JP2017176483A - 床座用姿勢保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】正座又はあぐらをして着座する着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる床座用姿勢保持具を提供する。【解決手段】床座用姿勢保持具は、床面Gに載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、前記床面Gに載置した状態において、左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部10を有し、後部上面に左右方向に伸びた頂部1と、この頂部1から前方に向けて下方に傾斜した上面部3と、を備えている。【選択図】図1
Description
本発明は床座用姿勢保持具に関するものである。
特許文献1は従来の床座用姿勢保持具を開示している。この床座用姿勢保持具は着座者が正座又はあぐらのいずれかの座り方で着座するものである。この床座用姿勢保持具は、床面に載置した状態において、後端から前端に向けて下方に傾斜する平面で形成された上面部を備えている。このため、この床座用姿勢保持具は着座者が背骨を伸ばした姿勢で着座することができる。
しかし、特許文献1の床座用姿勢保持具は、正座又はあぐらのいずれの座り方でも使えるが、上面部が後端から前端に向けて下方に傾斜させた平面で形成されているのみであり、これらの座り方で着座した場合における着座者の骨盤の左右のバランスを考慮していない。着座者が背骨を伸ばした姿勢で長時間楽に着座するためには、骨盤の左右のバランスがとれた着座姿勢である必要がある。
本発明は上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる床座用姿勢保持具を提供することを解決すべき課題としている。
第1発明の床座用姿勢保持具は、床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、前記床面に載置した状態において、左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部を有し、後部上面に左右方向に伸びた頂部と、この頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、を備えていることを特徴とする。
この床座用姿勢保持具は、床面に載置した状態において、左右方向に伸びた頂部が左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座すると、第1凸部が着座者の両足首を頂部の左右方向の中央部に並ぶように規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座すると、第1凸部が着座者のお尻を頂部の左右方向の中央部に位置するように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、上面部が頂部から前方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座したり、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座したりすると、着座者の骨盤の後傾を防ぐことができる。よって、この床座用姿勢保持具は正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の骨盤を前傾させて背骨が伸びた姿勢で着座させることができる。
したがって、第1発明の床座用姿勢保持具は、正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる。
第2発明の床座用姿勢保持具は、床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、前記床面に載置した状態において、後部上面に左右方向に伸びた頂部と、左右両端部に上方に突出して設けられた第2凸部を有し、前記頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、を備えていることを特徴とする。
この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、上面部が左右両端部に上方に突出して設けられた第2凸部を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座すると、第2凸部が着座者の両脛を上面部の左右方向の中央部に並ぶように規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座すると、第2凸部が着座者の両足の足裏を上面部の左右両端部から外方向に飛び出さないように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、上面部が左右方向に伸びた頂部から前方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座したり、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座したりすると、着座者の骨盤の後傾を防ぐことができる。よって、この床座用姿勢保持具は正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の骨盤を前傾させて背骨が伸びた姿勢で着座させることができる。
したがって、第2発明の床座用姿勢保持具は、正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる。
第3発明の床座用姿勢保持具は、床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、前記床面に載置した状態において、後部上面に左右方向に伸びた頂部と、左右中央部に上方に突出して設けられた第3凸部を有し、前記頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、を備えていることを特徴とする。
