JP2017175611A - スキャン配信システム、文書管理装置、スキャン配信方法、及びプログラム - Google Patents

スキャン配信システム、文書管理装置、スキャン配信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像データに対して実行された中間処理の各々の実行結果を確認することができるスキャン配信システム、文書管理装置、スキャン配信方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】スキャン配信システムは、読取手段と、実行手段と、表示制御手段と、配信手段とを備える。前記読取手段は、原稿から画像データを読み取る。前記実行手段は、前記読取手段が読み取った前記画像データに対して実行する複数の処理が並べられた各処理を順次実行する場合に、当該処理を停止させる停止処理を実行したことを条件に、前記処理を停止させる。前記表示制御手段は、前記実行手段が前記停止処理を実行するまでに実行した一又は複数の前記処理の実行結果を示す画像データを表示させる。前記配信手段は、前記実行手段が前記処理の実行が完了した場合に、当該処理の実行結果を配信する。【選択図】図5

Description

本発明は、スキャン配信システム、文書管理装置、スキャン配信方法、及びプログラムに関する。
スキャナ機能等を備えた画像形成装置において、原稿をスキャンして生成した画像データを所定の配信先に配信する技術が知られている。この様な技術は、原稿をスキャンして生成した画像データに対して、画像補正、画像変換、PDF変換、OCR処理等の中間処理を実行した後に、所定の配信先に配信している。
特許文献1には、携帯端末又は画像出力装置の何れか早い方で、スキャンした画像データのプレビュー画像を生成することにより、速やかにプレビュー画像を表示させる技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、複数の中間処理が実行される場合に、それぞれの中間処理の実行結果を表示させることができない。従って、ユーザがプレビュー画像に問題があると認識した場合であっても、問題の原因となっている中間処理を特定することができないため問題を解決することは困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像データに対して実行された中間処理の各々の実行結果を確認することができるスキャン配信システム、文書管理装置、スキャン配信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るスキャン配信システムは、読取手段と、実行手段と、表示制御手段と、配信手段とを備える。前記読取手段は、原稿から画像データを読み取る。前記実行手段は、前記読取手段が読み取った前記画像データに対して実行する複数の処理が並べられた各処理を順次実行する場合に、当該処理を停止させる停止処理を実行したことを条件に、前記処理を停止させる。前記表示制御手段は、前記実行手段が前記停止処理を実行するまでに実行した一又は複数の前記処理の実行結果を示す画像データを表示させる。前記配信手段は、前記実行手段が前記処理の実行が完了した場合に、当該処理の実行結果を配信する。
本発明によれば、画像データに対して実行された中間処理の各々の実行結果を確認することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係るスキャン配信システムの一例を示す図である。 図2は、画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 図3は、モバイル端末のハードウェア構成の例を示す図である。 図4は、文書管理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 図5は、スキャン配信システムにおける画像形成装置、モバイル端末、及び文書管理装置のソフトウェア構成の例を示す図である。 図6は、ワークフロー定義のデータ構成の一例を示す説明図である。 図7は、ジョブ管理テーブルのデータ構成の一例を示す説明図である。 図8は、登録処理の一例を示すシーケンス図である。 図9は、実行処理の一例を示すシーケンス図である。 図10は、表示処理の一例を示すシーケンス図である。 図11は、ジョブ選択画面の一例を示す説明図である。 図12は、プレビュー画面の一例を示す説明図である。 図13は、変更処理の一例を示すシーケンス図である。 図14は、中間処理変更画面の一例を示す説明図である。 図15は、続行中間処理の一例を示すシーケンス図である。 図16は、続行配信処理の一例を示すシーケンス図である。 図17は、リセット処理の一例を示すシーケンス図である。 図18は、第2の実施形態に係るジョブ管理テーブルのデータ構成の一例を示す説明図である。 図19は、設定値テーブルのデータ構成の一例を示す説明図である。 図20は、実行処理の一例を示すシーケンス図である。 図21は、表示処理の一例を示すシーケンス図である。 図22は、プレビュー画面の一例を示す説明図である。 図23は、変更処理の一例を示すシーケンス図である。 図24は、中間処理を変更する画面の画面遷移の一例を示す説明図である。 図25は、続行配信処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照して、スキャン配信システム、文書管理装置、スキャン配信方法、及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、スキャン配信システム、文書管理装置、スキャン配信方法、及びプログラムの一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るスキャン配信システム1の一例を示す図である。スキャン配信システム1は、画像形成装置10と、モバイル端末20と、文書管理装置30と、管理者端末40と、配信先装置50とを備える。スキャン配信システム1は、ネットワーク60を介して、画像形成装置10と、モバイル端末20と、文書管理装置30と、管理者端末40と、配信先装置50とを通信可能に接続している。ネットワーク60は、例えば、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、WAN(Wide Area Network)等である。ネットワーク60は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)をプロトコルとして用いて通信を行う。図1に示すスキャン配信システム1は、画像形成装置10と、モバイル端末20と、文書管理装置30と、管理者端末40と、配信先装置50とを一台備えているが、複数台備えていてもよい。
画像形成装置10は、スキャナ機能と、スキャナ機能により読み取った画像データに対して各種中間処理を実行する機能と、中間処理を実行した画像データを配信する配信機能とを有する画像処理装置である。ここで、中間処理とは、原稿をスキャンして生成した画像データを配信するまでに、画像データに対して実行する各処理のことである。例えば、中間処理とは、画像補正、画像変換、PDF(Portable Document Format)変換、OCR(Optical Character Recognition)処理等である。例えば、画像形成装置10は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機である。
モバイル端末20は、スマートフォンやタブレット端末等の携帯端末である。モバイル端末20は、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信により画像形成装置10と通信することができる。また、モバイル端末20は、画像形成装置10の操作パネル127(図2参照)等に表示されたコードシンボルを読み取ることにより各種情報を取得することができる。
文書管理装置30は、画像形成装置10が原稿からスキャンして生成したドキュメントの画像データを管理するサーバ装置である。さらに詳しくは、文書管理装置30は、画像データの保存や、画像データに対してワークフローに予め定められた一連の処理を実行する。ここで、ワークフローとは、原稿をスキャンして生成した画像データに対して実行する一又は複数の処理が並べられた処理手順である。文書管理装置30は、画像形成装置10が原稿をスキャンして生成した画像データに対して、ワークフローに定められた一又は複数の中間処理を実行する。文書管理装置30は、中間処理が実行された画像データをモバイル端末20等に提供してユーザが期待していた画像データであるか否かの確認を得る。文書管理装置30は、確認が得られた場合に、画像データを配信先装置50に配信する。なお、文書管理装置30は、文書管理システムとして複数の装置に各種機能を分散させてもよい。または、文書管理装置30は、画像形成装置10が備えていてもよい。すなわち、文書管理装置30と、画像形成装置10とは一体となっていてもよい。または、文書管理装置30は、他の装置と一体となっていてもよい。
管理者端末40は、スキャン配信システム1の管理者が使用する情報処理装置である。管理者端末40は、ワークフローの各処理や、各処理の設定を変更することができる。例えば、管理者端末40は、文書管理装置30と連携して各種処理を実行する画像形成装置10を定めることができる。または、管理者端末40は、中間処理や、画像データの配信等の各種処理に制限を設けることを設定することができる。
配信先装置50は、文書管理装置30が配信する画像データの配信先となる装置である。すなわち、配信先装置50は、中間処理が実行された画像データの配信先となる装置である。例えば、配信先装置50は、メールサーバや、クラウド環境におけるストレージサーバ等である。
次に、画像形成装置10、モバイル端末20、及び文書管理装置30の詳細について説明する。
まず、画像形成装置10のハードウェア構成の例について説明する。図2は、第1の実施形態の画像形成装置10のハードウェア構成の例を示す図である。
図2に示すように、画像形成装置10は、本体部110と、操作部120とを備える。本体部110は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種の機能を実現する。操作部120は、ユーザの操作に応じた情報を受け付ける。なお、ユーザの操作に応じた情報は、例えば画面の座標値を示す信号等である。
本体部110及び操作部120は、接続I/F116、専用の通信路130及び接続I/F126を介して相互に通信可能に接続している。通信路130は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格を用いて接続することができるが、有線か無線かを問わない。また、通信路130は、USBに限らず任意の規格を採用することができる。
通信路130が無線の場合には、本体部110及び操作部120は、例えば、赤外線通信部、RF(Radio Frequency)通信部、ブルートゥース(登録商標)通信部等の近距離無線通信部を備える。または、本体部110及び操作部120は、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN通信機能を備えた場合には、図1に示すネットワーク60を介して相互に通信することができる。
本体部110は、操作部120で受け付けた操作に応じた動作を行う。また、本体部110は、モバイル端末20等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示(印刷指示等)に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体部110のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、本体部110は、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、HDD(Hard Disk Drive)114、通信I/F115、接続I/F116及びエンジン部117を備える。CPU111、ROM112、RAM113、HDD114、通信I/F115、接続I/F116及びエンジン部117は、システムバス118を介して相互に接続している。
