JP2017184485A - 発電システム - Google Patents

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【課題】比較的安価で経済性の高い構成でありながらも、発生した高調波を良好に打ち消すことができる技術を提供する。【解決手段】模擬負荷制御手段32は、第1模擬負荷消費電力調整手段31a及び第2模擬負荷消費電力調整手段31bにて第1模擬負荷30aと第2模擬負荷30bとで消費される消費電力が等しくなるように制御する状態で、模擬負荷制御を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンにより回転駆動されて発電を行う発電機と、前記発電機に対して利用者側の電力負荷を解並列可能な電力負荷遮断器と、前記エンジンを駆動させた状態で前記電力負荷遮断器を解列状態から並列状態へ切り換えて前記発電機に対して前記電力負荷を投入する電力負荷投入処理を実行し、前記発電機の出力電圧が規定電圧に維持されるように前記エンジンの出力を制御するエンジン出力制御を実行する発電制御手段と、前記電力負荷の消費電力を計測する電力負荷消費電力計測手段と、前記電力負荷とは別に、前記発電機の発電電力を消費する模擬負荷と、前記発電機と前記模擬負荷との接続部に配置され、前記模擬負荷の消費電力を変更可能な模擬負荷消費電力調整手段と、前記発電機の発電電力が前記エンジンを安定運転可能な所定の基準発電電力以上に維持されるように、前記電力負荷消費電力計測手段の計測結果に基づいて前記模擬負荷消費電力調整手段を制御する模擬負荷制御を実行する模擬負荷制御手段とを備えた発電システムに関する。
電気機器などの電力負荷を設けた施設では、通常、商用電力系統から受電した基準電圧(例えば6600V)及び基準周波数(例えば60Hz)の受電電力が当該電力負荷に供給される。また、施設には、例えば商用電力系統に連系して発電を行って、基準電圧及び基準周波数の発電電力を電力負荷に供給可能なコージェネレーションシステムなどの発電システムが設けられる場合がある。
このような発電システムとして、商用電力系統からの受電が停止する停電時において、商用電力系統から発電機を切り離した状態で、発電機を駆動するエンジンを起動させて発電機の自立運転を行い、発電機の発電電圧が確立し安定して発電が行えるようになった段階で、停電時の給電対象とする電力負荷の一部又は全部の特定負荷を発電機に投入して、特定負荷への給電を継続するように構成されたものが知られている(例えば特許文献1を参照。)。
更に、特許文献1に係る発電システムに加えて、電力負荷の消費電力を計測する電力負荷消費電力計測手段と、電力負荷とは別に発電機の発電電力を消費する模擬負荷と、発電機と模擬負荷との接続部に配置され、模擬負荷の消費電力を変更可能なサイリスタレギュレータ等から成る模擬負荷消費電力調整手段とを備えた発電システムが知られている(特許文献2を参照)。
当該特許文献2に開示の技術にあっては、発電機の発電電力がエンジンを安定運転可能な所定の基準発電電力以上に維持されるように、電力負荷消費電力計測手段の計測結果に基づいて模擬負荷消費電力調整手段を制御する模擬負荷制御を実行可能に構成されている。
上記特許文献2に係る発電システムにあっては、利用者側の一部又は全体の電力負荷に発電電力を供給する発電機に対して、その電力負荷とは別の模擬負荷が投入され、更には、当該模擬負荷の消費電力が上記模擬負荷制御により制御されることで、電力負荷と模擬負荷とに供給される発電電力が、常に上記基準発電電力以上に維持される。これにより、エンジンの出力が比較的高いものに維持され、結果、エンジンの安定運転が実現される。
特開2007−006595公報 特開2015−109746公報
以上の構成にあっては、模擬負荷制御を実行する際に、サイリスタレギュレータ等から成る模擬負荷消費電力調整手段にて、模擬負荷の消費電力を変更する制御を実行するのであるが、当該サイリスタレギュレータは、インバータと比較して安価である反面、スイッチング素子により電力(電圧)制御を実行するように構成され且つ整流機構を持たないものが多いため、高調波の発生源となることがある。当該高調波は、コンデンサの異常過熱や発電機の損傷等の原因となることから、極力抑制する必要がある。当該高調波を抑制する代表的な構成として、発生した高調波と逆位相の電流を電力線に流すことで高調波を抑制するアクティブフィルタが知られているが、当該アクティブフィルタは、非常に高価である。