この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、上面部が左右中央部に上方に突出して設けられた第3凸部を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座すると、第3凸部が着座者の両脛を第3凸部の両側に並べ、膝と膝との間に握り拳が一つ入るくらい開いた状態に規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座すると、足首付近で交差した両足の夫々が第3凸部を乗り越えて第3凸部の両側に並ぶように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、上面部が左右方向に伸びた頂部から前方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座したり、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座したりすると、着座者の骨盤の後傾を防ぐことができる。よって、この床座用姿勢保持具は正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の骨盤を前傾させて背骨が伸びた姿勢で着座させることができる。
したがって、第3発明の床座用姿勢保持具は、正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる。
第4発明の床座用姿勢保持具は、床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、前記床面に載置した状態において、後部上面に左右方向に伸びた頂部と、前端部に上方に突出して設けられた第4凸部を有し、前記頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、を備えていることを特徴とする。
この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、上面部が前端部に上方に突出して設けられた第4凸部を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座すると、第4凸部が着座者の両ひざを上面部の前端部から前方に飛び出さないように規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座すると、第4凸部が着座者の両足を上面部の前端部から前方に飛び出さないように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、上面部が左右方向に伸びた頂部から前方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座したり、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座したりすると、着座者の骨盤の後傾を防ぐことができる。よって、この床座用姿勢保持具は正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の骨盤を前傾させて背骨が伸びた姿勢で着座させることができる。
したがって、第4発明の床座用姿勢保持具は、正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる。
第5発明の床座用姿勢保持具は、床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、前記床面に載置した状態において、後部上面に左右方向に延びた頂部と、左右中央の両側に設けられた窪み部を有し、前記頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、を備えていることを特徴とする。
この床座用姿勢保持具は、床面に載置した状態において、上面部が左右中央の両側に設けられた窪み部を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座すると、窪み部が着座者の両ひざを嵌まり込むように規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座すると、窪み部が着座者の両足を嵌まり込むように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、上面部が左右方向に伸びた頂部から前方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座したり、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座したりすると、着座者の骨盤の後傾を防ぐことができる。よって、この床座用姿勢保持具は正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の骨盤を前傾させて背骨が伸びた姿勢で着座させることができる。
したがって、第5発明の床座用姿勢保持具は、正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる。
第6発明の床座用姿勢保持具は、床面に載置し、着座者が着座する状態において、後部上面に左右方向に伸びた頂部と、この頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、前記頂部から後方に向けて下方に傾斜した後面部と、を備えていることを特徴とする。
この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、上面部が左右方向に伸びた頂部から前方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座したり、着座者がお尻を頂部に乗せてあぐらをして着座したりすると、着座者の骨盤の後傾を防ぐことができる。よって、この床座用姿勢保持具は正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の骨盤を前傾させて背骨が伸びた姿勢で着座させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面に設置した状態において、後面部が頂部から後方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座すると、両足の甲が後面部に当接する。よって、この床座用姿勢保持具は、後面部が両足の指先を下方に向けて並べて配置させる。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。また、この床座用姿勢保持具は、後面部が両足の甲の全体に当接して体圧を分散することができるため、着座者は足のしびれや痛みをおこしにくく、長時間でも快適な座り心地を維持することができる。