CPU111は、本体部110の動作を統括的に制御する。ROM112は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM113は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。HDD114は、プログラム及び後述する各種情報を記憶する記憶装置である。CPU111は、RAM113をワークエリア(作業領域)としてROM112又はHDD114等に格納されたプログラムを実行する。これにより、CPU111は、本体部110全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、プリンタ機能等の各種機能を実現する。
通信I/F115は、ネットワーク60と接続するためのインターフェースである。接続I/F116は、通信路130を介して操作部120と通信するためのインターフェースである。
エンジン部117は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能及びプリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。エンジン部117は、例えば、書類、文書、又は伝票等の原稿の画像を読み取るスキャナ、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ、ファクス通信を行うFAX部等を備えている。エンジン部117は、更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを実現するためのハードウェアを備えていてもよい。
次に、操作部120のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、操作部120は、CPU121、ROM122、RAM123、フラッシュメモリ124、通信I/F125、接続I/F126、操作パネル127及び外部接続I/F128を備える。CPU121、ROM122、RAM123、フラッシュメモリ124、通信I/F125、接続I/F126、操作パネル127及び外部接続I/F128は、システムバス129を介して相互に接続している。
CPU121は、操作部120の動作を統括的に制御する。ROM122は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM123は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。フラッシュメモリ124は、プログラム及び後述する各種情報を記憶する記憶装置である。CPU121は、RAM123をワークエリア(作業領域)としてROM122又はフラッシュメモリ124等に格納されたプログラムを実行する。これにより、CPU121は、操作部120全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示等を実現する。
通信I/F125は、ネットワーク60と接続するためのインターフェースである。接続I/F126は、通信路130を介して本体部110と通信するためのインターフェースである。
操作パネル127は、例えば、各種情報を表示するタッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)である。操作パネル127は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報を表示する。なお、操作パネル127は、液晶表示装置に限られるものではない。操作パネル127は、例えば、タッチパネル機能が搭載された有機EL表示装置で構成されてもよい。また、操作パネル127は、更にハードウェアキー(ボタン)や、ランプ等を備えてもよい。または、操作パネル127は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)に代えて、ハードウェアキー(ボタン)や、ランプ等を備えてもよい。
外部接続I/F128は、NFC等の近距離無線通信によりモバイル端末20等の外部装置と通信するためのインターフェースである。
次に、モバイル端末20のハードウェア構成の例について説明する。図3は、第1の実施形態のモバイル端末20のハードウェア構成の例を示す図である。
図3に示すように、モバイル端末20は、CPU201、ROM202、RAM203、フラッシュメモリ204、通信I/F205、外部接続I/F206、操作パネル207及び撮像部208を備える。CPU201、ROM202、RAM203、フラッシュメモリ204、通信I/F205、外部接続I/F206、操作パネル207及び撮像部208は、システムバス209を介して相互に接続している。
CPU201は、モバイル端末20の動作を統括的に制御する。ROM202は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM203は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。フラッシュメモリ204は、プログラム及び後述する各種情報を記憶する記憶装置である。CPU201は、RAM203をワークエリア(作業領域)としてROM202又はフラッシュメモリ204等に格納されたプログラムを実行する。これにより、CPU201は、モバイル端末20全体の動作を制御し、各種機能を実現する。
通信I/F205は、ネットワーク60と接続するためのインターフェースである。
外部接続I/F206は、NFC等の近距離無線通信により画像形成装置10等の外部装置と通信するためのインターフェースである。
操作パネル207は、例えば、各種情報を表示するタッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)である。操作パネル207は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報を表示する。
撮像部208は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有する撮像装置である。撮像部208は、CPU201の指示に従い撮像を行い、画像データを出力する。
次に、文書管理装置30のハードウェア構成の例について説明する。図4は、第1の実施形態の文書管理装置30のハードウェア構成の例を示す図である。
図4に示すように、文書管理装置30は、CPU301、ROM302、RAM303、HDD304、及び通信I/F305を備える。CPU301、ROM302、RAM303、HDD304、及び通信I/F305は、システムバス306を介して相互に接続している。
CPU301は、文書管理装置30の動作を統括的に制御する。ROM302は、各種プログラムやデータを記憶する。RAM303は、各種プログラムを一時的に記憶するとともに、各種データを書き換え自在に記憶する。HDD304は、プログラム及び後述する各種情報を記憶する記憶装置である。CPU301は、RAM303をワークエリア(作業領域)としてROM302又はHDD304等に格納されたプログラムを実行する。これにより、CPU301は、文書管理装置30全体の動作を制御し、各種機能を実現する。通信I/F305は、ネットワーク60と接続するためのインターフェースである。
次に、スキャン配信システム1における画像形成装置10、モバイル端末20、及び文書管理装置30のソフトウェア構成の例について説明する。図5は、第1の実施形態のスキャン配信システム1における画像形成装置10、モバイル端末20、及び文書管理装置30のソフトウェア構成の例を示す図である。
まず、画像形成装置10について説明する。画像形成装置10は、ユーザ認証部1001と、ワークフロー選択受信部1002と、ジョブ実行部1003と、通信接続情報提供部1004とを備える。CPU111やCPU121は、ROM112やHDD114やROM122やフラッシュメモリ124等に格納されたプログラム等を実行することにより、上述した各種機能を実現する。
ユーザ認証部1001は、画像形成装置10を使用するユーザからログイン処理に係る入力を受け付ける。ユーザ認証部1001は、入力されたユーザIDやパスワード等に基づいてログイン処理を実行する。
ワークフロー選択受信部1002は、ログインしているユーザからワークフロー一覧の表示を要求する操作を受け付けた場合に、ワークフロー一覧を文書管理装置30に要求する。ワークフロー選択受信部1002は、文書管理装置30からワークフロー一覧が提供された場合に、ワークフロー一覧を操作パネル127に表示する。そして、ワークフロー選択受信部1002は、実行するワークフローを選択する操作を受け付ける。
読取手段であるジョブ実行部1003は、原稿をスキャンして、原稿から画像データを読み取る。ジョブ実行部1003は、生成した画像データに対して、ワークフロー選択受信部1002が受け付けたワークフローの各処理を実行するジョブを文書管理装置30に投入する。すなわち、ジョブ実行部1003は、生成した画像データに対して、ワークフロー選択受信部1002が受け付けたワークフローに定められた各処理を実行することを要求するジョブ情報を文書管理装置30に送信する。ここで、ジョブ情報とは、ユーザID、ジョブID、ワークフローID、パラメータ、及び画像データ等のジョブに関する各種情報を有する。
通信接続情報提供部1004は、文書管理装置30から取得した通信接続情報をユーザが使用するモバイル端末20に提供する。ここで、通信接続情報とは、ユーザが画像形成装置10に読み取らせた画像データについて、文書管理装置30に実行させるジョブに関する各種画面等をモバイル端末20に表示させるための接続先が示された情報である。通信接続情報は、ユーザがモバイル端末20等から文書管理装置30にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)と、暗号化されたユーザIDとを含んでいる。例えば、通信接続情報は、「文書管理装置の場所を示すURL/userid=暗号化されたユーザID/」の形式で表現させる。
通信接続情報提供部1004は、様々な方法によって通信接続情報を提供する。例えば、通信接続情報提供部1004は、通信接続情報を3次元コード等のコードシンボルを操作パネル127に表示させる。モバイル端末20は、コードシンボルを撮像部208が読み取ることで取得する。または、通信接続情報提供部1004は、外部接続I/F128を制御して、通信接続情報を送信する。モバイル端末20は、外部接続I/F206を制御して、NFC等により通信接続情報を受信する。
次に、モバイル端末20について説明する。モバイル端末20は、スキャン配信システム1に係る各種機能を提供するアプリケーションプログラム2100を備える。アプリケーションプログラム2100は、通信接続情報取得部2101と、文書管理装置アクセス部2102とを備える。CPU201は、ROM202やフラッシュメモリ204等に格納されたプログラム等を実行することにより、上述した各種機能を実現する。
通信接続情報取得部2101は、画像形成装置10から提供された通信接続情報を取得する。例えば、通信接続情報取得部2101は、撮像部208を制御して、画像形成装置10の操作パネル127に表示されたコードシンボルを読み取ることで通信接続情報を取得する。または、通信接続情報取得部2101は、外部接続I/F206を制御して、通信接続情報を受信することで通信接続情報を取得する。
文書管理装置アクセス部2102は、文書管理装置30との通信を制御する。文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207が受け付けた操作を文書管理装置30に送信する。また、文書管理装置アクセス部2102は、文書管理装置30から受信した情報を操作パネル207に表示させる。例えば、文書管理装置アクセス部2102は、ワークフローの各処理を実行するジョブの実行結果を表示させる。
なお、モバイル端末20は、画像形成装置10が原稿をスキャンして生成した原画像2103を保持することもできる。原画像2103は、画像形成装置10が原稿をスキャンした後、何ら画像処理が実行されていない画像データである。モバイル端末20は、原画像2103を保持している場合には、文書管理装置30が原画像2103に対してワークフローを実行するごとに、対象となる原画像2103を提供する。すなわち、モバイル端末20は、適宜原画像2103を提供するため、文書管理装置30が全てのユーザの画像データを一元管理する場合と比較して、文書管理装置30の記憶容量の圧迫を防止することができる。
