JP2017173356A - 光源装置及び投写型表示装置 - Google Patents

光源装置及び投写型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数の増大を抑制しつつ複数の光源光を合成できる光源装置及び該光源装置を備えた投写型表示装置を提供する。【解決手段】光源装置1は、ピーク波長が同一のレーザー光をそれぞれ出力する複数の光源から成る第1の光源群1a及び第2の光源群1bと、第1の光源群1aから出力されたレーザー光を反射して光路を変更する第1の反射ミラーM1と、第2の光源群1bから出力されたレーザー光を第1の反射ミラーM1で反射された第1の光源群1aから出力された光と同じ方向へ反射し、第1の反射ミラーM1で反射された第1の光源群1aから出力されたレーザー光を透過させることで、第1の光源群1aから出力されたレーザー光と第2の光源群1bから出力されたレーザー光とを合成するストライプ状ミラーS−Mとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は光源装置及び該光源装置を備える投写型表示装置に関する。
カラー映像を投写する投写型表示装置(プロジェクター)では、高速に回転するカラーホイールやフィリップスプリズム等を用いて光源から出力された白色光を赤、緑、青の三原色の色光に分離し、分離された各色光をそれぞれ映像信号にしたがって光変調することでカラー映像を形成する方式が知られている。光変調に用いる映像形成素子には、液晶パネルやDMD(Digital Micro-mirror Device:登録商標)等が用いられる。
上述した投写型表示装置では、従来、高輝度な放電ランプ等を光源に用いる構成が主流であった。しかしながら、近年は光源の長寿命化や低消費電力化等を実現するため、LD(Laser Diode:レーザーダイオード)やLED(Light Emitting Diode)等の半導体素子を光源に用いた投写型表示装置が開発されている。
光源としてLEDやLDを用いる場合、該LEDやLDは、通常、単一波長光しか出力できない。そのため、光源から出力された所定の色光を励起光として蛍光体に照射し、該光源から直接得られない色光をそれぞれ蛍光体で発光させる構成がある。例えば、青色のレーザー光を発光する青色LDを光源に用いる場合、蛍光体で赤色光や緑色光を発光させる。
なお、蛍光体は、発光する色光によって(蛍光体の種類によって)発光効率が異なるため、蛍光体の種類を減らすことで蛍光体の発光効率の差異による影響を低減した構成もある。例えば、青色のレーザー光を励起光に用いて赤色光及び緑色光を生成する場合、赤色光と緑色光とを個別の蛍光体で発光させるのはなく、赤色と緑色の成分を含む黄色光を発光する蛍光体を用いる。以下では、光源や蛍光体等を備えた、映像の投写に必要な白色光を出力する装置を「光源装置」と称す。
上述した光源にLDを用いる構成において、光源装置から高輝度な光を出力させるには、LDの数を増やして光出力(光パワー)を大きくする必要がある。しかしながら、LD数を増やすと多数のLDから成る光源群が大きくなり、LD数に比例して光源群から出力される光束の断面積も大きくなる。したがって、各LDから出力されるレーザー光の光路上に配置する光学部品(レンズやミラー等)も大きくなり、該光学部品や光源群を含む光源装置も大きくなってしまう。
そこで、多数のLDを備えることで高光出力を実現すると共に、各LDから出力されるレーザー光の合成後の光束の断面積を小さくして、光源装置が大きくなるのを抑制した構成が特許文献1で提案されている。
特開2012−230403号公報
上述した特許文献1に記載された構成では、格子状に配置された多数のLDから出力されるレーザー光を、該格子の各行及び各列に対応して配置された複数の反射ミラーでそれぞれ反射させて合成する。このとき、反射光の行間隔及び列間隔がそれぞれ狭くなるように各反射ミラーを配置することで、各LDから出力されるレーザー光を合成した合成光の光束の断面積を小さくしている。
