JP2017174064A - サーバ装置、サーバ制御方法、プログラム - Google Patents

サーバ装置、サーバ制御方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017174064A
JP2017174064A JP2016058319A JP2016058319A JP2017174064A JP 2017174064 A JP2017174064 A JP 2017174064A JP 2016058319 A JP2016058319 A JP 2016058319A JP 2016058319 A JP2016058319 A JP 2016058319A JP 2017174064 A JP2017174064 A JP 2017174064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
monitoring
server module
unit
server device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016058319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6274239B2 (ja
Inventor
横山 淳
Atsushi Yokoyama
淳 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2016058319A priority Critical patent/JP6274239B2/ja
Priority to US15/463,454 priority patent/US10317959B2/en
Publication of JP2017174064A publication Critical patent/JP2017174064A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6274239B2 publication Critical patent/JP6274239B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/20Cooling means
    • G06F1/206Cooling means comprising thermal management
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B15/00Systems controlled by a computer
    • G05B15/02Systems controlled by a computer electric
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/30Monitoring
    • G06F11/3058Monitoring arrangements for monitoring environmental properties or parameters of the computing system or of the computing system component, e.g. monitoring of power, currents, temperature, humidity, position, vibrations
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20709Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for server racks or cabinets; for data centers, e.g. 19-inch computer racks
    • H05K7/20718Forced ventilation of a gaseous coolant
    • H05K7/20727Forced ventilation of a gaseous coolant within server blades for removing heat from heat source
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20709Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for server racks or cabinets; for data centers, e.g. 19-inch computer racks
    • H05K7/20836Thermal management, e.g. server temperature control
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

【課題】サーバ装置において、信頼性を確保しつつコストを削減することが難しい、という問題を解決すること。
【解決手段】筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置であって、前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段と、前記管理手段の稼動状況を監視する監視手段と、を有し、前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ装置、サーバ制御方法、プログラムに関し、特に信頼性を維持しつつコストダウンを可能とするサーバ装置、サーバ制御方法、プログラムに関する。
筐体内に複数のサーバモジュールを格納し、内蔵されたファンにより筐体内の温度制御を行うサーバ装置が知られている。
例えば、特許文献1には、複数のファンと2つのファンコントローラとを有するコンピュータシステムが記載されている。特許文献1によると、2つのファンコントローラのそれぞれは、複数のファンの全てを監視しており、他方のファンコントローラの制御下にあるファンの故障が検出された場合、自身の制御下にあるファンの回転を高速化させるよう構成されている。このような構成により、高い信頼性を確保することが出来る。
米国特許出願公開第2004/0130868号明細書
特許文献1に記載されているように、サーバ装置においては、信頼性確保のため2つのファンコントローラ(ファンの制御を行なう筐体管理モジュール)を設け、ファン制御を冗長化することが一般的である。
しかしながら、このようにファンコントローラなどの筐体管理モジュールを冗長化すると、その分だけコストが余計にかかることになる。そのため、コストの観点からは、筐体管理モジュールの数は減らすことが望ましい。一方で、単純に筐体管理モジュールの数を1つにしてしまうと、当該筐体管理モジュールの故障で装置が制御不能の状態になってしまう。そのため、信頼性の観点からは、筐体管理モジュールの数を減らすことは望ましくない。
以上のように、サーバ装置においては、コストの観点からは筐体管理モジュールの数を減らすことが望ましいものの、信頼性の観点からは筐体管理モジュールの数を減らすことが難しかった。換言すると、サーバ装置においては、信頼性を確保しつつコストを削減することが難しい、という問題が生じていた。
そこで、本発明の目的は、信頼性を確保しつつコストを削減することが難しい、という問題を解決するサーバ装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態であるサーバ装置は、
筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置であって、
前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段と、
前記管理手段の稼動状況を監視する監視手段と、
を有し、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う
という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるサーバ制御方法は、
筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置により行われるサーバ制御方法であって、
前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段を有し、
前記管理手段の稼動状況を監視し、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う
という構成を採る。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置に、
前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段と、
前記管理手段の稼動状況を監視する監視手段と、
を実現させ、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う
という構成を採る。
本発明は、以上のように構成されることにより、信頼性を確保しつつコストを削減することが難しい、という問題を解決するサーバ装置を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るサーバ装置の構成の一例を示す図である。 図1で示す監視装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る監視装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るサーバ装置の構成の一例を示す図である。 図4で示すサーバモジュールの構成の一例を示すブロック図である。 優先度に基づく電力量の割り当ての一例を示す図である。 図5で示す電力上限情報の一例を示す図である。 図5で示す優先度情報の一例を示す図である。 図4で示す監視装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る監視装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るサーバモジュールの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るサーバ装置の構成の一例を示す図である。 図9で示すサーバモジュールの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るサーバモジュールの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係るサーバ装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。図1は、サーバ装置1の構成の一例を示す図である。図2は、監視装置15の構成の一例を示すブロック図である。図3は、監視装置15の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の第1の実施形態では、筐体内に複数のサーバモジュール11と複数のファン12とを有するサーバ装置1について説明する。本実施形態におけるサーバ装置1は、1つのCMM(Chassis Management Module)13を有しており、CMM13によりサーバモジュール11とファン12とを制御する。また、サーバ装置1は、監視装置15によりCMM13を監視する。後述するように、本実施形態においては、監視装置15によるCMM13の監視の結果、CMM13の故障が検出された場合、ファン12の回転数を上げるよう制御する。
図1を参照すると、サーバ装置1は、複数のサーバモジュール11と、複数のファン12と、CMM13と、電源装置14と、監視装置15と、を有している。
サーバモジュール11は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やメモリなどを有している。サーバモジュール11は、電源装置14と接続されており、電源装置14から供給される電力により動作する。また、サーバモジュール11は、CMM13と接続されており、CMM13からの制御により動作する。
ファン12(冷却ファン)は、電源装置14と接続されており、電源装置14から供給される電力により動作する。また、ファン12は、CMM13と接続されており、CMM13からの制御により動作する。例えば、ファン12は、CMM13からの制御に基づいて回転する。また、ファン12は、CMM13からの指示に基づいた回転数で回転する。
また、本実施形態におけるファン12は、監視装置15と接続されている。監視装置15がCMM13の故障を検出した場合、ファン12は、監視装置15からの制御により回転数を上げて高速回転(例えば、ファン12が回転可能な回転数のうちもっとも高速な回転)する。
CMM13(管理手段)は、図示しないCPUやメモリなどを有している。CMM13は、電源装置14と接続されており、電源装置14から供給される電力により動作する。また、CMM13は、サーバモジュール11とファン12とに接続されており、サーバモジュール11とファン12との制御を行う。例えば、CMM13は、動作させるサーバモジュール11を選択して、当該選択したサーバモジュール11を動作させる。また、CMM13は、動作させるファン12を選択して動作させたり、ファン12の回転数を制御したりする。なお、CMM13による上記制御は、例えば、CMM13が有するメモリなどの記憶装置に格納されたプログラムをCPUなどの演算装置が実行することで実現される。
また、CMM13は、監視装置15と接続されており、監視装置15から定期的に監視信号を受信する。監視信号を受信したCMM13は、当該監視信号に応じて、応答信号を監視装置15に対して送信する。CMM13は、例えばこのようにして、自身が故障していない旨を監視装置15に通知する。
電源装置14は、外部電源と接続されるとともに、サーバモジュール11、ファン12、CMM13、監視装置15、と接続されている。電源装置14は、外部電源から電力の供給を受け、サーバモジュール11、ファン12、CMM13、監視装置15、のそれぞれに電力を供給する。
監視装置15(監視手段)は、CMM13の稼動状況を監視する。監視装置15は、CMM13と接続されており、CMM13と信号の送受信を行うことでCMM13を監視する。また、監視装置15は、ファン12と接続されており、CMM13に対する監視結果に基づいてファン12の回転数を制御することで、筐体内の熱制御を行う。
図2は、監視装置15が含む構成の一例である。図2を参照すると、監視装置15は、信号送受信手段151と、故障検出手段152と、ファン制御手段153と、を含んでいる。なお、上記各手段は、例えば、監視装置15が有する図示しない記憶装置に格納されたプログラムを監視装置15が有する図示しない演算装置が実行することで実現される。
信号送受信手段151は、定期的に監視信号をCMM13に対して送信する。また、信号送受信手段151は、送信した監視信号に対する応答として、CMM13から応答信号を受信する。
なお、信号送受信手段151が監視信号を送信する間隔は、任意の間隔で構わない。
故障検出手段152は、信号送受信手段151による信号の送受信結果に基づいて、CMM13の故障を検出する。例えば、故障検出手段152は、信号送受信手段151がCMM13に対して監視信号を送信したにもかかわらず、当該監視信号に対する応答である応答信号を所定時間、信号送受信手段151が受信しなかった場合に、CMM13の故障を検出する。なお、所定時間は、任意に設定して構わない。
ファン制御手段153は、故障検出手段152によるCMM13の故障検出をトリガーとして、ファン12を高速回転させる。例えば、ファン制御手段153は、故障検出手段152がCMM13の故障を検出すると、ファン12に対して予め定められた回転数で回転するよう指示する。
このように、監視装置15は、CMM13を監視し、CMM13に対する監視結果に基づいて、ファン12の回転数を制御するよう構成されている。
以上が、サーバ装置1の構成の一例である。続いて、図3を参照して、監視装置15の動作の一例について説明する。
図3を参照すると、監視装置15は、定期的に監視信号を送信する(ステップS101)。サーバ装置1のCMM13は、監視信号を受信すると、当該監視信号に応じて応答信号を監視装置15に送信することになる。