以上のような状況であるので、上記特許文献2に示される発電システムにおいて、比較的安価で経済性の高い構成でありながらも、高調波の発生を良好に抑制できる技術が望まれていた。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、エンジンにより発電機を回転駆動する発電システムにおいて、停電時等において発電機に投入される電力負荷の消費電力が小さい場合でも、合理的且つ簡単な構成を採用するだけで、エンジンの運転状態を安定したものとして、排気エミッションの増加やストール等を抑制でき、更には、比較的安価で経済性の高い構成でありながらも、発生した高調波を良好に打ち消すことができる技術を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る発電システムは、
エンジンにより回転駆動されて発電を行う発電機と、
前記発電機に対して利用者側の電力負荷を解並列可能な電力負荷遮断器と、
前記エンジンを駆動させた状態で前記電力負荷遮断器を解列状態から並列状態へ切り換えて前記発電機に対して前記電力負荷を投入する電力負荷投入処理を実行し、前記発電機の出力電圧が規定電圧に維持されるように前記エンジンの出力を制御するエンジン出力制御を実行する発電制御手段と、
前記電力負荷の消費電力を計測する電力負荷消費電力計測手段と、
前記電力負荷とは別に、前記発電機の発電電力を消費する模擬負荷と、
前記発電機と前記模擬負荷との接続部に配置され、前記模擬負荷の消費電力を変更可能な模擬負荷消費電力調整手段と、
前記発電機の発電電力が前記エンジンを安定運転可能な所定の基準発電電力以上に維持されるように、前記電力負荷消費電力計測手段の計測結果に基づいて前記模擬負荷消費電力調整手段を制御する模擬負荷制御を実行する模擬負荷制御手段とを備えた発電システムであって、その特徴構成は、
前記発電機と前記模擬負荷消費電力調整手段との接続部に配置され、前記発電機の発電電力を変圧する第1変圧器と第2変圧器とを、夫々が前記発電機からの発電電力を各別に変圧する状態で備え、
前記第1変圧器と前記第2変圧器は、Δ−Δ変圧器とΔ−Y変圧器の組み合わせ、又は、Y−Δ変圧器とY−Y変圧器の組み合わせから成り、
前記第1変圧器にて変圧された発電電力を消費する前記模擬負荷としての第1模擬負荷と、前記第2変圧器にて変圧された発電電力を消費する前記模擬負荷としての第2模擬負荷とを各別に備え、
前記第1変圧器と前記第1模擬負荷との間に設けられる前記模擬負荷消費電力調整手段としての第1模擬負荷消費電力調整手段と、前記第2変圧器と前記第2模擬負荷との間に設けられる前記模擬負荷消費電力調整手段としての第2模擬負荷消費電力調整手段とを各別に備え、
前記模擬負荷制御手段は、前記第1模擬負荷消費電力調整手段及び前記第2模擬負荷消費電力調整手段にて前記第1模擬負荷と前記第2模擬負荷とで消費される消費電力が等しくなるように制御する状態で、前記模擬負荷制御を実行する点にある。
上記特徴構成によれば、模擬負荷制御において、発電機の発電電力を第1模擬負荷と第2模擬負荷とで各別に消費する構成において、第1模擬負荷へ導かれる発電電力を第1変圧器にて変圧し、第2模擬負荷へ導かれる発電電力を第2変圧器にて変圧することで、第1模擬負荷に導かれる電圧成分の位相と、第2模擬負荷に導かれる電圧成分の位相とをずらすことができる。これにより、第1模擬負荷消費電力調整手段にて発生する高調波と、第2模擬負荷消費電力調整手段にて発生する高調波との位相とが、ずれることとなり、両者が打ち消し合う形態で、高調波成分を抑制できる。
しかも、上記模擬負荷制御にあっては、第1模擬負荷と第2模擬負荷とで消費される消費電力を等しくなるように制御するから、第1模擬負荷消費電力調整手段にて発生する高調波と、第2模擬負荷消費電力調整手段にて発生する高調波とを、より良好に打ち消し合わせることができる。
結果、エンジンにより発電機を回転駆動する発電システムにおいて、停電時等において発電機に投入される電力負荷の消費電力が小さい場合でも、合理的且つ簡単な構成を採用するだけで、エンジンの運転状態を安定したものとして、排気エミッションの増加やストール等を抑制でき、更には、発生した高調波をも良好に打ち消すことができる発電システムを実現できる。
発電システムの更なる特徴構成は、
前記模擬負荷消費電力調整手段が、前記模擬負荷として配置された負荷抵抗器に供給される発電電力の電圧を変更可能な電圧調整器で構成されている点にある。
本特徴構成によれば、模擬負荷消費電力調整手段として、模擬負荷として配置された負荷抵抗器に供給される発電電力の電圧を変更可能なサイリスタレギュレータ等の電圧調整器を採用することができる。
