JP2017180821A - 管状コンポーネントの連結装置及び関連する方法 - Google Patents

管状コンポーネントの連結装置及び関連する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送される流体が接続部から漏出せず、環境に誘発される管状コンポーネント付近の電荷が全て地面に対して電気的に放電される管状コンポーネントの接続方法を提供する。【解決手段】第1及び第2の管状コンポーネント115、120によって搬送される流体が漏出しないことを確実にするため、第1の継手アセンブリ105と第2の継手アセンブリ110は、連結されるように構成されている。さらに、第1及び第2の継手アセンブリを経由して第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントとの間に導電経路を形成するように構成された、導電部を含んでいる。【選択図】図3

Description

本開示は、概して管状コンポーネントに関し、具体的には、管状コンポーネント同士を連結する装置に関する。
管状コンポーネントは、流体の搬送に用いられ得る。しばしば、1または複数の管状コンポーネント同士がそれぞれの端部で連結されて、より長い管状アセンブリを構成する。搬送される流体が接続部から漏出しないことを確実にするため、管状アセンブリの管状コンポーネント間の接続は、補強され得る。
さらに、特定の流体が電荷に反応してよい。そのため、環境に誘発される管状コンポーネント付近の電荷が全て地面に対して電気的に放電されるように、いくつかの管状コンポーネントが電気的に接地されてよい。
本願の主題によって、先行技術の上記の欠点を克服する、管状コンポーネントの接続方法の実施形態が提供される。言い換えれば、本願の主題は、現在の最新技術に対応して発展してきており、具体的には、管状コンポーネントを迅速かつ効果的に接続する、従来の方法及び装置の欠点に対応して発展してきている。
一実施形態によると、ダクトアセンブリの第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントを連結するための第1の装置は、第1の継手アセンブリを含む。第1の継手アセンブリは、雌ネジ及び第1の内部溝を有するナットアセンブリを含む。第1の継手アセンブリは、ナットアセンブリの第1の内部溝内に位置することができる、第1のリテーナークリップもまた含む。ある実装態様では、第1のリテーナークリップは、第1のリテーナークリップが第1の内部溝内に位置しているときに、第1の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている。第1の継手アセンブリは、ナットアセンブリに連結可能な第1のフェルールを含む。第1のフェルールは、ナットアセンブリに連結されているときに第1のリテーナークリップに接触し、ナットアセンブリ、第1のリテーナークリップ、及び第1のフェルールを通る第1の導電経路を形成する。いくつかの実装態様では、第1のフェルールは、第1の管状コンポーネントの第1の端部に連結されるように構成されている。第1の継手アセンブリは、ナットアセンブリ内で第1のリテーナークリップの近隣に位置することができる、バネもまた含む。ある実装態様では、バネは、ナットアセンブリの中心軸に平行に延びる、少なくとも1つの横延長部を含む。第1の装置は、第2の継手アセンブリもまた含む。第2の継手アセンブリは、雄ネジと、第2の内部溝と、ナットアセンブリと嵌合するように構成された継手本体の第1の端部上の少なくとも1つのノッチとを有する継手本体を含む。一実装態様では、継手本体の雄ネジは、ナットアセンブリの雌ネジと嵌合するように構成されており、少なくとも1つのノッチは、継手本体がナットアセンブリに対して相対的に回転するのを防ぐため、バネの少なくとも1つの横延長部を受容するように構成されている。第2の継手アセンブリは、継手本体の第2の内部溝内に位置することができる、第2のリテーナークリップもまた含む。いくつかの実装態様では、第2のリテーナークリップは、第2のリテーナークリップが第2の内部溝内に位置しているときに、第2の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている。第2の継手アセンブリは、継手本体に連結可能な第2のフェルールを含む。第2のフェルールは、継手本体に連結されているときに第2のリテーナークリップに接触し、継手本体、第2のリテーナークリップ、及び第2のフェルールを通る第2の導電経路を形成する。ある実装態様では、第2のフェルールは、第2の管状コンポーネントの第2の端部に連結されるように構成されている。
第1の装置のある実装態様では、第1及び第2のリテーナークリップは、ほぼc字形である。第1及び第2のリテーナークリップは、第1及び第2のリテーナークリップの設置及び取り外しを容易にするため、c字形の第1及び第2の端部の近隣に把持部を含み得る。
第1の装置の一実装態様では、ナットアセンブリは、継手本体と嵌合するように構成された第1の端部及び、第1の端部と反対側の第2の端部を含む。ナットアセンブリの第2の端部は、ナットアセンブリと継手本体とを連結するためにナットアセンブリにトルクを印加するように構成されたトルク印加ツールと、嵌合的に係合する機構を含み得る。代わりに、ナットアセンブリの第2の端部は、手締め用に構成されていてもよい。
第1の装置のある実装態様によると、継手本体は、第1の端部の反対側の第2の端部を含む。継手本体の第2の端部は、継手本体とナットアセンブリとを連結するために継手本体にトルクを印加するように構成されたトルク印加ツールと、嵌合的に係合する機構を含み得る。代わりに、継手本体の第2の端部は、手締め用に構成されていてもよい。
第1の装置のある実装態様では、第2のリテーナークリップは、第2のリテーナークリップの非付勢時の内径が第2のフェルールの外径よりも小さいとき、または第2のリテーナークリップが継手本体の第2の内部溝内に適正に挿入されていないときに、継手本体が第2のフェルールに対して動くのを防止するように構成されている。
第1の装置のいくつかの実装態様では、第1のリテーナークリップは、第1のリテーナークリップの非付勢時の内径が第1のフェルールの外径よりも小さいとき、または第1のリテーナークリップがナットアセンブリの第1の内部溝内に適正に挿入されていないときに、ナットアセンブリが第1のフェルールに対して動くのを防止するように構成されている。
第1の装置のある実装態様では継手本体は剛性である一方、第1の装置の他の実装態様では、継手本体は可撓性である。
第1の装置のある実装態様では、バネは環状の形状である。少なくとも1つの横延長部は、バネ上に複数の突起または戻り止めを含む。この複数の突起は、ナットアセンブリの中心軸に平行に延びている。
第1の装置のある実装態様によると、継手本体の少なくとも1つのノッチは、バネから突出している複数の横延長部を受容するための複数のノッチを含む。
ある実装態様では、第1の装置は管を含む。第1の継手アセンブリが管の第1の端部に連結されており、第2の継手アセンブリが管の第2の端部に連結されている。管は、可撓性であってもよく剛性であってもよい。
一実施形態によると、第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントを連結する方法は、第1の連結装置の内部溝内にリテーナークリップを挿入することを含む。リテーナークリップは、内部溝内に挿入されているときに、内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように構成されている。この方法はまた、第1の連結装置をリテーナークリップと共に、フェルール上にスライドさせることを含む。リテーナークリップは、リテーナークリップの非付勢時の内径がフェルールの外径よりも小さいとき、またはリテーナークリップが第1の連結装置の内部溝内に適正に挿入されていないときに、第1の連結装置がフェルールに対して動くのを防止するように構成されている。第1の連結装置とリテーナークリップとフェルールは、互いに接触し、第1の連結装置、リテーナークリップ、及びフェルールを通る導電経路を形成する。
