JP2017183257A - ヒータ - Google Patents

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圭史 永坂
Keiji Nagasaka
圭史 永坂
中村 秀男
Hideo Nakamura
中村  秀男
裕孝 久保田
Hirotaka Kubota
裕孝 久保田
真範 丸山
Masanori Maruyama
真範 丸山
秀隆 佐藤
Hidetaka Sato
秀隆 佐藤
大崎 智康
Tomoyasu Osaki
智康 大崎
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Abstract

【課題】本発明は、サージ電圧が印加された際に発生するサージ電流を放電することで、サージ電流に起因する発熱素子の破損を抑制可能なヒータを提供することを目的とする。【解決手段】通電により発熱する発熱素子28と、板状とされており、発熱素子28を両面から挟むように配置されたプラス用電極板25及びマイナス用電極板27と、プラス用電極板25とマイナス用電極板27とが対向する対向部分のうち、発熱素子28が配置された発熱素子配設領域R1以外の非発熱素子配設領域R2に設けられており、サージ電流を放電する放電部31と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、プラス用電極板とマイナス用電極板との間に配置された発熱素子を含むヒータに関する。
従来、電気自動車(以下「EV車両」という)やプラグインハイブリッド車(以下、「PHEV車両」という)の暖房用として温水PTCヒータが用いられている。
上記EV車両やPHEV車両では、エンジン廃熱の代わりに温水PTCヒータ(以下、単に「ヒータ」という)により水を加熱し、ウォーターポンプで温水を循環させることで暖房を行っている。
発熱素子のうちの1つであるPTC(Positive Temperature Coefficient)素子は、ある温度を境に抵抗値が大きく変化するため,負荷変動や電圧変動が生じた場合でも発熱素子の温度がほぼ一定となる特性を有する。
このため,想定外の事象(冷却水の消失等)が発生した場合でも,発熱素子が過熱される可能性が極めて低い。
上記構成とされたヒータは、希に、外部から高いサージ電圧(例えば、雷サージ)が印加される場合がある。
特許文献1には、光源点灯装置を構成する回路基板にサージ抑制回路を設けることで、回路基板に実装された素子を保護することが開示されている。
特開2013−145733号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、回路基板にサージ抑制回路を形成する必要があるため、上述した構成とされたヒータには適用しにくい。
上述したヒータに外部からの高いサージ電圧が印加されると、PTC素子等の発熱素子が破損する恐れがあった。
特に、EV車両やPHEV車両は、充電時において、充電ケーブルを介して、外部と接続されるため、高電圧サージが充電ケーブルに印加されると、PTC素子等の発熱素子が破損する可能性が高くなる。
そこで、本発明は、サージ電圧が印加された際に発生するサージ電流を放電することで、発熱素子の破損を抑制可能なヒータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係るヒータは、通電により発熱する発熱素子と、板状とされており、前記発熱素子を両面から挟むように配置されたプラス用電極板及びマイナス用電極板と、前記プラス用電極板と前記マイナス用電極板とが対向する対向部分のうち、前記発熱素子が配置された発熱素子配設領域以外の非発熱素子配設領域に設けられており、前記サージ電流を放電する放電部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、外部から高いサージ電圧が印加された際に流れるサージ電流を放電部において放電することでサージ電流を消費させることが可能となる。
これにより、サージ電流に起因する発熱素子の破損を抑制することができる。
また、上記本発明の一態様に係るヒータにおいて、前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記マイナス用電極板と対向する第1の面を有し、前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記プラス用電極板と対向する第2の面を有しており、前記放電部は、前記第1の面に設けられ、前記第2の面に向かう方向に突出する第1の突起部と、前記第2の面に設けられ、前記第1の面に向かう方向に突出する第2の突起部と、よりなる第1の放電部を含み、前記第1の突起部の先端と前記第2の突起部の先端とを、所定の間隔を空けて対向配置させてもよい。
