JP2017174193A - 入退室管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】入退室管理機器の動作モードを柔軟に変更することができる入退室管理システムを提供する。【解決手段】入退室管理システムは、電気錠を備えた扉に対応して設けられたカード操作機器と、前記カード操作機器に対応して設けられ、前記カード操作機器に対する警備員のカードの操作に基づいて動作モードを移行させ、前記動作モードが警備員立会モードの場合は、警備員のカードが前記カード操作機器に対して操作されてから一定時間内に一般人のカードが前記カード操作機器に対して操作された際に前記電気錠を解き、警備員のカードが前記カード操作機器に対して操作されてから一定時間以降に一般人のカードが前記カード操作機器に対して操作された際に前記電気錠を解かない入退室管理機器と、を備えた。【選択図】図1

Description

この発明は、入退室管理システムに関する。
特許文献1は、入退室管理システムを開示する。当該入退室管理システムにおいては、不審者の侵入が検知された際に、入退室機器の動作モードは、侵入監視モードに移行する。入退室機器の動作モードが侵入監視モードになると、グループ化された部屋の全ての電気錠がかけられる。
特開2005−182172号公報
特許文献1に記載のものにおいては、不審者の侵入が検知された際に、入退室機器の動作モードが自動的に侵入監視モードに移行する。このため、入退室管理機器の動作モードを柔軟に変更することができない。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、入退室管理機器の動作モードを柔軟に変更することができる入退室管理システムを提供することである。
この発明に係る入退室管理システムは、電気錠を備えた扉に対応して設けられたカード操作機器と、前記カード操作機器に対応して設けられ、前記カード操作機器に対する警備員のカードの操作に基づいて動作モードを移行させ、前記動作モードが警備員立会モードの場合は、警備員のカードが前記カード操作機器に対して操作されてから一定時間内に一般人のカードが前記カード操作機器に対して操作された際に前記電気錠を解き、警備員のカードが前記カード操作機器に対して操作されてから一定時間以降に一般人のカードが前記カード操作機器に対して操作された際に前記電気錠を解かない入退室管理機器と、を備えた。
この発明に係る入退室管理システムは、電気錠を備えた複数の扉に対応して設けられた複数のカード操作機器と、前記複数のカード操作機器に対応して設けられ、対応したカード操作機器に対する警備員のカードの操作に基づいて動作モードを移行させ、前記動作モードが警備員立会モードの場合は、警備員のカードが対応したカード操作機器に対して操作されてから一定時間内に一般人のカードが対応したカード操作機器に対して操作された際に対応した電気錠を解き、警備員のカードが対応したカード操作機器に対して操作されてから一定時間以降に一般人のカードが対応したカード操作機器に対して操作された際に対応した電気錠を解かない複数の入退室管理機器と、を備えた。
これらの発明によれば、入退室管理機器の動作モードは、警備員のカードの操作に基づいて警備員立会モードに移行する。このため、入退室管理機器の動作モードを柔軟に変更することができる。
この発明の実施の形態1における入退室管理システムが適用される建築物を示す図である。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムの入退室管理機器のブロック図である。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムが使用する連動情報管理テーブルの具体例を示す図である。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の動作モードの概要を示す図である。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムによる入退室管理機器の動作モードの移行方法の概要を示す図である。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の通常モード時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の侵入監視モード時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の警備員立会モード時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の不審者追跡モード時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の不審者捕獲モード時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器のハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態2における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の通常モード時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の侵入監視モード時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の警備員立会モード時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態3における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の不審者追跡モード時の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態4における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の不審者捕獲モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化又は省略化される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムが適用される建築物を示す図である。