ある実装態様では、方法は、第1の管状コンポーネントを形成するためにフェルールを管に連結することを含む。いくつかの実装態様では、方法は、第2の連結装置を有する第2の管状コンポーネントを、第1の連結装置に連結することを含む。第1及び第2の連結装置のうちの1つの中に、バネを位置させることができ、第1及び第2の連結装置のうちのもう1つは、少なくとも1つのノッチを含んでいる。バネは、第1及び第2の連結装置の中心軸に平行に延びる、少なくとも1つの横延長部を含む。第1の連結装置の第2の連結装置に対する回転を防止するため、少なくとも1つのノッチは、バネの少なくとも1つの横延長部を受容するように構成されている。
さらなる別の実施形態では、ダクトアセンブリの第1の環状コンポーネントと第2の管状コンポーネントを連結するための第2の装置は、第1の継手アセンブリを含む。第1の継手アセンブリは、第1のネジ山及び第1の内部溝を有する第1の連結装置を含む。第1の継手アセンブリは、第1の内部溝内に位置することができる、第1のリテーナークリップもまた含む。第1のリテーナークリップは、第1のリテーナークリップが第1の内部溝内に位置しているときに、第1の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている。第1の継手アセンブリは、第1の連結装置に連結可能な第1のフェルールを含む。第1のフェルールは、第1の連結装置に連結されているときに第1のリテーナークリップに接触し、第1の連結装置、第1のリテーナークリップ、及び第1のフェルールを通る第1の導電経路を形成する。第1のリテーナークリップは、第1のリテーナークリップの非付勢時の内径が第1のフェルールの外径よりも小さいとき、または第1のリテーナークリップが第1の連結装置の内部溝内に適正に挿入されていないときに、第1の連結装置が第1のフェルールに対して動くのを防止するように構成されている。
第2の装置のある実装態様では、第1の連結装置は、連結装置の中心軸に平行に延び、連結装置の、別の連結装置に対する回転を防止するように構成されている少なくとも1つの横延長部を有するバネを含む。
いくつかの実装態様によると、第2の装置は第2の継手アセンブリを含む。第2の継手アセンブリは、第2のネジ山及び第2の内部溝を有する第2の連結装置を含む。第2の継手アセンブリは、第2の内部溝内に位置することができる、第2のリテーナークリップもまた含む。第2のリテーナークリップは、第2のリテーナークリップが第2の内部溝内に位置しているときに、第2の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている。第2の継手アセンブリは、第2の連結装置に連結可能な第2のフェルールを含む。第2のフェルールは、第2の連結装置に連結されているときに第2のリテーナークリップに接触し、第2の連結装置、第2のリテーナークリップ、及び第2のフェルールを通る第2の導電経路を形成する。第2のリテーナークリップは、第2のリテーナークリップの非付勢時の内径が第2のフェルールの外径よりも小さいとき、または第2のリテーナークリップが第2の連結装置の第2の内部溝内に適正に挿入されていないときに、第2の連結装置が第2のフェルールに対して動くのを防止するように構成されている。第1の継手アセンブリは、第2の継手アセンブリに連結される。
記載されている本開示の主題の特徴、構造、利点、及び/または特性は、任意の適切な方式で、1つ以上の実施形態及び/または実装態様に組み合されてもよい。本開示の主題にかかる実施形態の深い理解を促すために、後述の記載において、数々の具体的な詳細が提供される。本開示の主題が、特定の実施形態または実装態様の具体的な特徴、詳細、構成要素、材料、及び/または方法のうちの1つ以上がなくても実施され得ることを、当業者は認識するであろう。特定の実施形態及び/または実装態様においては、
他の例ではすべての実施形態または実装態様には存在しなくてよい追加の特徴及び利点が、認められてよい。さらに、ある場合には、本開示の主題の態様を不明瞭にしないよう、周知の構造、材料、または工程は詳細に記載または図示されていない。本開示の主題の特徴及び利点は、後述の記載及び添付の特許請求の範囲によってさらに明らかとなるか、あるいは、本主題を下記に記載するように実施することによって理解されるであろう。
本主題の利点に対する理解を促進するために、上記で概説した本主題のより具体的な記載が、添付図面に示す特定の実施形態を参照して提供される。これらの図面は、本主題の典型的な実施形態のみを図示していることから、本主題の範囲を限定するものと見なされるべきではない。本主題は、図面の使用を通じて、さらに具体的且つ詳細に記載され説明される。
ダクトアセンブリの第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントを連結する装置の一実施形態の斜視図である。 一実施形態による、第2の継手アセンブリから分離された第1の継手アセンブリを示す、図1の装置の分解斜視図である。 図1の線A−Aに沿って切った、図1の装置の断面図である。 図1の装置の第1の継手アセンブリの一部の一実施形態の斜視図である。 図4の第1の継手アセンブリの一部の分解斜視図である。 図1の装置の第2の継手アセンブリの一部の一実施形態の斜視図である。 図6の第2の継手アセンブリの一部の分解斜視図である。 ダクトアセンブリの第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントを連結するシュラウドアセンブリの一実施形態の斜視図である。 第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントを連結する方法の一実施形態の概略フロー図である。 図1の第2の継手アセンブリの一部の断面図である。 図1の第2の継手アセンブリの一部の別の断面図である。
本書全体で言及される「一実施形態」、「ある実施形態」、または同様の文言は、実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造、または特性が、本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。本書を通じて記載されている「一実施形態では」「ある実施形態では」または同様の文言は、全て同一の実施形態を意味してもよいが、必ずしもそうでなくともよい。同様に、「実装態様」という語は、本開示の1つ以上の実施形態に関連して記載される特定の特徴、構造、または特性を有する1つの実装態様を意味するが、1つの実装態様が1つ以上の実施形態に関連付けらないということを表す明示的な相互関係がない限り、実装態様は、1つ以上の実施形態に関連付けられてよい。
図1を参照すると、一実施形態による、ダクトアセンブリ100の第1の管状コンポーネント115と第2の管状コンポーネント120とを連結する装置102が示されている。装置102は、第1の継手アセンブリ105及び第2の継手アセンブリ110を含む。第1の継手アセンブリ105は、第2の継手アセンブリ110に連結されて示されている。さらに、第1の管状コンポーネント115が、第1の継手アセンブリ105に取り付けられている。同様に、第2の管状コンポーネント120が、第2の継手アセンブリ110に取り付けられている。
概して、第1及び第2の管状コンポーネント115、120は、それぞれ端部が開口し、円周方向に囲まれた、中を流体が流動し得る空洞の経路を画定している。第1及び第2の管状コンポーネント115、120は、剛性の管、可撓性の管、剛性のホース、可撓性のホース、剛性のダクト、可撓性のダクトなどといった、様々な管状コンポーネントのうちの任意のものであってよい。さらに、第1及び第2の管状コンポーネント115、120は、様々な材料のうちの任意のもので作られていてよい。一実装態様では、第1及び第2の管状コンポーネント115、120は、管形状の導電体材料によって囲まれた、管形状の絶縁材料を含んでいてよい。