このように、第1及び第2の突起部を含む第1の放電部を有することで、プラス用電極板とマイナス用電極板との間隔よりも先端間が狭い距離で配置された第1及び第2の突起部間をサージ電流が流れやすくなるため、第1の突起部の先端と第2の突起部の先端との間でサージ電流を放電させることが可能となる。
これにより、サージ電流に起因する発熱素子の破損を抑制することができる。
また、上記本発明の一態様に係るヒータにおいて、前記発熱素子、前記プラス用電極板、及びマイナス用電極板を収容する金属製筐体を含み、前記放電部は、前記金属製筐体と前記プラス用電極板とが対向する部分に設けられた第2の放電部を含み、前記第2の放電部は、前記金属製筐体に設けられた第3の突起部と、所定の間隔を空けた状態で、先端が該第3の突起部の先端と対向するように、前記プラス用電極板に設けられた第4の突起部と、を有してもよい。
このような構成とされた第2の放電部を有することで、金属製筐体からプラス用電極板に流れるサージ電流を、第2の放電部において放電させることができる。
また、上記本発明の一態様に係るヒータにおいて、前記放電部は、前記金属製筐体と前記マイナス用電極板とが対向する部分に設けられた第3の放電部を含み、前記第3の放電部は、前記金属製筐体に設けられた第5の突起部と、所定の間隔を空けた状態で、先端が該第5の突起部の先端と対向するように、前記プラス用電極板に設けられた第6の突起部と、を有してもよい。
このような構成とされた第3の放電部を有することで、金属製筐体からマイナス用電極板に流れるサージ電流を、第3の放電部において放電させることができる。
また、上記本発明の一態様に係るヒータにおいて、前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記マイナス用電極板と対向する第1の面を有し、前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記プラス用電極板と対向する第2の面を有しており、前記放電部は、前記第1及び第2の面と接触するように設けられ、かつ前記発熱素子よりも耐電圧の低い第1の絶縁部材を含んでもよい。
このように、第1及び第2の面と接触するように設けられ、発熱素子よりも耐電圧の低い第1の絶縁部材を含む放電部を有することで、サージ電流を第1の絶縁部材に導いて、第1の絶縁部材で消費させることが可能となるので、サージ電流に起因する発熱素子の破損を抑制することができる。
また、上記本発明の一態様に係るヒータにおいて、前記放電部は、前記第1及び第2の面と接触するように設けられ、前記第1の絶縁部材の周囲を覆うように配置されており、前記発熱素子よりも耐電圧の高い第2の絶縁部材を含んでもよい。
このような構成とされた第2の絶縁部材を放電部が含むことで、第1の絶縁部材にサージ電流を導くことを可能とした上で、第1の絶縁部材が設けられた部分におけるプラス用電極板とマイナス用電極板との間隔を所望の間隔に保つことができる。つまり、第2の絶縁部材がスペーサとして機能するため、第1の絶縁部材の厚さを一定に保つことができる。
また、上記本発明の一態様に係るヒータにおいて、前記発熱素子、前記プラス用電極板、及びマイナス用電極板を収容する金属製筐体を含み、前記放電部は、前記プラス用電極と前記金属製筐体とが対向する部分、及び前記マイナス用電極と前記金属製筐体とが対向する部分に、前記プラス用電極、前記マイナス用電極、及び前記金属製筐体と接触するように配置してもよい。
このように、上述した場所に、第1の絶縁部材を含む放電部を設けることで、プラス用電極と金属製筐体とが対向する部分、及びマイナス用電極と金属製筐体とが対向する部分において、サージ電流を放電させることができる。
また、上記本発明の一態様に係るヒータにおいて、前記第1の絶縁部材は、前記プラス用電極板、及びマイナス用電極板のうち、前記筐体の蓋部側に配置される電極板の端に配置されており、前記蓋部のうち、前記電極板の端と対向する部分に、のぞき窓を設けてもよい。
このような構成とすることで、放電部においてサージ電流が放電された際に発生する煤け(煤がかかって黒く汚れること)を、のぞき窓を介して、確認することが可能となる。
これにより、使用者は、サージ電流が放電された場所を確認することができる。