図1において、建築物1は、ビル等である。複数の通用口は、建築物1に形成される。例えば、第1通用口と第2通用口とは、1階の通用口である。例えば、第3通用口と第4通用口と第5通用口と第6通用口と第7通用口と第8通用口と第9通用口と第10通用口と第11通用口とは、ある階の通用口である。
第1扉2aは、第1通用口に設けられる。第2扉2bは、第2通用口に設けられる。第3扉2cは、第3通用口に設けられる。第4扉2dは、第4通用口に設けられる。第5扉2eは、第5通用口に設けられる。第6扉2fは、第6通用口に設けられる。第7扉2gは、第7通用口に設けられる。第8扉2hは、第8通用口に設けられる。第9扉2iは、第9通用口に設けられる。第10扉2jは、第10通用口に設けられる。第11扉2kは、第11通用口に設けられる。
同じ部屋、同じ階等、共通した領域において、複数の通用口は、グループ化される。例えば、第1通用口と第2通用口とは、建築物1の通用口としてグループ化される。例えば、第3通用口と第4通用口とは、ある階の出入口としてグループ化される。例えば、第5通用口と第6通用口とは、第1部屋の出入口としてグループ化される。例えば、第7通用口と第8通用口と第9通用口とは、第2部屋の出入口としてグループ化される。例えば、10通用口と第11通用口とは、第3部屋の出入口としてグループ化される。
入退室管理システムは、複数の侵入センサ3と複数の電気錠4と複数のカード操作機器5と複数の入退室管理機器6とを備える。複数の侵入センサ3の各々と複数の電気錠4の各々と複数のカード操作機器5の各々と複数の入退室管理機器6の各々は、複数の通用口の各々に対応して設けられる。グループ化された複数の通用口に対し、対応した複数の入退室管理機器6は、グループ化される。同じグループの複数の入退室管理機器6は、連動する。
次に、図2を用いて、入退室管理機器6の概要を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムの入退室管理機器のブロック図である。
複数の入退室管理機器6の各々は、連動情報管理テーブル6aと連動情報管理部6bと連動情報送信部6cと連動情報受信部6dとを備える。
連動情報管理テーブル6aは、当該入退室管理機器6と同じグループの他の入退室管理機器6の情報と当該入退室管理機器6が同じグループの入退室管理機器6と連動する際に必要な情報とを記憶する。連動情報管理部6bは、連動情報管理テーブル6aの内容を読み書きする。連動情報送信部6cは、当該入退室管理機器6が同じグループの入退室管理機器6と連動する際に必要な情報を同じグループの他の入退室管理機器6に送信する。連動情報受信部6dは、当該入退室管理機器6が同じグループの入退室管理機器6と連動する際に必要な情報を同じグループの他の入退室管理機器6からを受信する。
次に、図3を用いて、連動情報管理テーブル6aの具体例を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムが使用する連動情報管理テーブルの具体例を示す図である。
図3において、「機器ID」は、当該連動情報管理テーブル6aを備えた入退室管理機器6の番号を示す情報である。「連動機器ID」は、当該入退室管理機器6と同じグループの入退室管理機器6の番号を示す情報である。例えば、複数の入退室管理装置が連動する場合、複数の「連動機器ID」の番号を示す情報が存在する。例えば、連動する通用口がない場合、「連動機器ID」の番号示す情報は、存在しない。
「通常」と「監視」と「立会」と「追跡」と「追跡準備完了」と「捕獲」と「警備員ID」とは、当該入退室管理機器6が同じグループの入退室管理機器6と連動する際に必要な情報である。例えば、「追跡」は、当該入退室管理機器6の動作モードが不審者追跡モードであるか否かを示す情報である。例えば、「警備員ID」は、当該入退室管理機器6の動作モードを不審者追跡モードに移行させた警備員のID番号を示す情報である。
次に、図4を用いて、入退室管理機器6の動作モードの概要を説明する。
図4はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の動作モードの概要を示す図である。
入退室管理機器6は、通常モードと侵入監視モードと警備員立会モードと不審者追跡モードと不審者捕獲モードのうちのいずれかの動作モードに設定される。
通常モードは、平時の動作モードである。通常モードにおいて、一般人は、自らのカードをカード操作機器5にかざすことにより通用口から入退場し得る。警備員は、自らのカードをカード操作機器5にかざすことにより通用口から入退場し得る。
侵入監視モードは、夜間等において誰に対しても通用口からの入退場を許可しない時間帯に選択される動作モードである。侵入監視モードにおいて、侵入センサ3が不審者の侵入を検知した場合、外部装置への通報がなされる。
警備員立会モードは、通用口の外側に警備員がいる場合にのみ一般人が通用口から入場し得る動作モードである。警備員立会モードは、一般人が警備員の目を盗んで勝手に通用口から入場することを防止する動作モードである。警備員立会モードにおいて、一般人は、警備員が自らのカードをカード操作機器5に対してかざした後において一定時間内に自らのカードをカード操作機器5に対してかざした場合に通用口から入場し得る。
不審者追跡モードは、複数の警備員が不審者を追跡する際の動作モードである。不審者追跡モードにおいて、一般人は、通用口から入退場できない。不審者追跡モードでは、連動する入退室管理機器6に対応した通用口の全てに警備員が到着しないと、警備員も通用口から入場できない。
不審者捕獲モードは、複数の警備員が不審者を捕獲する際の動作モードである。不審者捕獲モードは、警備員のみが通用口から入退場し得る動作モードである。不審者捕獲モードにおいては、一般人は、通用口から入退場できない。
不審者追跡モードと不審者捕獲モードとは、ある建築物1、ある階、ある部屋といった順に不審者が移動し得る範囲を徐々に狭めていく際に使用される。この場合、不審者は、最終的に逃げ場を失う。その結果、不審者は、警備員に捕獲される。
例えば、図1においては、警備員は、まず、不審者が建築物1の通用口から逃げないようにする。例えば、第1警備員は、第1扉2aに向かう。例えば、第2警備員は、第2扉2bに向かう。
第1警備員は、第1扉2aに到着した際に入退室管理機器6の動作モードを不審者追跡モードへ移行させる。この際、第2扉2bに対応した入退室管理機器6の動作モードが不審者追跡モードになっていなければ、第1警備員は、第1通用口から入場できない。
