から下方で、前記第2コ字状枠体の横枠から略上方を覆う背面ネットと、
前記第3コ字状枠体の横枠に取り付けられ、前記自立姿勢の前記第1コ字状枠体及び前記第2コ字状枠体の上方空間を開閉自在に覆う開閉ネットと、
を設けてなる折畳式ゴミステーションである。
本発明によれば、路上等に設置され、ゴミ袋を収容する折畳式ゴミステーション用の枠装置において、略コ字状に形成される第1コ字状枠体と、前記第1コ字状枠体の横枠よりやや短い横枠を有するコ字状枠体であり、前記横枠どうしを略平行にしつつ前記第1コ字状枠体の対向する縦枠の間に前記コ字状枠体を嵌入させ、しかも、前記第1コ字状枠体の縦枠と前記コ字状枠体の縦枠とが側面視略X字状に交差する態様で配置される第2コ字状枠体と、前記第1コ字状枠体と前記第2コ字状枠体とを連結する連結部であって、前記交差する交差箇所に配置され、前記交差箇所を通過して前記横枠に平行な軸である第1軸周りに回動自在に連結する第1枢支連結部と、前記第1コ字状枠体と略同じ長さの横枠を有するコ字状枠体であり、その横枠を前記第2コ字状枠体の横枠と略平行にし、前記第2コ字状枠体の横枠近傍を前記コ字状枠体の対向する縦枠の間に嵌入させて配置される第3コ字状枠体と、前記第3コ字状枠体と前記第2コ字状枠体とを連結する連結部であって、前記第3コ字状枠体の縦枠と前記第2コ字状枠体の縦枠とが交差する交差箇所に配置され、前記交差箇所を通過して前記横枠に平行な軸である第2軸周りに回動自在に連結する第2枢支連結部と、前記第3コ字状枠体と前記第1コ字状枠体とを連結させる連結機構とを備え、前記連結機構は、前記第1枢支連結部より下方の、前記第1コ字状枠体の縦枠に沿って移動自在に取り付けられる移動部材と、一端を前記移動部材に取り付けられ、他端を前記第3コ字状枠体の縦枠の下端近傍に取り付けられ、前記移動部材と前記下端近傍とを連結する連結部であり、前記一端と前記他端の中途で折曲可能な折曲連結部とを含み、前記第1コ字状枠体と前記第2コ字状枠体とが略重なる折畳姿勢及び前記側面視略X字状で自立する自立姿勢となる構成であるから、例えば、第3コ字状枠体の横枠と第1コ字状枠体の横枠とを、左右の手でそれぞれ握り、これらを横枠と左右方向に離隔させるという簡単な操作で自立姿勢とさせることができる。一方、自立姿勢から、上述した横枠と横枠どうし左右方向に近づけるという簡単な操作で折畳姿勢とすることができるので、設置場所の清掃時等の片づけが容易な折畳式ゴミステーション用枠装置を提供できる。また、重量のある土台等を必要もなく自立できるので、移動の際も土台を移動させる必要もなく、容易に持運びできる。この様に、本発明によれば、取扱及び移動が容易な折畳式ゴミステーション用枠装置を提供できる。
前記折曲連結部は、前記横枠に平行な軸である第3軸を有し、前記第3軸周りに前記第3コ字状枠体の縦枠が回動可能な連結軸部材を含む構成であるから、第3コ字状枠体の縦枠と第1コ字状枠体の縦枠のなす角度を容易に変えることができるので、取扱が更に容易な折畳式ゴミステーション用枠装置を提供できる。
前記第1コ字状枠体と前記第2コ字状枠体の上端近傍どうしを連結するとともに、前記第1軸周りの回動を規制する回動規制部材を備える構成であるから、例えば前記第1コ字状枠体と第2コ字状枠体とを側面視X字状にして自立させた後に、これらのコ字状枠体の横枠どうしを離そうとする第1軸周りの回転力が働いた場合であっても、回動規制部材でその回転を規制して、自立姿勢を維持できるので、安定的に自立可能となり、取扱が更に容易な折畳式ゴミステーション用枠装置を提供できる。
また、前記移動部材は、前記第1コ字状枠体の縦枠に遊挿されて前記縦枠に沿って摺動自在の環状部材を含む構成であるから、連結機構を簡単な部材で形成できるので、低コストの折畳式ゴミステーション用枠装置を提供できる。