また、上記本発明の一態様に係るヒータにおいて、前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記マイナス用電極板と対向する第1の面を有し、前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記プラス用電極板と対向する第2の面を有しており、前記放電部は、前記第1の面に設けられた第1の突出部と、前記第1の突出部と対向するように、前記第2の面に設けられ、前記第1の突出部との間に所定の間隔を有する第2の突出部と、前記第1の面、第2の面、前記第1の突出部、及び前記第2の突出部と接触するように、前記第1の面と前記第2の面との間に設けられ、前記発熱素子よりも耐電圧の低い第3の絶縁部材と、を含み、前記第3の絶縁部材は、前記第1及び第2の突出部を埋設してもよい。
このような構成要素を含むことで、発熱素子よりも耐電圧の低い第3の絶縁部材のうち、第1及び第2の突出部間に配置された部分の厚さを薄くすることが可能となる。
これにより、第1及び第2の突出部間に配置された第3の絶縁部材をサージ電流が流れ易くすくなるため、この部分において、サージ電流を放電させることができる。つまり、サージ電流に起因する発熱素子の破損を抑制することができる。
また、上記本発明の一態様に係るヒータにおいて、前記プラス用電極板は、プラス用電極板本体と、該プラス用電極板本体から延出する第1の端子部と、を含み、前記マイナス用電極板は、マイナス用電極板本体と、該マイナス用電極板本体から延出する第2の端子部と、を含んでおり、前記放電部は、前記第1の端子部と前記第2の端子部との間に形成された前記非発熱素子配設領域に設けてもよい。
このような位置に放電部を設けることで、第1及び第2の端子にサージ電流が流れた際、発熱素子の前段で、サージ電流を放電させることができる。
本発明によれば、サージ電圧が印加された際に発生するサージ電流を放電することで、サージ電流に起因する発熱素子の破損を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係るヒータの外観を示す斜視図である。 図1に示すヒータのA−A線で切断した際の断面図である。 図2に示すプラス用電極板の平面図である。 図2に示すマイナス用電極板の平面図である。 本発明の第1の実施形態の第1変形例に係るヒータの断面図である。 本発明の第1の実施形態の第2変形例に係るヒータの主要部の構成を模式的に示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るヒータの断面図である。 図7に示すヒータ本体を平面視した図である。 図7に示すヒータ本体及び筐体の一部をB−B線で切断した際の断面図である。 本発明の第3の実施形態のヒータの主要部の断面図である。 本発明の第4の実施形態のヒータの主要部の断面図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際のヒータの寸法関係とは異なる場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るヒータの外観を示す斜視図である。図2は、図1に示すヒータのA−A線で切断した際の断面図である。図2において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図1及び図2を参照するに、第1の実施形態のヒータ10は、金属製筐体11と、第1の温水流路部材13と、第2の温水流路部材14と、ヒータ本体16と、を有する。
金属製筐体11は、アースされており、筐体本体18と、蓋部19と、温水導入部21と、温水導出部22と、を有する。
筐体本体18は、第2の温水流路部材14及びヒータ本体16を収容している。蓋部19は、筐体本体18に対して着脱可能な構成とされている。
温水導入部21は、筐体本体18に設けられている。温水導入部21は、第1の温水流路部材13に温水を導入するための部分である。
温水導出部22は、筐体本体18に設けられている。温水導出部22は、第2の温水流路部材14から温水を導出するための部分である。
第1の温水流路部材13は、温水が流れる第1の流路を有する。第1の流路内を流れる温水は、ヒータ本体10により加温される。第1の温水流路部材13内を通過した温水は、第2の温水流路部材14に導入される。
第2の温水流路部材14は、第1の温水流路部材13から導入された温水が流れる第2の流路を有する。第2の流路内を流れる温水は、ヒータ本体16により加温される。第2の温水流路部材14内を通過した温水は、ヒータ10の外部に導出される。
図3は、図2に示すプラス用電極板の平面図である。図4は、図2に示すマイナス用電極板の平面図である。図3及び図4では、図2に示す構造体の上面側からプラス用電極板25、及びマイナス用電極板27を平面視した図を模式的に示している。