したがって、第6発明の床座用姿勢保持具は、正座又はあぐらをして着座する着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる。
この床座用姿勢保持具の後面部は、左右両端部に上方に突出して設けられ、後方に向けて左右幅が狭くなった第5凸部を有し得る。この場合、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部に乗せて正座をして着座すると、第5凸部が着座者の両足の指先を内側に向けて両足の親指が近づくように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
第7発明の床座用姿勢保持具は、着座者が着座していないときは、前述した床座用姿勢保持具の外形状と異なる外形状をしており、着座者が正座又はあぐらをして着座すると前述した床座用姿勢保持具の外形状に弾性変形することを特徴とする。
この床座用姿勢保持具は、正座又はあぐらをして着座すると前述した床座用姿勢保持具の外形状に弾性変形する。このため、この床座用姿勢保持具は、前述したように、着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座させることができる。また、この床座用姿勢保持具は、着座者が着座していないときは、凹凸の少ないすっきりとした形状にすることができる。
次に、本発明の床座用姿勢保持具を具体化した実施例1及び2について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
実施例1の床座用姿勢保持具は、図1に示すように、床面Gに載置される。この床座用姿勢保持具は、図2に示すように、床面Gに載置した状態で、上方から見た平面視において、左右方向の幅よりも前後方向の長さが長く、前端縁Fの左右方向の幅よりも後端縁Rの左右方向の幅が短い略卵型形状である。この床座用姿勢保持具は、平面視において、左右対称形状である。なお、床座用姿勢保持具の前後及び左右は、床面Gに載置された床座用姿勢保持具に正座又はあぐらをして着座した着座者から見た前後及び左右である(以下同じ。)。
実施例1の床座用姿勢保持具は、図1に示すように、床面Gに載置される。この床座用姿勢保持具は、図2に示すように、床面Gに載置した状態で、上方から見た平面視において、左右方向の幅よりも前後方向の長さが長く、前端縁Fの左右方向の幅よりも後端縁Rの左右方向の幅が短い略卵型形状である。この床座用姿勢保持具は、平面視において、左右対称形状である。なお、床座用姿勢保持具の前後及び左右は、床面Gに載置された床座用姿勢保持具に正座又はあぐらをして着座した着座者から見た前後及び左右である(以下同じ。)。
詳しくは、この床座用姿勢保持具の前端縁F(図2において下側で左右方向に伸びた縁)は、平面視において、左右中央部が僅かに後方に凹んだ曲線で形成されている。また、この床座用姿勢保持具の左右両端縁Sは、平面視において、外側に膨らんだ曲線で形成されている。また、この床座用姿勢保持具の後端縁R(図2において上側で左右方向に伸びた縁)は、平面視において、左右方向に略一直線上に伸びて形成されている。
この床座用姿勢保持具の左右両端縁Sは、平面視において、前端の間隔よりも後端の間隔が狭い。つまり、この左右両端縁Sは、平面視において、前端から前後方向の略中央部まで外側に広がり、その後側が次第に左右中央部に向けてすぼんでいる。また、この左右両端縁Sは前端が前端縁Fの左右両端に連続している。左右両端縁Sの夫々の前端と前端縁Fの左右両端の夫々とが形成する角部Cは、平面視において、外側に膨らんだ曲線で形成されている。平面視におけるこれら角部Cの曲線の曲率半径は左右両端縁の曲率半径に比べて小さい。また、この左右両端縁Sは後端が後端縁Rの左右両端に連続している。
この床座用姿勢保持具は、図1〜図5に示すように、頂部1、上面部3、後面部5、底面部7、及び側面部9を備えている。床座用姿勢保持具を床面Gに載置した状態において、図6に示すように、床座用姿勢保持具の左右中央部の前後方向の鉛直断面形状は、頂部1が最も高く、上面部3の後部から頂部1を介して後面部5までが上方に突出した湾曲面で形成されている。このように、頂部1は、この床座用姿勢保持具を床面Gに載置した際に最も高く盛り上がった部分であり、床座用姿勢保持具の後端縁R側の後部上面に左右方向に伸びて形成されている。床座用姿勢保持具は、頂部1の前側に上面部3が連続して形成され、後側に後面部5が連続して形成されている。
床座用姿勢保持具を床面Gに載置した状態において、図4及び図5に示すように、頂部1は左右両端部が上方に突出している。つまり、頂部1は、左右方向に伸びており、左右中央部が左右両端部よりも凹んだ湾曲面で形成されている。この上方に突出した左右両端部が第1凸部10に相当する。第1凸部10は、図1,図6及び図7に示すように、頂部1の左右両端部の全体に亘って設けられている。
床座用姿勢保持具を床面Gに載置した状態において、図8及び図9に示すように、上面部3は左右両端部及び左右中央部が上方に突出している。この上方に突出した左右両端部が第2凸部20に相当する。第2凸部20は、図1〜図4,図6及び図7に示すように、後端部が第1凸部10の前端部に連続しており、上面部3の左右両端部の全体に亘って設けられている。第2凸部20は、前端側に向けて上方へ突出する高さが徐々に小さくなっている。また、図1,図2,図8及び図9に示すように、この上方に突出した左右中央部が第3凸部30に相当する。第3凸部30は上面部3の前後方向に伸びている。第2凸部20と第3凸部30との間は凹んだ湾曲面で形成されている。この第2凸部20と第3凸部30との間が後述する窪み部60に相当する。
