JP2017173705A - カラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】他の歌唱履歴が存在しない楽曲が選択された場合であっても歌唱推奨楽曲を提示することが可能なカラオケシステムを提供する。【解決手段】歌唱者が選択した楽曲以外の他の楽曲を歌唱推奨楽曲として提示するカラオケシステムにおいて、装置本体30の制御部30aは、前記選択した楽曲について、他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上あるかを判定する判定部301と、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数より少ない場合、前記選択した楽曲の楽曲データと類似する楽曲データに相当する楽曲を前記歌唱推奨楽曲として提示し、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、前記他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲のうち少なくとも一つを前記歌唱推奨楽曲として提示する提示部302と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は歌唱推奨楽曲を提示するカラオケシステムに関する。
カラオケシステムに登録されている楽曲の数は膨大である。従って、ある楽曲を歌唱した歌唱者が次に歌唱する曲を選択するのに時間を要し、スムーズなカラオケ歌唱ができない場合がある。
そこで、歌唱した楽曲に基づいて、特定の楽曲を歌唱推奨楽曲として提示するレコメンド機能が搭載されたカラオケ装置が普及している。
たとえば、特許文献1には、歌唱者ごとの歌唱履歴から、同一歌唱者に歌われる楽曲の組み合わせ度数を集計し、楽曲毎に組み合わされる度数の高い楽曲を推奨曲として楽曲データベースに保持、当該楽曲を歌唱あるいは情報照会する利用者に「この歌を歌う人は、こんな曲を歌っています」として提示することで、有為な推奨曲を自動的・動的に選出・適切な対象者に提示できる技術が開示されている。
特開2015−11081号公報
しかし、歌唱した楽曲が新曲やマイナーな曲の場合、歌唱履歴が他に存在しないという状況がありうる。この場合、従来のカラオケシステムでは、歌唱推奨楽曲を提示できないという問題があった。
本発明の目的は、他の歌唱履歴が存在しない楽曲が選択された場合であっても歌唱推奨楽曲を提示することができるカラオケシステムを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、歌唱者が選択した楽曲以外の他の楽曲を歌唱推奨楽曲として提示するカラオケシステムにおいて、前記選択した楽曲について、他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上あるかを判定する判定部と、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数より少ない場合、前記選択した楽曲の楽曲データと類似する楽曲データに相当する楽曲を前記歌唱推奨楽曲として提示し、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、前記他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲のうち少なくとも一つを前記歌唱推奨楽曲として提示する提示部と、を有することを特徴とするカラオケシステムである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、他の歌唱履歴が存在しない楽曲が選択された場合であっても歌唱推奨楽曲を提示することが可能となる。
実施形態に係るカラオケシステムの概略を示す図である。 実施形態に係るサーバのハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係る装置本体のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。
後述する明細書及び図面の記載から、上記の主たる発明の他、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
前記楽曲データは、複数の情報を含むMIDIデータであり、前記提示部は、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数より少ない場合、前記選択した楽曲のMIDIデータに含まれる情報のうち少なくとも一つが一致するMIDIデータに相当する楽曲を前記歌唱推奨楽曲として提示するカラオケシステムが明らかとなる。このようなカラオケシステムは、MIDIデータの少なくとも一部が一致する楽曲を歌唱推奨楽曲として提示できる。
また、前記提示部は、前記情報が一致するMIDIデータが複数ある場合、一致する情報の数が所定数以上のMIDIデータに相当する楽曲のみを前記歌唱推奨楽曲として提示するカラオケシステムが明らかとなる。このようなカラオケシステムは、MIDIデータの少なくとも一部が一致する楽曲が複数ある場合、選択された楽曲により似ている楽曲を歌唱推奨楽曲として提示できる。
