JP2017175787A - インバータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの制御応答性を確保しつつ、過変調領域でのモータの制御安定性を向上させるインバータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータの出力トルクが所要のトルクとなるようにモータを駆動する電流値を制御するインバータ制御装置は、モータに与える電流指令値と電流検出手段からの電流検出値に基づいて電圧指令値を比例積分制御を用いて生成する電流制御手段を備え、電圧指令値とインバータの直流母線電圧に基づいて算出される変調率がその目標値と一致するようにモータの電流位相を調整し、電圧指令値が直流母線電圧を超える過変調時に略台形波状の電圧をモータに印加するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータを任意の回転数で駆動するインバータ制御装置に関するものである。
従来、過変調領域でブラシレスDCモータを駆動するインバータ制御装置として、モータを位置センサレス駆動するための出力電圧指令値を積分制御を用いず比例制御を用いて生成する出力電圧演算手段と、出力電圧演算手段からの出力電圧指令値とインバータに入力される直流母線電圧との比較を行いスイッチング信号を生成するスイッチング信号生成手段と、スイッチング信号生成手段からのスイッチング信号に基づいて複数のスイッチング素子を動作させることにより電圧を印加してモータを駆動するインバータ主回路とを備え、出力電圧指令値が直流母線電圧を超える過変調時に過変調でない場合の出力電圧よりも大きな電圧をモータに印加するものがある(例えば特許文献1を参照)。
特許文献1の方法によれば、モータに印加される出力電圧を増加させることができ、モータの駆動範囲を拡大することができる。
特許第3644391号公報
しかしながら、前記従来の構成の制御装置では、モータを駆動するための電圧指令値を積分制御を用いず比例制御を用いて生成しているため、モータの制御応答性が要求される用途には不向きであるという課題を有していた。
また、過変調領域でモータを駆動する場合には指令通りの電圧をモータに印加することが困難であり、モータの制御応答性を確保するために比例積分制御を用いた一般的なベクトル制御の構成では、その入力偏差が増加あるいは減少し易くなるため、過変調領域において比例積分制御の計算値が過大に増加あるいは減少することでモータの制御安定性が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、モータの制御応答性を確保しつつ、過変調領域でのモータの制御安定性を向上させることができるインバータ制御装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のインバータ制御装置は、複数相のモータと、直流電力を交流電力に変換し前記モータへ電力を供給するインバータと、前記モータを駆動する電流値を検出する電流検出手段とを含み、前記モータの出力トルクが所要のトルクとなるように前記モータを駆動する電流値を制御するインバータ制御装置において、前記モータに与える電流指令値と前記電流検出手段からの電流検出値とに基づいて電圧指令値を比例積分制御を用いて生成する電流制御手段を備え、前記電圧指令値と前記インバータの直流母線電圧とに基づいて算出される変調率がその目標値と一致するように前記モータの電流位相を調整し、前記電圧指令値が前記直流母線電圧を超える過変調時に略台形波状の電圧を前記モータに印加するものである。
これによって、モータの制御応答性を確保しつつ、弱め界磁制御の効果を過剰に高めることなく必要最小限の電流位相により過変調領域でのモータの安定駆動を実現できるため、モータ駆動システムの効率向上とモータの駆動範囲を拡大することができる。
本発明のインバータ制御装置は、モータの制御緒応答性を確保しつつ、過変調領域でのモータの制御安定性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態におけるインバータ制御装置のシステム構成図 本発明の第2の実施の形態におけるインバータ制御装置のシステム構成図 本発明のインバータ制御装置の第1の動作特性図 本発明のインバータ制御装置の第2の動作特性図
第1の発明は、複数相のモータと、直流電力を交流電力に変換し前記モータへ電力を供給するインバータと、前記モータを駆動する電流値を検出する電流検出手段とを含み、前記モータの出力トルクが所要のトルクとなるように前記モータを駆動する電流値を制御するインバータ制御装置において、前記モータに与える電流指令値と前記電流検出手段からの電流検出値とに基づいて電圧指令値を比例積分制御を用いて生成する電流制御手段を備え、前記電圧指令値と前記インバータの直流母線電圧とに基づいて算出される変調率がその目標値と一致するように前記モータの電流位相を調整し、前記電圧指令値が前記直流母線電圧を超える過変調時に略台形波状の電圧を前記モータに印加するものであり、モータの制御応答性を確保しつつ、弱め界磁制御の効果を過剰に高めることなく必要最小限の電流位相により過変調領域でのモータの安定駆動を実現できるため、モータ駆動システムの効率向上とモータの駆動範囲を拡大することができる。
