JP2017183965A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 低電力状態に移行した状態であっても、接続された外部電話機と連携したファクシミリ受信処理を開始する。
【解決手段】
電力状態を通常電力状態よりも低い低電力状態に移行させる情報処理装置において、低電力状態から通常電力状態へ移行させる際、所定の回線に着信があることを検出した場合、着信した信号種別が特定の番号情報を通知する通知機能によるものかどうかを判断する。ここで、信号種別が特定の番号情報を通知する通知機能によるものであると判断し、外部電話機が番号情報を通知する通知機能を有する場合、外部電話機を切断状態から接続状態へ復帰させて受信した番号を外部電話機に通知し、外部電話機からリモート受信指示を受け付けて、ファクシミリ受信処理を開始する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
近年、プリント、コピー等の機能に追加して、ファクシミリ通信機能及び通話機能を有するファクシミリ装置を備えた複合機が広く普及している。従来、ファクシミリ装置は外部電話機の接続が可能となっており、外部電話機に対して電話回線からの通信を接続するか、切り離すかをリレースイッチ回路によって切り替えられるようになっている。そして、通常動作時にはこの切り替え制御をファクシミリ制御部が行っている。ファクシミリ制御部はファクシミリ受信設定に応じて、外部電話機を鳴動させてユーザに外部電話機の受話器をとらせる必要がある場合には外部電話機を電話回線に接続し、鳴動させない場合には電話回線からの切り離しを行う。
一方で、省電力要望の広まりを受けて、装置を未使用の場合にはできるだけ低電力状態のまま待機させておく必要性が高まってきている。この低電力状態においては、ファクシミリ制御部の電力を落とした状態に入るため、電話回線からの着信呼び出し信号を検出した際にはそれをトリガに低電力状態から復帰して通信回線への応答を可能にする必要がある。
この際、外部電話機を鳴動させる設定のままで低電力状態に入ると、ファクシミリ制御部が復帰する前に外部電話機が鳴動し、ユーザが即座に受話器を持ち上げて所望の操作を行ってもユーザ操作への応答ができない可能性がある。
この状況を回避するために、低電力モード状態での着信時、外部電話機を電話回線から切り離すことで鳴動を阻止し、ファクシミリ制御部を低電力状態から復帰させる。その後、外部電話機と電話回線を再び接続して鳴動を開始し、ユーザに所望の操作をさせる方法が開示されている(特許文献1)。
また電話会社の交換機から発信側の番号情報を着信側端末へ通知して、着信側が事前に発信側の番号を認識してから電話に出る事ができるナンバーディスプレイ(登録商標)という機能が提供されている。ファクシミリの外部電話機としてナンバーディスプレイに対応した物を接続して、外部電話機のナンバーディスプレイ機能を利用し、一旦電話に出た後、複合機の前まで行き操作するのでなく、ファクシミリをリモート受信させたいという要望がある。
特開2006−80851号公報
しかしながら、引用文献1では、外部電話機のナンバーディスプレイ機能を利用する事やナンバーディスプレイ着信後のリモート受信についてはとくに考慮されていなかった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、低電力状態に移行した状態であっても、接続された外部電話機と連携したファクシミリ受信処理を開始できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
電力状態を通常電力状態よりも低い低電力状態に移行させる情報処理装置であって、所定の回線を介してファクシミリ通信を行う通信手段と、前記通信手段が受信したデータに所定の画像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段が処理した画像データを記憶する記憶手段と、番号情報を通知する通知機能を備える外部電話機を前記情報処理装置に接続する接続手段と、前記低電力状態に移行した状態で、前記所定の回線を介する着信を検出する検出手段と、前記検出手段が所定の回線に着信があることを検出した場合、前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる電力制御手段と、前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる際、着信した信号種別が前記通知機能によるものかどうかを判断する判断手段と、前記信号種別が前記通知機能によるものであると判断し、前記外部電話機が前記通知機能を有する場合、前記外部電話機を切断状態から接続状態へ復帰させて受信した番号を前記外部電話機に通知する通知手段と、を備え、前記通信手段は、前記外部電話機からリモート受信指示を受け付けて、ファクシミリ受信処理を開始することを特徴とする。
本発明によれば、低電力状態に移行した状態であっても、接続された外部電話機と連携したファクシミリ受信処理を開始できる。
情報処理装置の構成を説明するシステム構成図である。 複合機の内部構成例を示すブロック図である。 情報処理装置の構成を示すブロック図である。 操作部の表示部に表示されるUI画面を示す図である。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 情報処理装置の動作を説明するタイミングチャートである。 情報処理装置の着信処理を説明するタイミングチャートである。 情報処理装置の動作を説明するタイミングチャートである。 情報処理装置の動作を説明するタイミングチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す情報処理装置の構成を説明するシステム構成図である。本例は、情報処理装置であるファクシミリ通信機能を含む複合機を一例として実施形態を説明する。なお、情報処理装置は、画像形成装置、画像処理装置、ファクシミリ装置で構成されていてもよい。
