JP2017185694A - 記録装置及び搬送ベルトの移動量の算出方法 - Google Patents

記録装置及び搬送ベルトの移動量の算出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送ベルトの移動量を正確に算出する。【解決手段】媒体Pを搬送する搬送ベルト10と、搬送ベルト10に支持された媒体Pに記録する記録部7と、媒体Pの搬送方向Aの上流側と下流側とに複数設けられ、搬送ベルト10及び媒体Pの少なくとも一方である移動体10又はPを撮像する撮像部18と、撮像部18のうちの上流側の上流側撮像部18aにより撮像された画像における移動体10又はPの一部の位置Sと、該上流側撮像部18aによって撮像されてから所定時間経過後に撮像部18のうちの下流側の下流側撮像部18bにより撮像された画像における一部の位置Sと、に基づいて、搬送ベルト10の所定時間における移動量を算出する算出部31と、を備えることを特徴とする記録装置1。【選択図】図1

Description

本発明は、記録装置及び搬送ベルトの移動量の算出方法に関する。
従来から、様々な記録装置が使用されている。このうち、媒体を搬送する搬送ベルトを備え、該搬送ベルトにより搬送される媒体に記録する記録装置が開示されている。このような媒体を搬送する搬送ベルトを備える記録装置においては、搬送ベルトの移動量のバラツキに起因する記録位置のずれが生じる場合がある。
そこで、例えば、特許文献1から4には、搬送ベルトの移動量のバラツキを抑制することを目的にした記録装置が開示されている。
特開2013−1512号公報 特開2013−199048号公報 特開2010−260242号公報 特開2011−73143号公報
近年、記録装置の記録速度は速くなってきている。このため、搬送ベルトの移動速度も速くなってきており、搬送ベルトの移動量を計測する計測部の構成によっては、搬送ベルトの移動量を正確に計測(算出)することが困難になってきている。単位時間当たりの搬送ベルトの移動量が多くなることで、計測部の計測可能範囲を超えてしまうためである。このため、特許文献1から4に開示される技術を採用しても、搬送ベルトの移動量のバラツキを抑制するのは困難な場合があり、搬送ベルトの移動量のバラツキに起因する記録位置のずれを抑制するのは困難な場合があった。
そこで、本発明の目的は、搬送ベルトの移動量を正確に算出することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の記録装置は、媒体を搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに支持された前記媒体に記録する記録部と、前記媒体の搬送方向の上流側と下流側とに複数設けられ、前記搬送ベルト及び前記媒体の少なくとも一方である移動体を撮像する撮像部と、前記撮像部のうちの前記上流側の上流側撮像部により撮像された画像における前記移動体の一部の位置と、該上流側撮像部によって撮像されてから所定時間経過後に前記撮像部のうちの前記下流側の下流側撮像部により撮像された画像における前記一部の位置と、に基づいて、前記搬送ベルトの前記所定時間における移動量を算出する算出部と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、上流側撮像部により撮像された画像における移動体の一部の位置と、該上流側撮像部によって撮像されてから所定時間経過後に下流側撮像部により撮像された画像における一部の位置と、に基づいて、搬送ベルトの所定時間における移動量を算出する。このため、搬送ベルトの移動速度が速くても、該移動速度に対応して上流側撮像部に対する下流側撮像部の位置を調整することで、搬送ベルトの移動量の計測可能範囲を超えてしまうということがなくなり、搬送ベルトの移動量を正確に算出することができる。
本発明の第2の態様の記録装置は、前記第1の態様において、前記算出部の算出結果に基づいて、前記搬送ベルトの移動量を補正する補正部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、算出部の算出結果に基づいて搬送ベルトの移動量を補正する。このため、搬送ベルトの移動量を正確に算出しこれを補正することができ、搬送ベルトの移動量のバラツキに起因する記録位置のずれを抑制することができる。
本発明の第3の態様の記録装置は、前記第1又は第2の態様において、前記搬送ベルトは、前記媒体を間欠的に搬送し、前記記録部は、前記搬送ベルトに支持された前記媒体に対して、前記搬送ベルトの停止時に該媒体の搬送方向と交差する走査方向に移動して、該走査方向と交差するノズル並び方向に複数のノズルが並べられて形成されたノズル列から吐出データに基づいて液体を吐出し、前記撮像部は、前記搬送ベルトが前記媒体を間欠的に搬送することに伴って停止する毎に、前記移動体を撮像することを特徴とする。
本態様によれば、所謂シリアル式の記録装置において、撮像部は、搬送ベルトが媒体を間欠的に搬送することに伴って停止する毎に移動体を撮像する。このため、例えば、媒体の間欠搬送に伴う1回の搬送ベルトの移動毎に搬送ベルトの移動量を正確に算出できる。
本発明の第4の態様の記録装置は、前記第1から第3のいずれか1つの態様において、複数設けられる前記撮像部のうちの少なくとも1つは、前記上流側及び前記下流側の少なくとも一方に移動可能であることを特徴とする。
本態様によれば、複数設けられる撮像部のうちの少なくとも1つは、上流側及び下流側の少なくとも一方に移動可能である。このため、例えば、記録装置が搬送ベルトの移動速度が異なる複数の記録モードを持っていた場合でも、記録モードに応じて撮像部を移動させることで、各々の記録モードにおいて搬送ベルトの移動量を正確に算出することができる。
