JP2017181236A - 腕装着型電子機器及び非接触充電システム - Google Patents

腕装着型電子機器及び非接触充電システム Download PDF

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Abstract

【課題】充電操作が容易であり、簡易な構成でありながら、発熱を抑制しつつ充電効率を高めることを可能にする。【解決手段】腕装着型電子機器の本体部21及び/又はバンド部22は二次電池モジュールを有し、この二次電池モジュールは、正極集電体7の表面に正極活物質層が形成された正極と負極集電体8の表面に負極活物質層が形成された負極とがセパレータ4を介して積層された二次電池セルと、給電装置が有する送電コイル11で発生した磁界によって誘導電流を生じる受電コイル10と、受電コイル10で生じた誘導電流を二次電池セルに供給する充電回路とを有し、送電コイル10で発生する磁束が正極集電体7又は負極集電体8の有する面を貫通する位置に、正極集電体7又は負極集電体8の少なくとも一方を配置し、かつ、受電コイル10の中心部を磁束が通過する位置にこの受電コイル10を配置してなり、正極集電体7及び負極集電体8が樹脂集電体である。【選択図】図2

Description

本発明は、外部に設置された給電装置から電磁誘導方式によるワイヤレス電力伝送方式により伝送される電力を蓄電する二次電池モジュールを備えた腕装着型電子機器及び非接触充電システムに関する。
いわゆるスマートウォッチに代表される、情報表示機能や情報記録機能を有する腕装着型の電子機器は周知である。このような腕装着型電子機器においては、各種情報や記録を行う電子部品に、外部からまたは内蔵する電池等から電源が供給される必要がある。このような電源を必要とする腕装着型電子機器において、装着性及び可搬性の観点からは、電源を腕装着型電子機器に内蔵することが好ましい(例えば特許文献1参照)。
特開2015−55623号公報
しかしながら、上述した従来の腕装着型電子機器では、電源である電池は既存の二次電池を用いており、使用した二次電池を充電するには二次電池を取り外して専用の充電器で充電する方法が一般的であり、装着型電子機器が充電用回路を備える場合であっても専用のケーブルを用いて給電装置と装着型電子機器本体とを接続する必要があるという課題があった。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、充電操作が容易であり、簡易な構成でありながら、給電効率を高めることの可能な腕装着型電子機器及び非接触充電システムの提供を、その目的の一つとしている。
本発明は、情報表示及び/又は情報記録を行う機能部を有する本体部と、本体部を装着するためのバンド部とを有する腕装着型電子機器に適用される。そして、本体部及び/又はバンド部が、腕装着型電子機器の外部に設置された給電装置から電磁誘導方式によるワイヤレス電力伝送方式により伝送される電力を蓄電する二次電池モジュールを有し、二次電池モジュールが、正極集電体の表面に正極活物質層が形成された正極と負極集電体の表面に負極活物質層が形成された負極とがセパレータを介して積層された二次電池セルと、給電装置が有する送電コイルで発生した磁界によって誘導電流を生じる受電コイルと、受電コイルで生じた誘導電流を二次電池セルに供給する充電回路とを有し、送電コイルで発生する磁束が正極集電体又は負極集電体の有する面を貫通する位置に、正極集電体又は負極集電体の少なくとも一方を配置し、かつ、受電コイルの中心部を磁束が通過する位置にこの受電コイルを配置してなり、正極集電体及び負極集電体が樹脂集電体であることにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
通常、電磁誘導方式によるワイヤレス電力伝送方式により電力を送電する場合、送電コイルからの磁束によって集電体で渦電流が発生する等の理由により、給電効率が低下する。本発明の腕装着型電子機器においては、正極集電体及び負極集電体が樹脂集電体であるので、送電コイルからの磁束が正極集電体及び負極集電体の少なくとも一方を貫通しても、磁束に与える影響を抑制することができる。そのため、電磁誘導方式による給電効率に優れる。
ここで、本発明の腕装着型電子機器において、給電効率等の観点から、受電コイルが無端状に形成され、二次電池セルを取り囲む位置に配置されていることが好ましい。
また、本発明は、上述の腕装着型電子機器及び給電装置を有してなることを特徴とする非接触充電システムにより、上述の課題の少なくとも一つを解決している。