図1において、101は複合機であり、ファクシミリ通信機能を含み、コピー、LAN等のネットワーク接続先からのプリント機能その他の機能を有する。複合機101は、電話回線106で交換機103に接続され、交換機103を介して公衆回線網に接続されている。
電話会社とナンバーディスプレイ契約を結ぶ事で交換機103からはナンバーディスプレイを使用するための情報受信端末起動信号(以後CARと呼ぶ事がある)、番号情報、呼出し信号が送出される。CARと通常の呼出信号は送出されるON時間とOFF時間が図8の(A)〜(E)の特性図に示す回線の電圧波形に示すように異なるため区別する事ができる。
なお、図8において、上側を回線状態とし、下側を着信割込信号の状態を示すものとする。
なお、交換機103はON時間の間、通常75Vrmsで16Hzの交流信号を直流48Vに重畳して送出する。交換機103はOFF時間の間、直流48Vを維持する。通常の呼出信号は、図8の(A)のように送出されるON時間が1秒、OFF時間が2秒である。それに対し、信号種別がCARは送出されるON時間が図8の(B)に示すように、a=0.4〜0.6秒、OFF時間が図8の(b)のb=0.4〜0.6秒、aとb合わせたc=1秒である。
ナンバーディスプレイ契約を結ぶと交換機から最初にCARが最大6秒間送出され、6秒以内に着信側が1次応答しないと図8の(B)のように着信側はナンバーディスプレイ非対応端末とみなして、その後通常の呼出信号が送出される。ここで、ナンバーディスプレイ契約に基づき機能を特定の番号情報通知機能と呼ぶ。
また、図8の(c)に示すように、最初にCARが最大6秒送出される前に受信側端末側が一次応答の直流ループを形成すると、交換機103から発信側の番号情報が通知され、受信側が直流ループ断する。その後通常の呼出信号が送出される。通常の呼出信号に対して受信側端末が直流ループを形成して、発信側と通話あるいはファクシミリ通信を行う事ができる。
102は外部電話機であり、複合機101に電話線105を介して接続され、複合機101はファクシミリ送受信機能と電話の通話機能を切り換えて所望の処理を行うことができる。ナンバーディスプレイ機能を有する外部電話機あるいはナンバーディスプレイ機能を有しない外部電話機を接続する事ができる。
また、その他、104はLAN回線端子であり、イーサネット(登録商標)ケーブル107を介してネットワーク網に接続されている。
図2は、図1に示した複合機101の内部構成例を示すブロック図である。
図2において、201は複合機101の各部を制御するためのコントローラ部であり、複合機101の画像処理動作、データの送受信、データの変換、データの保存、電力制御等を行う。202は操作部で、ユーザが各種の操作を行うための操作パネル、及び操作情報を表示するための表示器を備える。203はスキャナ部であり、画像をスキャンしてコントローラ部201に入力する。また、204はプリンタ部であり、コントローラ部201で処理された様々な種類の入力画像を印刷して出力する。107はイーサネットケーブルで、本実施形態ではLAN回線端子104に接続されている。205はファクシミリユニット部で、電話回線106、及び電話線105を経由して、それぞれ、交換機103、及び、外部電話機102が接続されている。
第一の電源206、第二の電源207は電源プラグ208から供給される交流の商用電源を、複合機101の各部で使用する直流電圧に変換する電源である。ここで、通常動作モードにおいては、第一の電源206、第二の電源207共に供給されているが、低電力モードに移行した際には、第二の電源207は、コントローラ部201から出力される電源制御信号209によって電源出力をOFFされる。
低電力モード下において、外部装置からコントローラ部201に対してジョブの受信があった場合、コントローラ部201は、低電力モードから通常モードに移行するために電源制御信号209を切り替えることで第二の電源207をON状態に移行させる。
図3は、図2に示したコントローラ部201とファクシミリユニット部205の内部を詳細化したブロック図である。
図3において、コントローラ部201内の画像処理部301は内部に制御用のCPUを有し、コピー、プリント、ファクシミリ等の各種処理モードに従って、それぞれ対象となるユニットに応じたデータのやり取り、制御を行い、所望の画像処理を実行する。
320はHDD(ハードディスクドライブ)で、複合機101の制御プログラムや画像データや作業領域として利用される。ファクシミリ受信時に、受信画像データはHDD320に保存される。スキャナI/F302、プリンタI/F303は、それぞれ、スキャナ部203、および、プリンタ部204に接続するためのI/Fを示している。
304はLANコントローラ部で、イーサネットケーブル107経由でLAN回線端子104に接続されて外部装置とネットワーク応答する。306は電話回線106を介して着信したファクシミリや電話の呼出信号やナンバーディスプレイのCARを着信信号検出部313で検出して電圧変換した着信割り込み信号である。
着信信号検出部313はフォトカプラ、IC、LSIで構成する事ができ、図8の(A)、(B)、(C)に示すように呼出信号やCARの交流信号が送出されている時に信号ONを出力し、送出されていない時に信号OFFを出力する回路を例に取る。
