JP2017182466A - 仲介サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが、サービス提供サーバに直接アクセスしなくても、他のユーザのためのアカウント情報に対応する利用対象を利用することが可能な技術を提供すること。【解決手段】 仲介サーバ50は、MFP10から登録要求を受信する場合に、共用IDをAT1に関連付けて登録し(S78)、共用IDを含むURLが記述された電子メールをPC70に送信する(S80)。そして、仲介サーバ50は、PC70から共用IDを含むアクセス要求が受信される場合(S82)に、PC70がSPサーバ100からサービスの提供を受けるための各種通信を実行する(S86〜S102、S110〜S112)。【選択図】 図4

Description

本明細書によって開示される技術は、サービス提供サーバから通信機器へのサービスの提供を仲介するための仲介サーバに関する。
特許文献1に開示されている通信システムでは、サービス提供サーバには、多機能機のユーザのためのアカウント情報が登録される。次いで、ユーザは、PC(Personal Computerの略)を用いて仲介サーバにアクセスし、仲介サーバを介してサービス提供サーバに上記のアカウント情報を入力し、認証手続きを実行する。認証が成功すると、サービス提供サーバは、上記のアカウント情報に対応するアクセストークンを生成し、仲介サーバを介してアクセストークンを多機能機に送信する。多機能機は、サービス提供サーバに格納されている上記のアカウント情報に対応するフォルダにアクセスすべき場合に、アクセストークンを仲介サーバに送信する。仲介サーバは、アクセストークンを用いて、サービス提供サーバに認証を実行させる。認証が成功すると、サービス提供サーバは、上記のフォルダ内のデータを多機能機に送信する。
特開2013−118558号公報 特開2010−211503号公報
第1のユーザのための第1のアカウント情報に対応するフォルダ、ファイル等を、第1のユーザのみならず、第2のユーザにも利用させることが望まれる状況があり得る。これを実現するためには、例えば、第2のユーザは、第2のユーザ自身のための第2のアカウント情報をサービス提供サーバに登録する必要がある。即ち、第2のユーザは、サービス提供サーバに直接アクセスする必要がある。
本明細書は、ユーザが、サービス提供サーバに直接アクセスしなくても、他のユーザのためのアカウント情報に対応する利用対象を利用することが可能な技術を提供する。
本明細書では、特定のアカウント情報に対応する第1の利用対象を含むサービス提供サーバから通信機器へのサービスの提供を仲介するための仲介サーバを開示する。仲介サーバは、前記特定のアカウント情報を用いて得られる認証情報を取得する取得部であって、前記認証情報は、第1の通信機器が前記第1の利用対象を利用するための情報である、前記取得部と、前記第1の通信機器から登録要求が受信される場合に、前記第1の利用対象に含まれる第2の利用対象を利用するための利用識別情報を、前記認証情報に関連付けてメモリに登録する登録部と、前記認証情報を出力部に出力させることなく、前記利用識別情報を前記出力部に出力させる出力制御部と、前記利用識別情報が出力された後に、前記第1の通信機器とは異なる第2の通信機器から前記利用識別情報を含む第1の利用要求が受信される場合に、前記サービス提供サーバから前記第2の通信機器への特定のサービスの提供を仲介するための仲介通信を実行する通信実行部であって、前記特定のサービスは、前記第2の通信機器が前記サービス提供サーバ内の前記第2の利用対象を利用するためのサービスであり、前記仲介通信は、前記仲介サーバと前記サービス提供サーバとの間の第1の通信であって、前記第1の利用要求に含まれる前記利用識別情報に関連付けられている前記メモリ内の前記認証情報を利用した前記第1の通信と、前記仲介サーバと前記第2の通信機器との間の第2の通信であって、前記認証情報を利用しない前記第2の通信と、を含む、前記通信実行部と、を備える。
上記の構成によると、仲介サーバは、第1のユーザのための特定のアカウント情報がサービス提供サーバに登録されている状態で、第1の通信機器から登録要求を受信する場合に、利用識別情報を認証情報に関連付けてメモリに登録し、利用識別情報を出力部に出力させる。従って、第2のユーザは、仲介サーバへの利用識別情報を含む第1の利用要求の送信を第2の通信機器に実行させ得る。そして、仲介サーバは、第2の通信機器から第1の利用要求を受信する場合に、利用識別情報に関連付けられている認証情報を利用して、仲介通信を実行する。これにより、第2の通信機器は、サービス提供サーバ内の第2の利用対象を利用することができる。従って、例えば、第2のユーザは、第2のユーザ自身のための第2のアカウント情報をサービス提供サーバに登録しなくても、即ち、サービス提供サーバに直接アクセスしなくても、第1のユーザのための特定のアカウント情報に対応する第2の利用対象を利用することができる。
なお、上記の仲介サーバを実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の仲介サーバと、他の少なくとも1個の機器(例えば、第1の通信機器、及び/又は、第2の通信機器、及び/又は、サービス提供サーバ)を含む通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 各テーブルの一例を示す。 フォルダを共用するための各処理のシーケンス図を示す。 図3の続きの各処理のシーケンス図を示す。 フォルダを共用するための他の例の各処理のシーケンス図を示す。 ファイルを共用するための各処理のシーケンス図を示す。 既存のフォルダを共用するための各処理のシーケンス図を示す。
(システムの構成)
図1に示されるように、通信システム2は、複数個のMFP(Multi-Function Peripheralの略)10,80と、仲介サーバ50と、PC(Personal Computerの略)70と、を備える。MFP10はユーザU1を含む1人以上のユーザによって利用される機器であり、PC70及びMFP80はユーザU1とは異なるユーザU2を含む1人以上のユーザによって利用される機器である。各機器10,70,80と仲介サーバ50とは、インターネット4を介して相互に通信可能である。また、インターネット4には、複数個のサービス提供サーバ(以下では「SP(Service Providerの略)サーバ」と呼ぶ)100,110が接続されている。従って、各機器10,50,70,80は、インターネット4を介して、SPサーバ100,110のそれぞれと通信し得る。
(MFP10の構成)
MFP10は、印刷機能及びスキャン機能を含む多機能を実行可能な周辺装置(即ちPC70の周辺装置)であり、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース(以下では「ネットワークI/F」と記載する)16と、スキャン実行部18と、印刷実行部20と、制御部30と、を備える。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部14は、いわゆるタッチパネルであり、操作部としても機能する。以下の「操作部12」という表現は、操作部12そのものと、タッチパネルである表示部14と、の双方を含む意味である。ネットワークI/F16は、図示省略のLAN(Local Area Networkの略)を介して、インターネット4に接続されている。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。印刷実行部20は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、上記のプログラム36の他に、ユーザテーブル38を格納する。