しかしながら、特許文献1に記載された構成では、光源装置のさらなる高光出力を実現するためにLD数を増やすと、該LD数に比例して反射ミラー数も増えてしまう。その場合、光源装置に大量の光学部品(反射ミラー)が必要となり、それらを固定するための機構も必要になるため、部品数が大幅に増大する。部品数の増大は、光源装置の小型化の障害となり、また製品寿命の短縮化も招くため、好ましくない。
本発明は上述したような背景技術が有する課題を解決するためになされたものであり、部品点数の増大を抑制しつつ複数の光源光を合成できる光源装置及び該光源装置を備えた投写型表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の光源装置は、ピーク波長が同一のレーザー光をそれぞれ出力する複数の光源から成る第1の光源群及び第2の光源群と、
前記第1の光源群から出力されたレーザー光を反射して光路を変更する第1の反射ミラーと、
前記第2の光源群から出力されたレーザー光を前記第1の反射ミラーで反射された前記第1の光源群から出力されたレーザー光と同じ方向へ反射し、前記第1の反射ミラーで反射された前記第1の光源群から出力されたレーザー光を透過させることで、前記第1の光源群から出力されたレーザー光と前記第2の光源群から出力されたレーザー光とを合成するストライプ状ミラーと、
を有する。
一方、本発明の投写型表示装置は、上記光源装置と、
前記光源装置から出力された白色光を色分離する色分離手段と、
前記色分離手段で色分離された各色光を映像信号にしたがって光変調することでカラー映像が形成する映像形成素子と、
前記映像形成素子で光変調された各色光を合成して投写する投写光学系と、
を有する。
本発明によれば、部品点数の増大を抑制しつつ複数の光源光を合成できる光源装置が得られる。
本発明の光源装置の一構成例を示す模式図である。 図1に示したストライプ状ミラーの小型化を実現する第2の光源群の一構成例を示す模式図である。 図2に示した反射ミラーに対するレーザー光の入射形状の一例を示す模式図である。 図1に示したストライプ状ミラーに対する各レーザー光の入射光の配置例を示す模式図である。 本発明の光源装置の変形例を示す模式図である。
次に本発明について図面を用いて説明する。
図1は本発明の光源装置の一構成例を示す模式図である。
図1は、投写型表示装置が備える光源装置の一例を示している。本発明の光源装置は、図1に示す構成に限定されるものではなく、複数の光源(LD等)から出力された光を合成して出力する構成であれば、どのような構成にも適用可能である。
図1に示す光源装置1は、第1の光源群1a、第2の光源群1b、第3の光源群1c、反射ミラーM1、ストライプ状ミラーS−M、レンズL1〜L9、拡散板D1及びD2、ダイクロイックミラーDM1及びDM2、蛍光体ホイールYP、並びにライトトンネルLT1及びLT2を備える。
図1に示す光源装置1は、黄色光と青色光とを合成して白色光を生成する構成であり、青色光には青色LDから出力される青色レーザー光を用い、黄色光は青色LDから出力された青色レーザー光を励起光に用いて蛍光体で発光させる。図1に示す第1の光源群1a及び第2の光源群1bは、黄色光の生成に用いる光源群であり、第3の光源群1cは青色光の生成に用いる光源群である。
第1の光源群1a、第2の光源群1b及び第3の光源群1cは、青色の波長域にピーク波長を有する青色レーザー光を出力する、格子状に配置された複数の青色LDを備えている。ここでは、第1の光源群1a及び第2の光源群1bが備える複数の青色LDをそれぞれ青色LD−Eと称し、第3の光源群1cが備える複数の青色LDをそれぞれ青色LD−Bと称す。第1の光源群1a、第2の光源群1b及び第3の光源群1cが備える各青色LD−Bから出力される青色レーザー光のピーク波長は、同一でもよく、異なっていてもよい。