また、呼出信号やCARの交流信号が送出されている時に図8の(D)、(E)に示すように半波整流した矩形波の信号を信号ON区間に出力する回路で構成しても良い。
305は電話回線106を介して相手機とファクシミリ通信を行うMODEM(モデム)である。MODEM305ではファクシミリ信号の変調、復調を行い画像データの送信、受信やトーン検出、リモート受信指示のためのDTMF検出を行う。電話回線106の1次側にSDAA(Silicon Data Access Arrangement)と呼ばれるA/D、D/Aを行う半導体を配置しトランジスタを制御することにより直流捕捉を行い、2次側に変復調するモデムを配置する構成をとる。
A/Dはアナログデジタル変換、D/Aはデジタルアナログ変換の略である。電話回線106の1次と2次をトランスで絶縁して音声帯域の信号を伝達し、電話回線の直流捕捉をCML(Connect Modem to Line)リレー制御で行う回路構成をとることも可能である。
307は、電話線105を介して接続されている外部電話機102の受話器が持ち上げられたことを検出するオフフック検出部316からのオフフック割り込み信号である。オフフック検出部316はフォトカプラ、IC、LSIで構成する事ができ、受話器が持ち上げられている時に信号ONを出力し、置いている時に信号OFFを出力する回路を例にとる。
308は複合機101のファクシミリ受信モードの設定を格納するためのモード設定格納部で、不揮発性メモリで構成できる。ユーザが操作部202からファクシミリ受信モードの設定を行うと、画像処理部301が、このモード設定格納部308内の該当フラグを立てたり、倒したりする。
309は、画像処理部301がMODEM305を制御してファクシミリの送受信ができる通常モード状態に復帰したことを通知する制御部状態通知信号である。制御部状態通知信号309がHi状態であれば通常モードで動作できる状態、制御部状態通知信号がLo状態であれば、画像処理部301が低電力状態、もしくは、低電力状態からの復帰中であることを示している。
割り込み判定部310は、着信割り込み信号306、もしくはオフフック割り込み信号307の割り込みが通知された際に、制御部状態通知信号309がLo(低電力状態)であれば、電源制御信号209を制御して第二の電源をONさせる。
H-relay314は、外部電話機102と交換機103を電気的に接続するか切り離すかを選択的に制御可能なリレースイッチ回路である。なお、H-relay314はスイッチをONした際に外部電話機102と交換機103を電気的に切り離し、スイッチをOFFした際に交換機103と接続される構成になっている。
ここで、交換機103との接続を切り離した際には、外部電話機102への電源供給がされず、受話器を持ち上げてもオフフック検出部316への信号を出力できない。
そのため、交換機103から切り離している際には電話電源供給部315からの電源の供給を行う。また、H-relay314が交換機103側に接続されている場合には、交換機103から外部電話機102に電源が供給される。317はH-relay314を画像処理部301から制御するか、割り込み判定部から制御するかを選択するためのH-relay制御切り替え回路である。
これにより、通常モード時には画像処理部301が第一のH-relay制御信号312を制御することでH-relay314の制御を行い、画像処理部301が制御不可能な間は第二のH-relay制御信号311からの制御を行うものとする。H-relay制御切り替え回路317は、同様の動きをするのであれば、本実施形態の回路に限定されるものではない。また、318は割り込み判定部310が着信割り込み信号306、もしくは、オフフック割り込み信号307を元に画像処理部301に通知する割り込み通知信号である。
なお、本実施形態においては少なくとも画像処理部に供給される電源は第二の電源207から供給され、低電力モードでは画像処理部301は電源断もしくは復帰トリガを受信可能なごく一部のみの通電状態となる。
以降、本実施形態においては、ファクシミリ受信設定のうち、「リモート受信」の設定を行った場合を例に動作を説明する。
ここで、「リモート受信」設定とは、外部電話機102が鳴動した際にユーザが受話器を持ち上げて音声を聞いて、電話の着信であればそのまま通話を続ける事ができる。ファクシミリからの受信あるいは相手が手動送信を開始すれば、予め設定した外部電話機102のテンキーを操作する事でファクシミリ受信を開始する事ができるモードである。
図4は、図2に示した操作部202の表示部に表示されるUI画面を示す図である。本例は、「リモート受信」設定の設定画面例を示している。
図4において、「リモート受信」を設定する際には、複合機101の操作部202にて「ON」ボタン401を押下し、設定しない場合には「OFF」ボタン402を押下する。その後、設定完了であれば「OK」ボタン405を押下して画面を閉じ、設定をやり直す場合には「キャンセル」ボタン406を押下する。
また、403は着信時に受話器を持ち上げて複合機101の受信動作を開始させるために押下するダイヤルを予め設定するための設定値で、404で設定値を変更可能である。本実施形態における設定例では「2」、「5」と順に押下することで着信時のファクシミリ受信を開始できる。
「リモート受信」のように外部電話機102への電話着信を優先するモードの場合、通常動作時は外部電話機102を交換機103に電気的に接続するようにH-relay314を制御した状態で待機する。この、外部電話機102と交換機を電気的に接続した状態で待機することを「鳴動待機」、外部電話機102と交換機を切り離した状態で待機することを「無鳴動待機」と呼ぶこととする。また「リモート受信」を設定すると、「低電力時に外部電話機と連携する」設定がONとしてモード設定格納部308に記憶される。