ユーザテーブル38には、サービス名と表示名とアクセストークンとが関連付けて登録される。これらの各情報は、ユーザがMFP10を利用してSPサーバ(例えば100)からサービスを受けるための情報である。サービス名は、SPサーバのサービス名である。「SV1」、「SV2」は、それぞれ、SPサーバ100,110のサービス名を示す。表示名は、MFP10で表示されるユーザの名称である。アクセストークンは、SPサーバ100,110を利用するための認証情報である。以下では、表示名「Ken」に対応するユーザU1が、SPサーバ100からサービスを受けるための情報(即ち、「SV1」、「Ken」、「AT1」)をユーザテーブル38に登録するための手法を説明する。
ユーザU1は、まず、例えばPC、スマートフォン等の通信機器を利用して、アカウント名及びパスワードを含むアカウント情報をSPサーバ100に登録する。その後、ユーザU1は、通信機器を利用して仲介サーバ50にアクセスし、SPサーバ100にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)を仲介サーバ50から取得する。そして、ユーザU1は、当該URLを利用して通信機器からSPサーバ100にアクセスし、アカウント情報をSPサーバ100に入力して、認証手続きを実行する。SPサーバ100は、認証が成功すると、当該アカウント情報に対応するアクセストークンであるAT1を生成して、AT1を仲介サーバ50に供給する。仲介サーバ50は、SPサーバ100からAT1を取得すると、AT1に対応するテンポラリIDを生成して、テンポラリIDを通信機器に供給する。この結果、通信機器においてテンポラリIDが表示される。
次いで、ユーザU1は、MFP10の操作部12を操作して、サービス名「SV1」と表示名「Ken」とテンポラリIDとをMFP10に入力する。この場合、MFP10は、入力済みのテンポラリIDを仲介サーバ50に供給して、仲介サーバ50からテンポラリIDに対応するAT1を取得する。そして、MFP10は、入力済みのサービス名「SV1」と入力済みの表示名「Ken」と取得済みのAT1とを関連付けて、ユーザテーブル38に登録する。テーブル38内の他の情報も同様に登録される。
(PC70、MFP80の構成)
PC70は、デスクトップPC、タブレットPC、ノートPC等の端末機器である。MFP80は、MFP10と同様の構成を備える。PC70及びMFP80は、MFP10のユーザテーブル38に相当するテーブルを格納していない。言い換えると、PC70及びMFP80を利用するユーザU2は、SPサーバ100等へのアカウント情報の登録等の事前準備を行っていない。即ち、PC70及びMFP80は、SPサーバ100等に直接アクセスすることはできない。
(仲介サーバ50の構成)
仲介サーバ50は、MFP10,80のベンダによってインターネット4上に設置され、各SPサーバ100,110から各MFP10,80へのサービスの提供を仲介するためのサーバである。仲介サーバ50は、ネットワークI/F52と、制御部60と、を備える。ネットワークI/F52は、インターネット4に接続されている。
制御部60は、CPU62と、メモリ64と、を備える。CPU62は、メモリ64に格納されているプログラム66に従って、様々な処理を実行する。メモリ64は、上記のプログラム66の他に、共用テーブル68(図2参照)を格納する。
(サービス提供サーバ(SPサーバ)100,110の構成)
各SPサーバ100,110は、例えば、「Evernote(登録商標)」、「Google(登録商標) Docs」、「PICASA(登録商標)」、「FACEBOOK(登録商標)」等の公知のサードパーティサーバである。各SPサーバ100,110は、MFP10を含む様々な通信機器にサービスを提供可能である。
SPサーバ100は、データテーブル102(図2参照)を格納しており、通信機器から取得される画像ファイルをテーブル102に格納するサービスを提供可能である。また、SPサーバ100は、テーブル102内の画像ファイルを通信機器に供給するサービスを提供可能である。通信機器(即ちユーザ)の側から見ると、前者のサービス、後者のサービスは、それぞれ、画像ファイルをSPサーバ100にアップロードするためのサービス、画像ファイルをSPサーバ100からダウンロードするためのサービスである。例えば、MFP10は、SPサーバ100から画像ファイルをダウンロードして、当該画像ファイルによって表わされる画像の印刷(以下では「DL(Downloadの略)印刷」と呼ぶ)を実行可能である。また、例えば、MFP10は、スキャンを実行して生成されたスキャン画像ファイルをSPサーバ100にアップロードすること(以下では「ScanUL(Uploadの略)」と呼ぶ)も可能である。SPサーバ110も、SPサーバ100と同様のサービスを提供可能である。
(共用テーブル68の内容;図2)
図2に示されるように、仲介サーバ50内の共用テーブル68には、サービス名、表示名、アクセストークン、共用者アドレス、共用対象、実行権限、有効期限、及び、共用IDが関連付けられた情報68a,68bが登録される。情報68aは、情報68aに含まれる表示名「Ken」に対応するユーザU1とは異なるユーザ(例えばU2)が、ユーザU1のためのアカウント情報に対応するSPサーバ100等内のファイル又はフォルダを利用するための情報である。即ち、情報68aが共用テーブル68に登録されると、ユーザU1とは異なる他のユーザは、アカウント情報をSPサーバ100等に登録しなくても、上記のファイル又はフォルダを利用することができる。一般的に言うと、情報68aは、ユーザU1及び他のユーザが上記のファイル又はフォルダを共用するための情報である。情報68bも同様である。以下では、上記の他のユーザのことを「共用ユーザ」と呼ぶ。
共用者アドレスは、共用ユーザの電子メールアドレスを示す。共用対象は、共用ユーザが利用可能なフォルダ又はファイルを示す。「F1」、「Img01」は、それぞれ、共用対象のフォルダのフォルダID、共用対象のファイルのファイルIDを示す。実行権限は、共用ユーザが受けることが可能なサービスを示す。「UL」は、画像ファイルを共用対象として設定されているフォルダにアップロードするためのサービスを示す。「DL」は、共用対象として設定されているフォルダに含まれるファイル、又は、共用対象として設定されているファイルをダウンロードするためのサービスを示す。情報68aに含まれる「DL/UL」は、上記のダウンロード及びアップロードの両方のサービスを受けることが可能であることを示す。なお、共用対象としてファイルが設定されている場合(例えば情報68b参照)には、実行権限には「DL」のみが設定される。有効期限は、共用ユーザがサービスを受けることが可能な期限を示す。以下では、共用者アドレスと共用対象と実行権限と有効期限とを合わせて「共用情報」と呼ぶ場合がある。また、共用対象と実行権限と有効期限とを合わせて「条件情報」と呼ぶ場合がある。共用IDは、各情報68a,68bを識別するための識別情報である。