また、前記自立姿勢の際に、前記第1コ字状枠体の前記横枠及び/又は前記第2コ字状枠体の横枠の下方に吊支される横棒部材と、前記横棒部材が、前記第1コ字状枠体の前記横枠の下方に吊支される場合、前記横棒部材を前記第2コ字状枠体の縦枠に係留し、前記横棒部材が、前記第2コ字状枠体の前記横枠の下方に吊支される場合、前記横棒部材を前記第1コ字状枠の縦枠に係留する係留部材を備える構成であるから、例えば、自立姿勢の際の横棒部材の位置が、例えば横枠と設置面との略中央近傍になるよう吊支すると、複数のゴミ袋で自立枠部内が満杯になった際等に、その下側に位置するゴミ袋が外方へ押し出されることを、横棒部材によって防止できるので、下端からゴミ袋がはみ出し難く、鳥獣によるゴミ袋の食い荒らし防止に好適な折畳式ゴミステーション用枠装置を提供できる
また、本発明の折畳式ゴミステーションよれば、上述した折畳式ゴミステーション用枠装置に、前記自立姿勢の前記第1及び第2コ字状枠体の側部を覆う裾ネットと、前記第3コ字状枠前記自立姿勢の前記第1コ字状枠体及び第2コ字状枠体の側部を覆う裾ネットと、前記第3コ字状枠体に取り付けられ、前記第3コ字状枠体の前記横枠から下方で、前記第2コ字状枠体の横枠から略上方を覆う背面ネットと、前記第3コ字状枠体の横枠に取り付けられ、前記自立姿勢の前記第1コ字状枠体及び前記第2コ字状枠体の上方空間を開閉自在に覆う開閉ネットと、を設けてなる構成であるから、例えば、第3コ字状枠体の横枠と第1コ字状枠体の横枠とを、左右の手でそれぞれ握り、これらを横枠と左右方向に離隔させるという簡単な操作で自立姿勢とさせることができる。一方、自立姿勢から、上述した横枠と横枠どうしを左右方向に近づけるという簡単な操作で折畳姿勢とすることができるので、設置場所の清掃時等の片づけが容易な折畳式ゴミステーションを提供できる。また、重量のある土台等を必要もなく自立できるので、移動の際も土台を移動させる必要もなく、容易に持運びできる。この様に、本発明によれば、取扱及び移動が容易な折畳式ゴミステーションを提供できる。
本発明の実施形態に係る折畳式ゴミステーション用枠装置を説明する斜視図である。 本発明の実施形態に係る折畳式ゴミステーション用枠装置の自立姿勢を説明する左側面図である。 本発明の実施形態に係る折畳式ゴミステーション用枠装置の折畳姿勢を説明する左側面図である。 図2のA−A矢視図である。 本発明の実施形態に係る折畳式ゴミステーションのネットを説明する斜視図である。 本発明の実施形態に係る折畳式ゴミステーションを説明する斜視図である。 本発明の実施形態に係る折畳式ゴミステーションを説明する斜視図である。
本発明の好適な実施形態の例について、図を用いて説明する。
本実施形態の折畳式ゴミステーション用枠装置10は、一般家庭から排出されるゴミ袋を収容するゴミステーションであって、折畳むことが可能な折畳式ゴミステーション用の枠装置である。そして、本実施形態の折畳式ゴミステーション100は、図1及び図6、図7に示す様に、折畳式ゴミステーション用枠装置10に、後述するネットを取り付けて形成され、例えば道路上等の設置面Lに設置されて用いられる。
本実施形態の折畳式ゴミステーション用枠装置10は、図1〜図4に示すように、例えば略同様なサイズの第1〜第3コ字状枠体32,34,38を連結して形成され、第1枢支連結部37b,37c、第2枢支連結部51b,51c、連結機構16a,16b,回動規制部材18a,18b、横棒部材20,24、係留部材22a,22b,26a,26b等を備える。
まず、第1〜第3コ字状枠体32,34,38は、図1〜図3に示す様に、それぞれが、例えば手で把持できる程度の直径を有する一本のアルミニウム製円筒杆の両端側を、それぞれ略90度に折曲して形成される。そして、第1〜第3コ字状枠体32,34,38は、図1〜図3に示す様に、横枠32a,34a,38a及びその両端の縦枠32b,32c,34b,34c,38b,38cとで、それぞれ略コ字状に形成される。