次に、「リモート受信」を複合機101に設定し、ナンバーディスプレイ有の外部電話機102を使用する際に、電話会社とナンバーディスプレイ契約を結んでいる回線で通常動作中にファクシミリ着信があった際の動作を、図10を参照して説明する。
図10は、本実施形態を示す情報処理装置の動作を説明するタイミングチャートである。
まず、通常動作時には第二の電源207からも電源供給され、コントローラ部201、及びファクシミリユニット部205の全ての部分に通電されている。
この状態で着信割り込み信号306がONされると共に外部電話機102にもCARが供給され、これにより、外部電話機102はCARを検知して一次応答し、通知される番号情報を受信した後、直流ループ断する。その後に到来する呼出信号のON時に鳴動する。この鳴動をユーザが認知して外部電話機102に表示される相手番号を確認した後で、受話器を持ち上げて外部電話機102が回線捕捉するとオフフック割り込み信号307がONになる。「リモート受信」設定時の割り込み通知信号318はオフフック割り込み信号307を元に生成する事ができる。
画像処理部301はこの割り込み通知を受けてMODEM305を制御し、リモート受信コマンド待ちで待機する。
ユーザが外部電話機102から予め設定したファクシミリリモート受信開始設定をテンキーの番号(2、5)で押下すると、外部電話機102から画像処理部301に対してDTMFで受信コマンドが通知される。DTMFはDual-Tone Multi-Frequencyの略である。画像処理部301は、当該受信コマンドを受けると、MODEM305を制御して電話回線106を捕捉し、第一のH-relay制御信号H1によりH-relay314を制御し、外部電話機102を交換機103から電気的に切り離す。そして、複合機101はファクシミリ受信を開始する。
図5は、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、「リモート受信」設定がされている際に低電力モードに移行する際の割り込み判定部310(図5の(A))と画像処理部301(図5の(B))のデータ処理例である。なお、各ステップは、画像処理部301のCPUや、割り込み判定部310のコントローラ(図示しない)が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
図5の(B)を参照して画像処理部301の処理を説明する。
まず、S505で、所定時間以上、複合機101へのアクセスやジョブなどの処理が発生していないと画像処理部301が判断した場合に、S506で、画像処理部301は、低電力移行処理を行う。そして、画像処理部301は、ソフトウエアを不揮発メモリや、低電力時でも電力供給されるメモリへの退避を行う。
S507で、画像処理部301が画像処理部制御部状態通知信号309をLoにして、割り込み判定部310に画像処理部301が低電力状態に入ることを通知する。その後、S508で、画像処理部301は、第一のH-relay制御信号312をOFFして第二のH-relay制御信号311側の制御を有効にし、S509で、画像処理部301は、低電力モードへの移行処理を完了する。
次に、図5の(A)を参照して割り込み判定部310の処理を説明する。
S501で、画像処理部301からの制御部状態通知信号309がLoに変化して、画像処理部301が低電力状態に遷移したことを割り込み判定部310が判断した場合に、S502に遷移する。
S502で、割り込み判定部310は、モード設定格納部308の中で「低電力時に外部電話機と連携する」設定フラグがONされているかどうかを判断する。「リモート受信」、「手動受信」、「着信呼出し(外部電話機の鳴動回数を所定回数数えた後に自動受信へ遷移するモード)」を設定すると、低電力時に外部電話機と連携する設定フラグがONとなる。
これらのモードでは、通常動作時は「鳴動待機」状態しているが低電力時に外部電話機とすばやい連携が必要となるので本ステップ及び次ステップで説明する処理を行う。
そこで、本実施形態では、「FAX/TEL自動切り替え」、「外部電話機無鳴動の自動受信」、「複合機側でナンバーディスプレイを使用する自動受信」を設定すると、低電力時に外部電話機と連携する設定フラグがONとなる。
これらのモードでは通常動作時は「無鳴動待機」状態で、「無鳴動待機」状態を維持するため本ステップ及び次ステップで説明する処理を行う。
また、「外部電話機鳴動の自動受信」を設定すると、低電力時に外部電話機と連携する設定フラグがOFFとなる。省電力を優先してリレーOFFで待機したい時にこのモードを設定する。
低電力時に外部電話機と連携する設定フラグがONされる条件がいずれか1つが成立していると割り込み判定部310が判断した場合にはS503に遷移し、そうでなければS510に遷移する。
S503において、割り込み判定部310は、第二のH-relay制御信号311をONして「無鳴動待機」状態に設定して、S504に遷移する。なお、S510においては第二のH-relay制御信号311をOFFして「鳴動待機」状態に設定して、S504に遷移する。
S504で、割り込み判定部310は、電源制御信号209を制御して第二の電源207をOFFして低電力モードに遷移終了する。
〔電話会社とナンバーディスプレイ契約済みの処理〕
