JP2017175506A - 地上デジタル放送中継装置及びその送信装置 - Google Patents

地上デジタル放送中継装置及びその送信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】受信電波に瞬時的に受信レベルが激しく変動する状況が生じても放送波を適正なレベルで安定に出力できるようにする。【解決手段】送信部は、受信部における自動利得制御の利得を制御する利得制御情報を監視し、その監視される利得制御情報から放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出する。そして、受信レベル変動が検出されたことに応じて、送信部は、等化部での遅延時間内に送信部における自動利得制御の利得を、受信レベル変動を抑制する方向に調整する。【選択図】 図6

Description

本発明は、上位局から送信される地上デジタル放送を受信し、その受信信号を増幅して再送信する地上デジタル放送中継装置及びその送信装置に関する。
地上テレビジョン放送がデジタル化された地域では、地上デジタル放送の受信環境が悪い難視聴地域を解消するために中継局が整備されている。中継局には、上位局(放送局または他の中継局)から送信される地上デジタル放送の電波(放送波)を難視聴地域又は次の中継局へ向けて中継する地上デジタル放送中継装置が備えられている。
地上デジタル放送中継装置は、中継対象のチャンネル毎に、受信部、等化部及び送信部を備える。受信部は、受信アンテナで受信した電波から中継対象であるチャンネルの放送波を抽出し、中間周波数(IF)に変換してIF信号を出力する。等化部は、IF信号に対して遅延量の調整、マルチパス干渉によって生じた歪の修正等の等化処理を行う。送信部は、等化処理されたIF信号を中継対象であるチャンネルの高周波(RF)に変換する。地上デジタル放送中継装置は、送信部から出力されるRF信号を送信アンテナから送信する(例えば、非特許文献1参照)。
受信部及び送信部は、出力の安定化を図るために減衰器(Attenuator:ATT)をそれぞれ含み、この減衰器への帰還ループを用いて自動利得制御(Automatic Gain Control:AGC)を行っている。特に送信部は、送信アンテナからの平均送信電力を最終的に一定にするために自動利得制御を活用する。このため、自動利得制御の応答速度は比較的緩やかである(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003‐289276号公報 特開2009‐038465号公報
「地上デジタル放送用送信設備共通仕様書」全国デジタル放送設備検討会編、2005年4月27日改訂
応答速度が緩やかな自動利得制御の場合、帰還ループのループフィルタが適切に設計されているならば、通常の穏やかなレベルの波形の変化に対しては問題なく動作する。しかしながら、瞬時的に受信レベルが激しく変動する状況、例えばインパルス雑音等が発生した場合には、その信号に対して自動利得制御の応答が追い付かず、過渡的に出力信号が変動して最適なレベルを逸脱するおそれがある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、受信電波に瞬時的に受信レベルが激しく変動する状況が生じても放送波を適正なレベルで安定に出力できる地上デジタル放送中継装置及びその送信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の態様は、受信アンテナで受信された地上デジタル放送の放送波信号を自動利得制御に従い減衰させた後に中間周波数信号に変換する受信部、この受信部で変換された中間周波数信号を所定の遅延時間だけ遅延させて等化処理する等化部、及び、等化部で等化処理された中間周波数信号を自動利得制御に従い減衰させた後に放送波信号に復元し送信アンテナから送信する送信部、を備える。送信部は、監視手段により、受信部における自動利得制御の利得を制御する利得制御情報を監視し、検出手段により、その監視される利得制御情報から放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出する。そして、受信レベル変動が検出されたことに応じて、調整手段により、等化部での遅延時間内に送信部における自動利得制御の利得を、受信レベル変動を抑制する方向に調整するようにしたものである。
この発明の第2の態様は、第1の態様において、送信部に、受信部で発生する利得制御情報を受信する受信手段と、等化部に設定される遅延時間の情報を取り込む取得手段とを、さらに設ける。
この発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、調整手段が、遅延時間内の所定時間をかけて送信部における自動利得制御の利得を、受信レベル変動を抑制する方向に連続してまたは階段状に変更するように調整するようにしたものである。