横枠32a,34a,38aの長さは、例えば設置される場所の広さに応じた長さで形成されればよい。より詳しくは、第1及び第2コ字状枠体32,34の横枠32a,34aは、略同じ長さで形成され、第2コ字状枠体34の横枠34aの長さは、その横枠32a,38aの長さよりやや短く、例えば上述した円筒杆の直径の略2倍短く形成される。
また、縦枠32b,32c,34b,34c,38b,38cの長さは、図2及び図3に示す様に、例えば地面から人の腰の位置までよりやや長く形成される。
以上の様に形成される第1及び第2コ字状枠体32,34は、図1〜図3に示す様に、例えば横枠32a,34aどうしを略平行にしつつ、第1コ字状枠体32の対向する縦枠32b,32cの間に第2コ字状枠体34が嵌入される態様で配置される。しかも、第1及び第2コ字状枠体32,34は、図1〜図3に示す様に、縦枠34b,34cと縦枠32b,32cとをその中央近傍でそれぞれ交差させて配置される。言い換えると、第1及び第2コ字状枠体32,34は、図2に示す様に、第1コ字状枠体32の縦枠32b,32cと第2コ字状枠体の縦枠34b、34cとが側面視略X字状に交差する態様で配置される。
次に、第3コ字状枠体38は、図1〜図3に示す様に、横枠38aと、第2コ字状枠体34の横枠34aとを略平行にし、第3コ字状枠体38の対向する縦枠38b,38cの間に、しかも、縦枠38b,38cの中央近傍の内側に、第2コ字状枠体34の横枠34a近傍を嵌入させる態様で配置される。言い換えると、第3コ字状枠体38は、図1〜図3に示す様に、第2コ字状枠体34の頭部近傍を第3コ字状枠体38の縦枠38b,38cの中央近傍で挟む態様で配置される。
このように、第1〜第3コ字状枠体32,34,38の横枠32a,34a,38aは互いに略平行に配置される。
なお、第1〜第3コ字状枠体32,34,38の断面を円形として説明したが、手で把持しやすい形状であれば、例えば楕円状であっても良い。
また、第1〜第3コ字状枠体32,34,38は、アルミニウム製に限らず、鉄、ステンレス等の金属で形成されても良い。
次に、第1枢支連結部37b,37cは、図1〜図3に示す様に、例えばボルト等の軸部材35と、ボルト等に螺合するナット部材を含む。
軸部材35は、図1に示す様に、その軸である第1軸36の方向を横枠32aに平行にした状態で、上述した縦枠32bと縦枠34bとが交差する交差箇所41b及び縦枠32cと縦枠34cとが交差する交差箇所41cにそれぞれ配置される。そして、軸部材35は、図2に示す様に、縦枠32b,32cと縦枠34b,34cとを、第1軸36周りに回動自在にそれぞれ連結する。
このように、第1枢支連結部37b,37cは、第1コ字状枠体32と第2コ字状枠体34とを連結する連結部であって、交差箇所41b,41cに配置され、交差箇所41b,41cを通過して横枠32aに平行な軸である、第1軸36周りに回動自在に連結する構成となっているのである。
従って、図1〜図3に示す様に、第1及び第2コ字状枠体32,34を第1軸36周りに回転させることで、第1及び第2コ字状枠体32,34どうしが略重なる折畳姿勢とすることができる。また、第1及び第2コ字状枠体32,34を第1軸36周りに回転させることで、側面視略X字状の自立姿勢となり、縦枠32b,32c,34b,34cの下端で設置面Lに自立する自立することができる。
なお、図1〜図3において、符号30は、折畳姿勢となった際に、第1及び第2コ字状枠体32,34の横枠32a,34aどうしを係止する係止部材を示す。
次に、第2枢支連結部51b,51cは、図1〜図3に示す様に、例えばボルト等の軸部材44と、ボルト等に螺合するナット部材を含む。