(データテーブル102の内容;図2)
サービス提供サーバ100内のデータテーブル102には、アカウント情報と、アクセストークンと、アップロードデータと、が関連付けて登録される。上述したように、アカウント情報はユーザによって登録される情報であり、アクセストークンはアカウント情報の認証が成功した際に、仲介サーバ50に供給される情報である。アップロードデータは、1個以上のフォルダ(例えば200,300)と、各フォルダに含まれる画像ファイル(例えば202,204,302,304等)と、を含む。変形例では、各フォルダに、画像ファイルに限られず、文書ファイル(例えばPDFファイル等)などの他の形式のファイルが含まれていてもよい。
各フォルダには、フォルダ名(例えば「FN1」)と、フォルダID(例えば「F1」)と、が割り当てられる。フォルダ名は、フォルダの名称であり、例えば、フォルダがSPサーバ100内に新たに格納される際に、ユーザによって指定される。フォルダIDは、フォルダを識別するための識別子であり、フォルダがSPサーバ100内に新たに格納される際に、SPサーバ100によって生成される。各画像ファイルには、ファイル名(例えば「IN01」)と、ファイルID(例えば「Img01」)と、が割り当てられる。ファイル名は、画像ファイルの名称であり、例えば、画像ファイルが生成される際に、ユーザによって指定される。ファイルIDは、画像ファイルを識別するための識別子であり、画像ファイルがSPサーバ100にアップロードされる際に、SPサーバ100によって生成される。
(フォルダを共用するケースA;図3、図4)
続いて、図3、図4を参照して、ユーザU1が、MFP10を利用して、スキャンによって生成される画像ファイルをSPサーバ100にアップロード(即ちScanUL)するための処理を説明する。そして、共用ユーザであるユーザU2が、当該画像ファイルのアップロード先のフォルダを利用するための処理を説明する。
S10でユーザU1によってMFP10の操作部12に所定のWebボタン操作が実行されると、S12において、仲介サーバ50のCPU62は、MFP10から、ネットワークI/F52を介して、Web開始要求を受信する。なお、仲介サーバ50によって実行される全ての通信は、ネットワークI/F52を介して実行される。このために、以下では、「ネットワークI/F52を介して」という説明を省略する。
S20では、CPU62は、所定のWeb画面データをMFP10に送信して、S22において、MFP10の表示部14に所定のWeb画面(図3参照)を表示させる。Web画面は、複数個の機能選択ボタン(例えば、「ScanUL」、「DL印刷」、「共用実行」、「共用設定」等)を含む。「ScanUL」又は「DL印刷」が選択される場合には、さらに、サービス名を選択するためのサービス名選択ボタンと、表示名を選択するための表示名選択欄ボタンと、が表示される。サービス名選択ボタンは、MFP10に予め登録されている複数個のサービス名(例えば「SV1」、「SV2等」)を示す。これにより、ユーザは、1個のサービスを選択することができる。表示名選択ボタンは、ユーザテーブル38に登録されている複数個の表示名のうち、選択されたサービス名(例えば「SV1」)に関連付けられている1個以上の表示名(例えば「Ken」「Bob」等)を示す。これにより、ユーザは、ユーザ自身の表示名を選択することができる。本ケースでは、S24において、ユーザU1が、機能名「ScanUL」、サービス名「SV1」、表示名「Ken」をそれぞれ選択する。
S26では、CPU62は、MFP10から、機能名「ScanUL」、サービス名「SV1」、及び、表示名「Ken」を受信する。S28では、CPU62は、受信済みのサービス名「SV1」及び表示名「Ken」に関連付けられているアクセストークンの送信を要求するためのAT(Access Tokenの略)要求をMFP10に送信する。この結果、S30では、CPU62は、MFP10から、サービス名「SV1」及び表示名「Ken」に関連付けられているアクセストークン「AT1」(図1のユーザテーブル38参照)を含む利用要求を受信する。そして、S32では、CPU62は、AT1をメモリ64に格納させる。
次いで、S34では、CPU62は、AT1を含むデータ要求を、S26で受信されたサービス名「SV1」に対応するSPサーバ100に送信する。当該要求は、AT1に関連付けられている1個以上のフォルダ情報の送信を要求するためのコマンドである。この結果、S36では、CPU62は、SPサーバ100から、AT1に関連付けられている1個以上のフォルダ情報を受信する。各フォルダ情報は、フォルダ名及びフォルダID(例えば、「FN1」、「F1」等)を含む(図2のデータテーブル102参照)。
S38では、CPU62は、受信済みの1個以上のフォルダ情報を利用してフォルダ画面データを生成して、当該画面データをMFP10に送信する。この結果、S40において、フォルダ画面データによって表わされるフォルダ画面がMFP10の表示部14に表示される。フォルダ画面は、1個以上のフォルダ名(例えば「FN1」、「FN2」等)の中から1個のフォルダ名を選択するための画面である。S42では、1個のフォルダ名(この例ではフォルダ名「FN1」)を選択する操作が操作部12に実行される。この結果、S44では、CPU62は、MFP10から、選択済みのフォルダ名「FN1」に対応するフォルダID「F1」を受信する。
S46では、CPU62は、受信済みのフォルダID「F1」を利用して共用情報画面データを生成して、当該画面データをMFP10に送信する。この結果、S48において、MFP10の表示部14に共用情報画面が表示される。共用情報画面は、共用者アドレス、共用対象、実行権限、及び、有効期限(即ち共用情報)を入力するための画面である。共用対象を入力するためのフィールドでは、S42で選択されたフォルダ「FN1」(即ちフォルダID「F1」)と、これからSPサーバ100にアップロードされるファイル(図中の「ULファイル」参照)と、のうちの一方を選択することができる。また、実行権限を入力するためのフィールドでは、UL/DLとULとDLとのうちの1個を選択することができる。S50では、ユーザU1によってMFP10に共用情報が入力される。この例では、共用者アドレス「xxx@xxx.com」、共用対象「F1」、実行権限「UL/DL」、および、有効期限「2016.xx.xx」が入力される。共用者アドレス「xxx@xxx.com」は、ユーザU2によって利用されるPC70に設定されている電子メールアドレスである。
S52では、CPU62は、MFP10から入力済みの共用情報を含む登録要求を受信する。当該要求は、共用情報をメモリ64内の共用テーブル68に登録することを要求するためのコマンドである。S54では、CPU62は、S26で受信された各情報(即ち、サービス名「SV1」、表示名「Ken」)と、S32のAT1と、登録要求内の共用情報と、を関連付けて、共用テーブル68内に格納させる。これにより、図2の情報68aのうち、共用IDを除く各情報が共用テーブル68内に登録される。
次いで、S56では、CPU62は、機能実行指示をMFP10に送信する。当該指示は、S26で受信済みの機能名(この例では「ScanUL」)が示す機能の実行をMFP10に指示するためのコマンドである。
