JP2017174056A - 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】好適に学習者に対して声がけすることを可能とするための情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】学習支援者が担当する1以上の学習者に関する学習者情報を管理する手段と、前記1以上の学習者のうち、前記学習支援者が対話すべき学習者を特定する特定手段と、前記学習支援者が担当する学習者の学習者リストを、前記対話すべき学習者が上位となるように、生成する生成手段と、前記学習者リストを、前記学習支援者の利用する情報端末へ送信する送信手段とを備える。【選択図】図6

Description

本発明に係るいくつかの態様は、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、例えばPC(Personal Computer)やスマートフォン、タブレット端末等の情報処理装置が広く普及しており、これらの情報処理端末を利用した学習システムも考えられている。例えば特許文献1には、学習対象について仲間同士で議論し教え合うことを可能とするグループ学習教材編成システムが開示されている。
特開平10−214022号公報
ここで、特許文献1記載のシステムは、仲間同士で議論を行うことを可能とするものであるが、コーチや教師が、学習者に対してコミュニケーションを取るシステムも考えられる。特に、適切なタイミングで適切な学習者に対して適切なタイミングでコーチや教師が声がけを行えば、学習者の意欲を高めることが可能となる。
本発明のいくつかの態様は前述の課題に鑑みてなされたものであり、好適に学習者に対して声がけすることを可能とするための情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的の1つとする。
本発明に係る1の情報処理システムは、学習支援者が担当する1以上の学習者に関する学習者情報を管理する手段と、前記1以上の学習者のうち、前記学習支援者が対話すべき学習者を特定する特定手段と、前記学習支援者が担当する学習者の学習者リストを、前記対話すべき学習者が上位となるように、生成する生成手段と、前記学習者リストを、前記学習支援者の利用する情報端末へ送信する送信手段とを備える。
本発明に係る1の情報処理方法は、情報処理システムが、学習支援者が担当する1以上の学習者に関する学習者情報を管理するステップと、前記1以上の学習者のうち、前記学習支援者が対話すべき学習者を特定するステップと、前記学習支援者が担当する学習者の学習者リストを、前記対話すべき学習者が上位となるように、生成するステップと、前記学習者リストを、前記学習支援者の利用する情報端末へ送信するステップとを行う。
本発明に係る1のプログラムは、情報処理システムに、学習支援者が担当する1以上の学習者に関する学習者情報を管理する処理と、前記1以上の学習者のうち、前記学習支援者が対話すべき学習者を特定する処理と、前記学習支援者が担当する学習者の学習者リストを、前記対話すべき学習者が上位となるように、生成する処理と、前記学習者リストを、前記学習支援者の利用する情報端末へ送信する処理とを実行させる。
なお、本発明において、「部」や「手段」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や「手段」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明の実施形態に係る学習支援システムについて説明するための図である。 図1に示す情報端末が表示する表示画面の具体例である。 図1に示す情報端末が表示する表示画面の具体例である。 図1に示す情報端末が表示する表示画面の具体例である。 図1に示す情報端末が表示する表示画面の具体例である。 図1に示す情報端末が表示する表示画面の具体例である。 図1に示す学習支援サーバの機能構成を示すブロック図である。 図1に示す学習支援サーバの処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示す学習支援サーバを実装可能なハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下の説明及び参照する図面の記載において、同一又は類似の構成には、それぞれ同一又は類似の符号が付されている。