本発明によれば、充電操作が容易であり、簡易な構成でありながら、給電効率を高めることの可能な腕装着型電子機器及び非接触充電システムを提供することができる。
本発明の腕装着型電子機器の一実施形態における充電状態を示す斜視図である。 本発明の腕装着型電子機器の一実施形態における断面図である。 本発明の腕装着型電子機器と同等の効果を奏する腕装着型電子機器の一例を示す一部破断斜視図である。
本発明の腕装着型電子機器は、外部に設置された給電装置から電磁誘導方式によるワイヤレス電力伝送方式により伝送される電力を蓄電する二次電池モジュールを備える。
腕装着型電子機器としては、情報表示機能及び/又は情報記録機能を有する機能部を備えた、腕に装着する電子機器が含まれる。情報表示機能を有する機能部としてはディスプレイ等の画像表示部が含まれ、情報記録機能を有する機能部としては電子情報(画像及び音声情報等)を記録するメモリー部等の記録部が含まれる。このほか、機能部としては、メモリー等に記録するための情報を取得するためのセンサー部並びに本発明の腕装着型電子機器の内部及び/又は外部に設置されたセンサーで得られた情報をメモリー等に記録する機能部も含まれる。
腕装着型電子機器を腕へ装着する方法としては、通常の電子式腕時計(電池式腕時計ともいう)または機械式腕時計と同様に、バンド部で装着する方法等を用いることができる。
本発明の腕装着型電子機器が有する二次電池モジュールは、正極集電体の表面に正極活物質層が形成された正極と負極集電体の表面に負極活物質層が形成された負極とがセパレータを介して積層された二次電池セルと、給電装置が有する送電コイルで発生した磁界によって誘導電流を生じる受電コイルと、受電コイルで生じた誘導電流を二次電池セルに供給する充電回路とを有し、送電コイルで発生した磁束が正極集電体又は負極集電体の有する面を貫通する位置に正極集電体又は負極集電体の少なくとも一方を配置し、かつ、受電コイルの中心部を磁束が通過する位置に受電コイルを配置してなり、正極集電体及び前記負極集電体は樹脂集電体である。
(一実施形態)
図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態である腕装着型電子機器について詳細を説明する。図1は本発明の一実施形態である腕装着型電子機器の充電状態を示す斜視図、図2は一実施形態である腕装着型電子機器の断面図である。
これら図において、本実施形態の腕装着型電子機器であるスマートウォッチWは、情報表示及び/又は情報記録を行う機能部20を有する本体部21と、この本体部21の両端に取り付けられた無端状のバンド部22とを備える。
より詳細には、本体部21の図2において上面には上面視円形の凹部21aが形成され、この凹部21aに機能部20が収納されている。機能部20は、ディスプレイ等の画像表示部と、各種情報を取得するセンサー部と、画像及び音声情報等の電子情報を記録するメモリー部と、これら画像表示部、センサー部及びメモリー部の制御を行う制御部等(いずれも図略)の全部又は一部を備える。また、機能部20が備えてもよい機能としては、センサー部が取得した情報に基づいて所定の動作を制御部等に指示する機能も含まれる。なお、制御部等への指示の中には、画像表示部に計時表示を含む所定の表示を行うことも含まれる。
本実施形態においては、本体部21の中央部には空洞21cが形成され、この本体部が有する空洞21c内に二次電池モジュールCが収納され、本体部21を構成する蓋部21dにより封止されている。なお、本発明においては、二次電池モジュールを収容する場所は本体部にされず、本体部と一体に接続されたバンド部であってもよい。
本実施形態の二次電池モジュールCは、外形略平板状の二次電池セルであるリチウム二次単電池1と、このリチウム二次単電池1を取り囲む位置に配置された受電コイル10と、受電コイル10が受電した充電用電力をリチウム二次単電池1に供給する図略の充電回路とを備える。
ここで、本発明においてリチウム二次単電池1とは、正極電極活物質と電解液とを含む正極電極組成物層を正極集電体の表面に形成した正極と、負極電極活物質と電解液とを含む負極電極組成物層を負極集電体の表面に形成した負極とを有し、正極電極組成物と負極電極組成物とがセパレータを介して積層された構造を有し、電池容器、端子配置及び電子制御装置等を備えていない電池である(参考:日本工業規格JIS C8715-2「産業用リチウム二次電池の単電池及び電池システム」)。なお、リチウム二次単電池1は単電池と略する場合がある。