本発明の第5の態様の記録装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記撮像部は、3つ以上設けられることを特徴とする。
本態様によれば、撮像部は3つ以上設けられる。このため、例えば、記録装置が搬送ベルトの移動速度が異なる複数の記録モードを持っていた場合でも、記録モードに応じて該記録モードに対応した異なる撮像部による撮像結果を使用して移動量を算出することで、各々の記録モードにおいて搬送ベルトの移動量を正確に算出することができる。
本発明の第6の態様の記録装置は、前記第1から第5のいずれか1つの態様において、前記移動体は、前記搬送ベルトであることを特徴とする。
本態様によれば、移動体は搬送ベルトである。媒体は表面形状が一様であることが多いが、搬送ベルトには傷など目印になる個所が多い。このため、移動体として搬送ベルトを撮像部に撮像させることで、搬送ベルトの移動量を特に正確に算出することができる。
本発明の第7の態様の搬送ベルトの移動量の算出方法は、媒体を搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに支持された前記媒体に記録する記録部と、前記媒体の搬送方向の上流側と下流側とに複数設けられ、前記搬送ベルト及び前記媒体の少なくとも一方である移動体を撮像する撮像部と、を備える記録装置における前記搬送ベルトの移動量の算出方法であって、前記撮像部のうちの前記上流側の上流側撮像部により撮像された画像における前記移動体の一部の位置と、該上流側撮像部によって撮像されてから所定時間経過後に前記撮像部のうちの前記下流側の下流側撮像部により撮像された画像における前記一部の位置と、に基づいて、前記搬送ベルトの前記所定時間における移動量を算出する、ことを特徴とする。
本態様によれば、上流側撮像部により撮像された画像における移動体の一部の位置と、該上流側撮像部によって撮像されてから所定時間経過後に下流側撮像部により撮像された画像における一部の位置と、に基づいて、搬送ベルトの所定時間における移動量を算出する。このため、搬送ベルトの移動速度が速くても、該移動速度に対応して上流側撮像部に対する下流側撮像部の位置を調整することで、搬送ベルトの移動量の計測可能範囲を超えてしまうということがなくなり、搬送ベルトの移動量を正確に算出することができる。
本発明の一実施例に係る記録装置を表す概略側面図。 本発明の一実施例に係る記録装置の要部を表す概略平面図。 本発明の一実施例に係る記録装置の要部を表す概略側面断面図。 本発明の一実施例に係る記録装置を表すブロック図。 本発明の一実施例に係る記録装置の要部を表す概略平面図。 本発明の一実施例に係る記録装置の要部を表す概略平面図。 本発明の一実施例に係る記録装置の制御例を説明するための図。 本発明の一実施例に係る記録装置の記録ヘッドを表す概略底面図。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて実行可能な搬送ベルトの移動量の算出方法のフローチャート。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて実行可能な搬送ベルトの移動量の算出方法のフローチャート。 本発明の一実施例に係る記録装置を用いて実行可能な搬送ベルトの移動量の算出方法のフローチャート。
以下に、本発明の記録装置の一例について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の一実施例に係る記録装置1の概要について説明する。
図1は本実施例の記録装置1の概略側面図である。また、図2は本実施例の記録装置1の要部である搬送機構3の概略平面図である。
本実施例の記録装置1は、記録を行うための被記録媒体(媒体)PのロールR1を繰り出すことが可能な繰出部2を備えている。また、粘着剤が付着された支持面Fで被記録媒体Pを支持する粘着性ベルト10(無端ベルトで構成される搬送ベルト)により、被記録媒体Pを搬送方向Aに搬送する搬送機構3を備えている。また、インク(液体)を吐出して記録する記録部としての記録ヘッド7を備えたキャリッジ16を被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する走査方向Bに往復走査(往復移動)させて被記録媒体Pに記録する(インクを吐出する)記録機構4を備えている。また、粘着性ベルト10の洗浄機構15を備えている。さらに、被記録媒体Pを巻き取る巻取軸17を有する巻取機構28を備えている。なお、「走査」とは、キャリッジ16を走査方向Bに移動させることを意味し、例えば、記録時において、記録ヘッド7からインクを吐出させながらキャリッジ16を走査方向Bに移動させることなどが挙げられる。
なお、被記録媒体Pとしては、被捺染材を用いることができる。被捺染材とは、捺染の対象となる布帛や、衣服や、その他の服飾製品等のことを言う。布帛には、綿、麻、絹、羊毛等の天然繊維やナイロン等の化学繊維あるいはこれらを混ぜた複合繊維の織物、編物、不織布等が含まれる。また、衣服や、その他の服飾製品には、縫製後のTシャツ、ハンカチ、スカーフ、タオル、手提げ袋、布製のバッグ、カーテン、シーツ、ベッドカバー等のファニチャー類の他、縫製前の状態のパーツとして存在する裁断前後の布帛等も含まれる。