図1乃至図8は、実施形態を説明するための図である。以下、これらの図を参照しながら、以下の流れに沿って実施形態を説明する。まず、「1」で実施形態に係るシステム全体の概要を、表示画面の具体例を示しながら説明する。「2」では、情報処理システムの実施形態に係る学習支援サーバの概略機能構成を説明する。「3」では、学習支援サーバの処理の流れを説明し、「4」では、当該学習支援サーバを実装可能なハードウェア構成の具体例を説明する。最後に、「5」以降で、本実施形態に係る効果などを説明する。
(1 概要)
近年、例えばPC(Personal Computer)や、いわゆるスマートフォン、タブレット端末等の各種情報処理装置を利用した学習支援サービスが普及しつつある。図1は、学習支援サービスを提供する学習支援システム1の構成を示す。図1に係る学習支援システム1は、情報処理システムである学習支援サーバ100と、学習者S1乃至Sn(以下、総称して学習者Sという。)の使用する情報端末TS1乃至TSn(以下、総称して情報端末TSという。)と、学習者Sの学習を支援する学習支援者であるコーチCの使用する情報端末TCとを含む。
図1に示す学習支援システム1では、学習支援サーバ100が、情報端末TSを使用する学習者Sに対して学習支援サービスを提供している。学習者Sは、例えば専用のアプリケーションやブラウザ等を用いて学習支援サーバ100から学習データ(学習用コンテンツ)をダウンロードし、当該教材データを用いて学習を行う。学習者コンテンツからの入力は、学習支援サーバ100にアップロードされ、例えば採点や、学習状況の管理等に使用される。
ここで、学習者Sが学習を進める上で、何らかのアドバイスやペースメイク等を求める場合がある。そこで学習支援システム1が提供する学習支援サービスでは、各学習者Sに、担当のコーチCを割当て、学習者SがコーチCとの間で対話することのできる対話サービスが提供される。なおここで、本実施形態に係る対話とは、主にテキストや画像等を用いて相手とのコミュニケーションを図る、いわゆるチャットのことを言う。
図1の例では、コーチC1名が、学習者S1乃至Snのn名を担当している。コーチCは、逐次学習者Sの学習状況を把握すると共に、学習者Sとの間で対話(コミュニケーション)を行う。例えば、学習者Sは何らかの疑問があった際にはコーチCに質問を送り、コーチCはそれに対して回答する。またコーチCは、タイミングを見て学習者Sに対する声がけを積極的に行う。これにより、学習者Sは、自身のことをコーチCがわかってくれていると感じることができ、また、いつでも気軽にコーチCとやり取りできるため、学習意欲及び学習効果を高めることができる。更に、必要なタイミングでコーチCから積極的に学習者Sを褒めたり励ましたりするための声掛けをすることで、学習者SはコーチCが自身のことを見守ってくれていると感じることができる。また自分からは相談できない、何を相談したらいいかわからない学習者Sに対しても、逐次アドバイス等を与えることが可能である。
なお先述の通り、図1の例では、コーチC1名に対して学習者S1乃至Snのn名がサービスの提供を受けている。しかしながら、コーチCと学習者Sとの関係はこれに限られるものではなく、n名の学習者Sを複数名のコーチCで担当することも考えられる。また、図1ではコーチCと学習者Sの1組しか記載していないが、学習支援サーバ100は、コーチC及び学習者Sの複数の組み合わせに対して、サービスを提供することが可能である。
(1.1 コーチ側のユーザインタフェース例)
(1.1.1 学習者リスト200)
先述の通り、コーチCは、複数の学習者Sを担当し、各学習者Sとの間で対話を行う。この場合、コーチCは自身の担当する学習者Sが誰であるかや、どの学習者Sとの間で対話すべきか等を把握する必要がある。そこで本実施形態においては、学習支援サーバ100がコーチCに対し、コーチCが担当する学習者Sのリストを提供する。当該学習者リストにおいて、コーチCが対話すべき学習者Sを明示することで、コーチCはそれらの学習者Sに対して、質問に対する回答を返したり、声がけしたりすることができる。
図2aに、コーチCの操作する情報端末TCに表示される表示画面20の例を示す。表示画面20には、コーチCが担当する学習者リスト200が示されている。学習者リスト200には、コーチCが担当する学習者Sの名前、会員番号、及び学年の情報が含まれる。また、コーチCが各学習者Sに対する対話(声がけも含む)を行う必要があるか否かも、学習者リスト200上で確認できるようになっている。また、各学習者の名前の項目にハイパーリンクが埋め込まれており、コーチCが当該ハイパーリンクを選択すると後述する図3に例示する表示画面30に遷移する。コーチCは当該表示画面上において、選択した学習者Sの詳細情報を確認したり、学習者Sと対話したりすることができる。