この結果、図4のS70において、MFP10は、スキャンを実行して、画像ファイル204を生成する。そして、S72では、MFP10は、S44のフォルダID「F1」、画像ファイル204、MFP10によって画像ファイル204に割り当てられたファイル名「IN02」、及び、S30のAT1を含むアップロード要求を、仲介サーバ50を介さずに、SPサーバ100に送信する。当該要求は、フォルダID「F1」によって識別されるフォルダ200(図2参照)内に画像ファイル204を格納するようにSPサーバ100に要求するためのコマンドである。なお、仮に、S70において、画像ファイル204が仲介サーバ50を経由する構成を採用すると、ユーザの個人的な画像が仲介サーバ50を経由することになり、ユーザに不快感を与え得る。本実施例では、画像ファイル204が仲介サーバ50を経由しないので、ユーザに不快感を与えるのを抑制することができる。ただし、変形例では、S70において画像ファイル204が仲介サーバ50を経由する構成を採用してもよい。
SPサーバ100は、S72の要求を受信すると、要求に含まれるAT1の認証を行い、その後、画像ファイル204をフォルダ200に格納させる。そして、SPサーバ100は、画像ファイル204のためのファイルID「Img02」を生成し、ファイルID「Img02」を画像ファイル204に関連付ける。そして、S74では、SPサーバ100は、ファイルID「Img02」を含む完了通知を、仲介サーバ50を介さずに、MFP10に送信する。当該通知は、画像ファイル204のアップロードが完了した旨を示す通知である。
S76では、CPU62は、MFP10から、ファイルID「Img02」を含む完了通知を受信する。この場合、S78では、CPU62は、共用ID(この例では「SID1」)を生成し、S54で格納させた各情報に関連付けて、当該共用IDを共用テーブル68内に格納させる。これにより、図2の情報68aが共用テーブル68に登録される。そして、S80では、CPU62は、まず、S78で生成された共用ID「SID1」を含むURL(Uniform Resource Locatorの略)を生成する。ここで、共用IDを含むURLは、仲介サーバ50のURLであるサーバURLと、当該サーバURLの後ろ(即ちクエリ部分)に記述された共用IDと、を含むURLである。そして、CPU62は、共用IDを含むURLがメール本文に記述されている電子メールを生成し、情報68aに含まれる共用者アドレス(即ち、PC70の電子メールアドレス)を送信先として当該電子メールを送信する。これにより、CPU62は、PC70の表示部(図示省略)に電子メールを表示させることができる。上記の電子メールは、AT1を含まない。このために、ユーザU1のためのAT1が、ユーザU1とは異なるユーザU2によって利用されるのを抑制することができる。
PC70は、S80の電子メールを受信すると、メール本文に含まれるURLを表示する。これにより、ユーザU2は、PC70を操作して、共用ID「SID1」を含むURLにアクセスするためのアクセス操作(例えばクリック操作)を実行することができる。この結果、S82では、PC70は、共用ID「SID1」を含む利用要求を仲介サーバ50に送信する。当該要求は、共用ID「SID1」に関連付けられている共用情報の範囲内で、フォルダ又はファイルに関する情報の送信を仲介サーバ50に要求するためのコマンドである。
CPU62は、PC70からS82の利用要求を受信すると、S84において、共用テーブル68を参照して、利用要求に含まれる共用ID「SID1」に関連付けられているAT1及び条件情報(即ち、共用対象、実行権限、有効期限)を特定する。この際、CPU62は、現在時刻が特定済みの有効期限に到達していないと判断する。ただし、CPU62は、現在時刻が特定済みの有効期限に到達していると判断する場合には、S86以降の各処理を実行することなく、処理をエラー終了させる。
S86では、CPU62は、まず、利用要求に含まれる共用ID「SID1」に関連付けられている共用対象であるフォルダID「F1」を特定する。そして、CPU62は、S84で特定済みのAT1と、本処理で特定済みのフォルダID「F1」と、を含むフォルダ情報要求をSPサーバ100に送信する。当該要求は、フォルダID「F1」によって識別されるフォルダ200に関するフォルダ情報(即ち、フォルダ200のフォルダ名及びフォルダID、フォルダ200内の各画像ファイル202,204のファイル名及びファイルID、各画像ファイル202,204のサムネイル画像)の送信をSPサーバ100に要求するためのコマンドである。SPサーバ100は、当該要求を受信すると、対象ATの認証を行い、データテーブル102を参照してフォルダ200に関するフォルダ情報を仲介サーバ50に送信する。
この結果、S88では、CPU62は、SPサーバ100から、フォルダ200に関するフォルダ情報を受信する。この例では、フォルダ情報は、フォルダ名「FN1」、フォルダID「F1」、ファイル名「IN01」、ファイルID「Img01」、ファイル名「IN02」、ファイルID「Img02」、及び、各画像ファイル202,204のサムネイル画像を含む。そして、S90では、CPU62は、S88で受信されたフォルダ情報を利用して、フォルダ画面データを生成して、当該画面データをPC70に送信する。これにより、CPU62は、S92において、当該画面データによって表わされるフォルダ画面をPC70の表示部に表示させることができる。
PC70は、フォルダ画面データを受信すると、S92において、フォルダ画面を表示する。フォルダ画面は、フォルダ名「FN1」と、各画像ファイル202,204を示すアイコン(即ち、サムネイル画像及びファイル名)と、アップロード機能の実行を指示するためのアップロードボタンと、を含む。フォルダ画面は、共用対象に含まれていないフォルダ300(図2のデータテーブル102参照)に関する情報を含まない。このために、共用対象ではないフォルダ及びファイルにユーザU2がアクセスすることを抑制することができる。S94では、ユーザU2は、ファイル名「IN02」を選択する選択操作を実行する。
S96では、CPU62は、PC70から、選択済みのファイル名「IN02」に対応するファイルID「Img02」を含むデータ取得要求を受信する。当該要求は、ファイルID「Img02」によって識別される画像ファイル204の取得を仲介サーバ50に要求するためのコマンドである。
S98では、CPU62は、S84で特定済みのAT1と、S96で受信済みのファイルID「Img02」と、を含むダウンロード要求をSPサーバ100に送信する。当該要求は、ファイルID「Img02」によって識別される画像ファイル204の送信をSPサーバ100に要求するためのコマンドである。この結果、S100では、CPU62は、SPサーバ100から画像ファイル204を受信する。そして、S102では、CPU62は、受信済みの画像ファイル204をPC70に送信する。上記の通り、本実施例では、CPU62は、S96のデータ取得要求を受信する場合に、AT1をPC70に送信することなく、S98のダウンロード要求をSPサーバ100に送信する。
上記のS82〜S102が実行されることによって、PC70は、仲介サーバ50を介して、SPサーバ100内の画像ファイル204をダウンロードすることができる。従って、共用ユーザであるユーザU2は、例えば、ユーザU2自身のアカウント情報をSPサーバ100に登録しなくても、即ち、SPサーバ100に直接アクセスしなくても、PC70を利用して、ユーザU1のためのアカウント情報AC1に対応する画像ファイル204をダウンロードすることができる。
