JP2017185454A - 噴霧ノズル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡単な構成で、粒径の細かい微細化液滴を供給することが可能な噴霧ノズル装置を提供する。【解決手段】先端側に気体噴出口40と液体噴出口50が配置されたノズル本体を備え、気体噴出口40の気体噴出方向は、前記ノズル本体の軸方向に設定され、液体噴出口50の液体噴出方向は、前記気体噴出方向と交差する方向に設定されている構成となっている噴霧ノズル装置。好ましくは、気体噴出口40は、気体を環状に噴出する環状噴出口40であり、液体噴出口50は、環状噴出口40の内側に配置されている、噴霧ノズル装置。このように、気体に液体を衝突させる構成とすることにより、粒径の細かい微細化液滴を発生させることができる噴霧ノズル装置。【選択図】図3

Description

本発明は、液体の微細化に使用される噴霧ノズル装置に関するものである。
従来、液体に圧力をかけて噴霧し、微細な液滴を生成せしめる噴霧ノズルは、様々な分野で用いられている。特に、燃焼や塗装、加湿の分野においては、液体を微細化することが性能や品質の向上に直接関わる要因であるため、微細化を促進する様々な手法が開発されている。一般に、液体に対し高圧の空気を付加して、液滴の微細化を促進する二流体ノズルは、液体のみを用いる一流体ノズルよりも、微粒化性能が良いことが知られている。
二流体ノズルの先端部の構造としては、図4を例示することができる(特許文献1参照)。このような二流体ノズルにおいては、液体噴射部110が二流体ノズル100の中心軸上に配置され、この液体噴射部110の周囲を囲うように空気噴射部120が配置されている。液体噴射部110からは液体が二流体ノズル100の軸方向に噴出され、空気噴射部120からは軸方向に噴出した液柱の外周面と接触する高速の空気流が噴出される。この時、液体と気体の速度差に起因するせん断作用により、液体が微粒化されている。
特開2005−103366号公報
ところで、このような噴霧ノズルにおいては、上述したように、より粒径の細かい微細化液滴を供給することが望ましい。本発明者等は、従来の二流体ノズルよりも粒径の細かい微細化液滴を発生させるために鋭意検討を重ねた結果、液体と気体の噴出方向を調節することで、別途部材を追加する事なく粒径の細かい微細化液滴が発生することを見出した。
本発明は、上記実情に鑑みてなされた発明であり、より簡単な構成で、粒径の細かい微細化液滴を供給することが可能な噴霧ノズル装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る噴霧ノズル装置は、先端側に気体噴出口と液体噴出口が配置されたノズル本体を備え、前記気体噴出口の気体噴出方向は、前記ノズル本体の軸方向に設定され、前記液体噴出口の液体噴出方向は、前記気体噴出方向と交差する方向に設定されていることを特徴とする。
このように、液体噴出方向を気体噴出方向と交差する方向に設定することにより、気体に液体を衝突させて、粒径の細かい微細化液滴を発生させることができる。
本発明の好ましい形態では、前記気体噴出口は、気体を環状に噴出する環状噴出口であり、前記液体噴出口は、前記環状噴出口の内側に配置されていることを特徴とする。
このように、気体よりも質量の大きい液体を、環状に噴出される気体の内側から衝突させることにより、噴霧ノズル装置の噴霧領域を拡大することができる。
本発明の好ましい形態では、前記液体噴出方向は、前記気体噴出方向に対して、5度〜15度の交差角度に設定されていることを特徴とする。
このような交差角度で、気体に液体を衝突させることにより、効率よく粒径の細かい微細化液滴を発生させることができる。
本発明によれば、より簡単な構成で、粒径の細かい微細化液滴を供給することが可能な噴霧ノズル装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る噴霧ノズル装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る噴霧ノズル装置の縦断側面図である。 本発明の一実施形態に係る噴霧ノズル装置の先端を示す縦断側面図である。 噴霧ノズルの従来の構成例を示す縦断側面図である。
以下、本発明を図面に示した好ましい一実施形態について図1〜3を用いて詳細に説明する。本発明の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
本発明に係る噴霧ノズル装置は、図1及び図2に示すように、先端側に気体噴出口40と液体噴出口50が配置されたノズル本体10を備え、このノズル本体10は、外筒部材20と、内筒部材30と、により構成されている。
外筒部材20は、筒状に形成されており、内筒部材30の先端領域A、前領域B及び後領域Cが収容される中空部と、気体供給手段(図示せず)と接続して中空部に気体を導入する気体導入口21と、を有している。この外筒部材20の中空部の先端領域Aは、ノズル本体10の軸方向と平行な内周面22を有している。