第2の発明は、特に第1の発明のインバータ制御装置において、過変調時に前記電流制御手段の積分項絶対値が所定値以下となるように前記変調率の目標値、あるいは前記モータの回転数の少なくともいずれか一つを調整するものであり、過変調領域において比例積分制御の計算値が過大に増加あるいは減少することを確実に回避してモータの制御安定性の低下を防止することができる。
第3の発明は、特に第2の発明のインバータ制御装置において、変調率の目標値とモータの回転数の両方を調整する場合、モータの回転数を調整するよりも先に変調率の目標値を調整するものであり、可能な限りモータの回転数を維持することで動作信頼性の高いインバータ制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるインバータ制御装置のシステム構成図である。このインバータ制御装置は、商用電源等の交流電源1より電力を供給され、供給された電力を整流する整流手段2と、整流手段2からの出力電圧を平滑する平滑手段3と、平滑手段3からの平滑電圧を所望の周波数、電圧値の交流電圧に変換する直交変換手段4と、モータ5を駆動するための情報を直交変換手段4に伝達するインバータ制御手段6を備える。
インバータ制御手段6は、マイクロコンピュータやシステムLSI等により構成可能な
もので、ベースドライバ10、PWM信号生成部11、電流制御部12、電流指令生成部13、回転子位置速度推定部14、電流位相調整部15、相電流変換部16、変調率算出部17の各機能ブロックを備えている。
相電流変換部16では、電流検出手段7に流れる直交変換手段4の直流側の母線電流を観察し、その母線電流をモータ5の相電流に変換する(相電流変換部16の具体的な方法については例えば特開2003−189670号公報等の文献を参照されたい)。
なお、電流センサ等を用いてモータ5の相電流を直接検出しても良いことは言うまでもない。
回転子位置速度推定部14では、相電流変換部16により変換されたモータ5の相電流と、電流制御部12で演算されるモータ5の電圧指令値の情報により、モータ5の回転子磁極位置と回転速度を推定する(回転子位置速度推定部14の具体的な方法については例えば特開2001−37281号公報等の文献を参照されたい)。
変調率算出部17では、電圧検出手段8から検出された直流母線電圧Vdcと電流制御部12で演算されるモータ5の電圧指令値の情報により、変調率σを算出する。
σ=相電圧指令値振幅/(Vdc/2) ・・・(1)
図3は、電流制御部12から出力される相電圧指令値(Vus、Vvs、Vws)の1相分の波形例を示しており、相電圧指令値Vs1の振幅A1は(Vdc/2)未満のため通常変調(変調率σ≦1)であり、相電圧指令値Vs2の振幅A2は(Vdc/2)を超えるため過変調(変調率σ>1)となる。また、直交変換手段4により出力可能な電圧範囲は(−Vdc/2〜+Vdc/2)であるため、過変調時は相電圧指令値そのもの(正弦波)をモータ5に印加することはできず、実際にモータ5に印加される電圧は±Vdc/2で制限された略台形波(相電圧指令値Vs2の場合は図3の太線で示した波形)となる。なお、過変調時(相電圧指令値Vs2の場合)は通常変調時(相電圧指令値Vs1の場合)に対してモータ5に印加できる電圧(図3の斜線部分に相当)を増加することができるため、モータ5の駆動範囲を拡大することができる。
電流位相調整部15では、変調率算出部17で算出された変調率σが予め設定された目標変調率σtgと一致するように電流位相βmを調整する。
具体的には、目標変調率σtgに対して変調率σが小さい場合は電流位相βmが過剰な状態であるため、所定の時間変化率Δβdnで電流位相βmを減少させることで、弱め界磁制御の効果を低めて変調率σが大きくなるように作用させ、目標変調率σtgに対して変調率σが大きい場合は電流位相βmが不足する状態であるため、所定の時間変化率Δβupで電流位相βmを増加させることで、弱め界磁制御の効果を高めて変調率σが小さくなるように作用させる。
本発明のインバータ制御装置では、目標変調率σtgを1より大きくすることで過変調領域でのモータ5の駆動を実現するものである。
電流指令生成部13では、回転子位置速度推定部14で推定されたモータ5の速度推定値と外部から与えられる目標速度との偏差情報に基づいてモータ5の回転速度が目標速度に一致するように比例積分演算等を用いて電流指令振幅Isを導出する。その電流指令振幅Isと電流位相調整部15から出力される電流位相βmにより、回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