なお、仮に、仲介サーバ50が、S96のデータ取得要求を受信することに応じて、AT1をPC70に送信すれば、PC70は、AT1を利用して、仲介サーバ50を介さずに、SPサーバ100から画像ファイル204をダウンロードすることができる。ただし、この場合、ユーザU1のためのAT1が、ユーザU1とは異なるユーザU2によって利用されることになってしまう。これを避けるために、本実施例では、仲介サーバ50が、SPサーバ100からPC70への画像ファイル204の供給を仲介する。
一方、S92でフォルダ画面がPC70に表示されている間に、S94の選択操作に代えて、S110において、ユーザU2は、アップロードボタンを選択する選択操作を実行することもできる。この場合、ユーザU2は、さらに、PC70を操作して、PC70内のアップロード対象の画像ファイル(以下では「ULファイル」と呼ぶ)を選択する操作を実行することができる。
S110では、CPU62は、PC70から、アップロード先のフォルダ200を示すフォルダID「F1」と、上記のULファイルと、を含むデータ格納要求を受信する。当該要求は、フォルダID「F1」によって識別されるフォルダ200にULファイルを格納することを仲介サーバ50に要求するためのコマンドである。この場合、S112では、CPU62は、S84で特定済みのAT1と、S110で受信済みのフォルダID「F1」と、S110で受信済みのULファイルと、を含むアップロード要求をSPサーバ100に送信する。
上記のS82〜S94,S110,S112が実行されることによって、PC70は、仲介サーバ50を介して、SPサーバ100にULファイルをアップロードすることができる。従って、共用ユーザであるユーザU2は、例えば、ユーザU2自身のアカウント情報をSPサーバ100に登録しなくても、即ち、SPサーバ100に直接アクセスしなくても、PC70を利用して、ユーザU1のためのアカウント情報AC1に対応するフォルダ200にULファイルをアップロードすることができる。
なお、上記のケースA(図3、図4参照)において、ユーザU1が、ユーザU2とのフォルダ200等の共用を希望せず、ScanULの実行のみを希望する状況を想定する。この場合、ユーザU1は、図3のS50で共用情報を入力しない。この結果、S52では、CPU62は、共用情報が入力されなかった旨の情報をMFP10から受信し、S54の処理及び図4のS78以降の各処理を実行しない。
(フォルダを共用するケースB;図5)
続いて、図5を参照して、共用ユーザであるユーザU2が、当該画像ファイルのアップロード先のフォルダを利用するための他の例を説明する。本ケースでは、ユーザU2は、PC70とは異なるMFP80を利用してフォルダを利用する。
本ケースでも、ケースAと同様に、図3のS10から図4のS78の各処理と同じ処理が実行される。そして、S120では、CPU62は、図4のS80の処理と同様に、共用ID「SID1」を含むURLが記述された電子メールをPC70に送信する。PC70が電子メールを表示すると、ユーザU2は、共用ID「SID1」を知ることができる。そして、ユーザU2は、PC70において、共用IDを含むURLにアクセスするためのアクセス操作を実行することに代えて、S122において、MFP80にWebボタン操作を入力する。
CPU62は、S124において、MFP80からWeb開始要求を受信し、S126において、CPU62は、Web画面データをMFP80に送信し、S128において、Web画面をMFP80に表示させる。S130では、ユーザU2は、機能名「共用実行」を選択する。
S132では、CPU62は、MFP10から機能名「共用実行」を受信する。S134では、CPU62は、共用ID入力画面データをMFP10に送信し、S136において、共用ID入力画面をMFP80に表示させる。当該入力画面は、共用IDを入力するための画面である。ユーザU2は、S138において、共用ID「SID1」をMFP80に入力する。
S140では、CPU62は、MFP80から共用ID「SID1」を含む利用要求を受信する。続くS142〜S150は、図4のS84〜S92と同様である。また、その後のS94〜S112も同様に実行される。例えば、MFP80は、仲介サーバ50を介して、SPサーバ100からフォルダ200内の画像ファイル204を受信して(図4のS96〜S102参照)、画像ファイル204によって表わされる画像を印刷すること(即ちDL印刷)ができる。また、例えば、MFP80は、スキャンを実行してULファイルを生成し、仲介サーバ50を介して、ULファイルをフォルダ200にアップロードすること(即ちScanUL)ができる(S110,S112参照)。
本ケースでは、電子メールを受信する通信機器(即ちPC70)と、共有IDを仲介サーバ50に送信する通信機器(即ちMFP80)と、が異なる。このようなケースでも、ユーザU2は、例えば、ユーザU2自身のアカウント情報をSPサーバ100に登録しなくても、即ち、SPサーバ100に直接アクセスしなくても、MFP80を利用して、SPサーバ100からサービスの提供を受けることができる。
(ファイルを共用するケースC;図6)
続いて、図6を参照して、共用ユーザであるユーザU2が、アップロードされた画像ファイルを利用するための処理を説明する。
本ケースでも、上記のケースAと同様に、図3のS10から図4のS84の各処理とほぼ同様の処理が実行される。ただし、以下の点において、ケースAとは異なる。図3のS50では、ユーザU1によって共用対象として「ULファイル」が入力される。この場合、ユーザU1は、実行権限として「DL」のみを入力可能である。そして、S54では、CPU62は、共用対象の欄が空欄である状態で、共用情報を共用テーブル68に格納させる。即ち、S54の時点では、共用テーブル68には、図2の情報68bのうち、共用対象及び共用ID以外の各情報が登録される。
また、図4のS78において、CPU62は、共用ID(この例では「SID2」)を生成し、S54で格納済みの各情報に関連付けて、当該共用IDを共用テーブル68内に格納させる。この際、CPU62は、さらに、S76で受信された完了通知に含まれるファイルID「Img02」を、共用対象として共用テーブル68内に格納させる。これにより、図2の情報68bが共用テーブル68に登録される。
また、S80及びS82では、共用ID「SID1」に代えて、共用ID「SID2」が利用される。84では、CPU62は、共用テーブル68を参照して、S82で受信されたアクセス要求に含まれる共用ID「SID2」に関連付けられているAT1及び条件情報(即ち、共用対象「Img02」、実行権限「DL」、有効期限)を特定する。
図6のS186では、CPU62は、S84で特定済みのAT1と、S84で特定済みのファイルID「Img02」と、を含むファイル情報要求をSPサーバ100に送信する。当該要求は、ファイルID「Img02」によって識別される画像ファイル204に関するファイル情報(即ちファイル名、ファイルID、及び、サムネイル画像)の送信をSPサーバ100に要求するためのコマンドである。SPサーバ100は、当該要求を受信すると、AT1の認証を行い、データテーブル102を参照して、画像ファイル204のファイル情報(即ちファイル名「IN02」及びファイルID「Img02」)を仲介サーバ50に送信する。