そして、軸部材44は、図1に示す様に、その軸である第2軸39の方向を横枠34aに平行にした状態で、上述した縦枠38bと縦枠34bとが交差する交差箇所47b及び縦枠38cと縦枠34cとが交差する交差箇所47cにそれぞれ配置され、縦枠38b,38cと縦枠34b,34cとを、第2軸39周りに回動自在にそれぞれ連結する。
このように、第2枢支連結部51b,51cは、第3コ字状枠体38と第2コ字状枠体34とを連結する連結部であって、交差箇所47b,47cに配置され、交差箇所47b,47cを通過して横枠34aに平行な軸である第2軸39周りに回動自在に連結する構成となっているのである。
次に、連結機構16a,16bは、図2〜図4に示す様に、移動部材40と、折曲連結部23とを備え、第3コ字状枠体38と第1コ字状枠体32とを連結する。
移動部材40は、図2〜図4に示す様に、例えば縦枠32cに遊挿されて縦枠32cに沿って摺動自在の筒状部材56としての円筒状部材で形成される。そして、移動部材40は、図2〜図4に示す様に、第1コ字状枠体32の縦枠32b,32cの交差箇所41b,41cの下方に取り付けられる。
このように、移動部材40は、第1枢支連結部37b,37cより下方の、第1コ字状枠体32の縦枠32b,32cに取り付けられ、縦枠32b,32cに沿って移動自在な構成となっているのである。
筒状部材は、コ字状枠体の断面形状に応じた筒形状で形成すると良い。
次に、折曲連結部23は、図2〜図4に示す様に、第1突出部43と、連結軸部材46と、第2突出部45とを備える。
本実施形態の第1突出部43は、図2〜図4に示す様に、移動部材40と一体に形成され、横枠32aに略直交する背側方向に、しかも横枠32aから例えば第2コ字状枠体32の略直径の長さで突出する短冊状の突出片で形成される。
次に、第2突出部45は、図2〜図4に示す様に、縦枠38cの下端部から横材38aに略直交する前側方向に、しかも第3コ字状枠体38の略直径の長さで突出する短冊状の突出片で形成される。より詳しくは、図2〜図4に示すように、縦枠38cの下端の外周面に、円筒部材55が周設され、ネジ(図示しない)等で固定されている。そして、前記突出片は、円筒部材55と一体に形成され、横枠38aに略直交する前側方向に突出して形成される。
そして、第1突出部43と第2突出部45とは、図2〜図4に示す様に、後述する軸(49)方向に略重なる態様で配置される。
次に、本実施形態の連結軸部材46は、図2〜図4に示すように、ボルト部材で形成され、第1突出部43と、第2突出部45とを枢支連結する。
より詳しくは、連結軸部材46は、図2〜図4に示す様に、その軸である第3軸49の方向を横枠32aと平行にした状態で、第1突出部43と第2突出部45とを貫通し、ナット部材と螺合して、第1突出部43と第2突出部45とを連結する。従って、第1突出部43と、第2突出部45とは第3軸49周りに、すなわち第3軸49を中心に横枠32a,34aと略直交する方向に回動可能に枢支連結される。
この様に、折曲連結部23は、一端を移動部材40に取り付けられ、他端を縦枠38cの下端近傍に取り付けら、移動部材40と縦枠38cの下端近傍(55)とを連結する短冊状或いは帯状の連結部であり、前記一端と前記他端の中途で、横枠32a,34aと略直交する方向に折曲可能な構成となっているのである。
また、折曲連結部23は、横枠32aに平行な軸である第3軸49を有し、第3軸49周りに第3コ字状枠体の縦枠38b,38cが回動可能な連結軸部材46を含む構成となっているのである。
なお、折曲連結部23は、本実施形態の構成に限るものではなく、例えば短冊状或いは帯状のゴム部材等の弾性体で形成され、一端を移動部材40に取り付けられ、他端を縦枠38cの下端に取り付けられる構成であっても良い。