第2警備員は、第2扉2bに到着した際に入退室管理機器6の動作モードを不審者追跡モードへ移行させる。この際、第1扉2aに対応した入退室管理機器6の動作モードが不審者追跡モードになっていなければ、第2警備員は、第2通用口から入場できない。
第1扉2aに対応した入退室管理機器6の動作モードと第2扉2bに対応した入退室管理機器6の動作モードとが不審者追跡モードである際に、第1警備員または第2警備員が対応したカード操作機器5にカードをかざすと、対応した電気錠4が解かれる。この際、第1扉2aに対応した入退室管理機器6の動作モードと第2扉2bに対応した入退室管理機器6の動作モードとは、不審者捕獲モードへ移行する。
次に、図5を用いて、動作モードの移行方法を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムによる入退室管理機器の動作モードの移行方法の概要を示す図である。
入退室管理機器6の動作モードが通常モードである際、カード操作機器5に対して警備員のカードの通常操作がなされても、入退室管理機器6の動作モードは、移行しない。この際、入退室管理機器6は、電気錠4を解く。これに対し、入退室管理機器6の動作モードが通常モードである際、カード操作機器5に対して警備員のカードの特殊操作がなされると、入退室管理機器6の動作モードは、侵入監視モードへ移行する。
入退室管理機器6の動作モードが侵入監視モードである際、カード操作機器5に対して警備員のカードの通常操作がなされると、入退室管理機器6の動作モードは、通常モードへ移行する。これに対し、入退室管理機器6の動作モードが侵入監視モードである際、カード操作機器5に対して警備員のカードの特殊操作がなされると、入退室管理機器6の動作モードは、警備員立会モードへ移行する。
入退室管理機器6の動作モードが警備員立会モードである際、カード操作機器5に対して警備員のカードの通常操作がなされると、入退室管理機器6の動作モードは、侵入監視モードへ移行する。これに対し、入退室管理機器6の動作モードが警備員立会モードである際、カード操作機器5に対して警備員のカードの特殊操作がなされると、入退室管理機器6の動作モードは、不審者追跡モードへ移行する。
入退室管理機器6の動作モードが不審者追跡モードである際、カード操作機器5に対して警備員のカードの通常操作がなされると、入退室管理機器6は、追跡準備完了の状態となる。同じグループの入退室管理機器6の全てが追跡準備完了の状態にときに、カード操作機器5に対して警備員のカードの通常操作がなされると、同じグループの入退室管理機器6の全ての動作モードは、不審者捕獲モードへ移行する。この際、入退室管理機器6は、電気錠4を解く。
入退室管理機器6の動作モードが不審者捕獲モードである際、カード操作機器5に対して警備員のカードの通常操作がなされても、入退室管理機器6の動作モードは、移行しない。この際、入退室管理機器6は、電気錠4を解く。これに対し、入退室管理機器6の動作モードが不審者捕獲モードである際、カード操作機器5に対して警備員のカードの特殊操作がなされると、入退室管理機器6の動作モードは、通常モードへ移行する。
なお、警備員のカードの通常操作と特殊操作とは、適宜設定される。例えば、入退室管理機器6は、警備員のカードがカード操作機器5に対して予め設定された一定時間内に1回だけかざされた際に通常操作がなされたと判定する。例えば、入退室管理機器6は、警備員のカードがカード操作機器5に対して予め設定された一定時間内に連続してかざされた際に特殊操作がなされたと判定する。
次に、図6を用いて、入退室管理機器6の通常モード時の動作を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の通常モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、入退室管理機器6は、カードがカード操作機器5に対して照合されたか否かを判定する。ステップS1でカードがカード操作機器5に対して照合されていない場合は、ステップS1が繰り返される。ステップS1でカードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS2に進む。
ステップS2では、入退室管理機器6は、当該カードが認証されたかを判定する。具体的には、入退室管理機器6は、当該カードが本入退室管理システムで登録されたカードか否かを判定する。
ステップS2で当該カードが認証されない場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、入退室管理機器6は、カード操作機器5に警告を報知させる。例えば、入退室管理機器6は、カード操作機器5の本体に赤いランプを点灯させる。例えば、入退室管理機器6は、カード操作機器5の本体に不快な音を出させる。その後、動作が終了する。
ステップS2で当該カードが認証された場合は、ステップS4に進む。ステップS4では、入退室管理機器6は、当該カードが警備員のカードであるか否かを判定する。
ステップS4で当該カードが警備員のカードでない場合は、ステップS5に進む。ステップS5では、入退室管理機器6は、電気錠4を解く。その後、動作が終了する。
ステップS4で当該カードが警備員のカードである場合は、ステップS6に進む。ステップS6では、入退室管理機器6は、タイマー値をリセットする。その後、ステップS7に進む。ステップS7では、入退室管理機器6は、カードがカード操作機器5に対して照合されたか否かを判定する。
ステップS7で当該カードがカード操作機器5に対して照合されていない場合は、ステップS8に進む。ステップS8では、入退室管理機器6は、タイマーが一定時間を経過した否かを判定する。例えば、入退室管理機器6は、タイマーが3秒経過した否かを判定する。
ステップS8でタイマーが3秒経過していない場合は、ステップS7に戻る。ステップS8でタイマーが3秒経過した場合は、ステップS5に進む。ステップS5では、入退室管理機器6は、警備員が通用口を通行しようとしていると判定する。この場合、入退室管理機器6は、電気錠4を解く。その後、動作が終了する。
ステップS7で当該カードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS9に進む。ステップS9では、入退室管理機器6は、当該カードが認証されたかを判定する。
ステップS9で当該カードが認証されない場合は、ステップS3に進む。ステップS3では、入退室管理機器6は、カード操作機器5に警告を報知させる。その後、動作が終了する。