次に、文書管理装置30について説明する。文書管理装置30は、大別すると、各種データと、ジョブ管理部3100と、ジョブ実行部3200と、プラグイン3300と、モバイルアプリ処理部3500とを備えている。CPU301は、ROM302やHDD304等に格納されたプログラム等を実行することにより、上述した各種機能を実現する。
文書管理装置30は、各種データとして、ワークフロー定義3401と、中間処理定義3402と、ジョブ管理テーブル3403と、キュー3404と、原画像3405と、プレビュー画像3406と、プレビュー画像(前回)3407とを備える。
ワークフロー定義3401は、一又は複数のワークフローが定義されている。ここで、図6は、ワークフロー定義3401のデータ構成の一例を示す説明図である。ワークフロー定義3401は、ワークフローIDごとに、実行する処理が時系列に並べられている。すなわち、ワークフロー定義3401には、ワークフローごとに、一又は複数の中間処理と、一又は複数の中間プレビュー処理との組み合わせが時系列に並べられている。さらに、ワークフローには、一連の中間処理が終了すると配信処理を実行することが登録されている。ワークフロー定義3401の各ワークフローにおける各処理には、処理の種別を識別可能な処理種別IDが含まれている。処理種別IDにより、各処理が、中間処理と中間プレビュー処理と配信処理との何れに該当するかを識別することができる。
また、ワークフローには、任意の中間処理を、任意の順番で登録することができる。さらに、ワークフローには、任意の位置に中間プレビュー処理を登録することができる。ここで、管理者は、ワークフロー定義3401におけるワークフローを作成するときに、処理に問題が発生する可能性のある中間処理の後に、中間プレビュー処理を挿入する。これにより、管理者は、その中間処理の実行結果を確認し、設定を変更して再実行することが可能なワークフローを作成する。また、ワークフロー定義3401は、各ワークフローの各処理についての詳細な設定を保持していてもよい。図6に示すワークフロー定義3401において、ワークフローIDが「0001」のワークフローは、処理3に中間プレビュー処理が登録されている。この場合には、中間プレビュー処理部3202は、中間処理A及び中間処理Bが実行された画像データを取得する。図6に示すワークフロー定義3401には、処理1から処理4までの処理があるが、処理の数は3以下であってもよいし、5以上であってもよい。
中間処理定義3402は、一又は複数の中間処理が定義されている。なお、中間処理定義3402は、ワークフロー定義3401に含まれていてもよい。
ジョブ管理テーブル3403は、ジョブのインスタンスについて記憶する。ここで、図7は、ジョブ管理テーブル3403のデータ構成の一例を示す説明図である。ジョブ管理テーブル3403は、ユーザIDと、ジョブIDと、ワークフローIDと、パラメータと、原画像パスと、プレビュー画像パスと、プレビュー画像パス(前回)と、ワークフロー処理再開位置と、ワークフロー処理再開位置(前回)と、ステータスとを関連付けて記憶する。
ユーザIDは、ユーザを識別可能な識別情報である。すなわち、ユーザIDは、ジョブを実行したユーザを示す情報である。ジョブIDは、ジョブのインスタンスを識別可能な識別情報である。ワークフローIDは、ワークフローを識別可能な識別情報である。すなわち、ワークフローIDは、ジョブによって実行されるワークフローを示す情報である。例えば、ワークフロー定義3401のワークフローIDが、このワークフローIDとして記憶される。パラメータは、ワークフローにおける各種設定である。更に詳しくは、パラメータは、配信先と、文書名と、中間処理設定と、続行フラグと関連付けて記憶する。配信先は、ジョブに含まれる一又は複数の中間処理が実行された画像データの配信先が示された情報である。例えば、配信先は、メールアドレスや、配信先のフォルダを指定する情報である。文書名は、ジョブの対象となる原稿の名称を示す情報である。中間処理設定は、ユーザにより設定された中間処理の設定内容である。また、ユーザは、中間処理設定を変更することができる。続行フラグは、中間プレビュー処理の後においても中間処理が残っているか否かを示す情報である。原画像パスは、ジョブが対象にしている画像データの原画像3405の所在を示す情報である。プレビュー画像パスは、ジョブに係るプレビュー画像3406の所在を示す情報である。プレビュー画像パス(前回)は、ジョブに係るプレビュー画像(前回)3407の所在を示す情報である。ワークフロー処理再開位置は、中間プレビュー処理によって停止したジョブにおいて、再開する中間処理が示された情報である。すなわち、ワークフロー処理再開位置は、中間プレビュー処理の次に実行される中間処理を示す情報である。ワークフロー処理再開位置(前回)は、中間プレビュー処理によって停止したジョブにおいて、前回再開した中間処理が示された情報である。ステータスは、ジョブの状態が示された情報である。例えば、ステータスには、中間プレビュー処理により停止中や、画像データの配信待ち等の状態や、ジョブが完了したこと等が登録される。
キュー3404は、ジョブ受信部3103が受信したジョブIDを登録順に記憶している。
原画像3405は、画像形成装置10が原稿をスキャンした後、何ら中間処理が実行されていない画像データである。
プレビュー画像3406は、中間プレビュー処理によってジョブが停止するまでに実行された一又は複数の中間処理の実行結果を示す画像データである。または、プレビュー画像3406は、ワークフローに含まれる中間処理ごとに、実行結果の画像データを保存しても良い。または、プレビュー画像3406は、ワークフローに定められた全ての中間処理が実行された画像データである。
プレビュー画像(前回)3407は、ワークフローにおいて、前回の中間プレビュー処理によって停止するまでの中間処理が実行された画像データである。すなわち、プレビュー画像(前回)3407は、前回のプレビュー画像3406である。
ジョブ管理部3100は、一覧提供部3101と、ジョブ情報提供部3102と、ジョブ受信部3103と、通信接続情報応答部3104と、ジョブ処理部3105と、ジョブ再処理・再開部3106とを備える。
一覧提供部3101は、画像形成装置10のワークフロー選択受信部1002からワークフロー一覧を要求された場合に、ワークフロー定義3401から一又は複数のワークフローを取得する。一覧提供部3101は、取得したワークフローの各々に含まれる一又は複数の中間処理を中間処理定義3402から取得する。一覧提供部3101は、取得した中間処理一覧を有するワークフロー一覧を画像形成装置10のワークフロー選択受信部1002に提供する。
ジョブ情報提供部3102は、モバイルアプリ処理部3500の要求に応じて、指定されたユーザIDに関連付けられたジョブをジョブ管理テーブル3403から取得する。ジョブ情報提供部3102は、モバイルアプリ処理部3500に取得したジョブのジョブ情報を提供する。
ジョブ受信部3103は、原稿をスキャンした画像データを画像形成装置10から受信する。ジョブ受信部3103は、受信した画像データを原画像3405及び前回のプレビュー画像3406に記憶させる。また、ジョブ受信部3103は、受信したジョブのジョブ情報をジョブ管理テーブル3403に記憶させる。さらに、ジョブ受信部3103は、キュー3404にジョブIDを登録する。
通信接続情報応答部3104は、モバイルアプリ処理部3500の通信接続情報作成部3501から通信接続情報を取得する。通信接続情報応答部3104は、取得した通信接続情報を画像形成装置10の通信接続情報提供部1004に提供する。
ジョブ処理部3105は、キュー3404に登録されたジョブIDを取得する。ジョブ処理部3105は、取得したジョブIDのジョブが実行する各処理をジョブ実行部3200に順次実行させる。記憶制御手段であるジョブ処理部3105は、ジョブ実行部3200から実行結果として提供された画像データをプレビュー画像3406に記憶させる。なお、ジョブ処理部3105は、ジョブIDのキュー3404への登録に同期して処理を実行させてもよいし、非同期に処理を実行させてもよい。
ジョブ再処理・再開部3106は、モバイルアプリ処理部3500からの続行要求に応じて、停止していたジョブの残りの中間処理の実行を再開する。または、ジョブ再処理・再開部3106は、モバイルアプリ処理部3500からのリセット要求に応じて、ジョブが実行する一又は複数の中間処理を最初から再開する。
ジョブ実行部3200は、ジョブ処理部3105に指示されたジョブに含まれる各処理を順次実行する。すなわち、実行手段であるジョブ実行部3200は、画像形成装置10が読み取った画像データに対して、一又は複数の処理が並べられたワークフローの各処理を順次実行する。ジョブ実行部3200は、中間処理部3201と、中間プレビュー処理部3202と、配信処理部3203とを備える。
中間処理部3201は、中間処理を実行する。中間処理部3201は、中間処理の実行結果として画像データを生成する。なお、中間処理部3201は、ワークフローに含まれる中間処理ごとに、実行結果として画像データを生成しても良いし、中間プレビュー処理が実行されるまでの実行結果として画像データを生成しても良い。
中間プレビュー処理部3202は、中間プレビュー処理を実行する。ここで、中間プレビュー処理とは、一又は複数の中間処理を実行するジョブを停止して、停止するまでに実行した中間処理の結果が反映された画像データを取得する処理である。すなわち、中間プレビュー処理とは、一又は複数の中間処理を実行するジョブを停止させる停止処理でもある。
配信手段である配信処理部3203は、配信処理を実行する。配信処理とは、画像形成装置10が生成した画像データに対して、ワークフローに定められた一又は複数の中間処理の実行が完了した場合に、ワークフローに定められた一又は複数の中間処理の実行結果を配信する処理である。すなわち、配信処理とは、中間処理が実行された画像データを配信先装置50に配信する処理である。
プラグイン3300は、ジョブ実行部3200が実行する各種処理のプログラムの実体である。プラグイン3300は、各種処理のプログラムを容易に拡張可能となっている。図5に示すプラグイン3300は、中間処理Aプログラム3301と、中間処理Bプログラム3302と、中間処理Cプログラム3303と、中間プレビュー処理プログラム3304と、配信処理プログラム3305とを備えている。中間処理Aプログラム3301と、中間処理Bプログラム3302と、中間処理Cプログラム3303とは、中間処理のプログラムである。例えば、中間処理とは、スキャンした画像をTIFF(Tag Image File Format)や、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等のフォーマットに変換する処理や、スキャンした画像の天地や傾きを補正する補正処理である。また、中間処理は、OCR処理等の文字列を抽出する処理であってもよい。中間プレビュー処理プログラム3304は、中間プレビュー処理のプログラムである。配信処理プログラム3305は、配信処理のプログラムである。なお、中間処理のプログラムは、3種類に限らず、2種類以下であってもよいし、4種類以上であってもよい。
モバイルアプリ処理部3500は、通信接続情報作成部3501と、アクセス対応部3502と、ユーザID取得部3503と、ジョブ一覧取得部3504と、ジョブ情報取得部3505とを備える。
通信接続情報作成部3501は、通信接続情報を作成する。通信接続情報作成部3501は、作成した通信接続情報をジョブ管理部3100の通信接続情報応答部3104に提供する。
アクセス対応部3502は、モバイル端末20との通信を制御する。
ユーザID取得部3503は、モバイル端末20が画像形成装置10との接続に使用した通信接続情報からユーザIDを取得する。
ジョブ一覧取得部3504は、ユーザID取得部3503が通信接続情報から取得したユーザIDに関連付けられているジョブの一覧をジョブ管理部3100に要求する。
ジョブ情報取得部3505は、ジョブをジョブ管理部3100に要求する。