学習者リスト200には、上から順に、トーク到着済み学習者情報21、要働きかけ学習者情報23、及び他学習者情報27が含まれる。
トーク到着済み学習者情報21は、学習者SからコーチCへの対話が到着している学習者Sの各種情報である。図2aの例では、「愛」及び「エリ」の2名の学習者Sからの対話が到着している。この時、コーチCが当該対話を未確認であれば「未読」の項目が「有」となる。また、コーチCによる返信期限が「対応期限」の項目に記載されている。
要働きかけ学習者情報23は、学習状況等に基づいて声がけすべきと考えられる学習者Sに関する情報である。ここで、学習状況等に応じて声がけすべき学習者Sとしては、例えば、学習ペースが非常に早い学習者Sや、学習ペースが遅い学習者S、学習を行うための初期設定を行った学習者S等が挙げられる。図2aの例では、「幸希」「義徳」「智子」の3名の学習者Sが、声がけすべき学習者Sとして抽出されている。
他学習者情報27は、コーチCが担当している学習者Sの中で、トーク到着済み学習者情報21、及び要働きかけ学習者情報23のいずれにも含まれていない学習者Sに関する情報である。他学習者情報27に挙げられた学習者Sについては、今のところ対話の必要性が低いことを、コーチCは把握することができる。
学習者リスト200において対話すべきとして示されている学習者S、即ち、トーク到着済み学習者情報21、又は要働きかけ学習者情報23のいずれかに含まれている学習者SとコーチCが対話を行った場合には、当該学習者Sは他学習者情報27へと移動する。例えば、図2aに示した表示画面20において、コーチCが、トーク到着済み学習者情報21に含まれていた「愛」という名前の学習者Sと対話した場合には、表示画面20は図2bのように変化する。図2bの例では、「愛」という名前の学習者Sが、トーク到着済み学習者情報21ではなく、他学習者情報27に含まれている。
(1.1.2 学習者情報の表示)
学習者リスト200を表示する表示画面20において、学習者Sの名前に埋め込まれたハイパーリンクを選択すると、先述の通り、図3に示す表示画面30に遷移する。図3に示す表示画面30では、学習者Sの名前や会員番号、学年等の情報の他、当該学習者Sと対話する必要があるか否かや対応期限等の情報が含まれている。図3の例では、コーチCがまだ対応していない学習者Sからの対話入力があるか否かを示す「未読有無」の項目が「有」となっている。
表示画面30には、当該学習者Sに関する詳細情報を確認するためのコミュニケーションノート画面ボタン31、及び学習者Sとの対話を行うためのトーク画面ボタン33が配置されている。表示画面30において、コミュニケーションノート画面ボタン31をコーチCが選択すると図4に示す表示画面40に、トーク画面ボタン33をコーチCが選択すると図5に示す表示画面50に、それぞれ画面が遷移する。
図4は、学習者Sの詳細情報を示す表示画面40の具体例を示す図である。図4に示す表示画面40では、学習者Sの学校名、学期制(前期後期制か3学期制か)、定期テストの日程、アンケート項目や登録情報等の各種情報が示されている。これらの情報は、例えば学習者Sが初期設定などの際に登録することができる。この他、例えば学習者Sの成績や学習状況等を、表示画面40上に示しても良い。
(1.1.3 対話用の画面)
先述の通り、図3に示した表示画面30において、トーク画面ボタン33を選択すると、図5に例示する対話用の表示画面50に遷移する。図5は、コーチCが学習者Sと対話するための表示画面50の具体例を示す図である。
図5において、吹き出し51a及び51b(以下、総称して吹き出し51ともいう。)は、コーチCが対話のために入力した文章、吹き出し53a及び53b(以下、総称して吹き出し53ともいう。)は、学習者Sとが対話のために入力した文章である。このような吹き出し51及び53により、コーチCと学習者Sは、対話の流れを互いに確認することができる。なお、図5の例では示していないが、各吹き出し51及び53に対し、相手が対話を確認したか否かを確認するための既読表示機能を設けても良い。この場合には、特に学習者Sが入力した吹き出し53については、たとえコーチCが内容を確認していたとしても、それに対する応答を返していないかぎり、未読状態を続けるようにすることも考えられる。