ステップS9で当該カードが認証された場合は、ステップS10に進む。ステップS10では、入退室管理機器6は、当該カードが同じ警備員のカードであるか否かを判定する。
ステップS10で当該カードが同じ警備員のカードでない場合は、ステップS5に進む。ステップS5では、入退室管理機器6は、電気錠4を解く。その後、動作が終了する。
ステップS10で当該カードが同じ警備員のカードである場合は、ステップS11に進む。ステップS11では、入退室管理機器6は、動作モードを侵入監視モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
この際、入退室管理機器6において、連動情報管理部6bは、自らの連動情報管理テーブル6aを変更する。連動情報送信部6cは、自らが侵入監視モードに移行したことと侵入監視モードに移行させた警備員のID番号等の情報を連動情報送信部6cから同じグループの全ての入退室管理装機器に対して送信する。
同じグループの入退室管理装機器の全てにおいて、連動情報受信部6dは、これらの情報を受信する。この際、それぞれの連動情報管理部6bは、それぞれの連動情報管理テーブル6aを変更する。
次に、図7を用いて、入退室管理機器6の侵入監視モード時の動作を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の侵入監視モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS21からステップS24は、図6のステップS1からステップS4と同様である。
ステップS24で当該カードが警備員のカードでない場合は、ステップS23に進む。ステップS23では、入退室管理機器6は、カード操作機器5に警告を報知させる。その後、動作が終了する。
ステップS24で当該カードが警備員のカードである場合は、ステップS25に進む。ステップS25からステップS27は、図6のステップS6からステップS8と同様である。
ステップS27でタイマーが3秒経過した場合は、ステップS28に進む。ステップS28では、入退室管理機器6は、動作モードを通常モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
ステップS26でカードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS29に進む。ステップS29とステップS30とは、図6のステップS9とステップS10と同様である。
ステップS29で当該カードが認証されない場合は、ステップS23に進む。ステップS23では、入退室管理機器6は、カード操作機器5に警告を報知させる。その後、動作が終了する。
ステップS30で当該カードが同じ警備員のカードでない場合は、ステップS23に進む。ステップS23では、入退室管理機器6は、カード操作機器5に警告を報知させる。その後、動作が終了する。
ステップS30で当該カードが同じ警備員のカードである場合は、ステップS31に進む。ステップS31では、入退室管理機器6は、動作モードを警備員立会モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
ステップS28またはステップS31で動作モードが移行した際、連動情報管理部6bは、自らの連動情報管理テーブル6aを変更する。連動情報管理部6bは、自らのモードが移行したこととモードを移行させた警備員のID番号等の情報とを連動情報送信部6cから同じグループの全ての入退室管理装機器に対して送信する。
同じグループの全ての入退室管理機器6において、連動情報受信部6dは、これらの情報を受信する。この際、それぞれの連動情報管理部6bは、それぞれの連動情報管理テーブル6aを変更する。
次に、図8を用いて、入退室管理機器6の警備員立会モード時の動作を説明する。
図8はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の警備員立会モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS41からステップS47は、図7のステップS21からステップS27と同様である。
ステップS47でタイマーが3秒経過した場合は、ステップS48に進む。ステップS48では、入退室管理機器6は、動作モードを侵入監視モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
ステップS46でカードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS49に進む。ステップS49とステップS50とは、図7のステップS29とステップS30と同様である。
ステップS49で当該カードが認証されない場合は、ステップS43に進む。ステップS43では、入退室管理機器6は、カード操作機器5に警告を報知させる。その後、動作が終了する。
ステップS50で当該カードが同じ警備員のカードでない場合は、ステップS51に進む。ステップS51では、入退室管理機器6は、電気錠4を解く。その後、動作が終了する。
ステップS50で当該カードが同じ警備員のカードである場合は、ステップS52に進む。ステップS52では、入退室管理機器6は、動作モードを不審者追跡モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
ステップS48またはステップS52で動作モードが移行した際、連動情報管理部6bは、自らの連動情報管理テーブル6aを変更する。連動情報管理部6bは、自らのモードが移行したこととモードを移行させた警備員のID番号等の情報とを連動情報送信部6cから同じグループの全ての入退室管理装機器に対して送信する。
同じグループの全ての入退室管理機器6において、連動情報受信部6dは、これらの情報を受信する。この際、それぞれの連動情報管理部6bは、それぞれの連動情報管理テーブル6aを変更する。
なお、図示しないが、警備員立会モードにおいて、警備員のカード以外のカードを持った一般人でも、カードをカード操作機器5に対して照合することにより退場し得る。
次に、図9を用いて、不審者追跡モード時の動作を説明する。
図9はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の不審者追跡モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS61は、図8のステップS41と同様である。