次に、ワークフローに係るジョブのジョブIDをキュー3404に登録する登録処理について説明する。ここで、図8は、第1の実施形態の画像形成装置10、モバイル端末20及び文書管理装置30が実行する登録処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、画像形成装置10のユーザ認証部1001は、ユーザからログインに係る操作を受け付ける(ステップS1)。次いで、画像形成装置10のユーザ認証部1001は、ログイン結果を操作パネル127に表示させる(ステップS2)。
次いで、画像形成装置10のワークフロー選択受信部1002は、ユーザからワークフロー一覧の表示を要求する操作を受け付ける(ステップS3)。次いで、画像形成装置10のワークフロー選択受信部1002は、ワークフロー一覧と、ワークフロー一覧に含まれる各ワークフローの中間処理一覧を文書管理装置30のジョブ管理部3100に要求する(ステップS4)。
次いで、ジョブ管理部3100の一覧提供部3101は、ワークフロー定義3401及び中間処理定義3402から取得したワークフロー一覧と中間処理一覧とを画像形成装置10に送信する(ステップS5)。次いで、画像形成装置10のワークフロー選択受信部1002は、受信したワークフロー一覧及び中間処理一覧を操作パネル127に表示させる(ステップS6)。
次いで、画像形成装置10のワークフロー選択受信部1002は、表示したワークフロー一覧及び中間処理一覧からワークフローを選択する操作を受け付ける(ステップS7)。その際に、ワークフロー選択受信部1002は、中間処理等の各種設定に係る操作を受け付けてもよい。次いで、画像形成装置10のワークフロー選択受信部1002は、ワークフローの選択を受け付けたことを示す応答を操作パネル127に表示させる(ステップS8)。
次いで、画像形成装置10のジョブ実行部1003は、原稿をスキャンする操作を受け付ける(ステップS9)。次いで、画像形成装置10のジョブ実行部1003は、原稿をスキャンする(ステップS10)。
次いで、画像形成装置10のジョブ実行部1003は、原稿をスキャンして生成した画像データに対して、ワークフロー選択受信部1002が受け付けたワークフローの各処理を実行するジョブを文書管理装置30に投入する(ステップS11)。すなわち、ジョブ実行部1003は、ユーザID、ジョブID、ワークフローID、パラメータ、及び画像データを有するジョブ情報を文書管理装置30のジョブ管理部3100に送信する。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ受信部3103は、受信したジョブのジョブ情報をジョブ管理テーブル3403に登録する(ステップS12)。すなわち、ジョブ受信部3103は、ジョブ情報に含まれるユーザID、ジョブID、ワークフローID及びパラメータを、ジョブ管理テーブル3403のユーザID、ジョブID、ワークフローID及びパラメータとして登録する。また、ジョブ受信部3103は、ジョブ情報に含まれる画像データを原画像3405として登録する。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ受信部3103は、ジョブ管理テーブル3403に登録したジョブ情報のジョブIDをキュー3404に登録する(ステップS13)。
ここで、ジョブ実行部3200の中間プレビュー処理部3202は、ワークフローに中間プレビュー処理が登録されていない場合には、中間プレビューに係る画像データが取得する処理を実行しない。そこで、ジョブ管理部3100の通信接続情報応答部3104は、キュー3404に登録したジョブIDのジョブが実行するワークフローに中間プレビュー処理が登録されているか否かを判定する(ステップS14)。例えば、通信接続情報応答部3104は、ジョブが実行するワークフローのワークフローIDに対応するワークフロー定義3401に基づいて、当該ジョブが実行するワークフローに中間プレビュー処理が登録されているか否かを判定する。すなわち、通信接続情報応答部3104は、ジョブが実行するワークフローのワークフローIDに対応するワークフロー定義3401に中間プレビュー処理の処理種別IDが登録されているか否かを判定する。そして、中間プレビュー処理が登録されている場合は、画像形成装置10、及び文書管理装置30は、ステップS15〜S19の処理を実行し、通信接続情報を生成してユーザに提示する。一方、中間プレビュー処理が登録されていない場合は、画像形成装置10、及び文書管理装置30は、例えば、ステップS15〜S19の処理を実行せずに、処理を終了する。または、画像形成装置10、及び文書管理装置30は、中間プレビュー処理が含まれていない、すなわち、中間プレビューができないことを示す情報を画像形成装置10に応答する。そして、画像形成装置10は、中間プレビュー処理が含まれておらず、中間プレビューができないことを操作パネル127に表示してもよい。このように、画像形成装置10、及び文書管理装置30は、ジョブに対する中間処理の結果をプレビューするための情報を、ジョブに応じて柔軟にユーザに提供することができる。
次いで、ジョブ管理部3100の通信接続情報応答部3104は、ジョブ管理テーブル3403に登録したジョブ情報のジョブに係る通信接続情報をモバイルアプリ処理部3500に要求する(ステップS15)。次いで、モバイルアプリ処理部3500の通信接続情報作成部3501は、通信接続情報を作成する(ステップS16)。次いで、モバイルアプリ処理部3500の通信接続情報作成部3501は、作成した通信接続情報をジョブ管理部3100に提供する(ステップS17)。次いで、ジョブ管理部3100の通信接続情報応答部3104は、提供された通信接続情報を画像形成装置10に送信する(ステップS18)。
次いで、画像形成装置10の通信接続情報提供部1004は、受信した通信接続情報をユーザに提供する(ステップS19)。例えば、通信接続情報提供部1004は、コードシンボルに変換した通信接続情報を操作パネル127に表示させる。または、通信接続情報提供部1004は、外部接続I/F128を制御して、NFC等により通信接続情報を送信する。
以上により、画像形成装置10、モバイル端末20及び文書管理装置30は、登録処理を終了する。
次に、ワークフローに係るジョブを実行する実行処理について説明する。ここで、図9は、第1の実施形態の文書管理装置30が実行する実行処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、ジョブ管理部3100のジョブ処理部3105は、キュー3404からジョブIDを取得する(ステップS21)。次いで、ジョブ管理部3100のジョブ処理部3105は、取得したジョブIDのジョブ情報をジョブ管理テーブル3403から取得する(ステップS22)。次いで、ジョブ管理部3100のジョブ処理部3105は、取得したジョブ情報をジョブ実行部3200に提供する(ステップS23)。
次いで、ジョブ実行部3200は、ジョブ情報において指定されたワークフローに中間プレビュー処理が登録されているか否かを判定する(ステップS24)。すなわち、ジョブ実行部3200は、ジョブが実行するワークフローのワークフローIDに対応するワークフロー定義3401に中間プレビュー処理の処理種別IDが登録されているか否かを判定する。
次いで、ジョブ実行部3200の中間処理部3201は、ジョブ情報において指定された画像データに対して、ワークフローに含まれる一又は複数の中間処理を実行する(ステップS25)。
次いで、ジョブ実行部3200の中間プレビュー処理部3202は、中間プレビュー処理を実行する(ステップS26)。すなわち、中間プレビュー処理部3202は、ワークフローに係るジョブを停止して、中間プレビュー処理によりジョブを停止するまでに実行した一又は複数の中間処理の実行結果を示す画像データを取得する。
次いで、ジョブ実行部3200の中間処理部3201は、一又は複数の中間処理により生成された画像データを含む実行結果をジョブ管理部3100に提供する(ステップS27)。ここで、ワークフローに含まれる全ての中間処理を実行した場合には、中間処理部3201は、続行する中間処理が無いことを示す情報を含む実行結果を提供する。一方、中間プレビュー処理によりワークフローに係るジョブを停止した場合には、中間処理部3201は、続行する中間処理が有ることを示す情報と、再開する中間処理を示す情報とを含む実行結果を提供する。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ処理部3105は、画像データを含む実行結果を保存する(ステップS28)。すなわち、ジョブ処理部3105は、実行結果として提供された画像データをプレビュー画像3406として記憶させる。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ処理部3105は、ジョブ管理テーブル3403を更新する(ステップS29)。更に詳しくは、ジョブ処理部3105は、プレビュー画像パス(前回)には、原画像パスを登録する。また、ジョブ処理部3105は、ワークフロー処理再開位置(前回)には、ワークフローにおける最初の中間処理を登録する。また、ジョブ処理部3105は、プレビュー画像パスには、現在の中間プレビュー処理のプレビュー画像3406のパスを登録する。また、ジョブ処理部3105は、ワークフロー処理再開位置には、現在の中間プレビュー処理の1つ前の中間処理を登録します。
一方、ワークフローに中間プレビュー処理が登録されていない場合に、ジョブ実行部3200の配信処理部3203は、配信処理を実行する(ステップS30)。すなわち、配信処理部3203は、ワークフローに含まれる一又は複数の中間処理が実行された画像データを含む実行結果を配信先に配信する。次いで、ジョブ実行部3200の配信処理部3203は、配信処理の実行結果をジョブ管理部3100に提供する(ステップS31)。
次いで、ジョブ管理部3100は、ジョブの中間処理及び配信処理の結果に応じて、該当するジョブ情報等を削除する(ステップS32)。例えば、ジョブ管理部3100は、ジョブの中間処理及び配信処理が成功した場合に、ジョブ情報から原画像パス、プレビュー画像パス及びプレビュー画像(前回)パスを取得し、該当する画像データを削除する。また、ジョブ管理部3100は、該当するジョブ情報をジョブ管理テーブル3403から削除し、該当するジョブIDをキュー3404から削除する。
以上により、文書管理装置30は、実行処理を終了する。
次に、プレビュー画面G2(図12参照)を表示させる表示処理について説明する。ここで、図10は、第1の実施形態の画像形成装置10、モバイル端末20及び文書管理装置30が実行する表示処理の一例を示すシーケンス図である。
ここで、モバイル端末20が通信接続情報を有していない場合には、通信接続情報を取得する処理を実行する。モバイル端末20の通信接続情報取得部2101は、通信接続情報を取得する操作を受け付ける(ステップS41)。次いで、モバイル端末20の通信接続情報取得部2101は、画像形成装置10に通信接続情報を要求する(ステップS42)。次いで、画像形成装置10の通信接続情報提供部1004は、通信接続情報をモバイル端末20に提供する(ステップS43)。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、提供された通信接続情報を用いて文書管理装置30のモバイルアプリ処理部3500に接続する(ステップS44)。
次いで、モバイルアプリ処理部3500のユーザID取得部3503は、接続に用いたられた通信接続情報からユーザIDを取得する(ステップS45)。次いで、モバイルアプリ処理部3500のジョブ一覧取得部3504は、取得したユーザIDに対応した一又は複数のジョブを示すジョブ一覧をジョブ管理部3100に要求する(ステップS46)。ここで、ジョブ一覧は、各ジョブのジョブIDと文書名とを有している。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ情報提供部3102は、指定されたユーザIDに対応した一又は複数のジョブを有するジョブ一覧をモバイルアプリ処理部3500に提供する(ステップS47)。次いで、モバイルアプリ処理部3500のアクセス対応部3502は、取得したジョブ一覧をモバイル端末20に提供する(ステップS48)。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、取得したジョブ一覧を有するジョブ選択画面G1(図11参照)を操作パネル207に表示する(ステップS49)。なお、文書管理装置アクセス部2102は、既に通信接続情報を有している場合には、ステップS41からステップS43までの処理を省略して、既存の通信接続情報を文書管理装置30のモバイルアプリ処理部3500に接続する。また、文書管理装置アクセス部2102は、既にジョブ一覧を有している場合には、ステップS41からステップS48までの処理を省略して、ジョブ選択画面G1(図11参照)を操作パネル207に表示する。