また、この発明の第4の態様は、受信部が、受信アンテナで受信された地上デジタル放送の放送波信号を自動利得制御に従い減衰させた後に中間周波数信号に変換し、等化部が、受信部で変換された中間周波数信号を所定の遅延時間だけ遅延させて等化処理する地上デジタル放送中継装置の送信装置である。上記送信装置は、信号処理手段により、等化部で等化処理された中間周波数信号を自動利得制御に従い減衰させた後に放送波信号に復元し送信アンテナから送信する。また上記送信装置は、監視手段により、受信部における自動利得制御の利得を制御する利得制御情報を監視し、検出手段により、その監視される利得制御情報から放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出する。そして受信レベル変動が検出されたことに応じて、調整手段により、等化部での遅延時間内に信号処理手段による自動利得制御の利得を、受信レベル変動を抑制する方向に調整するようにしたものである。
この発明の第1の態様によれば、受信部における自動利得制御の利得を制御する利得制御情報から放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動が検出されると、等化部での遅延時間内に送信部における自動利得制御の利得が、受信レベル変動を抑制する方向に調整される。したがって、受信電波に瞬時的に受信レベルが激しく変動する状況が生じても、放送波を適正なレベルで安定に出力することができる。
この発明の第2の態様によれば、送信部は、受信部で発生する利得制御情報をリアルタイムに監視することができる。また送信部は、等化部に設定される遅延時間情報の変更に対応することができる。
この発明の第3の態様によれば、送信部において、受信レベル変動を比較的緩やかに抑制することができる。したがって、利得の調整によって過渡的に送信レベルが変動することはなく、放送波を適正なレベルでより安定に出力することができる。
また、発明の第4の態様によれば、地上デジタル放送中継装置において、受信電波に瞬時的に受信レベルが激しく変動する状況が生じても、放送波を適正なレベルで安定に出力できる送信装置を提供することができる。
この発明の一実施形態である地上デジタル放送中継装置の構成を概略的に示すブロック図。 図1に示す地上デジタル放送中継装置が有する受信部の一構成例を示す回路図。 図1に示す地上デジタル放送中継装置が有する等化部の一構成例を示す回路図。 図1に示す地上デジタル放送中継装置が有する送信部の一構成例を示す回路図。 図4に示す送信部が有するコントローラのハードウェア構成を示すブロック図。 図5に示すコントローラのプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図。
以下、受信電波に突出した変化があっても放送波を適正なレベルで安定に出力できる地上デジタル放送中継装置及びその送信装置の一実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態はあくまでも一例であり、本発明が以下の実施形態に限定されないのは言うまでもない。
図1は、地上デジタル放送中継装置(以下、中継装置と略称する)1の構成を概略的に示すブロック図である。図1においては、中継対象である複数のチャンネルのうち1つのチャンネルに対する構成が示されている。
図示するように中継装置1は、受信部11、等化部12及び送信部13を含む。受信部11は、受信アンテナ2で受信した電波から中継対象であるチャンネルの放送波を抽出し、中間周波数(IF)に変換してIF信号を出力する。等化部12は、IF信号に対して遅延量の調整、マルチパス干渉によって生じた歪の修正等の等化処理を行う。送信部13は、等化処理されたIF信号を中継対象であるチャンネルの高周波(RF)に変換する。中継装置1は、送信部13から出力されるRF信号を送信アンテナ3に出力する。これにより送信アンテナ3からは、当該中継装置1にて増幅された放送波が放射される。
受信部11、等化部12及び送信部13は、それぞれコントローラ11a、12a、13aを有する。例えばMPU(Micro-Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の修正回路が、コントローラ11a、12a、13aとして用いられる。本実施形態では、受信部11及び送信部13のコントローラ11a、13aとしてMPUを用い、等化部12のコントローラ12aとしてFPGAを用いる。