次に、回動規制部材18b,18aは、図1及び図2に示す様に、例えば縦枠32cの長さの略半分の長さの鎖部材でそれぞれ形成される。そして、回動規制部材18bは、図1〜図3に示すように、一端を第1コ字状枠体32の縦枠32cの上端近傍に連結され、他端を第2コ字状枠体34の縦枠34cの上端近傍に連結される。
従って、例えば図3に示す、第1及び第2コ字状枠体32,34が略重なりあった状態から、上述した第1軸36回りに第1コ字状枠体32を回転させた場合、略4分の1周回転したところので、回動規制部材18bによってその回転が規制される。
このように、本実施形態の折畳式ゴミステーション用枠装置10は、第1コ字状枠体32と第2コ字状枠体34の上端近傍どうしを連結するとともに、第1軸36周りの回動を規制する回動規制部材18a,18bを備える構成となっているのである。
なお、本実施形態の折畳式ゴミステーション用枠装置は、図1に示す様に、縦枠32b,34b側にも、回動規制部材18bと同様に回動規制部材18aを備える。
次に、横棒部材20,24は、図1及び図2に示す様に、例えば横枠32aと略同じ長さを有するアルミニウム製円筒杆で形成される。そして、横棒部材20は、図1及び図2に示す様に、自立姿勢の第1コ字状枠体32の横枠32aと設置面Lとの中央近傍の高さ位置で、横枠32aと略平行に配置される。このように配置される横棒部材20は、図1及び図2に示す様に、例えば鎖部材等の吊支部材42a,42bを介して、縦枠32b,32cの上端近傍に揺動自在に吊支される。
同様に、横棒部材24は、図1及び図2に示す様に、自立姿勢の第2コ字状枠体34の横枠34aと設置面Lとの中央近傍の高さ位置で、横枠34aと略平行に配置される。このように配置される横棒部材24は、図1及び図2に示す様に、例えば鎖部材等の吊支部材57a,57bを介して、縦枠34b,34cの上端近傍に揺動自在に吊支される。
次に、係留部材22a,22b,26a,26bは、図1及び図2に示す様に、例えば縦枠32b,32cの略3分の1の長さを有する鎖部材でそれぞれ形成される。そして、図1及び図2に示す様に、係留部材22aの一端が、横棒部材20の一端に連結され、係留部材22aの他端が、第2コ字状枠体34の縦枠34bの下端寄りに連結される。同様に、係留部材22bの一端が、横棒部材20の他端に連結され、係留部材22bの他端が、第2コ字状枠体34の縦枠34cの下端寄りに連結される。従って、横棒部材20は、図1及び図2に示す様に、横枠32aの下方で前後方向に揺動可能に配置される。
また、図1及び図2に示す様に、係留部材26aの一端が、横棒部材24の一端に連結され、係留部材26aの他端が、第1コ字状枠体32の縦枠32bの下端寄りに連結される。同様に、係留部材26bの一端が、横棒部材24の他端に連結され、係留部材26bの他端が、第1コ字状枠体32の縦枠32cの下端寄りに連結される。従って、横棒部材24は、図1及び図2に示す様に、横枠34aの下方で前後方向に揺動可能に配置される。
この様に、本実施形態の折畳式ゴミステーション用枠装置10は、自立姿勢の際に、第1コ字状枠体32の横32a枠及び/又は第2コ字状枠体34の横枠34aの下方に吊支される横棒部材20,24と、横棒部材20,24が、第1コ字状枠体32の横枠32aの下方に吊支される場合、横棒部材20を第2コ字状枠体34の縦枠34b,34cに係留し、横棒部材20,24が、第2コ字状枠体34の横枠34aの下方に吊支される場合、横棒部材24を第1コ字状枠体32に係留する係留部材22a,22b,26a,26bを備える構成となっているのである。
なお、係留部材は、鎖部材に限るものではなく、例えば紐部材、ベルト部材或いはワイヤ部材で形成されてもよい。
この様に形成される折畳式ゴミステーション用枠装置10の操作について説明する。
