JP2017174325A - 情報処理装置、画像形成装置、及び情報処理方法 - Google Patents
情報処理装置、画像形成装置、及び情報処理方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】
カテゴリー設定部100は、知識情報が保存されている場所に対してカテゴリーを設定する。アクセス情報取得部110は、カテゴリー設定部100によりカテゴリーが設定されている知識情報にユーザーがアクセスした際のアクセス情報220を取得する。カテゴリー関連度値算出部120は、アクセス情報取得部110により取得されたアクセス情報220により、ユーザー毎にカテゴリーとの関連度値を算出する。ユーザー知識分野推測部130は、カテゴリー関連度値算出部120により算出された関連度値に対応して、ユーザー毎に知識を持つ分野を推測する。
【選択図】図3
Description
また、これらの画像形成装置を使用する企業では、業務の効率化を行うための手法が求められている。
すなわち、特許文献1の技術は、従業員が持つ知識の分布を分析したり、特定の分野に詳しいのは誰かを知ったりする、といった用途には用いることができなかった。
本発明の情報処理装置は、前記アクセス情報取得部が取得する前記アクセス情報は、前記知識情報へのアクセス日時、アクセスした前記場所、及び前記ユーザーによるアクセス内容を含むことを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、前記カテゴリー関連度値算出部は、前記ユーザー毎に前記カテゴリーとの前記関連度値を算出する際、より関連性の高い前記カテゴリーの前記関連度値が高くなるように、前記アクセス内容によって加算する値を変化させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記情報処理装置を備えたことを特徴とする。
本発明の情報処理方法は、情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記情報処理装置は、知識情報が保存されている場所に対してカテゴリーを設定し、前記カテゴリーが設定されている前記知識情報にユーザーがアクセスした際のアクセス情報を取得し、取得された前記アクセス情報により、前記ユーザー毎に前記カテゴリーとの関連度値を算出し、算出された前記関連度値に対応して、前記ユーザー毎に知識を持つ分野を推測することを特徴とする。
〔情報処理システムXのシステム構成〕
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理システムXのシステム構成について説明する。
情報処理システムXは、画像形成装置1と複数の端末3とが、ネットワーク5を介してサーバー2に接続されて構成される。
画像形成装置1は、MFPやプリンター等である。各画像形成装置1は、サーバー2に予め登録されていてもよい。また、この画像形成装置1は、端末3からアクセス可能である。
サーバー2は、汎用機やPC(Personal Computer)等の本実施形態に係る情報処理装置の一例である。サーバー2は、例えば、ファイルサーバーとしての機能を備えている。サーバー2は、本実施形態の知識情報の例である文書等のファイルを格納している。サーバー2は、端末3からのアクセスを監視して、後述するように、ユーザー毎の知識分野の把握を行う。
端末3は、PC等の端末である。端末3は、ネットワーク5を介して、サーバー2へアクセスする。
ネットワーク5は、LAN(Local Area Network)、インターネット(登録商標)や携帯電話網等のWAN(Wide Area Network)等のネットワークである。
また、ユーザーは、端末3で作成したファイルをサーバー2内に保存したり、保存されたファイルを端末3に読み出したり、画像形成装置1で印刷したり、ファクシミリ送信したりすることも可能である。
次に、図2を参照して、図1に示すサーバー2の全体構成について説明する。
サーバー2は、制御部10、ネットワーク送受信部15、入力部16、表示部17、及び記憶部19等が、制御部10に共通のバス、各種インターフェイス等で接続されている。各部は、制御部10によって動作制御される。
制御部10は、記憶部19のROMやHDDに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させられる。また、制御部10は、図示しない外部の端末や入力部16から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。
記憶部19のRAMは、省電力状態であっても、セルフリフレッシュ等の機能により、記憶内容が保持されていてもよい。