中継装置1は、受信部11、等化部12及び送信部13を単一の基板上に構成する。そして中継装置1は、受信部11のコントローラ11aと送信部13のコントローラ13aとをシリアルバスで接続している。また中継装置1は、等化部12のコントローラ12aと送信部13のコントローラ13aとの間で、シリアルインターフェースを介したシリアル通信又はGPIO(General Purpose Input/Output:汎用入出力)インターフェースを介したパラレル通信が可能となるように、コントローラ11aとコントローラ13aとの間を接続している。
図2は、受信部11の一構成例を示す回路図である。受信部11は、前記コントローラ11aの他に、2つのローパスフィルタ11b,11c、バンドパスフィルタ11d、減衰器(ATT)11e、ミキサ11f、局部発振器11g、分配器11h、スイッチ11j、対数検波器11k、A/D(Analog/Digital)コンバータ11m、D/A(Digital/ Analog)コンバータ11n及び5つの増幅器11p,11q,11r,11s,11tを有する。
受信部11は、受信アンテナ2からの信号が入力される入力端子RF−INに、ローパスフィルタ11b、増幅器11p及び減衰器11eを直列に介してミキサ11fを接続する。この接続により、入力端子RF−INに入力される信号から中継対象であるチャンネルの放送波信号がローパスフィルタ11bで抽出される。そしてこの放送波信号は、増幅器11pで増幅され、減衰器11eで適切な信号レベルに減衰された後、ミキサ11fに与えられる。ミキサ11fには、局部発振器11gから局部発振信号が入力されており、放送波信号に局部発振信号が混合されて、放送波信号がIF信号に変換される。
受信部11は、ミキサ11fの出力に、ローパスフィルタ11c、増幅器11q、バンドパスフィルタ11d及び増幅器11rを直列に介して分配器11hを接続する。この接続により、ミキサ11fの出力であるIF信号から所望チャンネルのIF信号がローパスフィルタ11c及びバンドパスフィルタ11dで抽出され、増幅器11r及び増幅器11rで増幅されて、分配器11hに与えられる。分配器11hは、第1の出力ポートと第2の出力ポートとを有し、増幅器11rで増幅されたIF信号を第1の出力ポートと第2の出力ポートとに分配して出力する。
受信部11は、分配器11hの第1の出力ポートに増幅器11s及びスイッチ11jを直列に介してIF信号の出力端子IF−OUTを接続する。また受信部11は、分配器11hの第2の出力ポートに増幅器11t、対数検波器11kを直列に介してA/Dコンバータ11mを接続する。この接続により、スイッチ11jがオンの場合、分配器11hの第1の出力ポートから出力されたIF信号は、増幅器11sで増幅された後、出力端子IF−OUTから出力される。また、スイッチ11jがオンかオフかに係らず分配器11hの第2の出力ポートから出力されたIF信号は、増幅器11tで増幅され、対数検波器11kで対数検波された後、A/Dコンバータ11mでデジタル信号に変換される。
受信部11は、A/Dコンバータ11mとコントローラ11aの入力ポートとをシリアルバスで接続する。また受信部11は、コントローラ11aの出力ポートとD/Aコンバータ11nとをシリアルバスで接続する。そしてこのシリアルバスは、送信部13のコントローラ13aにも接続される。
コントローラ11aは、入力ポートに入力されたデジタルデータ、すなわちA/D変換されたIF信号のデータを取り込む。そしてコントローラ11aは、IF信号のレベルを検出する。IF信号のレベルが規定値まで上昇していない場合、スイッチ11jはオフのままである。IF信号のレベルが規定値まで上昇すると、コントローラ11aは、スイッチ11jにオン信号を出力する。この信号によりスイッチ11jがオンするので、受信部11では、分配器11hの第1の出力ポートから出力され、増幅器11sで増幅されたIF信号が出力端子IF−OUTから出力される。
IF信号のレベルが規定値まで上昇した後も、コントローラ11aは、IF信号のデータを取り込む。そしてIF信号のレベルが目標値よりも低い場合には、コントローラ11aは、利得を高める方向のAGC制御情報(利得制御情報)を出力ポートから出力する。IF信号のレベルが目標値よりも高い場合には、コントローラ11aは、利得を低める方向のAGC制御情報(利得制御情報)を出力ポートから出力する。コントローラ11aの出力ポートから出力されたAGC制御情報は、シリアルバスを介して送信部13のコントローラ13aに与えられるとともに、D/Aコンバータ11nにてアナログ信号に変換される。
受信部11は、D/Aコンバータ11nを減衰器11eに接続する。この接続により、D/Aコンバータ11nにてアナログ信号に変換されたAGC制御情報は減衰器11eに与えられ、減衰器11eの減衰量(dB)が制御される。すなわち、利得を高める方向のAGC制御情報が減衰器11eに与えられた場合には、減衰器11eの減衰量(dB)が小さくなる。利得を低める方向のAGC制御情報が減衰器11eに与えられた場合には、減衰器11eの減衰量(dB)が大きくなる。このような自動利得制御により、出力端子IF−OUTから出力されるIF信号のレベルが安定したレベルに維持される。