このような電圧調整器を採用すれば、模擬負荷制御において、模擬負荷としての負荷抵抗器の消費電力を、電力負荷の消費電力の変動に合わせて瞬時且つ無段階で変化させることができるので、発電電力を極めて安定したものに維持することができ、エンジンの出力変動を抑制できる。
更に、高調波の抑制を良好に実行するには、上述したように、第1模擬負荷の消費電力と第2模擬負荷の消費電力を等しくするように制御する必要があるが、上記特徴構成にあっては、両者の消費電力を、電力負荷の消費電力の変動に合わせて瞬時に且つ無段階で変化させることができるから、両者の消費電力を良好に同期させて、高調波を抑制できる。
発電システムの更なる特徴構成は、
前記模擬負荷制御手段が、前記模擬負荷制御において、前記模擬負荷の消費電力を、前記発電機の基準発電電力に対する前記電力負荷の消費電力の差分に対応して変化させる点にある。
本特徴構成によれば、模擬負荷制御手段による模擬負荷制御において、模擬負荷の消費電力が発電機の基準発電電力に対する電力負荷の消費電力の差分に対応して自動的に増減されるので、発電機の発電電力が基準発電電力又はそれ以上の目標発電電力に維持されることになる。よって、エンジンの出力が比較的高い状態で且つ一定に保たれるので、エンジンの運転状態を一層安定したものに維持できる。
特に、模擬負荷消費電力調整手段を、模擬負荷として配置された負荷抵抗器に供給される発電電力の電圧を変更可能な電圧調整器で構成している場合、模擬負荷の消費電力を発電機の基準発電電力に対する電力負荷の消費電力の差分に対応して増減するときに、第1模擬負荷の消費電力と第2模擬負荷の消費電力を、電力負荷の消費電力の変動に合わせて瞬時に且つ無段階で変化させる形態で等しく制御することができ、両者の消費電力を良好に同期させて、高調波を抑制できる。
発電システムの更なる特徴構成は、
前記発電制御手段が、前記電力負荷投入処理において、前記発電機に対する前記電力負荷の投入時期と同時又はその前に、前記発電機に対して前記模擬負荷を投入する点にある。
発電機に対する模擬負荷の投入時期が電力負荷の投入時期よりも遅い場合、発電機に対して消費電力が小さい電力負荷のみが投入される期間が存在することになる。すると、エンジンが低出力で運転されて、エンジンの運転状態が不安定となり、その電力負荷への電力供給が不安定となる場合がある。
そこで、本特徴構成によれば、発電制御手段による電力負荷投入処理において、発電機に対する模擬負荷の投入時期を電力負荷の投入時期と同時又はその前の時期とする。すると、発電機に対して電力負荷が投入された時点及びそれ以降において、発電機の発電出力が基準発電電力以上に維持され、それによりエンジンの出力が比較的大きく保たれ、エンジンの安定運転が実現される。よって、電力負荷に対して安定して発電電力を供給することができる。
発電システムの更なる特徴構成は、
前記発電制御手段が、前記電力負荷に対する商用電力系統からの給電が停止する停電を検出した停電時に、前記電力負荷遮断器を解列状態として前記エンジンを起動させた上で前記電力負荷投入処理を実行する点にある。
本特徴構成によれば、停電時において、エンジンが起動されて略無負荷状態で自立運転を行う発電機に対して、消費電力が極めて小さい場合がある重要負荷などの電力負荷が投入されるのに加えて、模擬負荷が投入され、更に、電力負荷の投入後において、その模擬負荷の消費電力が模擬負荷制御により制御される。よって、停電時における電力負荷の投入後においても、発電機の発電電力が常に基準発電電力以上に維持されることにより、エンジンの安定運転を実現でき、結果、重要負荷などの電力負荷へ安定して発電電力を供給することができる。
また、停電時の電力負荷投入処理及び模擬負荷制御において、模擬負荷の消費電力が電力負荷よりも小さい状態で、発電機に電力負荷を投入する前に、発電機に模擬負荷を投入することが好ましい。
即ち、停電時に電力負荷投入処理及び模擬負荷制御を実行する場合において、模擬負荷を利用して、負荷投入準備時間(停電時から電力負荷が投入できる状態になるまでの時間)の短縮、負荷投入率(発電機の定格発電電力に対する電力負荷の消費電力の割合)の拡大、並びに、整定時間(電力負荷を投入してから発電機を駆動するエンジンの回転速度が安定するまでの時間)の短縮を実現できる。
第1実施形態における発電システムの概略構成を示す図 停電時における発電システムの発電制御の処理フロー図 第1実施形態における発電機の発電電力、並びに、電力負荷及び模擬負荷の消費電力の状態遷移を示すグラフ図