また、床座用姿勢保持具を床面Gに載置した状態において、図1,図6及び図7に示すように、上面部3は前端部が上方に突出している。この上方に突出した前端部が第4凸部40に相当する。第4凸部40は、図1,図2及び図4に示すように、上面部3の前端部の全体に亘って設けられている。第4凸部40は、左右両端部が第2凸部20の前端部に連続している。また、第4凸部40は左右中央部が第3凸部30の前端部に連続している。第4凸部40は、図1,図4,図6及び図7に示すように、左右中央部が最も高く上方に突出している。このように、上面部3は、図1,図2,図4,図6〜図9に示すように、第2凸部20の内側であり、第4凸部40の後側であって、第3凸部30の両側(左右中央部の両側)に前後方向に伸びた窪み部60が設けられている。
前述したように、床座用姿勢保持具は、図6に示すように、上面部3の後部から頂部1を介して後面部5までの形状は、頂部1が最も高く、上方に突出した湾曲面で形成されている。つまり、後面部5は頂部1から後方に向けて下方に傾斜している。また、床座用姿勢保持具を床面Gに載置した状態において、図5及び図10に示すように、後面部5は左右両端部が上方に突出している。つまり、後面部5は、左右中央部が左右両端部よりも凹んだ湾曲面で形成されている。この上方に突出した左右両端部が第5凸部50に相当する。第5凸部50は、図1,図2,図6及び図7に示すように、前端部が第1凸部10の後端部に連続している。また、第5凸部50は、図2及び図5に示すように、後方(下方)に向けて左右幅が狭くなっている。また。第5凸部50は、図6に示すように、後面部5の左右両端部の中間部まで伸びており、床座用姿勢保持具の後端縁に左右中央部まで伸びていない。つまり、各第5凸部50の後端部は離れている。
底面部7は、図3〜図10に示すように、床座用姿勢保持具を床面Gに載置した際に床面Gに当接する部分である。この底面部7は、床座用姿勢保持具を床面Gに載置した状態で平面視した形状と略等しい大きさ及び形状であり、平面である。側面部9は、図1,図3〜図10に示すように、この底面部7の外周縁から頂部1、上面部3及び側面部9の高さに応じて立ち上がり、頂部1、上面部3及び後面部5の左右両端縁と、上面部3の前端縁と、後面部5の後端縁とに連続している。
この床座用姿勢保持具は、図6〜図11に示すように、芯材70、表層部材80、及び表皮材90とから構成されている。芯材70は、表層部材80よりも硬いウレタンフォームの板材を4枚積層し、各板材を接着剤によって接着して形成されている。各板材は、積層した際に床座用姿勢保持具の外形状に応じた形状になるように、下側から徐々に形状を小さくし、頂部1付近が最も高くなるように階段状に積み上げられている。
表層部材80は、芯材70よりも柔らかいウレタンフォームであり、着座者が着座していない状態の床座用姿勢保持具の外形状を形成している。また、この表層部材80は、着座者が着座した際に反発力を着座者のお尻や脚等に与えるほどの弾性力を有している。表層部材80は下方に開放した凹部が設けられている。この凹部は積層した芯材70が隙間なく収納される形状を有している。この凹部に芯材70が収納され、芯材70と表層部材80とは接着剤によって接着されている。このように構成することによって、この床座用姿勢保持具は、着座者が着座すると、表層部材80が弾性変形して、着座者のお尻や脚等が当接する部分が弾性変形しフィット感を奏するとともに体圧を分散させることができる。このため、着座者は足のしびれや痛みをおこしにくい。一方、この床座用姿勢保持具は、芯材70によって、着座者が着座した際に必要以上に形状が変形してしまうことを防止している。
また、表皮材90は収縮性を有するポリエステル樹脂製である。表皮材90は表層部材80に接着剤によって接着されている。このように、この床座用姿勢保持具は、表皮材90を表層部材80に接着することによって、着座者が着座していない状態で表層部材80の凹凸形状が外観に表れている。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が凹凸を認識して着座することができるため、正しい位置に着座することができる。よって、この床座用姿勢保持具は、背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させて、着座者が着座することができる。
図12に示すように、この床座用姿勢保持具に正座する場合について説明する。
先ず、床面Gに載置した床座用姿勢保持具の頂部1に両足首を乗せるように正座をして着座する。すると、頂部1の左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部10が着座者の両足首を頂部1の左右方向の中央部に並ぶように規制する。また、上面部3の左右両端部に上方に突出して設けられた第2凸部20と上面部3の左右中央部に上方に突出して設けられた第3凸部30とが着座者の両脛を上面部3の左右方向の中央部(第3凸部30の両側)に並べ、膝と膝との間に握り拳が一つ入るくらい開いた状態に規制する。さらに、上面部3の前端部に上方に突出して設けられた第4凸部40が着座者の両ひざを上面部3の前端部から前方に飛び出さないように規制する。つまり、上面部3の左右中央の両側に設けられた窪み部60が着座者の両ひざを嵌まり込むように規制する。また、両足の甲が後面部5に当接するとともに、後面部5の左右両端部に上方に突出して設けられた第5凸部50が着座者の両足の指先を内側下方に向けて両足の親指が近づくように規制する。これらによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