反射ミラーM1(第1の反射ミラー)は、第1の光源群1aが備える複数の青色LD−Eから出力された各青色レーザー光をレンズL1の方向へ反射する(レンズL1の方向へ光路を変更する)。
ストライプ状ミラーS−Mは、青色レーザー光を透過させる複数の透過面と青色レーザー光を反射する複数の反射面とが交互に配置された構成である。ストライプ状ミラーS−Mは、第2の光源群1bが備える複数の青色LD−Eから出力された青色レーザー光をレンズL1の方向へ反射し、反射ミラーM1で反射された青色レーザー光を透過させることで、第1の光源群1aと第2の光源群1bから出力された各青色レーザー光を合成する。
レンズL1は、ストライプ状ミラーS−Mから出力された青色レーザー光をライトトンネルLT1の入射開口部で集光する。レンズL1とライトトンネルLT1との間の光路上には拡散板D1が配置され、該拡散板D1はレンズL1から入射された青色レーザー光を拡散して透過させる。
ライトトンネルLT1は、入射された青色レーザー光を内部で繰り返し全反射させることで照度分布が均一となるようにして出力する。出射光の照度分布を均一にするには、ライトトンネルに代えて、内部が中空のガラスロッドから成る周知のロッドインテグレータを用いてもよい。
ライトトンネルLT1から出力された光は、レンズL2により拡大されてダイクロイックミラーDM1に照射される。
ダイクロイックミラーDM1は、黄色光を透過させ、青色光を反射する特性を有し、レンズL2からダイクロイックミラーDM1に照射された青色レーザー光は蛍光体ホイールYPの方向へ反射される。
ダイクロイックミラーDM1と蛍光体ホイールYPの間の光路上にはレンズL3、L4及びL5が配置され、該レンズL3、L4及びL5によりダイクロイックミラーDM1で反射した青色レーザー光が蛍光体ホイールYP上に集光される。
蛍光体ホイールYP上には、青色レーザー光を励起光に発光する蛍光体がリング状に設けられ、該蛍光体は青色レーザー光が照射されると黄色光を発光する。蛍光体ホイールYPは、モータを含む駆動部により回転することで、リング状に設けられた蛍光体に青色レーザー光が分散して照射される。
蛍光体ホイールYPで発光された黄色光は、レンズL5、L4及びL3を通過して平行光束に変換されてダイクロイックミラーDM1へ入射され、ダイクロイックミラーDM1を透過してレンズL6によりダイクロイックミラーDM2に照射される。
一方、第3の光源群1cが備える複数の青色LD−Bから出力された青色レーザー光は、それぞれに対応して設けられたコリメータレンズCL−Bで平行光束に変換されてレンズL8に入射される。
コリメータレンズCL−Bで平行光束に変換されたレーザー光は、光の広がりが非常に少ない直進性が高い光である。一方、蛍光体で発光された黄色光は拡散光であるため、白色光の合成に用いる青色光と黄色光とは放射角度特性が異なる。そこで、図1に示す光源装置1では、レンズL8に入射された青色レーザー光を、該レンズL8により拡散板D2上で集光させ、拡散板D2により入射された青色レーザー光を拡散して透過させる。拡散板D2を透過した拡散後の青色レーザー光は、レンズL9により拡大されてダイクロイックミラーDM2へ照射される。
ダイクロイックミラーDM2は、黄色光を透過し、青色光を反射する特性を有し、レンズL6から照射された黄色光と、レンズL9から照射された青色レーザー光とを合成した白色光をレンズL7の方向へ出力する。
レンズL7は、入射された白色光をライトトンネルLT2の入射開口部で集光する。ライトトンネルLT2は、入射された白色光を繰り返し全反射させることで照度分布が均一となるようにして出力する。
