JP6613507B2 - 地上デジタル放送中継装置及びその送信装置 - Google Patents
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Description
出力端子RF−OUTは送信アンテナ3に接続されている。この接続により、送信アンテナ3から所望チャンネルの放送波が放射される。
ここに送信部13は、信号処理手段、すなわち等化部12で等化処理された中間周波数信号(IF信号)を自動利得制御に従い減衰させた後に放送波信号(RF信号)に復元し、送信アンテナ3から送信する手段を備える。
図5は、送信部13におけるコントローラ13aのハードウェア構成を示すブロック図である。コントローラ13aは、プロセッサ51、メモリ52、入力ポート53、出力ポート54、受信部インターフェース55及び等化部インターフェース56を備え、これらをシステム伝送路57で接続してなる。
ここに送信部13は、プロセッサ51及び等化部インターフェース56により取得手段、すなわち等化部12に設定される遅延時間の情報を取り込む手段を構成する。
ここに送信部13は、プロセッサ51及び受信部インターフェース55により受信手段、すなわち受信部11で発生する利得制御情報(AGC制御情報m)を受信する手段を構成する。
ここに送信部13は、コントローラ13aが実行するステップS5〜S11の各処理により検出手段、すなわち監視手段によって監視される利得制御情報(AGC制御情報)から放送波信号(IF信号)に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出する手段を構成する。
差分値の基となる受信部11のAGC制御情報は、分配器11hで分配され、対数検波器11kで対数検波されたIF信号をA/Dコンバータ11mでデジタル化した値、すなわち対数検波のデジタルデータから生成される。このため、AGC制御情報の変動幅、すなわち差分値は、分配器11hで分配され、出力端子IF−OUTから出力されるIF信号の変動幅よりも鈍って小さくなる。そこでステップS13では、プロセッサ51は、先ず、差分値に所定の係数を乗じることで、出力端子IF−OUTから出力されるIF信号の変動幅を推定する。そしてプロセッサ51は、この変動幅から、送信部13の出力において許容されている変動幅(最大電力−目標値)を減算して、調整減衰量nを決定する。
プロセッサ51は、上記対数検波のデジタルデータを被制御量とし、この被制御量を目標値と比較することでAGC制御情報を得る。そこでプロセッサ51は、この目標値を調整減衰量の分だけ小さくする。目標値を調整減衰量の分だけ小さくすることで、受信レベル変動を抑制することができる。ただしこのとき、急激に目標値を変更すると、減衰器13eの減衰量が大きく変化し、送信部13の出力端子RF−OUTから出力されるRF信号の変動が大きくなる。その結果、送信電力に過渡現象が生じたり、送信信号の品質が低下したりする懸念がある。そこでプロセッサ51は、タイマが起動してから遅延時間Dtが経過するまでの時間をかけて緩やかに連続して若しくは階段状に目標値を変更する。
Claims (4)
- 受信アンテナで受信された地上デジタル放送の放送波信号を自動利得制御に従い減衰させた後に中間周波数信号に変換する受信部、前記受信部で変換された前記中間周波数信号を所定の遅延時間だけ遅延させて等化処理する等化部、及び、前記等化部で等化処理された前記中間周波数信号を自動利得制御に従い減衰させた後に前記放送波信号に復元し送信アンテナから送信する送信部、を備え、
前記送信部は、
前記受信部における自動利得制御の利得を制御する利得制御情報を監視する監視手段と、
前記監視手段により監視される前記利得制御情報から前記放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記受信レベル変動が検出されたことに応じて、前記等化部での前記遅延時間内に前記送信部における自動利得制御の利得を、前記受信レベル変動を抑制する方向に調整する調整手段と、
を具備することを特徴とする地上デジタル放送中継装置。 - 前記送信部は、
前記受信部で発生する前記利得制御情報を受信する受信手段と、
前記等化部に設定される前記遅延時間の情報を取り込む取得手段と、
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の地上デジタル放送中継装置。 - 前記調整手段は、前記遅延時間内の所定時間をかけて前記送信部における自動利得制御の利得を、前記受信レベル変動を抑制する方向に連続してまたは階段状に変更するように調整することを特徴とする請求項1又は2記載の地上デジタル放送中継装置。
- 受信部が、受信アンテナで受信された地上デジタル放送の放送波信号を自動利得制御に従い減衰させた後に中間周波数信号に変換し、等化部が、前記受信部で変換された前記中間周波数信号を所定の遅延時間だけ遅延させて等化処理する地上デジタル放送中継装置の送信装置であって、
前記等化部で等化処理された前記中間周波数信号を自動利得制御に従い減衰させた後に前記放送波信号に復元し送信アンテナから送信する信号処理手段と、
前記受信部における自動利得制御の利得を制御する利得制御情報を監視する監視手段と、
前記監視手段により監視される前記利得制御情報から前記放送波信号に対して瞬時的に発生する受信レベル変動を検出する検出手段と、
前記検出手段により前記受信レベル変動が検出されたことに応じて、前記等化部での前記遅延時間内に前記信号処理手段による自動利得制御の利得を、前記受信レベル変動を抑制する方向に調整する調整手段と、
を具備することを特徴とする送信装置。
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JP2016061432A JP6613507B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 地上デジタル放送中継装置及びその送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016061432A JP6613507B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 地上デジタル放送中継装置及びその送信装置 |
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JP2017175506A JP2017175506A (ja) | 2017-09-28 |
JP6613507B2 true JP6613507B2 (ja) | 2019-12-04 |
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Family Applications (1)
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JP2016061432A Active JP6613507B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | 地上デジタル放送中継装置及びその送信装置 |
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