〔第1実施形態〕
本発明に係る発電システムの第1実施形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示す発電システムは、商用電力系統1から受電した受電電力を消費する電力負荷4を有する事業所などの施設に設けられて、当該商用電力系統1からの受電が停止する停電が発生したときに、電力負荷4に対して、発電装置10で発電した発電電力P10を供給するシステムとして構成されている。
尚、商用電力系統1から受電した受電電力は、電力線3に供給され、当該電力線3に遮断器6などを介して接続された電力負荷4に供給される。
この電力負荷4は、コンプレッサ、ポンプ、エレベータ、医療機器などの非常用設備などのように、施設の全電力負荷のうち重要負荷などの少なくとも一部の電力負荷とされている。
また、電力負荷4の電力線3に対する接続部には、電力負荷4の消費電力P4を計測する電力負荷消費電力計測器5(電力負荷消費電力計測手段の一例)が設けられている。
かかる発電システムには、発電装置10と、この発電装置10の運転制御などを行う発電制御装置15(発電制御手段の一例)とが設けられている。
上記発電装置10は、商用電力系統1の受電電力と同じ基準電圧(例えば6600V)及び基準周波数(例えば60Hz)の発電電力P10を電力負荷4に供給可能なものとして構成されている。更に、発電装置10は、発電に伴って熱を発生するコージェネレーションシステムとして構成されている。
上記発電装置10は、発電機10bをエンジン10aで駆動する形態で発電を行って発電電力P10を出力する一般的な発電装置として構成されている。図示は省略するが、この発電装置10には、発電機10bの発電電力P10を基準電圧及び基準周波数に変換する電力変換器や、バッテリーの蓄電電力を利用してエンジン10aを起動させるセルモータ等が設けられている。そして、発電制御装置15は、外部からの電力供給がない状態でも、エンジン10aをセルモータにより自立起動することができ、また、エンジン10aの回転速度を所望の定格回転速度に設定する形態で、発電機10bの出力電圧が規定電圧に維持されるように、エンジン10aの出力を制御するエンジン出力制御を実行する。
発電装置10の出力側は、電力負荷遮断器13を介して電力線8に接続されており、また、この電力線8は、電力負荷遮断器7を介して電力線3に接続されている。
即ち、電力負荷遮断器13及び電力負荷遮断器7は、発電機10bに対して電力負荷4を解列自在に構成されている。
発電システムには、商用電力系統1から電力線3が受電する受電電圧を計測する系統連系保護継電器2が設けられている。即ち、この系統連系保護継電器2は、受電電圧の計測結果を監視し、その結果から商用電力系統1からの受電が停止する停電を検出する停電検出手段として機能する。
一方、発電制御装置15は、詳細については後述するが、系統連系保護継電器2の計測結果により停電が検出された停電時に、遮断器6を解列状態に切り換えて商用電力系統1から電力線3を切り離したうえで、エンジン10aを起動させた状態で、電力負荷遮断器13及び電力負荷遮断器7を解列状態から並列状態に切り換えて発電機10bに対して電力負荷4を投入する電力負荷投入処理を実行する。尚、この電力負荷4のように、エンジン10aの起動後に発電機10bに投入される電力負荷4を初期負荷と呼ぶ場合もある。
この発電システムには、施設内の電力負荷4とは別に、発電機10bの発電電力P10を消費する負荷抵抗器からなる模擬負荷30が設けられており、この模擬負荷30は、電力線8に対して、後述する電圧調整器31と変圧器25を介して接続されている。即ち、電力負荷遮断器13を介して電力線8に供給される発電機10bの発電電力P10は、変圧器25で所定の電圧まで低下された後に、電圧調整器31を介して模擬負荷30に供給することができる。
電圧調整器31は、発電機10bと模擬負荷30との接続部に配置されており、模擬負荷30に供給される電力の電圧を変更可能なサイリスタレギュレータなどで構成されている。即ち、この電圧調整器31は、模擬負荷30に供給される電力の電圧を調整することで、模擬負荷30の消費電力P30を変更可能な模擬負荷消費電力調整手段Xとして機能することになる。
上記サイリスタレギュレータ等の電圧調整器31は、スイッチング素子から構成されており、高調波の発生源であり、当該高調波は、システムに設けられるコンデンサの異常過熱や発電機の損傷等の原因となることから、極力抑制する必要がある。