まず、折畳む際は、図2に示す様に、例えば開いた状態の第3コ字状枠体38の横材38aと第1コ字状枠体32の横枠32aとを、左右の手でそれぞれ握り、これらを左右方向に近づける様に操作する。そうすることで、第2枢支連結部51b,51cを介して第3コ字状枠体38に連結された第2コ字状枠体34と、第1コ字状枠体32とが第1軸36周りに回動し、図3に示す様に、第1及び第2コ字状枠体32,34どうしが略重なるとともに、第3コ字状枠体38の交差箇所47b,47cより下側部分が、第1及び第2コ字状枠体32,34の交差箇所41b,41cより上側部分と略重なる折畳姿勢となる。
その際、第1及び第2コ字状枠体32,34の横枠32a,34aは、お互いに近づきつつ、設置面Lからやや上昇する。そうすると、第2枢支連結部51b,51cを介して第2コ字状枠体34に連結された第3コ字状枠体38も上昇するが、第3コ字状枠体38の下端、すなわち縦枠38b,38cの下端は、図2に示す様に、連結機構16a,16bを介して第1コ字状枠体32の縦枠32b,32cに連結されるので、縦枠32b,32cに沿って円滑に上昇する。そして、第1コ字状枠体32の横枠32aが、第3コ字状枠体38の縦枠38c,38cの中央近傍に近づくにつれ、折曲連結部23を介し、第1コ字状枠体32の縦枠32b,32cと、第3コ字状枠体38の縦枠38b,38cとが、平行状態に近づく。
したがって、図3に示すように、折畳姿勢では、第1コ字状枠体32の縦枠32b,32cと、第3コ字状枠体38の縦枠34b,34cとが、略平行で、しかもコ字状枠体(32,34,38)を形成する円筒杆の略直径の長さで離れた状態に折畳むことができる。すなわち、本実施形態の折畳式ゴミステーション用枠装置10によれば、折畳姿勢の折畳式ゴミステーション用枠装置10の厚みを、コ字状枠体32,34,38の直径の略3倍程度までに薄くする操作を容易に行うことができる。
次に、自立させる際は、折畳姿勢の第3コ字状枠体38の横材38aと第1コ字状枠体32の横枠32aとを、左右の手でそれぞれ握り、これらを左右に開く操作を行う。そうすることで、第1枢支連結部37b,37cで連結された第2コ字状枠体34と、第1コ字状枠体32とが第1軸36周りに回動し、図2に示す様に、第1及び第2コ字状枠体32,34が側面視略X字状となり、下端を設置面Lに設置させることで自立可能となる。
この操作に伴い、図2及び図3に示す様に、第3コ字状枠体38の縦枠38b,38cと第1コ字状枠体32の縦枠32b,32cは、平行な状態から、縦枠38b,38cと、縦枠32b,32cとが所定の角度Θとなるまで回動する。その際、第3コ字状枠体38の縦枠38b,38cの下端は、図2及び図3に示す様に、連結機構16a,16bを介して第1コ字状枠体32の縦枠32b,32cに連結されており、縦枠38b,38cの中央近傍が、第2枢支連結部51b,51cを介して、縦枠34b,34cに連結されているので、円滑に回動させることができる。
次に、本実施形態の折畳式ゴミステーション100は、図6及び図7に示す様に、上述した折畳式ゴミステーション用枠装置10に裾ネット50と、背面ネット52、開閉ネット54を取り付けて形成される。これらのネットは、例えばカラス等の口ばしが入らない程度の大きさの網目を有する合成樹脂製のネット部材で形成される。
まず、裾ネット50は、図2、図5〜図7に示す様に、例えば自立姿勢の第1及び第2コ字状枠体32,34の高さと略同じ幅で、自立姿勢の第1及び第2コ字状枠体32,34を囲繞可能なサイズの円筒状ネットで形成される。そして、裾ネット50は、図6及び図7に示すように、例えば結束バンド(図示しない)を介して第1及び第2コ字状枠体32,34に張設される。
次に、背面ネット52は、図5〜図7に示す様に、例えば上述した第3コ字状枠体38の横材38aと略同じ長辺と、第3コ字状枠体38の縦枠38b,38cの略半分の短辺とを有する長方形状ネットで形成される。そして、背面ネット52は、図6及び図7に示す様に、交差箇所47b,47cから上方の第3コ字状枠体38の部分を覆う態様で、例えば結束バンド(図示しない)を介して第3コ字状枠体38に張設される。