第1及び第2の管状コンポーネント115、120によって(例えば、第1の管状コンポーネントから第2の管状コンポーネントへ、またはその逆に)搬送される流体が漏出しないことを確実にするため、第1の継手アセンブリ105と第2の継手アセンブリ110は、連結されるように構成されている。概して、第1の継手アセンブリ105と第2の継手アセンブリ110は、図2〜7を参照して以下でより詳細に説明される、内部ロック機構を用いてロックされる。さらに、第1及び第2の継手アセンブリ105、110はそれぞれ、同様に図2〜7を参照して以下でより詳細に説明される、合わせて、第1及び第2の継手アセンブリ105、110を経由して第1の管状コンポーネント115と第2の管状コンポーネント110との間に導電経路を形成するように構成された、導電部を含んでいる。
図2を参照すると、第2の継手アセンブリ110から分離された第1の継手アセンブリ105を示す、図1の装置102の分解斜視図が示されている。第1の継手アセンブリ105は、第1のフェルール205、ナットアセンブリ210(即ち連結装置)、第1のリテーナークリップ215、及びバネ220を含む。さらに、第2の継手アセンブリ110は、第2のフェルール225、継手本体230(即ち連結装置)、及び第2のリテーナークリップ235を含む。第1の継手アセンブリ105の第1のフェルール205、ナットアセンブリ210、及びバネ220のそれぞれ、並びに第2の継手アセンブリ110の第2のフェルール225及び継手本体230のそれぞれは、ほぼ環状の形状であり、内部流路を画定している。理解され得るように、第1及び第2の継手アセンブリ105、110の各コンポーネントは、任意の好適な材料から作られていてよい。例えば、1つの構成では、第1及び第2の継手アセンブリ105、110の各コンポーネントは、例えば導電性金属といった、様々な導電性材料のうちの任意のものから作られていてよい。
第1のフェルール205は、第1の管状コンポーネント115の端部を嵌合的に受容するように、形状決め及びサイズ決めされている。ある実装態様では、第1のフェルール205は、溶接、カシメ、接着、締着などによって、第1の管状コンポーネント115の端部付近に、恒久的に取り付けられている。さらに、組立時には、第1のリテーナークリップ215は、ナットアセンブリ210の第1の内部溝240内に位置している。第1のリテーナークリップ215は、第1のリテーナークリップ215が第1の内部溝240内に位置しているときに、第1の内部溝240に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている。例えば、一実装態様では、第1のリテーナークリップ215は、当該技術分野で知られている従来型のcクリップであり得る。
第1のリテーナークリップ215の非付勢時の内径245は、第1のフェルール205の周囲に嵌合するようにサイズ決めされている。この結果、第1のフェルール205の外径250は、第1のリテーナークリップ215の非付勢時の内径245とほぼ同じか、または僅かに小さいようにサイズ決めされ得る。さらに、組立時には、第1のフェルール205はナットアセンブリ210内に挿入されており、第1のリテーナークリップ215は第1の内部溝240内にある。第1のフェルール205は、ナットアセンブリ210及び第1のリテーナークリップ215に連結されるときに、第1のフェルール205が第1のリテーナークリップ215と接触して、ナットアセンブリ210、第1のリテーナークリップ215、及び第1のフェルール205を通る導電経路を形成するように、サイズ決め及び形状決めされている。加えて、第1のリテーナークリップ215は、第1のリテーナークリップ215の非付勢時の内径245が第1のフェルール205の外径250よりも小さいとき、または第1のリテーナークリップ215がナットアセンブリ210の第1の内部溝240内に適正に挿入されていないときに、ナットアセンブリ210が第1のフェルール205に対して動くのを防止するように構成されている。この結果、第1のリテーナークリップ215が不適切なサイズであるか、またはナットアセンブリ210の第1の内部溝240内に適正に挿入されていない場合、第1のリテーナークリップ215は第1のフェルール205上に嵌合せず、それによってナットアセンブリ210と第1のフェルール205との連結が防止される。したがって、ある実施形態では、第1の継手アセンブリ105の製造は、エラープルーフである(例えば、コンポーネントの正しい組み合わせのみが組み立てられ得る)と考えられ得る。さらに、ある実施形態では、第1の継手アセンブリ105の不注意による組み立てミスが、本書に記載する第1の継手アセンブリ105のコンポーネントを用いることによって回避され得る。こうして、潜在的な漏出、短絡、及び、組み立てミスによって発生する追加の組み立て工程を実施することによる時間の浪費が回避され得る。
バネ220は、ナットアセンブリ210内の第1のリテーナークリップ215に直接隣接して位置することができる。組立時、ナットアセンブリ210及び第1のリテーナークリップ215が第1のフェルール205に連結された後に、バネ220がナットアセンブリ210内に挿入され得る。ある構成では、ナットアセンブリ210は剛性であってよい一方、他の構成では、ナットアセンブリ210は可撓性であってよい。この結果、ナットアセンブリ210は、剛性または可撓性のコンポーネントのどちらかを使用する、様々な用途において用いられ得る。
第2のフェルール225は、組立時、第2の管状コンポーネント120の端部が第2のフェルール225内に嵌合的に受容され得るような形状及びサイズを有する。ある実装態様では、第2のフェルール225は、溶接、カシメ、接着、締着などによって、第2の管状コンポーネント120の端部付近に、恒久的に取り付けられている。さらに、組立時、第2のリテーナークリップ235は、継手本体230の第2の内部溝255内に位置している。第2のリテーナークリップ235は、第2のリテーナークリップ235が第2の内部溝255内に位置しているときに、第2の内部溝255に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている。例えば、一実装態様では、第2のリテーナークリップ235は、当該技術分野で知られている従来型のcクリップであり得る。
第1のリテーナークリップ235の非付勢時の内径260は、第2のフェルール225の周囲に嵌合するようにサイズ決めされている。この結果、第2のフェルール225の外径265は、第2のリテーナークリップ235の非付勢時の内径260とほぼ同じか、または僅かに小さいようにサイズ決めされ得る。さらに、組立時には、第2のフェルール225は継手本体230内に挿入されており、第2のリテーナークリップ235は第2の内部溝255内にある。第2のフェルール225は、継手本体230及び第2のリテーナークリップ235に連結されるときに、第2のフェルール225が第2のリテーナークリップ235と接触して、継手本体230、第2のリテーナークリップ235、及び第2のフェルール225を通る導電経路を形成するように、サイズ決め及び形状決めされている。加えて、第2のリテーナークリップ235は、第2のリテーナークリップ235の非付勢時の内径260が第2のフェルール225の外径265よりも小さいとき、または第2のリテーナークリップ235が継手本体230の第2の内部溝255内に適正に挿入されていないときに、継手本体230が第2のフェルール225に対して動くのを防止するように構成されている。この結果、第2のリテーナークリップ235が不適切なサイズであるか、または継手本体230の第2の内部溝255内に適正に挿入されていない場合、第2のリテーナークリップ235は第2のフェルール225上に嵌合せず、それによって継手本体230と第2のフェルール225との連結が防止される。したがって、ある実施形態では、第2の継手アセンブリ110の製造は、エラープルーフである(例えば、コンポーネントの正しい組み合わせのみが組み立てられ得る)と考えられ得る。さらに、ある実施形態では、第2の継手アセンブリ110の不注意による組み立てミスが、本書に記載する第2の継手アセンブリ110のコンポーネントを用いることによって回避され得る。こうして、潜在的な漏出、短絡、及び、組み立てミスによって発生する追加の組み立て工程を実施することによる時間の浪費が回避され得る。ある構成では、継手本体230は剛性であってよい一方、他の構成では、継手本体230は可撓性であってよい。この結果、継手本体230は、剛性または可撓性のコンポーネントのどちらかを使用する、様々な用途において用いられ得る。