先ず、床面Gに載置した床座用姿勢保持具の頂部1に両足首を乗せるように正座をして着座する。すると、頂部1の左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部10が着座者の両足首を頂部1の左右方向の中央部に並ぶように規制する。また、上面部3の左右両端部に上方に突出して設けられた第2凸部20と上面部3の左右中央部に上方に突出して設けられた第3凸部30とが着座者の両脛を上面部3の左右方向の中央部(第3凸部30の両側)に並べ、膝と膝との間に握り拳が一つ入るくらい開いた状態に規制する。さらに、上面部3の前端部に上方に突出して設けられた第4凸部40が着座者の両ひざを上面部3の前端部から前方に飛び出さないように規制する。つまり、上面部3の左右中央の両側に設けられた窪み部60が着座者の両ひざを嵌まり込むように規制する。また、両足の甲が後面部5に当接するとともに、後面部5の左右両端部に上方に突出して設けられた第5凸部50が着座者の両足の指先を内側下方に向けて両足の親指が近づくように規制する。これらによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面Gに設置した状態において、上面部3が左右方向に伸びた頂部1から前方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部1に乗せて正座をして着座すると、着座者の骨盤の後傾を防ぐことができる。よって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤を前傾させて背骨が伸びた姿勢で正座させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、着座者が正座をして着座すると、表皮材90が伸びて表層部材80が弾性変形し、両脛、両足首、及び両足の甲が当接する部分がフィット感を奏するとともに体圧を分散させることができる。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が足のしびれや痛みを起こしにくく、長時間でも快適な座り心地を維持することができる。
次に、図13及び図14に示すように、この床座用姿勢保持具にあぐらをして着座する場合について説明する。
先ず、床面Gに載置した床座用姿勢保持具の頂部1にお尻を乗せるようにあぐらをして着座する。すると、頂部1の左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部10が着座者のお尻を頂部1の左右方向の中央部に位置するように規制する。また、上面部3の左右両端部に上方に突出して設けられた第2凸部20が着座者の両足の足裏を上面部3の左右両端部から外方向に飛び出さないように規制する。また、足首付近で交差した両足の夫々が上面部3の左右中央部に上方に突出して設けられた第3凸部30を乗り越えて第3凸部30の両側に並ぶように規制する。さらに、上面部3の前端部に上方に突出して設けられた第4凸部40が着座者の両足を上面部3の前端部から前方に飛び出さないように規制する。つまり、上面部3の左右中央の両側に設けられた窪み部60が着座者の両足を嵌まり込むように規制する。これらによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
先ず、床面Gに載置した床座用姿勢保持具の頂部1にお尻を乗せるようにあぐらをして着座する。すると、頂部1の左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部10が着座者のお尻を頂部1の左右方向の中央部に位置するように規制する。また、上面部3の左右両端部に上方に突出して設けられた第2凸部20が着座者の両足の足裏を上面部3の左右両端部から外方向に飛び出さないように規制する。また、足首付近で交差した両足の夫々が上面部3の左右中央部に上方に突出して設けられた第3凸部30を乗り越えて第3凸部30の両側に並ぶように規制する。さらに、上面部3の前端部に上方に突出して設けられた第4凸部40が着座者の両足を上面部3の前端部から前方に飛び出さないように規制する。つまり、上面部3の左右中央の両側に設けられた窪み部60が着座者の両足を嵌まり込むように規制する。これらによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面Gに設置した状態において、上面部3が左右方向に伸びた頂部1から前方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部1に乗せてあぐらをして着座すると、図14に示すように、着座者の骨盤の後傾を防ぐことができる。よって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤を前傾させて背骨が伸びた姿勢であぐらをして着座させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、着座者があぐらをして着座すると、表皮材90が伸びて表層部材80が弾性変形し、お尻、両足首、及び両足が当接する部分がフィット感を奏するとともに体圧を分散させることができる。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者は足のしびれや痛みをおこしにくく、長時間でも快適な座り心地を維持することができる。
このように実施例1の床座用姿勢保持具は、床面Gに載置し、着座者が正座又はあぐらをして座る床座用姿勢保持具であって、前記床面Gに載置した状態において、左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部10を有し、左右方向に伸びた頂部1と、この頂部1から前方に向けて下方に傾斜した上面部3と、を備えている。
このように、この床座用姿勢保持具は、床面Gに載置した状態において、左右方向に伸びた頂部1が左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部10を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部1に乗せて正座をして着座すると、第1凸部10が着座者の両足首を頂部1の左右方向の中央部に並ぶように規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部1に乗せてあぐらをして着座すると、第1凸部10が着座者のお尻を頂部1の左右方向の中央部に位置するように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面Gに設置した状態において、上面部3が左右両端部に上方に突出して設けられた第2凸部20を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部1に乗せて正座をして着座すると、第2凸部20が着座者の両脛を上面部3の左右方向の中央部に並ぶように規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部1に乗せてあぐらをして着座すると、第2凸部20が着座者の両足の足裏を上面部3の左右両端部から外方向に飛び出さないように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面Gに設置した状態において、上面部3が左右中央部に上方に突出して設けられた第3凸部30を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部1に乗せて正座をして着座すると、第3凸部30が着座者の両脛を第3凸部30の両側に並べ、膝と膝との間に握り拳が一つ入るくらい開いた状態に規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部1に乗せてあぐらをして着座すると、足首付近で交差した両足の夫々が第3凸部30を乗り越えて第3凸部30の両側に並ぶように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