そこで、当該発電システムは、変圧器25として、発電機10bと電圧調整器31との接続部に、発電機10bの発電電力を変圧するΔ−Δ変圧器25a(第1変圧器の一例)とΔ−Y変圧器25b(第2変圧器の一例)とを、夫々が発電機10bからの発電電力を各別に変圧する状態で備え、模擬負荷30として、Δ−Δ変圧器25aにて変圧された発電電力を消費する第1模擬負荷30aと、Δ−Y変圧器25bにて変圧された発電電力を消費する第2模擬負荷30bとを各別に備え、電圧調整器31として、Δ−Δ変圧器25aと第1模擬負荷30aとの間に設けられる第1電圧調整器31a(第1模擬負荷消費電力調整手段の一例)と、Δ−Y変圧器25bと第2模擬負荷30bとの間に設けられる第2電圧調整器31b(第2模擬負荷消費電力調整手段の一例)とを各別に備えて構成されている。
模擬負荷30としては、需要家の意思とは無関係に電力消費の有無の状態を切り換え可能な電力負荷であるヒータなどの電気抵抗器や、電力を回転負荷として消費する回転負荷抵抗器などが利用されている。また、電気抵抗器を模擬負荷30として利用する場合に、その発生した熱は、例えば、ファンにより直接放熱したり、エンジン10aの冷却水で回収された熱などと共に利用に供することができる。
尚、変圧器25で電圧が低下された電力を発電装置10の補機などに供給しても構わない。この場合、発電機10bの発電電力は、補機の消費電力を差し引いたものとして取り扱う。
発電制御装置15は、停電時には、電力負荷遮断器13及び電力負荷遮断器7を解列状態に切り換えて発電機10bから電力負荷4を解列して、エンジン10aを起動させ、その後に、電力負荷遮断器13及び電力負荷遮断器7を適時解列状態から並列状態に切り換えて、発電機10bに電力負荷4を投入する電力負荷投入処理を実行する。
更に、発電システムは、発電機10bの発電電力P10がエンジン10aを安定運転可能な所定の基準発電電力P10max(図3参照)以上に維持されるように、電力負荷消費電力計測器5の計測結果に基づいて電圧調整器31を制御する模擬負荷制御を実行する模擬負荷制御装置32(模擬負荷制御手段の一例)が設けられている。
また、当該模擬負荷制御装置32は、第1電圧調整器31aと第2電圧調整器31bとにより第1模擬負荷30aと第2模擬負荷30bとで消費される消費電力が等しくなるように制御する状態で、模擬負荷制御を実行する。
このような合理的且つ簡単な構成を採用するだけで、エンジン10aの運転状態を安定したものとして、排気エミッションの増加やストール等を抑制している。更に、電圧調整器31として、第1電圧調整器31aと第2電圧調整器31bとを各別に分割して備え、第1電圧調整器31aへ導かれる発電電力をΔ−Δ変圧器25aにて変圧し、第2電圧調整器31bへ導かれる発電電力をΔ−Y変圧器25bにて変圧する構成を採用すると共に、第1模擬負荷30aと第2模擬負荷30bとの消費電力を等しくするように制御するから、高調波発生源としての第1電圧調整器31aにて発生する高調波と、第2電圧調整器31bにて発生する高調波との位相を積極的にずらし、両者の高調波を打ち消す形態で低減している。
尚、この基準発電電力P10maxは、エンジン10aを安定運転可能な発電電力として任意に設定することができる。
また、発電制御装置15と模擬負荷制御装置32とは、個別の制御装置として構成しても良いし、共通の制御装置が機能するように構成しても良い。
以下、このような発電システムが停電時において実行する停電時の電力負荷投入処理及び模擬負荷制御を含む発電制御の処理フロー、並びに、模擬負荷制御の処理フローについて、図2及び図3を参照して説明する。
(発電制御)
先ず、発電制御の詳細について、図2及び図3を参照して説明する。
系統連系保護継電器2の計測結果により停電が検出された停電時(図2のステップ#1のyes側、図3の時間T0)には、発電制御装置15が、電力負荷遮断器13及び電力負荷遮断器7を解列状態(非通電状態)に切り替えて、発電機10bから電力負荷4を解列した状態で、蓄電電力によりセルモータを作動して、エンジン10aを自立起動させる(図2のステップ#2)。
すると、図3における時間T0〜時間T1において、エンジン10aの回転速度が上昇し、それに伴って、エンジン10aにより回転駆動される発電機10bの発電電圧が上昇する。