また、被記録媒体Pとして、上記被捺染材の他、普通紙、上質紙、及び光沢紙などのインクジェット記録用専用紙等を用いることができる。また、被記録媒体Pとしては、例えば、インクジェット印刷用に表面処理をしていない(すなわち、インク吸収層を形成していない)プラスチックフィルム、並びに紙等の基材上にプラスチックがコーティングされているもの及びプラスチックフィルムが接着されているものも用いることができる。当該プラスチックとしては、特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、及びポリプロピレンが挙げられる。
繰出部2は、記録を行うための被記録媒体PのロールR1のセット位置を兼ねる回転軸5を備え、回転軸5にセットされたロールR1から従動ローラー6及び30を介して被記録媒体Pを搬送機構3に繰り出すことが可能な構成となっている。なお、被記録媒体Pを搬送機構3に繰り出す際、回転軸5は回転方向Cに回転する。
搬送機構3は、繰出部2から繰り出された被記録媒体Pを載置して搬送する粘着性ベルト10と、モーターMを有し(図2参照)粘着性ベルト10を方向Eに移動させる駆動ローラー8と、従動ローラー9とを備えている。被記録媒体Pは押し付けローラー12により粘着性ベルト10の支持面Fに押し付けられることで貼り付けられて載置される。なお、被記録媒体Pを搬送する際、駆動ローラー8は回転方向Cに回転する。
ただし、搬送ベルトとしての無端ベルトは粘着性ベルトに限定されない。例えば、静電吸着式の無端ベルトを用いてもよい。
また、本実施例の粘着性ベルト10の下部であって粘着性ベルト10を介して押し付けローラー12と対向する領域には、粘着性ベルト10を支持可能な支持部19が設けられている。支持部19が粘着性ベルト10を支持することにより、粘着性ベルト10を移動させることに伴って該粘着性ベルト10が振動することなどを抑制することができる。
また、本実施例の押し付けローラー12は、被記録媒体Pの同じ場所に一定の時間接触することで接触痕が被記録媒体Pにつくことを抑制するため、搬送方向Aに沿って往復移動(スイング)可能な構成となっている。ただし、押し付けローラー12は、このような構成に限定されない。
また、本実施例の粘着性ベルト10の下部であって粘着性ベルト10を介して記録ヘッド7と対向する領域には、粘着性ベルト10の移動量を画像処理計測することが可能な撮像部18が設けられている。詳細には、図1及び図2で表されるように、撮像部18として、搬送方向Aの上流側に設けられた上流側撮像部18aと、搬送方向Aの下流側に設けられた下流側撮像部18bと、を有している。そして、図2で表されるように、上流側撮像部18a及び下流側撮像部18bは、走査方向Bにおける粘着性ベルト10の一方側の端部に形成されている。ただし、このような構成に限定されず、例えば、走査方向Bにおける粘着性ベルト10の他方側の端部にも上流側撮像部18a及び下流側撮像部18bが形成されていてもよい。走査方向Bにおける粘着性ベルト10の両側の端部に撮像部18が形成されている場合、粘着性ベルト10が蛇行した場合でも少なくとも一方側の撮像部18で粘着性ベルト10を撮像することができるとともに、精度の高い蛇行量の計測も可能になるためである。
また、本実施例の撮像部18は粘着性ベルト10の内周面20(図3参照)を撮像する構成となっているが、このような構成に限定されず、粘着性ベルト10の支持面Fや走査方向Bにおける先端(側面部)、或いは、被記録媒体Pを撮像する構成としてもよい。すなわち、移動体としての粘着性ベルト10及び被記録媒体Pの少なくとも一方のどの位置を撮像する構成であってもよい。
なお、本実施例の撮像部18についての詳細な構成については後述する。
記録機構4は、記録ヘッド7を備えるキャリッジ16を走査方向Bに往復移動させるキャリッジ移動部29(図4参照)を有している。なお、図1において走査方向Bは紙面に対して垂直方向である。
記録の際、記録ヘッド7を備えるキャリッジ16を往復走査させて記録するが、記録走査中(キャリッジ16の移動中)は、搬送機構3は被記録媒体Pの搬送を停止させる。別の表現をすると、記録の際、キャリッジ16の往復走査と被記録媒体Pの搬送は交互に行われる。すなわち、記録の際、キャリッジ16の往復走査に対応して、搬送機構3は被記録媒体Pを間欠的に搬送(粘着性ベルト10を間欠的に移動)させている。
なお、本実施例の記録装置1は、走査方向Bに往復移動しながらインクを吐出する記録ヘッド7を備えているが、インクを吐出するノズルを被記録媒体Pの移動方向と交差する交差方向に複数設けた所謂ラインヘッドを備える印刷装置でもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、被記録媒体Pの移動方向と交差する交差方向に形成されたノズルの領域が、該交差方向全体をカバー可能なように設けられ、記録ヘッド又は被記録媒体Pを相対的に移動させて画像を形成する記録装置に用いられる記録ヘッドである。なお、ラインヘッドの該交差方向のノズルの領域は、記録装置が対応している全ての被記録媒体Pの該交差方向をカバー可能でなくてもよい。
また、本実施例の記録ヘッド7は、被記録媒体Pにインクを吐出することで記録可能な記録部であるが、このような記録部に限定されず、例えば、色材を媒体に転写して記録する転写式の記録部を使用してもよい。
粘着性ベルト10の洗浄機構15は、複数の洗浄ローラーが回転軸方向に連結されて構成された洗浄ブラシ13と、洗浄ブラシ13を洗浄するための洗浄剤が入ったトレイ14と、を有する。
巻取機構28は、記録がなされ、従動ローラー11を介して搬送機構3から搬送された被記録媒体Pを巻き取る機構であり、巻取軸17に巻き取り用の紙管等をセットしてこれに該被記録媒体Pを巻き付けていくことにより、被記録媒体PのロールR2として巻き取ることができる。