送信した監視信号に対する応答である応答信号を受信した場合(ステップS102、Yes)、監視装置15の故障検出手段152は、CMM13は故障していないと判断する。この場合、次の周期となった段階で、信号送受信手段151により再度の監視信号の送信が行われることになる(ステップS101)。一方、監視信号の送信後、所定時間内に応答信号を受信しなかった場合(ステップS102、No)、監視装置15の故障検出手段152は、CMM13の故障を検出する(ステップS103)。すると、ファン制御手段153は、故障検出手段152によるCMM13の故障検出をトリガーとして、ファン12を高速回転させる(ステップS104)。その結果、ファン12が高速回転することになる。
例えば、このような動作により、監視装置15はCMM13を監視する。そして、監視の結果CMM13の故障が検出された場合、監視装置15は、ファン12を高速回転させる。
このように、本実施形態におけるサーバ装置1は、ファン12と1つのCMM13と監視装置15とを有している。また、監視装置15は、CMM13を監視するよう構成されている。このような構成により、監視装置15は、CMM13に対する監視結果に基づいて、ファン12の回転数を制御することが出来る。その結果、例えば、監視装置15は、CMM13が故障した場合にファン12の回転数を上げる制御を行うことが可能となる。これにより、例えばCMM13が故障した場合でも、ファン12の回転数を上げることによりサーバ装置1内に熱がこもるのを防ぎ、サーバ装置1内の熱制御が不能になることを防ぐことができ、信頼性を確保することが可能となる。また、CMM13と比較すると、監視装置15の機能は限定的であり、安価に実現可能である。そのため、CMM13を冗長化した場合と比較して、コストを低減させることが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態を図4乃至図11を参照して説明する。図4は、サーバ装置2の構成の一例を示す図である。図5は、サーバモジュール21の構成の一例を示すブロック図である。図6は、優先度に基づく電力量の割り当ての一例を示す図である。図7は、電力上限情報213の一例を示す図である。図8は、優先度情報214の一例を示す図である。図9は、監視装置25の構成の一例を示すブロック図である。図10は、監視装置25の動作の一例を示すフローチャートである。図11は、サーバモジュール21の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施形態では、筐体内に複数のサーバモジュール21と複数のファン22とを有するサーバ装置2について説明する。本実施形態におけるサーバ装置2は、1つのCMM23を有しており、CMM23によりサーバモジュール21とファン22とを制御する。また、サーバ装置2は、監視装置25によりCMM23を監視する。後述するように、本実施形態においては、監視装置25によるCMM23の監視の結果、CMM23の故障が検出された場合、その旨をサーバモジュール21に通知する。そして、当該通知を受信したサーバモジュール21は、当該通知に応じて、電力キャッピングを実施する。
図4を参照すると、サーバ装置2は、複数のサーバモジュール21と、複数のファン22と、CMM23と、電源装置24と、監視装置25と、を有している。
サーバモジュール21は、図示しないCPUやメモリなどを有している。サーバモジュール21は、電源装置24と接続されており、電源装置24から供給される電力により動作する。また、サーバモジュール21は、CMM23と接続されており、CMM23からの制御により動作する。また、サーバモジュール21は、監視装置25と接続されており、監視装置25から、後述するCMM23に故障が生じた旨の通知を受信する。
また、本実施形態におけるサーバモジュール21は、当該サーバモジュール21の動作状態を、通常動作から通常動作に比べて消費電力の少ない低消費電力動作に切り替えることが出来る。また、サーバモジュール21は、低消費電力動作から通常動作に切り替えることが出来る。通常動作に比べて消費電力の少ない低消費電力動作は、電力キャッピング機能、あるいは、電力キャップと呼ばれる。一般に、CPUやメモリは、その動作周波数を下げれば消費電力が低減する。そのため、最大動作周波数を制限することによって最大消費電力を何段階かに調整することが出来る。また、HDD(Hard Disk Drive)などは、ディスクの回転数を制限することで消費電力を低減することが出来る。
図5は、サーバモジュール21が含む構成の一例である。図5を参照すると、サーバモジュール21は、通知受信手段211と、制御手段212と、電力上限情報213と、優先度情報214と、を含んでいる。なお、上記各手段は、例えば、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを図示しない演算装置が実行することで実現される。また、電力上限情報213及び優先度情報214は、例えば、不揮発性のメモリなどの図示しない記憶装置に格納されている。
なお、サーバモジュール21は、電力上限情報213と優先度情報214との両方の情報を有している必要は必ずしもない。サーバモジュール21は、電力上限情報213と優先度情報214とのうちの少なくとも一方を有していればよい。
通知受信手段211は、監視手段25からCMM23の故障を検出した旨の通知を受信する。
制御手段212は、通知受信手段211が監視手段25からの通知を受信すると、当該通知に応じて、サーバモジュール21の動作状態を通常動作から低消費電力動作に切り替える。つまり、制御手段212は、監視装置25から受信した通知に応じて、自身を有するサーバモジュール21の消費する電力に上限を設ける。
例えば、制御手段212は、監視手段25から通知を受信すると、電力上限情報213を参照する。そして、制御手段212は、電力上限情報213が示す電力の上限が、自身が消費する電力の上限となるように、電力キャッピングを実施する。制御手段212は、例えばこのようにして、監視装置25から受信した通知に応じて、サーバモジュール21が消費する電力に上限を設ける。
また、例えば、制御手段212は、図6で示すように、優先度情報214が示す優先度に従って、電力キャッピングを実施する。例えば、制御手段212は、監視装置25から通知を受信すると、電源装置24が有する電源情報241を参照して、当該電源情報241に含まれる電力バジェット情報を参照する。そして、制御手段212は、電力バジェット情報に含まれる電力バジェット(図6の場合、γが相当する)から、優先度情報214が示す優先度に応じてサーバモジュール21に電力量を割り当てる。例えば、制御手段212は、優先度が高いサーバモジュール21ほど大きい電力量が割り当てられるように、電力バジェットから電力量を割り当てる。例えば、図6の場合、優先度1の方が優先度2よりも優先度が高いとすると、優先度1に対応する割当電力量αは優先度2に対応する割当電力量βよりも大きい値となる。そして、制御手段211は、当該割り当てられた電力量が上限となるように、電力キャッピングを実施する。制御手段211は、例えばこのようにして、監視装置25から受信した通知に応じて、サーバモジュール21が消費する電力に上限を設ける。
電力上限情報213は、図7で示すように、サーバモジュール21が消費可能な電力の上限である電力上限値を示している(電力上限値は、電力量の上限値を示していても構わない)。上記のように、電力上限情報213が示す電力の上限が、自身が消費する電力の上限となるように、電力キャッピングが実施されることになる。なお、電力上限情報213が示す電力上限値の値は任意に設定することが出来る。また、上述したように、優先度情報214に基づいて上限を定める場合、割り当てられた電力量が電力上限値に相当することになる。
優先度情報214は、サーバ装置2が有する複数のサーバモジュール21のうちの自身の優先度を示している。例えば、図8を参照すると、優先度情報214では、優先度と当該優先度に該当するサーバモジュールとを対応付けている(例えば、図8では、優先度の数字が低いほど優先度が高いことを示している)。制御手段212は、優先度情報214を参照することで、自身に割り当てられた優先度を確認することが出来る。上記のように、制御手段212は、電力バジェットから優先度情報214が示す優先度に応じた電力量を取得することになる。