電流制御部12では、モータ5の制御応答性が要求される用途にも適用すべく比例積分制御を用いる構成とし、前述のように求められた回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)と、モータ5の電流検出値(Id、Iq)(相電流変換部16より変換されたモータ5の相電流を3相/2相変換することで算出)とが一致するように比例積分演算を用いて回転座標系の電圧指令値(Vds、Vqs)を導出する。その回転座標系の電圧指令値(Vds、Vqs)を2相/3相変換することで相電圧指令値(Vus、Vvs、Vws)を導出する。
具体的には、電流制御部12における回転座標系の電圧指令値(Vds、Vqs)は、次式により導出される。
Vds=KPD×(Ids−Id)+KID×∫(Ids−Id)dt ・・・(2)
Vqs=KPQ×(Iqs−Iq)+KIQ×∫(Iqs−Iq)dt ・・・(3)
ここで、KPDはd軸比例ゲイン、KIDはd軸積分ゲイン、KPQはq軸比例ゲイン、KIQはq軸積分ゲインである。
なお、過変調領域でモータ5を駆動する場合には指令通りの電圧をモータ5に印加することが困難であり、比例積分演算の入力偏差(d軸、q軸の電流偏差)が増加あるいは減少し易くなるため、過変調領域において比例積分演算の計算値が過大に増加あるいは減少しないように比例積分演算の積分項(式(2)および式(3)の第二項)に上下限リミットを設ける構成としている。
PWM信号生成部11では、前述のように求められた相電圧指令値(Vus、Vvs、Vws)よりモータ5を駆動するためのPWM信号を生成する。
前述のように求められたPWM信号は最終的にベースドライバ10に出力され、直交変換手段4を構成するスイッチング素子を駆動する。
このように、モータ5の電圧指令値と直流母線電圧Vdcに基づいて算出される変調率σが目標変調率σtgと一致するようにモータ5の電流位相βmを調整し、目標変調率σtgを1より大きくすることで、モータ5の電圧指令値が直流母線電圧Vdcを超える過変調時に略台形波状の電圧をモータ5に印加するものであり、モータ5の電圧指令値を比例積分制御を用いて生成することでモータ5の制御応答性を確保しつつ、弱め界磁制御の効果を過剰に高めることなく必要最小限の電流位相βmにより過変調領域でのモータ5の安定駆動を実現できるため、モータ駆動システムの効率向上とモータ5の駆動範囲を拡大することができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態におけるインバータ制御装置のシステム構成図を示すものである。図1に示す第1の実施の形態にけるインバータ制御装置と同じ構成要素は同一符号で示してあり、その説明は重複するため省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
本発明の第2の実施の形態におけるインバータ制御装置では、第1の実施の形態のインバータ制御装置に対して、速度・変調率設定部18の機能ブロックの追加と、電流制御部12、電流指令生成部13、電流位相調整部15の3つの機能ブロックの動作が異なるため、以下その内容について説明する。
電流制御部12では、回転座標系の電圧指令値(Vds、Vqs)の導出過程で計算される積分項計算値(式(2)および式(3)の第二項に上下限リミット処理を実施した値であり、±Vlim1で制限)の絶対値を取得した積分項絶対値を出力する。
図4は、d軸またはq軸いずれか一方の積分項絶対値の波形例を示したものであり、目標変調率σtgまたはモータ5の回転速度に対して積分項絶対値は単調増加傾向となり、過変調領域や高速領域で積分項絶対値が大きくなる。この積分項絶対値が過大となりリミット値Vlim1で制限が掛かってしまうと、電流制御部12の比例積分制御における積分制御によるモータ5の電圧指令値の調整が困難となり、モータ5の制御安定性の低下を招いてしまう。
そのため、速度・変調率設定部18では、電流制御部12から出力される積分項絶対値が予め設定された所定値Vlim2(積分項のリミット値Vlim1より小さい値)以下となるように、目標変調率σtgあるいは目標速度の少なくともいずれか一つを調整する。
ここで、積分項絶対値に応じて目標変調率σtgを調整する場合について説明する。d軸またはq軸の少なくともいずれか一方の積分項絶対値が所定値Vlim2を超える場合、目標変調率σtgを所定の時間変化率Δσdnで減少させることで、図4のように積分項絶対値が減少するように作用させる(目標変調率σtgを減少させると、電流位相調整部15で調整される電流位相βmが増加し、弱め界磁制御の効果が高まることで電流制御部12の電圧指令値が減少するため、積分項絶対値も減少する)。d軸およびq軸の積分項絶対値がともに所定値Vlim2以下の場合、外部から与えられる変調率指令よりも目標変調率σtgが小さい場合に変調率指令と一致するまで目標変調率σtgを所定の時間変化率Δσupで増加させる。