なお、図1においては、記録がなされる面が外側のロールR1を使用し、記録がなされた面が外側となるように巻き取っている状態を表している。このため、回転軸5と巻取軸17とを共に回転方向Cに回転させている。しかしながら、本実施例の記録装置1は、記録がなされる面が内側のロールR1を使用することができるとともに、記録がなされた面が内側となるように巻き取ることもできる。すなわち、回転軸5、巻取軸17とも、回転方向Cとは逆方向に回転させることができる。
次に、本実施例の記録装置1の要部である撮像部18について説明する。なお、本実施例の記録装置1は、上記のように、撮像部18として上流側撮像部18a及び下流側撮像部18bを備えているが、上流側撮像部18a及び下流側撮像部18bは同じ構成をしているので、まとめて撮像部18として説明する。
図3は、本実施例の記録装置1の要部である撮像部18の概略側面断面図である。
図3で表されるように、本実施例の撮像部18は、ケース26の内部に、発光部22、集光レンズ23及び撮像素子24等を備えている。
ケース26は、撮像部18の外装を構成し、円錐台筒状である。ケース26の先端部(上端部)には透光ガラス21が取り付けられている。そして、透光ガラス21は、粘着性ベルト10の内周面20(支持面Fとは反対側の面)に対して隙間を介在させた状態で、該内周面20に対して対向している。
発光部22は、透光ガラス21を介して粘着性ベルト10の内周面20に対して光を照射するものであり、該内周面20で反射された反射光が集光レンズ23で集光可能な位置及び角度でケース26の内部に設けられている。なお、発光部22の構成に特に限定はないが、例えば、発光ダイオード(LED)などを用いることができる。
撮像素子24は、集光レンズ23で集光された該反射光を画像として撮像するものであり、該画像が結像される位置に撮像面27を有している。
ここで、図3で表されるように、本実施例の撮像部18は、集光レンズ23が保持部材25を介してケース26の中央付近に設けられ、撮像素子24がケース26の内底面に設けられているが、このような構成に限定されない。集光レンズ23及び撮像素子24の位置は、集光レンズ23で集光された該反射光が結像される位置であればよく、それらの位置に特に限定は無い。
なお、本実施例のような画像処理計測する撮像部18は、他の方式の粘着性ベルト10の移動量の測定部に比べて、粘着性ベルト10の移動量のバラツキを精度よく検出できるという特徴がある。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図4は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部31は、記録装置1の制御を行うための制御ユニットである。制御部31は、I/F(インターフェース)32、CPU33及び記憶部35等を備えている。
I/F32は、外部装置としてのPC36と吐出データなどのデータの送受信を行うためのものである。また、CPU33は、撮像部18等を含む検出器群37からの入力信号などに基づき、記録装置1全体の制御を行うための演算処理装置である。また、記憶部35は、CPU33が実行する各種制御プログラム等を格納したROM、CPU33が実行するプログラムを格納する領域や作業領域などを確保するためのRAM及びEEPROMなどを有している。
CPU33は、制御回路34により、粘着性ベルト10を搬送方向Aに移動させる駆動ローラー8、記録ヘッド7を備えるキャリッジ16を走査方向Bに移動させるキャリッジ移動部29、被記録媒体Pにインクを吐出する記録ヘッド7、並びに、不図示の各装置の駆動を制御する。
本実施例の制御部31は、このような構成により、粘着性ベルト10の間欠的な搬送(間欠搬送)における1回〜数回分の間欠搬送に伴う移動前後の撮像部18によって撮像された撮像データを比較して、粘着性ベルト10の移動量を算出することが可能になっている。
次に、本実施例の記録装置1の記録時における制御部31の具体的な制御について説明する。
図5及び図6は、本実施例の記録装置1の要部である撮像部18の撮像範囲38周辺の粘着性ベルト10を表す概略平面図である。なお、図1〜図3で表されるように、本実施例の撮像部18は、上流側撮像部18a及び下流側撮像部18b共、粘着性ベルト10の内周面20側に設けられており、粘着性ベルト10の内周面20側を撮像可能な構成になっている。ここで、撮像範囲38のうち撮像範囲38aは上流側撮像部18aによる撮像範囲を表しており、撮像範囲38のうち撮像範囲38bは下流側撮像部18bによる撮像範囲を表している。
本実施例の記録装置1は、搬送方向Aに沿う不図示の移動レールに沿って上流側撮像部18a及び下流側撮像部18bを移動可能な構成になっている。そして、上流側撮像部18a及び下流側撮像部18bの間隔を、粘着性ベルト10の1回〜数回分の間欠搬送に伴う移動量に対応した長さにすることができる。
ここで、図5及び図6は、上流側撮像部18a及び下流側撮像部18bの間隔を、粘着性ベルト10の1回分の間欠搬送に伴う移動量と同じ長さに配置させた場合の図である。
本実施例の記録装置1は、間欠搬送に伴う粘着性ベルト10の移動前の上流側撮像部18aにより撮像された画像と、該上流側撮像部18aによる撮像後の所定時間経過後(粘着性ベルト10を1回分間欠搬送させた後)の下流側撮像部18bにより撮像された画像と、を制御部31により比較する。そして、制御部31は、粘着性ベルト10の該所定時間における移動量(粘着性ベルト10の1回分の間欠搬送に伴う移動量)を算出する。