図3を参照すると、連結されている第1の継手アセンブリ105と第2の継手アセンブリ110を示す、装置102の断面図300が示されている。第1の継手アセンブリ105が第2の継手アセンブリ110に連結されている間、第1の管状コンポーネント115から第2の管状コンポーネント120まで、導電経路305が形成されている。具体的には、第1の導電経路310は、第1の管状コンポーネント115と、第1のフェルール205と、ナットアセンブリ210と、第1のリテーナークリップ215との接触によって形成されている。さらに、第2の導電経路315は、第2の管状コンポーネント120と、第2のフェルール225と、継手本体230と、第2のリテーナークリップ235との接触によって形成されている。加えて、継手本体230のネジ山がナットアセンブリ210のネジ山と接触し、第1の導電経路310及び第2の導電経路315が完成する。この結果、導電経路305及び315が規定されることによって、第1の管状コンポーネント115と第2の管状コンポーネント120との間に導電性ができる。さらに、導電経路305及び315は、様々なコンポーネントの間を接着またはジャンパーワイヤ接続する必要なしに、単に第1の継手アセンブリ105を第2の継手アセンブリ110に連結することによって形成される。したがって、ダクトアセンブリの2つの管状コンポーネント間の導電性を助長するための時間及びコンポーネントは、接着またはジャンパーワイヤ接続を用いるアセンブリと比較して、少なくなっている。
示されているように、第1のフェルール205は第1のOリング(図示せず)を受容する第1の溝320を含み、第2のフェルール225は第2のOリング(図示せず)を受容する第2の溝325を含む。第1のOリングは、第1の継手アセンブリ105と第2の継手アセンブリ110と間の接続部から流体が流出するのを防止する密封を形成するため、第1のフェルール205及び継手本体230に接触し得る。さらに、第2のOリングは、第1の継手アセンブリ105と第2の継手アセンブリ110と間の接続部から流体が流出するのを防止する密封を形成するため、第2のフェルール225及び継手本体230に接触し得る。
図4を参照すると、図1の装置102の第1の継手アセンブリ105の一部400の一実施形態の斜視図が示されている。示されているように、ナットアセンブリ210は、第1の端部405と、第1の端部405の反対側にある第2の端部410とを有する。ナットアセンブリ210の第1の端部405は、継手本体230と嵌合するように構成されている。ナットアセンブリ210は、ナットアセンブリ210の内部上の第1の端部405の近隣に、ナットアセンブリ210を継手本体230に連結するのに用いられるネジ山415を有する。ナットアセンブリ210の第2の端部410上に、トルク印加ツール(例えばレンチ)を嵌合的に係合させる複数の機構420(例えばノッチ、歯、など)が配置されている。ナットアセンブリ210と継手本体230を連結するため、機構420は、ナットアセンブリ210にトルクを印加するように構成されていてよい。他の構成では、ナットアセンブリ210は機構420を含んでいなくてもよく、トルク印加ツールを用いて連結される代わりに、継手本体230に手締めされてよい。
示されているように、第1のリテーナークリップ215はほぼc字形であってよく、それによって第1のリテーナークリップ215の第1の端部430と第1のリテーナークリップ215の第2の端部435の間に距離が置かれ、空隙425が形成される。さらに、第1のリテーナークリップ215の第1の端部430の付近に第1の把持部440が位置し、第1のリテーナークリップ215の第2の端部435の付近に第2の把持部445が位置する。第1の把持部440及び第2の把持部445は、第1のリテーナークリップ215から延び、第1のリテーナークリップ215の第1の端部430及び第2の端部435に円周方向の力を加えて第1の端部と第2の端部とを引き寄せるために用いられ得る、任意の好適な突起であってよい。第1の把持部440及び第2の把持部445によって、第1のリテーナークリップ215の第1の内部溝240内への挿入と、第1のリテーナークリップ215の第1の内部溝240からの取り外しとが容易になる。例えば、第1のリテーナークリップ215の外径を縮小し、第1のリテーナークリップ215の第1の内部溝240への挿入と第1のリテーナークリップ215の第1の内部溝240からの取り外しとを容易にするために、第1の把持部440と第2の把持部445とが互いに近づくように力を加えることが用いられ得る。第1のリテーナークリップ215が、第1の内部溝240内に挿入されているときに、第1の内部溝240に向かって径方向外向きの力465、470を加えるように構成されるために、第1のリテーナークリップ215が付勢されていることは、留意されるべきである。
バネ220は、ナットアセンブリ210内に位置するとして示されている。さらに、バネ220は、ナットアセンブリ210の中心軸455に平行に延びる(例えば突起している)、少なくとも1つの横延長部450を含む。少なくとも1つの横延長部450及び中心軸455は、径方向465及び470とは垂直である軸方向460に延びている。少なくとも1つの横延長部450は、嵌合時にナットアセンブリ210を継手本体230にロックするために用いられる。
図5を参照すると、図4の第1の継手アセンブリ105の部分500の一実施形態の分解斜視図が示されている。具体的には、第1の内部溝240の側壁510、515が示されている。理解され得るように、第1のリテーナークリップ215は、第1のリテーナークリップ215を第1の内部溝240の側壁510と515との間に挿入するため、十分に圧縮されてよい。
バネ220は、環状の形状で、少なくとも1つの横延長部450を含むものとして示されている。実際には、示されているバネ220は、2つの横延長部450を含んでいる。横延長部450は、ナットアセンブリ210の中心軸455に平行に延びる、バネ220上の突起によって形成されている。バネ220の外径520は、バネ220がナットアセンブリ210の内径525内に位置し得るようにサイズ決めされている。
図6を参照すると、図1の装置102の第2の継手アセンブリ110の部分600の一実施形態の斜視図が示されている。示されるように、継手本体230は、第1の端部605と、第1の端部605の反対側にある第2の端部610とを含む。継手本体230の第1の端部605は、ナットアセンブリ210と嵌合するように構成されている。継手本体230は、継手本体230の外部上の第1の端部605の近隣に、継手本体230をナットアセンブリ210のネジ山415に連結するのに用いられるネジ山615を有する。さらに、継手本体230の第1の端部605は、継手本体230の中心軸625に平行に延びる複数のノッチ620を含む。ノッチ620及び中心軸625は、径方向635、640とは垂直である軸方向630に延びている。ノッチ620は、継手本体230がナットアセンブリ210と嵌合しているとき、継手本体230のナットアセンブリ210に対する回転を防止するため、バネ220の少なくとも1つの横延長部450を受容してセルフロックとなるように構成されている。それによって、ノッチ620及び、バネ220の少なくとも1つの横延長部450は、ロックワイヤなどといったさらなるハードウェアを一切伴わずに、第1の継手アセンブリ105と第2の継手アセンブリ110とをロックするのに用いられる。したがって、第1の継手アセンブリ105と第2の継手アセンブリ110との接続は、セルフロック式ではない構成と比べて、より速く、より少ない費用で実施され得る。第2のリテーナークリップ235が、第2の内部溝255内に挿入されているときに、第2の内部溝255に向かって径方向外向きの力635、640を加えるように構成されていることは、留意されるべきである。