図3は、等化部12の一構成例を示す回路図である。等化部12は、前記コントローラ12aの他に、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)12b、A/Dコンバータ12c及びD/Aコンバータ12dを有する。
等化部12は、受信部11の出力端子IF−OUTから出力されるIF信号が入力される入力端子IF−INにA/Dコンバータ12cを接続し、このA/Dコンバータ12cとコントローラ12aの入力ポートとをシリアルバスで接続する。この接続により、入力端子IF−INに入力されたIF信号は、A/Dコンバータでデジタル信号に変換され、デジタルデータとしてコントローラ12aに入力される。
等化部12は、コントローラ12aとSDRAM12bとをシリアルバスで接続する。この接続により、コントローラ12aは、SDRAM12bへのデータの書込み及びSDRAM12bからのデータの読出しが可能となる。またコントローラ12aは、送信部13のコントローラ13aとの間でシリアル通信又はパラレル通信が可能なように接続される。この接続により、コントローラ12aとコントローラ13aとは、相互間でデータの授受が可能となる。
コントローラ12aは、入力端子IF−INに入力されたIF信号に対して等化処理を実行する。すなわちコントローラ12aは、入力ポートに入力されたIF信号のデジタルデータを全てSDRAM12bへ書き込む。そして所定の遅延時間Dtが経過した後に、コントローラ12aは、SDRAM12bからIF信号のデジタルデータを全て読出し、出力ポートから出力する。かくしてコントローラ12aは、IF信号に対して遅延量の調整、マルチパス干渉によって生じた歪の修正等を行う。因みに遅延時間Dtは、基本的にはコントローラ12a内のメモリに予め設定されており、運用中に大きく変更されることはない。
等化部12は、コントローラ12aの出力ポートとD/Aコンバータ12dとをシリアルバスで接続し、このD/Aコンバータ12dをIF信号の出力端子IF−OUTに接続する。この接続により、コントローラ12aから出力されるデジタルデータは、D/Aコンバータ12dでアナログ信号に変換され、等化処理されたIF信号として出力端子IF−OUTから出力される。
図4は、送信部13の一構成例を示す回路図である。送信部13は、前記コントローラ13aの他に、2つのローパスフィルタ13b,13c、バンドパスフィルタ13d、減衰器(ATT)13e、ミキサ13f、局部発振器13g、分配器13h、スイッチ13j、対数検波器13k、A/Dコンバータ13m、D/Aコンバータ13n及び5つの増幅器13p,13q,13r,13s,13tを有する。
送信部13は、等化部12の出力端子IF−OUTから出力される等化処理後のIF信号が入力される入力端子IF−INに、ローパスフィルタ13b、増幅器13p及び減衰器13eを直列に介してミキサ13fを接続する。この接続により、等化処理後のIF信号から中継対象であるチャンネルのIF信号がローパスフィルタ13bで抽出される。そしてこのIF信号は、増幅器13pで増幅され、減衰器13eで適切な信号レベルに減衰された後、ミキサ13fに与えられる。ミキサ13fには、局部発振器13gから局部発振信号が入力されており、IF信号に局部発振信号が混合されて、IF信号が中継対象であるチャンネルのRF信号に変換される。
送信部13は、ミキサ13fの出力に、ローパスフィルタ13c、増幅器13q、バンドパスフィルタ13d及び増幅器13rを直列に介して分配器13hを接続する。この接続により、ミキサ13fの出力であるRF信号から所望チャンネルのRF信号がローパスフィルタ13c及びバンドパスフィルタ13dで抽出され、増幅器13q及び増幅器13rで増幅されて、分配器13hに与えられる。分配器13hは、第1の出力ポートと第2の出力ポートとを有し、増幅器13rで増幅されたIF信号を第1の出力ポートと第2の出力ポートとに分配して出力する。
送信部13は、分配器13hの第1の出力ポートに増幅器13s及びスイッチ13jを直列に介してRF信号の出力端子RF−OUTを接続する。また送信部13は、分配器13hの第2の出力ポートに増幅器13t、対数検波器13kを直列に介してA/Dコンバータ13mを接続する。この接続により、スイッチ13jがオンの場合、分配器13hの第1の出力ポートから出力されたRF信号は、増幅器13sで増幅された後、出力端子RF−OUTから出力される。また、スイッチ13jがオンかオフかに係らず分配器13hの第2の出力ポートから出力されたRF信号は、増幅器13tで増幅され、対数検波器13kで対数検波された後、A/Dコンバータ13mでデジタル信号に変換される。