二次電池セルの一態様である単電池1は、図2に詳細を示すように、略板状の樹脂集電体である正極集電体7の表面に正極電極活物質と電解液とを含む略平板状の正極電極組成物層5が形成された正極2と、同様に略板状の樹脂集電体である負極集電体8の表面に負極電極活物質と電解液とを含む略平板状の負極電極組成物層6が形成された負極3とが、同様に略平板状のセパレータ4を介して積層されて構成され、全体として略平板状に形成されている。これにより、正極集電体7及び負極集電体8を図中上面及び下面にそれぞれ有する単電池1が構成される。
なお、本発明に用いる二次電池セルは、単電池1をそのまま用いても、単電池1を直列に積層した積層電池セルを用いることもできる。
より詳細には、空洞21c内には、平板状のセパレータ4が、その周縁部がリング状または円筒状のシール部材9を介してこの空洞21c内に固定されている。また、正極集電体7は、図2において空洞21cの上面に沿うように、すなわち、図2において中央部が空洞21cの上面に沿って折曲され、さらに端部が図2において下方に折曲されて配置されている。さらに、負極集電体8は、図2において蓋部21dの上面に沿って端部が図2において上方に折曲されて配置されている。
正極集電体7とセパレータ4との間の間隔、及び、負極集電体8とセパレータ4との間の間隔は単電池1の容量に応じて調整され、これら正極集電体7、負極集電体8及びセパレータ4の位置関係は必要な間隔が得られるように定められている。
本実施形態で用いる二次電池モジュールCにおける単電池1に設けられた正極集電体7及び負極集電体8は、図2にもっともよく示すように、後述する送電コイル11が発生する磁束Fが、これら正極集電体7及び負極集電体8の有する面、より詳細には、正極集電体7の図中上面及び負極集電体8の図中下面を貫通する方向に配置されている。
単電池1の周囲には、この単電池1を取り囲む位置に受電コイル10が設けられている。本実施形態では、単電池1が外形略円板状に形成されており、これに対応して、受電コイル10も、単電池1が収納される中空部を有する、外形略円環ドーナツ状に形成されている。
受電コイル10は、給電装置が有する送電コイルで発生した磁界によって誘導電流を生じるコイルであり、給電装置から電磁誘導方式によるワイヤレス電力伝送方式により伝送される、いわゆる非接触給電により充電用電力を受電するコイルである。より詳細には、受電コイル10は、送電コイル11(図2参照)が発生する磁束Fに応じた電磁誘導によりこの受電コイル10に誘導電流を生じさせることで所定電圧の充電用電力を生じさせ、この充電用電力により単電池1を充電させるものである。このため、受電コイル10は、後述する給電装置である充電台P(図1参照)が有する送電コイル11が発生する磁束Fがその中心部を通過する位置に設けられている。好ましくは、この受電コイル10を含む二次電池モジュールC及び後述する送電コイル11を含む給電装置である充電台Pからなる非接触充電システムは、ワイヤレスパワーコンソーシアム(Wireless Power Consortium :WPC)が策定した、非接触(ワイヤレス)給電の国際標準規格であるQi(チー)規格に準じたものとされる。Qi規格そのものは周知であるので、詳細は説明を割愛するが、少なくとも5Wの充電用電力を受電コイル10に生じさせることができるように、その寸法、材質等が選定されている。
また、Qi規格では送電コイル11と受電コイル10との間で認証等を行うための通信を行っており、好ましくは本実施形態の二次電池モジュールCは、この通信を行うためのICチップ等の充電回路を備える。但し、このICチップ等については図示を省略している。また、Qi規格では、送電コイル11と受電コイル10との間の位置決めのために、永久磁石等の磁性体を送電コイル11、受電コイル10の中央部、すなわち、受電コイル10については単電池1の位置に配置することがあり、磁性体は必要に応じて図2において単電池1の上方に設けられる。
単電池1の正極集電体7及び負極集電体8には、図略の電極端子が電気的に接続されており、この電極端子は機能部20に電気的に接続されることで、単電池1からの電力が電子部品である機能部20に供給されるとともに、この電極端子が図略の導線等により受電コイル10に電気的に接続され、これにより、受電コイル10に生じた充電用電力が充電回路を介して単電池1に供給される。これにより、単電池1は電子機器駆動用の電力を供給することができる。
