JP2009232541A - 無停電電源装置及びその試験方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置が1台であっても、模擬負荷設備を使用することなく電気試験を行うことが可能な無停電電源装置を提供する。
【解決手段】交流入力電源1から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータ7と、このコンバータ7により変換された直流電力を交流電力に変換し、出力トランス11を介して交流出力を得るインバータ9と、このインバータ9の入力側に設けられた蓄電池4と、交流入力電源1とインバータ9の交流出力間に設けられたバイパス開閉器13と、
インバータ9の出力を制御する制御手段10とで構成する。制御手段10は、インバータ9の出力周波数及び位相を交流入力電源1の周波数及び位相に同期するように制御する同期制御手段110と、バイパス開閉器13が閉路されたとき、インバータ9の出力電流を所望の値に制御する電流制御手段108を有する。
【選択図】図1
【解決手段】交流入力電源1から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータ7と、このコンバータ7により変換された直流電力を交流電力に変換し、出力トランス11を介して交流出力を得るインバータ9と、このインバータ9の入力側に設けられた蓄電池4と、交流入力電源1とインバータ9の交流出力間に設けられたバイパス開閉器13と、
インバータ9の出力を制御する制御手段10とで構成する。制御手段10は、インバータ9の出力周波数及び位相を交流入力電源1の周波数及び位相に同期するように制御する同期制御手段110と、バイパス開閉器13が閉路されたとき、インバータ9の出力電流を所望の値に制御する電流制御手段108を有する。
【選択図】図1
Description
この発明は無停電電源装置に係わり、特に電力回生機能を備えた無停電電源装置及びその試験方法に関する。
交流入力電源の停電あるいは瞬時電圧低下などの電源障害時に、機器の不要動作、誤動作あるいはシステムダウンを生じてしまうコンピュータなどの負荷機器に安定な交流電源を給電するための電源として、蓄電池などのエネルギー蓄積体を有する交流無停電電源装置(UPS)が、広く使われるようになっている。特に近年のインターネットデータセンターをはじめとした重要システムへの適用により、無停電電源装置に対する信頼性の要求は高く、製造者側での電気試験あるいは使用者側での現地における電気試験においても、充分な性能試験を行うことが望まれている。
このような無停電電源装置の電気試験として、無停電電源装置の二次側に負荷機器を模擬した負荷設備を接続し、電気試験を行うことが知られている。(例えば、電気学会 電気規格調査会標準規格 JEC-2433 無停電電源システム)
しかしながら、無停電電源装置の電気試験では装置の性能を確認するために、模擬的に負荷設備を設けるため、電気試験時の消費電力は、無停電電源装置の損失分に模擬負荷設備の損失分を加算した値となる。そして、模擬負荷設備の損失分は、例えば全損失の90%を占め、この損失が熱として大気中に大量に放出されている。
しかしながら、無停電電源装置の電気試験では装置の性能を確認するために、模擬的に負荷設備を設けるため、電気試験時の消費電力は、無停電電源装置の損失分に模擬負荷設備の損失分を加算した値となる。そして、模擬負荷設備の損失分は、例えば全損失の90%を占め、この損失が熱として大気中に大量に放出されている。
以上のような問題点を考慮し、複数台の無停電電源装置を並列に接続し、その複数台の無停電電源装置のうち少なくとも1台のコンバータ部を負の入力力率で回生運転させることによって模擬負荷設備の損失分を無くそうとする試験方法が提案が為されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−264270号公報(第3−4頁、図1)