ライトトンネルLT2から出力された白色光は、例えば高速に回転するカラーホイールあるいはフィリップスプリズム等の色分離手段(不図示)によって赤、緑、青の色光に分離され、分離された色光毎に、映像信号にしたがって映像形成素子(不図示)により光変調することでカラー映像が形成される。映像形成素子で光変調された各色光は不図示の投写光学系により合成されて壁やスクリーン等に投写される。
このような構成において、本発明では図1に示したストライプ状ミラーS−Mを用いて第1の光源群1a及び第2の光源群1bから出力された光(ここでは青色レーザー光)を合成して高出力の光束を生成する。
上述したようにストライプ状ミラーS−Mは、複数の透過面と反射面とが交互に配置された構成であり、第1の光源群1a、第2の光源群1b、反射ミラーM1及びストライプ状ミラーS−Mは、第1の光源群1aから出力され反射ミラーM1で反射された光がストライプ状ミラーS−Mの透過面に照射され、第2の光源群1bから出力された光がストライプ状ミラーS−Mの反射面に照射されるように配置されている。例えば、第1の光源群1aは、反射ミラーM1の方向へ青色レーザー光を出力するように配置され、第2の光源群1bは、ストライプ状ミラーS−Mの方向へ青色レーザー光を出力するように配置される。第1の光源群1a及び第2の光源群1bが備える各青色LD−Eは、例えば複数の透過面及び反射面と同じ間隔で配置される。また、第1の光源群1a及び第2の光源群1bの各青色LD−Eは、それぞれが出力する青色レーザー光の光軸がストライプ状ミラーの反射面及び透過面の配列方向に対して一列毎に交互に位置するように配置される。
このようなストライプ状ミラーS−Mを用いて第1の光源群1a及び第2の光源群1bから出力された青色レーザー光を合成することで、少ない部品数でも多数の光源から出力された光を合成できる。
また、本発明では、ストライプ状ミラーS−Mを小型化するための構成を提案する。具体的な構成を図2〜図4を用いて説明する。
図2は図1に示したストライプ状ミラーの小型化を実現する第2の光源群の一構成例を示す模式図であり、図3は図2に示した反射ミラーに対するレーザー光の入射形状の一例を示す模式図である。図4は、図1に示したストライプ状ミラーに対する各レーザー光の入射光の配置例を示す模式図である。図4の右図はストライプ状ミラーS−MのX方向及びY方向を定義した正面図であり、図4の左図はストライプ状ミラーS−Mが備える透過面及び反射面に対するレーザー光の入射配列の一例を示している。図2及び図4で示すように、ストライプ状ミラーS−MのY方向とは繰り返し配置される透過面及び反射面の配列方向であり、X方向とは該Y方向と直交する方向である。
図2に示す構成において、第2の光源群1bは、複数の青色LD−Eが各々の発光面で平面を形成するように格子状に配列され、各青色LD−EにそれぞれコリメータレンズCL−Eが取り付けられている。コリメータレンズCL−Eは、青色LD−Eから出力された青色レーザー光を平行光束に変換する。
コリメータレンズCL−Eから出力された複数の青色レーザー光は、格子状に配列された青色LD−Eの行または列毎に対応して設けられた、複数の反射ミラーM2から成る反射ミラー群MGによってストライプ状ミラーS−Mの方向へ反射される。
コリメータレンズCL−E及び反射ミラー群MGは、図1に示した第1の光源群1aにも設けられ、第1の光源群1aから出力された複数の青色レーザー光は、反射ミラー群MGによって反射ミラーM1の方向へ反射される。
反射ミラー群MGの各反射ミラーM2は、ストライプ状ミラーS−MのX方向における各青色レーザー光の入射間隔が狭くなるように配置される。例えば、各反射ミラーM2の反射角度を順次変化させて反射方向を調整することでストライプ状ミラーS−Mに対する各青色レーザー光の入射間隔を狭くする。
同様に、第1の光源群1aに設けた反射ミラー群MGの各反射ミラーM2も、反射ミラーM1を介してストライプ状ミラーS−Mに対して入射される、ストライプ状ミラーS−MのX方向における各青色レーザー光の入射間隔が狭くなるように配置される。