ここで、まとめると、本実施例の記録装置1は、被記録媒体Pを搬送する粘着性ベルト10と、粘着性ベルト10に支持された被記録媒体Pに記録する記録ヘッド7と、被記録媒体Pの搬送方向Aの上流側と下流側とに複数設けられ、粘着性ベルト10及び被記録媒体Pの少なくとも一方である移動体を撮像する撮像部18と、を備えている。
そして、制御部31は、算出部として、上流側撮像部18aにより撮像された画像における移動体の一部の位置(特異点S:図5及び図6参照)と、該上流側撮像部18aによって撮像されてから所定時間経過後に下流側撮像部18bにより撮像された画像における該一部の位置と、に基づいて、粘着性ベルト10の該所定時間における移動量を算出する。
このような構成により、本実施例の記録装置1は、粘着性ベルト10の移動速度に対応して上流側撮像部18aに対する下流側撮像部18bの位置を調整しており、該移動速度が速いことにより粘着性ベルト10の移動量の計測可能範囲(撮像範囲38)を超えてしまうということをなくしている。このため、粘着性ベルト10の移動量を正確に算出することができる。
なお、本実施例の記録装置1は、粘着性ベルト10を間欠搬送させる構成であるので、該所定時間を粘着性ベルト10の1回分又は複数回分の間欠搬送に伴う時間とすることが好ましい。また、粘着性ベルト10を連続的に移動させる構成の記録装置においては、粘着性ベルト10の移動速度などに応じて、該所定時間を任意に設定することができる。
また、別の表現をすると、被記録媒体Pを搬送する粘着性ベルト10と、粘着性ベルト10に支持された被記録媒体Pに記録する記録ヘッド7と、被記録媒体Pの搬送方向Aの上流側と下流側とに複数設けられ、粘着性ベルト10及び被記録媒体Pの少なくとも一方である移動体を撮像する撮像部18と、を備える本実施例の記録装置1を用いて、上流側撮像部18aにより撮像された画像における移動体の一部の位置と、該上流側撮像部18aによって撮像されてから所定時間経過後に下流側撮像部18bにより撮像された画像における該一部の位置と、に基づいて、粘着性ベルト10の該所定時間における移動量を算出する、搬送ベルトの移動量の算出方法を実行できる。
このような搬送ベルトの移動量の算出方法を実行することで、搬送ベルト(粘着性ベルト10)の移動速度が速くても、該移動速度に対応して上流側撮像部18aに対する下流側撮像部18bの位置を調整することで、粘着性ベルト10の移動量の計測可能範囲(撮像範囲38)を超えてしまうということがなくなる。このため、搬送ベルトの移動量を正確に算出することができる。
詳細には、本実施例の記録装置1は、制御部31の制御により、撮像部18(上流側撮像部18a及び下流側撮像部18b)により撮像された画像における移動体の一部の位置として、上流側撮像部18aにより撮像された画像から特徴的な部分である特異点(例えば粘着性ベルト10の傷や痕、被記録媒体Pの繊維の乱れなど)Sを見出す。そして、粘着性ベルト10の1回分の間欠搬送後において下流側撮像部18bにより撮像された画像における該特異点Sの位置から搬送ベルトの移動量を算出する。なお、移動量を算出するための基準になる「移動体の一部の位置」は特異点Sに限定されず、例えば、粘着性ベルト10に予め形成された目印などであってもよい。
ここで、図5は、上流側撮像部18aにより撮像された画像から特異点S1を見出した状態を表している。そして、図6は、図5の状態から粘着性ベルト10の1回分の間欠搬送をした後に、下流側撮像部18bにより撮像された画像から該特異点S1を見出すとともに、新たに、上流側撮像部18aにより撮像された画像から特異点S2を見出した状態を表している。
また、本実施例の撮像部18は、動画で画像を撮像する(粘着性ベルト10の移動中に画像を撮像する)ことが可能である。このため、上流側撮像部18aにより撮像された特異点Sの位置と間欠搬送中における下流側撮像部18bにより撮像される該特異点Sの位置とから、間欠搬送中に、特異点Sの移動量(すなわち粘着性ベルト10の移動量)が適切な移動量になりそうか否かを制御部31において判断(演算)することができる。そして、該判断結果に基づき、制御部31の制御により、該間欠搬送に基づく粘着性ベルト10の移動量が適切な移動量となるように移動量を調整することが可能になっている。
ここで、図7は、制御部31による粘着性ベルト10の移動量の制御例を説明するための図である。
図7の横軸は粘着性ベルト10の間欠搬送1回分に伴う粘着性ベルト10の移動量(搬送方向Aへの被記録媒体Pの搬送距離)を表しており、図7の縦軸は方向Eへの粘着性ベルト10の移動速度(搬送方向Aへの被記録媒体Pの搬送速度)を表している。
粘着性ベルト10の移動量が適切な場合、移動量d0から移動量d1まで加速状態で粘着性ベルト10は移動し、移動量d1から移動量d3まで定速状態で粘着性ベルト10は移動し、移動量d3から移動量d7まで減速状態で粘着性ベルト10は移動する。すなわち、移動量d0から移動量d7までの距離が粘着性ベルト10の適正な移動量である。
ここで、移動量d1から移動量d3よりも短い移動量d2までで定速状態を終えてしまい、移動量d2から粘着性ベルト10が減速状態に入ってしまった場合(図中の破線)、制御部31は、減速状態の途中(移動量d4)において減速度合いを弱め、移動量d7まで粘着性ベルト10が移動するよう制御する。
一方、移動量d1から移動量d3よりも長い移動量d5まで定速状態を維持してしまい、移動量d5から粘着性ベルト10が減速状態に入ってしまった場合(図中の一点鎖線)、制御部31は、減速状態の途中(移動量d6)において減速度合いを強め、移動量d7で粘着性ベルト10が停止するよう制御する。