この床座用姿勢保持具は、床面Gに設置した状態において、上面部3が前端部に上方に突出して設けられた第4凸部40を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部1に乗せて正座をして着座すると、第4凸部40が着座者の両ひざを上面部3の前端部から前方に飛び出さないように規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部1に乗せてあぐらをして着座すると、第4凸部40が着座者の両足を上面部3の前端部から前方に飛び出さないように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
この床座用姿勢保持具は、床面Gに載置した状態において、上面部3が左右中央の両側に設けられた窪み部60を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部1に乗せて正座をして着座すると、窪み部60が着座者の両ひざを嵌まり込むように規制する。また、この床座用姿勢保持具は、着座者がお尻を頂部1に乗せてあぐらをして着座すると、窪み部60が着座者の両足を嵌まり込むように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面Gに設置した状態において、後面部5が頂部1から後方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部1に乗せて正座をして着座すると、両足の甲が後面部5に当接する。よって、この床座用姿勢保持具は、後面部5が両足の指先を下方に向けて並べて配置させる。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。また、この床座用姿勢保持具は、後面部5が両足の甲の全体に当接して体圧を分散することができるため、着座者は足のしびれや痛みをおこしにくく、長時間でも快適な座り心地を維持することができる。
また、この床座用姿勢保持具は、後面部5が左右両端部に上方に突出して設けられ、後方に向けて左右幅が狭くなった第5凸部50を有している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部1に乗せて正座をして着座すると、第5凸部50が着座者の両足の指先を内側に向けて両足の親指が近づくように規制する。これによって、この床座用姿勢保持具は着座者の骨盤の左右のバランスを安定させることができる。
また、この床座用姿勢保持具は、床面Gに設置した状態において、上面部3が左右方向に伸びた頂部1から前方に向けて下方に傾斜している。このため、この床座用姿勢保持具は、着座者が両足首を頂部1に乗せて正座をして着座したり、着座者がお尻を頂部1に乗せてあぐらをして着座したりすると、着座者の骨盤の後傾を防ぐことができる。よって、この床座用姿勢保持具は正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の骨盤を前傾させて背骨が伸びた姿勢で着座させることができる。
したがって、実施例1の床座用姿勢保持具は、正座又はあぐらのいずれの座り方で着座しても着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる。
<実施例2>
実施例2は、図2に示すように、表皮材90が表層部材80に接着されていない点が実施例1と相違する。他の構成は実施例1と同様であり、同一の構成は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施例2は、図2に示すように、表皮材90が表層部材80に接着されていない点が実施例1と相違する。他の構成は実施例1と同様であり、同一の構成は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この床座用姿勢保持具は、表皮材90が表層部材80に接着されていないため、着座者が着座していないと、表層部材80の凹んだ部分から表皮材90が浮いた状態になる。このため、この床座用姿勢保持具は着座者が着座していないときは、凹凸の少ないすっきりとした形状にすることができる。また、この床座用姿勢保持具は、着座者が着座すると、表皮材90が伸びて、表層部材80に沿うため、前述したように、着座者の背骨が伸びた姿勢で骨盤の左右のバランスを安定させ、長時間楽に着座することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1及び2に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1では、上面部が第1〜第4凸部及び後面部を有していたが、これらの少なくとも一つを有していればよい。
(2)実施例1では、後面部が第5凸部を有していたが、後面部が第5凸部を有していなくてもよい。
(3)実施例1及び2では、床座用姿勢保持具が芯材、表層部材、及び表皮材から構成されていたが、芯材と表層部材を一体に形成してもよい。つまり、部分的に硬さを調整したウレタンフォームによって、芯材と表層部材を一体に形成してもよい。また表皮材を有していなくてもよい。
(4)実施例1及び2では、芯材が4枚のウレタンフォームの板材を積層して形成したが、芯材は床座用姿勢保持具の外形状に応じた形状に一体成型してもよい。