また、積分項絶対値に応じて目標速度を調整する場合について説明する。d軸またはq軸の少なくともいずれか一方の積分項絶対値が所定値Vlim2を超える場合、目標速度を所定の時間変化率Δωdnで減少させることで、図4のように積分項絶対値が減少するように作用させる(目標速度を減少させると電流指令生成部13で導出される電流指令値が減少し、その電流指令値に基づいて電流制御部12で導出される電圧指令値が減少するため、積分項絶対値も減少する)。d軸およびq軸の積分項絶対値がともに所定値Vlim2以下の場合、外部から与えられる速度指令よりも目標速度が小さい場合に速度指令と一致するまで目標速度を所定の時間変化率Δωupで増加させる。
なお、積分項絶対値に応じて目標変調率σtgと目標速度の両方を調整する場合には、目標速度の調整よりも先に目標変調率σtgの調整をすることで、可能な限りモータ5の回転数を維持することで動作信頼性の高いインバータ制御装置を提供することができる。
電流位相調整部15では、変調率算出部17で算出された変調率σが速度・変調率設定部18から出力される目標変調率σtgに一致するように電流位相βmを調整する。
電流指令生成部13では、回転子位置速度推定部14で推定されたモータ5の速度推定値と速度・変調率設定部18から出力される目標速度との偏差情報に基づいてモータ5の回転速度が目標速度に一致するように比例積分演算等を用いて電流指令振幅Isを導出する。その電流指令振幅Isと電流位相調整部15から出力される電流位相βmにより、回転座標系の電流指令値(Ids、Iqs)を導出する。
このように、モータ5の電圧指令値と直流母線電圧Vdcに基づいて算出される変調率
σが目標変調率σtgと一致するようにモータ5の電流位相βmを調整し、目標変調率σtgを1より大きくすることで、モータ5の電圧指令値が直流母線電圧Vdcを超える過変調時に略台形波状の電圧をモータ5に印加するものであり、モータ5の電圧指令値を比例積分制御を用いて生成することでモータ5の制御応答性を確保しつつ、弱め界磁制御の効果を過剰に高めることなく必要最小限の電流位相βmにより過変調領域でのモータ5の安定駆動を実現できるため、モータ駆動システムの効率向上とモータ5の駆動範囲を拡大することができる。
さらに、電流制御部12の積分項絶対値が所定値Vlim2以下となるように目標変調率σtgあるいは目標速度の少なくともいずれか一つを調整することで、過変調領域において比例積分制御の計算値が過大に増加あるいは減少することを確実に回避してモータの制御安定性の低下を防止することができる。
以上のように、本発明にかかるインバータ制御装置は、モータの制御応答性を確保しつつ、過変調領域でのモータの制御安定性を向上させることができるため、空気調和機、冷蔵庫、冷凍機、ヒートポンプ給湯機等の圧縮機モータを駆動する用途に適用できる。
1 交流電源
2 整流手段
3 平滑手段
3a リアクタ
3b コンデンサ
4 直交変換手段
5 モータ
6 インバータ制御手段
7 電流検出手段
8 電圧検出手段
10 ベースドライバ
11 PWM信号生成部
12 電流制御部
13 電流指令生成部
14 回転子位置速度推定部
15 電流位相調整部
16 相電流変換部
17 変調率算出部
18 速度・変調率設定部

Claims (3)

  1. 複数相のモータと、直流電力を交流電力に変換し前記モータへ電力を供給するインバータと、前記モータを駆動する電流値を検出する電流検出手段とを含み、前記モータの出力トルクが所要のトルクとなるように前記モータを駆動する電流値を制御するインバータ制御装置において、
    前記モータに与える電流指令値と前記電流検出手段からの電流検出値とに基づいて電圧指令値を比例積分制御を用いて生成する電流制御手段を備え、前記電圧指令値と前記インバータの直流母線電圧とに基づいて算出される変調率がその目標値と一致するように前記モータの電流位相を調整し、前記電圧指令値が前記直流母線電圧を超える過変調時に略台形波状の電圧を前記モータに印加することを特徴とするインバータ制御装置。
  2. 過変調時に前記電流制御手段の積分項絶対値が所定値以下となるように前記変調率の目標値、あるいは前記モータの回転数の少なくともいずれか一つを調整することを特徴とする請求項1に記載のインバータ制御装置。
  3. 前記変調率の目標値と前記モータの回転数の両方を調整する場合、前記モータの回転数を調整するよりも先に前記変調率の目標値を調整することを特徴とする請求項2に記載のインバータ制御装置。
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