継手本体230の第2の端部610上に、トルク印加ツールを嵌合的に係合させる複数の機構645(例えばノッチ、歯、など)が配置されている。継手本体230とナットアセンブリ210を連結するため、機構645は、継手本体230にトルクを印加するように構成されていてよい。他の構成では、継手本体230は機構645を含んでいなくてもよく、トルク印加ツールを用いて連結される代わりに、ナットアセンブリ210に手締めされてよい。
図7を参照すると、図6の第2の継手アセンブリ110の部分700の一実施形態の分解斜視図が示されている。具体的には、第2の内部溝255の側壁710、715が示されている。理解され得るように、第2のリテーナークリップ235は、第2のリテーナークリップ235を第2の内部溝255の側壁710と715との間に挿入するため、十分に圧縮されてよい。
実際には、示されているように、第2のリテーナークリップ235はほぼc字形であってよく、それによって第2のリテーナークリップ235の第1の端部725と第2のリテーナークリップ235の第2の端部730の間に、空隙720が形成される。さらに、第2のリテーナークリップ235の第1の端部725の付近に第1の把持部735が位置し、第2のリテーナークリップ235の第2の端部730の付近に第2の把持部740が位置する。第1の把持部735及び第2の把持部740は、第2のリテーナークリップ235から延び、第2のリテーナークリップ235の第1の端部725及び第2の端部730に力を加えるために用いられ得る、任意の好適な突起であってよい。第1の把持部735及び第2の把持部740によって、第2のリテーナークリップ235の第2の内部溝255内への挿入と、第2のリテーナークリップ235の第2の内部溝255からの取り外しとが容易になる。例えば、第2のリテーナークリップ235の外径を縮小し、第2のリテーナークリップ235の第2の内部溝255への挿入と第2のリテーナークリップ235の第2の内部溝255からの取り外しとを容易にするために、第1の把持部735と第2の把持部740とが互いに近づくように力を加えることが用いられ得る。
図8を参照すると、ダクトアセンブリの第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントを連結するシュラウドアセンブリ800の一実施形態の斜視図が示されている。シュラウドアセンブリは、管805を含む。管805の第1の端部810に第2の継手アセンブリ110が連結されており、管805の第2の端部に第2の継手アセンブリ110が連結されている。理解され得るように、第2の継手アセンブリ110は管805の第1の端部810及び第2の端部815に連結されているが、他の構成では、第1の継手アセンブリ105及び第2の継手アセンブリ110のうちの任意のものが、管805の第1の端部810に連結されていてよい。さらに、ある構成では、第1の継手アセンブリ105及び第2の継手アセンブリ110のうちの任意のものが、管805の第2の端部815に連結されていてよい。その結果、シュラウドアセンブリ800は、第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントとを連結するために用いられ得る。理解され得るように、管805及び第2の継手アセンブリ110のうちの1つ以上が可撓性であってもよく、及び/または、管805及び第2の継手アセンブリ110のうちの1つ以上が剛性であってもよい。
図9を参照すると、第1の管状コンポーネント115と第2の管状コンポーネント120といった、第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントとを連結する方法900が示されている。方法900は、905において、第1の連結装置(例えば第1の連結装置210、230)の内部溝(例えば内部溝240、255)内にリテーナークリップ(例えばリテーナークリップ215、235)を挿入することを含む。リテーナークリップは、内部溝内に挿入されているときに、内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように構成されている。
方法900は、910において、第1の連結装置をリテーナークリップと共に、フェルール(例えばフェルール205、225)上にスライドさせることを含む。リテーナークリップは、リテーナークリップの非付勢時の内径(例えば内径245、260)がフェルールの外径(例えば外径250、265)よりも小さいとき、またはリテーナークリップが第1の連結装置の内部溝内に適正に挿入されていないときに、第1の連結装置がフェルールに対して動くのを防止するように構成されている。この結果、適正でないコンポーネント同士を組み立てることが防止される。第1の連結装置とリテーナークリップとフェルールは、互いに接触し、第1の連結装置、リテーナークリップ、及びフェルールを通る導電経路(例えば導電経路310、315)を形成する。
方法900は、915において、バネ(例えばバネ220)を第1の連結装置内に挿入することを含む。バネは、第1の連結装置内に位置することができる。さらにバネは、第1の連結装置の中心軸(例えば中心軸455)と平行に延びている、少なくとも1つの横延長部(例えば横延長部450)を含む。方法900は、920において、第1の管状アセンブリ(例えば管状アセンブリ105、110、またはシュラウドアセンブリ800)を形成するために、フェルールを管状コンポーネント(例えば管状コンポーネント115、120または管805)に連結することを含む。
方法900は、925において、第2の連結装置を有する第2の管状コンポーネントを、第1の連結装置に連結することを含む。第2の連結装置は、第2の連結装置に対する第1の連結装置の回転を防止し、それによって、嵌合時に第2の連結装置と第1の連結装置がセルフロックされるために、少なくとも1つの横延長部を受容するように構成された少なくとも1つのノッチ(例えばノッチ620)を含む。
図10を参照すると、継手本体230の第2の内部溝255内に位置する不適切なサイズのリテーナークリップ1005を示す、図1の第2の継手アセンブリ110の一部の断面図1000が示されている。リテーナークリップ1005は、第2の内部溝255内に挿入され得る外径を有しているかもしれない。しかし、リテーナークリップ1005の内径1010が第2のフェルール225の外径265よりも小さいため、第2のフェルール225が、リテーナークリップ1005及び/または継手本体230の中に完全に位置することは、阻止される。理解され得るように、継手アセンブリの製造を支援するため、リテーナークリップは、所定の内径と外径の組合せのみが用いられるようにして、サイズ決めされ得る。こうした構成では、第2の内部溝255内に位置し得る外径及び、第2のフェルール255の外径265にとって大きすぎる内径を有するリテーナークリップは、所定の組合せから除外され得る。この図面では第2の継手アセンブリ110の一部が示されているが、同様の機構は、第1の継手アセンブリ105の一部であってもよい。