また、図3及び図4では、プラス用電極板25及びマイナス用電極板27と発熱素子配設領域R1、及び非発熱素子配設領域R2との位置関係が分かるように、発熱素子配設領域R1、及び非発熱素子配設領域R2を図示する。図3及び図4において、図2に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図2〜図4を参照するに、ヒータ本体16は、第1の温水流路部材13と第2の温水流路部材14との間に配置されている。
ヒータ本体16は、プラス用電極板25と、マイナス用電極板27と、発熱素子配設領域R1と、非発熱素子配設領域R2と、発熱素子28と、放電部である第1の放電部31と、を有する。
プラス用電極板25は、第1の温水流路部材13側に配置されており、プラス用電極板本体33と、第1の端子部34と、を含む。
プラス用電極板本体33は、第1の端子部34よりも外形が大きくなるように構成された矩形部材である。
第1の端子部34は、プラス用電極板本体33の一辺から延出するように設けられている。第1の端子部34の一部(図3に示す非発熱素子配設領域R2を区画する部分)は、後述する第2の端子部36の一部(図4に示す非発熱素子配設領域R2を区画する部分)と対向している。
第1の端子部34の一部は、非発熱素子配設領域R2に対応し、かつ第2の端子部36と対向する第1の面34aを有する。第1の端子部34は、ケーブル等が接続される部分である。
マイナス用電極板27は、第2の温水流路部材14側に配置されており、マイナス用電極板本体35と、第2の端子部36と、を含む。
マイナス用電極板本体35は、第2の端子部36よりも外形が大きくなるように構成された矩形部材である。
第2の端子部36は、マイナス用電極板本体35の一辺から延出するように設けられている。
第2の端子部36の一部は、非発熱素子配設領域R2に対応し、かつ第1の端子部34と対向する第2の面36aを有する。第2の端子部36は、ケーブル等を接続される部分である。
上述した第1の端子部34と第2の端子部36とは、金属製筐体11の高さ方向において、一部(図3及び図4に示す非発熱素子配設領域R2を区画する部分)が重なるように構成されている。
発熱素子配設領域R1は、プラス用電極板本体33とマイナス用電極板本体35との間であって、プラス用電極板本体33とマイナス用電極板本体35とで区画された領域である。
発熱素子配設領域R1は、複数の発熱素子28が配置される領域である。
非発熱素子配設領域R2は、第1の端子部34と第2の端子部36とが対向することで区画された領域である。非発熱素子配設領域R2は、発熱素子28が形成されない領域である。
発熱素子28は、プラス用電極板25とマイナス用電極板27との間に区画される発熱素子配設領域R1に複数配置されている。
複数の発熱素子28は、プラス用電極板25及びマイナス用電極板27の長手方向に所定の間隔で配置されている。
発熱素子28としては、例えば、PTC素子やその他抵抗による発熱体を例示できる。
第1の放電部31は、第1の突起部41と、第2の突起部42と、を有する。第1の突起部41は、第1の面34aに設けられており、第2の面36aに向かう方向に突出している。
第1の突起部41は、金属材料で構成されている。第1の突起部41は、例えば、プラス用電極板25と一体とされている。この場合、第1の突起部41は、プラス用電極板25の製造時に一括して形成することが可能である。
第2の突起部42は、第2の面36aに設けられており、第1の面34aに向かう方向に突出している。第1の突起部41の先端と第2の突起部42の先端とは、所定の間隔を空けて、対向配置されている。所定の間隔は、例えば、0.1mm〜0.2mmの範囲内で適宜設定することができる。
第2の突起部42は、金属材料で構成されている。第2の突起部42は、例えば、マイナス用電極板27と一体とされている。この場合、第2の突起部42は、マイナス用電極板27の製造時に一括して形成することが可能である。
第1の実施形態のヒータ10によれば、上述した第1及び第2の突起部41,42を含む第1の放電部31を有することで、プラス用電極板25とマイナス用電極板27との間隔よりも先端間が狭い距離で配置された第1及び第2の突起部41,42間をサージ電流が流れやすくなるため、第1の突起部41の先端と第2の突起部42の先端との間でサージ電流を放電させることが可能となる。これにより、サージ電流に起因する発熱素子28の破損を抑制することができる。
また、ケーブルと接続される第1及び第2の端子部34,36間に、第1の放電部31を配置することで、複数の発電素子28の前段において、サージ電流を放電させることができる。