次に、発電制御装置15は、エンジン10aの回転速度が定格回転速度に達し、それに伴って、発電機10bの発電電圧が基準電圧に到達して確立されたと判定したときに(図2のステップ#3のyes側)、電力負荷遮断器13を解列状態から並列状態(通電状態)に切り替えて、発電機10bに模擬負荷30を投入する模擬負荷投入処理を実行する(図2のステップ#4、図3の時間T1〜時間T2)。尚、このように発電機10bに対して模擬負荷30のみを投入している状態では、発電機10bの発電電力P10は模擬負荷30の消費電力P30に一致することになる。
この模擬負荷投入処理(図2のステップ#4、図3の時間T1〜時間T2)では、先ず、模擬負荷制御装置32が、電圧調整器31により模擬負荷30に供給される電力の電圧を調整することで、模擬負荷30の消費電力P30が十分に小さい状態で、当該模擬負荷30が発電機10bに投入されて、模擬負荷30への給電が開始される。このことにより発電機10bの運転状態が安定したものに維持される。次に、模擬負荷制御装置32が、電圧調整器31により模擬負荷30に供給される電力の電圧を徐々に増加させることで、模擬負荷30の消費電力P30が、始動初期の発電機10bの基準発電電力P10maxとして予め設定されている所定の第1基準発電電力P10max(1)に至るまで増加する。尚、このエンジン10aを安定運転可能な第1基準発電電力P10max(1)は、発電機10bの定格発電電力の約50%に設定されている。
このことにより、エンジン10aの運転状態は安定したものに維持されたまま、エンジン10aに適度な負荷がかかり、結果、当該エンジン10aの暖機が早期に進行することになる。
次に、発電制御装置15は、電力負荷遮断器7を解列状態から並列状態(通電状態)に切り替えて、発電機10bに電力負荷4を投入する電力負荷投入処理を実行し(図2のステップ#5、図3の時間T2)、電力負荷4への給電が開始される。
そして、この電力負荷投入処理が実行されて発電機10bに電力負荷4が投入された後に、後述する模擬負荷制御が実行される(図2のステップ#6、図3の時間T2以降)。
(模擬負荷制御)
次に、模擬負荷制御の詳細について、図3を参照して説明する。
この模擬負荷制御では、模擬負荷制御装置32が、発電機10bの発電電力P10が、エンジン10aを安定運転可能な基準発電電力P10maxに維持されるように、電圧調整器31の電圧調整を行って、模擬負荷30の消費電力P30を制御する。即ち、この模擬負荷制御では、模擬負荷30の消費電力P30は、電力負荷4の消費電力の変動とは逆位相で変化するように調整され、具体的には、基準発電電力P10maxに対する電力負荷4の消費電力P4の差分(P10max−P4)に調整される。
基準発電電力P10maxは複数段設定されている。具体的には、発電機10bの定格発電電力の例えば約50%に設定された第1基準発電電力P10max(1)と、発電機10bの定格発電電力相当に設定された第2基準発電電力P10max(2)とが、基準発電電力P10maxとして設定されている。
そして、模擬負荷制御装置32は、模擬負荷制御において、電力負荷消費電力計測器5で計測された電力負荷4の消費電力P4に基づいて基準発電電力P10maxを切り替える。具体的には、電力負荷4の消費電力P4が第1基準発電電力P10max(1)を基準として設定した所定の範囲内に所定の時間継続した場合には、第2基準発電電力P10max(2)を基準発電電力P10maxとして用い、逆に、電力負荷4の消費電力P4が第1基準発電電力P10max(1)を基準として所定の範囲内に所定の時間継続しなかった場合には、第1基準発電電力P10max(1)を基準発電電力P10maxとして用いる。
すると、発電機10bへの電力負荷4の投入時点から電力負荷4の消費電力P4が第1基準発電電力P10max(1)を基準として設定した所定の範囲内に所定の時間継続するまでの期間(図3の時間T2〜時間T3)は、模擬負荷30の消費電力P30は、第1基準発電電力P10max(1)に対する電力負荷4の消費電力P4の差分(P10max(1)−P4)に制御される。すると、発電電力P10は、第1基準発電電力P10max(1)に維持されることになる。
また、電力負荷4の消費電力P4が第1基準発電電力P10max(1)を基準として設定した所定の範囲内に所定の時間継続している期間(図3の時間T3〜時間T4)は、模擬負荷30の消費電力P30を発電電力P10が一定になるよう制御を継続する。
更に、電力負荷4の消費電力P4が第1基準発電電力P10max(1)を基準として設定した所定の範囲内に所定の時間継続した時点以降(図3の時間T4以降)は、基準発電電力P10maxが第2基準発電電力P10max(2)に切り替えられる。