図11を参照すると、継手本体230内に不適切に位置する第2のリテーナークリップ235を示す、図1の第2の継手アセンブリ110の一部の別の断面図1100が示されている。具体的には、第2のリテーナークリップ235は角度を付けて位置しており、それによって第2のリテーナークリップ235の中心軸1005は、継手本体230の中心軸625とほぼ平行ではなくなっている。したがって、第2のフェルール225が、第2のリテーナークリップ235及び/または継手本体230内に完全に位置することは阻止されている。この図面では第2の継手アセンブリ110の一部が示されているが、同様の機構は、第1の継手アセンブリ105の一部であってもよい。
上述の記載において、「上」「下」「上方」「下方」「水平」「垂直」「左」「右」「上部」「下部」などの特定の表現が用いられていることがある。これらの語は、必要に応じ、相関関係を取り扱う際に説明に何らかの明確性をもたらすために用いられている。しかしながら、これらの語には絶対的な関係、位置、及び/または向きを含意させる意図はない。例えば、ある物体に関して、単純にこの物体の上下を逆にすることで「上方の」表面が「下方の」表面となり得る。それでもなお、これは同じ物体である。さらに、「含む」「備える」「有する」などの語及びこれらの変化形は、そうでない旨の明示的な記載がない限り、「〜を含むがそれらに限定されない」ことを意味する。列挙されたアイテムは、別途明示的な記載のない限り、それらアイテムのうちの任意のものまたはすべてが互いを排除する及び/または互いを含むものであることを含意しない。「1つの(a)」「1つの(an)」及び「(the)」などの語は、そうでない旨の明示的な記載がない限り、「1つ以上の」という意味も表す。さらに、「複数」の語は「少なくとも2つ」と定義され得る。
さらに、本書において、1つの要素が他の要素に「連結される」とは、直接的な連結及び間接的な連結を含み得る。直接的連結とは、1つの要素が別の要素と連結し、且つ何らかの形で接触していることと定義され得る。間接的連結とは、互いに直接接触しておらず、連結された要素間に1つ以上の追加の要素を有する、2つの要素間の連結と定義され得る。さらに、1つの要素を他の要素に固定することとは、本書で使用される場合、直接的な固定及び間接的な固定を含み得る。さらに、「近隣」とは、本書で使用される場合、必ずしも接触を意味しない。例えば、ある要素は、別の要素と接触せずに、その要素の近隣にあることができる。
本書で使用されるように、列挙されたアイテムと共に使用される「〜のうちの少なくとも1つ」という表現は、列挙されたアイテムのうちの1つ以上の種々の組み合わせが使用可能であり、かつ、列挙されたアイテムのうち1つだけあればよいということを意味する。アイテムとは、特定の物体、物品、またはカテゴリのことであり得る。すなわち、「〜のうちの少なくとも1つ」は、アイテムの任意の組み合わせ、あるいはいくつかのアイテムが列挙された中から使用され得ることを意味するが、列挙されたアイテムの全てが必要なわけではない。例えば、「アイテムA、アイテムB、及びアイテムCのうちの少なくとも1つ」は、例えば、「アイテムA」、「アイテムAとアイテムB」、「アイテムB」、「アイテムAとアイテムBとアイテムC」、または「アイテムBとアイテムC」を意味し得る。いくつかの場合には、「アイテムA、アイテムB、及びアイテムCのうちの少なくとも1つ」は、例えば、限定するものではないが、「2個のアイテムAと1個のアイテムBと10個のアイテムC」、「4個のアイテムBと7個のアイテムC」、または他の何らかの好適な組み合わせを意味し得る。
別途提示されない限り、「第1」「第2」などの用語は、本書では単に符号として使用され、それらの用語が表すアイテムに順序的、位置的、または序列的な要件を課すことは意図していない。さらに、例えば「第2」のアイテムに言及することによって、例えば「第1」のもしくはより小さい数のアイテム、及び/または、「第3」のもしくはより大きい数のアイテムの存在が、必要とされることまたは除外されることはない。
本書に記載の概略フローチャートは一般的に、論理フローチャートとして記載されている。従って、記載の順序及び名付けられたステップは、提示される方法の一実施形態を示す。示される方法の1つ以上のステップもしくはそれらの部分の機能、論理、または効果と均等である他のステップ及び方法が、想起され得る。さらに、用いられている形式及びシンボルが、本方法の論理的ステップを説明するために提供されており、本方法の範囲を限定するものではないことは、理解されよう。フローチャートにおいて様々なタイプの矢印及び線が用いられ得るが、これらに対応する方法の範囲を限定するものではないことは、理解される。実際、いくつかの矢印またはその他のコネクタは、本方法の論理的フローのみを示すために用いられ得る。例えば、矢印は、記載の方法の列挙されたステップの間の、不特定の長さの待機時間またはモニタリング時間を示し得る。さらに、具体的な方法が発生する順序は、図示されている対応するステップの順序に厳密に従うこともあるが、従わないこともある。
さらに、本開示は下記の条項による実施形態を含む。
条項1.ダクトアセンブリの第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントを連結する装置であって、
雌ネジ及び第1の内部溝を備えるナットアセンブリと、
ナットアセンブリの第1の内部溝内に位置することができる第1のリテーナークリップであって、第1のリテーナークリップが第1の内部溝内に位置しているときに第1の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている第1のリテーナークリップと、
第1のフェルールであって、ナットアセンブリに連結されているときに第1のリテーナークリップに接触し、ナットアセンブリ、第1のリテーナークリップ、及び第1のフェルールを通る第1の導電経路を形成する、ナットアセンブリと連結可能であり、第1の管状コンポーネントの第1の端部と連結するように構成されている第1のフェルールと、
ナットアセンブリ内で第1のリテーナークリップの近隣に位置することができるバネであって、ナットアセンブリの中心軸と平行に延びる少なくとも1つの横延伸部を備えるバネと、
を備える第1の継手アセンブリ、並びに
継手本体であって、雄ネジ、第2の内部溝、及び、継手本体の第1の端部上にナットアセンブリと嵌合するように構成された少なくとも1つのノッチを備え、継手本体の雄ネジはナットアセンブリの雌ネジと嵌合するように構成され、少なくとも1つのノッチはバネの少なくとも1つの横延長部を受容して継手本体のナットアセンブリに対する回転を防止するように構成された、継手本体と、
継手本体の第2の内部溝内に位置することができる第2のリテーナークリップであって、第2のリテーナークリップが第2の内部溝内に位置しているときに第2の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている第2のリテーナークリップと、
第2のフェルールであって、継手本体と連結可能であり、継手本体に連結されているときに第2のリテーナークリップに接触して、継手本体、第2のリテーナークリップ、及び第2のフェルールを通る第2の導電経路を形成し、第2の管状コンポーネントの第2の端部と連結するように構成されている第2のフェルールと、
を備える第2の継手アセンブリを備え、
第1のリテーナークリップは、第1のリテーナークリップの非付勢時の内径が第1のフェルールの外径よりも小さいとき、または第1のリテーナークリップがナットアセンブリの第1の内部溝内に適正に挿入されていないときに、ナットアセンブリが第1のフェルールに対して動くのを防止するように構成されているか、
第2のリテーナークリップは、第2のリテーナークリップの非付勢時の内径が第2のフェルールの外径よりも小さいとき、または第2のリテーナークリップが継手本体の第2の内部溝内に適正に挿入されていないときに、継手本体が第2のフェルールに対して動くのを防止するように構成されているか、
のうちの1つ以上である、装置。
条項2.第1及び第2のリテーナークリップは、ほぼc字形である、条項1に記載の装置。