内筒部材30は、液体流路70となる中空部が形成されており、液体供給手段(図示せず)と接続して液体流路70に液体を導入する液体導入口31と、液体流路70中の液体を噴出する液体噴出口50と、を有している。
この内筒部材30の先端領域Aの外径は、ノズル本体10の軸方向と平行な外周面32を有し、外筒部材20の先端領域Aの内径よりも小径に形成されている。また、内筒部材30の前領域Bの外径についても、同様に、外筒部材20の内径よりも小径に形成されている。そのため、外筒部材20の内周面22と内筒部材30の外周面32の間には気体噴出口40となる間隙(空間)が、外筒部材20の内周面23と内筒部材30の外周面33の間には気体流路60となる間隙(空間)が、それぞれ形成されている。
一方、内筒部材30の後領域Cの外径は、外筒部材20の中空部の内径と同様の径に形成されており、間隙(空間)は形成されていない。この後領域Cの外周面には、凹部が形成されており、この凹部にOリング80が嵌り込むことで、外筒部材20の内周面24と内筒部材30の外周面34とが気密に当接されている。そのため、気体導入口21から導入された全ての圧縮気体は、気体流路60を通って気体噴出口40から噴出される。
気体噴出口40は、前述したように、外筒部材20の内周面22と内筒部材30の外周面32の間に形成された間隙(空間)部分に形成されており、この内周面22と外周面32とはノズル本体10の軸方向と平行に形成されている。そのため、圧縮気体はノズル本体10の軸方向に噴出される。
この気体噴出口40は、図1(a)に示すように、環状に形成された環状噴出口であって、この環状噴出口の内側に液体噴出口50が配置されている。
液体噴出口50は、図1(a)に示すように、貫通孔によって形成されており、この貫通孔はノズル本体10の軸方向から径方向に向かって傾斜して設けられている(図3参照)。この液体噴出口50から噴出された液体は、5度〜15度の交差角度βで気体噴出口40から噴出される気体と衝突される。なお、気体は軸方向に噴射されるため、交差角度βと貫通孔の傾斜角度は一致する。
次に、噴霧される様子について、図3を参照して詳細に説明する。前述したように、ノズル本体10の先端部には、気体噴出口40と液体噴出口50が配置されており、気体噴出口40の気体噴出方向は、ノズル本体10の軸方向に設定され、液体噴出口50の液体噴出方向は、気体噴出方向と交差する方向に設定されている。このように、液体を直接圧縮気体に衝突させることで、粒径の細かい微細化液滴を発生させている。
この時、環状に形成した気体噴出口40の内側に配置された、液体噴出口50から外側に向かって噴出されるため、微細化された液滴が広がって噴霧される。
なお、外筒部材20と内筒部材30は、ネジNによって固定されており、外筒部材20の背面側には雌ネジ部が、内筒部材30にはネジNが挿通される貫通孔が設けられている。この他にも、外筒部材20と内筒部材30とにネジ切を設け、螺合するように形成しても良いし、接着剤等で接着しても良い。
本発明によれば、液体噴出方向を気体噴出方向と交差する方向に設定することにより、液体を圧縮気体に直接衝突させる構成にすることで、外筒部材20と内筒部材30の2つの部材だけで、粒径の細かい微細化液滴を発生させることができる。
また、本発明によれば、環状に形成された気体噴出口40の内側に液体噴出口50が配置されており、気体よりも質量の大きい液体を、環状に噴出される気体の内側から衝突させることにより、噴霧ノズル装置の噴霧領域を拡大することができる。
10 ノズル本体
20 外筒部材
21 気体導入口
30 内筒部材
31 液体導入口
40 気体噴出口
50 液体噴出口
60 気体流路
70 液体流路
80 Oリング

Claims (5)

  1. 先端側に気体噴出口と液体噴出口が配置されたノズル本体を備え、
    前記気体噴出口の気体噴出方向は、前記ノズル本体の軸方向に設定され、
    前記液体噴出口の液体噴出方向は、前記気体噴出方向と交差する方向に設定されていることを特徴とする、噴霧ノズル装置。
  2. 前記気体噴出口は、気体を環状に噴出する環状噴出口であり、
    前記液体噴出口は、前記環状噴出口の内側に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の噴霧ノズル装置。
  3. 前記液体噴出方向は、前記気体噴出方向に対して、5度〜15度の交差角度に設定されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の噴霧ノズル装置。
  4. 前記ノズル本体は、外筒部材と、内筒部材と、を有し、
    前記液体噴出口は、前記内筒部材の先端に設けられ、
    前記気体噴出口は、前記内筒部材と前記外筒部材の間に形成された間隙であることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の噴霧ノズル装置。
  5. 前記間隙を形成する前記外筒部材の内周面および前記内筒部材の外周面は、
    前記ノズル本体の軸方向と平行な面に形成されていることを特徴とする、請求項4に記載の噴霧ノズル装置。

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