次に、開閉ネット54は、図5〜図7に示す様に、例えば第3コ字状枠体38の横材38aの長さに縦枠38b,38cの長さを加算した長辺と、略縦枠38b,38cの長さの短辺とを有する長方形状ネットで形成される。
そして、開閉ネット54は、図6及び図7に示す様に、自立姿勢の第1及び第2コ字状枠体32,34を上から覆う態様で配置され、一方の長辺54a(図5参照)の中央部近傍が、結束バンド(図示しない)で、第3コ字状枠体38の横枠38aに取付けられる。このように、開閉ネット54は、図7に示す様に、その他方の長辺54bが自由端となるので、この長辺54b側を手で掴んで上下させることで、自立姿勢の第1及び第2コ字状枠体32,34上方空間を開閉自在に覆うことができる。なお、開閉ネット54の取付けられた長辺54aの両端近傍のネット部分は、それぞれ縦枠38b,38cの上端部に、結束バンド(図示しない)を介して取付けられてもよい。
本実施形態の折畳式ゴミステーション100によれば、図6及び図7に示す様に、自立姿勢の横枠32a,34aで挟まれるスペースより下方の空間Saに加え、第1及び第2コ字状枠体32,34の上方の空間Sbを利用することでゴミ袋の収容空間Sを広く取ることができる。また、上述した様に複数のゴミ袋Gで収容空間Sが満杯となった場合でも、例えば下側のゴミ袋が外方へ押し出されることを、係留部材22a,22b,26a,26bで第1及び/又は第2コ字状枠体に係留された横棒部材20,24によって防止できるので、裾ネット50の下端からゴミ袋がはみ出し難く、鳥獣によるゴミ袋の食い荒らし防止に好適である。また、収容空間Sに積み上げられた複数のゴミ袋Gは、裾ネット50のみならず横棒部材20,24によっても荷崩れし難いので、景観に優れた折畳式ゴミステーションを提供できる。
なお、本実施形態では、折畳式ゴミステーション用枠装置10の背部に横棒部材24を備えるが、折畳式ゴミステーション100を例えば壁際に設置する場合等には、背側の横棒部材24や係留部材26a,26bを備えない構成であっても良い。
これまで説明してきた様に、本実施形態の折畳式ゴミステーション用枠装置10及び折畳式ゴミステーション100によれば、ゴミ袋の収容空間Sを広く取ることができるとともに、収容したゴミ袋が収容空間Sの下端からはみ出し難いため鳥獣によるゴミ袋の食い荒らし防止に好適で、しかも取扱及び移動が容易な折畳式ゴミステーション用枠装置及びその枠装置を用いた折畳式ゴミステーションを提供できる。
以上、本発明の実施形態のうちいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらはあくまでも例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
10 折畳式ゴミステーション用枠装置
16a,16b 連結機構
18a,18b 回動規制部材
20,24 横棒部材
22a,22b,26a,26b 係留部材
23 折曲連結部
32 第1コ字状枠体
34 第2コ字状枠体
36 第1軸
38 第3コ字状枠体
32a,34a,38a 横枠
32b,32c,34b,34c,38b,38c 縦枠
37b,37c 第1枢支連結部
39 第2軸
40 移動部材
46 連結軸部材
49 第3軸
51b,51c 第2枢支連結部
56 筒状部材
50 裾ネット
52 背面ネット
54 開閉ネット
100 折畳式ゴミステーション

Claims (6)

  1. 路上等に設置され、ゴミ袋を収容する折畳式ゴミステーション用の枠装置において、
    略コ字状に形成される第1コ字状枠体と、