図5は、本発明の第1の実施形態の変形例に係るヒータの断面図である。図5において、図1〜図4に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図5を参照するに、第1の実施形態の変形例に係るヒータ45は、第1の実施形態の構成する金属製筐体11に替えて金属製筐体46を有し、さらに、第2の放電部49と、第3の放電部51と、を備えること以外は、ヒータ10と同様に構成されている。
金属製筐体46は、第1の延出部50と、第2の延出部52と、を有すること以外は、金属製筐体11と同様に構成されている。
第1の延出部50は、第1の端子部34よりも下方に位置する筐体本体18の内壁から第1の端子部34と対向するように延出している。第1の延出部50は、第1の端子部34と対向する面50aを有する。
第2の延出部52は、第2の端子部36よりも上方に位置する筐体本体18の内壁から第2の端子部36と対向するように延出している。第2の延出部52は、第2の端子部36と対向する面52aを有する。
第2の放電部49は、第1の延出部50に設けられた第3の突起部53と、所定の間隔を空けた状態で、先端が第3の突起部53の先端と対向するように、第1の端子部34に設けられた第4の突起部54と、を有する。
第3及び第4の突起部53,54は、金属材料で構成されている。第3の突起部53は、第1の延出部50と一体に構成されている。第4の突起部54は、第1の端子部34と一体に構成されている。
第3の放電部51は、第2の延出部52に設けられた第5の突起部56と、所定の間隔を空けた状態で、先端が該第5の突起部56の先端と対向するように、第2の端子部36に設けられた第6の突起部57と、を有してもよい。
第5及び第6の突起部56,57は、金属材料で構成されている。第5の突起部56は、第2の延出部52と一体に構成されている。第5の突起部56は、第2の端子部36と一体に構成されている。
第1の実施形態の第1変形例のヒータ45によれば、上述した第2の放電部49を有することで、金属製筐体46からプラス用電極板に流れるサージ電流を、第2の放電部49において放電させることができる。
また、上述した第3の放電部51を有することで、金属製筐体46からマイナス用電極板に流れるサージ電流を、第3の放電部51において放電させることができる。
図6は、本発明の第1の実施形態の第2変形例に係るヒータの主要部の構成を模式的に示す図である。図6において、図1〜図4に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
図6を参照するに、第1の実施形態の第2変形例のヒータ60は、1つのプラス用電極板25に対して、複数のマイナス用電極板27−1〜27−3を対向配置させ、プラス用電極板25とマイナス用電極板27−1〜27−3との間に、発熱素子28を配置させたこと以外は、第1の実施形態のヒータ10と同様に構成されている。
第1の実施形態の第2変形例のヒータ60によれば、図6に点線の矢印で示す方向にサージ電流が流れて、第1の放電部31でサージ電流が放電されるため、サージ電流に起因する複数の発熱素子28の破損を抑制することができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係るヒータの断面図である。図7に示す構造体の切断位置は、図8に示すD−D線の切断位置に対応している。図7において、図1〜図4に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図8は、図7に示すヒータ本体を平面視した図である。図8において、図7に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図9は、図7に示すヒータ本体及び筐体の一部をB−B線で切断した際の断面図である。図9において、図7及び図8に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図7〜図9を参照するに、第2の実施形態のヒータ60は、第1の実施形態のヒータ10を構成する金属製筐体11、ヒータ本体16、及び第1の放電部31に替えて、金属製筐体61、ヒータ本体62、及び放電部66を有すること以外は、ヒータ10と同様な構成とされている。
金属製筐体61は、第1の延出部71と、第2の延出部72と、を有すること以外は、金属製筐体11と同様に構成されている。
第1の延出部71は、一方の第1の端子部34の一部と対向するように、第1の端子部34の下方に位置する筐体本体18の一方の内壁から第2の端子部36に向かう方向に延出している。
第2の延出部72は、他方の第1の端子部34の一部と対向するように、第1の端子部34の下方に位置する筐体本体18の他方の内壁から第2の端子部36に向かう方向に延出している。