特許文献1に示された手法によれば、模擬負荷設備を準備することなく且つ出力電圧を所望の値に制御した状態で無停電電源装置の電気試験を行なうことが可能である。しかしながら、無停電電源装置が複数台必要となるばかりでなく、少なくとも1台はコンバータ部を負の入力力率で回生運転させることが可能な無停電電源装置が必要となるため、大きな制約が生じていた。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、装置が1台であっても、模擬負荷設備を使用することなく電気試験を行うことが可能な無停電電源装置及びその試験方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の発明である無停電電源装置は、交流入力電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、このコンバータにより変換された直流電力を交流電力に変換し、出力トランスを介して交流出力を得るインバータと、このインバータの入力側に設けられた蓄電池と、前記交流入力電源と前記インバータの交流出力間に設けられたバイパス開閉器と、前記インバータの出力を制御する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記インバータの出力周波数及び位相を前記交流入力電源の周波数及び位相に同期するように制御する同期制御手段と、前記バイパス開閉器が閉路されたとき、前記インバータの出力電流を所望の値に制御する電流制御手段を有することを特徴としている。
また、本発明の第2の発明である無停電電源装置の試験方法は、交流入力電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、このコンバータにより変換された直流電力を交流電力に変換し、出力トランスを介して交流出力を得るインバータと、このインバータの入力側に設けられた蓄電池と、前記交流入力電源と前記インバータの交流出力間に設けられたバイパス開閉器と、前記インバータの出力を制御する制御手段とを具備した無停電電源装置において、前記制御手段は、前記インバータの出力周波数及び位相を前記交流入力電源の周波数及び位相に同期するように制御し、前記バイパス開閉器を閉路して前記インバータの出力電流を所望の値に制御し、前記バイパス回路から前記交流入力電源への回生電力を制御して装置の電気試験を行なうようにしたことを特徴としている。
この発明の無停電電源装置及びその試験方法によれば、装置が1台であっても、模擬負荷設備を使用することなく電気試験を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、本発明の実施例1に係る無停電電源装置及びその試験方法について図1、図2及び図3を参照して説明する。図1は本発明の実施例1に係る無停電電源装置の回路構成図である。
交流入力電源1から電源開閉器2を介して、その直流部に蓄電池4が接続された無停電電源装置3に商用周波数の電力が給電される。以下、無停電電源装置3の内部構成について説明する。
無停電電源装置3の交流入力部には入力開閉器5が設けられ、この出力は入力フィルタ6を介してコンバータ7に与えられる。コンバータ7は、交流入力を直流に変換し、直流フィルタ8を介してインバータ9に直流電力を供給する。インバータ9は例えばスイッチング素子であるIGBTをブリッジ接続して構成され、与えられた直流電圧を交流電圧に変換し出力トランス11の1次側に供給する。インバータ9のスイッチング素子のゲートパルスは制御回路10から与えられている。出力トランス11の2次側出力は出力開閉器12を介して無停電電源装置3の交流出力となる。通常はこの交流出力に負荷機器が接続される。
無停電電源装置3の交流入力と交流出力はバイパス開閉器13によって接続可能となっている。この回路をバイパス回路と称する。このバイパス回路は、本来無停電電源装置3のインバータ9の出力が故障あるいは保守のため得られなくなったとき、負荷機器に交流出力を連続して給電するために設けられている。そしてバイパス開閉器13は機械式開閉器と半導体開閉器が並列に接続された構成となっている。これは、インバータ9の出力周波数及び位相を交流入力に同期したタイミングで高速に投入する半導体開閉器と、半導体開閉器が投入されたあと損失を低減するために投入する機械式開閉器を組み合わせるのが合理的であるとの理由による。
交流入力電源1に異常が生じたとき、負荷機器には無瞬断で安定した電力を供給することが要求される。このため、チョッパ14を介してエネルギー蓄積体である蓄電池4が接続されている。チョッパ14は通常時は蓄電池4への充電電圧の制御を行い、交流入力電源の異常時には蓄電池放電時のインバータ9への直流電圧の制御を行う。