図6Aは、本実施形態を示す情報処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、電話会社とナンバーディスプレイ契約を結んでいる回線にて低電力モードで待機中の状態で着信があった際の割り込み判定部310(図6Aの(a))と画像処理部301(図6Aの(b))のデータ処理例である。なお、各ステップは、画像処理部301のCPUや、割り込み判定部310のコントローラ(図示しない)が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
まず、図6Aの(a)を参照して、割り込み判定部310の処理を説明する。
S601で、割り込み判定部310が着信割り込み信号306がONされたと判断した場合には、S602.1に遷移する。S602.1で、割り込み判定部310は、電源制御信号209を制御して第二の電源207をONさせて画像処理部301を低電力モードから通常モードに復帰させる。
次に、S602.2では、割り込み判定部310がファクシミリユニット部でナンバーディスプレイを使用する設定かを判断する。上記設定はサービスマンなどが「複合機側でナンバーディスプレイを使用する自動受信」を設定操作することにより、ファクシミリユニット部でナンバーディスプレイを使用する設定がONとしてモード設定格納部308に保存されている。
なお、1つの回線に複合機のファクシミリユニット部と外部電話機102が接続されていても同時にナンバーディスプレイの番号情報を受信できない。つまり、CARに対して直流捕捉し、番号情報を受信できるのは1つの端末だけである。ファクシミリユニット部でナンバーディスプレイを使用する設定と割り込み判定部310が判断した場合、外部電話機102にCARを伝達しないようにするため、S603へ移行する。そうでなければ、外部電話機102でナンバーディスプレイを利用できるのでS602.3へ遷移する。
S602.3で、交換機からCARが送出されたかを割り込み判定部310で判定する。回線の交流信号に対して、全波整流する回路では図8の(A)、(B)、(C)に示す着信割り込み信号306のON時間とOFF時間の周期の違いにより、割り込み判定部310は、CARか通常の呼出し信号が送出されたか判定することができる。
また、回線の交流信号に対して、半波整流する回路では図8の(D)、(E)に示す着信割り込み信号306が送出され、パルス状に駆動されている区間をON時間とする。そして、上述したON時間、OFF時間の周期の違いにより、割り込み判定部310は、CARか通常の呼出し信号が送出されたか判定することができる。ここで、CARが送出されたと割り込み判定部310が判定した場合、S604へ遷移する。そうでなければ、割り込み判定部310は、S603へ遷移する。
S603で、割り込み判定部310は、制御部状態通知信号309がHiになるのを待って、画像処理部301が通常モードに復帰したことを検知した後、S604に遷移する。一方、制御部状態通知信号309がHiでないと割り込み判定部310が判定した場合、S602.2に戻る。
S604で、割り込み判定部310は、第二のH-relay制御信号311をOFFしてH-relay314の制御を終了して、第一のH-relay制御信号312側を有効にする。
次に、図6Aの(b)を参照して、画像処理部301の処理を説明する。
図6Aの(a)のS602.1で、割り込み判定部310が第二の電源207がONにすると、画像処理部301とHDD320に電源が供給される。
そして、S605.1で、画像処理部301は、HDD320以外の画像処理部が低電力モードからの復帰が完了したかを判定する。具体的には、画像処理部301やMODEM305の初期設定を行い、低電力モードからの復帰が完了すると、S605.2に遷移する。
S605.2で、画像処理部301は、MODEM305にてリモート受信指示を検知したかを判定する。リモート受信指示を検知していると画像処理部301が判定した場合、図6BのS610へ遷移する。そうでないと画像処理部301が判定した場合、S605.3へ遷移する。
S605.3で、画像処理部301は、HDD320が低電力からの復帰が完了したかを判定する。本実施形態では低電力からの復帰でHDD320は電源オフから電源オンされるため、モータのスピンアップ動作が必要となり、読み書きができるREADY状態(書込可能な状態)になるまでに時間がかかる。なお、HDD320の仕様によっては数十秒の時間を要する。
このようにして、HDD320が低電力から復帰完了していると画像処理部301が判定した場合、S606へ遷移する。そうでないと画像処理部301が判定した場合、S605.2へ遷移する。
S606では、画像処理部301の制御部状態通知信号309をHiにして割り込み判定部310に通常状態に復帰したことを通知する。S607で、モード設定格納部308に格納されているモードのうち、通常時に無鳴動待機するモードが設定されているかを判定する。ここで、無鳴動待機するモードであると画像処理部301が判定した場合、S608に遷移し、画像処理部301は、第一のH-relay制御信号311をONし、H-relay314を「無鳴動待機」側に制御する。
一方、無鳴動待機するモードでないと画像処理部301が判定した場合、S609に遷移し、画像処理部301は、第一のH-relay制御信号311をOFFして、H-relay314を「鳴動待機」側に制御して、本処理を終了する。
例えば、ファクシミリ受信設定の中で「リモート受信設定」、「手動受信」、「着信呼び出し」、「外部電話機鳴動の自動受信」の設定がされていれば「鳴動待機」側に設定される。
一方、「FAX/TEL自動切り替え」、「外部電話機無鳴動の自動受信」「複合機側でナンバーディスプレイを使用する自動受信」の設定がされていれば「無鳴動待機」側に設定される。
ここで、「FAX/TEL自動切り替え」とは、着信割り込み信号を検知した際、画像処理部301がMODEM305を制御して受信データがファクシミリ受信か、電話の着信かを判断して処理を選択するモードである。
