JP2017183958A - ホールドオーバ制御回路、およびホールドオーバ制御方法 - Google Patents
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Description
ディジタル制御発振器への発振器制御信号を生成する。
入力クロックが失われた際には、上記位相比較データの代わりに固定の位相比較データを上記ホールドオーバ制御値の演算に使用して、ディジタル制御発振器への発振器制御信号を生成する。
本発明の第1実施形態によるホールドオーバ制御回路、およびホールドオーバ制御方法について、説明する。図1は、本発明の第1実施形態のホールドオーバ制御回路を適用した基準クロック生成回路のブロック図である。図2は、図1のルビジウム発振器制御回路のブロック図である。図3は、本発明の第1実施形態によるホールドオーバ動作を説明するためのグラフである。
図1の基準クロック生成回路は、ディジタルPLL回路やディジタル制御発振器を含む基準クロック生成回路である。図1の基準クロック生成回路は、位相比較器(PC:Phase Comparator)1、A/D変換器(A/D:Analog to Digital converter)2、および位相差計数回路(COUNT:Phase difference Counter)3を含む。さらに図1の基準クロック生成回路は、ルビジウム発振器制御回路(CONT:Controller)4、および分周回路(DIV:Divider)6を含む。さらに図1の基準クロック生成回路は、ディジタル制御発振器の一例としてのディジタル制御ルビジウム発振器(DCRO:Digital Controlled Rubidium Oscillator)5を含む。
次に、本実施形態の動作およびホールドオーバ制御方法について、説明する。ルビジウム発振器制御回路4には、前段の位相差計数回路3で計数された位相差計数データ9と入力クロック入力断アラーム7が、入力される。入力クロック入力断アラーム7は、ディジタルPLL回路に入力されるクロックが断状態となったことをディジタルPLL回路の外部で検出して通知し、ルビジウム発振器制御回路4をホールドオーバ制御状態にするために使用される。また、クロック入力が正常であっても強制的に入力断状態と同様の制御を行うことで、ホールドオーバ状態を作り出すこともできる。
本実施形態によれば、複雑な演算回路を追加することなく、簡単な制御でホールドオーバ制御時の周波数急変を抑制することができる。
本発明の第2実施形態によるホールドオーバ制御回路、およびホールドオーバ制御方法について、説明する。本実施形態は上述した第1実施形態の変形例である。図4は、本発明の第2実施形態で、ホールドオーバ制御値として固定データを使用する場合の回路構成を表すブロック図である。上述した第1実施形態と同様な構成や同様な制御については、説明を省略する。
図4のルビジウム発振器制御回路では、制御回路の入力部分にあるセレクタ回路46は、入力クロックの入力断アラーム(入力断ALM)7が正常状態の時は位相差計数データ9を選択して加算平均演算回路41に出力する。さらにセレクタ回路46は、入力クロックの入力断アラーム(入力断ALM)7が異常状態の時は固定データ49の値を選択して、加算平均演算回路41に出力する。以降の動作は第1実施形態と同じである。
本発明の第3実施形態によるホールドオーバ制御回路、およびホールドオーバ制御方法について、説明する。本実施形態は上述した第1実施形態や第2実施形態の変形例である。図5は、本発明の第3実施形態で、ホールドオーバ制御値として外部からの入力データを使用する場合の回路構成を表すブロック図である。上述した第1実施形態と同様な構成や同様な制御については、説明を省略する。
図5のルビジウム発振器制御回路では、制御回路の入力部分にあるセレクタ回路46は、入力クロックの入力断アラーム(入力断ALM)7が正常状態の時は位相差計数データ9を選択して加算平均演算回路41に出力する。さらにセレクタ回路46は、入力クロック入力断アラーム(入力断ALM)7が異常状態の時は外部からの入力データを選択して、加算平均演算回路41に出力する。以降の動作は第1実施形態と同じである。
2 A/D変換器
3 位相差計数回路
4 ルビジウム発振器制御回路
5 ディジタル制御ルビジウム発振器
6 分周回路
7 入力断アラーム
8 入力クロック
9 位相差計数データ
10 発振器制御信号
12 出力クロック
41 加算平均演算回路
42 積分演算回路
43 加算演算回路
46 セレクタ回路
48 ラッチ回路
49 固定データ
Claims (10)
- 入力データからホールドオーバ制御値を演算する演算回路と、
位相比較して得た位相比較データと固定の位相比較データとを切り替えて、前記演算回路へ入力するセレクタ回路であって、入力クロックが失われた際には、前記位相比較データの代わりに前記固定の位相比較データを前記演算回路へ入力するセレクタ回路とを、
含み、
ディジタル制御発振器への発振器制御信号を生成する、ホールドオーバ制御回路。 - 前記固定の位相比較データは、入力クロックが失われた際に位相比較して得た位相比較データをラッチしたものである、請求項1に記載のホールドオーバ制御回路。
- 前記固定の位相比較データは、固定データである、請求項1に記載のホールドオーバ制御回路。
- 前記固定の位相比較データは、外部から入力される固定データである、請求項1又は請求項2に記載のホールドオーバ制御回路。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のホールドオーバ制御回路と、前記ホールドオーバ制御回路から発振器制御信号を受けるディジタル制御発振器と、を含む基準クロック生成回路。
- 前記ディジタル制御発振器からの出力を分周する分周回路と、入力クロックと前記分周回路の出力とを位相比較し、比較結果を出力する位相比較器と、前記位相比較器の前記比較結果をディジタル変換して出力するA/D(Analog to Digital)変換器と、前記A/D変換器の出力を計数し、前記位相比較データを前記ホールドオーバ制御回路へ出力する位相差計数回路とをさらに含む、請求項5に記載の基準クロック生成回路。
- 位相比較して得た位相比較データをホールドオーバ制御値の演算に使用するホールドオーバ制御方法であって、
入力クロックが失われた際には、前記位相比較データの代わりに固定の位相比較データをホールドオーバ制御値の演算に使用して、ディジタル制御発振器への発振器制御信号を生成する、ホールドオーバ制御方法。 - 前記固定の位相比較データは、入力クロックが失われた際に位相比較して得た位相比較データをラッチしたものである、請求項7に記載のホールドオーバ制御方法。
- 前記固定の位相比較データは、固定データである、請求項7に記載のホールドオーバ制御方法。
- 前記固定の位相比較データは、外部から入力される固定データである、請求項8又は請求項9に記載のホールドオーバ制御方法。
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