インバータ9の出力電流I1は電流検出器15によって検出され、制御回路10に与えられる。同様に出力トランス11の出力電圧V2は電圧検出器16によって、バイパス回路の電圧V3は電圧検出器17によって夫々検出され、制御回路10に与えられる。
次に図2を参照して制御回路10の内部構成を説明する。電圧指令器101は減算器102に電圧指令を与える。減算器102はこの電圧指令から電圧検出器16によって検出されたV2を減算し、その差分を電圧制御器103に与える。電圧制御器103は通常PI制御系を構成し、この差分が小さくなるように電流基準を出力して加算器104に与える。加算器104には電流指令器105から与えられる電流指令I1*が加算され、その出力は過大な電流指令を抑制するために設けられたリミッタ106に与えられる。リミッタ106の出力は減算器107に与えられ、この減算器107で電流検出器15によって検出されたI1が減算され、差分が電流制御器108に与えられる。電流制御器107は通常PI制御系を構成し、この差分が小さくなるように電圧基準を出力してPWM(Pulse Width Modulation)回路109に与える。PWM回路109はインバータ9の出力電圧であるV1が電流制御器107から与えられる電圧基準となるようにインバータ9のスイッチング素子にPWM制御された適切なゲートパルスを供給する。
一方、PWM回路109が発生するゲートパルスの基本周波数は電圧検出器17によって検出されたV3を入力とする同期制御回路110の出力によって制御され、V3と周波数及び位相が一致するように構成されている。ここで同期制御回路110は、例えば、基準周波数を補正した出力周波数を出力し、この出力周波数とV3の周波数の位相差が最小となるように前記補正を行なうような所謂PLL(Phase Locked Loop)回路を用いる。
以上の構成における本発明の動作、効果について図3を参照して以下に説明する。
まず、交流出力に負荷機器を接続しない状態でインバータ9を運転する。このとき電流指令器105の電流指令はゼロにしておく。この状態でバイパス開閉器13を投入する。そうすると出力変圧器11の出力は交流入力電源1に接続される。そして電流指令器105の電流指令を上昇させる。このようにすると図3に破線矢印で示したルートで電流が流れる。
今、インバータ9の出力電圧をV1、このV1の角周波数をω、出力トランス11の等価リアクタンスをLとすると、(1)式が成立する。
V2=V1−ωL(I1) ・・・(1)
交流出力に負荷機器を接続した通常の運転モードにおいては(1)式のV2が所望の電圧になるようにV1が制御される。ところが、図3に示すように、負荷機器あるいは模擬負荷設備を使用せずに電力回生を行った場合、インバータ9は(1)式におけるインバータ電流I1が電流指令器105で設定された電流指令I1*となるように、PWM(Pulse Width Modulation)制御されたインバータ電圧V1を出力する。バイパス開閉器13がオン状態となっているので、バイパス回路に交流出力電流I2が流れ、電力は破線矢印の通り交流入力電源側へ回生される。このようにして交流出力に負荷機器や模擬負荷設備を接続することなく無停電電源装置3の通電試験や温度上昇試験などの電気試験が可能となる。尚、この電気試験に要する電力は、図3に示した電力ルート内に発生する損失のみとなるので、交流入力電源から与える電力はこの損失分だけで良い。
交流出力に負荷機器を接続した通常の運転モードにおいては(1)式のV2が所望の電圧になるようにV1が制御される。ところが、図3に示すように、負荷機器あるいは模擬負荷設備を使用せずに電力回生を行った場合、インバータ9は(1)式におけるインバータ電流I1が電流指令器105で設定された電流指令I1*となるように、PWM(Pulse Width Modulation)制御されたインバータ電圧V1を出力する。バイパス開閉器13がオン状態となっているので、バイパス回路に交流出力電流I2が流れ、電力は破線矢印の通り交流入力電源側へ回生される。このようにして交流出力に負荷機器や模擬負荷設備を接続することなく無停電電源装置3の通電試験や温度上昇試験などの電気試験が可能となる。尚、この電気試験に要する電力は、図3に示した電力ルート内に発生する損失のみとなるので、交流入力電源から与える電力はこの損失分だけで良い。
電流指令器105における電流指令I1*については、予め所望する電流変動パターンを設定しておくようにしても良い。また、制御の安定性確保のために電流指令器105の出力側にレート回路を設け、電流指令I1*が滑らかに変化するように構成しても良い。