なお、本実施例の制御部31は、粘着性ベルト10の1回分の間欠搬送が始まってからの下流側撮像部18bにより特異点Sが撮像され始めた時間により、粘着性ベルト10が減速状態に入ったタイミングを判断する。ただし、このような制御に限定されず、不図示のエンコーダーなどの測定結果などを利用してもよい。
すなわち、本実施例の記録装置1は、制御部31の算出結果に基づいて粘着性ベルト10の移動量を補正することができ、制御部31は補正部の役割を兼ねている。
このような構成により、本実施例の記録装置1は、粘着性ベルト10の移動量を正確に算出しこれを補正することができ、粘着性ベルト10の移動量のバラツキに起因する記録位置のずれを抑制することができる構成になっている。
次に、本実施例の記録ヘッド7について説明する。
図8は、本実施例の記録ヘッド7の概略底面図である。
図8で表されるように、本実施例の記録ヘッド7は、ノズルNが搬送方向Aに沿って(走査方向Bと交差する方向に)複数並べられて構成されるノズル列N1〜N8を有している。なお、本実施例の記録装置1は、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク及びブラックインクを吐出可能な構成であり、ノズル列N1及びN5はシアンインク、ノズル列N2及びN6はマゼンタインク、ノズル列N3及びN7はイエローインク、ノズル列N4及びN8はブラックインクに対応している。
このような構成の記録ヘッド7を有することにより、本実施例の記録装置1では、粘着性ベルト10は被記録媒体Pを間欠的に搬送する。そして、記録ヘッド7は、粘着性ベルト10に支持された被記録媒体Pに対して粘着性ベルト10の停止時に該被記録媒体Pの搬送方向Aと交差する走査方向Bに移動して、該走査方向Bと交差するノズル並び方向に複数のノズルNが並べられて形成されたノズル列N1〜N8から吐出データに基づいてインクを吐出する。そして、撮像部18は、粘着性ベルト10が被記録媒体Pを間欠的に搬送することに伴って停止する毎に、移動体としての粘着性ベルト10を撮像する。
すなわち、所謂シリアル式の記録装置1において、撮像部18は、粘着性ベルト10が被記録媒体Pを間欠的に搬送することに伴って停止する毎に粘着性ベルト10を撮像する。このため、例えば、被記録媒体Pの間欠搬送に伴う1回の粘着性ベルト10の移動毎に粘着性ベルト10の移動量を正確に算出できる。
なお、本実施例の記録装置1は、上記のように、被記録媒体Pの間欠搬送に伴う1回の粘着性ベルト10の移動毎に粘着性ベルト10の移動量を算出することができるほか、複数回の粘着性ベルト10の移動毎に粘着性ベルト10の移動量を算出することもできる。
また、上記のように、本実施例の記録装置1では、搬送方向Aに沿う不図示の移動レールに沿って上流側撮像部18a及び下流側撮像部18bを移動可能な構成になっている。このような構成に限定されないが、複数設けられる撮像部18のうちの少なくとも1つが、搬送方向Aの上流側及び下流側の少なくとも一方に移動可能であることが好ましい。このような構成とすることで、例えば、記録装置1が粘着性ベルト10の移動速度(本実施例の記録装置1のように粘着性ベルト10が間欠的に移動する場合の1回の移動量、或いは、搬送ベルトが連続的に移動する構成の記録装置における該搬送ベルトの移動速度)が異なる複数の記録モードを持っていた場合でも、記録モードに応じて撮像部18を移動させることで、各々の記録モードにおいて粘着性ベルト10の移動量を正確に算出することができる。
或いは、撮像部18を3つ以上設けていてもよい。撮像部を3つ以上設ける構成であっても、粘着性ベルト10の移動速度(本実施例の記録装置1のように粘着性ベルト10が間欠的に移動する場合の1回の移動量、或いは、搬送ベルトが連続的に移動する構成の記録装置における該搬送ベルトの移動速度)が異なる複数の記録モードを持っていた場合において、撮像部18同士の間隔を記録モードに応じて異ならせ、記録モードに応じて該記録モードに対応した異なる撮像部18による撮像結果を使用して移動量を算出することで、各々の記録モードにおいて粘着性ベルト10の移動量を正確に算出することができる。
例えば、粘着性ベルト10の1回分の間欠搬送に伴う移動量が第1移動量、第2移動量、第3移動量である3種類の記録モードを持っている場合、撮像部18を3つ設け、搬送方向Aにおける最上流側の撮像部18と2番目に上流側の撮像部18との間隔を第1移動量に対応させ、搬送方向Aにおける2番目に上流側の撮像部18と最下流側の撮像部18との間隔を第2移動量に対応させ、搬送方向Aにおける最上流側の撮像部18と最下流側の撮像部18との間隔を第3移動量に対応させることなどが挙げられる。
また、本実施例の記録装置1における移動体は、上記のように搬送ベルトである粘着性ベルト10である。被記録媒体Pは表面形状が一様であることが多いが、粘着性ベルト10などの搬送ベルトには傷など目印になる個所が多い。このため、移動体として搬送ベルトを撮像部18に撮像させることで、特異点Sを認識しやすく、搬送ベルトの移動量を特に正確に算出することができる。ただし、上記のように、このような構成に限定されない。
次に、本実施例の記録装置1を用いて実行可能な搬送ベルトの移動量の算出方法について、フローチャートを用いてさらに詳細に説明する。
図9は本実施例の記録装置1を用いて実行可能な搬送ベルトの移動量の算出方法の一例のフローチャートであり、図7を用いて説明した制御部31による粘着性ベルト10の移動量の制御例に対応するフローチャートである。また、図9のフローチャートは、粘着性ベルト10の間欠搬送1回分に伴う搬送ベルトの移動量の算出方法の例である。