ファン22は、電源装置24と接続されており、電源装置24から供給される電力により動作する。また、ファン22は、CMM23と接続されており、CMM23からの制御により動作する。例えば、ファン22は、CMM23からの制御に基づいて回転する。また、ファン22は、CMM23からの指示に基づいた回転数で回転する。
CMM23は、第1の実施形態で説明したCMM13の構成と同様の構成を有している。つまり、CMM23は、図示しないCPUやメモリなどを有している。CMM23は、電源装置24と接続されており、電源装置24から供給される電力により動作する。また、CMM23は、サーバモジュール21とファン22とに接続されており、サーバモジュール21とファン22との制御を行う。例えば、CMM23は、動作させるサーバモジュール21を選択して、当該選択したサーバモジュール21を動作させる。また、CMM23は、動作させるファン22を選択したり、ファン22の回転数を制御したりする。
また、CMM23は、監視装置25と接続されており、監視装置25から定期的に監視信号を受信する。監視信号を受信したCMM23は、当該監視信号に応じて、応答信号を監視装置25に対して送信する。CMM23は、例えばこのようにして、自身が故障していない旨を監視装置25に通知する。
電源装置24は、外部電源と接続されるとともに、サーバモジュール21、ファン22、CMM23、監視装置25、と接続されている。電源装置24は、外部電源から電力の供給を受け、サーバモジュール21、ファン22、CMM23、監視装置25、のそれぞれに電力を供給する。
また、電源装置24は、電源情報241を有している。上述したように、電源情報241には、電力バジェット情報が含まれている。電力バジェット情報は、サーバモジュール21の制御手段212が利用することになる。
監視装置25は、CMM23の稼動状況を監視する。監視装置25は、CMM23と接続されており、CMM23と信号の送受信を行うことでCMM23を監視する。また、監視装置25は、サーバモジュール21と接続されており、CMM23に対する監視結果に基づいてCMM23が故障したと判断される場合、その旨をサーバモジュール21に通知する。上述したように、当該通知を受信したサーバモジュール21は、当該通知に応じて電力キャッピングを実施することになる。
なお、一般に、消費する電力が大きくなるほど、サーバモジュール21の温度は上昇する。そのため、電力キャッピングを実施することで、サーバモジュール21の温度を上げないよう(若しくは、下げるよう)制御することが出来る。換言すると、監視手段25は、CMM23が故障した旨をサーバモジュール21に通知することで、筐体内の熱制御を行うことになる。
図10は、監視装置25が含む構成の一例である。図10を参照すると、監視装置25は、信号送受信手段251と、故障検出手段252と、故障通知手段253と、を含んでいる。なお、上記各手段は、例えば、監視装置25が有する図示しない記憶装置に格納されたプログラムを監視装置25が有する図示しない演算装置が実行することで実現される。
信号送受信手段251は、定期的に監視信号をCMM23に対して送信する。また、信号送受信手段251は、送信した監視信号に対する応答として、CMM23から応答信号を受信する。なお、信号送受信手段251が監視信号を送信する間隔は、任意の間隔で構わない。
故障検出手段252は、信号送受信手段251による信号の送受信結果に基づいて、CMM23の故障を検出する。例えば、故障検出手段252は、信号送受信手段251がCMM23に対して監視信号を送信したにもかかわらず、当該監視信号に対する応答である応答信号を所定時間、信号送受信手段251が受信しなかった場合に、CMM23の故障を検出する。
故障通知手段253は、故障検出手段252がCMM23の故障を検出すると、CMM23が故障した旨をサーバモジュール21に通知する。上述したように、故障通知手段253からの通知に応じて、サーバモジュール21で電力キャッピングが実施されることになる。
このように、監視装置25は、CMM23を監視し、CMM23が故障した場合、当該故障した旨をサーバモジュール21に通知するよう構成されている。また、サーバモジュール21は、上記通知に応じて、電力キャッピングを実施するよう構成されている。
以上が、サーバ装置2の構成の一例である。続いて、図11を参照して、監視装置25の動作の一例について説明する。
図11を参照すると、監視装置25の動作のうちステップS201からステップS203までの動作は、第1の実施形態で説明した監視装置15のステップS101からステップS103までの動作と同様である(図3参照)。そのため、説明は省略する。
ステップS203によりCMM23の故障を検出すると、故障通知手段253は、CMM23が故障した旨をサーバモジュール21に通知する(ステップS204)。その結果、サーバモジュール21により電力キャッピングが実施されることになる。
例えば、このような動作により、監視装置25はCMM23を監視する。そして、監視の結果CMM23の故障が検出された場合、監視装置25は、その旨をサーバモジュール21に通知する。続いて、図12を参照して、サーバモジュール21の動作の一例について説明する。
図12を参照すると、サーバモジュール21は、監視装置25からCMM23が故障した旨の通知を受信する(ステップS301)。すると、サーバモジュール21の制御手段212は、当該受信した通知に応じて、電力キャッピングを実施する(ステップS302)。
例えば、制御手段212は、電力上限情報213が示す電力の上限が、自身が消費する電力の上限となるように、電力キャッピングを実施する。又は、例えば、制御手段212は、電力バジェット情報に含まれる電力バジェットから、優先度情報214が示す優先度に応じてサーバモジュール22に電力量を割り当てる。そして、制御手段212は、当該割り当てられた電力量が上限となるように、電力キャッピングを実施する。制御手段212は、例えばこのような手段により、電力キャッピングを実施する。
このように、本実施形態におけるサーバ装置2は、サーバモジュール21と1つのCMM23と監視装置25とを有している。また、監視装置25は、CMM23を監視するよう構成されている。このような構成により、監視装置25は、CMM23に対する監視結果に基づいて、CMM23が故障した旨をサーバモジュール21に通知することが出来る。その結果、サーバモジュール21は、当該通知に基づいて、電力キャッピングを実施することが出来る。ここで、一般に、消費する電力が大きくなるほど、サーバモジュール21の温度が高くなるものと考えられる。そのため、電力キャッピングを実施することで、サーバモジュール21の温度を制御することが可能となる。つまり、サーバ装置2内の熱制御を行うことが可能となり、その結果、信頼性を確保することが可能となる。また、CMM23と比較すると、監視装置25の機能は限定的であり、安価に実現可能である。そのため、CMM23を冗長化した場合と比較して、コストを低減させることが可能となる。
なお、本実施形態においては、監視装置25は、第1の実施形態で説明したファン制御手段153の代わりに故障通知手段253を有しているとした。しかしながら、監視装置25は、ファン制御手段153に相当する構成を有していても構わない。つまり、監視装置25は、サーバモジュール21に対して通知をするとともに、ファン22の制御を行うよう構成しても構わない。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態を図12乃至図14を参照して説明する。図12は、サーバ装置3の構成の一例を示す図である。図13は、サーバモジュール31の構成の一例を示すブロック図である。図14は、サーバモジュール31の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施形態では、筐体内に複数のサーバモジュール31と複数のファン22とを有するサーバ装置3について説明する。
図12を参照すると、サーバ装置3は、サーバモジュール31と、ファン22と、CMM23と、電源装置24と、監視装置25と、を有している。図12で示すように、本実施形態におけるサーバ装置3は、サーバモジュール31の構成が第2の実施形態で説明したサーバ装置2と異なっている(図4参照)。一方で、ファン22とCMM23と電源装置24と監視装置25との構成は、第2の実施形態で説明したサーバ装置2と同様である。以下においては、本実施形態に特徴的な構成について説明する。