また、前記提示部は、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、前記他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲のうち、所定回数以上歌唱されている楽曲を前記歌唱推奨楽曲として提示するカラオケシステムが明らかとなる。このようなカラオケシステムは、他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲が複数ある場合に、より歌唱頻度の高い楽曲を歌唱推奨楽曲として提示できる。
前記提示部は、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、前記他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲のうち、前記選択した楽曲の楽曲データと類似する楽曲データに相当する楽曲を前記歌唱推奨楽曲として提示するカラオケシステムが明らかとなる。このようなカラオケシステムは、他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲が複数ある場合に、選択された楽曲により似ている楽曲を歌唱推奨楽曲として提示できる。
<実施形態>
図1〜図5を参照して、実施形態に係るカラオケシステム1について説明する。
==システム==
図1に示すように、カラオケシステム1は、サーバ2及びカラオケ装置3を備える。カラオケ装置3は、カラオケ店舗の各カラオケルーム等に設置される。サーバ2とカラオケ装置3とはネットワークNを介して通信可能となっている。ネットワークNは、たとえば公衆電話回線網やインターネット回線である。サーバ2からカラオケ装置3にカラオケを行うための楽曲データが送信され、カラオケ装置3が楽曲を演奏することにより、歌唱者はカラオケ歌唱が可能となる。
==サーバ==
サーバ2は、歌唱者やカラオケ装置3等に関する各種情報を蓄積して管理するコンピュータである。図2はサーバ2のハードウェア構成例を示す図である。サーバ2は、制御部20、通信部21および記憶部22を備える。
制御部20はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。制御部20は、サーバ2における各種の制御を行う。通信部21は、サーバ2とカラオケ装置3とを接続するためのインターフェースを提供する。
記憶部22は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶部22は、複数の楽曲データを記憶する。楽曲データは、カラオケ装置3によりカラオケ演奏を行うためのデータである。楽曲データは、楽曲毎に所定のID(楽曲ID)が付与されている。
楽曲データは、MIDIデータ、歌詞データ、リファレンスデータ等が含まれる。MIDIデータは、電子楽器の音源を自動演奏させるための自動演奏データ(カラオケ演奏データ)であり、時系列のノート情報によって構成される。
MIDIデータは、たとえば(1)キー、(2)メロディ構成(モード、出現音符、特徴等)、(3)BPM、(4)コード進行(カノン進行、I−POP進行等)、(5)使用コード(テンションコード等)、(6)音域(最低音/最高音等)、(7)楽曲尺、(8)拍子、(9)転調(半音上げ/短三度上げ/長二度下げ/平行調/同主調等)といった情報を含んでいる。
歌詞データは、カラオケ楽曲における歌詞テロップを表示装置30に表示させるための文字列データである。歌詞データは、楽曲毎に予め設定されている。リファレンスデータは、利用者によるカラオケ歌唱を採点する際の基準となるデータであり、ヴォーカルの音高を表す時系列の音高情報によって構成されている。リファレンスデータは歌唱区間毎に設定されている。
また、記憶部22は、各カラオケ装置3を介して登録された歌唱履歴を記憶する。歌唱履歴は、ある楽曲を歌唱した際にその楽曲を示す情報(楽曲ID)と歌唱した者を示す情報(歌唱者ID)とを関連付けたものである。楽曲IDに基づいて歌唱履歴を検索することにより、当該楽曲を歌唱した歌唱者を特定することができる。逆に、歌唱者IDに基づいて歌唱履歴を検索することにより、当該歌唱者が歌唱した楽曲群を特定することができる。
==カラオケ装置==
カラオケ装置3は、カラオケ楽曲の演奏及び歌唱者がカラオケ歌唱を行うための装置である。図3は、カラオケ装置3のハードウェア構成例を示す図である。カラオケ装置3は、装置本体30、音響処理装置31、スピーカ32、表示装置33、マイク34、リモコン装置35を備える。
(装置本体)
装置本体30は、カラオケ楽曲の演奏制御、歌詞テロップおよび背景映像の表示制御、音響処理装置31を通じて入力されたマイク34からの音声信号に基づく歌唱採点の処理等、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。