S188では、CPU62は、SPサーバ100から、画像ファイル204のファイル情報(即ち、ファイル名「IN02」、ファイルID「Img02」、及び、画像ファイル204のサムネイル画像)を受信する。S190では、CPU62は、当該ファイル情報を利用してファイル画面データを生成して、当該画面データをPC70に送信する。この結果、S192において、PC70の表示部にファイル画面が表示される。ファイル画面は、画像ファイル204を示すアイコン(即ち、サムネイル画像及びファイル名)を含む。ファイル画面は、共用対象に含まれていない他の画像ファイル及びフォルダ等の情報を含まない。また、ファイル画面は、アップロードボタン(図4のS92参照)も含まない。このために、ユーザU2が、実行権限に含まれていない機能を利用することを抑制することもできる。S194では、ユーザU2は、ファイル名「IN02」を選択する選択操作を実行する。この後のS196〜S202は、図4のS96〜S102と同様である。
本ケースでは、PC70は、仲介サーバ50を介して、SPサーバ100内の画像ファイル204をダウンロードすることができる。従って、共用ユーザであるユーザU2は、ユーザU2自身のアカウント情報をSPサーバ100に登録しなくても、PC70を利用して、ユーザU1のためのアカウント情報AC1に対応する画像ファイル204をダウンロードすることができる。
(既存のフォルダを共用するケースD;図7)
上記の各ケースA〜Cでは、MFP10がScanULを実行する際に、フォルダ又は画像ファイルを共用するための情報が共用テーブル68に登録される。本ケースDでは、ScanULとは関係ないタイミングで、当該情報が共用テーブル68に登録される。
本ケースでも、上記のケースAと同様に、図3のS10からS22の各処理と同様の処理が実行される。S324では、ユーザU1は、機能名「共用設定」、サービス名「SV1」、及び、表示名「Ken」を選択するための選択操作が入力される。S326では、CPU62は、MFP10から、機能名「共用設定」、サービス名「SV1」、及び、表示名「Ken」を受信する。S328〜S334は、図3のS28〜S34と同様である。
S336では、CPU62は、SPサーバ100から、AT1に関連付けられている1個以上のフォルダ情報(即ちフォルダ名及びフォルダID)及び1個以上のファイル情報(即ちファイル名及びファイルID)を受信する。変形例では、CPU62は、SPサーバ100のデータテーブル102においてAT1に関連づけられているアップロードデータの内容に応じて、SPサーバ100から、AT1に関連付けられている1個以上のフォルダ情報と、1個以上のファイル情報と、のうちのいずれか一方のみを受信してもよい。
S338では、CPU62は、S336で受信された1個以上のフォルダ情報及び1個以上のファイル情報を利用して対象選択画面データを生成して、当該画面データをMFP10に送信する。この結果、S340において、MFP10の表示部14に対象選択画面が表示される。対象選択画面は、1個以上のフォルダ名(例えば「FN1」、「FN2」等)、及び、各フォルダ内の各画像ファイルのファイル名(例えば「IN01」等)を含む。これにより、ユーザは、共用ユーザが利用可能な1個のフォルダ名又はファイル名を選択することができる。この例では、フォルダ名「FN1」を選択する操作が操作部12に実行される。この場合、S344では、CPU62は、MFP10から、選択済みのフォルダ名「FN1」に対応するフォルダID「F1」を受信する。
S346では、CPU62は、共用情報画面データをMFP10に送信する。この結果、S348において、MFP10の表示部14に共用情報画面が表示される。本ケースでは、図3のS48とは異なり、共用対象を入力するための欄には、フォルダID「F1」が予め入力されている。S350では、ユーザU1によってMFP10に共用情報が入力される。
S352及びS354は、図3のS52及びS54と同様である。S378では、CPU62は、共用IDを生成して、S354で格納させた各情報に関連付けて、共用IDを共用テーブル68内に格納させる。これにより、共用テーブル68に新たな情報が登録される。その後の各処理は、図4のS80以降の各処理と同様である。
なお、上記の説明では、フォルダ200(即ちフォルダID「F1」)を共用する例について説明したが、例えば、画像ファイル202(即ちファイルID「Img01」)を共用する場合も、同様の各処理が実行される。この例では、S342において、ファイル名「IN01」を選択する操作が操作部12に実行される。この場合、S344では、CPU62は、MFP10から、ファイル名「IN01」に対応するファイルID「Img01」を受信する。それ以外の各処理は、フォルダ200を共用する場合の例と同様である。
本ケースでは、ユーザU1は、MFP10におけるScanULとは異なるタイミングで、フォルダ又は画像ファイルを共用するための情報を共用テーブル68に登録することができる。そして、ケースA〜Cと同様に、共用ユーザであるユーザU2は、例えば、ユーザU2自身のアカウント情報をSPサーバ100に登録しなくても、即ち、SPサーバ100に直接アクセスしなくても、PC70又はMFP80を利用して、SPサーバ100からサービスの提供を受けることができる。
(本実施例の効果)
仲介サーバ50は、MFP10から登録要求を受信する場合(図3のS52、図7のS352)に、共用ID「SID1」をAT1に関連付けて共用テーブル68に登録する(図4のS78、図7のS378)。仲介サーバ50は、AT1を出力させることなく、共用IDを含むURLが記述された電子メールをPC70に送信する(図4のS80)。そして、仲介サーバ50は、PC70又はMFP80から共用ID「SID1」を含む利用要求を受信する場合(図4のS82、図5のS140)に、PC70又はMFP80がSPサーバ100からサービスの提供を受けるための各種通信を実行する(図4のS86〜S112、図5のS144〜S148)。この際、仲介サーバ50は、AT1を利用した通信をSPサーバ100と実行し、AT1を利用した通信をPC70と実行しない。これにより、PC70は、仲介サーバ50を介して、SPサーバ100から画像ファイル204等をダウンロードしたり、フォルダ200にULファイルをアップロードしたりすることができる。従って、共用ユーザであるユーザU2は、例えば、ユーザU2自身のアカウント情報をSPサーバ100に登録しなくても、即ち、SPサーバ100に直接アクセスしなくても、PC70又はMFP80を利用して、SPサーバ100からサービスの提供を受けることができる。
(対応関係)