図13を参照すると、サーバモジュール31は、通知受信手段211と、制御手段312と、電源上限情報213と、温度測定手段314と、制御閾値315と、負荷閾値316と、を含んでいる。通知受信手段211と電源上限情報213との構成は、第2の実施形態と同様のため、その説明を省略する。なお、図13では、サーバモジュール31が負荷閾値316を含んでいる例を挙げたが、サーバモジュール31は、必ずしも負荷閾値316を含んでいなくても構わない。また、本実施形態におけるサーバモジュール31は、例えば、サーバ装置3が有するサーバモジュール31間で通信を行うことが出来るよう構成されている。
制御手段312は、例えば、通知受信手段211が監視手段25からの通知を受信し、かつ、温度取得手段314が取得した温度が制御閾値315を超えている場合に、サーバモジュール31の動作状態を通常動作から低消費電力動作に切り替える。つまり、制御手段313は、監視装置25から通知を受信した場合、温度測定手段314による測定結果に基づいて、自身が消費する電力に上限を設ける。
例えば、監視手段25から通知を受信すると、制御手段312は、温度測定手段314から、サーバモジュール31の温度を示す測定結果を取得する。そして、制御手段312は、測定結果と、制御閾値315とを比較する。
測定結果が制御閾値315を超えている場合、制御手段312は、電力上限情報213を参照する。そして、制御手段312は、電力上限情報213が示す電力の上限が、自身が消費する電力の上限となるように、電力キャッピングを実施する。一方で、測定結果が制御閾値315以下である場合、制御手段312は、測定結果が制御閾値315を超えるまで待機する。制御手段312は、例えばこのようにして、サーバモジュール21が消費する電力に上限を設ける。
また、例えば、制御手段312は、測定結果が制御閾値315を超えている場合、自身が実際に消費する電力や、自身が実際に消費する電力と電力上限情報213との離れ具合などに基づいて、サーバモジュール31の負荷を示す負荷情報を取得する。例えば、制御手段312は、自身が消費している電力の値を負荷情報として取得する。そして、制御手段312は、負荷情報の値と負荷閾値316とを比較する。
負荷情報が示す値が負荷閾値以下である場合、制御手段312は、電力上限情報213を参照して、電力上限情報213に基づく電力キャッピングを実施する。一方、負荷情報が示す値が負荷閾値を超えている場合、制御手段312は、他のサーバモジュール31に対して電力の配分を譲るよう依頼する。そして、当該依頼により電力の配分を譲り受けることが出来た場合、制御手段312は、電力上限情報213が示す電力の上限に譲り受けた分を追加した値が、自身が消費する電力の上限となるように、電力キャッピングを実施する。一方、譲り受けることが出来なかった場合、制御手段312は、電力上限情報213に基づく電力キャッピングを実施する。制御手段312は、例えばこのようにして、サーバモジュール21が消費する電力に上限を設けても構わない。なお、電力の配分を譲り渡した場合、制御手段312は、電力上限情報213が示す電力の上限から譲り渡した分を減じた値が、自身が消費する電力の上限となるように、電力キャッピングを実施することになる。
なお、制御手段312は、温度測定手段314による測定結果と制御閾値315との比較結果にかかわらず、または、比較の代わりに、負荷情報と負荷閾値316とを比較するよう構成しても構わない。
温度測定手段314は、自身を有するサーバモジュール31の温度を測定する。温度測定手段314による測定結果は、制御手段312により使用されることになる。
制御閾値315は、制御手段312が電力キャッピングを開始する温度を示す閾値である。制御閾値315は、図示しない不揮発性のメモリなどの記憶装置に格納されている。上記のように、制御閾値315は制御手段312により利用され、温度測定手段314による測定結果が制御閾値315を超えている場合に、電力キャッピングが実施されることになる。なお、制御閾値315の値は、任意の値で構わない。
負荷閾値316は、他のサーバモジュール31に対して電力の配分の譲り受けを依頼するか否かを判断するために用いられる閾値である。負荷閾値316は、図示しない不揮発性のメモリなどの記憶装置に格納されている。上記のように、負荷閾値316は制御手段312により利用され、負荷情報が示す値が負荷閾値以上である場合に、他のサーバモジュール31に対して電力の配分を譲るよう依頼することになる。なお、負荷閾値316の値は、任意の値で構わない。
以上が、サーバ装置3の構成のうち本実施形態に特徴的な部分の構成の一例である。続いて、図14を参照して、サーバモジュール31の動作の一例について説明する。
図14を参照すると、サーバモジュール31は、監視装置25からCMM23が故障した旨の通知を受信する(ステップS401)。
上記通知を受信すると、サーバモジュール31の制御手段312は、温度測定手段314による測定結果と、制御閾値315とを比較する(ステップS402)。
測定結果が制御閾値315以下である場合(ステップS402、No)、制御手段312は、温度測定手段314による測定結果が制御閾値315を超えるまで待機する。一方、温度測定手段314による測定結果が制御閾値315を超えている場合(ステップS402、Yes)、制御手段312は、負荷情報が示す値と負荷閾値316とを比較する(ステップS403)。そして、負荷情報が示す値が負荷閾値316を超えている場合(ステップS403、Yes)、制御手段312は、他のサーバモジュール31に対して電力の配分の譲り受けの依頼を行う。その後、制御手段312は、譲り受けの依頼に対する結果に基づいて、電力キャッピングを実行する(ステップS404)。一方、負荷情報が示す値が負荷閾値316以下である場合、制御手段312は、電力上限情報213に基づく電力キャッピングを実施する(ステップS405)。制御手段312は、例えばこのような手段により、電力キャッピングを実施する。
このように、本実施形態におけるサーバ装置3は、制御手段312と温度測定手段314とを有するサーバモジュール31を有している。このような構成により、サーバ装置3は、通知受信手段211が監視手段25からの通知を受信し、かつ、温度取得手段314が取得した温度が制御閾値315を超えている場合に、サーバモジュール31の動作状態を通常動作から低消費電力動作に切り替えることが出来る。つまり、サーバ装置3は、CMM23が故障しており、かつ、サーバモジュール31の温度が予め定められた温度よりも高くなった段階で、サーバモジュール31の温度を制御することが出来る。これにより、例えば、CMM23が故障しているもののサーバモジュール31の温度が十分に低い場合など、熱制御などの観点から不必要なタイミングで電力キャッピングを実施することを防ぎつつ、必要なタイミングで熱制御を行うことが可能となる。
また、本実施形態におけるサーバ装置3は、負荷情報が示す値が負荷閾値を超えている場合、他のサーバモジュール31に対して電力の配分の譲り受けの依頼を行うよう構成されている。これにより、負荷が過大なサーバモジュール31に対して過度に制限をかけることなく、全体として、サーバモジュール31の温度を制御することが出来る。
なお、本実施形態におけるサーバ装置3は、第2の実施形態と同様の変形例を含むことが出来る。例えば、サーバ装置3は、ファン22の制御を行うよう構成することが出来る。また、例えば、温度測定手段314による測定結果が制御閾値315を超えている場合に、ファン22の制御を行うよう構成することが出来る。また、サーバ装置3は、優先度情報214に相当する情報に基づいて電力キャッピングを実施するよう構成しても構わない。
[第4の実施形態]
続いて、図15を参照して、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態においては、筐体内にサーバモジュール41と冷却ファン42とを有するサーバ装置4の構成の概要について説明する。
図15を参照すると、サーバ装置4は、サーバモジュール41と、冷却ファン42と、1つの管理手段43と、監視手段44と、を有している。