第1及び第2の延出部71,72の上面は、第2の面36aと同じ高さとなるように配置されている。
ヒータ本体62は、第1の実施形態で説明したヒータ本体16を構成するプラス用電極板本体33及びマイナス用電極板本体35に替えて、プラス用電極板本体63及びマイナス用電極板本体64を有すること以外は、ヒータ本体16と同様に構成される。
プラス用電極板本体63は、第1の端子部34を2つ有する点が、プラス用電極板本体33と異なる。
マイナス用電極板本体64は、1つの第2の端子部36が2つの第1の端子部34の一部と対向するように配置されていること以外は、マイナス用電極板本体35と同様に構成されている。
これにより、ヒータ本体62は、2つの非発熱素子配設領域R2を有する。
放電部66は、第1の絶縁部材75と、第2の絶縁部材76と、を有する。第1の絶縁部材75は、発熱素子28よりも耐電圧の低い部材である。第1の絶縁部材75は、第1及び第2の面34a,36aと接触するように、非発熱素子配設領域R2の中央部に設けられている。第1の絶縁部材75の形状は、例えば、円柱形状とすることができる。
このような構成とされた第1の絶縁部材75を有することで、サージ電流を第1の絶縁部材75に導いて、第1の絶縁部材75で消費させることが可能となるので、サージ電流に起因する発熱素子28の破損を抑制することができる。
第2の絶縁部材76は、発熱素子28よりも耐電圧の高い部材である。第2の絶縁部材76は、第1及び第2の面34a,36aと接触し、かつ第1の絶縁部材75の周囲を覆うように設けられている。第2の絶縁部材76としては、例えば、絶縁シートを用いることができる。
このような構成とされた第2の絶縁部材76を有することで、第1の絶縁部材75にサージ電流を導くことを可能とした上で、第1の絶縁部材75が設けられた部分における第1の端子部34と第2の端子部36との間隔を所望の間隔に保つことができる。つまり、第2の絶縁部材76がスペーサとして機能するため、第1の絶縁部材75の厚さを一定に保つことができる
発熱素子28の耐電圧が25kV/mmの場合、第1の絶縁部材75として、例えば、耐電圧が20kV/mm程度のポリエチレン系樹脂を用いることが可能である。この場合、第2の絶縁部材76としては、例えば、耐電圧が30kV/mm程度のポリカーボネート系樹脂を用いることが可能である。
また、放電部66は、第1の端子部34と第1及び第2の延出部71,72との間にも設けられている。
このように、第1の端子部34と第1及び第2の延出部71,72との間にも放電部66を設けることで、先に説明した第2及び第3の放電部49,51と同様な効果を得ることができる。
上述した第2の実施形態のヒータ60のように、第1及び第2の絶縁部材75,76を含む放電部66を有することで、第1の実施形態のヒータ10と同様な効果を得ることができる。
なお、第2の実施形態では、放電部66の構成要素として、第2の絶縁部材76を含めた場合を例に挙げて説明したが、第2の絶縁部材76は必修の構成ではなく、必要に応じて設ければよい。
(第3の実施形態)
図10は、本発明の第3の実施形態のヒータの主要部の断面図である。図10では、図7〜9に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図10を参照するに、第3の実施形態のヒータ80は、第2の実施形態のヒータ60を構成する放電部66に替えて放電部85を設け、筐体本体18に設けた開口部18Aにのぞき窓86を配置させたこと以外は、ヒータ60と同様に構成されている。
放電部85は、第2の実施形態の放電部66とは第1の絶縁部材75の配設位置が異なること以外は、放電部66と同様に構成されている。
放電部85を構成する第1の絶縁部材75は、プラス用電極板63、及びマイナス用電極板64のうち、筐体の蓋部19側に配置される電極板(図10の場合、プラス用電極板63)の端に配置されている。
これにより、複数の放電部85のうち、いずれかがサージ電流を放電した際、第2の端子部36、第1の延出部71、及び第2の延出部72のうち、いずれかの上面に煤け(煤がかかって黒く汚れること)が発生する。
開口部18Aは、筐体本体18のうち、上記煤けを観察可能なプラス用電極板63の端と対向する部分に設けられている。
のぞき窓86は、開口部18Aに設けられている。のぞき窓86の材料としては、例えば、ガラスを用いることが可能である。
ところで、先に説明した第2の実施形態の場合においても、サージ電流が放電された際に、第1の絶縁部材75の周囲に煤けが発生する。しかしながら、第2の実施形態の場合、第1の絶縁部材75の周囲は第2の絶縁部材76で覆われ、かつ上下方向が第1の端子部34及び第2の端子部36で覆われている。