図4は装置本体30のハードウェア構成例を示す図である。装置本体30は、制御部30a、記憶部30b、通信部30cを有する。制御部30aはCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。本実施形態に係る判定部301及び提示部302は、制御部30aのCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。
判定部301は、選択した楽曲について、他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上あるかを判定する。
たとえば、歌唱者Xが楽曲Aを選択して歌唱した場合、判定部301は、楽曲Aについて他の歌唱者の歌唱履歴が記憶されているかをサーバ2に問い合わせる。サーバ2は、記憶部22に記憶されている他の歌唱者の歌唱履歴から楽曲Aが含まれる歌唱履歴を検索し、カラオケ装置3に送信する。判定部301は、カラオケ装置3から受信した歌唱履歴の数が所定数以上あるかを判定する。所定数は、予め設定された値を用いてもよいし、都度、変更可能としてもよい。
提示部302は、判定部301により他の歌唱者の歌唱履歴が所定数より少ないと判定された場合、選択した楽曲の楽曲データと類似する楽曲データに相当する楽曲を歌唱推奨楽曲として提示する。
他の歌唱者の歌唱履歴が所定数よりも少ない場合、選択した楽曲について他の歌唱者が歌唱を行っていないか、行っていたとしてもごく少数である。よって、歌唱履歴に基づいて歌唱推奨楽曲を提示することが難しい。従って、提示部302は、サーバ2の記憶部22(またはカラオケ装置3の記憶部30b)に記憶されているカラオケ楽曲の中から、選択した楽曲データと類似する楽曲データを抽出し、当該楽曲データに相当する楽曲を歌唱推奨楽曲として提示する。
上述の通り、楽曲データとしてはMIDIデータがある。そして、MIDIデータには、(1)キーや(2)メロディ構成といった様々な情報が含まれている。そこで、提示部302は、たとえば、選択した楽曲AのMIDIデータにおけるキーが同じMIDIデータを抽出する。そして、提示部302は、そのMIDIデータに相当する楽曲を歌唱推奨楽曲として提示する。この例では、特定の情報(キー)が同じかどうかでMIDIデータを抽出しているが、たとえば、全ての情報のうち、少なくとも一つが同じMIDIデータを抽出するとしてもよい。類似する楽曲データとは、このように、MIDIデータに含まれる情報の少なくとも一つが一致するデータである(同じ楽曲で無い限り、全ての情報が一致することはない)。
なお、たとえば、キーのみが同じMIDIデータのように、一つの情報が一致する楽曲は複数存在すると考えられる。従って、抽出された全ての楽曲を提示してしまうと歌唱推奨楽曲が膨大になる可能性がありうる。そこで、提示部302は、情報が一致するMIDIデータが複数ある場合、一致する情報の数が所定数以上のMIDIデータに相当する楽曲のみを歌唱推奨楽曲として提示することでもよい。
たとえば、提示部302は、楽曲AのMIDIデータに含まれる情報のうち、一致する情報の数が5つ(所定数の一例。たとえば、(1)キー、(3)BPM、(4)コード進行、(6)音域、(8)拍子)以上のMIDIデータを抽出し、そのMIDIデータに相当する楽曲のみを歌唱推奨楽曲として提示することもできる。或いは、提示部302は、一致する情報が5つのMIDIデータが1件、3つのMIDIデータが2件、2つのMIDIデータが1件、1つのMIDIデータが1件、抽出された場合、そのうち、上位3つのMIDIデータ(すなわち、一致する情報が5つのMIDIデータ及び、3つのMIDIデータ)に相当する楽曲のみを歌唱推奨楽曲として提示できる。この場合、所定数は、「上位3つ」という閾値となる。
一方、提示部302は、判定部301により他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上あると判定された場合、他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲のうち少なくとも一つを前記歌唱推奨楽曲として提示する。
他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、選択した楽曲については、様々な歌唱者により歌唱されている。このような場合、他の歌唱者の歌唱履歴から歌唱推奨楽曲を提示することも可能である。従って、提示部302は、サーバ2の記憶部22(またはカラオケ装置3の記憶部30b)に記憶されている他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲の中から、少なくとも一つの楽曲を抽出し、歌唱推奨楽曲として提示する。
たとえば、楽曲Aの歌唱履歴を含む他の歌唱者の歌唱履歴H1〜H5が記憶部22に記憶されていたとする。また、歌唱履歴H1には、楽曲A以外に楽曲B、C、Dが含まれ、歌唱履歴H2には、楽曲A以外に楽曲B、E、Fが含まれ、歌唱履歴H3には、楽曲A以外に楽曲B、F、Gが含まれ、歌唱履歴H4には、楽曲A以外に楽曲B、C、Eが含まれ、歌唱履歴H5には、楽曲A以外に楽曲B、E、Gが含まれているとする。