ここで、図11は、ジョブ選択画面G1の一例を示す説明図である。ジョブ選択画面G1は、ジョブ一覧G11と、閉じるボタンG12と、全て配信ボタンG13とを備える。ジョブ一覧G11は、ジョブの一覧を表示した領域である。ユーザは、ジョブ一覧G11からプレビュー画面G2(図12参照)を表示させるジョブを選択する。閉じるボタンG12は、ジョブ選択画面G1を閉じる場合に押下するボタンである。全て配信ボタンG13は、プレビュー画面G2(図12参照)を表示させずに、ジョブ一覧G11に含まれるジョブを配信先装置50に配信する場合に押下するボタンである。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、ジョブ選択画面G1においてジョブを選択する操作を受け付ける(ステップS50)。次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、選択されたジョブのジョブ情報を文書管理装置30のモバイルアプリ処理部3500に要求する(ステップS51)。
次いで、モバイルアプリ処理部3500のジョブ情報取得部3505は、ジョブ管理部3100に指定されたジョブ情報を要求する(ステップS52)。次いで、ジョブ管理部3100のジョブ情報提供部3102は、指定されたジョブ情報をジョブ管理テーブル3403から取得する(ステップS53)。次いで、ジョブ管理部3100のジョブ情報提供部3102は、モバイルアプリ処理部3500に取得したジョブ情報を提供する(ステップS54)。
モバイルアプリ処理部3500のジョブ情報取得部3505は、提供されたジョブ情報をモバイル端末20に送信する(ステップS55)。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207に受信したジョブ情報を表示させる(ステップS56)。すなわち、表示制御手段であるモバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207にプレビュー画面G2(図12参照)を表示させる。
ここで、図12は、プレビュー画面G2の一例を示す説明図である。プレビュー画面G2は、ワークフローに含まれる一又は複数の中間処理の実行結果に係るプレビュー画像3406を表示した画面である。プレビュー画面G2は、ジョブ表示領域G21と、プレビュー画像表示領域G22と、中間処理変更ボタンG23と、最初からやり直すボタンG24と、キャンセルボタンG25と、続行ボタンG26とを備える。ジョブ表示領域G21は、ジョブの状態と、画像データの配信先を示す配信先情報とを表示する。プレビュー画像表示領域G22は、ジョブ情報に含まれるプレビュー画像3406を表示する領域である。なお、図12に示すプレビュー画像表示領域G22は、プレビュー画像3406を縮小したサムネイル画像を表示しているが、縮小化していないプレビュー画像3406を表示してもよい。中間処理変更ボタンG23は、ワークフローの中間処理を変更する場合に押下するボタンである。最初からやり直すボタンG24は、ワークフローに含まれる中間処理を最初からやり直す場合に押下するボタンである。キャンセルボタンG25は、プレビュー画面G2を閉じる場合に押下するボタンである。続行ボタンG26は、ワークフローに含まれる残りの中間処理を続行する場合に押下するボタンである。すなわち、中間プレビュー処理によりワークフローが停止している場合には、続行ボタンG26は、残りの中間処理を続行するボタンである。一方、ワークフローに含まれる全ての中間処理が完了している場合には、続行ボタンG26は、配信処理を実行するボタンである。
以上により、画像形成装置10、モバイル端末20及び文書管理装置30は、表示処理を終了する。
次に、ワークフローの中間処理を変更する変更処理について説明する。ここで、図13は、第1の実施形態のモバイル端末20及び文書管理装置30が実行する変更処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、プレビュー画面G2を介してユーザの操作を受け付ける(ステップS61)。ここで、変更手段である文書管理装置アクセス部2102は、中間処理を変更する操作、すなわち、プレビュー画面G2の中間処理変更ボタンG23を押下する操作を受け付ける。
受け付けた操作が中間処理を変更する操作である場合に、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、変更するワークフローの中間処理一覧を文書管理装置30のモバイルアプリ処理部3500に要求する(ステップS62)。
次いで、モバイルアプリ処理部3500のアクセス対応部3502は、ジョブ管理部3100に中間処理一覧を要求する(ステップS63)。
次いで、ジョブ管理部3100の一覧提供部3101は、中間処理定義3402から中間処理一覧を取得する(ステップS64)。ここで、一覧提供部3101は、ジョブ管理テーブル3403において、変更対象のワークフローのジョブのジョブIDに関連付けられたワークフロー処理再開位置からワークフロー処理再開位置(前回)までの間の中間処理一覧を取得する。これにより、一覧提供部3101は、前回のジョブの停止から今回のジョブの停止まで間の中間処理一覧を取得することができる。すなわち、一覧提供部3101は、既に確認済みの中間処理や、これから実行する中間処理を除外することができる。
次いで、ジョブ管理部3100の一覧提供部3101は、取得した中間処理一覧をモバイルアプリ処理部3500に提供する(ステップS65)。次いで、モバイルアプリ処理部3500のアクセス対応部3502は、モバイル端末20に中間処理一覧を送信する(ステップS66)。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207に受信した中間処理一覧を表示させる(ステップS67)。すなわち、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207に中間処理変更画面を表示させる。
ここで、図14は、中間処理変更画面G3の一例を示す説明図である。中間処理変更画面G3は、変更入力領域G31と、キャンセルボタンG32と、決定ボタンG33とを備える。変更入力領域G31は、変更する中間処理について変更内容を入力する領域である。例えば、変更入力領域G31は、画像変更と、画像補正と、PDF(Portable Document Format)タイプとがある。画像変更は、スキャンした画像のフォーマットを変更する場合に変更後のフォーマットを指定する。例えば、画像変更には、TIFFや、JPEG等のフォーマットを指定する。画像補正は、スキャンした画像の天地や傾きの補正について指定する。例えば、画像補正は、一又は複数の画像補正について実行するか否かを一括して設定するものであってもよいし、個別に設定するものであってもよい。PDFタイプは、スキャンした画像から生成するPDFファイルの種類を指定する。キャンセルボタンG32は、中間処理の変更をキャンセルする場合に押下するボタンである。決定ボタンG33は、変更入力領域G31に入力した中間処理の変更を決定する場合に押下するボタンである。
モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、中間処理変更画面G3を介してユーザの操作を受け付ける(ステップS68)。ここで、文書管理装置アクセス部2102は、ワークフローに含まれる中間処理の変更を決定する操作、すなわち、中間処理変更画面G3の決定ボタンG33を押下する操作を受け付ける。
受け付けた操作がワークフローに含まれる中間処理の変更を決定する操作である場合に、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、ワークフローに含まれる中間処理の変更を文書管理装置30のモバイルアプリ処理部3500に要求する(ステップS69)。
次いで、モバイルアプリ処理部3500のアクセス対応部3502は、ワークフローに含まれる中間処理の変更をジョブ管理部3100に要求する(ステップS70)。次いで、ジョブ管理部3100のジョブ再処理・再開部3106は、変更した中間処理について再実行するジョブを文書管理装置30に投入する(ステップS71)。すなわち、ジョブ再処理・再開部3106は、再実行するジョブのジョブ情報を文書管理装置30のジョブ実行部3200に提供する。
次いで、ジョブ実行部3200の中間処理部3201は、変更後の中間処理を含む一又は複数の中間処理を実行する(ステップS72)。具体的には、中間処理部3201は、ジョブ管理テーブル3403のワークフロー処理再開位置(前回)に示された中間処理を始点にして、ワークフローに含まれる一又は複数の中間処理を実行する。この時、中間処理部3201は、ジョブ管理テーブル3403のプレビュー画像パス(前回)の画像データを対象にして中間処理を実行する。次いで、ジョブ実行部3200の中間プレビュー処理部3202は、中間プレビュー処理を実行する(ステップS73)。すなわち、中間プレビュー処理部3202は、ワークフローに係るジョブを停止して、中間プレビュー処理によりジョブを停止するまでに実行した一又は複数の中間処理の実行結果を示す画像データを取得する。
ステップS74からステップS76までの処理は、ステップS27からステップS29までと同様の処理となる。なお、設定を変更して中間処理を再実行した場合、すなわち、設定が変更される前の実行結果を上書きする場合には、プレビュー画像パスは変わらない。この場合には、ジョブ管理部3100は、ステップS76の処理を行わなくてもよい。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ情報提供部3102は、変更後の中間処理のプレビュー画像3406のパスを含むジョブ情報をモバイルアプリ処理部3500に提供する(ステップS77)。モバイルアプリ処理部3500のジョブ情報取得部3505は、提供されたジョブ情報をモバイル端末20に送信する(ステップS78)。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207に受信したジョブ情報を表示させる(ステップS79)。すなわち、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、変更後の中間処理のプレビュー画像3406を備えるプレビュー画面G2を操作パネル207に表示させる。
以上により、モバイル端末20及び文書管理装置30は、変更処理を終了する。
次に、停止されたジョブの続行を要求する続行処理について説明する。ここで、図15は、第1の実施形態のモバイル端末20及び文書管理装置30が実行する続行中間処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、プレビュー画面G2を介してユーザの操作を受け付ける(ステップS81)。ここで、文書管理装置アクセス部2102は、停止されたジョブを続行する操作、すなわち、プレビュー画面G2の続行ボタンG26を押下する操作を受け付ける。
受け付けた操作が停止されたジョブを続行する操作である場合に、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、文書管理装置30のモバイルアプリ処理部3500にジョブの続行を要求する(ステップS82)。次いで、モバイルアプリ処理部3500のアクセス対応部3502は、ジョブ管理部3100にジョブの続行を要求する(ステップS83)。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ再処理・再開部3106は、ジョブ管理テーブル3403の続行フラグに基づいて、続行する中間処理があるか否かを判定する(ステップS84)。ここで、本シーケンス図は、続行する中間処理が有ることを想定している。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ再処理・再開部3106は、ジョブ管理テーブル3403を更新する(ステップS85)。すなわち、ジョブ再処理・再開部3106は、ジョブ管理テーブル3403おけるプレビュー画像パスをプレビュー画像パス(前回)として登録する。また、ジョブ再処理・再開部3106は、ジョブ管理テーブル3403のワークフロー処理再開位置をワークフロー処理再開位置(前回)として登録する。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ再処理・再開部3106は、続行するジョブのジョブ情報をジョブ実行部3200に提供する(ステップS86)。