このため、第2の実施形態の場合、第1及び第2の端子部34,36を分解しないと、サージ電流が放電されたか否かの判断がつかない。
一方、第3の実施形態のヒータ80によれば、第1の絶縁部材75の周囲の一部が第2の絶縁部材76から露出され、かつ第1及び第2の端子部34,36が煤けを確認する際に邪魔にならない位置に配置されているので、サージ電流が放電された際に発生する煤け(煤がかかって黒く汚れること)を、のぞき窓86を介して、外側から作業者が容易に確認することができる。
(第4の実施形態)
図11は、本発明の第4の実施形態のヒータの主要部の断面図である。図11において、図9に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
図11を参照するに、第4の実施形態のヒータ100は、第2の実施形態のヒータ60を構成する放電部66に替えて、放電部101を有すること以外は、ヒータ60と同様に構成されている。
放電部101は、第1の突出部105と、第2の突出部106と、第3の絶縁部材107と、を有する。
第1の突出部105は、第1の面34aに設けられており、下方に突出している。第2の突出部106は、第1の突出部105と対向するように、第2の面36aに設けられている。第2の突出部106は、上方に突出している。第2の突出部106は、第1の突出部105との間に所定の間隔を有する。
第1及び第2の突出部105,106は、金属材料で構成されている。
第3の絶縁部材107は、第1及び第2の面34a,36a、並びに第1及び第2の突出部105,106と接触するように、第1の面34aと第2の面36aとの間に設けられている。第3の絶縁部材107は、発熱素子よりも耐電圧の低い部材である。
第3の絶縁部材107は、第1及び第2の突出部105,106を埋設している。第3の絶縁部材107は、先に説明した第1の絶縁部材75と同様な材料で構成することができる。
第4の実施形態のヒータ100によれば、発熱素子よりも耐電圧の低い第3の絶縁部材107のうち、第1及び第2の突出部105,106間に配置された部分の厚さを薄くすることが可能となる。
これにより、第1及び第2の突出部105,106間に配置された第3の絶縁部材107をサージ電流が流れ易くすくなるため、この部分において、サージ電流を放電させることが可能となる。したがって、サージ電流に起因する発熱素子の破損を抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、第1ないし第4の実施形態で説明した第1の放電部31、第2の放電部49、第3の放電部51、及び放電部66,85,101を組み合わせて用いてもよい。
また、第1ないし第4の実施形態では、第1の端子部34と第2の端子部36との間に、第1の放電部31、及び放電部66,85,101を設けた場合を例に挙げて説明したが、第1の放電部31、及び放電部66,85,101を設ける位置は、発電素子28が形成されない領域であれば良く、第1ないし第4の実施形態で説明した位置に限定されない。
10,45,60,80,100…ヒータ、11,46,61…金属製筐体、13…第1の温水流路部材、14…第2の温水流路部材、16,62…ヒータ本体、18…筐体本体、18A…開口部、19…蓋部、21…温水導入部、22…温水導出部、25…プラス用電極板、27,27−1〜27−3…マイナス用電極板、28…発熱素子、31…第1の放電部、33,63…プラス用電極板本体、34…第1の端子部、34a…第1の面、36a…第2の面、35,64…マイナス用電極板本体、36…第2の端子部、41…第1の突起部、42…第2の突起部、49…第2の放電部、50,71…第1の延出部、50a,52a…面、51…第3の放電部、52,72…第2の延出部、53…第3の突起部、54…第4の突起部、56…第5の突起部、57…第6の突起部、66,85,101…放電部、75…第1の絶縁部材、76…第2の絶縁部材、86…のぞき窓、105…第1の突出部、106…第2の突出部、107…第3の絶縁部材、R1…発熱素子配設領域、R2…非発熱素子配設領域

Claims (10)

  1. 通電により発熱する発熱素子と、
    板状とされており、前記発熱素子を両面から挟むように配置されたプラス用電極板及びマイナス用電極板と、
    前記プラス用電極板と前記マイナス用電極板とが対向する対向部分のうち、前記発熱素子が配置された発熱素子配設領域以外の非発熱素子配設領域に設けられており、前記サージ電流を放電する放電部と、
    を有することを特徴とするヒータ。