送信部13は、A/Dコンバータ13mとコントローラ13aの入力ポートとをシリアルバスで接続する。また送信部13は、コントローラ13aの出力ポートとD/Aコンバータ13nとをシリアルバスで接続する。
コントローラ13aは、入力ポートに入力されたデジタルデータ、すなわちA/D変換されたRF信号のデータを取り込む。そしてコントローラ13aは、RF信号のレベルを検出する。RF信号のレベルが規定値まで上昇していない場合、スイッチ13jはオフのままである。RF信号のレベルが規定値まで上昇すると、コントローラ13aは、スイッチ13jにオン信号を出力する(破線矢印)。この信号によりスイッチ13jがオンするので、送信部13では、分配器13hの第1の出力ポートから出力され、増幅器13sで増幅されたRF信号が出力端子RF−OUTから出力される。
出力端子RF−OUTは送信アンテナ3に接続されている。この接続により、送信アンテナ3から所望チャンネルの放送波が放射される。
RF信号のレベルが規定値まで上昇した後も、コントローラ13aは、RF信号のデータを取り込む。そしてRF信号のレベルが目標値よりも低い場合には、コントローラ13aは、利得を高める方向のAGC制御情報(利得制御情報)を出力ポートから出力する。RF信号のレベルが目標値よりも高い場合には、コントローラ13aは、利得を低める方向のAGC制御情報(利得制御情報)を出力ポートから出力する。コントローラ13aの出力ポートから出力されたAGC制御情報は、D/Aコンバータ13nにてアナログ信号に変換される。
送信部13は、D/Aコンバータ13nを減衰器13eに接続する。この接続により、D/Aコンバータ13nにてアナログ信号に変換されたAGC制御情報は減衰器13eに与えられ、減衰器13eの減衰量(dB)が制御される。すなわち、利得を高める方向のAGC制御情報が減衰器13eに与えられた場合には、減衰器13eの減衰量(dB)が小さくなる。利得を低める方向のAGC制御情報が減衰器13eに与えられた場合には、減衰器13eの減衰量(dB)が大きくなる。このような自動利得制御により、出力端子RF−OUTから出力されるRF信号のレベルが安定したレベルに維持される。
ここに送信部13は、信号処理手段、すなわち等化部12で等化処理された中間周波数信号(IF信号)を自動利得制御に従い減衰させた後に放送波信号(RF信号)に復元し、送信アンテナ3から送信する手段を備える。
次に、送信部13の具体的構成及び主要な動作について、図5及び図6を用いて説明する。
図5は、送信部13におけるコントローラ13aのハードウェア構成を示すブロック図である。コントローラ13aは、プロセッサ51、メモリ52、入力ポート53、出力ポート54、受信部インターフェース55及び等化部インターフェース56を備え、これらをシステム伝送路57で接続してなる。
プロセッサ51は、コントローラ13aの中枢部分に相当する。プロセッサ51は、プログラムに従いコントローラ13aとしての機能を実現するべく種々の情報を処理する。
メモリ52は、コントローラ13aの記憶部分に相当する。メモリ52は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メモリ52は、不揮発性のメモリ領域ではプログラムを記憶する。メモリ52は、プロセッサ51が情報処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する。またメモリ52は、揮発性のメモリ領域をワークエリアとして使用する。ワークエリアでは、プロセッサ51によってデータが適宜書き換えられる。
入力ポート53、出力ポート54、受信部インターフェース55及び等化部インターフェース56は、コントローラ13aの入出力部分に相当する。そして入力ポート53には、A/Dコンバータ13mでデジタル変換されたデータ、すなわち対数検波器13kで対数検波されたRF信号のデジタルデータが入力される。出力ポート54からは、D/Aコンバータ13nに対してAGC制御情報が出力される。受信部インターフェース55には、受信部11のコントローラ11aからD/Aコンバータ11nに対して出力されるデジタルデータ、すなわち受信部11のAGC制御情報が入力される。等化部インターフェース56には、等化部12のコントローラ12aに設定された遅延時間情報が入力される。
図6は、プロセッサ51が実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されるプログラムに従い、図6に示す手順の情報処理を実行する。なお、図6に示すとともに以下に説明する手順は一例であり、同様な結果を得ることができるのであれば手順を適宜変更して実施できるものである。