条項3.第1及び第2のリテーナークリップは、第1及び第2のリテーナークリップの設置及び取り外しを容易にするため、c字形の第1及び第2の端部の近隣に把持部を含む、条項2に記載の装置。
条項4.ナットアセンブリは、継手本体と嵌合するように構成された第1の端部及び、第1の端部と反対側の第2の端部を備え、
第2の端部は、ナットアセンブリと継手本体を連結するためにナットアセンブリにトルクを印加するように構成されたトルク印加ツールと嵌合的に係合する機構を備える、
条項1に記載の装置。
条項5.継手本体は第1の端部と反対側の第2の端部を備え、
第2の端部は、継手本体とナットアセンブリを連結するために継手本体にトルクを印加するように構成されたトルク印加ツールと嵌合的に係合する機構を備える、
条項1に記載の装置。
条項6.第2のリテーナークリップは、第2のリテーナークリップの非付勢時の内径が第2のフェルールの外径よりも小さいとき、または第2のリテーナークリップが継手本体の第2の内部溝内に適正に挿入されていないときに、継手本体が第2のフェルールに対して動くのを防止するように構成されている、条項1に記載の装置。
条項7.第1のリテーナークリップは、第1のリテーナークリップの非付勢時の内径が第1のフェルールの外径よりも小さいとき、または第1のリテーナークリップがナットアセンブリの第1の内部溝内に適正に挿入されていないときに、ナットアセンブリが第1のフェルールに対して動くのを防止するように構成されている、条項1に記載の装置。
条項8.継手本体が剛性である、条項1に記載の装置。
条項9.継手本体が可撓性である、条項1に記載の装置。
条項10.バネは環状の形状であり、
少なくとも1つの横延長部はバネ上に複数の突起を備え、複数の突起はナットアセンブリの中心軸と平行に延びる、
条項1に記載の装置。
条項11.継手本体の少なくとも1つのノッチは、バネから突出する複数の横延長部を受容する複数のノッチを含む、条項1に記載の装置。
条項12.管をさらに含み、第1の継手アセンブリが管の第1の端部に連結されており、第2の継手アセンブリが管の第2の端部に連結されている、条項1に記載の装置。
条項13.前記管が可撓性である、請求項12に記載の装置。
条項14.前記管が剛性である、請求項12に記載の装置。
条項15.第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントとを連結する方法であって、
内部溝内に挿入されたときに径方向外向きの力を内部溝に対して加えるように構成されたリテーナークリップを、第1の連結装置の内部溝内に挿入することと、
第1の連結装置をリテーナークリップと共に、フェルール上にスライドさせることであって、リテーナークリップの非付勢時の内径がフェルールの外径よりも小さいとき、またはリテーナークリップが第1の連結装置の内部溝内に適正に挿入されていないときに、第1の連結装置がフェルールに対して動くのをリテーナークリップが防止するように構成されており、且つ、第1の連結装置とリテーナークリップとフェルールとが互いに接触して、第1の連結装置、リテーナークリップ、及びフェルールを通る導電経路を形成する、スライドさせることを含む方法。
条項16.第1の管状コンポーネントを形成するためにフェルールを管に連結することをさらに含む、条項15に記載の方法。
条項17.第2の連結装置を備える第2の管状コンポーネントを、第1の連結装置に連結させることであって、第1及び第2の連結装置のうちの1つの内部に、バネを位置させることができ、第1及び第2の連結装置のうちの別の1つは、少なくとも1つのノッチを備え、バネは、第1及び第2の連結装置の中心軸と平行に延びる少なくとも1つの横延長部を備え、少なくとも1つのノッチは、第2の連結装置に対する第1の連結装置の回転を防止するため、バネの少なくとも1つの横延長部を受容するように構成されている、連結させることをさらに含む、条項15に記載の方法。
条項18.ダクトアセンブリの第1の管状コンポーネントと第2の管状コンポーネントを連結する装置であって、
第1のネジ山及び第1の内部溝を備える第1の連結装置と、
第1の内部溝内に位置することができる第1のリテーナークリップであって、第1のリテーナークリップが第1の内部溝内に位置しているときに、第1の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている第1のリテーナークリップと、
第1の連結装置に連結されているときに第1のリテーナークリップに接触し、第1の連結装置、第1のリテーナークリップ、及び第1のフェルールを通る第1の導電経路を形成する、第1の連結装置と連結可能な第1のフェルールであって、第1のリテーナークリップは、第1のリテーナークリップの非付勢時の内径が第1のフェルールの外径よりも小さいとき、または第1のリテーナークリップが第1の連結装置の第1の内部溝内に適正に挿入されていないときに、第1の連結装置がフェルールに対して動くのを防止するように構成されている、第1のフェルールと
を備える、第1の継手アセンブリを備える装置。
条項19.第1の連結装置は、第1の連結装置の中心軸に平行に延び、連結装置の、別の連結装置に対する回転を防止するように構成されている少なくとも1つの横延長部を有するバネを含む、条項18に記載の装置。
条項20.第2のネジ山及び第2の内部溝を備える第2の連結装置と、
第2の内部溝内に位置することができる第2のリテーナークリップであって、第2のリテーナークリップが第2の内部溝内に位置しているときに、第2の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている第2のリテーナークリップと、
第2の連結装置に連結されているときに第2のリテーナークリップに接触し、第2の連結装置、第2のリテーナークリップ、及び第2のフェルールを通る第2の導電経路を形成する、第2の連結装置と連結可能な第2のフェルールであって、第2のリテーナークリップは、第2のリテーナークリップの非付勢時の内径が第2のフェルールの外径よりも小さいとき、または第2のリテーナークリップが第2の連結装置の第2の内部溝内に適正に挿入されていないときに、第2の連結装置が第2のフェルールに対して動くのを防止するように構成されている、第2のフェルールとを備え、
第1の継手アセンブリが第2の継手アセンブリに連結されている、
第2の継手アセンブリをさらに備える、条項18に記載の装置。
本主題は、その主旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の特定の形で実施され得る。記載された実施形態はあらゆる点で例示にすぎず、限定的ではないと解釈されるべきである。特許請求の範囲の目的及び均等範囲内に属する変形や変更は、すべて本発明の範囲内のものである。

Claims (15)

  1. ダクトアセンブリの第1の管状コンポーネント(115)と第2の管状コンポーネント(120)を連結する装置であって、
    雌ネジ(415)及び第1の内部溝(240)を備えるナットアセンブリ(210)と、
    前記ナットアセンブリの前記第1の内部溝内に位置することができる第1のリテーナークリップ(215)であって、前記第1のリテーナークリップが前記第1の内部溝内に位置しているときに前記第1の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている第1のリテーナークリップと、
    第1のフェルール(205)であって、前記ナットアセンブリに連結されているときに前記第1のリテーナークリップに接触し、前記ナットアセンブリ、前記第1のリテーナークリップ、及び前記第1のフェルールを通る第1の導電経路を形成する、前記ナットアセンブリと連結可能であり、前記第1の管状コンポーネントの第1の端部と連結するように構成されている第1のフェルールと、
    前記ナットアセンブリ内で前記第1のリテーナークリップの近隣に位置することができるバネ(220)であって、前記ナットアセンブリの中心軸と平行に延びる少なくとも1つの横延伸部(450)を備えるバネと、