管理手段43は、サーバモジュール41と冷却ファン42とを制御する。また、監視手段44は、管理手段43の稼動状況を監視する。そして、監視手段44は、管理手段43に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う。
このように、本実施形態におけるサーバ装置4は、管理手段43と監視手段44とを有している。このような構成により、監視手段44は、管理手段43に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行うことが出来る。その結果、管理手段43を1つにしたとしても、当該管理手段43の故障時に監視手段44により筐体内の熱制御を行うことができ、信頼性を確保することが出来る。また、管理手段43と比較して監視手段44は安価に実現可能である。そのため、管理手段43を冗長化させる代わりに監視手段44を採用することで、コストを低減させることが可能となる。
なお、上記サーバ装置4は、当該サーバ装置4に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置に、サーバモジュールと冷却ファンとを制御する1つの管理手段と、管理手段の稼動状況を監視する監視手段と、を実現させ、監視手段は、管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行うプログラムである。
また、上述したサーバ装置4が作動することにより実行されるサーバ制御方法は、筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置により行われるサーバ制御方法であって、サーバモジュールと冷却ファンとを制御する1つの管理手段を有し、管理手段の稼動状況を監視し、管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う、という方法である。
上述した構成を有する、プログラム、又は、サーバ制御方法、の発明であっても、上記サーバ装置4と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明におけるサーバ装置などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置であって、
前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段と、
前記管理手段の稼動状況を監視する監視手段と、
を有し、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う
サーバ装置。
このような構成により、監視手段は、管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行うことが出来る。その結果、管理手段を1つにしたとしても、当該管理手段の故障時に監視手段により筐体内の熱制御を行うことができ、信頼性を確保することが出来る。また、管理手段と比較して監視手段は安価に実現可能なため、コストを低減させることが可能となる。
(付記2)
付記1に記載のサーバ装置であって、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記冷却ファンの回転数の制御を行う
サーバ装置。
このような構成により、監視手段は、管理手段に対する監視結果に基づいて、冷却ファンの回転数を制御することが出来る。その結果、例えば管理手段の故障時に、監視手段は冷却ファンの回転数を上げることが出来る。これにより、管理手段が故障したとしても熱制御が不能となることを防ぐことができ、信頼性を確保しつつコストを低減させることが可能となる。
(付記3)
付記1又は2に記載のサーバ装置であって、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて当該管理手段に故障が生じたと判断される場合、前記冷却ファンの回転数を上げる制御を行う
サーバ装置。
(付記4)
付記1乃至3のいずれかに記載のサーバ装置であって、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記サーバモジュールに対する温度制御を行う
サーバ装置。
このような構成により、監視手段は、管理手段に対する監視結果に基づいて、サーバモジュールに対する温度制御を行うことが出来る。その結果、例えば管理手段の故障時に、監視手段はサーバモジュールの温度制御を行うことが出来る。これにより、管理手段が故障したとしても熱制御が不能となることを防ぐことができ、信頼性を確保しつつコストを低減させることが可能となる。
(付記5)
付記4に記載のサーバ装置であって、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記サーバモジュールが消費する電力に上限を設ける制御を行う
サーバ装置。
(付記6)
付記4又は5に記載のサーバ装置であって、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて当該管理手段に故障が生じたと判断される場合、当該故障が生じた旨を前記サーバモジュールに通知し、
前記サーバモジュールは、当該通知に基づいて、自身が消費する電力に上限を設ける
サーバ装置。
(付記7)
付記6に記載のサーバ装置であって、
サーバ装置は、複数の前記サーバモジュールを有しており、
前記サーバモジュールは、予め定められた優先度に応じて、自身が消費する電力に上限を設ける
サーバ装置。
(付記8)
付記6又は7に記載のサーバ装置であって、
前記サーバモジュールは、温度を測定する温度測定部を有しており、前記監視手段から通知を受信した場合、前記温度測定部による測定結果に基づいて、自身が消費する電力に上限を設ける
サーバ装置。
(付記9)
付記6乃至8のいずれかに記載のサーバ装置であって、
前記サーバモジュールは、自装置の負荷を示す負荷情報を取得するよう構成され、前記監視手段から通知を受信した場合、前記負荷情報に基づいて、自身が消費する電力に上限を設ける
サーバ装置。
(付記10)
筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置により行われるサーバ制御方法であって、
前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段を有し、
前記管理手段の稼動状況を監視し、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う
サーバ制御方法。
(付記10−1)
付記10に記載のサーバ制御方法であって、
前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記冷却ファンの回転数の制御を行う
サーバ制御方法。
(付記10−2)
付記10又は付記10−1に記載のサーバ制御方法であって、
前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記サーバモジュールに対する温度制御を行う
サーバ制御方法。
(付記11)
筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置に、
前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段と、
前記管理手段の稼動状況を監視する監視手段と、
を実現させ、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う
プログラム。
(付記11−1)
付記11に記載のプログラムであって、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記冷却ファンの回転数の制御を行う
プログラム。
(付記11−2)
付記11又は付記11−1に記載のプログラムであって、
前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記サーバモジュールに対する温度制御を行う
プログラム。
なお、上記各実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていたりする。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
1、2 サーバ装置