学習者Sの入力した最新の吹き出し51bに対して返答する場合には、コーチCはテキストボックス55に返答したい文章を入力する。その上でコーチCが送信ボタン57を選択すると、テキストボックス55に入力した文章が、吹き出し51として表示される。
なお、表示画面50には示されていないが、各種静止画像や動画像(いわゆるスタンプを含む)を入力及び表示可能することも考えられる。このような画像を用いることにより、言語的に伝達するのが難しい内容(例えばテストの採点結果等)を伝えたり、コミュニケーションの円滑化を図ったりすることが可能である。
(2 システムの機能構成)
図6を参照しながら、本実施形態に係る学習支援サーバ100の概略機能構成を説明する。図6は、学習支援サーバ100の機能構成を示すブロック図である。図6に示すように、学習支援サーバ100は、学習機能提供部101、利用状況算出部103、学習者情報更新部105、学習者リスト提供部107、学習者情報提供部109、対話機能提供部111、及びデータベース(DB)120を含む。
ここで、本実施形態に係る学習支援サーバ100は、前述のとおり、学習者Sの使用する情報端末TSに対して学習支援サービスを提供すると共に、学習者SとコーチCとの間の対話サービスを提供する。また対話サービスの提供に付随して、学習支援サーバ100は、コーチCに対し、担当する学習者Sのリストや詳細情報等を提供する機能も有する。
しかしながら、学習支援サーバ100は、必ずしも学習支援サービスを提供する機能(後述する学習機能提供部101及び学習コンテンツ121に相当する)を有さなくとも良い。例えば、教師が教室などで学習者Sに教育等し、またテストなどを行った上で、その結果を学習者情報123の一部として登録することも考えられる。
また、学習支援サーバ100の各機能は、1台の情報処理装置により実現してもよいが、これに限られるものではなく、互いに通信可能な複数台の情報処理装置により実現することも可能である。
学習機能提供部101は、学習者Sに対して学習支援サービスを提供する。より具体的には、例えば学習機能提供部101は、学習者Sの操作する情報端末TSからの要求に応じて、DB120に格納された学習コンテンツ121を読出し、当該学習コンテンツ121を情報端末TSへ送信する。学習者Sは、例えばブラウザや専用のアプリケーションを用いて、当該学習コンテンツ121を利用して情報端末TS上で学習する。学習者Sが入力した内容は、情報端末TSから学習支援サーバ100へ適宜送信される。当該情報端末TSから学習支援サーバ100に送信されてきた内容に対して学習機能提供部101は、採点を行ったり、理解度や学習の進捗状況を把握したりする。
利用状況算出部103は、各学習者Sの学習支援サービスの利用状況を算出する。例えば、直近1週間等の一定期間、学習者Sがログインした回数や、進んだ単元数等を、各学習者Sの利用状況として算出することができる。
学習者情報更新部105は、各々の学習者Sに関する学習者情報123を逐次更新する。例えば学習者情報更新部105は、学習機能提供部101が提供する学習の結果得られる学習者Sのテストの結果や理解度、進捗状況等を、学習者情報123の一部として登録する。また、学習者情報更新部105は、利用状況算出部103が算出した各学習者Sの利用状況を、学習者情報123の一部として登録する。その他、例えば学習者Sから新たな対話入力がなされた場合等には、学習者情報更新部105は学習者情報123を逐次更新する。
学習者リスト提供部107は、コーチCの使用する情報端末TCからの要求に応じて、コーチCの担当する学習者Sに関する学習者リスト200を送信する。コーチCは、例えばブラウザや専用のアプリケーションを用いて、図2a及び図2bに示した表示画面20として学習者リスト200を確認することができる。
学習者情報提供部109は、コーチCの使用する情報端末TCから要求に応じて、学習者Sに関する詳細な情報である学習者情報123を提供する。コーチCは、例えばブラウザや専用のアプリケーションを用いて、図3や図4に示した表示画面30及び表示画面40として、学習者Sに関する各種情報を確認することができる。