正極電極活物質は正極活物質粒子を含んでなり、正極活物質粒子としては、リチウムと遷移金属との複合酸化物(例えばLiCoO2、LiNiO2、LiMnO2、Li(Ni−Mn−Co)O及びLiMn24並びにこれらの遷移金属の一部が他の元素により置換されたもの)、遷移金属酸化物(例えばMnO2及びV25)、遷移金属硫化物(例えばMoS2及びTiS2)及び導電性高分子(例えばポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセチレン、ポリ−p−フェニレン及びポリカルバゾール)等が挙げられる。これらは2種以上を併用してもよい。正極活物質粒子としては、容量及び出力特性等の観点から、リチウム−遷移金属複合酸化物が、好ましく用いられる。
また、負極電極活物質は負極活物質粒子を含んでなり、負極活物質粒子としては、黒鉛、難黒鉛化性炭素、アモルファス炭素、高分子化合物焼成体(例えばフェノール樹脂及びフラン樹脂等を焼成し炭素化したもの等)、コークス類(例えばピッチコークス、ニードルコークス及び石油コークス等)、炭素繊維、導電性高分子(例えばポリアセチレン及びポリキノリン等)、スズ、シリコン、及び金属合金(例えばリチウム−スズ合金、リチウム−シリコン合金、リチウム−アルミニウム合金及びリチウム−アルミニウム−マンガン合金等)並びにリチウムと遷移金属との複合酸化物(例えばLi4Ti512等)等が挙げられる。これらの負極活物質は、1種のみを単独で使用してもよいし、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
単電池1においては、正極活物質粒子及び負極活物質粒子は、耐久性等の観点から、表面の少なくとも一部が被覆用樹脂及び導電助剤を含む被覆剤で被覆されてなる被覆活物質粒子であることが好ましい。活物質粒子の周囲が被覆剤で被覆されていると、電極の体積変化が緩和され、電極の膨脹を抑制することができ、更に腕装着した際に生じる振動等による劣化を抑制することができる。なお、正極活物質粒子及び負極活物質粒子の表面に被覆剤が付着している状態は、走査型電子顕微鏡(SEMともいう)等を用いて得られた被覆活物質粒子の拡大観察画像を観察することで確認することができる。
被覆用樹脂としては、ビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、アニリン樹脂、アイオノマー樹脂及びポリカーボネート等が挙げられる。これらの中ではビニル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂又はポリアミド樹脂が好ましい。
導電助剤としては、導電性を有する材料から選択される。
導電性を有する材料としては、金属[アルミニウム、ステンレス(SUS)、銀、金、銅及びチタン等]、導電性カーボン[グラファイト、カーボンブラック、アセチレンブラック、バルカン(登録商標)、ケッチェンブラック(登録商標)、ブラックパール(登録商標)、ファーネスブラック、チャンネルブラック、サーマルランプブラック、カーボンナノチューブ(単層カーボンナノチューブ及び多層カーボンナノチューブ等)、カーボンナノホーン、カーボンナノバルーン、ハードカーボン及びフラーレン等]、及びこれらの混合物等が挙げられるが、これらに限定されるわけではない。
これらの導電助剤は1種単独で用いられてもよいし、2種以上併用してもよい。また、これらの合金又は金属酸化物が用いられてもよい。電気的安定性の観点から、好ましくはアルミニウム、ステンレス、カーボン、銀、金、銅、チタン及びこれらの混合物であり、より好ましくは銀、金、アルミニウム、ステンレス及びカーボンであり、更に好ましくはカーボンである。またこれらの導電助剤とは、粒子系セラミック材料や樹脂材料等の非導電性材料の周りに導電性材料(上記した導電助剤の材料のうち金属のもの)をメッキ等でコーティングしたものでもよい。
導電助剤の形状に特に制限はなく、球状、不定形状、繊維状、単一粒子状、凝集体及びこれらの組み合わせ等の形状を有するものを用いることができ、なかでも、導電性等の観点から、一次粒子径が5〜50nmの微粒子の凝集体であることが好ましい。導電助剤の形状は、走査型電子顕微鏡(SEMともいう)等を用いて得られた導電助剤の拡大観察画像を観察し視野にある粒子を計測することで得ることができる。
導電助剤としては、導電性繊維を用いることも可能である。導電性繊維としては、PAN系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維等の炭素繊維、合成繊維の中に導電性のよい金属や黒鉛を均一に分散させてなる導電性繊維、ステンレス鋼のような金属を繊維化した金属繊維、有機物繊維の表面を金属で被覆した導電性繊維、有機物繊維の表面を導電性物質を含む樹脂で被覆した導電性繊維等が挙げられる。これらの導電性繊維の中では炭素繊維が好ましい。