先ずプロセッサ51は、ステップS1として、等化部インターフェース56を介して等化部12のコントローラ12aに設定された遅延時間Dtを取り込む。そしてプロセッサ51は、この遅延時間Dtをメモリ52のワークエリアTにセットする。
ここに送信部13は、プロセッサ51及び等化部インターフェース56により取得手段、すなわち等化部12に設定される遅延時間の情報を取り込む手段を構成する。
プロセッサ51は、ステップS2として、切替フラグFを“0”にリセットする。切替フラグFは、受信部11から受信したAGC制御情報をワークエリアAに書き込むのかワークエリアBに書き込むのかを切り替えるための1ビットの情報である。本実施形態では、切替フラグFが“0”のときにはAGC制御情報をワークエリアAに書き込み、切替フラグFが“1”のときにはAGC制御情報をワークエリアBに書き込むように、プロセッサ51を制御する。なお、ステップS1とステップS2との手順は、前後が逆であってもよい。
ステップS1及びステップS2の処理が終了すると、プロセッサ51は、ステップS3として、受信部インターフェース55への入力信号からAGC制御情報mを監視する。AGC制御情報mは、受信部11のコントローラ11aで生成されるAGC制御情報のデジタル値である。プロセッサ51は、ステップS4として、AGC制御情報mを受信したか否かを判断する。AGC制御情報mを受信していない場合、プロセッサ51は、ステップS4にて「NO」に進み、ステップS3の処理に戻る。すなわちプロセッサ51は、AGC制御情報mの監視を続ける。
ここに送信部13は、プロセッサ51及び受信部インターフェース55により受信手段、すなわち受信部11で発生する利得制御情報(AGC制御情報m)を受信する手段を構成する。
AGC制御情報mを受信した場合、プロセッサ51は、ステップS4にて「YES」に進む。そしてプロセッサ51は、ステップS5として、切替フラグFを調べる。切替フラグFが“0”の場合、プロセッサ51は、ステップS5にて「YES」に進む。そしてプロセッサ51は、ステップS6として、AGC制御情報mをワークエリアAに書き込む。またプロセッサ51は、ステップS7として、切替フラグFを“1”にセットする。なお、ステップS6とステップS7との手順は、前後が逆であってもよい。
これに対し、切替フラグFが“1”であった場合には、プロセッサ51は、ステップS5にて「NO」に進む。そしてプロセッサ51は、ステップS8として、AGC制御情報mをワークエリアBに書き込む。またプロセッサ51は、ステップS9として、切替フラグFを“0”にリセットする。なお、ステップS8とステップS9との手順は、前後が逆であってもよい。
ステップS6及びステップS7の処理が終了するか、あるいはステップS8及びステップS9の処理が終了すると、プロセッサ51は、ステップS10として、ワークエリアAの値とワークエリアBの値との差分値を算出する。そしてプロセッサ51は、差分値をワークエリアCに書き込む。
次にプロセッサ51は、ステップS11として、ワークエリアCの値がしきい値Lを超えたか否かを判断する。ワークエリアCの値がしきい値Lを超えていない場合、プロセッサ51は、ステップS11にて「NO」に進み、ステップS3の処理に戻る。
したがって、プロセッサ51は、受信部11からAGC制御情報を受信する毎に、その値をワークエリアAとワークエリアBとに交互に書き込む。そしてプロセッサ51は、ワークエリアAの値とワークエリアBの値との差分値、つまりは直前のAGC制御情報の値と今回のAGC制御情報の値との差分値がしきい値Lを超えるか否かを判断する。
受信部11から等化部12に出力されるIF信号に、瞬時的に信号レベルが激しく変動する状況、例えばインパルス雑音等が発生すると、AGC制御情報の値が大きく変化する。したがって、ワークエリアCに記憶される差分値は大きくなる。そこで本実施形態では、インパルス雑音のような瞬時的な受信レベル変動があったと認められる差分値の最小値をしきい値Lとする。プロセッサ51は、差分値がしきい値Lを超えた場合、上記受信レベル変動を検出したとみなす。
ここに送信部13は、コントローラ13aが実行するステップS5〜S11の各処理により検出手段、すなわち監視手段によって監視される利得制御情報(AGC制御情報)から放送波信号(IF信号)に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出する手段を構成する。
差分値Cがしきい値Lを超えると、プロセッサ51は、ステップS11にて「YES」に進む。そしてプロセッサ51は、ステップS12としてタイマをスタートする。タイマは、例えばプロセッサ51に内蔵されている。
タイマをスタートした後、プロセッサ51は、ステップS13としてワークエリアCに記憶される差分値から調整減衰量nを決定する。