ステップS61でカードがカード操作機器5に対して照合されていない場合は、ステップS62に進む。ステップS62では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6から追跡準備完了の通知があるか否かを判定する。
ステップS62で追跡準備完了の通知がない場合は、ステップS61に戻る。
ステップS61でカードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS63に進む。ステップS63からステップS65は、図8のステップS42からステップS44と同様である。
ステップS65で当該カードが警備員のカードである場合は、ステップS66に進む。ステップS66では、入退室管理機器6は、自らの連動情報管理テーブル6aの内容に基づいて同じグループの入退室管理機器6があるか否かを判定する。
ステップS66で同じグループの入退室管理機器6がない場合は、ステップS67に進む。ステップS67では、入退室管理機器6は、不審者の逃げ道は対応した通用口のみであると判定する。この場合、入退室管理機器6は、電気錠4を解く。その後、ステップS68に進む。ステップS68では、入退室管理機器6は、動作モードを不審者捕獲モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
ステップS66で同じグループの入退室管理機器6がある場合は、ステップS69に進む。ステップS69では、入退室管理機器6は、自らの連動情報管理テーブル6aの内容に基づいて同じグループの入退室管理機器6の全てが追跡準備完了状態であるか否かを判定する。
ステップS69で同じグループの入退室管理機器6のいずれかが追跡準備完了状態でない場合は、ステップS70に進む。ステップS70では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6の全てに追跡準備完了を通知する。その後、ステップS71に進む。ステップS71では、入退室管理機器6は、自らの連動情報管理テーブル6aの内容に基づいて同じグループの入退室管理機器6の全てから追跡準備完了の通知があるか否かを判定する。
ステップS71で同じグループの入退室管理機器6のいずれかから追跡準備完了の通知がない場合は、動作が終了する。
ステップS71で同じグループの入退室管理機器6の全てから追跡準備完了の通知がある場合は、ステップS72に進む。ステップS72では、同じグループの入退室管理機器6の全てが追跡準備完了状態となる。その後、動作が終了する。
ステップS69で同じグループの入退室管理機器6の全てが追跡準備完了状態の場合は、ステップS67とステップS68との動作が行われる。その後、動作が終了する。
ステップS62で追跡準備完了の通知がある場合は、ステップS71とステップS72との動作が行われる。その後、動作が終了する。
次に、図10を用いて、不審者捕獲モード時の動作を説明する。
図10はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の不審者捕獲モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS81は、図9のステップS61と同様である。ステップS81でカードがカード操作機器5に対して照合されていない場合は、ステップS81が繰り返される。ステップS81でカードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS82に進む。
ステップS82からステップS84は、図9のステップS63からステップS65と同様である。
ステップS84で当該カードが警備員のカードである場合は、ステップS85に進む。ステップS85では、入退室管理機器6は、電気錠4を解く。その後、ステップS86に進む。
ステップS86では、入退室管理機器6は、タイマー値をリセットする。その後、ステップS87に進む。ステップS87では、入退室管理機器6は、カードがカード操作機器5に対して照合されたか否かを判定する。
ステップS87でカードがカード操作機器5に対して照合されていない場合は、ステップS88に進む。ステップS88では、入退室管理機器6は、タイマーが3秒経過した否かを判定する。
ステップS88でタイマーが3秒経過していない場合は、ステップS87に戻る。ステップS88でタイマーが3秒経過した場合は、動作が終了する。
ステップS87でカードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS89に進む。ステップS89では、入退室管理機器6は、当該カードが認証されたかを判定する。
ステップS89で当該カードが認証されない場合は、ステップS83に進む。ステップS83では、入退室管理機器6は、カード操作機器5に警告を報知させる。その後、動作が終了する。
ステップS89で当該カードが認証された場合は、ステップS90に進む。ステップS90では、入退室管理機器6は、当該カードが同じ警備員のカードか否かを判定する。
ステップS90で当該カードが同じ警備員のカードでない場合は、ステップS83に進む。ステップS83では、入退室管理機器6は、カード操作機器5に警告を報知させる。その後、動作が終了する。
ステップS90で当該カードが同じ警備員のカードの場合は、ステップS91に進む。ステップS91では、入退室管理機器6は、動作モードを通常モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、入退室管理機器6の動作モードは、警備員のカードの一般操作または特殊操作に基づいて移行する。このため、カード操作機器5における特別な装備を必要とすることなく、入退室管理機器6の動作モードを柔軟に変更することができる。また、同じグループの入退室管理機器6は連動する。このため、特別な上位機器を必要とすることなく、安価なシステムで入退室管理機器6の動作モードを柔軟に変更することができる。
また、警備員立会モードにおいては、警備員がカード操作機器5に対してカードを照合した後、一般人は一定時間以内にカード操作機器5に対してカードを照合しなければ、電気錠4は解かれない。このため、一般人が警備員の目を盗んで勝手に入場することを防止できる。
また、不審者追跡モードにおいては、同じグループの入退室管理機器6に対応した通用口において、警備員および一般人の双方が一時的に通行できなくなる。このため、不審者の逃亡を防止することができる。さらに、同じグループの入退室管理機器6に対応した通用口の全てに警備員が到着するまで、警備員は、通用口から入場できない。このため、不審者の逃亡可能な通用口に漏れなく警備員を配置させることができる。