本実施例の記録装置1は、PC36から吐出データを入力して本例の搬送ベルトの移動量の算出方法を開始すると、最初に、ステップS110で、上流側撮像部18aにより粘着性ベルト10を撮像する。本ステップでは、同時に、制御部31により、特異点Sが特定され、該特異点Sの位置が認識される。なお、本実施例の記録装置1は、粘着性ベルト10の内周面20を撮像することで粘着性ベルト10の移動量を画像処理計測するが、粘着性ベルト10の支持面Fや側面を撮像することで粘着性ベルト10の移動量を画像処理計測してもよい。さらには、被記録媒体Pを撮像することで間接的に粘着性ベルト10の移動量を画像処理計測する構成としてもよい。
次に、ステップS120で、所定の移動量(粘着性ベルト10の間欠移動に伴う1回の移動分に対応する移動量)だけ移動するように粘着性ベルト10の移動(被記録媒体Pの搬送)を開始する。
次に、ステップS130で、下流側撮像部18bにより粘着性ベルト10を撮像する。本ステップでは、同時に、制御部31により、特異点Sの位置が認識され、粘着性ベルト10の停止位置が予測される。なお、該予測は、単位時間当たりの特異点Sの移動量に基づく予測、特異点Sの位置と適正な移動量に対応する位置(停止位置)と駆動ローラー8のモーターMに入力される残りの駆動パルス数とに基づく予測、などとすることができる。
次に、ステップS140で、制御部31により、粘着性ベルト10の移動量が適正な移動量となりそうか否かを判断する。適正な移動量ではないと判断した場合は、ステップS150で、図7を用いて説明した上記の制御部31による粘着性ベルト10の移動量の制御例のように、粘着性ベルト10の移動量を調整し、ステップS130に戻る。適正な移動量であると判断した場合は、ステップS160に進む。
ステップS160では、粘着性ベルト10の停止の有無を確認し、粘着性ベルト10が停止するまでステップS130からステップS160までを繰り返し、粘着性ベルト10が停止することで、本例の搬送ベルトの移動量の算出方法を終了し、吐出データに基づく記録を開始する。なお、ここでの記録開始とは、1走査分(1パス分)の吐出動作(走査方向Bのうちの往方向又は復方向の1回の移動に伴う記録ヘッド7による記録動作)の実行を意味する。
本例の搬送ベルトの移動量の算出方法は、ステップS120で粘着性ベルト10の移動を開始してからステップS160で粘着性ベルト10の移動を停止するまでの間に、粘着性ベルト10の移動量を算出するので、効率的に粘着性ベルト10の移動量を調整できる。
次に、本実施例の記録装置1を用いて実行可能な別の搬送ベルトの移動量の算出方法について、フローチャートを用いてさらに詳細に説明する。
図10は、本実施例の記録装置1を用いて実行可能な搬送ベルトの移動量の算出方法の一例のフローチャートである。なお、本例の搬送ベルトの移動量の算出方法のフローチャートは、図9の搬送ベルトの移動量の算出方法のフローチャートに対して、ステップS130からステップS150が省略され、代わりに、ステップS170からステップS200が追加されたものである。このため、共通する、ステップS110からステップS120、ステップS160についての詳細な説明は省略し、ステップS170以降について説明する。
図9で表される搬送ベルトの移動量の算出方法においては、ステップS120で粘着性ベルト10の移動を開始してからステップS160で粘着性ベルト10の移動を停止するまでの間に、粘着性ベルト10の移動量を算出し移動量を調整した。
一方、図10で表される本例の搬送ベルトの移動量の算出方法においては、ステップS120で粘着性ベルト10の移動を開始してからステップS160で粘着性ベルト10の移動を停止した後に、粘着性ベルト10の移動量を算出し移動量を調整する。
本例の搬送ベルトの移動量の算出方法は、ステップS160で粘着性ベルト10が停止すると、ステップS170で、下流側撮像部18bにより粘着性ベルト10を撮像する。
そして、ステップS180で、制御部31により、特異点Sの位置に基づいて、粘着性ベルト10の移動量のずれ量を演算する。
そして、ステップS190で、制御部31により、ステップS180で演算したずれ量に基づき、粘着性ベルト10の移動量が適切な移動量であったか否かを判断する。適正な移動量ではないと判断した場合は、ステップS200で、該ずれ量に対応して粘着性ベルト10を移動させ(粘着性ベルト10の移動量を調整し)、ステップS170に戻り、適正な移動量となるまでステップS170からステップS200を繰り返す。適正な移動量であると判断した場合は、本例の搬送ベルトの移動量の算出方法を終了する。
なお、ステップS200の粘着性ベルト10の移動は、粘着性ベルト10を搬送方向Aに移動させる場合だけでなく、粘着性ベルト10を搬送方向Aとは逆方向に移動させる場合もある。
本例の搬送ベルトの移動量の算出方法は、ステップS120で粘着性ベルト10の移動を開始してからステップS160で粘着性ベルト10の移動を停止した後に、粘着性ベルト10の移動量を算出するので、正確に粘着性ベルト10の移動量を調整できる。
次に、本実施例の記録装置1を用いて実行可能なさらに別の搬送ベルトの移動量の算出方法について、フローチャートを用いてさらに詳細に説明する。
図11は、本実施例の記録装置1を用いて実行可能な搬送ベルトの移動量の算出方法の一例のフローチャートである。なお、本例の搬送ベルトの移動量の算出方法のフローチャートは、図9の搬送ベルトの移動量の算出方法のフローチャートに対して、図10の搬送ベルトの移動量の算出方法のフローチャートのステップS170からステップS200が追加されたものである。このため、ステップS110からステップS200の各ステップは共通するので、ステップS110からステップS200の各ステップについての詳細な説明は省略する。