被覆活物質粒子は、例えば、活物質粒子を万能混合機に入れて30〜500rpmで撹拌した状態で、被覆用樹脂及び必要により用いる導電助剤を含む樹脂溶液を1〜90分かけて滴下混合し、更に必要により用いる導電助剤を混合し、撹拌したまま50〜200℃に昇温し、0.007〜0.04MPaまで減圧した後に10〜150分保持することにより得ることができる。被覆活物質粒子が得られたことは、走査型電子顕微鏡(SEMともいう)等を用いて得られた被覆活物質粒子の拡大観察画像を観察することで確認することができる。
電解液としては、リチウムイオン電池の製造に用いられる、電解質及び非水溶媒を含有する電解液を使用することができる。
電解質としては、通常のリチウムイオン電池用電解液に用いられているもの等が使用でき、例えば、LiPF6、LiBF4、LiSbF6、LiAsF6及びLiClO4等の無機酸のリチウム塩、LiN(CF3SO22、LiN(C25SO22及びLiC(CF3SO23等の有機酸のリチウム塩等が挙げられ、これらの電解質は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの内、電池出力及び充放電サイクル特性の観点から好ましいのはLiPF6である。
非水溶媒としては、通常のリチウムイオン電池用電解液に用いられているもの等が使用でき、例えば、ラクトン化合物、環状又は鎖状炭酸エステル、鎖状カルボン酸エステル、環状又は鎖状エーテル、リン酸エステル、ニトリル化合物、アミド化合物、スルホン、スルホラン等及びこれらの混合物を用いることができる。
非水溶媒は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
非水溶媒の内、電池出力及び充放電サイクル特性の観点から好ましいのは、ラクトン化合物、環状炭酸エステル、鎖状炭酸エステル及びリン酸エステルであり、より好ましいのはラクトン化合物、環状炭酸エステル及び鎖状炭酸エステルであり、更に好ましいのは環状炭酸エステルと鎖状炭酸エステルの混合液である。特に好ましいのはプロピレンカーボネート(PC)、又はエチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)の混合液である。
本発明において正極活物質層及び負極活物質層は、イオン抵抗を低減できる等の観点から、それぞれ前記の被覆活物質粒子と繊維状導電性物質を含むことが好ましい。繊維状導電性物質としては、前記の導電性繊維と同じものを用いることができ、なかでも炭素繊維が好ましい。
セパレータ4としては、ポリフッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン(PVdF−HFP)等の炭化水素系樹脂及びポリオレフィン(ポリエチレン及びポリプロピレン等)製の多孔性フィルム、多孔性フィルムの多層フィルム(例えば、PP/PE/PPの3層構造をした積層体等)、ポリエステル繊維、アラミド繊維、ガラス繊維等からなる不織布からなる微多孔質フィルム並びにそれらの表面にシリカ、アルミナ、チタニア等のセラミック微粒子を付着させたもの等の公知のリチウムイオン電池用セパレータ等を用いることができる。
樹脂集電体である正極集電体7、負極集電体8は、導電性高分子材料から構成された樹脂集電体であっても、導電性を付与した非導電性高分子材料から構成された樹脂集電体であってもよい。
樹脂集電体を構成する高分子材料のうち、導電性高分子材料としては、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセチレン、ポリパラフェニレン、ポリフェニレンビニレン、ポリアクリロニトリル、及びポリオキサジアゾール等が挙げられる。
導電性を有さない高分子材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(PMP)、ポリシクロオレフィン(PCO)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルニトリル(PEN)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリメチルアクリレート(PMA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂又はこれらの混合物等が挙げられる。
電気的安定性の観点から、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメチルペンテン(PMP)及びポリシクロオレフィン(PCO)が好ましく、更に好ましくはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)及びポリメチルペンテン(PMP)である。