また、不審者捕獲モードにおいては、警備員以外は、通用口から入退場できない。この際、警備員は、通用口の内側で警備すればよい。この場合、不審者の逃亡を防止しつつ、不審者の移動範囲を狭めることができる。その結果、不審者を捕獲し易くすることができる。
次に、図11を用いて、入退室管理機器6の例を説明する。
図11はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器のハードウェア構成図である。
入退室管理機器6の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ7aと少なくとも1つのメモリ7bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア8を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ7aと少なくとも1つのメモリ7bとを備える場合、入退室管理機器6の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ7bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ7aは、少なくとも1つのメモリ7bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、入退室管理機器6の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ7aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ7bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア8を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものである。例えば、入退室管理機器6の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、入退室管理機器6の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
入退室管理機器6の各機能について、一部を専用のハードウェア8で実現し、他部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。例えば、連動情報管理部6bの機能については専用のハードウェア8としての処理回路で実現し、連動情報管理部6b以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ7aが少なくとも1つのメモリ7bに格納されたプログラムを読み出して実行することによって実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア8、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、入退室管理機器6の各機能を実現する。
実施の形態2.
図12はこの発明の実施の形態2における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の通常モード時の動作を説明するためのフローチャートである。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態1においては、警備員がひとつひとつの通用口扉に順に配置してそれぞれの入退室管理機器6の動作モードを不審者追跡モードに移行させる。これに対し、実施の形態2においては、警備員がある扉に対応した入退室管理機器6の動作モードを不審者追跡モードに移行させた際に同じグループの入退室管理機器6の全ての動作が不審者追跡モードに移行する。
図12において、ステップS101は、図6のステップS1と同様である。
ステップS101でカードがカード操作機器5に対して照合されていない場合は、ステップS102に進む。ステップS102では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6から不審者追跡モードへの移行指示があるか否かを判定する。
ステップS102で同じグループの入退室管理機器6から不審者追跡モードへの移行指示がない場合は、ステップS101に戻る。
ステップS101でカードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS103に進む。ステップS103からステップS112は、図6のステップS2からステップS11と同様である。
ステップS102で同じグループの入退室管理機器6から不審者追跡モードへの移行指示がある場合は、ステップS113に進む。ステップS113では、入退室管理機器6は、動作モードを不審者追跡モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
次に、図13を用いて、入退室管理機器6の侵入監視モード時の動作を説明する。
図13はこの発明の実施の形態2における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の侵入監視モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS121は、図7のステップS21と同様である。
ステップS121でカードがカード操作機器5に対して照合されていない場合は、ステップS122に進む。ステップS122では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6から不審者追跡モードへの移行指示があるか否かを判定する。
ステップS122で同じグループの入退室管理機器6から不審者追跡モードへの移行指示がない場合は、ステップS121に戻る。
ステップS121でカードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS123に進む。ステップS123からステップS132は、図7のステップS22からステップS31と同様である。