差分値の基となる受信部11のAGC制御情報は、分配器11hで分配され、対数検波器11kで対数検波されたIF信号をA/Dコンバータ11mでデジタル化した値、すなわち対数検波のデジタルデータから生成される。このため、AGC制御情報の変動幅、すなわち差分値は、分配器11hで分配され、出力端子IF−OUTから出力されるIF信号の変動幅よりも鈍って小さくなる。そこでステップS13では、プロセッサ51は、先ず、差分値に所定の係数を乗じることで、出力端子IF−OUTから出力されるIF信号の変動幅を推定する。そしてプロセッサ51は、この変動幅から、送信部13の出力において許容されている変動幅(最大電力−目標値)を減算して、調整減衰量nを決定する。
調整減衰量nを決定したならば、プロセッサ51は、ステップS14として、調整減衰量nを基に、送信部13のAGC制御情報を調整する。
プロセッサ51は、上記対数検波のデジタルデータを被制御量とし、この被制御量を目標値と比較することでAGC制御情報を得る。そこでプロセッサ51は、この目標値を調整減衰量の分だけ小さくする。目標値を調整減衰量の分だけ小さくすることで、受信レベル変動を抑制することができる。ただしこのとき、急激に目標値を変更すると、減衰器13eの減衰量が大きく変化し、送信部13の出力端子RF−OUTから出力されるRF信号の変動が大きくなる。その結果、送信電力に過渡現象が生じたり、送信信号の品質が低下したりする懸念がある。そこでプロセッサ51は、タイマが起動してから遅延時間Dtが経過するまでの時間をかけて緩やかに連続して若しくは階段状に目標値を変更する。
ここに送信部13は、コントローラ13aが実行するステップS12〜S14の各処理により調整手段、すなわち検出手段により受信レベル変動が検出されたことに応じて、等化部12での遅延時間内に送信部13における自動利得制御の利得を、受信レベル変動を抑制する方向に調整する手段を備える。
プロセッサ51は、ステップS15としてタイマがワークエリアTの値、つまりは遅延時間Dtに相当する値を計時するのを待機する。タイマがワークエリアTの値を計時したならば、プロセッサ51は、ステップS15にて「YES」に進む。プロセッサ51は、調整減衰量の調整を終了する。すなわちプロセッサ51は、目標値を元に戻す。このときプロセッサ51は、調整減衰量を調整するときと同様に緩やかに目標値を元の値に戻す。その後、プロセッサ51は、ステップS3の処理に戻る。
以後、プロセッサ51は、受信部11からAGC制御情報を受信する毎に、ステップS5〜S16の処理を繰り返し実行する。
このように本実施形態の中継装置1においては、受信部11のコントローラ11aと送信部13のコントローラ13aとを例えばシリアルバスで接続し、受信部11のコントローラ11aで生成されるAGC制御情報を、送信部13のコントローラ11aで受信可能としている。この構成により、送信部13は、受信部11におけるAGC制御情報、つまりは自動利得制御の利得を制御する利得制御情報をリアルタイムに監視できる。したがって送信部13は、この利得制御情報から、受信アンテナ2で受信した放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出することができる。
また、中継装置1においては、等化部12のコントローラ12aと送信部13のコントローラ13aとの間を、シリアル通信又はパラレル通信可能に接続している。この構成により、送信部13は、等化部12のコントローラ12aに設定されている遅延時間Dtの情報を取得できる。したがって送信部13は、受信アンテナ2で受信した放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出した際には、遅延時間Dt内に送信部13における自動利得制御の利得を、受信レベル変動を抑制する方向に調整することができる。その結果、受信アンテナ2で受信した電波に瞬時的に受信レベルが激しく変動する状況が生じても、本実施形態の中継装置1であれば、送信アンテナ3から放送波を適正なレベルで安定に出力できる効果を奏する。
また、送信部13においては、自動利得制御の利得を受信レベル変動を抑制する方向に調整する際に、遅延時間Dtの範囲内で緩やかに調整することができる。したがって、送信電力に過渡現象が生じたり、送信信号の品質が低下したりする懸念もない。
以下、本発明に係る他の実施形態について説明する。
調整手段は、前記実施形態のものに限定されるものではない。例えば、コントローラ13aからD/Aコンバータ13nを介して減衰器13eに与えられる減衰量を、調整減衰量nの分だけ補正してもよい。この場合も、急激に減衰量を補正すると、送信部13の出力端子RF−OUTから出力されるRF信号の変動が大きくなる。したがって、送信部13は、タイマが起動してから遅延時間Dtが経過するまでの時間をかけて緩やかに連続して若しくは階段状に減衰量を補正する必要がある。また、コントローラ13aにおいては、この減衰量の補正を打ち消そうとするので、補正と連動して目標値も小さくする必要がある。