また、樹脂集電体は、導電性高分子材料から構成された樹脂集電体の導電性を向上させる目的、あるいは、非導電性高分子材料から構成された樹脂集電体に導電性を付与する目的から、導電性フィラーを含んでいると好ましい。導電性フィラーは、導電性を有する材料から得られるフィラーから選択される。導電性を有する材料としては、好ましくは、集電体内のイオン透過を抑制する観点から、電荷移動媒体として用いられるイオンに関して伝導性を有さない材料を用いるのが好ましい。具体的には、カーボン材料、アルミニウム、金、銀、銅、鉄、白金、クロム、スズ、インジウム、アンチモン、チタン、ニッケル及びステンレス(SUS)等の合金材などから得られるフィラー等が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、耐食性の観点から、好ましくはアルミニウム、ステンレス、カーボン材料、ニッケル、より好ましくはカーボン材料から得られるフィラーである。これらの導電性フィラーは1種単独で用いられてもよいし、2種以上併用してもよい。また、これらの導電性フィラーは、粒子系セラミック材料や樹脂材料の周りに、上記で示される金属をメッキ等でコーティングしたものであってもよい。
樹脂集電体は、特開2012−150905号公報及び国際公開番号WO2015/005116号等に記載の公知の方法で得ることができ、具体例としては、ポリプロピレンに導電性フィラーとしてアセチレンブラックを5〜20部分散させた後、熱プレス機で圧延したものが挙げられる。また、その厚みも特に制限されず、公知のものと同様、あるいは適宜変更して適用することができる。
シール部材9を構成する材料としては、正極、負極集電体7、8との接着性を有し、電解液に対して耐久性のある材料であれば特に限定されないが、高分子材料、特に熱硬化性樹脂が好ましい。具体的には、エポキシ系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリフッ化ビニデン樹脂等が挙げられ、耐久性が高く取り扱いが容易であることからエポキシ系樹脂が好ましい。
受電コイル10は導線を所定回数巻回することで、単電池1が収納される中空部を有する、外形略矩形枠状に形成されている。導線を構成する材質は、コイルを構成する導線に通常用いられるものから適宜選択されればよく、銅線が好適に適用される。導線には各々の導線を絶縁するために、ポリウレタン、ポリエステル等により被覆される。巻回された導線は、必要に応じて樹脂等により被覆され、一体化されてもよい。
受電コイル10を構成する導線の直径、形状、更には巻数等は、後述する送電コイル11が発生する磁束に応じた電磁誘導によりこの受電コイル10に所定電圧の充電用電力が生じるものに設定されており、好ましくは、上述のQi規格に準じたものとされる。
また、スマートウォッチWを構成する本体部21及びバンド部22の材質に特に制限はなく、金属及びプラスチック等の任意の材料で形成され、さらに、バンド部22は好ましくはゴム及びエラストマー等の可撓性を有する素材から形成されている。可撓性を有する素材を用いてバンド部22を形成すると、スマートウォッチW装着時にこのバンド部22がユーザの腕に沿った形で変形し、快適な装着状態を得ることができる。
以上の構成の単電池1は、正極集電体7及び負極集電体8のそれぞれの表面に、正極電極活物質と電解液とを含む正極電極組成物5、及び負極電極活物質と電解液とを含む負極電極組成物6を形成して正極2及び負極3を形成する。正極2及び負極3を形成する手法は任意であり、正極集電体7及び負極集電体8のそれぞれの表面に正極電極組成物5及び負極電極組成物6を塗布する、正極集電体7及び負極集電体8のそれぞれの表面に、ノズル等を介して正極電極組成物5及び負極電極組成物6を載置した後に所定厚になるようにヘラ等で均す、など、種々の手法が挙げられる。その後、セパレータ4を介して正極2及び負極3を積層し、正極集電体7及び負極集電体8の端部、更にセパレータ4の端部をシール部材9により封止することで単電池1を製造することができる。
なお、単電池1の特性維持のために、この単電池1を封止する容器を適宜設けることが可能であるが、この容器をラミネートフィルムのように金属箔を備える素材から構成すると、送電コイル11からの磁束により渦電流を生じてしまうので、金属箔を用いずとも密閉性を担保することの可能な材質、例えばバリアフィルム等により容器を構成することが好ましい。