ステップS122で同じグループの入退室管理機器6から不審者追跡モードへの移行指示がある場合は、ステップS133に進む。ステップS133では、入退室管理機器6は、動作モードを不審者追跡モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
次に、図14を用いて、入退室管理機器6の警備員立会モード時の動作を説明する。
図14はこの発明の実施の形態2における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の警備員立会モード時の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS141は、図8のステップS41と同様である。
ステップS141でカードがカード操作機器5に対して照合されていない場合は、ステップS142に進む。ステップS142では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6から不審者追跡モードへの移行指示があるか否かを判定する。
ステップS142で同じグループの入退室管理機器6から不審者追跡モードへの移行指示がない場合は、ステップS141に戻る。
ステップS141でカードがカード操作機器5に対して照合された場合は、ステップS143に進む。ステップS143からステップS152は、図8のステップS42からステップS51と同様である。
ステップS151で当該カードが同じ警備員のカードの場合は、ステップS153に進む。ステップS153では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6があるか否かを判定する。
ステップS153で同じグループの入退室管理機器6がある場合は、ステップS154に進む。ステップS154では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6の全てに不審者追跡モードへの移行を指示する。具体的には、連動情報管理部6bは、連動情報送信部6cを用いて不審者追跡モードへの移行を指示する信号を同じグループの他の入退室管理機器6に送信する。その後、ステップS155に進む。ステップS155では、入退室管理機器6は、動作モードを不審者追跡モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
ステップS153で同じグループの入退室管理機器6がない場合は、ステップS154を経由せずにステップS155に進む。ステップS155では、入退室管理機器6は、動作モードを不審者追跡モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
ステップS142で同じグループの入退室管理機器6から不審者追跡モードへの移行指示がある場合は、ステップS155に進む。ステップS155では、入退室管理機器6は、動作モードを不審者追跡モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
以上で説明した実施の形態2によれば、入退室管理機器6の各々は、同じグループの他の入退室管理機器6の動作モードが不審者追跡モードに移行した際に動作モードを不審者追跡に移行させる。このため、不審者の逃亡をより早く防止することができる。その結果、不審者の逃亡をより確実に防止することができる。
実施の形態3.
図15はこの発明の実施の形態3における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の不審者追跡モード時の動作を説明するためのフローチャートである。なお、実施の形態1または実施の形態2の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態1の不審者追跡モードにおいては、警備員がひとつひとつのカード操作機器5に対してカードの一般操作を行うことにより、それぞれの電気錠4が解かれる。これに対し、実施の形態3の不審者追跡モードにおいては、警備員があるカード操作機器5に対してカードの一般操作を行うことにより、同じグループの入退室管理機器6に対応した電気錠4の全てが解かれる。
ステップS161からステップS172は、図9のステップS61からステップS72と同様である。
ステップS169で同じグループの入退室管理機器6の全てが追跡準備完了状態の場合は、ステップS173に進む。ステップS173では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6の全てに電気錠4の開錠を指示する。具体的には、連動情報管理部6bは、連動情報送信部6cを用いて電気錠4の開錠を指示する信号を同じグループの他の入退室管理機器6に送信する。その後、ステップS167とステップS168との動作が行われる。その後、動作が終了する。
ステップS162で追跡準備完了の通知がない場合は、ステップS174に進む。ステップS174では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6から電気錠4の開錠指示があるか否かを判定する。
ステップS174で同じグループの入退室管理機器6から電気錠4の開錠指示がない場合は、ステップS161に戻る。
ステップS174で同じグループの入退室管理機器6から電気錠4の開錠指示がある場合は、ステップS167とステップS168との動作が行われる。その後、動作が終了する。
以上で説明した実施の形態3によれば、入退室管理機器6の各々は、同じグループの入退室管理機器6の全てが不審者追跡モードの際にいずれかのカード操作機器5に対して一般操作が行われた際に対応した電気錠4を解く。このため、複数の警備員に対して、一斉に不審者の捕獲行動に促すことができる。その結果、不審者をより確実に捕獲することができる。
実施の形態4.
図16はこの発明の実施の形態4における入退室管理システムに用いられた入退室管理機器の不審者捕獲モード時の動作を説明するためのフローチャートである。なお、実施の形態1から実施の形態3のいずれか1つの部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態1の不審者捕獲モードにおいては、警備員がひとつひとつのカード操作機器5に対してカードの特殊操作を行うことにより、それぞれの入退室管理機器6の動作モードが通常モードに移行する。これに対し、実施の形態4の不審者追跡モードにおいては、警備員があるカード操作機器5に対してカードの特殊操作を行うことにより、同じグループの入退室管理機器6の全ての動作モードが通常モードに移行する。