    前記第1コ字状枠体の横枠よりやや短い横枠を有するコ字状枠体であり、前記横枠どうしを略平行にしつつ前記第1コ字状枠体の対向する縦枠の間に前記コ字状枠体を嵌入させ、しかも、前記第1コ字状枠体の縦枠と前記コ字状枠体の縦枠とが側面視略X字状に交差する態様で配置される第2コ字状枠体と、
    前記第1コ字状枠体と前記第2コ字状枠体とを連結する連結部であって、前記交差する交差箇所に配置され、前記交差箇所を通過して前記横枠に平行な軸である第1軸周りに回動自在に連結する第1枢支連結部と、
    前記第1コ字状枠体と略同じ長さの横枠を有するコ字状枠体であり、その横枠を前記第2コ字状枠体の横枠と略平行にし、前記第2コ字状枠体の横枠近傍を前記コ字状枠体の対向する縦枠の間に嵌入させて配置される第3コ字状枠体と、
    前記第3コ字状枠体と前記第2コ字状枠体とを連結する連結部であって、前記第3コ字状枠体の縦枠と前記第2コ字状枠体の縦枠とが交差する交差箇所に配置され、前記交差箇所を通過して前記横枠に平行な軸である第2軸周りに回動自在に連結する第2枢支連結部と、
    前記第3コ字状枠体と前記第1コ字状枠体とを連結させる連結機構とを備え、
    前記連結機構は、
    前記第1枢支連結部より下方の、前記第1コ字状枠体の縦枠に沿って移動自在に取り付けられる移動部材と、
    一端を前記移動部材に取り付けられ、他端を前記第3コ字状枠体の縦枠の下端近傍に取り付けられ、前記移動部材と前記下端近傍とを連結する連結部であり、前記一端と前記他端の中途で折曲可能な折曲連結部とを含み、
    前記第1コ字状枠体と前記第2コ字状枠体とが略重なる折畳姿勢及び前記側面視略X字状で自立する自立姿勢となることを特徴とする折畳式ゴミステーション用枠装置。
  2. 前記折曲連結部は、前記横枠に平行な軸である第3軸を有し、前記第3軸周りに前記第3コ字状枠体の縦枠が回動可能な連結軸部材を含むことを特徴とする請求項1記載の折畳式ゴミステーション用枠装置。
  3. 前記第1コ字状枠体と前記第2コ字状枠体の上端近傍どうしを連結するとともに、前記第1軸周りの回動を規制する回動規制部材を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の折畳式ゴミステーション用枠装置。
  4. 前記移動部材は、前記第1コ字状枠体の縦枠に遊挿されて前記縦枠に沿って摺動自在の筒状部材を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の折畳式ゴミステーション用枠装置。
  5. 前記自立姿勢の際に、前記第1コ字状枠体の前記横枠及び/又は前記第2コ字状枠体の横枠の下方に吊支される横棒部材と、前記横棒部材が、前記第1コ字状枠体の前記横枠の下方に吊支される場合、前記横棒部材を前記第2コ字状枠体の縦枠に係留し、前記横棒部材が、前記第2コ字状枠体の前記横枠の下方に吊支される場合、前記横棒部材を前記第1コ字状枠の縦枠に係留する係留部材を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の折畳式ゴミステーション用枠装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の折畳式ゴミステーション用枠装置に、
    前記自立姿勢の前記第1コ字状枠体及び第2コ字状枠体の側部を覆う裾ネットと、
    前記第3コ字状枠体に取り付けられ、前記第3コ字状枠体の前記横枠から下方で、前記第2コ字状枠体の横枠から略上方を覆う背面ネットと、
    前記第3コ字状枠体の横枠に取り付けられ、前記自立姿勢の前記第1コ字状枠体及び前記第2コ字状枠体の上方空間を開閉自在に覆う開閉ネットと、
    を設けてなる折畳式ゴミステーション。
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