図2のアカウント情報「AC1」が「特定のアカウント情報」の一例である。アクセストークン「AT1」が認証情報の一例である。MFP10が「第1の通信機器」の一例である。PC70、及び、PC70とMFP80との組合せが、「第2の通信機器」の一例である。図3のS52の登録要求が「登録要求」の一例である。図4のS82の利用要求、及び、図5のS140の利用要求が「第1の利用要求」の一例である。図3のS30の利用要求が「第2の利用要求」の一例である。図3のS56の機能実行指示が「処理指示」の一例である。フォルダ200、300、及び、画像ファイル202、204、302、304が、「第1の利用対象」の一例である。このうち、フォルダ200、300のことを「格納領域」、画像ファイル202、204、302、304のことを「格納対象」と、それぞれ呼び換えてもよい。即ち、「格納対象」は、サービス提供サーバに格納される対象であってもよく、「格納領域」は、上記格納対象を格納する領域であってもよい。ケースA、B、Dにおけるフォルダ200、ケースCにおける画像ファイル204が「第2の利用対象」の一例である。共用IDが「利用識別情報」の一例である。図4のS86〜S102、S110〜S112で実行される各通信が「仲介通信」の一例である。図4のS86、S88、S98、S100、S112の各通信が「第1の通信」の一例である。図4のS90、S96、S102、S110の各通信が「第2の通信」の一例である。図3のS36のフォルダ情報、図7のS336のフォルダ情報及びファイル情報が、「関係情報」の一例である。図4のS72、図6のS172のアップロード要求が「第1の格納要求」の一例である。図4のS110のデータ格納要求が「第2の格納要求」の一例である。図2の共用対象が「利用対象情報」の一例である。共用IDを含むURLが「文字列」の一例である。
以上、本明細書で開示する技術の具体例を説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)図4のS88では、仲介サーバ50のCPU62は、S84で特定された条件情報(即ち共用対象)に関わらず、SPサーバ100から、AT1に関連付けられてSPサーバ100に格納されているすべてのフォルダ及び画像ファイルのフォルダ情報、ファイル情報を受信するようにしてもよい。この場合、S90において、CPU62は、受信したフォルダ情報及びファイル情報のうち、S84で特定された条件情報(即ち共用対象)に対応するフォルダ情報及びファイル情報のみを含むフォルダ画面データを生成してPC70に送信するようにしてもよい。図6のS188及びS190においても同様の処理を行うようにしてもよい。一般的に言うと、通信実行部は、第2の通信機器から利用識別情報を含む第1の利用要求が受信される場合に、利用識別情報に関連づけられている条件情報によって示される条件に応じた範囲内で仲介通信を実行すればよい。
(変形例2)CPU62は、図3のS50において、MFP10から共用者アドレスのみを受信し、条件情報(即ち共用対象、実行権限、有効期限)を受信しなくてもよい。この場合、CPU62は、条件情報を共用テーブル68に登録しなくてもよい。この場合、CPU62は、図4のS84、図6のS184において、予め定められた条件情報を特定するようにしてもよい。予め定められた条件情報は、例えば、共用対象が、「AT1に対応するすべてのフォルダのフォルダID」であり、実行権限が「DL」であり、有効期限が「1日間」であってもよい。
(変形例3)MFP10のメモリ34にユーザテーブル38(即ちアクセストークン)が格納されていなくてもよい。この場合、仲介サーバ50のメモリ64に、ユーザテーブルに相当するテーブル(即ちアクセストークン)が格納されていてもよい。この場合、仲介サーバ50のCPU62は、SPサーバ100からアクセストークンを受信した際に、当該アクセストークンを含むテーブルを生成し、メモリ64に格納させるようにしてもよい。この変形例では、図3のS28、S30、図7のS328、S330の各処理が省略されてもよい。この変形例も、「取得部」の一例である。この変形例では、CPU62は、上記のテーブルからアクセストークンを読み出すことによって、アクセストークンを「取得」すればよい。
(変形例4)ユーザテーブル38には、サービス名と、表示名と、アカウント情報が関連付けられた情報が格納されていてもよい。図3のS30、図7のS330では、CPU62は、MFP10から、AT1に代えて、アカウント情報を受信するようにしてもよい。それ以降の各処理においても、CPU62は、対象ATに代えて、アカウント情報が利用されてもよい。この変形例では、アカウント情報が「認証情報」の一例である。
(変形例5)図4のS80、図6のS180において、CPU62は、共用IDを含む仲介サーバ50のURLに代えて、共用IDを示す文字列が記述された電子メールを、PC70に送信してもよい。この変形例では、ユーザU2は、PC70を操作して仲介サーバ50にアクセスした後で、電子メールに記述された共用IDを入力し、仲介サーバ50に送信するようにしてもよい。また、他の変形例では、図4のS80、図6のS180において、CPU62は、共用IDを含む仲介サーバ50のURLに代えて、共用IDを含む仲介サーバ50のURLの短縮URLが記述された電子メールをPC70に送信するようにしてもよい。
(変形例6)また、図4のS80、図6のS180において、CPU62は、PC70に電子メールを送信することに代えて、他の通信手法で共用IDを含むURLをPC70(即ちユーザU2)に送信するようにしてもよい。例えば、CPU62は、ユーザU2が利用しているSNS(Social Networking Serviceの略)のアカウントに対して共用IDを含むURL(若しくは共有ID自体)を送信するようにしてもよい。
(変形例7)図3のS46、図7のS346において、CPU62は、受信済みのフォルダID「F1」とともに、仲介サーバ50のメモリ64に既に記憶されている1個以上の共用者アドレスを示す情報と、を利用して共用情報画面データを生成してもよい。そして、図3のS48、図7のS348においてMFP10に表示される共用情報画面では、ユーザが、上記の1個以上の共用者アドレスのうちから、1個の共用者アドレスを選択可能であってもよい。
(変形例8)共用テーブル68には、共用ユーザが受けることが可能なサービスを示す実行権限に代えて、共用ユーザが受けることが不可能なサービスを示す実行制限情報が格納されてもよい。この場合、図3のS52、図7のS352では、CPU62は、実行権限に代えて上記の実行制限情報が記述された共用情報を含む登録要求を受信すればよい。そして、図4のS84において、CPU62は、実行制限情報によって制限されていないサービスを特定するようにしてもよい。例えば、実行制限情報が「UL」である場合、S84では、CPU62は、「DL」を特定すればよい。
(変形例9)上記の各実施例では、仲介サーバ50のCPU62がソフトウェアに従って処理を実行することによって、図3〜図7の各処理が実現される。これに代えて、図3〜図7の各処理のうちの少なくとも一部は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:インターネット、10:MFP、12:操作部、14:表示部、16:ネットワークI/F、18:スキャン実行部、20:印刷実行部、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、38:ユーザテーブル、50:仲介サーバ、52:ネットワークI/F、60:制御部、62:CPU、64:メモリ、66:プログラム、68:共用テーブル、68a、68b:情報、70:PC、80:MFP、100:SPサーバ、102:データテーブル、110:SPサーバ、200:フォルダ、202、204:画像ファイル、300:フォルダ、302、304:画像ファイル

Claims (11)

  1. 特定のアカウント情報に対応する第1の利用対象を含むサービス提供サーバから通信機器へのサービスの提供を仲介するための仲介サーバであって、
    前記特定のアカウント情報を用いて得られる認証情報を取得する取得部であって、前記認証情報は、第1の通信機器が前記第1の利用対象を利用するための情報である、前記取得部と、