記憶部19のROMやHDDにはサーバー2の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。
また、制御部10は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
また、サーバー2は、入力部16及び表示部17を備えなくてもよい。この場合は、管理者等が、端末3等から、ネットワーク5を介して各種設定を行ったり、ユーザーの知識を持つ分野を推測した際の情報を取得したりすることが可能である。
ここで、図3を参照し、サーバー2の詳細な制御構成について説明する。
サーバー2の制御部10は、カテゴリー設定部100、アクセス情報取得部110、カテゴリー関連度値算出部120、及びユーザー知識分野推測部130を含んでいる。
記憶部19は、文書ファイルエリア200、カテゴリー設定情報210、アクセス情報220、アクセス内容重み付けテーブル230、カテゴリー関連度値テーブル240、及びユーザー情報250を記憶している。
なお、本実施形態において、「ファイル」とは、単なる記憶部19のファイルシステム上のデータ単位としてのファイルだけではなく、特定のウェブサイトやデータベース上のエントリー等のリソース(resource)、コンテンツ(content(s))等も含まれる。
文書ファイルエリア200は、ユーザーが端末3からサーバー2へ、ファイルサーバーとしてアクセス可能に共有されている記憶領域(エリア)である。
図4(a)の例に示すように、文書ファイルエリア200には、例えば、階層構造のフォルダー内にファイルが保存されている。
また、図4(b)の例に示すように、カテゴリー設定情報210は、分類カテゴリーテーブル210aとフォルダーカテゴリー対応テーブル210bとを含んでいる。
分類カテゴリーテーブル210aは、カテゴリーIDと、カテゴリーの分類とを含む。このカテゴリーIDは、カテゴリー設定部100が自動的に生成して割り当てても、管理者等が割り当ててもよい。
また、カテゴリーの分類は、ユーザー知識分野推測部130が分析の仮説に対応した分類を、先にサーバー2の管理者等により設定しておく。各カテゴリーは、下記で説明するように、一つのフォルダーに複数割り当てることもできるので、プロジェクト名や技術分野等の複数の系統であってもよく、また各カテゴリーが排他的でなくてもよい。また、カテゴリーの分類としては、例えば、ネットワーク、OS(Operating System)の種類、プロジェクト名、アーキテクチャー、技術、営業といった、各種の企業の仕事(business)に関連する分野についての分類を設定可能である。
フォルダーカテゴリー対応テーブル210bは、フォルダーを示す場所と、割り当てられているカテゴリーとを含む。このフォルダーを示す場所は、上述したように、ファイルが配置された場所であり、カテゴリー設定部100により設定されたパス名等で指定されてもよい。また、割り当てられているカテゴリーは、分類カテゴリーテーブル210aの分類カテゴリーIDを一つから複数含んでいる。この際、一つのフォルダーに複数のカテゴリーを割り当てることも可能である。また、階層の配下のフォルダーについては、階層の上のフォルダーに設定されたカテゴリーを継承するように設定可能である。これにより、管理者等がフォルダーカテゴリー対応テーブル210bを設定する際に、必ずしも全てのフォルダーに対してカテゴリーを設定しなくてもよくなり、設定の手間を軽減でき、フォルダーの構成の変化にも対応できる。
図4(c)の例に示すように、アクセス情報220のファイルへのアクセス日時は、年月日についてのデータを含んでいる。なお、アクセス日時は、これに加えて時分秒単位のデータを含んでいてもよい。また、アクセスした場所は、上述のフォルダーカテゴリー対応テーブル210bに設定されたフォルダーの場所と、これに加えて、URLエンコードの文字列等を含んでいてもよい。また、アクセスしたユーザーIDは、下記で説明するユーザー情報250に含まれるユーザーのユーザーIDである。
図4(d)の例に示すように、アクセス内容重み付けテーブル230は、例えば、ユーザーによるファイルへの操作と、操作内容によって加算する値とを含んでいる。この加算する値は、例えば、アップロードで+5、作成で+5、更新で+3、開くで+1、削除で+2といったように、担当者である可能性が高い操作に対して大きい値が設定され、各カテゴリーへ加算される。これは、例えば、あるフォルダーに新しい文書を作成することは、ファイルを開くことに比べて、その分野の担当者である可能性が高いためである。
図4(e)は、カテゴリー関連度値テーブル240のユーザーID「User−1234A」についてのテーブルの例を示している。この例では、知識を持つカテゴリー(分類カテゴリーID)毎に、関連度値、当該カテゴリーIDが設定されたフォルダーへの初回アクセス日時及び最終アクセス日時を含んでいる。