ファクシミリ受信であれば、H-relay314を「無鳴動待機」側に設定したままで受信を開始する。
一方、電話の着信であると画像処理部301が判断した場合には、電話電源供給部315から擬似的な呼出し信号を外部電話機102に送出し外部電話機102を鳴動させてユーザに通知する。ユーザが外部電話機102の受話器を持ち上げた事を検知すると、H-relay314を「鳴動待機」側に切り替えて通話を行う。そして、受話器を置いた事を検知するとH-relay314を「無鳴動待機」側に戻して待機する。
次に、図6Bを用いて画像処理部301の処理を説明する。
図6Aの(b)のS605.2で、リモート受信指示を検知すると、処理がS610に遷移してくる。
S610では、画像処理部301は、MODEM305により回線捕捉を行う。そしてS611へ遷移する。S611では、画像処理部301は、FAX受信に影響を与えないよう第一のH-relay制御信号312をONする。そして、S612へ遷移する。S612では、画像処理部301は、制御部状態通知信号309をHiにする。ここでは、HDD320がまだ起動していない可能性があるが、割り込み判定部310に第2のH-relay制御信号311をOFFさせるためである。
S613では、画像処理部301はHDD320が低電力からの復帰が完了したかを判定する。本実施形態ではHDD320は電源オフから電源オンされるため、モータのスピンアップ動作が必要となり、データ書込可能状態または読込み可能状態となるREADY状態になるまでに時間がかかる。
また、HDD320の仕様によっては数十秒の時間を要する。FAX受信データが転送設定されていたり、停電によりデータ消失されたりすることを守るためHDDといった不揮発性の記憶装置に保存する事が必要であるため、HDD320がREADY状態になるまで待機する。そして、画像処理部301は、HDD320が低電力から復帰完了していると判断した場合、S614へ遷移する。
S614では、画像処理部301は、MODEM305を利用してファクシミリ受信処理を行う。そして、画像処理部301は、S614によるファクシミリ受信処理が終了するまで待機する。S615で、ファクシミリ受信が終了したと画像処理部301が判断した場合、図6Aの(B)に示すS607へ遷移する。
上述したフローチャートに従って処理を行うと各信号や各ブロックがどのような状態となるかを図7、図9を用いて説明する。
〔第1の低電力動作中にファクシミリ着信処理〕
「リモート受信」を複合機101に設定し、ナンバーディスプレイ有外部電話機102を使用する際に、電話会社とナンバーディスプレイ契約を結んでいる回線で低電力動作中にファクシミリ着信があった際の動作を図7のタイミングチャートで説明する。
まず、低電力動作時には、第二の電源207からの電源供給がOFFされ、少なくとも画像処理部301の電源がOFF、もしくは、低電力状態でファクシミリ制御が不可能な状態にある。また、第二のH-relay制御信号311がONされた状態で「無鳴動待機」状態になっている。
この状態で、着信割り込み信号306がONされると、割り込み判定部310が電源制御信号209を制御して第二の電源207をONする。次に、画像処理部301とHDD320に電源が供給され、起動中となる。割り込み判定部310がCARを検知すると第二のH-relay制御信号311をOFFする。するとH-relay314はOFFとなり、交換機103が送出するCARは外部電話機102に到達する。外部電話機102にもCARが供給され、これにより、外部電話機102はCARを検知して一次応答し、番号情報を受信した後、直流ループ断する。その後に到来する呼出信号のONで外部電話機102は鳴動する。
この時点で画像処理部301及びMODEM305は起動完了してスタンバイ状態となっているが、HDD320はまだ起動中である。外部電話機102の鳴動をユーザが認知して外部電話機102に表示される相手番号を確認した後で、受話器を持ち上げて外部電話機102が回線捕捉すると、オフフック割り込み信号307がONになる。「リモート受信」設定時の割り込み通知信号318はオフフック割り込み信号307を元に生成する事ができる。画像処理部301はこの割り込み通知を受けてMODEM305を制御し、リモート受信コマンド待ちで待機する。
ここで、ユーザが外部電話機102から予め設定したファクシミリリモート受信開始設定に対応するコード(「2,5」)をテンキーで押下すると、外部電話機102から画像処理部301に対してDTMFで受信コマンドが通知される。画像処理部301は、当該受信コマンドを受けると、MODEM305を制御して電話回線を捕捉し、第一のH-relay制御信号312によりH-relay314をONに制御し、外部電話機102を交換機103から電気的に切り離す。そして、制御部状態通知信号309をHiに制御する。そして、FAX受信画像データをHDD320に保存できるようにHDD320が起動するまで待機する。HDD320が起動すれば複合機101はファクシミリ受信を開始する。
〔第2の低電力動作中にファクシミリ着信処理〕
「リモート受信」を複合機101に設定しナンバーディスプレイ無外部電話機を使用する際に、電話会社とナンバーディスプレイ契約を結んでいない回線で低電力動作中にファクシミリ着信があった際の動作を図9のタイミングチャートで説明する。
まず、低電力動作時には第二の電源207からの電源供給がOFFされ、少なくとも画像処理部301の電源がOFF、もしくは、低電力状態でファクシミリ制御が不可能な状態にある。また、第二のH-relay制御信号111がONされた状態で「無鳴動待機」状態になっている。