対話機能提供部111は、コーチCと学習者Sとの間で、ネットワークNを介したテキストや画像を用いた対話機能を提供する。先述の通り、コーチC及び学習者Sは、例えばブラウザや専用のアプリケーションを用いて、図5に例示した表示画面50上で、対話の内容を確認したり、対話のための入力を行ったりすることができる。コーチC及び学習者Sが入力した対話の内容は、対話情報125としてDB120に登録される。また、特に学習者Sが何らかの入力を行った場合には、学習者情報更新部105によりその旨が学習者情報123に登録される。コーチCは学習者リスト200上で未対応の対話の有無を確認することにより、学習者Sからの対話入力がなされていることを把握できる。
DB120は、例えばHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体上に、読み書き可能に各種情報を格納する。図6の例では、DB120は学習コンテンツ121、学習者情報123、及び対話情報125を格納する。
学習コンテンツ121は、学習者Sが情報端末TSを利用して学習するための、学習機能提供部101が情報端末TSに対して送信するための各種データである。
学習者情報123は、学習者Sに係る各種情報を管理する。具体的には、学習者情報123は、学習者Sの名前、ユーザID、学年、学校名などの他、担当するコーチCの情報、定期テストの日程、アンケートに記載された項目やその他登録情報、学習支援サービスの利用状況、コーチCが未対応の対話が有るか否か、対話の対応期限、等の各種情報を含むことができる。コーチCは学習者情報123に含まれる情報を適宜参照することにより、多数の学習者Sを担当したとしても、個別の学習者Sに対して適切に対話や声がけ等の対応を図ることができる。
対話情報125は、コーチC及び学習者Sが対話した内容に関する情報である。例えば、図5に例示した表示画面50を情報端末TC上で表示する際には、対話機能提供部111が対話情報125を読み込んで、情報端末TCへ送信する。
(3 処理の流れ)
以下、図7を参照しながら、本実施形態に係る学習支援サーバ100の処理の流れを説明する。図7は、学習支援サーバ100の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、後述の各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して若しくは並列に実行することができ、また、各処理ステップ間に他のステップを追加しても良い。更に、便宜上1つのステップとして記載されているステップは複数のステップに分けて実行することもでき、便宜上複数に分けて記載されているステップを1ステップとして実行することもできる。
学習支援サーバ100は、コーチCの使用する情報端末TCから、コーチCの担当する学習者Sの学習者リスト200の要求を受信すると(S701のYes)、当該コーチCの担当する学習者Sの情報を、学習者情報123から抽出する(S703)。その上で学習者リスト提供部107は、コーチCが対話すべき学習者Sを特定する(S705)。より具体的には、例えば、学習者Sから入力された、コーチCが未対応の対話があるか否かや、学習サービスの利用状況、等により、学習者リスト提供部107は、コーチCが対話すべき学習者Sを特定する。
学習者リスト提供部107は、S705で特定した声がけ対象の特定結果に基づき、コーチCの担当する学習者Sの学習者リスト200を並び替える(S707)。具体的には、コーチCが対話すべき学習者Sの情報が、学習者リスト200の上位に来るようにする。また、声がけすべき学習者Sの情報を、声がけすべき理由等に応じて分類して並べても良い。例えば、図2aや図2bに示した表示画面20の例では、学習者Sからの対話が到着している学習者Sの情報をトーク到着済み学習者情報21として最上位に、次に、学習状況にもとづいて声がけすべきと判定された学習者Sの情報を要働きかけ学習者情報23を並べている。
なお、学習者リスト提供部107が学習者Sの情報を並べる順序はこれに限られるものではなく、例えば、コーチCが対話に対応すべき期限の順序で学習者Sの情報を並べることも考えられる。学習者リスト提供部107は、生成した学習者リスト200をコーチCの情報端末TCへ送信する(S709)。これにより、コーチCの情報端末TCは、例えばブラウザやアプリケーションプログラムにより、図2aに例示した表示画面20が表示される。
その後、コーチCの情報端末TCから、学習者Sの詳細情報を要求すると(S711のYes)、学習支援サーバ100の学習者情報提供部109は、要求された情報を学習者情報123から読み出してコーチCの情報端末TCへ送信する(S713)。これにより、コーチCの情報端末TCは例えばブラウザやアプリケーションプログラムにより、図3や図4に例示した表示画面30及び表示画面40を表示することができる。