一方、以上の構成の受電コイル10は、コイル巻線機等により導線を所定の形状にかつ所定の巻数だけ巻回し、必要に応じて樹脂等により被覆して導線を含めて一体化することで製造することができる。
そして、受電コイル10の中空部に単電池1を配置し、単電池1と受電コイル10とを電気的に接続することで、本実施形態の二次電池モジュールCを製造することができる。
以上のような構成の本実施形態の二次電池モジュールCが搭載された、図1に示すようなスマートウォッチWが、送電コイル11(図1において図示略)を備える給電装置である充電台Pに載置されると、図2に示すように、送電コイル11が発生する磁束Fに応じて受電コイル10に充電用電力が生じ、この充電用電力が充電回路を介して単電池1に供給されることで単電池1の充電動作が行われる。
この際、送電コイル11からの磁束Fは、図2に示すように単電池1を厚さ方向に貫く方向に発生するが、本実施形態の二次電池モジュールCでは、単電池1を構成する正極集電体7、負極集電体8が樹脂集電体であるので、磁束Fにより単電池1に生じる渦電流が抑制されるものと考えられる。しかも、本実施形態の二次電池モジュールCでは、磁束をシールドするために必要とされていた磁性体等の付加的構成を設ける必要が無い。従って、本実施形態によれば、簡易な構成でありながら、給電効率を高めることの可能なスマートウォッチWである腕装着型電子機器を提供することができる。
次に、図3を用いて、本発明の腕装着型電子機器と同等の機能を奏する別の腕装着型電子機器の例を説明する。図3は、本発明の腕装着型電子機器と同等の効果を奏する別の腕装着型電子機器の例を示す一部破断斜視図である。
図3に係る腕装着型電子機器であるスマートウォッチW′と上述の一実施形態のスマートウォッチWとの相違点は、二次電池モジュールCの構成にある。より詳細には、本実施形態の二次電池モジュールCは、環状に形成されたバンド部22内に設けられ、バンド部22と同様に全体として無端状の環状に形成されている。図3に示す例では、環状に形成された単電池1の外周に、同様に環状に形成された受電コイル10が配置され、これら単電池1及び受電コイル10がバンド部22内に収納されて形成されている。
従って、本実施形態によっても、本発明の一実施形態と同様に給電効率を高めるという効果を奏することができる。
(変形例)
なお、本発明の腕装着型電子機器は、その具体的な構成が上述の各実施形態に限定されず、種々の変形例が可能である。一例として、受電コイル10の形状、寸法等は上述の各実施形態(特に図示例)に限定されず、電池セルとの相対的な位置関係が既に説明した関係を満たすならば、特段の限定はない。
C 二次電池モジュール
F 磁束
P 充電台
W、W′ スマートウォッチ
1 単電池
2 正極
3 負極
4 セパレータ
5 正極電極組成物
6 負極電極組成物
7 正極集電体
8 負極集電体
9 シール部材
10 受電コイル
11 送電コイル
20 機能部
21 本体部
22 バンド部

Claims (3)

  1. 情報表示及び/又は情報記録を行う機能部を有する本体部と、前記本体部を装着するためのバンド部とを有する腕装着型電子機器であって、
    前記本体部及び/又は前記バンド部は、前記腕装着型電子機器の外部に設置された給電装置から電磁誘導方式によるワイヤレス電力伝送方式により伝送される電力を蓄電する二次電池モジュールを有し、
    前記二次電池モジュールは、
    正極集電体の表面に正極活物質層が形成された正極と負極集電体の表面に負極活物質層が形成された負極とがセパレータを介して積層された二次電池セルと、
    前記給電装置が有する送電コイルで発生した磁界によって誘導電流を生じる受電コイルと、
    前記受電コイルで生じた誘導電流を前記二次電池セルに供給する充電回路と
    を有し、
    前記送電コイルで発生する磁束が前記正極集電体又は前記負極集電体の有する面を貫通する位置に、正極集電体又は負極集電体の少なくとも一方を配置し、かつ、前記受電コイルの中心部を前記磁束が通過する位置にこの受電コイルを配置してなり、
    前記正極集電体及び前記負極集電体が樹脂集電体であることを特徴とする腕装着型電子機器。
  2. 請求項1に記載の腕装着型電子機器において、
    前記受電コイルは無端状に形成され、前記二次電池セルを取り囲む位置に配置されていることを特徴とする腕装着型電子機器。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載の腕装着型電子機器及び給電装置を有してなることを特徴とする非接触充電システム。

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