この状態で、着信割り込み信号306がONされると、割り込み判定部310が電源制御信号209を制御して第二の電源207をONする。次に、画像処理部301とHDD320に電源が供給され、起動中となる。次に、画像処理部301及びMODEM305は起動完了してスタンバイ状態となっていても、HDD320はまだ起動中であるので待機を続ける。
HDD320が起動してスタンバイ状態となると、制御部状態通知信号309がONになり、割り込み判定部310は画像処理部301の復帰完了を検知し、第二のH-relay制御信号311をOFFして通常状態に移行する。これにより、接続状態となり外部電話機102に呼出信号が到達して鳴動する。外部電話機102の鳴動をユーザが認知して受話器を持ち上げて外部電話機102が回線捕捉すると、オフフック割り込み信号307がONになる。「リモート受信」設定時の割り込み通知信号318は、オフフック割り込み信号307を元に生成する事ができる。画像処理部301は、この割り込み通知を受けてMODEM305を制御し、リモート受信コマンド待ちで待機する。
ユーザが外部電話機102から予め設定したファクシミリリモート受信開始設定のためのコード(「2,5」)をテンキーで押下すると、外部電話機102から画像処理部301に対してDTMFで受信コマンドが通知される。
画像処理部301は、当該受信コマンドを受けると、MODEM305を制御して電話回線を捕捉し、第一のH-relay制御信号312によりH-relay314をONに制御し、外部電話機102を交換機103から電気的に切り離す(切断状態)。そして、複合機101はファクシミリ受信を開始する。
本実施形態によれば、回線の種別が電話会社とナンバーディスプレイ契約を結んでいない回線であるか否かにかかわらず、以下の受信処理を行うことができる。すなわち、低電力状態で電話回線に着信があった場合で、かつ、外部電話機にリモート受信モードが設定されている場合にその機能に適応した受信処理を行うことができる。
つまり、電話会社とナンバーディスプレイ契約を結んでいる回線では、リモート受信指示前に、当該外部電話機に着信した電話番号を表示した後、省電力状態から通常電力状態へ復帰させることができる。そして、ユーザからファクシミリリモート受信開始設定に対応するコードを受けて、ファクシミリ受信処理を開始できる。
一方、電話会社とナンバーディスプレイ契約を結んでいない回線では、着信と同時に外部電話機を鳴動させてしまうことを回避することができる。そして、電力状態が通常状態に復帰した後、外部電話機を接続してユーザからファクシミリリモート受信開始設定に対応するコードを受けて、ファクシミリ受信処理を開始できる。
このように、情報処理装置が低電力状態に移行した後、外部電話機の機能に適応したリモート受信指示を行うことが可能となる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
本実施形態によれば、低電力状態での着信に対して、電話会社とナンバーディスプレイ契約を結び、ナンバーディスプレイ有り外部電話機を使用した時に、外部電話機のナンバーディスプレイ機能を動作させることができる。さらに、リモート受信可能なファクシミリ(情報処理装置)を提供できる。
また、低電力状態での着信に対して、電話会社とナンバーディスプレイ契約を結ばず、ナンバーディスプレイ無し外部電話機を使用した時により確実に外部電話機の鳴動を抑止する。そして、低電力状態での着信においても確実にファクシミリ制御部が復帰してからユーザ操作を受信可能な状態で外部電話機の鳴動を開始させることでユーザにとって確実に所望の応答を行う事が可能なファクシミリを提供できる。
101 複合機
102 外部電話機
301 画像処理部
320 HDD

Claims (9)

  1. 電力状態を通常電力状態よりも低い低電力状態に移行させる情報処理装置であって、
    所定の回線を介してファクシミリ通信を行う通信手段と、
    前記通信手段が受信したデータに所定の画像処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段が処理した画像データを記憶する記憶手段と、
    番号情報を通知する通知機能を備える外部電話機を前記情報処理装置に接続する接続手段と、
    前記低電力状態に移行した状態で、前記所定の回線を介する着信を検出する検出手段と、
    前記検出手段が所定の回線に着信があることを検出した場合、前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる電力制御手段と、
    前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる際、着信した信号種別が前記通知機能によるものかどうかを判断する判断手段と、
    前記信号種別が前記通知機能によるものであると判断し、前記外部電話機が前記通知機能を有する場合、前記外部電話機を切断状態から接続状態へ復帰させて受信した番号を前記外部電話機に通知する通知手段と、を備え、
    前記通信手段は、前記外部電話機からリモート受信指示を受け付けて、ファクシミリ受信処理を開始することを特徴とする情報処理装置。
  2. 電力状態を通常電力状態よりも低い低電力状態に移行させる情報処理装置であって、
    所定の回線を介してファクシミリ通信を行う通信手段と、
    前記通信手段が受信したデータに所定の画像処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段が処理した画像データを記憶する記憶手段と、
    番号情報を通知する通知機能を備えていない外部電話機を前記情報処理装置に接続する接続手段と、