  2. 前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記マイナス用電極板と対向する第1の面を有し、
    前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記プラス用電極板と対向する第2の面を有しており、
    前記放電部は、前記第1の面に設けられ、前記第2の面に向かう方向に突出する第1の突起部と、前記第2の面に設けられ、前記第1の面に向かう方向に突出する第2の突起部と、よりなる第1の放電部を含み、
    前記第1の突起部の先端と前記第2の突起部の先端とを、所定の間隔を空けて対向配置させることを特徴とする請求項1記載のヒータ。
  3. 前記発熱素子、前記プラス用電極板、及びマイナス用電極板を収容する金属製筐体を含み、
    前記放電部は、前記金属製筐体と前記プラス用電極板とが対向する部分に設けられた第2の放電部を含み、
    前記第2の放電部は、前記金属製筐体に設けられた第3の突起部と、所定の間隔を空けた状態で、先端が該第3の突起部の先端と対向するように、前記プラス用電極板に設けられた第4の突起部と、
    を有することを特徴とする請求項1または2記載のヒータ。
  4. 前記放電部は、前記金属製筐体と前記マイナス用電極板とが対向する部分に設けられた第3の放電部を含み、
    前記第3の放電部は、前記金属製筐体に設けられた第5の突起部と、所定の間隔を空けた状態で、先端が該第5の突起部の先端と対向するように、前記プラス用電極板に設けられた第6の突起部と、
    を有することを特徴とする請求項3記載のヒータ。
  5. 前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記マイナス用電極板と対向する第1の面を有し、
    前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記プラス用電極板と対向する第2の面を有しており、
    前記放電部は、前記第1及び第2の面と接触するように設けられ、かつ前記発熱素子よりも耐電圧の低い第1の絶縁部材を含むことを特徴とする請求項1記載のヒータ。
  6. 前記放電部は、前記第1及び第2の面と接触するように設けられ、前記第1の絶縁部材の周囲を覆うように配置されており、前記発熱素子よりも耐電圧の高い第2の絶縁部材を含むことを特徴とする請求項5記載のヒータ。
  7. 前記発熱素子、前記プラス用電極板、及びマイナス用電極板を収容する金属製筐体を含み、
    前記放電部は、前記プラス用電極と前記金属製筐体とが対向する部分、及び前記マイナス用電極と前記金属製筐体とが対向する部分に、前記プラス用電極、前記マイナス用電極、及び前記金属製筐体と接触するように配置することを特徴とする請求項1ないし6のうち、いずれか1項記載のヒータ。
  8. 前記第1の絶縁部材は、前記プラス用電極板、及びマイナス用電極板のうち、前記筐体の蓋部側に配置される電極板の端に配置されており、
    前記蓋部のうち、前記電極板の端と対向する部分に、のぞき窓を設けることを特徴とする請求項5ないし7のうち、いずれか1項記載のヒータ。
  9. 前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記マイナス用電極板と対向する第1の面を有し、
    前記プラス用電極板は、前記非発熱素子配設領域に対応し、かつ前記プラス用電極板と対向する第2の面を有しており、
    前記放電部は、前記第1の面に設けられた第1の突出部と、前記第1の突出部と対向するように、前記第2の面に設けられ、前記第1の突出部との間に所定の間隔を有する第2の突出部と、
    前記第1の面、第2の面、前記第1の突出部、及び前記第2の突出部と接触するように、前記第1の面と前記第2の面との間に設けられ、前記発熱素子よりも耐電圧の低い第3の絶縁部材と、
    を含み、
    前記第3の絶縁部材は、前記第1及び第2の突出部を埋設することを特徴とする請求項1記載のヒータ。
  10. 前記プラス用電極板は、プラス用電極板本体と、該プラス用電極板本体から延出する第1の端子部と、を含み、
    前記マイナス用電極板は、マイナス用電極板本体と、該マイナス用電極板本体から延出する第2の端子部と、を含んでおり、
    前記放電部は、前記第1の端子部と前記第2の端子部との間に形成された前記非発熱素子配設領域に設けることを特徴とする請求項1ないし9のうち、いずれか1項記載のヒータ。
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