この場合、提示部302は、他の歌唱者の歌唱履歴H1〜H5に含まれる他の楽曲B〜Gを抽出し、そのうちの少なくとも一つの楽曲を歌唱推奨楽曲として提示する。
なお、一般的には、他の歌唱者の歌唱履歴が増えれば増えるほど他の楽曲の数も増える傾向にある。従って、抽出された全ての他の楽曲を提示してしまうと歌唱推奨楽曲が膨大になる可能性がありうる。そこで、提示部302は、他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、他の歌唱者履歴に含まれる他の楽曲のうち、所定回数以上歌唱されている楽曲を歌唱推奨楽曲として提示することも可能である。たとえば、上記例において、提示部302は、3回以上(所定回数の一例)歌唱されている楽曲B及びEを歌唱推奨楽曲として提示する。或いは、提示部302は、全ての歌唱者履歴に含まれる楽曲のみ(上記の例では楽曲B)を歌唱推奨楽曲として提示することでもよい。
また、提示部302は、他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲のうち、選択した楽曲の楽曲データと類似する楽曲データに相当する楽曲を歌唱推奨楽曲として提示することでもよい。たとえば、上記例において、提示部302は、楽曲AのMIDIデータと楽曲B〜GのMIDIデータとを比較する。そして、提示部302は、MIDIデータに含まれる情報の少なくとも一つが一致する楽曲のみを歌唱推奨楽曲として提示することも可能である。
歌唱推奨楽曲の提示は、たとえば、楽曲ID及び楽曲名を表示装置33やリモコン装置35のディスプレイ上に表示することにより行うことができる。その際、「楽曲Aを歌唱した人は以下の楽曲も歌唱しています」(他の歌唱履歴が所定数以上ある場合)、「楽曲Aを歌った方にはこちらもお勧めです」(他の歌唱履歴が所定数より少ない場合)といったメッセージを併せて表示してもよい。これらのメッセージは、たとえば、記憶部30bに予め記憶されている。
記憶部30bは、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶部30bは、サーバ2の記憶部22と同様のデータ、たとえばカラオケ装置3によりカラオケ演奏を行うための楽曲データや歌詞テロップデータ、及び背景画像データを記憶する。カラオケ装置3が楽曲データに基づいて楽曲を演奏することにより、歌唱者はカラオケの歌唱が可能となる。
通信部30cは、装置本体30とサーバ2とを接続するためのインターフェースを提供する。
(音響処理装置、スピーカ、マイク、リモコン装置)
音響処理装置31は、カラオケ楽曲の演奏処理、及びマイク34を通じて入力された音声信号の処理を行う。スピーカ32は音響処理装置31からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置33は装置本体30からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク34は歌唱者の音声をアナログの音声信号に変換して音響処理装置31に入力するための構成である。リモコン装置35は、カラオケ装置3に対する各種操作をおこなうための装置である。歌唱者はリモコン装置35を用いてカラオケ装置3の起動、楽曲の選択等を行うことができる。
==カラオケシステムの動作について==
次に、図5を参照して本実施形態に係るカラオケシステム1の動作の具体例について述べる。図5は、カラオケシステム1の動作例を示すフローチャートである。
歌唱者Xが楽曲Aを選択した場合、判定部301は、楽曲Aについて他の歌唱者の歌唱履歴が記憶されているかをサーバ2に問い合わせる(歌唱履歴の問い合わせ。ステップ10)。
サーバ2は、記憶部22に記憶されている他の歌唱者の歌唱履歴から楽曲Aが含まれる歌唱履歴を検索し、カラオケ装置3に送信する(歌唱履歴の送信。ステップ11)。
判定部301は、ステップ11で送信された他の歌唱者の歌唱履歴の数が所定数以上あるかを判定する(歌唱履歴の数を判定。ステップ12)。
所定数以上ある場合(ステップ13でYの場合)、提示部302は、他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲の中から、少なくとも一つの楽曲を抽出し、歌唱推奨楽曲として提示する(歌唱履歴に基づく歌唱推奨楽曲の提示。ステップ14)。
一方、所定数より少ない場合(ステップ13でNの場合)、提示部302は、選択した楽曲の楽曲データと類似する楽曲データに相当する楽曲を歌唱推奨楽曲として提示する(楽曲データに基づく歌唱推奨楽曲の提示。ステップ15)。
このように、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、選択した楽曲について他の歌唱者の歌唱履歴が無い(或いは少ない)場合であっても、楽曲データ(MIDIデータ)を利用することで、選択した楽曲と類似する楽曲を抽出することができる。すなわち、本実施形態に係るカラオケシステム1は、他の歌唱履歴が存在しない楽曲が選択された場合であっても歌唱推奨楽曲を提示することが可能となる。一方、選択した楽曲について他の歌唱者の歌唱履歴が十分にある場合、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲を歌唱推奨楽曲として提示することが可能となる。