また、コーチCの情報端末TCから、学習者Sとの対話画面の要求を受信すると(S715のYes)、学習支援サーバ100の対話機能提供部111は、DB120から対話情報125を読みこむと共に、コーチCが学習者Sと対話するための画面情報を送信する(S717)。これにより、コーチCの情報端末TCは例えばブラウザやアプリケーションプログラムにより、図5に例示した表示画面50を表示することができる。
(4 ハードウェア構成)
以下、図5を参照しながら、学習支援サーバ100を実装可能なハードウェア構成の具体例を説明する。図8に示すように、学習支援サーバ100は、制御部151と、通信インタフェース部155と、記憶部157と、表示部161と、入力部163とを含み、各部はバスライン165を介して接続される。
制御部151は、CPU(Central Processing Unit。図示せず)、ROM(Read Only Memory。図示せず)、RAM(Random Access Memory)153等を含む。制御部151は、記憶部157に記憶される制御プログラム159を実行することにより、一般的なコンピュータとしての機能に加え、上述した学習支援サービスや対話サービスに係る処理を実行可能に構成される。例えば、図6を参照しながら説明した、学習機能提供部101、利用状況算出部103、学習者情報更新部105、学習者リスト提供部107、学習者情報提供部109、及び対話機能提供部111は、RAM153に一時記憶され、CPU上で動作する制御プログラム159として実現可能である。
また、RAM153は、制御プログラム159に含まれるコードの他、図6に示した学習コンテンツ121、学習者情報123、及び対話情報125を格納するDB120の一部又は全部を一時的に保持する。更にRAM153は、CPUが各種処理を実行するためのワークエリアとしても使用される。
通信I/F部155は、学習者Sの使用する情報端末TSや、コーチCの使用する情報端末TCとの間で、有線又は無線によるネットワークNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。図6に示した学習機能提供部101、利用状況算出部103、学習者情報更新部105、学習者リスト提供部107、学習者情報提供部109、対話機能提供部111が外部の情報処理装置との間で行う通信は、全て通信I/F部155を介して行われる。
記憶部157は、例えばHDDやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶部157は、一般的なコンピュータとしての機能を実現するためのオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラム及びデータ(図示せず)を記憶する。また記憶部157は、制御プログラム159及びDB120を記憶する。前述のとおり、図6に示した学習機能提供部101、利用状況算出部103、学習者情報更新部105、学習者リスト提供部107、学習者情報提供部109、対話機能提供部111は、制御プログラム159に含まれる。
DB120は、学習支援サービスや対話サービスの提供に必要な各種データ、例えば図6に示した学習コンテンツ121、学習者情報123、及び対話情報125等を含むことができる。DB120に含まれる各種データは、必要に応じてRAM153等にロードされ、制御部151に含まれるCPUから参照される。
表示部161は、管理者に情報を表示するためのディスプレイ装置である。表示部161の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等が挙げられる。入力部163は、管理者から入力を受け付けるためのディスプレイである。入力部163の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル等を挙げることができる。
なお、学習支援サーバ100は、表示部161及び入力部163を必ずしも備える必要はない。また、表示部161及び入力部163は、USB(Universal Serial Bus)やディスプレイポート等の各種インタフェースを介して外部から学習支援サーバ100に接続されても良い。