送信部13は、必ずしも等化部12に設定される遅延時間Dtの情報を取り込む取得手段を備えていなくてもよい。遅延時間Dtは、基本的には運用中に大きく変更することはない。そこで、予め送信部13のコントローラ13aを構成するメモリ52に遅延時間の情報を設定してもよい。設定方法としては、中継装置1にパソコンを接続して設定する方法、中継装置1のUSBインターフェースに遅延時間の情報を格納したUSBメモリを接続して設定する方法等が考えられる。
送信部13は、受信部11で発生する利得制御情報を受信する受信手段を備えていなくてもよい。受信部11で発生する利得制御情報をコントローラ13aで監視できるのであれば、必ずしも送信部13が利得制御情報を受信する必要はない。
受信部11、等化部12及び送信部13は、必ずしも単一の基板上に構成する必要はない。受信部11、等化部12及び送信部13がそれぞれ別々の基板に構成されていてよい。あるいは受信部11、等化部12及び送信部13のうち2つの部位が1つの基板に構成され残りの1つが別の基板に構成されてもよい。
各コントローラ11a,12a,13aは、入力ポートにA/Dコンバータとしての機能を内蔵してもよい。入力ポートにA/Dコンバータとしての機能を内蔵することにより、図2〜図4にそれぞれ示したA/Dコンバータ11m、12d、13mは不要となる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…地上デジタル放送中継装置、2…受信アンテナ、3…送信アンテナ、11…受信部、12…等化部、13…送信部、11a,12a,13a…コントローラ、11e,13e…減衰器、11f,13f…ミキサ、11h,13h…分配器、11k,13k…対数検波器、12b…SDRAM、51…プロセッサ、52…メモリ、53…入力ポート、54…出力ポート、55…受信部インターフェース、56…等化部インターフェース。

Claims (4)

  1. 受信アンテナで受信された地上デジタル放送の放送波信号を自動利得制御に従い減衰させた後に中間周波数信号に変換する受信部、前記受信部で変換された前記中間周波数信号を所定の遅延時間だけ遅延させて等化処理する等化部、及び、前記等化部で等化処理された前記中間周波数信号を自動利得制御に従い減衰させた後に前記放送波信号に復元し送信アンテナから送信する送信部、を備え、
    前記送信部は、
    前記受信部における自動利得制御の利得を制御する利得制御情報を監視する監視手段と、
    前記監視手段により監視される前記利得制御情報から前記放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記受信レベル変動が検出されたことに応じて、前記等化部での前記遅延時間内に前記送信部における自動利得制御の利得を、前記受信レベル変動を抑制する方向に調整する調整手段と、
    を具備することを特徴とする地上デジタル放送中継装置。
  2. 前記送信部は、
    前記受信部で発生する前記利得制御情報を受信する受信手段と、
    前記等化部に設定される前記遅延時間の情報を取り込む取得手段と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の地上デジタル放送中継装置。
  3. 前記調整手段は、前記遅延時間内の所定時間をかけて前記送信部における自動利得制御の利得を、前記受信レベル変動を抑制する方向に連続してまたは階段状に変更するように調整することを特徴とする請求項1又は2記載の地上デジタル放送中継装置。
  4. 受信部が、受信アンテナで受信された地上デジタル放送の放送波信号を自動利得制御に従い減衰させた後に中間周波数信号に変換し、等化部が、前記受信部で変換された前記中間周波数信号を所定の遅延時間だけ遅延させて等化処理する地上デジタル放送中継装置の送信装置であって、
    前記等化部で等化処理された前記中間周波数信号を自動利得制御に従い減衰させた後に前記放送波信号に復元し送信アンテナから送信する信号処理手段と、
    前記受信部における自動利得制御の利得を制御する利得制御情報を監視する監視手段と、
    前記監視手段により監視される前記利得制御情報から前記放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記受信レベル変動が検出されたことに応じて、前記等化部での前記遅延時間内に前記信号処理手段による自動利得制御の利得を、前記受信レベル変動を抑制する方向に調整する調整手段と、
    を具備することを特徴とする送信装置。
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