以下、本発明の実施例2に係る無停電電源装置の試験方法について図4を参照して説明する。図4は実施例2の無停電電源装置の試験方法を行なったときの電力の流れを示す。この実施例2においては、入力開閉器5を開放し、チョッパ14によってインバータ9の入力に適切な直流電圧を供給する。
上記状態で実施例1の場合と同様にインバータ9を運転してバイパス開閉器13を投入し、電流指令器105の電流指令をゼロから上昇させる。このようにすると図4に破線矢印で示したルートで電流が流れて蓄電池4から供給される電力は交流入力電源1に回生される。
この実施例2によれば、コンバータ7の通電試験を行なうことはできないが、負荷機器あるいは模擬負荷設備を使用せずに蓄電池4の電力放電試験が可能となる。
以下、本発明の実施例3に係る無停電電源装置の試験方法について図5を参照して説明する。図5は実施例3の無停電電源装置の試験方法を行なったときの電力の流れを示す。この実施例3においては、電源開閉器2を開放し、チョッパ14によってインバータ9の入力に適切な直流電圧を供給する。
上記状態で実施例1の場合と同様にインバータ9を運転してバイパス開閉器13を投入し、電流指令器105の電流指令をゼロから上昇させる。このようにすると図5に破線矢印で示したルートで電流が流れる。即ち、蓄電池4から供給される電力は交流入力電源1に回生されず、まずバイパス回路の電圧V3を上昇させていく。そしてその電圧V3をコンバータ7で整流して得られる電圧が、チョッパ14が直流回路に供給する電圧に到達したとき回生電流がコンバータ7を介して環流するようになる。定常状態になると、蓄電池4から供給される電力は図4の電力ルート内で消費される電力分だけを供給するようになる。
尚、上記において、電源開閉器2が開放された状態においてはインバータ9の出力周波数が決まらない問題が考えられる。この対策としてはインバータ9を運転するとき、短時間電源開閉器2を投入して電源周波数を取り込むようにしても良く、また、電圧検出器17をバイパス回路でなく電源開閉器の1次側に接続するようにすれば良い。また、必ずしも電源周波数と同期を取る必要はないので、同期制御回路110が電源周波数に近い一定の周波数をPWM回路109に供給する構成としても良い。
以上説明したようにこの実施例3によれば、交流入力電源が無い場合であっても無停電電源装置3の電気試験を行なうことが可能である。尚、この実施例3においては蓄電池4が供給する電力は無停電電源装置3の損失分のみであるため、この試験のために特殊な蓄電池を準備する必要はなく、通常の無停電電源システムとして組合せる蓄電池を使用して長時間試験を行なうことが可能となる。
以上の説明において、電流指令器105が与える電流指令はゼロからスタートする説明を行なったが、必ずしもその必要は無い。また、図2の制御回路10の構成において、電流指令を電流マイナーループ即ち電流制御器108の入力に加算する説明を行なったが、電流制御を主ループとし、電圧制御をマイナーループにするように構成しても良い。
また、コンバータ7は整流器コンバータとして説明したが、入力力率あるいは直流電圧を制御することが可能なアクティブコンバータとしても良いことは明らかである。
1 交流入力電源
2 電源開閉器
3 無停電電源装置
4 蓄電池
5 入力開閉器
6 入力フィルタ
7 コンバータ
8 直流フィルタ
9 インバータ
10 インバータ制御回路
11 出力トランス
12 出力開閉器
13 バイパス開閉器
14 チョッパ
15 電流検出器
16、17 電圧検出器
101 電圧指令器
102 減算器
103 電圧制御器
104 加算器
105 電流指令器
106 リミッタ
107 減算器
108 電流制御器
109 PWM回路
110 同期制御回路
2 電源開閉器
3 無停電電源装置
4 蓄電池
5 入力開閉器
6 入力フィルタ
7 コンバータ
8 直流フィルタ
9 インバータ
10 インバータ制御回路
11 出力トランス
12 出力開閉器
13 バイパス開閉器
14 チョッパ
15 電流検出器
16、17 電圧検出器
101 電圧指令器
102 減算器
103 電圧制御器
104 加算器
105 電流指令器
106 リミッタ
107 減算器
108 電流制御器
109 PWM回路
110 同期制御回路
Claims (6)