(5 本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態に係る学習支援システム1では、学習者Sに対する対話や声がけをコーチCが行うための対話サービスが提供される。そのために学習支援サーバ100は、コーチCが担当する学習者Sを把握するために学習者リスト200を、当該コーチCの利用する情報端末TCへ送信する機能を持つ。更に当該学習者リスト200上では、コーチCが声がけ対応すべきであるか否かやその理由が把握できるようになっている。また、コーチCが声がけ対応すべき学習者Sの情報が、学習者リスト200の上位に表示されるようになっているため、コーチCは声がけすべき学習者Sを把握しやすくなっている。
つまり、コーチCは好適に学習者Sに対して声がけすることが可能となる。この結果、学習者Sの学習意欲を高めることができる。
(6 付記事項)
なお、前述の実施形態の構成は、組み合わせたり或いは一部の構成部分を入れ替えたりしてもよい。また、本発明の構成は前述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
1 :学習支援システム
100 :学習支援サーバ
101 :学習機能提供部
103 :利用状況算出部
105 :学習者情報更新部
107 :学習者リスト提供部
109 :学習者情報提供部
111 :対話機能提供部
120 :データベース(DB)
121 :学習コンテンツ
123 :学習者情報
125 :対話情報
151 :制御部
153 :RAM
155 :通信インタフェース部
157 :記憶部
159 :制御プログラム
161 :表示部
163 :入力部
165 :バスライン
200 :学習者リスト
C :コーチ
N :ネットワーク
S :学習者
TC :情報端末
TS :情報端末

Claims (7)

  1. 学習支援者が担当する1以上の学習者に関する学習者情報を管理する手段と、
    前記1以上の学習者のうち、前記学習支援者が対話すべき学習者を特定する特定手段と、
    前記学習支援者が担当する学習者の学習者リストを、前記対話すべき学習者が上位となるように、生成する生成手段と、
    前記学習者リストを、前記学習支援者の利用する情報端末へ送信する送信手段と
    を備える情報処理システム。
  2. 前記生成手段は、前記対話すべき学習者を、対話すべきとして特定された理由毎に並べた前記学習者リストを生成する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記特定手段は、前記学習支援者に対する対話が入力されている前記学習者、及び学習の進捗状況が条件を満たしている前記学習者の少なくともいずれかを、前記対話すべき学習者として特定する、
    請求項1又は請求項2のいずれか1項記載の情報処理システム。
  4. 前記送信手段が送信する前記学習者リストには、前記学習支援者が前記学習者に対する対話を入力するための対話画面に遷移するための情報が含まれる、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の情報処理システム。
  5. 前記1以上の学習者が情報端末を利用して学習するために必要な情報を当該情報端末との間で送受信することにより、前記学習者に対して学習支援サービスを提供する手段
    を更に備える、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の情報処理システム。
  6. 情報処理システムが、
    学習支援者が担当する1以上の学習者に関する学習者情報を管理するステップと、
    前記1以上の学習者のうち、前記学習支援者が対話すべき学習者を特定するステップと、
    前記学習支援者が担当する学習者の学習者リストを、前記対話すべき学習者が上位となるように、生成するステップと、
    前記学習者リストを、前記学習支援者の利用する情報端末へ送信するステップと
    を行う、情報処理方法。
  7. 情報処理システムに、
    学習支援者が担当する1以上の学習者に関する学習者情報を管理する処理と、
    前記1以上の学習者のうち、前記学習支援者が対話すべき学習者を特定する処理と、
    前記学習支援者が担当する学習者の学習者リストを、前記対話すべき学習者が上位となるように、生成する処理と、
    前記学習者リストを、前記学習支援者の利用する情報端末へ送信する処理と
    を実行させるためのプログラム。
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