なお、サーバー2は、複数のサーバー(クラスター)、ルーター、スイッチ等とから構成されていてもよい。また、この場合、各部の構成は、複数のサーバーのいずれかに対応付けられていてもよい。また、ユーザーやグループの種類等に対応して、複数のサーバーを用いるような構成であってもよい。また、この複数のサーバーは、別々の場所に設置され、ネットワーク5で接続されていてもよいし、仮想化等で一つの物理的な装置内で実行されていてもよい。
また、上述の画像形成装置1及びサーバー2の各部は、本発明の情報処理方法を実現するハードウェア資源となる。
次に、図5〜図6を参照して、本発明の実施の形態に係サーバー2によるユーザー知識分野把握処理の説明を行う。
本実施形態のユーザー知識分野把握処理では、あらかじめ知識分野のカテゴリーをファイルが配置されたフォルダー等の場所に対して設定しておき、ユーザーがリソースへアクセスすると、そのアクセス情報220を用いて、カテゴリー関連度値テーブル240が作成、更新される。このカテゴリー関連度値テーブル240を基に、ユーザーが知識を持つ分野が把握される。
本実施形態のユーザー知識分野把握処理は、主に制御部10が、記憶部19に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図5のフローチャートを参照して、ユーザー知識分野把握処理の詳細をステップ毎に説明する。
まず、カテゴリー設定部100が、カテゴリー設定処理を行う。
カテゴリー設定部100は、ファイルが配置されているフォルダー等の場所に対してカテゴリーを設定する。
たとえば、カテゴリー設定部100は、入力部16や端末3から取得したサーバー2の管理者等の指示により、カテゴリー設定情報210を作成や変更することで、このカテゴリーの設定を行う。この際に、カテゴリー設定部100は、分類カテゴリーテーブル210a及びフォルダーカテゴリー対応テーブル210bについて、ユーザーの指示をGUI(Graphical User Interface)やCGI(Common Gateway Interface)で取得し、各フォルダーに対して設定することが可能である。
次に、アクセス情報取得部110が、アクセス情報取得処理を行う。
アクセス情報取得部110は、フォルダーカテゴリー対応テーブル210bに設定されたフォルダーについて監視する。アクセス情報取得部110は、ユーザーがアクセスして各種操作を行ったことを検出すると、ユーザーIDを判別し、アクセス情報220として、アクセス日時、アクセスした場所、ユーザーID、及び操作内容を取得する。
なお、アクセス情報取得部110は、ユーザーのフォルダーへのアクセスの際に、ログイン処理を行って、ユーザー情報250を取得してもよい。
次に、カテゴリー関連度値算出部120が、カテゴリー関連度値算出処理を行う。カテゴリー関連度値算出部120は、アクセス情報220を基に、カテゴリー関連度値テーブル240を更新する。
具体的には、カテゴリー関連度値算出部120は、取得されたアクセス情報220について、カテゴリーとの関連度値を算出する。この際、カテゴリー関連度値算出部120は、アクセス内容重み付けテーブル230を参照し、ユーザーのアクセスの操作内容によって加算する値を変えることで、より関連性の強い項目の値が高くなるようにする。
そして、カテゴリー関連度値算出部120は、カテゴリー関連度値テーブル240のユーザーIDに対するテーブルの関連度値とアクセス日時の情報とを作成、更新する。
まず、カテゴリー関連度値テーブル240は、各ユーザーIDに対して、初期値では関連度値とアクセス日時の情報の表とは空になっている。
これについて、カテゴリー関連度値算出部120は、上述の各情報を基に、カテゴリー関連度値テーブル240を更新する。
また、カテゴリー関連度値算出部120は、アクセスしたファイルのカテゴリーがカテゴリー関連度値テーブル240の当該ユーザーIDについてのテーブルに存在する場合、該当カテゴリーの行の関連度に、操作内容によって、アクセス内容重み付けテーブル230の「加算する値」を加算する。すなわち、
新しい関連度値 = 現在の関連度値 + 操作内容によって加算する値
となる。
また、「最終アクセス日時」にアクセスした日時を入力する。
図6(b)は、図4(c)のアクセス情報220を基に、このテーブルが更新された例を示している。ここで、分類カテゴリーID「0006」及び「0001」の行はすでに存在するので、「関連度値」が加算され、「最終アクセス日時」が更新される。また、「0004」は存在していなかったので、分類カテゴリーID「0004」の行が追加され、「関連度値」が加算され、「初回アクセス日時」及び「最終アクセス日時」が更新される。このように、カテゴリー関連度値テーブル240を、自動更新していくことができる。