    前記低電力状態に移行した状態で、前記所定の回線を介する着信を検出する検出手段と、
    前記検出手段が所定の回線に着信があることを検出した場合、前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる電力制御手段と、
    前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる際、着信した信号種別が呼出信号によるものかどうかを判断する判断手段と、
    前記信号種別が前記呼出信号によるものであると判断し、前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる間、前記外部電話機を切断状態とした状態とし、前記記憶手段が書込可能な状態になることに応じて、前記外部電話機を切断状態から接続状態へ復帰させて、前記呼出信号を通知して前記外部電話機を鳴動させる制御手段と、を備え、
    前記通信手段は、前記所定の呼出信号に応じて、前記外部電話機からリモート受信指示を受け付けて、ファクシミリ受信処理を開始することを特徴とする情報処理装置。
  3. 電力状態が低電力状態に移行した場合、前記外部電話機と連携する設定が有効であるかどうかを判定する判定手段を備え、
    前記外部電話機と連携する設定が有効であると判定した場合、前記制御手段は、前記外部電話機を鳴動させないように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記外部電話機と連携する設定は、リモート受信、手動受信、着信呼出のいずれか1つの設定であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶手段は、ハードディスクであることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、画像形成装置、画像処理装置、ファクシミリ装置、複合機を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 電力状態を通常電力状態よりも低い低電力状態に移行させる情報処理装置の制御方法であって、
    通信手段で、所定の回線を介してファクシミリ通信を行う通信工程と、
    画像処理手段で、前記通信手段が受信したデータに所定の画像処理を行う画像処理工程と、
    前記画像処理手段が処理した画像データを記憶手段に書込みまたは読み出しを行うデータ書込工程と、
    接続手段で、番号情報を通知する通知機能を備える外部電話機を前記情報処理装置に接続する接続工程と、
    前記低電力状態に移行した状態で、前記所定の回線を介する着信を検出する検出工程と、
    前記検出工程で、所定の回線に着信があることを検出した場合、前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる電力制御工程と、
    前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる際、着信した信号種別が前記通知機能によるものかどうかを判断する判断工程と、
    前記信号種別が前記通知機能によるものであると判断し、前記外部電話機が前記通知機能を有する場合、前記外部電話機を切断状態から接続状態へ復帰させて受信した番号を前記外部電話機に通知する通知工程と、を備え、
    前記通信工程は、前記外部電話機からリモート受信指示を受け付けて、ファクシミリ受信処理を開始することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 電力状態を通常電力状態よりも低い低電力状態に移行させる情報処理装置の制御方法であって、
    通信手段で、所定の回線を介してファクシミリ通信を行う通信工程と、
    画像処理手段で、前記通信手段が受信したデータに所定の画像処理を行う画像処理工程と、
    前記画像処理手段が処理した画像データを記憶手段に書込みまたは読み出しを行うデータ書込工程と、
    接続手段で、番号情報を通知する通知機能を備えていない外部電話機を前記情報処理装置に接続する接続工程と、
    前記低電力状態に移行した状態で、前記所定の回線を介する着信を検出する検出工程と、
    前記検出工程で、所定の回線に着信があることを検出した場合、前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる電力制御工程と、
    前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる際、着信した信号種別が呼出信号によるものかどうかを判断する判断工程と、
    前記信号種別が前記呼出信号によるものであると判断し、前記低電力状態から前記通常電力状態へ移行させる間、前記外部電話機を切断状態とした状態とし、前記記憶手段が書込可能な状態になることに応じて、前記外部電話機を切断状態から接続状態へ復帰させて、前記呼出信号を通知して前記外部電話機を鳴動させる制御工程と、を備え、
    前記通信工程は、前記所定の呼出信号に応じて、前記外部電話機からリモート受信指示を受け付けて、ファクシミリ受信処理を開始することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 請求項7または8に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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