<その他>
上記実施形態においては、楽曲を抽出する際に、MIDIデータに含まれる情報同士をそのまま比較する例について述べたが楽曲の抽出はこれに限られない。
たとえば、提示部302は、選択された楽曲が「ヨナ抜き音階」で作曲された楽曲の場合、他の楽曲のMIDIデータから「ヨナ抜き音階」の楽曲を特定し、歌唱推奨楽曲として提示することもできる。「ヨナ抜き音階」とは、日本固有の五音音階のことである。たとえば、キーがCMajorのとき、メロディラインに主音(C)から四つ目の音(F)と七つ目の音(B)が出てこないような音階をいう。
具体的には、提示部302は、他の楽曲それぞれについて、MIDIデータに含まれるキーから主音を特定する。そして、提示部302は、MIDIデータに含まれるコード進行に基づき、主音に対してコード進行中に四度と七度があるかどうかを確認することにより、「ヨナ抜き音階」に相当するMIDIデータを抽出する。提示部302は、抽出されたMIDIデータに相当する楽曲(「ヨナ抜き音階」で作曲された楽曲)を歌唱推奨楽曲として提示する。
また、上記実施形態は、サーバ2が歌唱履歴等を記憶し、カラオケ装置3がその歌唱履歴を利用する例について述べたがこれに限られない。カラオケ装置3(記憶部30b)が歌唱履歴の記憶等を行う構成とすることも可能である。この場合、カラオケ装置3が本発明における「カラオケシステム」に相当する。また、実施形態では、カラオケ装置3に判定部301が備えられており、サーバ2から送信されてくる歌唱履歴の数を判定部301が判断して楽曲の抽出を行っているが、判定部301をサーバ2に備えさせることも可能である。すなわち、歌唱履歴の数の判断、及び楽曲の抽出をサーバ2で行い、その結果だけをカラオケ装置3に送信してもよい。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケシステム
2 サーバ
3 カラオケ装置
301 判定部
302 提示部

Claims (5)

  1. 歌唱者が選択した楽曲以外の他の楽曲を歌唱推奨楽曲として提示するカラオケシステムにおいて、
    前記選択した楽曲について、他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上あるかを判定する判定部と、
    前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数より少ない場合、前記選択した楽曲の楽曲データと類似する楽曲データに相当する楽曲を前記歌唱推奨楽曲として提示し、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、前記他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲のうち少なくとも一つを前記歌唱推奨楽曲として提示する提示部と、
    を有することを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記楽曲データは、複数の情報を含むMIDIデータであり、
    前記提示部は、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数より少ない場合、前記選択した楽曲のMIDIデータに含まれる情報のうち少なくとも一つが一致するMIDIデータに相当する楽曲を前記歌唱推奨楽曲として提示することを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。
  3. 前記提示部は、前記情報が一致するMIDIデータが複数ある場合、一致する情報の数が所定数以上のMIDIデータに相当する楽曲のみを前記歌唱推奨楽曲として提示することを特徴とする請求項2記載のカラオケシステム。
  4. 前記提示部は、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、前記他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲のうち、所定回数以上歌唱されている楽曲を前記歌唱推奨楽曲として提示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケシステム。
  5. 前記提示部は、前記他の歌唱者の歌唱履歴が所定数以上ある場合、前記他の歌唱者の歌唱履歴に含まれる他の楽曲のうち、前記選択した楽曲の楽曲データと類似する楽曲データに相当する楽曲を前記歌唱推奨楽曲として提示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケシステム。
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