11、21、31 サーバモジュール
211 通知受信手段
212、312 制御手段
213 電力上限情報
214 優先度情報
314 温度測定手段
315 制御閾値
316 負荷閾値
12、22 ファン
13、23 CMM
14、24 電源装置
241 電源情報
15、25 監視装置
151、251 信号送受信手段
152、252 故障検出手段
153 ファン制御手段
253 故障通知手段
4 サーバ装置
41 サーバモジュール
42 冷却ファン
43 管理手段
44 監視手段

Claims (11)

  1. 筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置であって、
    前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段と、
    前記管理手段の稼動状況を監視する監視手段と、
    を有し、
    前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う
    サーバ装置。
  2. 請求項1に記載のサーバ装置であって、
    前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記冷却ファンの回転数の制御を行う
    サーバ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のサーバ装置であって、
    前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて当該管理手段に故障が生じたと判断される場合、前記冷却ファンの回転数を上げる制御を行う
    サーバ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のサーバ装置であって、
    前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記サーバモジュールに対する温度制御を行う
    サーバ装置。
  5. 請求項4に記載のサーバ装置であって、
    前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、前記サーバモジュールが消費する電力に上限を設ける制御を行う
    サーバ装置。
  6. 請求項4又は5に記載のサーバ装置であって、
    前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて当該管理手段に故障が生じたと判断される場合、当該故障が生じた旨を前記サーバモジュールに通知し、
    前記サーバモジュールは、当該通知に基づいて、自身が消費する電力に上限を設ける
    サーバ装置。
  7. 請求項6に記載のサーバ装置であって、
    サーバ装置は、複数の前記サーバモジュールを有しており、
    前記サーバモジュールは、予め定められた優先度に応じて、自身が消費する電力に上限を設ける
    サーバ装置。
  8. 請求項6又は7に記載のサーバ装置であって、
    前記サーバモジュールは、温度を測定する温度測定部を有しており、前記監視手段から通知を受信した場合、前記温度測定部による測定結果に基づいて、自身が消費する電力に上限を設ける
    サーバ装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれかに記載のサーバ装置であって、
    前記サーバモジュールは、自装置の負荷を示す負荷情報を取得するよう構成され、前記監視手段から通知を受信した場合、前記負荷情報に基づいて、自身が消費する電力に上限を設ける
    サーバ装置。
  10. 筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置により行われるサーバ制御方法であって、
    前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段を有し、
    前記管理手段の稼動状況を監視し、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う
    サーバ制御方法。
  11. 筐体内にサーバモジュールと冷却ファンとを有するサーバ装置に、
    前記サーバモジュールと前記冷却ファンとを制御する1つの管理手段と、
    前記管理手段の稼動状況を監視する監視手段と、
    を実現させ、
    前記監視手段は、前記管理手段に対する監視結果に基づいて、筐体内の熱制御を行う
    プログラム。

JP2016058319A 2016-03-23 2016-03-23 サーバ装置、サーバ制御方法、プログラム Active JP6274239B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016058319A JP6274239B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 サーバ装置、サーバ制御方法、プログラム
US15/463,454 US10317959B2 (en) 2016-03-23 2017-03-20 Server device, server control method, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016058319A JP6274239B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 サーバ装置、サーバ制御方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017174064A true JP2017174064A (ja) 2017-09-28
JP6274239B2 JP6274239B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=59897912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016058319A Active JP6274239B2 (ja) 2016-03-23 2016-03-23 サーバ装置、サーバ制御方法、プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10317959B2 (ja)
JP (1) JP6274239B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020009398A (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 廣達電腦股▲ふん▼有限公司Quanta Computer Inc. 電子システムでのファンの制御方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10423217B1 (en) * 2017-07-14 2019-09-24 Cisco Technology, Inc. Dynamic power capping of multi-server nodes in a chassis based on real-time resource utilization

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040130868A1 (en) * 2003-01-08 2004-07-08 Schwartz William H. Cooling system including redundant fan controllers
JP2004355421A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Hitachi Ltd Cpu冷却機構異常の検出
JP2006011793A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Nec Corp 電力管理システム及びプログラム