具体的に、基準発電電力P10maxを第1基準発電電力P10max(1)から第2基準発電電力P10max(2)に切り替えられるにあたり、先ずは、発電機10bの発電電力P10が第2基準発電電力P10max(2)に到達するまで(図3の時間T5まで)、模擬負荷30の消費電力P30が徐々に増加される。このことにより、エンジン10aの出力の急激な増加が抑制されて、エンジン10aの運転状態が安定したものに維持される。
そして、発電機10bの発電電力P10が第2基準発電電力P10max(2)に到達した時点以降(図3の時間T5以降)では、模擬負荷30の消費電力P30が、第2基準発電電力P10max(2)に対する電力負荷4の消費電力P4の差分(P10max(2)−P4)に制御されることで、発電電力P10が、第2基準発電電力P10max(2)に維持されることになる。
ここで、基準発電電力P10maxは、例えば発電機10bの定格発電電力の約50%以上の比較的高いものに設定されている。よって、エンジン10aの出力が比較的高いものに維持されるので、電力負荷消費電力P4が比較的小さい場合でも、エンジン10aの安定運転が実現され、エンジン10aの排気エミッションの増加やストール等を抑制することができる。尚、第1基準発電電力P10max(1)は、エンジン10aを安定運転可能な発電機10bの発電電力範囲の下限値を示し、例えば、エンジン10aの出力が定格出力の半分となるときの発電電力P10に相当するものとして設定されている。そして、発電機10bの発電電力P10が当該第1基準発電電力P10max未満となる場合には、エンジンの出力が例えば定格出力の半分未満というような極めて低い状態となって、エンジンの運転状態が不安定となり、排ガス中のNOxが増加するなどの排気エミッションの増加やストール等の問題が生じる場合がある。
更に、発電機10bに対して、電力負荷4に先立って模擬負荷30が投入されるので、発電機10bに対して電力負荷4が投入された時点以降において、発電機10bの発電出力に対応するエンジン10aの出力が常に大きいものに保たれて、エンジン10aの安定運転が実現されることになる。
尚、エンジン10aを安定運転可能な第1基準発電電力P10max(1)は、別に定格発電電力の50%に限らず、任意に設定することができ、また、第2基準発電電力P10max(2)は、定格発電電力相当に限らず、第1基準発電電力P10max(1)よりも大きな基準発電電力Pmaxとして任意に設定することができる。
〔別実施形態〕
最後に、本発明のその他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、模擬負荷制御を、系統連系保護継電器2により停電が検出された停電時に発電機10bに電力負荷4の一部である電力負荷4を投入する停電制御において実行するように構成したが、停電時以外において模擬負荷制御を実行しても構わない。
例えば、商用電力系統1に連系して発電機10bにより発電を行って、電力負荷4に対して商用電力系統1からの受電電力と発電機10bの発電電力P10とを供給している状態において、発電機10bの発電電力P10が基準発電電力P10max以上に維持されるように、発電機10bに対して投入された模擬負荷30の消費電力P30を制御することができる。
このことで、電力負荷4の消費電力P4が小さい場合でも、発電機10bの発電電力P10を比較的大きいものに維持できるので、エンジン10aの安定運転を実現することができる。
(2)上記実施形態では、発電機10bに対して電力負荷4を投入する前に模擬負荷30を投入し、その投入した模擬負荷30の消費電力P30を徐々に増加させることで、エンジン10aの早期暖機を実現するように構成したが、発電機10bに対して電力負荷4と模擬負荷30とを同時に投入しても構わない。
(3)上記実施形態では、模擬負荷制御において、発電機10bの発電電力P10を基準発電電力P10maxに維持するように、模擬負荷30の消費電力P30を調整するように構成したが、例えば、発電機10bに投入される模擬負荷30の消費電力P30を十分に大きいものに設定することで、発電機10bの発電電力P10を、その変動は許容しながら、エンジン10aの安定運転可能な所定の基準発電電力以上に保つように構成しても構わない。
(4)上記実施形態では、停電時に発電機10bに投入する電力負荷4を重要負荷として説明したが、重要負荷以外の電力負荷4を投入するように構成しても構わない。
(5)上記実施形態にあっては、第1変圧器をΔ−Δ変圧器とし、第2変圧器をΔ−Y変圧器とする構成例を示した。当該変圧器の組み合わせは、比較的大きい発電電力を変圧する場合にも好適である。また、当該組み合わせにあっては、双方の変圧器がΔ結線を含むため、高調波で誘導電力が歪み難いというメリットもある。