次いで、ジョブ実行部3200は、ジョブ情報において指定されたワークフローに中間プレビュー処理が登録されているか否かを判定する(ステップS87)。ここで、ジョブ実行部3200は、ワークフローにおいて、現在の中間プレビュー処理以降に他の中間プレビュー処理が含まれるか否かを判定する。
次いで、ジョブ実行部3200の中間処理部3201は、ワークフロー処理再開位置(前回)に示された中間処理を始点にして、ワークフローに含まれる一又は複数の中間処理を実行する(ステップS88)。この時、中間処理部3201は、プレビュー画像パス(前回)の画像データを対象にして中間処理を実行する。そして、中間処理部3201は、ワークフローに含まれる全ての中間処理を実行するか、又は中間プレビューに係る中間処理により処理を停止するまで処理を続行する。
次いで、ジョブ実行部3200の中間プレビュー処理部3202は、中間プレビュー処理を実行する(ステップS89)。すなわち、中間プレビュー処理部3202は、ワークフローに係るジョブを停止して、中間プレビュー処理によりジョブを停止するまでに実行した一又は複数の中間処理の実行結果を示す画像データを取得する。
ステップS90からステップS92までの処理は、ステップS27からステップS29までと同様の処理となる。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ処理部3105は、ジョブ管理テーブル3403を更新する(ステップS92)。更に詳しくは、ジョブ処理部3105は、現在のプレビュー画像パスに登録されているものをプレビュー画像パス(前回)に登録する。また、ジョブ処理部3105は、現在のワークフロー処理再開位置に登録されているものをワークフロー処理再開位置(前回)に登録する。また、ジョブ処理部3105は、プレビュー画像パスには、現在の中間プレビュー処理のプレビュー画像3406のパスを登録する。また、ジョブ処理部3105は、ワークフロー処理再開位置には、現在の中間プレビュー処理の1つ前の中間処理を登録する。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ情報提供部3102は、続行後の中間処理のプレビュー画像3406のパスを含むジョブ情報をモバイルアプリ処理部3500に提供する(ステップS93)。次いで、モバイルアプリ処理部3500のジョブ情報取得部3505は、提供されたジョブ情報をモバイル端末20に送信する(ステップS94)。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207に受信したジョブ情報を表示させる(ステップS95)。すなわち、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、続行後の中間処理のプレビュー画像3406を備えるプレビュー画面G2を操作パネル207に表示させる。
以上により、モバイル端末20及び文書管理装置30は、続行中間処理を終了する。
次に、ジョブの続行が要求されたが未実行の中間処理が無いためジョブの実行結果を配信する配信処理について説明する。ここで、図16は、第1の実施形態のモバイル端末20及び文書管理装置30が実行する続行配信処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、プレビュー画面G2を介してユーザの操作を受け付ける(ステップS101)。ここで、文書管理装置アクセス部2102は、停止されたジョブを続行する操作、すなわち、プレビュー画面G2の続行ボタンG26を押下する操作を受け付ける。
受け付けた操作が停止されたジョブを続行する操作である場合に、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、文書管理装置30のモバイルアプリ処理部3500にジョブの続行を要求する(ステップS102)。
次いで、モバイルアプリ処理部3500のアクセス対応部3502は、ジョブ管理部3100にジョブの続行を要求する(ステップS103)。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ再処理・再開部3106は、ジョブ管理テーブル3403の続行フラグに基づいて続行する中間処理があるか否かを判定する(ステップS104)。ここで、本シーケンス図は、続行する中間処理が無いことを想定している。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ再処理・再開部3106は、対象のジョブのジョブ情報をジョブ実行部3200に提供する(ステップS105)。
次いで、ジョブ実行部3200の配信処理部3203は、配信処理を実行する(ステップS106)。すなわち、配信処理部3203は、ワークフローに含まれる一又は複数の中間処理が実行された画像データを含む実行結果を配信先に配信する。ここで、ジョブ再処理・再開部3106は、ステップS94において、続行する中間処理がないことを判定している。すなわち、配信処理部3203は、ワークフローに定められた一又は複数の中間処理を実行するジョブにおいて、未実行の中間処理が無いことを条件に、配信処理を実行する。
次いで、ジョブ実行部3200の配信処理部3203は、配信処理の実行結果をジョブ管理部3100に提供する(ステップS107)。
次いで、ジョブ管理部3100は、ジョブの中間処理及び配信処理の結果に応じて、該当するジョブ情報等を削除する(ステップS108)。例えば、ジョブ管理部3100は、ジョブの中間処理及び配信処理が成功した場合に、ジョブ情報から原画像パス、プレビュー画像パス及びプレビュー画像(前回)パスを取得し、該当する画像データを削除する。また、ジョブ管理部3100は、該当するジョブ情報をジョブ管理テーブル3403から削除し、該当するジョブIDをキュー3404から削除する。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ情報提供部3102は、ジョブが完了したこと登録されたステータスを有するジョブ情報をモバイルアプリ処理部3500に提供する(ステップS109)。モバイルアプリ処理部3500のジョブ情報取得部3505は、ジョブ情報をモバイル端末20に送信する(ステップS110)。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、ジョブ情報を操作パネル207に表示させる(ステップS111)。すなわち、文書管理装置アクセス部2102は、ワークフローで定められた一又は複数の中間処理及び配信処理を含むジョブが完了したことを操作パネル207に表示させる。
以上により、モバイル端末20及び文書管理装置30は、続行配信処理を終了する。
次に、ジョブを最初の処理から実行するリセット処理について説明する。ここで、図17は、第1の実施形態のモバイル端末20及び文書管理装置30が実行するリセット処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、ジョブをリセットする操作を受け付ける(ステップS121)。すなわち、文書管理装置アクセス部2102は、プレビュー画面G2の最初からやり直すボタンG24を押下する操作を受け付ける。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、文書管理装置30のモバイルアプリ処理部3500にジョブのリセットを要求する(ステップS122)。次いで、モバイルアプリ処理部3500のアクセス対応部3502は、ジョブ管理部3100にジョブのリセットを要求する(ステップS123)。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ再処理・再開部3106は、ジョブ管理テーブル3403を更新する(ステップS124)。すなわち、ジョブ再処理・再開部3106は、ジョブ管理テーブル3403の原画像パスをプレビュー画像(前回)パスとして登録する。また、ジョブ再処理・再開部3106は、ワークフローにおける最初の中間処理をジョブ管理テーブル3403のワークフロー処理再開位置(前回)として登録する。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ再処理・再開部3106は、リセットしたジョブのジョブ情報をジョブ実行部3200に提供する(ステップS125)。
次いで、ジョブ実行部3200の中間処理部3201は、ワークフロー処理再開位置(前回)に示された中間処理を始点にして、ワークフローに含まれる一又は複数の中間処理を実行する(ステップS126)。この時、中間処理部3201は、プレビュー画像パス(前回)の画像データを対象にして中間処理を実行する。そして、中間処理部3201は、ジョブ情報において指定された全ての中間処理を実行するか、又は中間プレビューに係る中間処理により処理を停止するまで処理を続行する。
次いで、ジョブ実行部3200の中間プレビュー処理部3202は、中間プレビュー処理を実行する(ステップS127)。すなわち、中間プレビュー処理部3202は、ワークフローに係るジョブを停止して、中間プレビュー処理によりジョブを停止するまでに実行した一又は複数の中間処理の実行結果を示す画像データを取得する。
ステップS128からステップS130までの処理は、ステップS27からステップS29までと同様の処理となる。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ情報提供部3102は、ワークフローをリセット後の中間処理のプレビュー画像3406のパスを含むジョブ情報をモバイルアプリ処理部3500に提供する(ステップS131)。
モバイルアプリ処理部3500のジョブ情報取得部3505は、提供されたジョブ情報をモバイル端末20に送信する(ステップS132)。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207に受信したジョブ情報を表示させる(ステップS133)。すなわち、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、ワークフローをリセット後の中間処理のプレビュー画像3406を備えるプレビュー画面G2を操作パネル207に表示させる。