(5)実施例2では、表皮材を表層部材に接着しないことによって、着座者が着座する前後の外形状が変形するようにしたが、ウレタンフォームの変形によって着座者が着座する前後の外形状を変形させてもよい。
(1)実施例1では、上面部が第1〜第4凸部及び後面部を有していたが、これらの少なくとも一つを有していればよい。
(2)実施例1では、後面部が第5凸部を有していたが、後面部が第5凸部を有していなくてもよい。
(3)実施例1及び2では、床座用姿勢保持具が芯材、表層部材、及び表皮材から構成されていたが、芯材と表層部材を一体に形成してもよい。つまり、部分的に硬さを調整したウレタンフォームによって、芯材と表層部材を一体に形成してもよい。また表皮材を有していなくてもよい。
(4)実施例1及び2では、芯材が4枚のウレタンフォームの板材を積層して形成したが、芯材は床座用姿勢保持具の外形状に応じた形状に一体成型してもよい。
(5)実施例2では、表皮材を表層部材に接着しないことによって、着座者が着座する前後の外形状が変形するようにしたが、ウレタンフォームの変形によって着座者が着座する前後の外形状を変形させてもよい。
F…床面
1…頂部
3…上面部
5…後面部
10…第1凸部
20…第2凸部
30…第3凸部
40…第4凸部
50…第5凸部
60…窪み部
1…頂部
3…上面部
5…後面部
10…第1凸部
20…第2凸部
30…第3凸部
40…第4凸部
50…第5凸部
60…窪み部
Claims (8)
- 床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、
前記床面に載置した状態において、
左右両端部に上方に突出して設けられた第1凸部を有し、後部上面に左右方向に伸びた頂部と、
この頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、
を備えていることを特徴とする床座用姿勢保持具。 - 床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、
前記床面に載置した状態において、
後部上面に左右方向に伸びた頂部と、
左右両端部に上方に突出して設けられた第2凸部を有し、前記頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、
を備えていることを特徴とする床座用姿勢保持具。 - 床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、
前記床面に載置した状態において、
後部上面に左右方向に伸びた頂部と、
左右中央部に上方に突出して設けられた第3凸部を有し、前記頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、
を備えていることを特徴とする床座用姿勢保持具。 - 床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、
前記床面に載置した状態において、
後部上面に左右方向に伸びた頂部と、
前端部に上方に突出して設けられた第4凸部を有し、前記頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、
を備えていることを特徴とする床座用姿勢保持具。 - 床面に載置し、着座者が正座又はあぐらをして着座する床座用姿勢保持具であって、
前記床面に載置した状態において、
後部上面に左右方向に延びた頂部と、
左右中央の両側に設けられた窪み部を有し、前記頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、
を備えていることを特徴とする床座用姿勢保持具。 - 床面に載置し、着座者が着座する状態において、
後部上面に左右方向に伸びた頂部と、
この頂部から前方に向けて下方に傾斜した上面部と、
前記頂部から後方に向けて下方に傾斜した後面部と、
を備えていることを特徴とする床座用姿勢保持具。 - 前記後面部は、左右両端部に上方に突出して設けられ、後方に向けて左右幅が狭くなった第5凸部を有していることを特徴とする請求項6記載の床座用姿勢保持具。
- 着座者が着座していないときは、請求項1乃至7のいずれか1項記載の床座用姿勢保持具の外形状と異なる外形状をしており、着座者が正座又はあぐらをして着座すると請求項1乃至7のいずれか1項記載の床座用姿勢保持具の外形状に弾性変形することを特徴とする床座用姿勢保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016068833A JP2017176483A (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 床座用姿勢保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016068833A JP2017176483A (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 床座用姿勢保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017176483A true JP2017176483A (ja) | 2017-10-05 |
Family
ID=60004735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016068833A Pending JP2017176483A (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 床座用姿勢保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017176483A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210022512A1 (en) * | 2018-03-30 | 2021-01-28 | Backjoy Orthotics, Llc | Posture seat |
-
2016
- 2016-03-30 JP JP2016068833A patent/JP2017176483A/ja active Pending
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