    前記第1の通信機器から登録要求が受信される場合に、前記第1の利用対象に含まれる第2の利用対象を利用するための利用識別情報を、前記認証情報に関連付けてメモリに登録する登録部と、
    前記認証情報を出力部に出力させることなく、前記利用識別情報を前記出力部に出力させる出力制御部と、
    前記利用識別情報が出力された後に、前記第1の通信機器とは異なる第2の通信機器から前記利用識別情報を含む第1の利用要求が受信される場合に、前記サービス提供サーバから前記第2の通信機器への特定のサービスの提供を仲介するための仲介通信を実行する通信実行部であって、前記特定のサービスは、前記第2の通信機器が前記サービス提供サーバ内の前記第2の利用対象を利用するためのサービスであり、前記仲介通信は、前記仲介サーバと前記サービス提供サーバとの間の第1の通信であって、前記第1の利用要求に含まれる前記利用識別情報に関連付けられている前記メモリ内の前記認証情報を利用した前記第1の通信と、前記仲介サーバと前記第2の通信機器との間の第2の通信であって、前記認証情報を利用しない前記第2の通信と、を含む、前記通信実行部と、
    を備える、仲介サーバ。
  2. 前記第1の通信は、前記認証情報を含むファイル要求を前記サービス提供サーバに送信すること、及び、前記ファイル要求に応じて前記サービス提供サーバから前記第2の利用対象である第1のファイルを受信することを含み、
    前記第2の通信は、前記第1のファイルを前記第2の通信機器に送信することを含む、請求項1に記載の仲介サーバ。
  3. 前記第1の利用対象は、前記第1のフォルダを含み、
    前記仲介サーバは、さらに、
    前記第1の通信機器から第2の利用要求が受信される場合に、前記認証情報を利用して、前記サービス提供サーバから前記第1の利用対象に関係する関係情報を受信する関係情報受信部と、
    前記関係情報を利用して、前記第1の通信機器に処理指示を送信する指示送信部であって、前記処理指示は、前記第1の通信機器に、前記仲介サーバを介さずに、第1の格納要求を前記サービス提供サーバに送信させるための指示であり、前記第1の格納要求は、前記第1の通信機器内の前記第1のファイルを前記仲介サーバの前記第1のフォルダに格納するための要求であり、前記第1のファイルと前記認証情報とを含む、前記指示送信部と、
    を備え、
    前記通信実行部は、前記第1のファイルが前記第1のフォルダに格納された後であって、前記利用識別情報が出力された後に、前記第2の通信機器から前記利用識別情報を含む前記第1の利用要求が受信される場合に、前記第2の利用対象である前記第1のファイルに関する前記仲介通信を実行する、請求項2に記載の仲介サーバ。
  4. 前記第2の通信は、前記第2の通信機器から第2のファイルを受信することを含み、
    前記第1の通信は、前記第2のファイルを前記第2の利用対象である第2のフォルダに格納するための第2の格納要求であって、前記第2のファイルと前記認証情報とを含む前記第2の格納要求を前記データ格納サーバに送信することを含む、請求項1に記載の仲介サーバ。
  5. 前記登録部は、前記登録要求が受信される場合に前記第1の通信機器から受信される条件情報であって、前記仲介通信の実行に関係する条件を示す前記条件情報と、前記利用識別情報と、を前記認証情報に関連付けて前記メモリに登録し、
    前記通信実行部は、前記第2の通信機器から前記利用識別情報を含む前記第1の利用要求が受信される場合に、前記利用識別情報に関連付けられている前記条件情報によって示される前記条件に応じた範囲内で、前記仲介通信を実行する、請求項1から4のいずれか一項に記載の仲介サーバ。
  6. 前記条件情報は、前記第2の利用対象を示す利用対象情報を含み、
    前記通信実行部は、前記第2の利用対象が前記第1の利用対象よりも小さい場合に、前記第1の利用対象のうち、前記利用対象情報によって示される前記第2の利用対象以外の利用対象を前記第2の通信機器に利用させることなく、前記第2の利用対象を前記第2の通信機器に利用させるための前記仲介通信を実行する、請求項5に記載の仲介サーバ。
  7. 前記条件情報は、前記サービス提供サーバから前記仲介サーバを介して前記第2の通信機器にファイルを送信するための第1種の通信と、前記第2の通信機器から前記仲介サーバを介して前記サービス提供サーバにファイルを送信するための第2種の通信と、のうちの少なくとも一方の通信を示す通信情報を含み、
    前記通信実行部は、前記通信情報によって示されない通信を実行せずに、前記通信情報によって示される通信を含む前記仲介通信を実行する、請求項5又は6に記載の仲介サーバ。
  8. 前記取得部は、前記第1の通信機器から前記認証情報を受信することによって、前記認証情報を取得する、請求項1から7のいずれか一項に記載の仲介サーバ。
  9. 前記登録要求が受信される場合にアドレス情報を受信し、
    前記出力制御部は、前記アドレス情報を送信先として前記利用識別情報を送信することによって、送信先機器の表示部である前記出力部に前記利用識別情報を表示させる、請求項1から8のいずれか一項に記載の仲介サーバ。
  10. 前記出力部は、前記アドレス情報を送信先として、前記仲介サーバの位置情報と前記利用識別情報とを含む文字列を送信することによって、前記送信先機器の前記表示部である前記出力部に前記位置情報と前記利用識別情報とを含む前記文字列を表示させる、請求項9に記載の仲介サーバ。
  11. 特定のアカウント情報に対応する第1の利用対象を含むサービス提供サーバから通信機器へのサービスの提供を仲介するための仲介サーバのためのコンピュータプログラムであって、
    前記仲介サーバのコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記特定のアカウント情報を用いて得られる認証情報を取得する取得処理であって、前記認証情報は、第1の通信機器が前記第1の利用対象を利用するための情報である、前記取得処理と、
    前記第1の通信機器から登録要求が受信される場合に、前記第1の利用対象に含まれる第2の利用対象を利用するための利用識別情報を、前記認証情報に関連付けてメモリに登録する登録処理と、
    前記認証情報を出力部に出力させることなく、前記利用識別情報を前記出力部に出力させる出力制御処理と、
    前記利用識別情報が出力された後に、前記第1の通信機器とは異なる第2の通信機器から前記利用識別情報を含む第1の利用要求が受信される場合に、前記サービス提供サーバから前記第2の通信機器への特定のサービスの提供を仲介するための仲介通信を実行する通信実行処理であって、前記特定のサービスは、前記第2の通信機器が前記サービス提供サーバ内の前記第2の利用対象を利用するためのサービスであり、前記仲介通信は、前記仲介サーバと前記サービス提供サーバとの間の第1の通信であって、前記第1の利用要求に含まれる前記利用識別情報に関連付けられている前記メモリ内の前記認証情報を利用した前記第1の通信と、前記仲介サーバと前記第2の通信機器との間の第2の通信であって、前記認証情報を利用しない前記第2の通信と、を含む、前記通信実行処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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