次に、ユーザー知識分野推測部130が、ユーザー知識分野推測処理を行う。
ユーザー知識分野推測部130は、カテゴリー関連度値テーブル240の各ユーザーIDについて、算出された関連度値に対応して、ユーザー毎に知識を持つ分野を推測する。
図6(b)の例で説明する。ユーザー知識分野推測部130は、分類カテゴリーテーブル210aを参照して、分類カテゴリーID「0001」のカテゴリーの種類は「ネットワーク」、「0003」は「Aプロジェクト」、「0004」は「Bプロジェクト」、「0006」は「技術」であることから、このモデルに沿って、ユーザーが知識をもつ分野を分析して推測する。
たとえば、ユーザー知識分野推測部130は、User−1234Aについて:
・2010/12/10頃から技術分野を担当している。
・Aプロジェクトには、2013/06/03〜2014/08/15頃に関わっていた。
最近(2015/01/08)は、Bプロジェクトに関わっている。
・ネットワークについての知識がある。
といった分析と推測とを、文書や表等の「ユーザーの知識を持つ分野を推測した際の情報」として出力することが可能である。
また、ユーザー知識分野推測部130は、この分析と推測とを、決定木やカーネル法等のAI(人工知能)やベイズ推定等の統計的手法により行うことも可能である。
ここで、ユーザー知識分野推測部130が出力するのは推測であり、正確な情報を作成するものではない。しかしながら、フォルダー作成時にカテゴリーを設定することで、ユーザーの情報をメンテナンスすることなく、各ユーザーについて、どのような分野の知識を持っているかを推測するための情報を、自動的に生成することが可能となる。
また、ユーザー知識分野推測部130は、このようにクラスタリングされた特定の分野の知識が高いグループを、専門職を設定したり、開発等のチームとして纏めたり、給料等を設定したりする際の参考にするような情報として出力することも可能である。なお、このような特定の分野の知識が高いユーザーを、複数のチームに分散して配置して、開発棟を効率化させることも可能である。逆に、特定の分野の知識が低いグループに、セミナー等の受講を促すような情報を出力することも可能である。
以上により、本発明の実施の形態に係るユーザー知識分野把握処理を終了する。
たとえば、企業にとって各従業員がどのような知識を持っているかを把握することは有益なことであるものの、例えば、どのような業務に従事したことがあるかの情報をメンテナンスしてまとめる等するには手間がかかっていた。
しかしながら、特許文献1の技術では、ナレッジ体系を作成することができるものの、個々のユーザーがどのような知識を持つかについて把握することができなかった。
これに対して、本発明の実施の形態に係るサーバー2は、ファイルが保存されている場所に対してカテゴリーを設定するカテゴリー設定部100と、カテゴリー設定部100によりカテゴリーが設定されているファイルにユーザーがアクセスした際のアクセス情報220を取得するアクセス情報取得部110と、アクセス情報取得部110により取得されたアクセス情報220により、ユーザー毎にカテゴリーとの関連度値を算出するカテゴリー関連度値算出部120と、カテゴリー関連度値算出部120により算出された関連度値に対応して、ユーザー毎に知識を持つ分野を推測するユーザー知識分野推測部130とを備える情報処理装置であることを特徴とする。
このように構成し、ファイルパスが示すフォルダーにあらかじめカテゴリーが割り当てておき、このフォルダーを監視し、ユーザーのファイルへのアクセスを検知して関連度値を算出し、ユーザーに関係する分類カテゴリーを抽出してカテゴリーをユーザーに関連付けることで、ユーザーが知識を持つ分野を推測する。
これにより、ユーザーがどのような業務に従事したことがあるかの情報を手動で集計等してメンテナンスするといった手間をかけずに、各ユーザーがどのような知識を持つかについて自動的に把握することが可能となる。つまり、企業の従業員等が持つ知識の分布を分析したり、特定の分野に詳しいのは誰かを知ったりする、といった用途には用いることが可能になる。結果として、企業内でユーザーが知識をもつ分野を把握するコストも削減できる。
また、本実施形態のサーバー2は、ファイルそのものではなく、ファイルが保存された場所にカテゴリーを設定している。これにより、場所内のファイルが増減しても、ファイル自体にカテゴリーを設定する必要はなく、どのカテゴリーのファイルが操作されたかの記録も残すことができる。このため、ユーザーが知識を持つ分野を確実に推測することができる。