以上により、モバイル端末20及び文書管理装置30は、リセット処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態に係るスキャン配信システム1によれば、画像形成装置10のジョブ実行部1003は、原稿をスキャンして、原稿の画像データを生成する。文書管理装置30のジョブ処理部3105は、ワークフローに定められた一又は複数の中間処理をジョブ実行部3200に順次実行させる。中間プレビュー処理部3202は、ワークフローに定められた中間プレビュー処理を実行した場合に、ワークフローに定められた処理を実行するジョブを停止する。ジョブ情報取得部3505は、停止されるまでに実行された一又は複数の中間処理の実行結果に係るプレビュー画像3406のパスを有するジョブ情報をモバイル端末20に提供する。モバイル端末20は、提供されたプレビュー画像3406を備えるプレビュー画面G2を操作パネル207に表示させる。そして、配信処理部3203は、ワークフローに定められた一又は複数の中間処理の実行が完了した場合に、ワークフローに定められた一又は複数の中間処理の実行結果を配信する。従って、第1の実施形態に係るスキャン配信システム1は、画像データに対して実行された中間処理の各々の実行結果を確認することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るスキャン配信システム1は、中間処理においてスキャンした画像データから、OCR処理等の抽出処理により文字列情報を抽出する。ここで、文字列情報とは、一又は複数の文字を示す情報である。そして、スキャン配信システム1は、抽出した文字列情報を配信に使用する。また、配信方法は、問わないものとする。例えば、配信方法は、メールにより配信してもよいし、SNS(Social Networking Service)により配信してもよいし、所定のフォルダ等に文字列情報を記憶させることにより配信するものであってもよい。なお、第2の実施形態においては、第1の実施形態との相違点の説明を主に行い、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1の実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図18は、第2の実施形態に係るジョブ管理テーブル3408のデータ構成の一例を示す説明図である。ジョブ管理テーブル3408は、ユーザIDと、ジョブIDと、ワークフローIDと、パラメータと、原画像パスと、プレビュー画像パスと、プレビュー画像パス(前回)と、ワークフロー処理再開位置と、ワークフロー処理再開位置(前回)と、OCR結果(件名)と、OCR結果(本文)と、ステータスとを関連付けて記憶する。また、パラメータは、配信先と、文書名と、中間処理設定と、続行フラグと関連付けて記憶する。ユーザIDと、ジョブIDと、ワークフローIDと、原画像パスと、プレビュー画像パスと、プレビュー画像パス(前回)と、ワークフロー処理再開位置と、ワークフロー処理再開位置(前回)と、ステータスとは、第1の実施形態と同様の内容である。さらに、パラメータの文書名と、続行フラグとは、第1の実施形態と同様の内容である。
配信先と、OCR結果(件名)と、OCR結果(本文)とには、中間処理においてOCR処理により文字列情報を抽出することが設定されている場合に、抽出した情報が記憶される。そして、中間処理においてOCR処理を実行したことが設定されていない場合に、OCR結果(件名)と、OCR結果(本文)とは、空になる。
また、ジョブ管理テーブル3408は、パラメータの中間処理設定にOCR処理の対象領域の設定値を記憶する。ここで、図19は、設定値テーブル3409のデータ構成の一例を示す説明図である。例えば、設定値テーブル3409は、抽出項目ごとに、ページ番号と、抽出領域とを関連付けて記憶する。抽出項目は、抽出した文字列情報の用途を示している。例えば、抽出項目は、件名や本文や配信先等である。件名は、抽出した文字列情報を、配信する内容の件名として使用することを示している。本文は、抽出した文字列情報を、配信する内容の本文として使用することを示している。配信先は、抽出した文字列情報を、配信先を特定する情報として使用することを示している。すなわち、配信先は、例えばメールアドレスや、配信先のフォルダを示す情報である。ページ番号は、文字列情報を抽出する文書のページ数を示す情報である。抽出領域は、文書のページ番号において文字列情報を抽出する領域を示す情報である。例えば、抽出領域は、文書の指定したページの上端からの座標と、右端からの座標とを示す情報である。そして、座標の単位は、画素数であってもよいし、ミリメートル等の長さの単位であってもよい。また、抽出領域の指定方法は、これに限らない。例えば、抽出領域の指定方法は、文字列情報を抽出する行数を指定するものであってもよいし、文書の指定したページにおいて文字列情報の抽出を開始する文字数目と抽出を終了する文字数目とを指定するものであってもよい。
次に、第2の実施形態に係る各処理について説明する。
第2の実施形態に係る登録処理は、第1の実施形態に係る登録処理と同様の処理である。第2の実施形態に係る登録処理は、文字列情報を抽出する中間処理が含まれているワークフローが選択されることを想定している。
第2の実施形態に係る実行処理について説明する。ここで、図20は、第2の実施形態に係る実行処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS221からステップS224までの処理は、第1の実施形態に係る実行処理のステップS21からステップS24まで処理と同様の処理である。
次いで、ジョブ実行部3200の中間処理部3201は、ジョブ情報において指定された画像データに対して、ワークフローに含まれる一又は複数の中間処理を実行する(ステップS225)。第2の実施形態に係る中間処理には、文字列情報を抽出するOCR処理が含まれている。すなわち、中間処理部3201は、画像データの予め指定された抽出領域から文字列情報を抽出するOCR処理を実行する。
ステップS226は、第1の実施形態に係る実行処理のステップS26と同様の処理である。
次いで、ジョブ実行部3200の中間処理部3201は、一又は複数の中間処理により生成された画像データを含む実行結果をジョブ管理部3100に提供する(ステップS227)。ここで、第2の実施形態に係る実行結果には、抽出項目ごとに、抽出した文字列情報が関連付けられている。
ステップS228は、第1の実施形態に係る実行処理のステップS28と同様の処理である。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ処理部3105は、ジョブ管理テーブル3403を更新する(ステップS229)。更に詳しくは、ジョブ処理部3105は、第1の実施形態において登録した内容に加えて、抽出項目の配信先に関連付けられている文字列情報をジョブ管理テーブル3408の配信先に登録させる。また、ジョブ処理部3105は、抽出項目の件名に関連付けられている文字列情報をジョブ管理テーブル3408のOCR結果(件名)に記憶させる。さらに、ジョブ処理部3105は、抽出項目の本文に関連付けられている文字列情報をジョブ管理テーブル3408のOCR結果(本文)に記憶させる。
ステップS230からステップS232までの処理は、第1の実施形態に係る実行処理のステップS30からステップS32まで処理と同様の処理である。
以上により、画像形成装置10、モバイル端末20及び文書管理装置30は、第2の実施形態に係る実行処理を終了する。
次に、第2の実施形態に係る表示処理について説明する。ここで、図21は、第2の実施形態に係る表示処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS241からステップS255までの処理は、第1の実施形態に係る表示処理のステップS41からステップS55まで処理と同様の処理である。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207に受信したジョブ情報を表示させる(ステップS256)。すなわち、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、第2の実施形態に係るプレビュー画面G200(図22参照)を操作パネル207に表示させる。
ここで、図22は、第2の実施形態に係るプレビュー画面G200の一例を示す説明図である。プレビュー画面G200は、ジョブ表示領域G201と、プレビュー画像表示領域G202と、中間処理変更ボタンG203と、最初からやり直すボタンG204と、キャンセルボタンG205と、続行ボタンG206と、配信内容表示領域G207とを備える。ジョブ表示領域G201は、第1の実施形態と同様に、配信先情報と、ジョブの状態とを表示する。配信先情報には、OCR処理により抽出した文字列情報が表示されている。すなわち、ジョブ管理テーブル3408のパラメータの配信先が表示されている。プレビュー画像表示領域G202と、中間処理変更ボタンG203と、最初からやり直すボタンG204と、キャンセルボタンG205と、続行ボタンG206とは、第1の実施形態に係るプレビュー画像表示領域G202と同様の内容である。配信内容表示領域G207は、配信内容を表示する領域である。例えば、配信内容表示領域G207は、配信する内容の件名と、配信する内容の本文とを表示する。すなわち、配信内容表示領域G207は、ジョブ管理テーブル3408のOCR結果(件名)とOCR結果(本文)とを表示する。
以上により、画像形成装置10、モバイル端末20及び文書管理装置30は、第2の実施形態に係る表示処理を終了する。
次に、第2の実施形態に係る変更処理について説明する。ここで、図23は、第2の実施形態に係る変更処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS261からステップS266までの処理は、第1の実施形態に係る実行処理のステップS61からステップS66まで処理と同様の処理である。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207に受信した中間処理一覧を表示させる(ステップS267)。すなわち、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、操作パネル207に中間処理を変更する画面を表示させる。
ここで、図24は、中間処理を変更する画面の画面遷移の一例を示す説明図である。中間処理を変更する画面には、(1)に示す第2の実施形態に係る中間処理変更画面G300と、(2)に示すページ選択画面G310と、(3)に示す領域選択画面G320とが含まれる。中間処理変更画面G300は、変更入力領域G301と、キャンセルボタンG302と、決定ボタンG303と、OCR領域変更ボタンG304とを備える。中間処理変更画面G300は、変更入力領域G301と、キャンセルボタンG302とは、第1の実施形態に係る中間処理変更画面G3と同様の内容である。そして、決定ボタンG303は、中間処理の変更を決定する場合に押下するボタンである。すなわち、決定ボタンG303は、OCR領域を変更する変更内容を反映させて、設定値テーブル3409に設定値を記憶させるボタンである。OCR領域変更ボタンG304は、文字列情報の抽出を行う領域を変更する場合に押下するボタンである。
文書管理装置アクセス部2102は、OCR領域変更ボタンG304が押下された場合に(2)に示すページ選択画面G310を表示させる。ページ選択画面G310は、ページ選択領域G311と、キャンセルボタンG312と、決定ボタンG313とを備える。ページ選択領域G311は、スキャンした画像の各ページを表示した領域である。ページ選択領域G311は、各ページからOCR処理を実行するページを選択する操作を受け付ける。キャンセルボタンG312は、OCR処理を実行するページの選択をキャンセルして、(1)に示す中間処理変更画面G300を表示させるボタンである。決定ボタンG313は、OCR処理を実行するページの選択を決定した場合に押下するボタンである。
文書管理装置アクセス部2102は、決定ボタンG313が押下された場合に(3)に示す領域選択画面G320を表示させる。領域選択画面G320は、件名ボタンG321と、配信先ボタンG322と、本文ボタンG323と、取消ボタンG324と、選択領域G325と、キャンセルボタンG326と、決定ボタンG327とを備える。件名ボタンG321は、OCR処理において抽出項目が件名の文字列情報を抽出する領域を選択する場合に押下するボタンである。配信先ボタンG322は、OCR処理において抽出項目が配信先の文字列情報を抽出する領域を選択する場合に押下するボタンである。本文ボタンG323は、OCR処理において抽出項目が本文の文字列情報を抽出する領域を選択する場合に押下するボタンである。取消ボタンG324は、選択した領域を取り消すボタンである。
選択領域G325は、ページ選択画面G310において選択したページの画像を表示した領域である。そして、選択領域G325は、画像から各抽出項目の文字列情報を抽出する抽出領域を選択する領域である。文書管理装置アクセス部2102は、選択領域G325に表示された画像において、ジョブ実行部3200が文字列情報を抽出する抽出領域を変更する操作を受け付ける。抽出領域を変更する操作の操作方法は、問わないものとする。例えば、操作方法は、抽出領域を指やタッチペンで囲う操作であってもよいし、抽出領域を示す数値自体を入力する操作であってもよい。