- 交流入力電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
このコンバータにより変換された直流電力を交流電力に変換し、出力トランスを介して交流出力を得るインバータと、
このインバータの入力側に設けられた蓄電池と、
前記交流入力電源と前記インバータの交流出力間に設けられたバイパス開閉器と、
前記インバータの出力を制御する制御手段と
を具備し、
前記制御手段は、
前記インバータの出力周波数及び位相を前記交流入力電源の周波数及び位相に同期するように制御する同期制御手段と、
前記バイパス開閉器が閉路されたとき、前記インバータの出力電流を所望の値に制御する電流制御手段を有することを特徴とする無停電電源装置。 - 前記制御手段は、前記交流出力の電圧が所望の電圧指令値に追従するように制御する電圧制御手段を有し、
前記電流制御手段は、
前記インバータの出力電流が、前記電圧制御手段の出力に所定の電流指令値を加算した電流基準に追従するように制御するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。 - 交流入力電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
このコンバータにより変換された直流電力を交流電力に変換し、出力トランスを介して交流出力を得るインバータと、
このインバータの入力側に設けられた蓄電池と、
前記交流入力電源と前記インバータの交流出力間に設けられたバイパス開閉器と、
前記インバータの出力を制御する制御手段と
を具備した無停電電源装置において、
前記制御手段は、
前記インバータの出力周波数及び位相を前記交流入力電源の周波数及び位相に同期するように制御し、
前記バイパス開閉器を閉路して前記インバータの出力電流を所望の値に制御し、
前記バイパス回路から前記交流入力電源への回生電力を制御して装置の電気試験を行なうようにしたことを特徴とする無停電電源装置の試験方法。 - 交流入力電源から入力開閉器を介して供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
このコンバータにより変換された直流電力を交流電力に変換し、出力トランスを介して交流出力を得るインバータと、
このインバータの入力側にチョッパを介して接続された蓄電池と、
前記交流入力電源と前記インバータの交流出力間に設けられたバイパス開閉器と、
前記インバータの出力を制御する制御手段と
を具備した無停電電源装置において、
前記入力開閉器を開放した状態で前記チョッパは前記インバータの入力電圧を所望の値に制御し、
前記制御手段は、
前記インバータの出力周波数及び位相を前記交流入力電源の周波数及び位相に同期するように制御し、
前記バイパス開閉器を閉路して前記インバータの出力電流を所望の値に制御し、
前記バイパス回路から前記交流入力電源への回生電力を制御して装置の電気試験を行なうようにしたことを特徴とする無停電電源装置の試験方法。 - 交流入力電源から入力開閉器を介して供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
このコンバータにより変換された直流電力を交流電力に変換し、出力トランスを介して交流出力を得るインバータと、
このインバータの入力側にチョッパを介して接続された蓄電池と、
前記入力開閉器の出力端と前記インバータの交流出力間に設けられたバイパス開閉器と、
前記インバータの出力を制御する制御手段と
を具備した無停電電源装置において、
前記入力開閉器を開放した状態で前記チョッパは前記インバータの入力電圧を所望の値に制御し、
前記制御手段は、
前記インバータの出力周波数及び位相を前記交流入力電源の周波数及び位相に同期するように制御し、
前記バイパス開閉器を閉路して前記インバータの出力電流を所望の値に制御し、
前記バイパス回路から前記コンバータに環流する回生電力を制御して装置の電気試験を行なうようにしたことを特徴とする無停電電源装置の試験方法。 - 前記出力電流の制御は、
制御開始時の電流指令を実質ゼロとし、滑らかに所望の電流指令に立ち上げるようにしたことを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の無停電電源装置の試験方法。
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