JP2009187347A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Panasonic Corp 情報処理装置およびそのcpu用冷却ファンの故障診断方法
JP2010123071A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Nec Corp 電力配分システム、電力配分方法、プログラム及び電力配分装置
JP2013092822A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Hitachi Ltd 情報処理装置及び冷却方法
JP2015050240A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 日立金属株式会社 冷却ファンシステム及び通信機器
JP2015106313A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 富士通株式会社 情報処理システム、管理装置、情報処理システムの制御方法及び管理装置の制御プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7512830B2 (en) * 2004-05-14 2009-03-31 International Business Machines Corporation Management module failover across multiple blade center chassis

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040130868A1 (en) * 2003-01-08 2004-07-08 Schwartz William H. Cooling system including redundant fan controllers
JP2004355421A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Hitachi Ltd Cpu冷却機構異常の検出
JP2006011793A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Nec Corp 電力管理システム及びプログラム
JP2009187347A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Panasonic Corp 情報処理装置およびそのcpu用冷却ファンの故障診断方法
JP2010123071A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Nec Corp 電力配分システム、電力配分方法、プログラム及び電力配分装置
JP2013092822A (ja) * 2011-10-24 2013-05-16 Hitachi Ltd 情報処理装置及び冷却方法
JP2015050240A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 日立金属株式会社 冷却ファンシステム及び通信機器
JP2015106313A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 富士通株式会社 情報処理システム、管理装置、情報処理システムの制御方法及び管理装置の制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020009398A (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 廣達電腦股▲ふん▼有限公司Quanta Computer Inc. 電子システムでのファンの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US10317959B2 (en) 2019-06-11
US20170277233A1 (en) 2017-09-28
JP6274239B2 (ja) 2018-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8176208B2 (en) Storage system and operating method of storage system
US8416571B2 (en) Storage apparatus and method of controlling cooling fans for storage apparatus
US8650419B2 (en) Storage apparatus and its control method
JP2007122108A (ja) セルフチェック機能を有するディスクドライブ装置を用いたストレージシステムの制御
US8850255B2 (en) Storage system control apparatus and control method for utilizing a relay unit of an abnormal control unit
US20150106644A1 (en) Redundant array of independent disks storage device, server system, and power management method thereof
US8671296B2 (en) Storage control apparatus and method
WO2013096265A1 (en) Apparatus and method for managing power on a shared thermal platform for a multi-processor system
JP6130520B2 (ja) 多重系システムおよび多重系システム管理方法
KR20140030032A (ko) 정보 처리 장치, 카피 제어 프로그램 및 카피 제어 방법
US9223309B2 (en) Plant monitoring and control system and plant monitoring and control method
JP6274239B2 (ja) サーバ装置、サーバ制御方法、プログラム
US10234929B2 (en) Storage system and control apparatus
US20100318826A1 (en) Changing Power States Of Data-Handling Devices To Meet Redundancy Criterion
JP2012128573A (ja) 二重化システムおよびそのシステムを用いたビル管理システム
TWI575366B (zh) 備用電源系統與用於其之方法及非暫態性機器可讀取儲存媒體
JP2008243177A (ja) ストレージ装置
US11847032B2 (en) Solid state drive, electronic device including solid state drive, and method of managing solid state drive
JP5534101B2 (ja) 情報処理システム、共有メモリ装置及びメモリデータ保存方法
JP2009237758A (ja) サーバシステム、サーバ管理方法、およびそのプログラム
JP6953710B2 (ja) 計算機システム
US8683146B2 (en) Storage apparatus and controlling method of storage apparatus
JP2008198141A (ja) ディスクアレイ装置、該ディスクアレイ装置に用いられる電源制御方法及び電源制御プログラム
TWI553458B (zh) 電源供應器、可藉由其執行之方法以及用於執行該方法的儲存媒體
EP3940505B1 (en) Electronic device including solid state drive

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6274239

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350