このように第1の光源群1a及び第2の光源群1bにそれぞれ反射ミラー群MGを設けることで、ストライプ状ミラーS−MのX方向における各青色レーザー光の入射間隔を狭くできる。そのため、ストライプ状ミラーS−MのX方向の幅を狭く形成できる。
また、本発明では、図3に示す各青色LD−Eから出力される青色レーザー光の形状を利用して、ストライプ状ミラーS−MのY方向の幅を狭く形成する。
図3に示すように、各青色LD−Eから出力される青色レーザー光は、長軸及び短軸を有する断面が楕円状の光束であり、コリメータレンズCL−Eで平行光束に変換された青色レーザー光も、断面が楕円状のまま反射ミラー群MGへ入射される。
図3に示すように、反射ミラーM2には、例えば楕円状の光束の長軸がY方向(短手方向)と一致し、光束の短軸がX方向(長手方向)と一致するように各青色レーザー光が入射される。また、反射ミラーM2には、光軸が反射ミラーM2のY方向の略中心に位置し、間隔が略均等となるように各青色レーザー光が入射される。
ここで、本発明では、図4に示すように、各青色レーザー光における楕円状の短軸がストライプ状ミラーS−MのX方向と一致するように、すなわちストライプ状ミラーS−Mの透過面及び反射面の配列方向の幅に各青色レーザー光の短軸がそれぞれ納まるように、第1の光源群1a及び第2の光源群1b、反射ミラーM1、反射ミラー群M2、並びにストライプ状ミラーS−Mを配置する。この場合、図4で示すように、ストライプ状ミラーS−MのY方向の幅を狭く形成できる。
本発明によれば、ストライプ状ミラーS−Mを備えることで、高出力を実現するために多数の光源を必要とする場合でも、該多数の光源から出力された光束を少ない部品数で合成できる。
また、第1の光源群1a及び第2の光源群1bに反射ミラー群M2をそれぞれ備えることでストライプ状ミラーS−MのX方向の幅を狭くすることが可能であり、断面が楕円状の青色レーザー光の短軸がストライプ状ミラーS−MのY方向と一致するように第1の光源群1a及び第2の光源群1b、反射ミラーM1、並びにストライプ状ミラーS−M等を配置することで、ストライプ状ミラーS−MのY方向の幅を狭くできる。この場合、ストライプ状ミラーS−Mのサイズ(表面積)を小さくできるため、第1の光源群1a及び第2の光源群1bから出力された複数の青色レーザー光を、よりコンパクトに、かつ効率よく合成できる。
なお、上記説明では、青色レーザー光を励起光に蛍光体で黄色光を生成する構成例を示したが、蛍光体は、赤色光を発光する赤色蛍光体と緑色光を発光する緑色蛍光体とを備えていてもよい。その場合、例えば図1に示した蛍光体ホイールYPに赤色蛍光体及び緑色蛍光体を配置し、赤色光及び緑色光を順次発光させればよい。
また、上記説明では、高光出力が得られる光源装置として、青色レーザー光を励起光に蛍光体を用いて黄色光を生成する構成例を示したが、高光出力が得られる光源装置には、赤、青、緑の各レーザー光をそれぞれ生成し、それらを合成して白色光を得る構成もある。本発明は、そのような赤、青、緑の光を合成する構成でも、同じ色光を生成する複数の光源から出力される光の合成に適用可能である。
さらに、上記説明では、2つの光源群(第1の光源群1a及び第2の光源群1b)から出力された青色レーザー光を合成する例を示したが、合成する光源群の数は2つに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、光源装置は、3つの光源群から出力されたレーザー光を合成する構成でもよい。
図5は、本発明の光源装置の変形例を示す模式図である。
図5に示す光源装置は、図1に示した光源装置1と同様に、第1の光源群から出力されたレーザー光を反射ミラーM11で反射させ、第2の光源群から出力されたレーザー光をストライプ状ミラーS−Mで反射させ、さらに第3の光源群から出力されたレーザー光を反射ミラーM12で反射させる構成である。この場合、レンズL11には、ストライプ状ミラーS−Mで合成された第1の光源群から出力されたレーザー光及び第2の光源群から出力されたレーザー光、並びに第3の光源群から出力されたレーザー光がそれぞれ入射される。