このように構成することで、ファイルそのものではなく、ファイルが配置された場所について監視し、ファイル自体の削除、追加といった操作でも記録を残すことができる。つまり、フォルダー内のファイルへのアクセス日時、内容についてもユーザーに紐付けて管理することで、企業等で注目している分野をもつユーザーを確実に特定し、把握することが可能となる。
このように構成することで、ユーザーがその知識を持つカテゴリーについて従事した期間を算出しやすくなる。一方、関連度値については、アクセスした回数に従って、ユーザーの関わりが強いカテゴリーの関連度値が高くなるように、ユーザーの操作の内容(種類)に対応して算出される。これにより、ユーザーの知識を持つ分野と従事した期間とをつき合わせて、ユーザーの知識を持つ分野の知識量を正確に推測できるようになる。すなわち、従事した期間が短くても知識量が多そうなユーザー、逆に、従事した期間が長いわりに知識量が少なさそうなユーザーについて知るための手がかりとなる。
このように構成することで、ユーザーのそのカテゴリーに対する関連度値を、ユーザーの当該カテゴリーへの貢献度等に対応する値として算出することができる。これにより、ユーザーがどのような知識を持つかについてより正確に把握することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態においては、サーバー2がファイルサーバーとして機能するように記載した。しかしながら、サーバー2は、他の場所にあるファイルサーバーやウェブサーバー等のフォルダーについて、カテゴリーを設定してアクセス情報220を取得することも可能である。また、例えば、画像形成装置1の記憶部に備わった保存フォルダー(文書ボックス)等にカテゴリーを設定して、アクセス情報220を取得してもよい。この際、サーバー2は、画像形成装置1に記憶されたユーザー情報250を取得することも可能である。また、サーバー2の各部の機能が、画像形成装置1に備わるような構成であってもよい。
このように構成することで、情報処理装置としての構成を柔軟に変更することが可能となる。また、画像形成装置1と端末3だけを備える構成においても、各ユーザーが知識を持つ分野を把握することが可能となる。
このように構成することで、各種知識情報を用いて各ユーザーが知識を持つ分野を把握することが可能となる。
2 サーバー
3 端末
5 ネットワーク
10 制御部
15 ネットワーク送受信部
16 入力部
17 表示部
19 記憶部
100 カテゴリー設定部
110 アクセス情報取得部
120 カテゴリー関連度値算出部
130 ユーザー知識分野推測部
200 文書ファイルエリア
210 カテゴリー設定情報
210a 分類カテゴリーテーブル
210b フォルダーカテゴリー対応テーブル
220 アクセス情報
230 アクセス内容重み付けテーブル
240 カテゴリー関連度値テーブル
250 ユーザー情報
X 情報処理システム
Claims (5)
- 知識情報が保存されている場所に対してカテゴリーを設定するカテゴリー設定部と、
前記カテゴリー設定部により前記カテゴリーが設定されている前記知識情報にユーザーがアクセスした際のアクセス情報を取得するアクセス情報取得部と、
前記アクセス情報取得部により取得された前記アクセス情報により、前記ユーザー毎に前記カテゴリーとの関連度値を算出するカテゴリー関連度値算出部と、
前記カテゴリー関連度値算出部により算出された前記関連度値に対応して、前記ユーザー毎に知識を持つ分野を推測するユーザー知識分野推測部とを備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記アクセス情報取得部が取得する前記アクセス情報は、前記知識情報へのアクセス日時、アクセスした前記場所、及び前記ユーザーによるアクセス内容を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記カテゴリー関連度値算出部は、
前記ユーザー毎に前記カテゴリーとの前記関連度値を算出する際、より関連性の高い前記カテゴリーの前記関連度値が高くなるように、前記アクセス内容によって加算する値を変化させる
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置を備えた
ことを特徴とする画像形成装置。 - 情報処理装置により実行される情報処理方法であって、前記情報処理装置は、
知識情報が保存されている場所に対してカテゴリーを設定し、
前記カテゴリーが設定されている前記知識情報にユーザーがアクセスした際のアクセス情報を取得し、
取得された前記アクセス情報により、前記ユーザー毎に前記カテゴリーとの関連度値を算出し、
算出された前記関連度値に対応して、前記ユーザー毎に知識を持つ分野を推測する
ことを特徴とする情報処理方法。
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