    を備える第1の継手アセンブリ(105)、並びに
    継手本体(230)であって、雄ネジ(615)、第2の内部溝(255)、及び、前記継手本体の第1の端部(605)上に前記ナットアセンブリと嵌合するように構成された少なくとも1つのノッチ(620)を備え、前記継手本体の前記雄ネジは前記ナットアセンブリの前記雌ネジと嵌合するように構成され、前記少なくとも1つのノッチは前記バネの前記少なくとも1つの横延長部を受容して前記継手本体の前記ナットアセンブリに対する回転を防止するように構成された、継手本体と、
    前記継手本体の前記第2の内部溝内に位置することができる第2のリテーナークリップ(235)であって、前記第2のリテーナークリップが前記第2の内部溝内に位置しているときに前記第2の内部溝に対して径方向外向きの力を加えるように付勢されている第2のリテーナークリップと、
    第2のフェルール(225)であって、前記継手本体と連結可能であり、前記継手本体に連結されているときに前記第2のリテーナークリップに接触して、前記継手本体、前記第2のリテーナークリップ、及び前記第2のフェルールを通る第2の導電経路を形成し、前記第2の管状コンポーネントの第2の端部と連結するように構成されている第2のフェルールと、
    を備える第2の継手アセンブリ(110)を備え、
    前記第1のリテーナークリップは、前記第1のリテーナークリップの非付勢時の内径が前記第1のフェルールの外径よりも小さいとき、または前記第1のリテーナークリップが前記ナットアセンブリの前記第1の内部溝内に適正に挿入されていないときに、前記ナットアセンブリが前記第1のフェルールに対して動くのを防止するように構成されているか、
    前記第2のリテーナークリップは、前記第2のリテーナークリップの非付勢時の内径が前記第2のフェルールの外径よりも小さいとき、または前記第2のリテーナークリップが前記継手本体の前記第2の内部溝内に適正に挿入されていないときに、前記継手本体が前記第2のフェルールに対して動くのを防止するように構成されているか、
    のうちの1つ以上である、装置。
  2. 前記第1(215)及び第2のリテーナークリップ(235)は、ほぼc字形である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1(215)及び第2のリテーナークリップ(235)は、前記第1及び第2のリテーナークリップの設置及び取り外しを容易にするため、c字形の第1(430)及び第2の端部(435)の近隣に把持部(440、445)を含む、請求項2に記載の装置。
  4. 前記ナットアセンブリ(210)は前記継手本体(230)と嵌合するように構成された第1の端部(405)及び、前記第1の端部と反対側の第2の端部(410)を備え、
    前記第2の端部は、前記ナットアセンブリと前記継手本体を連結するために前記ナットアセンブリにトルクを印加するように構成されたトルク印加ツールと嵌合的に係合する機構(420)を備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記継手本体(230)は前記第1の端部(605)と反対側の第2の端部(610)を備え、
    前記第2の端部は、前記継手本体と前記ナットアセンブリ(210)を連結するために前記継手本体にトルクを印加するように構成されたトルク印加ツールと嵌合的に係合する機構(645)を備える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記第2のリテーナークリップ(235)は、前記第2のリテーナークリップの非付勢時の内径が前記第2のフェルール(225)の外径よりも小さいとき、または前記第2のリテーナークリップが前記継手本体(230)の前記第2の内部溝(255)内に適正に挿入されていないときに、前記継手本体が前記第2のフェルールに対して動くのを防止するように構成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記第1のリテーナークリップ(215)は、前記第1のリテーナークリップの非付勢時の内径が前記第1のフェルール(205)の外径よりも小さいとき、または前記第1のリテーナークリップが前記ナットアセンブリ(210)の前記第1の内部溝(240)内に適正に挿入されていないときに、前記ナットアセンブリが前記第1のフェルールに対して動くのを防止するように構成されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記継手本体(230)が剛性である、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記継手本体(230)が可撓性である、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記バネ(220)は環状の形状であり、
    前記少なくとも1つの横延長部(450)は前記バネ上に複数の突起を備え、前記複数の突起は前記ナットアセンブリ(210)の前記中心軸(455)と平行に延びる、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記継手本体(230)の少なくとも1つのノッチ(620)は、前記バネ(220)から突出する複数の横延長部(450)を受容する複数のノッチを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 管(850)をさらに含み、前記第1の継手アセンブリが前記管の第1の端部(810)に連結されており、前記第2の継手アセンブリが前記管の第2の端部(815)に連結されている、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 第1の管状コンポーネント(115)と第2の管状コンポーネント(120)とを連結する方法であって、
    内部溝(240)内に挿入されたときに径方向外向きの力を内部溝に対して加えるように構成されたリテーナークリップ(215)を、第1の連結装置(210)の前記内部溝内に挿入すること(905)と、
    前記第1の連結装置を前記リテーナークリップと共に、フェルール(205)上にスライドさせることであって、前記リテーナークリップは、前記リテーナークリップの非付勢時の内径が前記フェルールの外径よりも小さいとき、または前記リテーナークリップが前記第1の連結装置の前記内部溝内に適正に挿入されていないときに、前記第1の連結装置が前記フェルールに対して動くのを防止するように構成されており、且つ、前記第1の連結装置と前記リテーナークリップと前記フェルールとが互いに接触して、前記第1の連結装置、前記リテーナークリップ、及び前記フェルールを通る導電経路を形成する、スライドさせること(910)を含む方法。
  14. 第1の管状コンポーネント(115)を形成するために前記フェルール(205)を管に連結すること(920)をさらに含む、条項13に記載の方法。
  15. 前記第2の連結装置(230)を備える前記第2の管状コンポーネント(120)を、前記第1の連結装置(210)に連結させることであって、前記第1及び第2の連結装置のうちの1つの内部に、バネ(220)を位置させることが可能であり、前記第1及び第2の連結装置のうちの別の1つは、少なくとも1つのノッチ(620)を備え、前記バネは、前記第1及び第2の連結装置の中心軸(625)と平行に延びる少なくとも1つの横延長部(450)を備え、前記少なくとも1つのノッチは、前記第2の連結装置に対する前記第1の連結装置の回転を防止するため前記バネの前記少なくとも1つの横延長部を受容するように構成されている、連結させることをさらに含む、請求項13または14に記載の方法。
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