また、光源装置は、4つの光源群から出力されたレーザー光を合成する構成としてもよい。その場合、図5に示した反射ミラーM12に代えてストライプ状ミラーS−Mを配置し、該ストライプ状ミラーS−Mを透過するレーザー光を生成する第4の光源群及び反射ミラーを、第1の光源群及び反射ミラーM11と対向する位置に配置すればよい。本発明の光源装置は、図1に示した第1の光源群及び第2の光源群の出力光を合成する構成(第1の光源群、第2の光源群、反射ミラー及びストライプ状ミラー)を複数備えていてもよい。
1a 第1の光源群
1b 第2の光源群
1c 第3の光源群
CL−B、CL−E コリメータレンズ
D1、D2 拡散板
DM1、DM2 ダイクロイックミラー
L1〜L9、L11 レンズ
LD、LD−B、LD−E 青色レーザーダイオード
LT1、LT2 ライトトンネル
M1、M2、M11、M12 反射ミラー
MG 反射ミラー群
S−M ストライプ状ミラー
YP 蛍光体ホイール

Claims (5)

  1. ピーク波長が同一のレーザー光をそれぞれ出力する複数の光源から成る第1の光源群及び第2の光源群と、
    前記第1の光源群から出力されたレーザー光を反射して光路を変更する第1の反射ミラーと、
    前記第2の光源群から出力されたレーザー光を前記第1の反射ミラーで反射された前記第1の光源群から出力されたレーザー光と同じ方向へ反射し、前記第1の反射ミラーで反射された前記第1の光源群から出力されたレーザー光を透過させることで、前記第1の光源群から出力されたレーザー光と前記第2の光源群から出力されたレーザー光とを合成するストライプ状ミラーと、
    を有する光源装置。
  2. 請求項1に記載の光源装置において、
    前記ストライプ状ミラーは、前記レーザー光を透過させる複数の透過面と、前記レーザー光を反射する複数の反射面とが交互に配置され、
    前記第1の光源群から出力されたレーザー光が前記透過面に照射され、前記第2の光源群から出力されたレーザー光が前記反射面に照射されるように、前記第1の光源群、前記第2の光源群、前記第1の反射ミラー及び前記ストライプ状ミラーが配置された光源装置。
  3. 請求項1または2に記載の光源装置において、
    前記第1の光源群から出力されたレーザー光を前記第1の反射ミラーの方向へ反射する複数の第2の反射ミラーから成る第1の反射ミラー群と、
    前記第2の光源群から出力されたレーザー光を前記ストライプ状ミラーの方向へ反射する複数の第2の反射ミラーから成る第2の反射ミラー群と、
    をさらに有する光源装置。
  4. 請求項3に記載の光源装置において、
    前記第1の光源群及び第2の光源群から出力された複数のレーザー光は断面が楕円状であり、
    前記断面が楕円状から成る前記複数のレーザー光の短軸が、前記ストライプ状ミラーの透過面及び反射面の配列方向の幅にそれぞれ納まるように、前記第1の光源群、前記第1の反射ミラー群、前記第2の光源群、前記第2の反射ミラー群、前記第1の反射ミラー及び前記ストライプ状ミラーが配置された光源装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から出力された白色光を色分離する色分離手段と、
    前記色分離手段で色分離された各色光を映像信号にしたがって光変調することでカラー映像が形成する映像形成素子と、
    前記映像形成素子で光変調された各色光を合成して投写する投写光学系と、
    を有する投写型表示装置。
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