ステップS181からステップS190は、図10のステップS81からステップS90と同様である。
ステップS190で当該カードが同じ警備員のカードである場合は、ステップS191に進む。ステップS191では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6があるか否かを判定する。
ステップS191で同じグループの入退室管理機器6がない場合は、ステップS192に進む。ステップS192では、入退室管理機器6は、動作モードを通常モードへ移行させる。その後、動作が終了する。
ステップS191で同じグループの入退室管理機器6がある場合は、ステップS193に進む。ステップS193では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6の全てに通常モードへの移行を指示する。具体的には、連動情報管理部6bは、連動情報送信部6cを用いて通常モードへの移行を指示する信号を同じグループの他の入退室管理機器6に送信する。その後、ステップS192の動作が行われる。その後、動作が終了する。
ステップS181でカードがカード操作機器5に対して照合されていない場合は、ステップS194に進む。ステップS194では、入退室管理機器6は、同じグループの入退室管理機器6から通常モードへの移行の指示があるか否かを判定する。
ステップS194で同じグループの入退室管理機器6から通常モードへの移行の指示がない場合は、ステップS181に戻る。
ステップS194で同じグループの入退室管理機器6から通常モードへの移行の指示がある場合は、ステップS192の動作が行われる。その後、動作が終了する。
以上で説明した実施の形態4によれば、入退室管理機器6の各々は、同じグループの入退室管理機器6の全てが不審者捕獲モードの際にいずれかのカード操作機器5に対して特殊操作が行われた際に動作モードを通常モードに移行させる。このため、不審者が捕獲された後、より早く簡単に動作モードを通常モードに移行することができる。
なお、不審者追跡モードにおいて、同じグループの入退室管理機器6の全てが追跡準備完了の状態になったことを警備員に対して報知してもよい。例えば、カード操作機器5のランプで表示してもよい。例えば、カード操作機器5を鳴動させてもよい。この場合、警備員に対してより早く不審者の捕獲を促すことができる。
また、入退室管理機器6の動作モードの数は限定されない。例えば、入退室管理機器6の動作モードのうちのいくつかを省略してもよい。
1 建築物、 2a 第1扉、 2b 第2扉、 2c 第3扉、 2d 第4扉、 2e 第5扉、 2f 第6扉、 2g 第7扉、 2h 第8扉、 2i 第9扉、 2j 第10扉、 2k 第11扉、 3 侵入センサ、 4 電気錠、 5 カード操作機器、 6 入退室管理機器、 6a 連動情報管理テーブル、 6b 連動情報管理部、 6c 連動情報送信部、 6d 連動情報受信部、 7a プロセッサ、 7b メモリ、 8 ハードウェア

Claims (7)

  1. 電気錠を備えた扉に対応して設けられたカード操作機器と、
    前記カード操作機器に対応して設けられ、前記カード操作機器に対する警備員のカードの操作に基づいて動作モードを移行させ、前記動作モードが警備員立会モードの場合は、警備員のカードが前記カード操作機器に対して操作されてから一定時間内に一般人のカードが前記カード操作機器に対して操作された際に前記電気錠を解き、警備員のカードが前記カード操作機器に対して操作されてから一定時間以降に一般人のカードが前記カード操作機器に対して操作された際に前記電気錠を解かない入退室管理機器と、
    を備えた入退室管理システム。
  2. 電気錠を備えた複数の扉に対応して設けられた複数のカード操作機器と、
    前記複数のカード操作機器に対応して設けられ、対応したカード操作機器に対する警備員のカードの操作に基づいて動作モードを移行させ、前記動作モードが警備員立会モードの場合は、警備員のカードが対応したカード操作機器に対して操作されてから一定時間内に一般人のカードが対応したカード操作機器に対して操作された際に対応した電気錠を解き、警備員のカードが対応したカード操作機器に対して操作されてから一定時間以降に一般人のカードが対応したカード操作機器に対して操作された際に対応した電気錠を解かない複数の入退室管理機器と、
    を備えた入退室管理システム。
  3. 前記入退室管理機器の各々は、動作モードが警備員立会モードの際に対応したカード操作機器に対する警備員のカードの操作に基づいて前記動作モードを不審者追跡モードに移行させ、動作モードが不審者追跡モードの際に一般人のカードが対応したカード操作機器に対して操作された際に対応した電気錠を解かず、前記複数の入退室管理機器の全ての動作モードが不審者追跡モードの際に警備員のカードが対応したカード操作機器に対して操作された際に対応した電気錠を解く請求項2に記載の入退室管理システム。
  4. 前記入退室管理機器の各々は、前記複数の入退室管理機器の全ての動作モードが不審者追跡モードの際に警備員のカードがいずれかのカード操作機器に対して操作された際に動作モードを不審者捕獲モードに移行させ、動作モードが不審者捕獲モードの際に一般人のカードが対応したカード操作機器に対して操作された際に対応した電気錠を解かず、警備員のカードが対応したカード操作機器に対して操作された際に対応した電気錠を解く請求項3に記載の入退室管理システム。
  5. 前記入退室管理機器の各々は、他の入退室管理機器の動作モードが不審者追跡モードに移行した際に動作モードを不審者追跡モードに移行させる請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の入退室管理システム。
  6. 前記入退室管理機器の各々は、前記複数の入退室管理機器の全てが不審者追跡モードの際に警備員のカードがいずれかのカード操作機器に対して操作された際に対応した電気錠を解く請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の入退室管理システム。
  7. 前記入退室管理機器の各々は、前記複数の入退室管理機器の全てが不審者捕獲モードの際に警備員のカードがいずれかのカード操作機器に対して操作された際に動作モードを通常モードに移行させる請求項2から請求項6のいずれか一項に記載の入退室管理システム。
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