図9で表される搬送ベルトの移動量の算出方法においては、ステップS120で粘着性ベルト10の移動を開始してからステップS160で粘着性ベルト10の移動を停止するまでの間に、粘着性ベルト10の移動量を算出し移動量を調整した。また、図10で表される搬送ベルトの移動量の算出方法においては、ステップS120で粘着性ベルト10の移動を開始してからステップS160で粘着性ベルト10の移動を停止した後に、粘着性ベルト10の移動量を算出し移動量を調整した。
一方、図11で表される本例の搬送ベルトの移動量の算出方法においては、ステップS120で粘着性ベルト10の移動を開始してからステップS160で粘着性ベルト10の移動を停止するまでの間と、その後と、の両方において、粘着性ベルト10の移動量を算出し移動量を調整する。このため、本例の搬送ベルトの移動量の算出方法は、効率的かつ正確に粘着性ベルト10の移動量を調整できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
例えば、ラインヘッドと、間欠的ではなく連続的に媒体を搬送可能な搬送ベルトと、を備えた記録装置を用い、所定時間経過毎に上流側撮像部と上流側撮像部とで画像を撮像し、該所定時間経過毎に搬送ベルトの移動量を算出させてもよい。
1…記録装置、2…繰出部、3…搬送機構、4…記録機構、5…回転軸、
6…従動ローラー、7…記録ヘッド(記録部)、8…駆動ローラー、
9…従動ローラー、10…粘着性ベルト(搬送ベルト、移動体)、11…従動ローラー、
12…押し付けローラー、13…洗浄ブラシ、14…トレイ、15…洗浄機構、
16…キャリッジ、17…巻取軸、18…撮像部、18a…上流側撮像部、
18b…下流側撮像部、19…支持部、20…粘着性ベルト10の内周面、
21…透光ガラス、22…発光部、23…集光レンズ、24…撮像素子、
25…保持部材、26…ケース、27…撮像面、28…巻取機構、
29…キャリッジ移動部、30…従動ローラー、31…制御部(算出部、補正部)、
32…I/F(インターフェース)、33…CPU、34…制御回路、35…記憶部、
36…PC、37…検出器群、38…撮像範囲、
38a…上流側撮像部18aの撮像範囲、38b…下流側撮像部18bの撮像範囲、
F…支持面、M…モーター、N…ノズル、N1〜N8…ノズル列、
P…被記録媒体(媒体、移動体)、R1…被記録媒体Pのロール、
R2…被記録媒体Pのロール、S、S1、S2…特異点(移動体の一部の位置)

Claims (7)

  1. 媒体を搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトに支持された前記媒体に記録する記録部と、
    前記媒体の搬送方向の上流側と下流側とに複数設けられ、前記搬送ベルト及び前記媒体の少なくとも一方である移動体を撮像する撮像部と、
    前記撮像部のうちの前記上流側の上流側撮像部により撮像された画像における前記移動体の一部の位置と、該上流側撮像部によって撮像されてから所定時間経過後に前記撮像部のうちの前記下流側の下流側撮像部により撮像された画像における前記一部の位置と、に基づいて、前記搬送ベルトの前記所定時間における移動量を算出する算出部と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、
    前記算出部の算出結果に基づいて、前記搬送ベルトの移動量を補正する補正部を備えることを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1又は2に記載の記録装置において、
    前記搬送ベルトは、前記媒体を間欠的に搬送し、
    前記記録部は、前記搬送ベルトに支持された前記媒体に対して、前記搬送ベルトの停止時に該媒体の搬送方向と交差する走査方向に移動して、該走査方向と交差するノズル並び方向に複数のノズルが並べられて形成されたノズル列から吐出データに基づいて液体を吐出し、
    前記撮像部は、前記搬送ベルトが前記媒体を間欠的に搬送することに伴って停止する毎に、前記移動体を撮像することを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、
    複数設けられる前記撮像部のうちの少なくとも1つは、前記上流側及び前記下流側の少なくとも一方に移動可能であることを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記撮像部は、3つ以上設けられることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置において、
    前記移動体は、前記搬送ベルトであることを特徴とする記録装置。
  7. 媒体を搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトに支持された前記媒体に記録する記録部と、
    前記媒体の搬送方向の上流側と下流側とに複数設けられ、前記搬送ベルト及び前記媒体の少なくとも一方である移動体を撮像する撮像部と、を備える記録装置における前記搬送ベルトの移動量の算出方法であって、
    前記撮像部のうちの前記上流側の上流側撮像部により撮像された画像における前記移動体の一部の位置と、該上流側撮像部によって撮像されてから所定時間経過後に前記撮像部のうちの前記下流側の下流側撮像部により撮像された画像における前記一部の位置と、に基づいて、前記搬送ベルトの前記所定時間における移動量を算出する、
    ことを特徴とする搬送ベルトの移動量の算出方法。
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