そして、文書管理装置アクセス部2102は、件名ボタンG321が押下された後に選択領域G325において文字列が選択された場合に、件名の文字列情報を抽出する抽出領域が選択されたとして、件名選択マークG3251を表示する。また、文書管理装置アクセス部2102は、配信先ボタンG322が押下された後に選択領域G325において文字列が選択された場合に、配信先の文字列情報を抽出する抽出領域が選択されたとして配信先選択マークG3252を表示する。また、文書管理装置アクセス部2102は、本文ボタンG323が押下された後に選択領域G325において文字列が選択された場合に、本文の文字列情報を抽出する抽出領域が選択されたとして本文選択マークG3253を表示する。ユーザは、件名選択マークG3251と、配信先選択マークG3252と、本文選択マークG3253とが表示されることで、何れの抽出項目の抽出領域であるかを区別することができる。図24に示す件名選択マークG3251と、配信先選択マークG3252と、本文選択マークG3253とは、枠線と、アンダーラインと、二本線のアンダーラインとで表現している。表現方法は、これに限らず、色を変える等の他の方法で表現してもよい。キャンセルボタンG326は、抽出領域の選択をキャンセルして、(2)に示すページ選択画面G310を表示させるボタンである。決定ボタンG327は、抽出領域の選択を決定した場合に押下するボタンである。文書管理装置アクセス部2102は、決定ボタンG327が押下された場合に(1)に示す中間処理変更画面G300を表示させる。
図23に戻り、ステップS268において、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、OCR領域を変更する操作を受け付ける(ステップS268)。
次いで、モバイル端末20の文書管理装置アクセス部2102は、ワークフローに含まれる中間処理の変更を文書管理装置30のモバイルアプリ処理部3500に要求する(ステップS269)。そして、中間処理の変更要求には、抽出項目ごとの変更後のページ番号と抽出領域とが含まれている。
次いで、モバイルアプリ処理部3500のアクセス対応部3502は、ワークフローに含まれる中間処理の変更をジョブ管理部3100に要求する(ステップS270)。これに伴い、ジョブ処理部3105は、ジョブ管理テーブル3408のパラメータの中間処理設定に含まれる設定値テーブル3409の各抽出項目に、中間処理の変更要求に含まれる変更後のページ番号と抽出領域とを記憶させる。
次いで、ジョブ管理部3100のジョブ再処理・再開部3106は、変更した中間処理設定の設定値テーブル3409について再実行するジョブを文書管理装置30に投入する(ステップS271)。
次いで、ジョブ実行部3200の中間処理部3201は、変更後の中間処理を含む一又は複数の中間処理を実行する(ステップS272)。すなわち、中間処理部3201は、変更後の中間処理設定の設定値テーブル3409の設定でOCR処理を実行する。また、中間処理部3201は、中間処理において画像変換や画像補正が実行された画像データに対してOCR処理を実行してもよい。中間処理部3201が、何れの中間処理を実行した後にOCR処理を実行するのかはワークフロー定義3401に基づいて定められる。
ステップS273からステップS279までの処理は、第1の実施形態に係る実行処理のステップS73からステップS79まで処理と同様の処理である。
以上により、モバイル端末20及び文書管理装置30は、変更処理を終了する。
第2の実施形態に係る続行中間処理は、第1の実施形態に係る続行中間処理と同様の処理である。
次に、第2の実施形態に係る続行配信処理について説明する。ここで、図25は、第2の実施形態に係る続行配信処理の一例を示すシーケンス図である。
ステップS301からステップS305までの処理は、第1の実施形態に係る続行配信処理のステップS101からステップS105まで処理と同様の処理である。
次いで、ジョブ実行部3200の配信処理部3203は、配信処理を実行する(ステップS306)。すなわち、配信処理部3203は、抽出した配信先に、抽出した件名及び抽出した本文を含む情報を配信する。
ステップS307からステップS311までの処理は、第1の実施形態に係る続行配信処理のステップS107からステップS111まで処理と同様の処理である。
以上により、モバイル端末20及び文書管理装置30は、続行中間処理を終了する。
第2の実施形態に係るリセット処理は、第1の実施形態に係るリセット処理と同様の処理である。
以上のように、第2の実施形態に係るスキャン配信システム1によれば、ジョブ処理部3105は、OCR処理等の文字列情報を抽出する抽出処理を実行する。そして、モバイル端末20は、抽出された文字列情報を表示させる。さらに、ジョブ処理部3105は、モバイル端末20において文字列情報を抽出する抽出領域を変更する操作を受け付けた場合に、変更後の抽出領域に対して抽出処理を実行する。また、モバイル端末20は、変更後の抽出領域に対して実行された抽出処理の実行結果である文字列情報を表示させる。従って、第2の実施形態に係るスキャン配信システム1は、中間処理にOCR処理が含まれている場合に、OCR処理の結果を確認することが可能となる。
本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述した画像形成装置10の各部の機能(ユーザ認証部1001、ワークフロー選択受信部1002、ジョブ実行部1003、及び通信接続情報提供部1004)は、CPU111やCPU121が、記憶装置(例えばROM112やHDD114やROM122やフラッシュメモリ124等)に格納されたプログラム等を実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記画像形成装置10の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上述したモバイル端末20の各部の機能(通信接続情報取得部2101、及び文書管理装置アクセス部2102)は、CPU201が、記憶装置(例えばROM202やフラッシュメモリ204等)に格納されたプログラム等を実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記モバイル端末20の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上述した文書管理装置30の各部の機能(ジョブ管理部3100、ジョブ実行部3200、及びモバイルアプリ処理部3500)は、CPU301が、記憶装置(例えばROM302やHDD304等)に格納されたプログラム等を実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上記文書管理装置30の各部の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。
上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。また、本実施形態の各装置のプログラムは、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 スキャン配信システム
10 画像形成装置
20 モバイル端末
30 文書管理装置
40 管理者端末
50 配信先装置
1001 ユーザ認証部
1002 ワークフロー選択受信部
1003 ジョブ実行部
1004 通信接続情報提供部
2101 通信接続情報取得部
2102 文書管理装置アクセス部
3100 ジョブ管理部
3200 ジョブ実行部
3300 プラグイン
3401 ワークフロー定義
3402 中間処理定義
3403、3408 ジョブ管理テーブル
3404 キュー
3405 原画像
3406 プレビュー画像
3407 プレビュー画像(前回)
3409 設定値テーブル
3500 モバイルアプリ処理部
特開2014−59709号公報

Claims (10)

  1. 原稿から画像データを読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った前記画像データに対して実行する複数の処理が並べられた各処理を順次実行する場合に、当該処理を停止させる停止処理を実行したことを条件に、前記処理を停止させる実行手段と、
    前記実行手段が前記停止処理を実行するまでに実行した一又は複数の前記処理の実行結果を示す画像データを表示させる表示制御手段と、
    前記実行手段が前記処理の実行が完了した場合に、当該処理の実行結果を配信する配信手段と、
    を備えるスキャン配信システム。
  2. 前記実行手段が実行した前記処理を変更する操作を受け付ける変更手段を更に備え、
    前記実行手段は、前記変更手段が変更後の前記処理を実行する、
    請求項1に記載のスキャン配信システム。
  3. 前記実行手段が前記停止処理を実行した場合に、前記実行手段が前記停止処理を実行するまでに実行した一又は複数の前記処理の実行結果を示す前記画像データを記憶させる記憶制御手段を更に備え、
    前記実行手段は、前記変更手段が前記処理を変更した場合に、前記記憶制御手段が前回の停止の際に記憶させた前記画像データに対して変更後の前記処理を実行する、
    請求項2に記載のスキャン配信システム。
  4. 前記記憶制御手段は、前記実行手段が前記停止処理を実行した場合に、当該停止処理の次に実行される前記処理を記憶させ、
    前記実行手段は、前記変更手段が前記処理を変更した場合に、前記記憶制御手段が前回の前記停止処理の際に記憶させた前記処理から当該処理を実行する、
    請求項3に記載のスキャン配信システム。
  5. 前記実行手段は、前記処理が停止された状態で当該処理を続行する操作を受け付けた場合に、前記記憶制御手段が記憶させた前記停止処理の次に実行される前記処理から当該処理を再開する、
    請求項4に記載のスキャン配信システム。
  6. 前記配信手段は、前記処理が停止された状態で当該処理を続行する操作を受け付けた場合に、前記処理に未実行の前記処理が無いことを条件に、前記画像データを配信する、
    請求項4又は5に記載のスキャン配信システム。
  7. 前記実行手段は、前記画像データの予め指定された抽出領域から文字列情報を抽出する抽出処理を実行し、
    前記表示制御手段は、前記実行手段が実行した前記抽出処理により抽出された前記文字列情報を表示させ、
    前記変更手段は、前記表示制御手段が表示した前記画像データに基づいて、前記実行手段が前記文字列情報を抽出する前記抽出領域を変更する操作を受け付ける、
    請求項2乃至6の何れか一項に記載のスキャン配信システム。
  8. 画像データに対して実行する複数の処理が並べられた各処理を順次実行する場合に、当該処理を停止させる停止処理を実行したことを条件に、前記処理を停止させる実行手段と、
    前記実行手段が前記停止処理を実行するまでに実行した一又は複数の前記処理の実行結果を示す画像データを表示させる表示制御手段と、
    前記実行手段が前記処理の実行が完了した場合に、当該処理の実行結果を配信する配信手段と、
    を備える文書管理装置。
  9. 原稿から画像データを読み取る読取工程と、
    前記読取工程で読み取った前記画像データに対して実行する複数の処理が並べられた各処理が順次実行される場合に、当該処理を停止させる停止処理が実行されたことを条件に、前記処理を停止させる実行工程と、
    前記実行工程で前記停止処理が実行されるまでに実行された一又は複数の前記処理の実行結果を示す画像データを表示させる表示制御工程と、
    前記実行工程で前記処理の実行が完了した場合に、当該処理の実行結果を配信する配信工程と、
    を備えるスキャン配信方法。
  10. コンピュータに、
    画像データに対して実行する複数の処理が並べられた各処理を順次実行する場合に、当該処理を停止させる停止処理を実行したことを条件に、前記処理を停止させる実行手段と、
    前記実行手段が前記停止処理を実行するまでに実行した一又は複数の前記処理の実行結果を示す画像データを表示させる表示制御手段と、
    前記実行手段が前記処理の実行が完了した場合に、当該処理の実行結果を配信する配信手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019161515A (ja) * 2018-03-14 2019-09-19 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
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