尚、第1変圧器と第2変圧器は、Y−Δ変圧器とY−Y変圧器の組み合わせとしても構わない。
本発明は、エンジンにより発電機を回転駆動する発電システムにおいて、停電時等において発電機に投入される電力負荷の消費電力が小さい場合でも、合理的且つ簡単な構成を採用するだけで、エンジンの運転状態を安定したものとして、排気エミッションの増加やストール等を抑制でき、更には、比較的安価いで経済性の高い構成でありながらも、発生した高調波をも良好に打ち消すことができる発電システムとして、好適に利用可能である。
1 :商用電力系統
4 :電力負荷
5 :電力負荷消費電力計測器(電力負荷消費電力計測手段)
7 :電力負荷遮断器
8 :電力線
10 :発電装置
10a :エンジン
10b :発電機
13 :電力負荷遮断器
15 :発電制御装置(発電制御手段)
25a :Δ−Δ変圧器
25b :Δ−Y変圧器
30a :第1模擬負荷
30b :第2模擬負荷
31a :第1電圧調整器
31b :第2電圧調整器
32 :模擬負荷制御装置(模擬負荷制御手段)
X :模擬負荷消費電力調整手段

Claims (5)

  1. エンジンにより回転駆動されて発電を行う発電機と、
    前記発電機に対して利用者側の電力負荷を解並列可能な電力負荷遮断器と、
    前記エンジンを駆動させた状態で前記電力負荷遮断器を解列状態から並列状態へ切り換えて前記発電機に対して前記電力負荷を投入する電力負荷投入処理を実行し、前記発電機の出力電圧が規定電圧に維持されるように前記エンジンの出力を制御するエンジン出力制御を実行する発電制御手段と、
    前記電力負荷の消費電力を計測する電力負荷消費電力計測手段と、
    前記電力負荷とは別に、前記発電機の発電電力を消費する模擬負荷と、
    前記発電機と前記模擬負荷との接続部に配置され、前記模擬負荷の消費電力を変更可能な模擬負荷消費電力調整手段と、
    前記発電機の発電電力が前記エンジンを安定運転可能な所定の基準発電電力以上に維持されるように、前記電力負荷消費電力計測手段の計測結果に基づいて前記模擬負荷消費電力調整手段を制御する模擬負荷制御を実行する模擬負荷制御手段とを備えた発電システムであって、
    前記発電機と前記模擬負荷消費電力調整手段との接続部に配置され、前記発電機の発電電力を変圧する第1変圧器と第2変圧器とを、夫々が前記発電機からの発電電力を各別に変圧する状態で備え、
    前記第1変圧器と前記第2変圧器は、Δ−Δ変圧器とΔ−Y変圧器の組み合わせ、又は、Y−Δ変圧器とY−Y変圧器の組み合わせから成り、
    前記第1変圧器にて変圧された発電電力を消費する前記模擬負荷としての第1模擬負荷と、前記第2変圧器にて変圧された発電電力を消費する前記模擬負荷としての第2模擬負荷とを各別に備え、
    前記第1変圧器と前記第1模擬負荷との間に設けられる前記模擬負荷消費電力調整手段としての第1模擬負荷消費電力調整手段と、前記第2変圧器と前記第2模擬負荷との間に設けられる前記模擬負荷消費電力調整手段としての第2模擬負荷消費電力調整手段とを各別に備え、
    前記模擬負荷制御手段は、前記第1模擬負荷消費電力調整手段及び前記第2模擬負荷消費電力調整手段にて前記第1模擬負荷と前記第2模擬負荷とで消費される消費電力が等しくなるように制御する状態で、前記模擬負荷制御を実行する発電システム。
  2. 前記模擬負荷消費電力調整手段が、前記模擬負荷として配置された負荷抵抗器に供給される発電電力の電圧を変更可能な電圧調整器で構成されている請求項1に記載の発電システム。
  3. 前記模擬負荷制御手段が、前記模擬負荷制御において、前記模擬負荷の消費電力を、前記発電機の基準発電電力に対する前記電力負荷の消費電力の差分に対応して変化させる請求項1又は2に記載の発電システム。
  4. 前記発電制御手段が、前記電力負荷投入処理において、前記発電機に対する前記電力負荷の投入時期と同時又はその前に、前記発電機に対して前記模擬負荷を投入する請求項1〜3の何れか一項に記載の発電システム。
  5. 前記発電制御手段が、前記電力負荷に対する商用電力系統からの給電が停止する停電を検出した停電時に、前記電力負荷遮断器を解列状態として前記エンジンを起動させた上で前記電力負荷投入処理を実行する請求項1〜4の何れか一項に記載の発電システム。
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